JPS6119674Y2 - - Google Patents

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JPS6119674Y2
JPS6119674Y2 JP10099583U JP10099583U JPS6119674Y2 JP S6119674 Y2 JPS6119674 Y2 JP S6119674Y2 JP 10099583 U JP10099583 U JP 10099583U JP 10099583 U JP10099583 U JP 10099583U JP S6119674 Y2 JPS6119674 Y2 JP S6119674Y2
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JP
Japan
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lid
container
inner container
heating element
food
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JP10099583U
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JPS607778U (ja
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は営業用及び一般家庭用の燻製品に関す
る。
室内で燻製食品を作るには、燻煙が燻製器外
(室内)に漏れないように、又、燻煙の量が最小
限度ですむように、燻製器は、密閉度の高い容器
でなければならない。しかし同時に食品がある程
度乾燥した方がよい場合が多い。又燻製にする食
品は動物性蛋白質のものが殆んどであるから、蛋
白質の凝固しない温度(60℃以内)で乾燥しなけ
ればならない。この為、燻製器には密閉した容器
内で比較的低温での乾燥が必要である。
〈目 的〉 そこで、本考案は、燻製時に食品から発生する
水蒸気を食品に悪影響を及ぼさぬよう急速に結露
させしかも器内を最適温度湿度に保つことにより
良質の乾燥食品を得ることができる燻製器の提供
を目的としている。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、燻製器は上部開口1を有する外容器2と、
該外容器の内側に位置する上方開放形内容器10
と、前記上部開口1の口縁1aに着脱自在に密閉
装着された蓋3と、前記内容器10の底部孔10
bの下方に配設された発熱体4と、該発熱体4の
上部に近接して配設された燻煙用チツプ皿5と、
前記内容器10内でチツプ皿5の上側に取出し自
在に設けられた食品収容籠6と、前記蓋3の外周
縁3aに沿つて設けられた露受皿7とからなり、
前記蓋3の本体内面はその外周縁3a側が下がる
ように傾斜した傾斜面3bに形成され、前記蓋3
の全外周縁3aに外周板3dが上向に突設され、
該外周板3dと蓋3の本体外面3eとで冷却水溜
Aが形成されたものである。
なお、本実施例において、蓋3は、透明ガラス
製で、内部が透視できるようにされ、かつ蓋本体
の全体形状は家屋根形とされ、前記外周板3dの
上部は内方に曲げて形成され、前記外周縁3aに
は結露滴下片3cが形成されかつシール材8が貼
着されている。そして、冷却水溜Aの底部には水
Cが注入され、蓋本体外面3eには濡布Bが張付
られ、その下端は水C中に挿入されている。前記
露受皿7の全体形状は平面視四角環形で、かつ断
面形状は凹形であり、その外周縁には外容器2の
上部開口1の口縁1aに対して着脱自在な係合片
7aが形成されている。外容器2の底部には図示
しない支片を介して底板9が固定され、その内部
には発熱量調節自在な60〜100Wの電気ヒータか
らなる発熱体4が設けられ、前記チツプ皿5の一
側部には把手5aが設けられ、その先部5bが外
容器2外面の出入孔2aから外方に突出されて、
チツプ皿5は出入孔2aから外容器2の外方へ取
出し可能とされている。また前記底板9には上方
開放形内容器10が着脱自在に載置されて、その
段部10aには多孔板11が係合され、該多孔板
11の中央部には遮熱板12が固定され、発熱体
4からの熱が多孔板11の中央部に集まることを
防いでいる。前記食品収容籠6は、前記多孔板1
1に載置されており、上下二段の網棚6a,6b
と、上部の把手6cとが形成されている。なお、
上段網棚6aの上下位置は調整自在である。13
は吊下用フツク、14は断熱材である。なお、図
示しないが、露受皿7の底部に導水管を接続し、
その栓付下端部を外容器2の外面に配置してもよ
い。
上記において、蓋3を外した状態で加工すべき
食品を載置した食品収容籠6を外容器2内に入
れ、蓋3を閉め、チツプ皿5に樫、桜等の樹脂分
の少い木材のチツプを入れてから、発熱体4に通
電してチツプを約200℃に加熱する。すると、チ
ツプは燃えずに発煙し、これが内容器10と蓋3
内部に充満し、食品を加工する。そして食品から
出た水蒸気は上昇し、蓋3の傾斜面3bに接す
る。この蓋3の本体は濡布Bの水分の蒸発熱によ
り冷されているので、前記水蒸気は急速に結露
し、その水滴は約30゜に傾斜している傾斜面3b
に沿つて外周縁3aの滴下片3cに達し、露受皿
7内に滴下し溜る。このように水蒸気は結露して
も、蓋3の傾斜面3bのために、食品上に滴下す
ることなしに露受皿7内に溜るので、極めて良質
な燻製品を得ることができる。
なお、第4図は蓋3の冷却水溜Aに冷水または
氷水Cが深く注入された例で、この場合は、濡布
は使用しなくても、濡布を使用した場合よりも冷
却効果はよい。
上記において、仮りに蓋3の本体を水冷しない
場合は、内容器10内は昇温が速く、脱水も速
く、上下の温度差が少いが、高温のため食品の煮
え、肉汁落ち、油抜け等のおそれがある。また多
湿のため食品が汗をかいた状態となる。
しかし、本考案では、冷却水溜Aの水Cにより
蓋3の本体が水冷されるので、結露が速く、水冷
しない場合に比して、内容器10内は低温低湿
(最適温度湿度)で時間はかかるが乾操の状態は
よく、食品の煮え、肉汁落ち、油抜け等はほとん
どなく、また多湿のために食品が汗をかくという
こともない。
〈効 果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案は、上部
開口1を有する外容器2と、該外容器の内側に位
置する上方開放型内容器10と、前記上部開口1
の口縁1aに着脱自在に密閉装着された蓋3と、
前記内容器10の底部孔10bの下方に配設され
た発熱体4と、該発熱体4の上部に近接して配設
された燻煙用チツプ皿5と、前記内容器10内で
チツプ皿5の上側に取出し自在に設けられた食品
収容籠6と、前記蓋3の外周縁3aに沿つて設け
られた露受皿7とからなり、前記蓋3の本体内面
はその外周縁3a側が下がるように傾斜した傾斜
面3bに形成され、前記蓋3の全外周縁に外周板
3dが上向に突設され、該外周板3dと蓋3の本
体外面3eとで冷却水溜Aが形成されたものであ
る。
したがつて、本考案においては、食品から出た
水蒸気は上昇し、蓋3の傾斜面3bに接する。こ
の蓋3は冷却水溜A内の水により冷されているの
で、水蒸気は急速に結露し、その水滴は傾斜面3
bに沿つて外周縁3aの滴下片3cに達し、露受
皿7内に滴下し溜る。すなわち、水蒸気は結露し
ても、蓋3の傾斜面3bのために、食品上に滴下
することなしに露受皿7内に溜る。このように、
本考案では、冷却水溜Aの水Cにより蓋3の本体
が水冷されるので、結露が速く、水冷しない場合
に比して、内容器10内は低温低湿(最適温度湿
度)で時間はかかるが乾燥の状態はよく、食品の
煮え、肉汁落ち、油抜け等はほとんどなく、また
多湿のために食品が汗をかくということもなく、
極めて良質な燻製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断正面図、第2図は
同要部の縦断側面図、第3図は同要部の平面図、
第4図は本考案の蓋の変形例である。 A:冷却水溜、1:上部開口、1a:口縁、
2:外容器、3:蓋、3a:外周縁、3b:傾斜
面、3d:外周板、4:発熱体、5:燻煙用チツ
プ皿、6:食品収容籠、7:露受皿、10:内容
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部開口を有する外容器と、該外容器の内側に
    位置する上方開放型内容器と、前記上部開口の口
    縁に着脱自在に密閉装着された蓋と、前記内容器
    の底部孔の下方に配設された発熱体と、該発熱体
    の上部に近接して配設された燻煙用チツプ皿と、
    前記内容器内でチツプ皿の上側に取出し自在に設
    けられた食品収容籠と、前記蓋の外周縁に沿つて
    設けられた露受皿とからなり、前記蓋の本体内面
    はその外周縁側が下がるように傾斜する傾斜面に
    形成され、前記蓋の全外周縁に外周板が上向に突
    設され、該外周板と蓋の本体外面とで冷却水溜が
    形成されたことを特徴とする燻製品。
JP10099583U 1983-06-28 1983-06-28 燻製器 Granted JPS607778U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10099583U JPS607778U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 燻製器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10099583U JPS607778U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 燻製器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS607778U JPS607778U (ja) 1985-01-19
JPS6119674Y2 true JPS6119674Y2 (ja) 1986-06-13

Family

ID=30238683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10099583U Granted JPS607778U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 燻製器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415295Y2 (ja) * 1986-07-07 1992-04-07

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Publication number Publication date
JPS607778U (ja) 1985-01-19

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