JPS61194748A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPS61194748A
JPS61194748A JP3431785A JP3431785A JPS61194748A JP S61194748 A JPS61194748 A JP S61194748A JP 3431785 A JP3431785 A JP 3431785A JP 3431785 A JP3431785 A JP 3431785A JP S61194748 A JPS61194748 A JP S61194748A
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JP
Japan
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polycrystalline silicon
etching
silicon layer
filling material
semiconductor substrate
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JP3431785A
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Yoshimichi Hirobe
広部 嘉道
Kazuo Nojiri
野尻 一男
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、半導体集積回路装置に関するものであり、特
に、半導体基板上の平担性を向上する技術に適用して有
効な技術に関するものである。
[背景技術] ダイナミックランダムアクセスメモリ(以下、DRAM
という)では、集積度を上げるために、容量素子を微細
化する必要があり、かつ容量素子の容量値を充分に大き
くする必要がある。そこで。
半導体基板の所定表面を深さ方向にエツチングして細孔
(L r c n c t+またはmoat)を形成し
、該細孔の内壁に絶縁膜を設け、さらに細孔内部に多結
晶シリコン層からなる埋め込み電極を設けることによっ
て1M子面積が小さく容量値の大きな細孔型容量素子を
形成する技術がある。この細孔型容量素子は、細孔内部
に設けた埋め込み電極に電源電位、例えば5[v]を印
加することによって、前記埋め込み電極と半導体基板と
の間に容量値を得るものである。このために、前記埋め
込み電極は、その一部を半導体基板上に設けかつ他の細
孔型容量素子の埋め込み電極と一体に形成して電源電位
の電源端子に接続しである。
この細孔型容量素子の上部にはワード線が延在して設け
られるので、前記埋め込み電極とワード線との間には絶
縁膜を設ける必要がある。すなわち、ワード線はその絶
縁膜の上に延在して設けられることになる。
本発明者が前記絶縁膜を検討した結果、M孔の上端部に
おける埋め込み電極とワード線との間の絶縁耐圧が低下
するという問題点を見出した。
次に、前記問題点の原因を述べる。
細孔型容量素子では、埋め込み電極となる多結晶シリコ
ン層を形成した後に、細孔内部に空胴が残るのを防止す
るために、細孔の内部を埋め込み材によって埋め込む必
要がある。この埋め込み材としては、段差部における被
着性の良好な多結晶シリコン層が用いられる。すなわち
、細孔の内部には、埋め込み電極となる第1の多結晶シ
リコン層と、埋め込み材となる第2の多結晶シリコン層
とが設けられる。埋め込み材は、細孔の内部にのみ設け
る必要があるので、半導体基板上の全面に第2の多結晶
シリコン層を形成した後に、半導体基板上の不要な第2
の多結晶シリコン層をエツチングして除去する必要があ
る。このエツチングによって、埋め込み電極がエツチン
グされるのを防止するために、第1の多結晶シリコン層
の表面には、酸化シリコン膜からなるエツチングストッ
パが設けられる。すなわち、第2の多結晶シリコン層は
、CVD技術等によって前記エツチングストッパの表面
に被着して成長するように形成される。
したがって、第2の多結晶シリコン層は、細孔の中央部
で接合するようにして、細孔を埋め込むことになる。こ
のため、第2の多結晶シリコン層には、細孔の深さ方向
の界面ができる。また、前記第2の多結晶シリコン層に
は、半導体基板上の不要な第2の多結晶シリコン層を除
去するエツチング工程の時間をできるだけ短縮するため
に、リン等の不純物が導入される。この不純物の導入は
、第2の多結晶シリコン層を形成した後に、熱拡散等に
よって導入するものである。ところが、前記のように、
細孔内部の多結晶シリコン層には、前記界面があるため
に不純物が速く拡散する。このため、前記エツチングに
おいて、細孔上端部の第2の多結晶シリコン層が特に速
くエツチングされてしまう。また、前記エツチングは、
半導体基板上に不要な第2の多結晶シリコン層が残るの
を防止するために、オーバエツチングを施す必要がある
。これらのことから、細孔の上端部には凹部が生じる。
この凹部の高底差は2000オングストローム(以下、
[A]と記述する)程度に達する。
一方、前記埋め込み電極とワード線とを絶縁するための
絶縁膜は、半導体基板上に設けられている埋め込み電極
、すなわち第1の多結晶シリコン層および埋め込み材で
ある第2の多結晶シリコン層の露出する上面を酸化して
形成するものである。
ところが、前記のように、細孔上端部に不要に凹部が形
成されたことから、絶縁膜にも同様の高底差を有する凹
部が生じる。さらに、前記絶縁膜は、凹部の底面、すな
わち埋め込み材の上端部を酸化して形成した第1の酸化
シリコン膜と、凹部の側面、すなわち埋め込み電極の側
面を酸化して形成した第2の酸化シリコン膜とからなる
ものである。
したがって、凹部の底の角部には、第1の酸化シリコン
膜と第2の酸化シリコン膜との界面、あるいはくびれを
生じることになる。この絶縁膜の界而あるいはくびれに
よって、前記絶縁膜の絶縁耐圧が低下するものである。
なお、Ia孔容量素子を用いたDRAMに関する技術は
1例えばInternajional 5olid −
5L、ate C1rcuit Confarence
 19g4年、DigesLof Technical
Papers、 5ect、ion X■、No 18
.6中に記載されている。
[発明の目的] 本発明の目的は、導電層間に設けられる眉間絶縁膜の絶
縁耐圧を向上することが可能な技術を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、半導体基板上の平担性を向上する
ことが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
ril!明の概要コ 本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、半導体基板の所定表面から深さ方向に延びる
細孔またはI溝と、該細孔または細溝の内部に設けられ
る埋め込み部材とを備えた半導体集積回路装置において
、前記埋め込み材にエツチング速度を調整した埋め込み
材を用いることにより、埋め込み材に界面が生じるのを
防止し、さらに半導体基板上の不要な埋め込み材をエツ
チングする際に、細孔または細溝内の埋め込み材がエツ
チングされないようにする。このことによって、細孔ま
たは細溝上端部に凹部が形成されるのを防止することが
できる。
以下、本発明の構成について、実施例とともに説明する
なお、実施例を説明するための全図において。
同一機能を有するものは同一符号を付け、そのくり返し
の説明は省略する。
なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、そのくり返しの説明は
省略する。
実施例は1本発明の製造方法をダイナミックランダムア
クセスメモリ(以下、DRAMという)の製造方法に適
用した一例について説明する。
[実施例コ 第1図乃至第6図は1本発明の製造方法を適用したDR
AMの製造工程におけるメモリセルの断面図である。
本実施例のDRAMの製造方法は、まず、第1図に示す
ように、p−型半導体基板1の所定の表面部にフィール
ド絶縁$2およびP+型チャネルストッパ領域3とを周
知の技術によって形成する。
次に、異方性のエツチングによって、半導体基板1はの
所定表面を深さ方向にエツチングして、細孔型容量素子
を構成するために用いる細孔(Il溝ともいう)4を形
成する。前記エツチング工程に用いるマスクは、図示し
ていないが、半導体基板1の表面を酸化して得られる酸
化シリコン膜と。
例えばCVD技術によって得られるシリコンナイトライ
ド膜と、レジスト膜とで構成する。次に。
細孔型容量素子の誘電体として用いられる絶縁膜5を細
孔4の内壁および半導体基板上の上面に形成する。この
絶縁膜5は、半導体基板1の表面を酸化して得られる酸
化シリコン膜と1例えばCVD技術によって得られるシ
リコンナイトライド膜と、該シリコンナイトライド膜を
酸化して得られる酸化シリコン膜とで構成する。
次に、第2図に示すように、細孔型容量素子の埋め込み
電極を形成するために、例えばCVD技術によって得ら
れる多結晶シリコン層6を細孔4の内壁を覆って半導体
基板1の上面に形成する。
この多結晶シリコン層6には、抵抗値を低減させるため
のn型不純物5例えばリンを熱拡散等によって導入する
。次に、多結晶シリコン層6の表面を酸化して得られる
酸化シリコン膜を用いてエツチングストッパ7を形成す
る。このエツチングストッパ7は、後に形成される埋め
込み材の多結晶シリコン層6上の不要な部分を除去する
エツチング工程中に、多結晶シリコン層6がエツチング
されるのを防止するために用い−るものである。しかし
1本実施例では、m孔4の内部を埋め込むための埋め造
材に多結晶シリコンM6とエツチング速度の異る埋め込
み材を用いるので、前記エツチングストッパ7は必ずし
も設ける必要はない。
次に、第3図に示すように、液状の二酸化シリコン(以
下、シリカという)からなる埋め込み材8をエツチング
ストッパ7の上部に塗布する。
埋め込み材8としては、例えばCVD技術によって得ら
れる多結晶シリコン層を用いる方法もあるが、埋め込み
材8として必要な膜厚までに前記多結晶シリコン層を成
長させるためには、長時間を要する。ところが、本実施
例では、シリカを塗布するだけであるので、前記多結晶
シリコン層を用いて細孔4の内部を埋め込むよりも極め
て短時間で埋め込み材8を形成することができる。
また、埋め込み材8として多結晶シリコン層を用いると
、この多結晶シリコン層には、エツチングストッパ7上
の不要な多結晶シリコン層を除去するエツチング工程の
時間を短縮するために、リン等の不純物を導入する必要
がある。この不純物は熱拡散によって導入する。ところ
が、シリカからなる埋め込み材8では、エツチング速度
を調整するだめの不純物を予じめそのシリカ中に含有し
ておくことができる。したがって、本実施例では。
埋め込み材8として前記CVD技術による多結晶シリコ
ン層を用いた場合において必要となる不純物の導入工程
を不要にすることができる。本実施例では、エツチング
速度を調整するための不純物としてリンまたはボロンを
前記シリカ中に含有させである。
次に、半導体基板1を加熱することによって、前記シリ
カからなる埋め込み材8を硬化させる。
この加熱工程は、具体的には、室温から除々に昇温して
800[’C]程度の熱を加える。
このとき、細孔4の内部の硬化した埋め込み材8(シリ
カ)に界面ができないこが重要である。
これは、液状のシリカを埋め込み材8として用いたこと
に起因している。
次に、第4図に示すように、エツチングストッパ7上の
不要な埋め込み材8を、例えばフッ酸系のエツチング液
を用いてエツチングする。このエツチング液による埋め
込み材8のエツチング速度は、埋め込み材8(シリカ)
中に含有させる不純物、すなわちリンまたはボロンの濃
度を調整することによって、自由に制御することができ
る。
第7図は1本発明者が実験したリンとボロンとを含むシ
リカのエツチング速度と、そのシリカ中のリンとボロン
の総重量に対するリンの重量(P20a /P20s 
+B203)との関係を示すグラフである。具体的には
、100[cc]中0゜5gのB2O3を含むシリカの
溶液と、100[cc]中0.2gのP2O6とを混合
したものを用いている。第8図は1本発明者が実験した
ボロンを含むシリカの溶液を硬化させたときのそのシリ
カのエツチング速度と、前記シリカ溶液100[ccコ
コ中ボロンの重量を示すグラフである。
なお、第7図横軸は、シリカ中のP2O5と82013
の総重量と、P20aの重量との比を示し、縦軸はその
シリカのエツチング速度を示している。
また、第8図の横軸は、シリカ100[ccl中におけ
るB2O3の重量を示し、縦軸は、そのシリカのエツチ
ング速度を示している。
なお、前記シリカは、液状の二酸化シリコンを800[
”C]程度の熱を加えることによって硬化させたもので
ある。また、エツチング液としては、HF:NH,F=
1 : 6のものを用いている。
第7図に示すように、シリカ中のP2O5が増加するに
従ってそのシリカのエツチング速度が速くなるのが解る
。第7図中のA点は、多結晶シリコン層を熱酸化して形
成した酸化シリコン膜のエツチング速度である。これら
のことから、前記シリカからなる埋め込み材8のエツチ
ング速度を多結晶シリコン層を酸化した酸化シリコン膜
のエツチング速度より遅くする必要があるときは、シリ
カ中のP2O5を充分に少くすればよいことが解る。
一方、第8図に示すように、前記シリカ中に、B2O3
のみを含ませることによって、そのシリカのエツチング
速度をさらに遅くすることができる。第8図のA点が多
結晶シリコン層を酸化して形成した酸化シリコン膜のエ
ツチング速度である。
エツチングストッパ7上の不要な埋め込み材8を除去す
る前記エツチング工程は、細孔4の周辺部のエツチング
ストッパ7の上面が露出する程度に行えばよい。埋め込
み材8のエツチング速度と、エツチングストッパ7のエ
ツチング速度との差を自由に制御することができるので
、前記エツチング工程によって細孔4の上端部の埋め込
み材8が不要にエツチングされるのを防止することがで
きる。したがって、細孔4の上部に凹部が生じることは
ないので、細孔4の上部を平担に形成することができる
なお、前記エツチング工程によって多結晶シリコン層6
の上の露出するエツチングストッパ7を除去しておくこ
ともできる。この場合には、前記エツチング工程中に多
結晶シリコン層6が不要にエツチングされるのを防止す
る必要がある。しかし、本実施例によれば、多結晶シリ
コン層6と埋め込み材8とのエツチング速度を同程度に
することも可能であるので、前記エツチング工程中に多
結晶シリコン層6がエツチングされるのを防止すること
ができる。
次に、第5図に示すように、主として、多結晶シリコン
層6の不要な部分を1例えば異方性のドライエツチング
によって選択的に除去して埋め込み電極9を形成する。
前記エツチング工程中に除去された多結晶シリコン層6
の上部のエツチングストッパ7も供に除去される。埋め
込み電極9を形成した後に、その表面を酸化して得られ
る酸化シリコン膜を用い、3000[A1程度の膜厚を
有する絶縁膜10を形成する。この絶縁膜10は、第6
図に示した多結晶シリコン層6の上面から1500[A
1程度の深さまでの部分を酸化することによって1倍の
膜厚を有する絶縁膜10となったものである。一方、埋
め込み材8の露出している上端部は酸化されないので1
体積が増加することはない。したがって、絶縁膜10の
上面と埋め込み材8との間に凹部が生じるが、この凹部
の高低差は、tsoo[A]程度である。ところが。
埋め込み材8として多結晶シリコン層を用いると、背影
技術で説明したように、半導体基板1上の不要な多結晶
シリコン層を除去する際に2000[A1程度の凹部が
生じる。また、この凹部は、埋め込み電極10および埋
め込み材8として多結晶シリコン層を用い、その多結晶
シリコン層の上面を酸化することによって絶縁膜10を
形成した後にも残る。このように、埋め込み材8として
シリカを用いると、絶縁膜10を形成した後に、細孔4
の上部に生じる凹部の高低差を低減することができる。
なお、本実施例で埋め込み材8として用いているシリカ
自体が絶縁物であることから、埋め込み電極9上の絶縁
膜lOとして、第3図に示した多結晶シリコン層6上の
埋め込み材8を用いることもできる。すなわち、前記多
結晶シリコン層6上に残在する埋め造材8に熱を加える
ことによって硬化させた後に、半導体基板!上の埋め込
み材8および多結晶シリコンM6をパターニングして埋
め込み電極9と、この上部のシリカからなる絶縁)漠1
0とを形成することもできる。このようにして、埋め込
み電極9の上部の絶縁膜10を形成することによって、
細孔4の上部に凹部が生じるのを防ぐことができる。な
お、埋め込み電極9の上部の絶縁膜10として埋め込み
材8を用いる方法では、埋め込み電極9の側部にシリカ
からなる絶縁膜lOが形成されないので、埋め込み電極
9の側面を酸化することによって、酸化シリコン膜から
なる絶縁膜10を形成する必要がある。
次に、絶縁膜10から露出する絶縁膜5.すなわち、M
 I S FETが形成される領域上の絶縁膜5を除去
して半導体基板lを露出させる。この後、半導体基板1
の上面を酸化してM I S FETのゲート絶縁膜1
1を形成する。
次に、第6図に示すように、ゲート電極12およびワー
ド線WLを形成するために1例えばCvD技術によって
得られる多結晶シリコン層を半導体基板lおよび絶縁膜
10の全面に形成する。そして、ゲート電極12および
ワード線WLの抵抗値を低減するために、例えば熱拡散
によってn型不純物、例えばリンを前記多結晶シリコン
層中に導入する。次に、多結晶シリコン層の不要な部分
を、例えば異方性のエツチングによって除去してデー1
−電極12とワード線WLを形成する。
本実施例では、埋め込み材8自体が絶縁物からなるので
、埋め込み材8と絶縁膜10とによって。
埋め込み電極9とワード線WLとを絶縁することができ
る。したがって、背影技術において説明したように、埋
め込み材8に多結晶シリコン層を用い、この多結晶シリ
コン層と埋め込み電極9(多結晶シリコン層6)とを酸
化して絶縁膜10を形成したときのように、細孔4の上
部の凹部の角部の絶縁膜10に界面あるいはくびれ等が
生じることはない。このことから、前記細孔4の上部の
凹部における埋め込み電l4i9とワード線WLとの間
のIf@緑耐圧の低下を防止することができる。
次に、ゲート電j@ 12およびワード線WLの露出し
ている表面を酸化して、薄い酸化シリコン膜13を形成
する。この酸化シリコン膜13は、主として、ソース領
域、ドレイン領域を形成するイオン打ち込み工程で、不
純物がゲート電極12を貫通してチャネル領域に達する
のを防止するために用いる。
次に、n型不純物をイオン打ち込みによって半導体基板
lに導入した後、半導体基板lをアニールすることによ
って、n+型半導体領域14からなるソース領域および
ドレイン領域を形成する。
さらに、絶縁膜15、接続孔16およびデータ線DLと
して用いられる導電層17を順次形成して本実施例のD
RAMは完成する。
細孔4の埋め込み材8として、エツチング速度を調整す
ることができる液状のシリカを用いたことにより、エツ
チングストッパ7または埋め込み電極9(多結晶シリコ
ン層)のエツチング速度より前記埋め込み材8のエツチ
ング速度を遅くすることができるので、不要な埋め込み
材8を除去するエツチング工程によって細孔4の上端部
に凹部が生じるのを防止することができる。このことか
ら、埋め込み電極9の上面を酸化して絶縁膜10を形成
した後に、細孔4の上部に生じる凹部の段差を低減する
ことができる。
また、埋め込み材8に絶縁物であるシリカを用いたこと
によって、絶縁膜10を形成する熱酸化工程で酸化され
るのは埋め込み電極9(多結晶シリコン層6)のみとな
り、埋め込み材8は酸化されないので、細孔4の上部の
凹部の角部における埋め込み材8と絶縁膜10との間に
絶縁膜を低下させるような界面、あるいはくびれを生じ
ることはない。したがって、前記凹部の角部における埋
め込み電極9とワード線WLとの間の絶縁耐圧の低下を
防止することができる。
[効果] 本願によって開示された新規な技術によれば、以下の効
果を得ることができる。
(1)、81孔型容量素子を構成するための細孔の埋め
込み材として、エツチング速度を調整することができる
液状のシリカを用いたことにより、酸化シリコン膜から
なるエツチングストッパあるいは埋め込み電極を構成す
る多結晶シリコン層のエツチング速度より前記埋め込み
材のエツチング速度を遅くすることができる。したがっ
て、不要な埋め込み材を除去するエツチング工程によっ
て細孔の上端部の埋め込み材がエツチングされるのを防
止することができるので、前記上端部に凹部が生じるの
を防止することができる。
(2)、前記(1)により、半導体基板の上部の埋め込
み電極上の前記絶縁膜と、埋め込み材との間に生じる凹
部の段差を低減することができる。
(3)、前記(2)により、半導体基板上の平担性を向
上することができる。
(4)、前記埋め込み材として絶縁物でありまた酸化さ
れないシリカを用いたことによって、ゲート電極とワー
ド線とを絶縁する絶縁膜を形成する熱酸化工程で酸化さ
れるのは埋め込み電極(多結晶シリコン層)のみとなり
、埋め込み材は酸化されないので、細孔の上部の前記絶
縁膜と埋め込み材との間に生じる凹部の角部に、ゲート
電極とワード線との間の絶縁耐圧を低下させるような界
面。
あるいはくびれが生じるのを防止することができる。
(5)、前記(4)により、前記凹部の角部における埋
め込み電極9とワード線WLとの間の絶縁耐圧の低下を
防止することができる。
(し)、前記(5)により、D R,A Mあるいは半
導体集積回路装置の電気的信頼性を向上することができ
る。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例にもとず
き具体的に説明したが1本発明は前記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種
々変形可能であることはいうまでもない。
例えば、本発明は、半導体基板をその表面から深さ方向
にエツチングして細孔または細溝を形成し、この細孔ま
たは細溝の内壁を酸化して絶縁膜を形成し、さらに前記
細孔または細溝の内部に埋め込み材を導入することによ
って、細孔または細溝の両側部に設けられるM I S
 FET等の半導体素子をffi気的に分離するための
素子分離領域に適用することができる。すなわち、この
素子分離領域を構成するための前記埋め込み材として、
前記実施例と同様に、液状のシリカを半導体基板上の全
面に塗布することによって細孔または細溝の内部にその
シリカを導入する。この後に、半導体基板を加熱するこ
とによって、前記シリカを硬化させればよい。また、シ
リカ自体が絶縁物であることから、細孔またはMA R
の内壁を酸化する工程を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は1本発明の製造方法を適用したDR
AMの製造工程におけるメモリセルの断面図である。 第7図は、本発明者が実験したリンとボロンとを含むシ
リカのエツチング速度と、そのシリカ中のリンとボロン
の総重量に対するリンの重量との関係(Pi Or、/
P2 O5+8203)を示すグラフである。 第8図は、本発明者が実験したボロンを含むシリカのエ
ツチング速度と、そのシリカtooccC]中のボロン
の重量との関係を示すグラフである。 l・・・半導体基板、2・・・フィールド絶縁膜、3・
・・チャネルストッパ領域、4・・・細孔、5.10.
15・・・絶縁膜、6・・・多結晶シリコン層、7・・
・エツチングストッパ、8・・・埋め込み材、9・・・
埋め込み電極。 11・・・ゲート絶縁膜、12・・・ゲート電極、13
・・・酸化シリコン膜、14・・・半導体領域、16・
・・接続孔、17・・・導電層、WL・・・ワード線。 第  1  図 第  2  図 第  3  図 第  4  図 第   6  図 第  7  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の所定表面部を深さ方向にエッチングし
    て細孔または細溝を形成する工程と、該細孔または細溝
    を埋め込み材によって埋め込む工程とを備えた半導体集
    積回路装置の製造方法において、前記細孔または細溝を
    埋め込む工程は、埋め込み材にエッチング速度を調整し
    た埋め込み材を用いることを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。 2、前記細孔または細溝を埋め込む工程は、液状の二酸
    化ケイ素を用いて細孔または細溝を埋め込むことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置
    の製造方法。 3、前記細孔または細溝を埋め込む工程は、リンまたは
    ボロンを含有させることによってエッチング速度を調整
    した液状の二酸化ケイ素を用いて、細孔または細溝を埋
    め込むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    導体集積回路装置の製造方法。 4、前記細孔または細溝を埋め込む工程は、液状の埋め
    込み材によって細孔または細溝を埋め込んだ後に、熱処
    理を施して前記埋め込み材を硬化させる工程を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回
    路装置の製造方法。 5、前記細孔または細溝を埋め込む工程は、液状の埋め
    込み材によって細孔または細溝を埋め込んだ後に、熱処
    理を施して前記埋め込み材を硬化させる工程と、細孔ま
    たは細溝の周辺部に不要に形成された埋め込み材をウェ
    ットエッチングによって除去する工程とを含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装
    置の製造方法。
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