JPS61194257A - 織物機械用清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、織物機械、特に、織機用清掃装置に関するも
のである。

糸の製造、又は、糸の加工のための機械による繊維加工
作業においては、なかんずく、木綿の使用の際に、著し
いどみ（又は、げば）の形成が認められる。けばは、な
かんずく、機械部分及び床の上に、より大きな団塊に集
合する繊維から成立っている。

故障の無い生産のためには、規則正しいけばの除去が必
要であり、そのために、例えば、作業者によって行われ
る清掃器具が使用される。

従来の技術 部屋の天井に設けられる自動的清掃装置も公知となって
おり（スイス特許第４１９，９３１号）、この装置は、
織物機械の上を、ある定められた、常に同一の作動サイ
クルで往復運動を行い、この場合、この装置は、前進運
動及び後進運動の際に、それぞれ、異なった空気流を織
物機械の上に生成する。吹出し空気の流れ方向の転換圧
より、死角におけるけばの堆積が、回避されることがで
きる。他の公知の清掃装置においては、吹出し開口及び
吸込み開口を有している機構が同時に運転される。吹出
し機構は、その作動範囲の拡大のために、多くの実施形
態において、前後に旋回される。

このような装置は、しかも、織物機械の汚染を減少させ
ることもできる。しかしながら、それにより、けばが、
特に、障害となる箇所における局部的な強力な清掃を達
成することは不可能である。

上述の装置のある織物機械の中への設置が断念される時
には、作業者が、時々清掃作業を行わなければならない
。このような作業は、作業者に大きな労力を必要とさせ
る。なぜならば、清掃装置及び清掃機構は、手によって
操作されなければならず、また、しばしば、機械寸法が
、広い空間が克服されなければならないように考慮され
ているからである。運転中の機械の場合には、手による
清掃は、災害の危険のために、概して不可能である。

発明が解決しよ　　　る 本発明の課題は、上述の公知の解決手段の欠点を除去す
ることにある。

問題点を解決するための手段 本発明は、この課題を解決するために 軌道上を案内される動力台車と 台車の上に配置された、動力駆動可能な、清掃手段を動
かすための機能要素と 制御手段と から成ることを特徴とするものであり、この場合、装置
は、自動的に定められた織物機械にまで案内され、そこ
で、プログラムされた清掃作業を実施することができる
ようになっている。

本発明により、個々の清掃プログラムが、個々の機械に
実施されることができる。清掃装置は、例えば、１個又
は多数の織物機械の特別な部分に蓄積するけばを、機械
の停止と共に、又は、機械の停止無しに、規則正しい間
隔で、けばを除去するために使用されることができる。

この清掃装置の織機への応用の場合には、例えば、ヨコ
糸の進入領域内において、糸を導く部分から、げばを吸
い出すことができる。他の運転様式においては、実質的
に蓄積すると、タテ糸を切損させることのある緩い繊維
が、織機のタテ糸から連続的に除去されることを確実に
するために使用されることができる。１個又は多数の清
掃装置の連続的な設置により、作業効率を増加させ、同
時に、織物の品質の向上を達成させることができる。

織機におけるタテ糸、又は、織物の交換の際に、本発明
による清掃装置が一人間の介入無しに一特別なプログラ
ムに従って、例えば、機械の内部のより大きなけばの集
合体の吸い出しのような、強力な清掃プログラムを実施
されることができる。

一つの清掃装置に多数の機能要素（例えば、ノズル）を
配置した場合には、独立の清掃過程が、同時に遂行され
ることができる。清掃装置の下部領域内に配置された機
構により、装置が動く間に、織物機械の底が、清潔に保
持されることができる。

機械の上方において、特別な軌条の上に懸垂される公知
の清掃装置とは相違し、本発明による装置においては、
何らのけばも、織機の上に落下することは無い。特別な
懸垂レールの省略により、投下資本が節約されることが
できる。

清掃されるべき部材の近くへのノズルの正確な案内によ
り、わずかな空気量により作動されることができる。そ
れ故、この空気的装置は、従来の装置におけるよりも、
より小さな寸法とされることができる。

実施例 第１図においては、２個の清掃装置１が、同時に、機械
フレーム１０１、テンションビーム１０２、ベルト１０
３及びクロスビーム１０４を含んでいる織機２に、物品
の交換（例えば、他の織物の製作の目的で、タテ糸材料
及びヨコ入れ材料の装入）の間に作動をする。織機には
、タテ糸ビーム及びクロスビームは取除かれている。各
清掃装置１には、上方領域和、２個の駆動可能なロボッ
ト腕３，１３が機能要素として配置されている。清掃手
段として、吸引ノズルないしは吹出しノズル４ａが取付
けられている。

清掃装置１の下方領域を、駆動台車５が形成している。

清掃装置１の下方部分内の電気的受信器（センサ）６に
よって、実施されるべき清掃作業罠ついての指令が、電
気的な、織機に配置された送信器７から、接触無しに受
取られる。

清掃プログラムが、清掃装置１の電子的制御手段５ａの
中に記憶される時は、信号の短い継続が、情報を伝達す
るのに十分であり、これにより、清掃プログラムが装置
１の中に呼び出されるようにする。

織物機械の床５ｂの中に、誘導軌道８が配列されており
、これにより、清掃装置１が運転される。ある定められ
た清掃すべき物体（織機）への作業における径路を、中
央制御ステーションが決定する。

第１図において右方の清掃装置は、端子箇所９において
、例えば、圧力空気及び電流を装置へ供給するための継
手１０に接続される。装置１の継手１０の織機の端子箇
所９との連結は、例えば、ロボット腕３，１６により自
動的に作られることができる（第５図）。清掃装ｆｔ１
の下部には、他の機能機構として吸引ホース１１が取付
けられており、それを経て、床５ｂの近くのごみ（けば
）が吸引されることができる。

また、走行ユニット５の下側の吸引開口１２は、直接的
な吸引を受けるよ５にすることもできる。

清掃装置１の上方部分の中には、フィルタタンク７１が
設けられている。このフィルタタンク７１は、処理ステ
ーション（集められたごみないしはけばに対する集合箇
所）において、自動的に空とされ、又は、空の交換フィ
ルタタンクと置換えられることもできる。必要がある場
合には、装置１は、また、中央の空にする装置を介して
、運転の間に、空にされることもできる。

次に、第２図においては、清掃装置１は、床の開口２１
の上にあり、この被覆板２２は、側方へしゆう動されて
いる。清掃装置１内のフィルタタンク７１の内容物は、
下方忙排出されることができる。

第２ａ図においては、清掃装置１は、側方に吸引送風機
２３へ動かされ、この送風機２３は、吸引トンネル２４
を介して、清掃装置１のフィルタタンク７１を空にする
。装置１の上方部分８１の中には、サーボモータ８２が
取付けられ、それにより、支持円板５２（第５図）を装
備された、虫のような可動腕Ｓａ、１５ａの運動が、引
張りケーブル５１により制御されることができる。

第３図は、種々の補助装置を有している清掃装置１を示
すものである。一つの貯蔵マガジン３１の中には、種々
の清掃手段、すなわち、吹出しノズル、又は、吸引ノズ
ル４ａ、１４、又は、他の選択工具が貯蔵されている。

定められた清掃サイクルに対して、機械的手段、例えば
、圧力空気により駆動される回転ブラシもまた、目的に
かなうことができる。継手装置６２により、ロボット腕
３が、例えば、ノズル４ａをマガジン３１から自動的罠
取出す。供給線ないしは導管（電流又は（（及び））圧
力空気）５４が、第３図において、清掃装置の誘導軌道
８の上に配置されている。

清掃装置１は、矢印９２によって示すように、７４の回
りに揺動可能な案内腕３６を、第３図において右方に示
されている織機２に対して相対的に正確な位置決めをす
るために装備されているが、この織機２には、装置１に
対する山形状の案内部材３７が取付けられている。織物
機械のそばの清掃装置１０案内は、その時には、誘導軌
道８から、位置決め装置３６．５７に渡される。

第４及び５図は、継手装置３２を有しているロボット腕
３の縦断面図及び横断面図を示すものである。腕３の中
には、内部ホース４４がある。このホース４４は、連続
している、皿状の、本質的にだ円形横断面を設けられて
いる支持円板５２を含んでおり、この支持円板５２は、
滑車装置ｉ５１及び中央の支持ケーブル５１ａにより一
諸に保持されている。腕３の運動のための制御ケーブル
として役立っている滑車装置５１は、支持円板５２の穴
７６を貫いて延びており、また、支持ケーブル５１ａは
、円板５２の中の穴７７を貫いて延びている。ホース４
１は、１個の圧力空気供給導溝４４及び２個の空気戻り
導溝ないしは空気吸引導溝７Ｂ、７９を、収容している
。

ホース４１は、例えば、たわみ可能な合成樹脂製である
。ホース４１に固有の安定性（中心軸９２）を与えるた
めに、支持針金４２（第５ａ図）が入れられることがで
きる。ホース４１は、また、波形管４３（第５ｂ図）と
して形成されることもできる。

腕３ａの端部の継手装置３２は、導管５３を介して圧力
空気を供給され、これにより、たわみ可能な円筒の壁５
４が、外方に、第５図に破線により示された位置に膨張
し、それ故、例えば、推し進められたノズル４ａは、第
３図に示すように、内部から強固に締付けられる。円筒
の壁５４は、同様に、たわみ可能な合成樹脂から成立っ
ている。

第５Ｃ図に示す継手装置の変形実施例においては、たわ
み可能な円筒の壁５４の外側の回りに、円筒形状の、穴
をあげされた支持ジャケット５５が固着されている。こ
のジャケット５５の上には、例えば、ノズル４ａを受取
ることができるようにされる。導溝５６を介して圧力空
気が導入される時は、たわみ可能な壁５４は、第５ｃ図
に示された波形５４ｂに、内部からノズル４ａにもたれ
、これにより、ノズル４ａを保持するようにする。

清掃手段、又は、他の附属器具（ノズル）を固着するた
めに、ロボット腕３の端部には、単に、清掃装置１の内
部の只１個の弁が開放されなければならないだけである
が、この弁は、継手装置６２まで導管５６を経て圧力空
気の流れることを許す。

駆動運動の技術的側の部分及びロボット腕６゜１３の矢
印９５により示された運動に関する部分は、詳細には示
されていない。なぜならば、それらの部分は、ロボット
技術から、少なくとも、部分的に公知となっているから
である。対応して形成された、類似した機能を有する清
掃装置が、例えば、紡績機械の清掃のために使用される
こともできる。この清掃装置は、織物機械のある部分を
、運転の間に、従って、織物機械の間に、清掃すること
もできる。この清掃装置により、例えば、機械を、ある
定められた特定の選択された時、又は、汚染程度に対応
する時間に応じて、清掃されることもできる。

発明の効果 本発明は上記のような構成及び作用を有しているので、
織物機械に対して強力な且つ有効な清掃装置を提供する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、静止している織機に取付けられた２台の清掃
装置を示す図、第２及び２Ｃ図は、それぞれ、処理ステ
ーションにおける各清掃装置を示す図、第３図は、種々
の補助手段を有している清掃装置を示す図、第４及び５
図は、それぞれ、第５図のＩＶ−ＩＶ線及び第４図のＶ
　−Ｖ線による縦断面図及び横断面図、第５ａ、ｂ。 ０図は、変形実施形態の各部の詳細を拡大して示す図で
ある。 １・・清掃装置；２・・織物機械；５，１５・争ロボッ
ト腕；４ａ・・ノズル；５・一台車；５ａ・・制御手段
；６・・センサ；７・・送信器；８・・軌道；９拳・端
子；３２・・継手；４１．４４・Φホース；５４・・シ
リンダ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、織物機械用清掃装置において 軌道により案内をされる駆動台車（５、８）と台車の上
   に取付けられると共に清掃手段（４、４ａ）を動かすた
   めの少なくとも１個の動力駆動をされる機能要素（３、
   １３）と 制御手段（７、６、５ａ）と から成立っており、これにより、装置（１）が、定めら
   れた織物機械（２）まで自動的に案内され、そこで、プ
   ログラムされた清掃作業を遂行することができるように
   なっていることを特徴とする清掃装置。 ２、織物機械（２）からの制御信号の受信のためのセン
   サ（６）と、制御信号を駆動台車（５）の一つの織物機
   械への運動及び機能要素（４、４ａ）による清掃作業へ
   変換するための制御手段（５）とを有している特許請求
   の範囲第１項記載の清掃装置。 ３、清掃装置（１）へ供給導管（８６）及び処分導管（
   ２４）を接続するために、自動的に作動可能な継手（９
   、１０）が設けられている特許請求の範囲第１又は２項
   記載の清掃装置。 ４、圧力空気により作動する機能要素（６）の自由端部
   に配置されると共に圧力空気により膨張可能であり、推
   し進められたノズル（４ａ）に係合し、ノズル（４ａ）
   を保持するシリンダ（５４）を有している継手（３２）
   を設けられている特許請求の範囲第１、２又は３項記載
   の清掃装置。 ５、清掃装置（１０）を清掃されるべき物体（２）に相
   対的な正確に位置決めをするための追加の装置（３６、
   ３７）を有している特許請求の範囲第１〜４項のいずれ
   かに記載の清掃装置。