JPS61193562A - 画像読み取り装置の支持機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はファクシミリやプリンター等の画像読み取り装
置の支持機構に関するものである。

〈従来の抗術〉 従来の例えばファクシミリ装置に於ける画像読み取り装
置は第４図に示す如く、光源６から原稿読み取り線４に
光を照射し、その反射光を下方の第１ミラー７及び第２
ミラー８によって反射し、且つ縮小レンズ１０を介して
光電変換素子１１に入射して画像を読み取っている。そ
してその為のミラーやレンズｌＯ及び光電変換素子１１
は光学基板Ａに取り付けられ、該光学基板Ａをファクシ
ミリ装置本体に取り付けるに当たっては、ファクシミリ
本体の歪みが読み取り装置に伝達しないように第１ミラ
ーの近傍両端０．を回動可能に支持すると共に第２ミラ
ーの下方０□を支持することによって取り付けていた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記読み取り装置は縮小レンズ１０及び光電変
換素子１１の所謂スキャナ部に重量が集中しているにも
関わらずスキャナ部近傍が支持されていない為に支持安
定性が悪く、これが読み取り精度にも悪影響を与えてい
た。そこで前記欠点を防止する為に、第２ミラーの下部
ｏ２ではなく重量の掛かるスキャナユニット下部０．を
支持する構成にすると、回動中心たる第１ミラー近傍か
らスキャナ部の下方までの距離１０．０３１が短いため
に支持点である０３点に於けるガタが読み取り装置全体
に大きく影響し、読み取り精度に悪影響を与えてしまう
という問題があった。

本発明は上記従来の問題点を解決すべく開発された全く
新規な技術に関するものである。

く問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決する本発明の特徴は、読み取り装置を
ファクシミリ装置等に取り付けるに当たり、読み取り精
度を低下させることなく、スキャナ部の下方を支持可能
に構成したものである。

次にその一実施例をファクシミリの読み取り装置を例に
とって説明する。第１図はファクシミリ装置の全体説明
図であって、その概略を説明すると、原稿台１に載置さ
れた原稿２はローラ３によって１枚毎に分離搬送され、
読み取り線４を通過して排出トレー５上に排出される。

そして原稿２が読み取り線４を通過するとき光源６によ
って光が照射され、その反射光は第１ミラー７、第２ミ
ラー８、第３ミラー９を介して縮小レンズ１０に至り、
光電変換素子１１に結像して電気信号に変換され、他の
ファクシミリ装置の記録部に送信される。

また信号を受信した場合は記録紙１２がプラテンローラ
１３によって搬送され、その間に記録ヘッド１４によっ
て画像が記録されカッター１５でカットされた後に排出
トレー５上に排出される如く構成されている。

次に上記ミラー７．８．９や縮小レンズＩＯ３光電変換
素子１１等の読み取り系の取り付は構成について詳述す
る。

第２図に於いて、Ａは光学基板であって、その周囲には
側壁１６が起立形成され、その−側壁には第１ミラー７
が所定角度をもって固着されている。

また側壁１６の第１ミラー近傍には光学基板Ａをファク
シミリ本体に取り付ける為の支持孔ａ及び突起すが設け
られ、更に後述するスキャナユニットが取り付けられる
位置の底部には長円孔Ｃを有するＬ字上の支持片ｄが固
着されている。

Ｂは第２及び第３ミラー８．９を取り付けたミラーユニ
ットであって、ユニット本体１７に第２ミラー８が固着
され、該ミラー８と対向し、且つ所定の距離を保つと共
に段違いの位置に第３ミラー９が取り付けられている。

また前記第３ミラー９はミラー保持板１８に固着され、
該保持板１８の両側に突出された支軸１９を中心として
調整ネジ２０の螺動によって若干回動し、角度を変える
ことが出来る如く取り付けられている。

Ｃは縮小レンズ１０　（ズームレンズを例示する）及び
光電変換素子１１を取り付けたスキャナユニットであっ
て、内部に縮小レンズＩＯを有するレンズホルダー２１
がユニット本体２２に取り付けられ、且つ該ホルダー２
１と一定距離を保って光電変換素子１１が取り付けられ
ている。更に前記縮小レンズｌＯのズーム環はモーター
２３によりギヤ２４を介して回動可能に構成され、レン
ズ１０がズーム機能を有する如く構成されている。ここ
で２５は縮小レンズ１０のズーム環の回転に伴って摺動
するランク２６によって動作するスイッチであって、縮
小レンズのズーム環の回動限界を検出するものである。

上記スキャナユニットＣは前記支持片ｄの上方に縮小レ
ンズ１０が位置するように取り付けられ、またミラーユ
ニットＢは光学基板Ａ上の第１ミラー７とスキャナユニ
ットＣの間に取り付けられる。

従って第１図に示す如く、縮小レンズ１０及び光電変換
素子１１は原稿読み取り線４に最も近いミラー７とは反
対の位置に配置され、両者間の距離が長く構成されてい
る。

〈作用〉 上記構成の画像読み取り装置をファクシミリ本体に取り
付けるに当たっては、第２図に示す如く光学基板への突
起すをファクシミリ装置本体の基板取り付は用の支持体
２７の孔２８に挿入すると共に支持孔ａに支持体２７に
螺着する支軸２９を挿入して光学基板Ａを回動可能に枢
着し、且つ支持片ｄの長円孔Ｃにファクシミリ本体の支
持体２７に突設された支持突起３０を挿入固定して光学
基板Ａの回動方向を固定させて取り付ける。

これによって読み取り線４に最も近い第１ミラー７の近
傍且つ読み取りラインと平行な２点が回動可能に支持さ
れ、且つ重量が集中しているスキャナユニットＣの下部
が支持されることになり、また第３図に示す如く読み取
り光の光路が形成する三角形の頂点を支持することにも
なり、更には回動中心である第１ミラー７の近傍からス
キャナユニットＣの下部までの距離も長く構成されるも
のである。

〈実施例〉 上記実施例にあっては光学基板Ａの側壁１６に突起すを
突設したが、第１ミラー７の近傍両側に位置する側壁１
６に支持孔ａを穿孔し、液孔ａにファクシミリ本体の支
持体２７に螺着する支軸２９を両側から挿入することに
よって枢着する構成でもよい。

〈発明の効果〉 本発明は上述の如く読み取り装置を取り付は支持するに
際し、第１ミラーの近傍両側２点を回動可能に枢着する
と共にスキャナユニットの下部を支持した為に読み取り
装置の重量を効率よく支持することが出来、また光学基
板が強度を必要とする部分は前記三角形の範囲だけでよ
いので光学基板の面積を最小にすることが出来、これに
よって装置の軽量化及び小型化が可能となり、更に回動
中心からスキャナユニットの下部までの距離が長く構成
される為に、仮に回動方向を固定しているスキャナユニ
ット下部の固定点にガタが生じたとしても読み取り装置
全体に与える影響が少なくなり、更には読み取り光が形
成する三角形の３頂点を支持し得るので読み取り精度に
悪影響を与えることなく支持することが出来、等の特徴
を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を説明するものであって、第１
図はファクシミリ装置の概略説明図、第２図及び第３図
は読み取り装置の取り付は説明図、第４図は従来技術の
説明図である。 Ａは光学基板、Ｂはミラーユニット、Ｃはスキャナユニ
ット、６は光源、７，８．９はミラー、１０はレンズ、
１１は光電変換素子、１６は側壁、１７゜２２はユニッ
ト本体、１８はミラー保持板、１９は支軸、２０は８周
整ネジ、２１はレンズホルダー、２３はモーター、２４
はギヤ、２５はスイッチ、２６はラック、２７は基板取
り付は用側板、２８は孔、２９は支軸、３０は支持突起
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光源によって読み取り線に照射された原稿の反射光を反
   射する複数枚のミラーと、縮小レンズと、該ミラー及び
   縮小レンズを通った反射光を受光して電気信号に変換す
   る光電変換素子とを光学基板に取り付けてなる画像読み
   取り装置の支持機構に於いて、前記光学基板に於ける読
   み取り線に最も近いミラーの両側近傍を読み取りライン
   と平行して支持体に枢着すると共に前記縮小レンズ下方
   を支持体に固定支持したことを特徴としてなる画像読み
   取り装置の支持機構。