JPS6119349B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6119349B2
JPS6119349B2 JP3918477A JP3918477A JPS6119349B2 JP S6119349 B2 JPS6119349 B2 JP S6119349B2 JP 3918477 A JP3918477 A JP 3918477A JP 3918477 A JP3918477 A JP 3918477A JP S6119349 B2 JPS6119349 B2 JP S6119349B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant velocity
transmission shaft
friction welding
velocity mechanism
mechanism part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3918477A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53124151A (en
Inventor
Katsumi Furuya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority to JP3918477A priority Critical patent/JPS53124151A/ja
Publication of JPS53124151A publication Critical patent/JPS53124151A/ja
Publication of JPS6119349B2 publication Critical patent/JPS6119349B2/ja
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  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、等速自在接手外輪の製造方法特に
摩擦圧接による製造方法に関するものである。
第1図における使用例の等速自在接手外輪の等
速度機構部1と、伝動軸部2とを接合する場合、
第2図に示す伝動軸2の根元3を接合部とするの
が製造価格上最も有利であるが、この接合部3で
分離破断を生じると車輪が装着されるハブ4をナ
ツクル5に対し、保持する手段が失われ、車輪が
走行中脱落する危険性がある。従つて従来の接合
法では、この危険を回避するため第3図に示すよ
うに第2図の接合部3より大径側(内側)を接合
部6とせざるを得ず、接合前の軸形状を段付軸7
とする必要があるために製造価格上に難点があ
る。
この発明は、従来の上記の欠点に着目して開発
したもので特に互に摩擦圧接すべく予め準備され
た等速機構部を形造る外筒の端面と伝動軸部とな
る柱状半製品端面とを所定の芯出し中子と規制用
補助治具でもつて互いを正しく位置付け且つ底押
しと廻り止め状態で高精度に摩擦圧接する軸型等
速自在接手外輪の製造方法を提供せんとするもの
である。
以下この発明の構成を第4図乃至第7図に示す
具体的実施例に従つて説明すると次の通りであ
る。
第4図及び第5図は、この発明に係る第1の実
施例を示す。
図面中、11は等速自在接手外輪の等速機構部
を形造る冷間鍛造で以つて研削仕上を必要とせぬ
程度の仕上となるべく成形された底付の外筒、1
2は作動軸部となる柱状半製品、13はチヤツク
装置を兼ねる芯出し中子、14は規制用補助治具
である。而して、15は等速機構部の軸方向に伸
びる仕上げられたレース溝、16は溝底、17は
外筒の底、18は大径端面、19は柱状半製品の
大径部、20は小径部、21はスプラインであ
る。チヤツク装置を兼ねる芯出し中子13は、外
筒11のレース溝15に略一致する部分13′を
有するが、溝底16までの長さよりも若干短く、
正しくチヤツクした状態で溝底16との間に若干
スキマが残る。また規制用補助治具14の噛合部
22にはスプライン21と係合するスプライン2
3が設けられている。即ち、外筒トラツク基準に
より芯出しのなされた外筒11の端面18に対
し、柱状半製品12の端面19′を摩擦圧接す
る。この場合、チヤツク装置兼用の芯出し中子1
3のレース溝と一致する部分13′は駆動力伝達
の役目を果し、その先端部24は摩擦圧接に当つ
て生ずる熱による底の変形防止のための底押しの
役目を果す。一方伝動軸部となる小径部材の廻り
止めはスプラインによる。
第6図及び第7図はこの発明に係る第2の実施
例を示す。
図面中、25はチヤツクで、外筒外周の非トラ
ツク部11′をチヤツクすることにより、この部
分は内側に弾性変形し、外筒は芯出し中子13に
よつて正確に案内される。即ち、トラツク幅寸法
のバラツキが許容されることになる。
第8図乃至第10図は、本発明方法による具体
的実施例として等速自在接手外輪の等速機構部2
6と伝動軸部27の摩擦圧接による溶接剤を示
す。
図面中、8は芯出し中子(図示せず)を嵌合す
る中空部、29は伝動軸部27の規制用補助治具
である。そして、この場合、伝動軸部27側の先
端部27′は摩擦圧接による軟化拡大のために正
規よりも予め見込んだ量だけ量的に多くしてあ
る。26′は摩擦圧接が行われる等速機構部の凹
部である。そして、摩擦圧接の結果の伝動軸部先
端27′の拡大は凹部26′の範囲内で行われるの
で、余肉は生じず、溶着と同時に完成品となる。
第11図は他の実施例を示す。この場合、規制
用の補助治具29の先端部29′には、等速機構
部26の凹部26′の径と等しい所定の座ぐり部
が予め設けられ、従つて伝動軸部27の先端部2
7′の拡大は、等速機構部の凹部26′と規制用補
助治具の座ぐり部29′で構成される空所内を満
す範囲内で行われる。尚、余肉は発生しない。
第12図は更に他の実施例を示す。この場合、
規制用の補助治具29の先端部29′の外径は、
等速機構部26の凹部26′より小さく、その内
径側には座ぐりが設けられている。従つて、摩擦
圧接の結果は、凹部26′の径と伝動軸部27の
先端拡大部との間にはスキマが形成される。余肉
は発生しない。
以上説明したように、この発明は軸方向に伸び
る複数のレース溝を有する底付き筒状の等速機構
部の底部外表面と柱状の伝動軸の端面とを摩擦圧
接して等速自在接手外輪を製造する方法であつ
て、上記等速機構部を上記レース溝部空間に略一
致する形状の芯出し中子で位置決め保持すると共
に上記底部外表面と伝動軸端部とを相対的に押圧
接近させて摩擦圧接し、かつ、伝動軸部に嵌合し
た円筒状の規制用補助治具の端部で溶着部を等速
機構部に押圧して伝動軸端部にその径より大径の
溶着部を形成するようになしたから、芯出し中子
により外筒と軸の芯出しが極めて容易である。ま
た、芯出し中子により摩擦圧接に当つて底押しが
為されるので、底の変形が防止される。また、芯
出し中子は部材の廻り止めとしても役立つ。
更に外筒部分だけ鍛造成形できるため、比較的
形状が簡単となり、鍛造型、成形工数などの点で
容易となり鍛造コストが低減できる。また、軸部
の寸法、形状が種々に異なつても、外筒は共通化
でき量産に適する。
更に、鍛造技術上必要な外筒の底部を打抜いた
りすることなく、溶接部材として有利に利用して
おり、材料の歩留りが良い。そして、軸部は細く
長い丸棒素材より大きな形状の変化もなく、容易
に、かつ歩留り良く成形加工でき、長さや太さの
加工上の制限は受けない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用する分野における具体
的な使用例を示す図面、第2図は第1図の製品の
従来の溶接部或は最も溶接可能な部分を示す図
面、第3図は伝動軸に膨出した段部を形成してか
ら溶接する従来の例を示す図面である。第4図及
び第5図はこの発明に係る第1の実施例を示す図
面及びそのA−A′断面図、そして第6図及び第
7図はこの発明に係る第2の実施例とA−A′断
面図である。尚、第8図乃至第12図は本発明に
よる摩擦圧接方法を示す説明図である。 11……外筒(等速機構部)、12……柱状半
製品(伝動軸部)、13……芯出し中子、14…
…規制用補助治具、25……チヤツク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸方向に伸びる複数のレース溝を有する底付
    き筒状の等速機構部の底部外表面と柱状の伝動軸
    の端面とを摩擦圧接して等速自在接手外輪を製造
    する方法であつて、上記等速機構部を上記レース
    溝部空間に略一致する形状の芯出し中子で位置決
    め保持すると共に上記底部外表面と伝動軸端面と
    を相対的に押圧接近させて摩擦圧接し、かつ、伝
    動軸部に嵌合した円筒状の規制用補助治具の端部
    で溶着部を等速機構部に押圧して伝動軸端部にそ
    の径より大径の溶着部を形成することを特徴とす
    る等速自在接手外輪の摩擦圧接による製造方法。
JP3918477A 1977-04-05 1977-04-05 Production of peripheral ring of equal speed universal joint by frictional press contact Granted JPS53124151A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3918477A JPS53124151A (en) 1977-04-05 1977-04-05 Production of peripheral ring of equal speed universal joint by frictional press contact

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JP3918477A JPS53124151A (en) 1977-04-05 1977-04-05 Production of peripheral ring of equal speed universal joint by frictional press contact

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Publication Number Publication Date
JPS53124151A JPS53124151A (en) 1978-10-30
JPS6119349B2 true JPS6119349B2 (ja) 1986-05-16

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ID=12546017

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JP3918477A Granted JPS53124151A (en) 1977-04-05 1977-04-05 Production of peripheral ring of equal speed universal joint by frictional press contact

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JP2006337299A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Tokin System:Kk 車両検査装置の試験ローラ

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