JPS61193160A - 複写像の位置ずれ防止方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、たとえばドラムに原稿全巻きつけ、回転させ
ながら光を照射し、その反射光を作像部に導いて複写を
行なう複写機における複写像の位置ずれ防止方式に関す
るものである。

〈従来技術〉 上記した複写機は第２図に示すように構成されている。

図にもとづいて説明すると、給紙トレイ１の原稿はプリ
ントボタン（図示せず）の操作による原稿給紙ローラ２
の回転により搬送され停止中のＤＳロー２３に当接する
。こＸで原稿の斜め送りが補正されたのち、ＤＳローラ
３が始動して該原稿は原稿ドラム４に送り込まれる。

原稿ドラム４上には原稿の先端部を挾持する爪５が設け
られていて、ＤＳローラ３で送り込捷れてきた原稿が爪
５により挾持されると原稿ドラム４は図中矢印方向に回
転し、原稿全ドラム周面に巻き付けていく。この間、原
稿面は該原稿の先端検出と同期して点灯された光源７に
よって順次照射され、その反射光はミラー８、レンズ９
を介して感光体ドラム】Ｏ上に投影される。帯電器１２
によって帯電されている感光体ドラム１０は前記原稿ド
ラム４と同期して図中矢印１１方向に回転しているので
、原稿の反射光情報は潜像として感光体ドラム１０上に
順次形成され、さらに形成された潜像は現像器１３によ
って可視化される。

一方、カセッ）＋４に格納された複写紙は給紙ローラ１
５によって送り込まれ、同様に停止中のｐ５ｏ−ラＩ６
により斜め送り補正が行なわれる。

その後、この複写紙はＰＳＯ−ラ■６が原稿ドラム４上
の原稿の先端位置と同期した形で始動することにより転
写器１７に送られる。転写器１７に送られた複写紙は感
光体ドラム１０上に形成された原稿の可視像の転写器う
け、さらに定着器１８にて転写像の定着が行なわれたの
ち出力される。

このようにして指定枚数の複写が完了すると、原稿ドラ
ム４の爪５は開成され原稿は排紙トレイ（図示せず）に
送られる。

こ＼で、原稿の移動と複写紙の搬送とを同期させるため
の同期信号は、原稿ドラム４の回転軸に取付られたスリ
ット円板１９と、そのスリット全検出するホトインタラ
プタ２０と、スリットが検出されると！パルス信号を発
生する同期信号発生回路（図示せず）により形成され、
さらに図示しない制御部（マイクロコンピュータ）の入
力端子に印加されていて、制御部は必要に応じて入力端
子の信号レベルを探査して同期信号の有無を確認するよ
うに構成されている。

然し乍ら、従来のこの複写機の制御動作をみると、第３
図に示すように、電源？１ｌ−ＯＮ　してプログラムを
始動し、初期設定プログラムＳｌによって初期状態を設
定したのち、異常判定ｓ４によって異常と判定されない
限り、同期信号処理プログラムＳ２とメインプログラム
Ｓ３との量器サイクルしている。このサイクル周期はプ
ログラム容量と動作クロック周波数等で決定されるが、
通常１０〜２０ｍｓ　ｅ　ｃ程度であり、この周期で同
じ命令の実行及び判断等が行なわれている。従って、従
来は同期信号全探査した直後に同期信号が入力されると
、次に同期信号の有無がわかるのは１０〜２０ｍ５ｅｃ
　後となり、その間の同期ずれが複写像の位置すれとな
って現われてくるという問題があった。この問題は低速
複写機においてはあまり影響ないが、毎分６０枚以上の
高速複写機（たとえば、周速３００＋ｍ／ｓ　ｅ　ｃ　
）においては３〜ＧＩｏＩもの位置すれとなって現われ
る。したがって、従来はプログラム中に同じ探査命令全
何度も挿入してｌサイクル中に何度も監視する方法がと
られているが、プログラムに冗長性が出来、しかも完全
に複写像の位置ずれ全防止することが困難であった。

〈目的〉 本発明はこのような従来の問題点に鑑みて成されたもの
で、その目的とするところは、制御部での割込み処理を
使用することにより、常に原稿に忠実な画像の複写を得
ることのできる複写像の位置ずれ防止方式全提供せんと
するものである。

〈実施例〉 以下図にもとづいて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明に係る複写像の位置ずれ防止方式を採用
した複写機の概略構成図である。

図において、１は給紙トレイ、２は原稿給紙ローラ、３
はＤＳローラ、４は原稿ドラム、５は爪、７は光源、８
はミラー、９はレンズ、ｌＯは感光体ドラム、１４はカ
セット、１５は給紙ローラ、１６はｐｓローラ、Ｉ７は
転写器、１８は定着器、１９はスリット円板、２０はホ
トインタラプタ、２１は同期信号発生回路であり、こＮ
までは従来と同じ構成である（ただし、帯電器１２と現
像器１３は省略している）０ 同期信号発生回路２Ｉはホトインタラプタ２゜にて円板
Ｉ９のスリットが検出される毎に、すなわち原稿ドラム
４が一回転する毎に１パルスの同期信号を制御回路（マ
イクロコンピュータ）２２の割込みポート２３に出力す
るように接続されている。制御回路２２のメモリにはメ
インプログラムの他に、割込み処理プログラムとしてＰ
Ｓローラ１６を始動するためのプログラムが格納されて
いて、該制御回路は割込みポート２３に信号が印加され
ると、直ちにメインプログラムから割込み処理プログラ
ムを実行して出力ポート２４にＰＳローラ１６の駆動信
号全出力するように構成されている。

依って、今電源’ｋＯＮ［、たのち複写機の′準備が完
了したところでプリントボタンヲ押すと、給紙ローラ１
５が駆動されてカセット＋４から１枚の複写紙がＰＳＯ
−ラ１６に送り出され、該ローラのところで原稿ドラム
４の原稿の移動と同期がとれるように待機させられる。

一方、原稿ドラム４が回転し、円板１９のスリツトがホ
トインタラプタ２０にて検出され、その検出信号が同期
信号発生回路２１に送られると、該回路はその信号をパ
ルス整形して１パルス信号を得、この夏パルス信号を制
御部２２の割込みポート２３に出力する。制御部２２で
はメインプログラム全サイクル中であるが、割込み信号
が入ると直ちに割込み処理プログラムを走り、ＰＳロー
ラ１６ｉ始動するプログラムが実行され、出力ポート２
４にＰＳＯ−ラ１６の駆動信号が出力されて該ローラ１
６が始動され複写紙が転写器１７に送り込まれる。割込
み処理プログラムを完了すれば友だちに元のメインプロ
グラムに復帰するように構成されている。

このように同期信号が発生すると制御部２２では割込み
処理が行なわれ、直ちにＰＳローラ１６の始動プログラ
ム全実行してＰＳローラＩ６を始動するものであるから
、同期信号が発生してからＰＳローラ１６が始動される
までにほとんど時間的な遅れがない。したが−って、こ
の制御方式によればプログラム中に同じ探査命令全何度
も挿入することなく、シかもきわめて効果的に複写像の
位置ずれを防止することが出来る。

〈効果〉 以上詳細に説明したように、本発明に係る複写像の位置
ずれ防止方式は、原稿の位置検出信号全制御部のプログ
ラム割込み信号として作用させて該制御部において割込
み処理を行なわせ、割込み処理プログラムである複写紙
搬送ローラの始動用プログラム金実行させるようにした
から、原稿と複写紙との間の相対的な位置ずれを著しく
改善することができる。したがって、常に品質の良い複
写を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式を採用し友複写機の概略構成図、第
２図は従来方式を説明する図、第３図は第２図に示され
る複写機の制御動作を説明する図である。 ■は給紙トレイ、２は原稿給紙ローラ、４は原稿ドラム
、ＩＯは感光体ドラム、１４はカセット、１６はＰＳロ
ーラ、１９はスリット円板、２０はホトインタラプタ、
２１は同期信号発生回路、２２は制御部、２３は割込み
ボート、２４は出力ポートＯ 代理人　弁理士　福　士　愛　彦　（他２名）第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、原稿面を露光し、その反射光を作像部に導いて複写
   を行なう複写装置に於て、 前記原稿の位置検出信号を制御部のプログラム割込み信
   号として作用させて該制御部において割込み処理を行な
   わせ、割込み処理プログラムである複写紙搬送ローラの
   始動用プログラムを実行させるようにして成ることを特
   徴とする複写像の位置ずれ防止方式。