JPS61192872A - 密閉形圧縮機 - Google Patents
密閉形圧縮機Info
- Publication number
- JPS61192872A JPS61192872A JP3210585A JP3210585A JPS61192872A JP S61192872 A JPS61192872 A JP S61192872A JP 3210585 A JP3210585 A JP 3210585A JP 3210585 A JP3210585 A JP 3210585A JP S61192872 A JPS61192872 A JP S61192872A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharged
- oil
- lubricating oil
- guide plate
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compressor (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、高速回転時の冷凍機油の吐出量を抑制するよ
うＫした密閉形圧縮機に関するものである。
うＫした密閉形圧縮機に関するものである。
従来の技術
従来のこの種の密閉型圧縮機は、例えば実開昭５３−９
１００９号公報に示されているように、第３図のような
構造になっていた。すなわち、密閉容器１の内底部に油
滑油の溜め部２を備え、この溜め部２に圧縮機本体３を
浸漬し、この圧縮機本体３から一旦吐出された圧縮ガス
を外部に導出案内するガス導通路４と、潤滑油を吸い上
げて各摺動どに給油する油導通路５と、との油導通路Ｓ
に連通して設けられたガス抜き孔６を設け、このガス抜
き孔６及びガス導通路４に対向して回転自在な分離板７
を設けて、油分を遠心力により分離していた。
１００９号公報に示されているように、第３図のような
構造になっていた。すなわち、密閉容器１の内底部に油
滑油の溜め部２を備え、この溜め部２に圧縮機本体３を
浸漬し、この圧縮機本体３から一旦吐出された圧縮ガス
を外部に導出案内するガス導通路４と、潤滑油を吸い上
げて各摺動どに給油する油導通路５と、との油導通路Ｓ
に連通して設けられたガス抜き孔６を設け、このガス抜
き孔６及びガス導通路４に対向して回転自在な分離板７
を設けて、油分を遠心力により分離していた。
発明が解決しようとする問題点
しかし、このような構造のものでは、圧縮機本体３が高
速回転で運転されると、ガス導通路４を通過する冷媒ガ
スの速度は、非常に大きくなり、このため、冷媒ガスに
より密閉容器１の上部、あるいは密閉容器１の外部へ吐
出される潤滑油も非常に多くなる。また、密閉容器２の
上部に浮遊している潤滑油は、ガス流速が高いため、溜
め部２へ落下しにくくなる。このため圧縮機本体３の信
頼性を低下させるとともに、冷凍サイクル形成時の蒸発
器の冷媒側の熱伝達率の低下を招き、冷凍能力を低下さ
せるなどの問題があった。
速回転で運転されると、ガス導通路４を通過する冷媒ガ
スの速度は、非常に大きくなり、このため、冷媒ガスに
より密閉容器１の上部、あるいは密閉容器１の外部へ吐
出される潤滑油も非常に多くなる。また、密閉容器２の
上部に浮遊している潤滑油は、ガス流速が高いため、溜
め部２へ落下しにくくなる。このため圧縮機本体３の信
頼性を低下させるとともに、冷凍サイクル形成時の蒸発
器の冷媒側の熱伝達率の低下を招き、冷凍能力を低下さ
せるなどの問題があった。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決するため、上部に吐出マフラ
ーを有する圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する電
動機部と、前記圧縮機構部と前記電動機部を収納する密
閉容器と、この密閉容器の内壁の前記圧縮機構部と前記
電動機部の中間位置に設けられ、内径側が下方に位置す
る傾斜面を有するリング状の油案内板とから構成され、
前記吐出マフラーの吐出ポート部を、前記油案内板の内
側端より外側に位置する位置に設けたものである。
ーを有する圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する電
動機部と、前記圧縮機構部と前記電動機部を収納する密
閉容器と、この密閉容器の内壁の前記圧縮機構部と前記
電動機部の中間位置に設けられ、内径側が下方に位置す
る傾斜面を有するリング状の油案内板とから構成され、
前記吐出マフラーの吐出ポート部を、前記油案内板の内
側端より外側に位置する位置に設けたものである。
作 用
本発明は上記した構成により、吐出された圧縮ガスが油
滑油を運搬しようとした直後、油案内板に衝突し、潤滑
油と冷媒とに分離され、分離された潤滑油は、密閉容器
内の底部へ落下し、各摺動部へ供給される。又、一部の
潤滑油は分離されずに、ガス導通路を通シ吐出されるが
、その量は微小である。したがって、密閉容器の外部へ
吐出される潤滑油量は抑制される。
滑油を運搬しようとした直後、油案内板に衝突し、潤滑
油と冷媒とに分離され、分離された潤滑油は、密閉容器
内の底部へ落下し、各摺動部へ供給される。又、一部の
潤滑油は分離されずに、ガス導通路を通シ吐出されるが
、その量は微小である。したがって、密閉容器の外部へ
吐出される潤滑油量は抑制される。
実施例
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図において、１ｏは圧縮機構部で、シリンダ１
１ピストン１２、及びクランク軸１３により成り、その
上下端面を閉鎖する如く、上軸受１４及び下軸受１５が
設けられている。また、上軸受１４には吐出口１６が設
けられており、この上軸受１４を覆うように吐出マフラ
ー１７が設けられている。１８は吐出マフラー１７の吐
出ポートである。１９は内径側が下方に位置する傾斜面
を有するリング状の油案内板であり、前記圧縮機構部１
０と、この圧縮機構部１０を駆動するための電動機部２
０との中間位置に設けられている。なお、前記吐出マフ
ラー１７の吐出ポート１Ｂは、前記油案内板１９の内径
側端より外側に位置する位置に設けである。２１は密閉
容器２２の内底部に設けられた油溜め部であり、この油
溜め部２１は、潤滑油２ａで満たされている。２４は圧
縮され、前記圧縮機構部１０より吐出された冷媒ガスの
冷媒ガス通路であり、２５は密閉容器２２の上部空間で
あり、ここから吐出管２６を通って冷媒ガスは密閉容器
２２の外部へと吐出される。
る。第１図において、１ｏは圧縮機構部で、シリンダ１
１ピストン１２、及びクランク軸１３により成り、その
上下端面を閉鎖する如く、上軸受１４及び下軸受１５が
設けられている。また、上軸受１４には吐出口１６が設
けられており、この上軸受１４を覆うように吐出マフラ
ー１７が設けられている。１８は吐出マフラー１７の吐
出ポートである。１９は内径側が下方に位置する傾斜面
を有するリング状の油案内板であり、前記圧縮機構部１
０と、この圧縮機構部１０を駆動するための電動機部２
０との中間位置に設けられている。なお、前記吐出マフ
ラー１７の吐出ポート１Ｂは、前記油案内板１９の内径
側端より外側に位置する位置に設けである。２１は密閉
容器２２の内底部に設けられた油溜め部であり、この油
溜め部２１は、潤滑油２ａで満たされている。２４は圧
縮され、前記圧縮機構部１０より吐出された冷媒ガスの
冷媒ガス通路であり、２５は密閉容器２２の上部空間で
あり、ここから吐出管２６を通って冷媒ガスは密閉容器
２２の外部へと吐出される。
以上のように構成された密閉形圧縮機について、以下そ
の動作を説明する。
の動作を説明する。
電動機部２０の回転により、圧縮機構部１０が圧縮作用
を行なうことにより、冷媒ガスと潤滑油の混合物は、第
１図に矢印で示す経路で吐出される。吐出マフラー１７
の吐出ポート１８より吐出された冷媒ガスと潤滑油は、
密閉容器２２の内壁あるいは、油案内板１９に激突して
、冷媒と潤滑油とに分離し、潤滑油は、密閉容器２２の
内底部の油溜め部２１に落下して再び各摺動部を潤滑す
る。又、分離された冷媒は、冷媒ガス通路２４を経て上
部空間２５に送られ、さらに吐出管２６より密閉容器２
２の外部へ吐出される。冷媒ガス通路２４を通り上部空
間２５へ送られる冷媒ガスにも潤滑油は含まれるが、油
案内板１８は、電動機部２０と圧縮機構部１０の中間部
に設けられているため、その量は極〈少なく、圧縮機構
部１０が高速で回転され、冷媒ガス通路２４を通過する
ガの信頼性を低下させることはない。又、上部空間２５
へ送られる潤滑油がごく少ないため、密閉容器２２の外
部へ吐出される潤滑油量も少なく、冷以上のように本実
施例によれば、上部に吐出マフラー１７を有する圧縮機
構部１０と、この圧縮機構部１０を駆動する電動機部２
０と、前記圧縮機構部１０と前記電動機部２０を収納す
る密閉容器２２と、この密閉容器２２の内壁の前記圧縮
機構部と前記電動機部の中間位置に設けられ、内径側が
下方に位置する傾斜面を有するリング状の油案内板１９
とから構成され、前記吐出マフラー１７の吐出ポート１
８を、前記油案内板１９の内側端より外側に位置にする
位置に設けることにより、圧縮機構部１０が高速で回転
される場合において密閉容器２２の外部へ吐出される潤
滑油量は極く少なくなり、各摺動部の信頼性の低下が防
がれるとともに、冷凍サイクル形成時の蒸発器の冷媒側
の熱伝達率の低下も防がれ、冷凍能力の低下を抑制する
ことができる。なお、第１の実施例では、油案内板は、
中空円板としたが、第２図に示すように、放射状にスリ
ット２７を設けても同様の効果が得られる。
を行なうことにより、冷媒ガスと潤滑油の混合物は、第
１図に矢印で示す経路で吐出される。吐出マフラー１７
の吐出ポート１８より吐出された冷媒ガスと潤滑油は、
密閉容器２２の内壁あるいは、油案内板１９に激突して
、冷媒と潤滑油とに分離し、潤滑油は、密閉容器２２の
内底部の油溜め部２１に落下して再び各摺動部を潤滑す
る。又、分離された冷媒は、冷媒ガス通路２４を経て上
部空間２５に送られ、さらに吐出管２６より密閉容器２
２の外部へ吐出される。冷媒ガス通路２４を通り上部空
間２５へ送られる冷媒ガスにも潤滑油は含まれるが、油
案内板１８は、電動機部２０と圧縮機構部１０の中間部
に設けられているため、その量は極〈少なく、圧縮機構
部１０が高速で回転され、冷媒ガス通路２４を通過する
ガの信頼性を低下させることはない。又、上部空間２５
へ送られる潤滑油がごく少ないため、密閉容器２２の外
部へ吐出される潤滑油量も少なく、冷以上のように本実
施例によれば、上部に吐出マフラー１７を有する圧縮機
構部１０と、この圧縮機構部１０を駆動する電動機部２
０と、前記圧縮機構部１０と前記電動機部２０を収納す
る密閉容器２２と、この密閉容器２２の内壁の前記圧縮
機構部と前記電動機部の中間位置に設けられ、内径側が
下方に位置する傾斜面を有するリング状の油案内板１９
とから構成され、前記吐出マフラー１７の吐出ポート１
８を、前記油案内板１９の内側端より外側に位置にする
位置に設けることにより、圧縮機構部１０が高速で回転
される場合において密閉容器２２の外部へ吐出される潤
滑油量は極く少なくなり、各摺動部の信頼性の低下が防
がれるとともに、冷凍サイクル形成時の蒸発器の冷媒側
の熱伝達率の低下も防がれ、冷凍能力の低下を抑制する
ことができる。なお、第１の実施例では、油案内板は、
中空円板としたが、第２図に示すように、放射状にスリ
ット２７を設けても同様の効果が得られる。
発明の効果
以上のように本発明は、上部に吐出マフラーを有する圧
縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する電動機部と、前
記圧縮機構部と前記電動機部を収納する密閉容器と、こ
の密容器の内壁の前記圧縮機構部と前記電動機部の中間
位置に設けられ、内径側が下方に位置する傾斜面を有す
るリング状の油案内板とを備え、前記吐出マフラーの吐
出ポート部は、前記油案内板の内側端より外側に位置す
る位置に設けたものであり、圧縮機が高速運転された場
合においても、冷媒ガスにより、密閉容器の上部空間、
あるいは、密閉容器の外部へ吐出される潤滑油は、非常
に少なくなり、圧縮機の信頼性を低下させることはない
。又、冷凍サイクル形成時の潤滑油による蒸発器の冷媒
側熱伝達率の低下も防止でき冷凍能力も低下しない。
縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する電動機部と、前
記圧縮機構部と前記電動機部を収納する密閉容器と、こ
の密容器の内壁の前記圧縮機構部と前記電動機部の中間
位置に設けられ、内径側が下方に位置する傾斜面を有す
るリング状の油案内板とを備え、前記吐出マフラーの吐
出ポート部は、前記油案内板の内側端より外側に位置す
る位置に設けたものであり、圧縮機が高速運転された場
合においても、冷媒ガスにより、密閉容器の上部空間、
あるいは、密閉容器の外部へ吐出される潤滑油は、非常
に少なくなり、圧縮機の信頼性を低下させることはない
。又、冷凍サイクル形成時の潤滑油による蒸発器の冷媒
側熱伝達率の低下も防止でき冷凍能力も低下しない。
第１図は本発明の第１の実施例における密閉形圧縮機の
縦断面図、第２図は本発明の他の実施例にかかる油案内
板の平面図、第３図は従来の密閉形圧縮機の縦断面図で
ある。 １０・・・・・・圧縮機構部、１７・・・・・・吐出マ
フラー、１８・・・・・吐出ポート、１９・・・・・・
油案内板、２０・・・・・・電動機部、２２・・・・・
・密閉容器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名ｔｏ
−−一工櫂枦１鼻師 ｌグー−−吐出で７ラー ｌδ−ｍ−吐出ボート 第２１！Ｉ ２７−一一スリット
縦断面図、第２図は本発明の他の実施例にかかる油案内
板の平面図、第３図は従来の密閉形圧縮機の縦断面図で
ある。 １０・・・・・・圧縮機構部、１７・・・・・・吐出マ
フラー、１８・・・・・吐出ポート、１９・・・・・・
油案内板、２０・・・・・・電動機部、２２・・・・・
・密閉容器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名ｔｏ
−−一工櫂枦１鼻師 ｌグー−−吐出で７ラー ｌδ−ｍ−吐出ボート 第２１！Ｉ ２７−一一スリット
Claims (1)
- 上部に吐出マフラーを有する圧縮機構部と、この圧縮機
構部の上方に位置し、圧縮機構部を駆動する電動機部と
、前記圧縮機構部と前記電動機部を収納する密閉容器と
、この密閉容器の内壁の前記圧縮機構部と前記電動機部
の中間位置に設けられ、内径側が下方に位置する傾斜面
を有するリング状の油案内板とを備え、前記吐出マフラ
ーの吐出ポート部は、前記油案内板の内側端より外側に
位置する位置に設けてなる密閉形圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210585A JPS61192872A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 密閉形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210585A JPS61192872A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 密閉形圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61192872A true JPS61192872A (ja) | 1986-08-27 |
| JPH0341679B2 JPH0341679B2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=12349617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3210585A Granted JPS61192872A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 密閉形圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61192872A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010001775A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒圧縮機 |
| CN105134608A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-09 | 上海日立电器有限公司 | 一种压缩机 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP3210585A patent/JPS61192872A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010001775A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒圧縮機 |
| CN105134608A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-09 | 上海日立电器有限公司 | 一种压缩机 |
| CN105134608B (zh) * | 2015-09-28 | 2018-07-27 | 上海海立电器有限公司 | 一种压缩机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0341679B2 (ja) | 1991-06-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |