JPS6119113B2 - - Google Patents

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JPS6119113B2
JPS6119113B2 JP7170679A JP7170679A JPS6119113B2 JP S6119113 B2 JPS6119113 B2 JP S6119113B2 JP 7170679 A JP7170679 A JP 7170679A JP 7170679 A JP7170679 A JP 7170679A JP S6119113 B2 JPS6119113 B2 JP S6119113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin film
film
photosensitive resin
wiring
forming
Prior art date
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Expired
Application number
JP7170679A
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English (en)
Other versions
JPS55163862A (en
Inventor
Masanori Fukumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7170679A priority Critical patent/JPS55163862A/ja
Publication of JPS55163862A publication Critical patent/JPS55163862A/ja
Publication of JPS6119113B2 publication Critical patent/JPS6119113B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置の製造方法とくに多層配線
の製造方法に関するものである。
半導体装置の多層配線を製造する工程において
は、配線層間に介在する絶縁膜の性質が重要であ
る。層間絶縁膜が満たす条件として (1) 絶縁膜の製造工程が比較的簡単であること。
(2) 絶縁膜表面上に被着される金属配線の断線が
ない程度に、膜表面がなめらかであること。
(3) ピンホール等の欠陥密度が少いこと。
(4) 高温に対して安定であること。
等が必要である。
従来、層間絶縁膜として例えばCVDSiO2膜、
PSG膜、陽極酸化Al2O3膜等が用いられて来た。
ほぼ常圧、温度約400℃〜500℃程度の通常の条件
で配線を被覆するように堆積されるCVDSiO2
PSGは特に半導体基板表面につくられたAl配線
等の凹凸部によつてピンホールの発生率が増加
し、配線層間の電流リーク不良を起こすという欠
点がある。またCVD膜形成時の高温の下で発生
するAl膜表面の凹凸によつてもピンホール密度
は増加する。さらにCVD膜は金属配線を形成す
べき下地の段差部における断線率の点でも有利で
ない。一層目配線を被覆するようにCVDSiO2
等の絶縁膜を被着した際、一層目配線による急俊
な傾斜をもつ段差が絶縁膜にもできる。この様に
段差のある下地CVDSiO2膜上に二層目の配線を
設けると、前記段差部で配線の断線が起こり、集
積回路の歩留りを著しく下げたり、あるいは断線
が起こらなくとも段差部での配線膜厚が小さくな
るため信頼性の点で満足なものとはならない。
一方陽極酸化Al2O3を層間絶縁膜として使用す
る方法がある。この方法では、配線用Al膜の一
部をAl2O3に変換できるため、第二層目配線を形
成すべき下地は、第一層目配線による凹凸なくほ
ぼ平坦にすることが可能であるが、Al膜をピン
ホール等の欠陥が少い良質なAl2O3膜にするのが
難しく、やはり配線層間リークの不良発生の恐れ
があり、またその形成工程数が多くなるという欠
点が存在する。
CVD膜、Al2O3膜は配線間又は配線一半導体基
板容量を減らすため、それらの膜厚を大きくする
と、膜自体の応力の大きさのため膜形成後の工程
における熱ストレスによるクラツクも発生し易
い。
以上の様なCVDSiO2、PSG、Al2O3等に存在す
る欠点を除こうとすれば有機樹脂膜を層間絶縁膜
として採用すればよいが、最初に述べた多層配線
用絶縁膜の条件を満足するためには新材料を開発
する必要があつた。
そこで本発明における多層配線の製造方法では
層間絶縁材料として通常の半導体装置の製造工程
に使用されているフオトレジストを用いることに
よつて、従来のCVDSiO2,PSG,Al2O3等に見ら
れた欠点を除去すると共に、比較的容易な方法で
多層配線を形成する方法を提供するものである。
以下図面と共に本発明による製造方法を説明す
ることにする。
第1図は本発明の一実施例を示す半導体装置の
断面図である。工程aは、一導電型を有する半導
体基板1に、1と反対導電型を有する拡散層2を
設け、基板1上に形成したSiO2膜3の拡散層2
と接する一部分にコンタクト窓4を開口した後、
第一層目のAl配線5を、通常のフオトエツチン
グ工程で約1μmの厚さに形成したものである。
次にSiO2膜3及びAl配線膜5を覆つて全面に配
線層間絶縁膜となるフオトレジスト膜6(ネガ型
又はポジ型)をその膜厚がAl配線5の膜厚より
も十分厚くなる様、回転塗布し、90℃約10分程度
の空気中熱処理後、膜6自体を露光・現象し、配
線層間接続窓7を開口する(工程b)。
この状態で、CF4等の様な開口部7において露
出したAl膜5をあまり腐食しないフロンガスX
のプラズマを膜6に照射し、膜表面を硬化,変質
させる。(工程c) 上記のプラズマ照射によりレジスト膜6は温度
約600℃、時間10分〜30分の範囲でも耐え得る熱
的安定性(分解しない、レジストパターンがほと
んど変形しない)を持つ様になつていた。膜6の
熱的安定性はプラズマ照射時間に依存し、時間と
共により高温に耐え得る膜となつた。膜6にガラ
スプラズマを照射後、耐熱温度以下の所定の温度
でN2又は空気中で一定時間熱処理を加えるので
あるが、この様にするとレジスト膜6とSiO2
3との密着性が良好になり、後の工程において膜
6のはがれなくなると同時に、レジスト膜6自体
が若干流動し、開口部7の段差部の傾斜が減少し
なめらかになる(工程d)。最後にこのレジスト
膜6上に第2層目の配線用Al膜8を被着し、配
線パターンを形成してeのごとく多層配線工程を
終了する。2層以上の多層配線を形成する時は以
上a〜e工程をくり返せばよい。
なお、工程bにおいてレジスト6の膜厚はAl
膜5の膜厚より厚くなければならない。Al膜厚
が1μmの場合、レジスト膜厚をSiO23上で1.7
μm〜2μmにすれば、Al5上のレジスト膜厚
は約1μmとなる。レジスト6がポジ型の場合は
解像度が大きいので、十分接続窓7を開口できる
が、ネガ型の場合は低解像度のため7を完全に開
口できない。その場合、例えば、第2図の様にす
ればよい。第1層目配線5を形成後、ネガ型レジ
スト膜10をSiO211上において約4000〜6000
Å,ポジ型レジスト膜11を約1.7μmに順次塗
布して(第2図a)、その後、ポジ型レジスト膜
11を露光・現像して接続窓12を開口し、ポジ
型レジスト膜11をマスクとしてネガ型レジスト
膜10をO2プラズマエツチにて開口すればよい
(第2図b)。この様に層間絶縁膜はポジネガ両タ
イプを用い2層以上の多層レジスト膜とすること
もできる。
さらに、レジストを層間絶縁膜として用いた場
合、レジスト内に存在する可動イオンの基板に対
する汚染が問題になる場合には、第1図工程a終
了後、可動イオン汚染防止効果のあるプラズマ
CVD法によるSi3N4膜を全面に被着して後、レジ
スト膜6を塗布する。そして工程bにおいてレジ
スト膜6に接続窓7を開口後、膜6をマスクとし
てSi3N4膜を選択除去し、Si3N4膜にも窓7を開口
し、その後C以降の工程を用いればよい。また、
半導体装置外部からの汚染が問題となる場合には
例えば第1図工程dにおいて、プラズマ照射後耐
熱性をもつたレジスト膜6に、プラズマ
CVDSi3N4膜を約200〜400℃で被着し、先ずSi3N4
膜に接続窓7を開口後、Si3N4膜をマスクとして
膜6をO2プラズマにて選択除去し、窓7を開口
すればよい。上記本実施例においてレジストにフ
ロンガスプラズマ照射して耐熱性(耐熱温度)を
約600℃まで上げたのは次の理由によるものであ
る。すなわち層間絶縁膜としてのフオトレジスト
膜は、(1)Al配線間(例えば第1図配線5,8
間)及びAl配線と拡散層間(例えば第1図5,
2間)のオーミツクコンタクトを得るために必要
な450℃前後のシンター処理や、(2)約200℃〜400
℃の前記プラズマCVD被着工程等に耐えねばな
らず、従つてレジストの耐熱温度はこれらより高
くなければならないからである。なおフロンの他
照射にアルゴン,N2等の不活性ガスプラズマを
使用してもフオトレジストの熱的安定性は向上す
ることが確認できたが、耐熱最高温度は約300℃
程度でしかなかつた。従つてフロンガスプラズマ
照射はフオトレジスト膜の耐熱性向上に優れた効
果を持つている。フロンガスプラズマ照射したフ
オトレジスト膜をオージエ電子分光法で分析した
結果、表面に厚さ約500Åにわたつてフロンガス
プラズマ成分であるフツ素を多量に含む硬化変質
層が生じており、この膜が、膜6の耐熱性向上に
寄与していることが確認された。フロンガスは無
毒,不燃で安定な扱い易いガスでもあり、プラズ
マ照射のためには効果的である。またプラズマ照
射後、熱処理を加えているが(第1図工程d)、
この熱処理温度は密着性向上と流動が生じるよう
な耐熱温度以下の任意の温度であればよいのであ
る。
以上のように本発明の半導体装置の製造方法に
よれば次のような効果を得ることができる。すな
わち本発明による方法では、第1に、たとえば第
1図bの工程にみられる様に、フオトレジストを
層間絶縁膜として用いているため、レジストを塗
布する際の流動性によつて表面の凹凸が著しく緩
和されており、また工程dにおける熱処理によつ
て開口部7の段差もなめらかになり、従つて第2
層目配線8のすべての段差部で従来問題であつた
断線を防止することができる。第2に凹凸に起因
する絶縁膜のピンホール等、欠陥も少くすること
ができる。第3にレジストの応力が小さいため絶
縁膜厚を厚くしてもクラツクが発生しない等、多
層配線形成上、CVDSiO2、PSG、Al2O3等が持た
ない有利な性質を簡単に得ることができる。本発
明の層間絶縁膜用フオトレジストはプラズマ照射
されており、耐熱性が向上しているため、シンタ
ー等の後処理工程や、レジスト上へのプラズマ
Si3N4膜形成等に対しても従来の絶縁膜と同様に
使用可能である。以上述べた様に本発明は多層配
線形成にその効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜eは本発明による多層配線形成方法
の一実施例を示す工程断面図、第2図a,bは本
発明の他の実施例にかかる工程断面図である。 1……一導電型を有する半導体基板、2……1
と反対導電型を有する拡散層、3……SiO2膜、
4……SiO2膜3に開口されたコンタクト窓、5
……第1層目Al配線、6……フオトレジスト
膜、7,12……配線層間接続窓、8……第2層
目Al配線、10……ネガ型フオトレジスト膜、
11……ポジ型フオトレジスト膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板の一主面およびこの主面上に形成
    された第1層目の配線を被覆するように感光性樹
    脂膜を形成する工程と、前記感光性樹脂膜をフロ
    ンガスプラズマ照射して安定する工程と、フロン
    ガスプラズマ照射後、感光性樹脂膜を熱処理して
    前記樹脂膜の密着性を強固にするとともに前記樹
    脂膜を若干流動させて開口部の段差部の傾斜を減
    少させる工程と、前記熱処理された感光性樹脂膜
    上に第2層目の配線を形成する工程とを備えたこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。 2 感光性樹脂膜がネガ型,ポジ型を積層したも
    のよりなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の半導体装置の製造方法。 3 半導体基板の一主面およびこの主面上に形成
    された第1層目の配線を被覆するように窒化シリ
    コン膜を形成する工程と、前記窒化シリコン膜上
    に感光性樹脂膜を形成する工程と、前記感光性樹
    脂膜をフロンガスプラズマ照射して安定化する工
    程と、フロンガスプラズマ照射後、感光性樹脂膜
    を熱処理して前記樹脂膜の密着性を強固にすると
    ともに前記樹脂膜を若干流動させて開口部の段差
    部の傾斜を減少させる工程と、前記熱処理された
    感光性樹脂膜上に第2層目の配線を形成する工程
    とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。 4 半導体基板の一主面およびこの主面上に形成
    された第1層目の配線を被覆するように感光性樹
    脂膜を形成する工程と、前記感光性樹脂膜をフロ
    ンガスプラズマ照射して安定化する工程と、フロ
    ンガスプラズマ照射した前記感光性樹脂膜を熱処
    理して前記樹脂膜の密着性を強固にするとともに
    前記樹脂膜を若干流動させて開口部の段差部の傾
    斜を減少させる工程と、フロンガスプラズマ照射
    した前記感光性樹脂膜上に窒化シリコン膜を形成
    する工程と、前記窒化シリコン膜上に第2層目の
    配線を形成する工程とを備えたことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
JP7170679A 1979-06-07 1979-06-07 Manufacture of semiconductor device Granted JPS55163862A (en)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6383714U (ja) * 1986-11-20 1988-06-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6383714U (ja) * 1986-11-20 1988-06-01

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