JPS61190206A - 給水加熱器ドレンポンプアップシステム - Google Patents

給水加熱器ドレンポンプアップシステム

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JPS61190206A
JPS61190206A JP3045285A JP3045285A JPS61190206A JP S61190206 A JPS61190206 A JP S61190206A JP 3045285 A JP3045285 A JP 3045285A JP 3045285 A JP3045285 A JP 3045285A JP S61190206 A JPS61190206 A JP S61190206A
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condensate
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JP3045285A
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等 石丸
省三 窪田
俊樹 小林
豊彦 増田
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は発電プラントにおける給水加熱器ドレンを、復
水給水系にポンプアップし、注入するシステムにおける
ドレン流量制御に好適な給水加熱アップするシステム構
成として、王菱重工技報Va1.17. No、2 (
1980−3)があるがこれは、PWRプラントにおけ
るもので、タービンプラントの復水を直接原子炉に供給
するBWRプラントでは、浄化装置による水質の確保が
必要である。さらに、この文献ではドレンポンプトリッ
プ時におけるプラント制御法も示されていた。
BWRプラントに給水が熱器ドレンポンプアップシステ
ムを採用するには、ドレンポンプトリップ時における原
子炉給水の浄化方法と、原子炉給水流量の確保を行った
上で、安定して運転継続さく2) せる事が可能な制御装置を開発する必要があった。
従来、給水加熱器ドレンポンプは50%容量で王台のポ
ンプを設置しており、故障時は予備機を投入していた。
予備機を削除して設備費を低減すると、原子炉への給水
水質が低下し、原子炉給水供給能力が低下し、プラント
スクラムに到る。
器ドレンポンプ故障時にも、プラントを安定して運転継
続でき、給水加熱器ドレンポンプの予備機を削除可能な
装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の要点は、機器の故障を検出し、復水浄化設備に
適正量を通水して水質を確保し、ポンプに過大流量が流
れないように制御し、プラント安定運転継続を可能にす
ることにある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。原子
炉1によって発生した蒸気は蒸気タービン2を駆動して
発電を行う。蒸気タービン2の排気蒸気は復水器3で凝
縮され、低圧復水ポンプ4によって昇圧され、復水脱塩
装置5、復水脱塩装w7によって浄化処理されて、高圧
復水ポンプ9で昇圧され、低圧給水加熱器10で蒸気タ
ービン2の油気蒸気によって加熱されて給水ポンプ11
気蒸気は、凝縮してドレンとなり、低圧給水加熱器10
に送られる。低圧給水加熱器10を加熱した油気蒸気も
凝縮してドレンとなる。低圧給水加熱器10内のドレン
は、ドレンタンク13に送られる。ドレンタンク1’3
内のドレンはドレンポンプ14によって昇圧されてドレ
ン濾過装置16に送られ浄化処理されて水質を向上させ
て復水系統である高圧復水ポンプ9の入口もしくは出口
に注入される。
原子炉lへの給水流量は、図示しない原子炉水位検出装
置によって図示しない給水ポンプ11の駆動タビンによ
って制御される。
ドレンタンク13に設けられた水位検出装置19によっ
て水位が検出され、水位制御弁によってドレンタンク1
3の水位を一定に保ち、ドレンポンプ14の安定運転を
行ない、ドレンタンク13内のドレンを、復水系統に注
入し、原子炉1容量の高圧復水ポンプ9を王台と、50
%容量の給水ポンプ11と、図示しない予備の給水ポン
プと、50%容量のドレンポンプ14を三台設ける。
復水浄化設備は、原子炉1への給水流量に対して、約6
0%流量を処理可能な、復水脱塩装置5と、復水脱塩装
置7と、約40%流量を処理可能な、ドレン濾過装置1
6を設けている。
本システムは一般的に低圧ヒータドレンポンプアップシ
ステムと呼ばれ、給水加熱器10,12のドレンを復水
器3にカスケードして冷却する事なく、高温のまま復水
系に注入するため、プラント熱効率が向上し、プラント
出力の増加が得られ、さらに、復水脱塩装置7の容量を
低減できるため、設備費の低下と建屋容積低減により設
備費が低下する。
本発明において、ドレンタンク13の出口のドレンポン
プ14の入口から復水器3へ接続する導水管20と、導
水管20に設けられた流量制御弁る導水管22と、導水
管22に設けられた流量制御弁18と流量検出装置18
を設ける。
本システムにおける問題点を以下に示す。
低圧ドレンポンプ14は50%容量を三台設置している
ため、一台が故障によりトリップした場合には、ドレン
タンク13内のドレンを復水系に注入する能力が低下す
る。よって、ドレンタンク13の水位が上昇し、ひいて
は、低圧給水加熱器10の水位も上昇し給水加熱能“力
が低下し、プラント出力も低下する。さらに、復水系へ
の注入復水量も低下するため、原子炉1への給水流量も
低下し、原子炉1の水位が低下してプラントスクラムに
至ってしまうため、プラント出力を下げる必要が生じる
。この様に、ドレンポンプ14の故障により、プラント
スクラムに至る可能性があり、これを避けるためにプラ
ント出力を何らかの手段により下げて原子炉1の必要給
水量を強制的に下検出し、流量設定装置24.25を作
動させる。
流量設定装置24は、トリップしたドレンポンプ14の
送水していた量ドレン量相当を設定しておき、流量検出
装置2】では検出した流量と比較し、流量制御弁17を
制御して、導水管20を介して所定のドレンを復水器3
にカスケードする。これによって、トリップしていない
ドレンポンプ14による送水と、復水器3へのカスケー
ド分によりドレンタンク13への流入ドレンを処理する
事によってドレンタンク13の水位を一定に保つ事がで
きる。
一方、流量設定器25は、流量設定器24と同一の流量
設定がされており、トリップ検出装置26よりの信号に
より作動し、流量検出装置23により検出した流量と比
較し、流量制御弁18を制御して、導水管20によって
復水器3にカスケードしたドレン量を、導水管22によ
って低圧復側に注入する事によって原子炉1の必要給水
量をなくてすむため、過大流量通水による水質の劣化や
装置の損傷、高圧復水ポンプ9の入口圧力の低下を防止
することができ、さらに、ドレンが過装置に通水後、高
圧復水ポンプ9に注入するため、水質の劣化を防止する
ことができ、原子炉1の必要給水量を確保できる。従っ
て、ドレンポンプ14のトリップ時に、給水水質を低下
させる事なく、原子炉1への給水流量を確保できるため
、プラント出力を低下させる事なく安定して運転が継続
可能となる。
次に、ドレンポンプ14のトリップ後の流量変化につい
て第2図、第3図により説明する。
第2図は、ドレンポンプ14廻りの流量変化を示したも
のである。ドレンポンプ14のトリップにより、トリッ
プしたドレンポンプ14の流量は低下し、健全なドレン
ポンプ14には、処理でき流入量を処理できるため、ド
レンタンク13の水位を一定に保つ事ができる。一方、
ドレン濾過装置16の通水量は、ドレンポンプ14より
の送水量は導水管20′を通る分だけ低下するが、第3
図に示すように導水管22より送られる分によりドレン
ポンプ14のトリップ前と同一に保てる。
第3図は、低圧復水ポンプ4の廻りの流量変化を示した
ものであるが、ドレンポンプ14のトリップにより、第
2図に示す導水管20よりの流量分だけ、低圧復水ポン
プ4の通水量は増加する。
導水管22の通水量の増加によって、ドレン濾過装置1
6に通水するため、復水♂過装置5、復水脱塩装置7の
通水量は、ドレンポンプ14のトリップ前と同一に保つ
事ができる。
ここでドレンポンプ14のトリップの後に、健ない場合
は、健全なドレンポンプ14の流量は増加させず、導水
管20を通過する給水の流量を増加させ、低圧復水ポン
プ4の流量を増加させずに、予備の低圧復水ポンプ4を
運転投入する事によって対処可能である。
第2図、第3図に示すように、ドレンポンプ14のトリ
ップも発生しても、原子炉1への給水金具は復水が過装
置5、復水脱塩装置7及びドレン濾過装置を通して運転
でき、さらに、流量も低下しない。
よって、水質の確保と、給水流量の確保が可能となり、
プラント出力を低下させたりする必要がなく、安定して
運転継続可能である。
本システムにおけるもう一つの問題を以下に示す。
低圧ドレンポンプ14の所要揚程において、高圧復水ポ
ンプ4の揚程から復水濾過装置5、復水脱塩装置7等の
系統圧力損失を差し引いた圧力になるが、プラント起動
時の低圧力運転時は、原子炉1への給水流量が小さいた
め、低圧復水ポンプ4の特性として、吐出圧力が増加し
、系統圧力損失も低下してしまう。この相剰効果により
、高圧復水ポンプ9の入口圧力は非常に高くなる。よっ
て、ヒータドレンポンプ14の所要揚程も高くなり、過
大な設備仕様となってしまう。
この対策として、本発明では、プラント起動時の原子炉
1への給水量が小さい時には、ドレンタンク13に流入
するドレン全量を、導水管20を通して流量制御弁17
により復水器3にカスケードする。この時、流量制御弁
17の制御信号は、切替装置27により、流量設定装置
24からの信号から、水位検出装置19の信号に切替え
られ、ドレンタンク13の水位を一定に保つことができ
填装置7により浄化処理されて原子炉1へ給水される。
ここで、プラント起動時の給水量が低い状態なので、復
水ポンプ4の送水能力、復水濾過装置5.復水脱塩装置
7の浄化能力は充分満足される。
このようにして、ドレンポンプ14を高揚程とする事が
避けられ、合理的設備設計が可能となる。
本実施例によれば、 (1)ドレンポンプ14の故障時にも、給水加熱器ドレ
ンを適正に処理できるため、ドレンタンクの水位を一定
に保つ事ができ、原子炉1への給水全量を、復水濾過装
置5、復水脱塩装置7及び、ドレン沙過装置16に適正
量で通水、浄化処理できるため、水質を確保でき、原子
炉1の所要給水流量を確保できるので、プラント出力を
低下させる必要がなく、安定して運転継続が可能となる
。これにより、ドレンポンプ14の予備機を設置する必
要がなし1゜ (2)プラント起動、停止時の原子炉1への給水量が低
い状態では、ドレンポンプ14を運転する必要がなくな
るため、ドレンポンプ14の揚程”を低くでき、駆動用
モータの出力を小さくできる。
第4図に本発明の他の実施例を示す。
本実施例の特長は、ドレンタンク13内にオーバーフロ
ー管41を設けて、Uシールを付して、ドレンタンク1
3と復水器3の差圧を確保し、オーバーフロー管41に
導水管20を接続している所にある。
本実施例によれば、第1図の実施例の効果に対して、導
水管20に設けた流量制御弁17.流量検出装置21、
流量設定装置24、切替装置27が不要であり、制御装
置として簡素化が計れる。
オーバーフロー管41はドレンポンプ14のトリップや
、プラント起動時の高圧復水ポンプ9の入口圧力が高い
時などのようにドレンポンプ14〔発明の効果〕 本発明によれば、水質の向上が図れ、プラント出力を下
げず↓;安定して運転継続できる効果がある。従ってド
レンポンプの予備機を設置する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図、第3図は
流量と時間の特性図、第4図は本発明の他の実施例の系
統図である。 4・・・低圧復水ポンプ、9・・・高圧復水ポンプ、1
゜・・・低圧給水加熱器、12・・・高圧給水加熱器、
13・・・ドレンタンク、14・・・ドレンポンプ、2
o・・・導水管、22・・・導水管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、給水加熱器のドレンタンクと、ドレンポンプを設け
    、前記給水加熱器ドレンを、復水給水系統に注入する給
    水加熱器ドレンポンプアップシステムにおいて 前記ドレンポンプの入口側から復水ポンプの入口側に接
    続する導水管と、前記復水ポンプの出口側から、前記ド
    レンポンプの出口側に接続する導水管を設けたことを特
    徴とする給水加熱器ドレン量制御装置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記導水管に流量
    制御弁と流量検出装置を設けたことを特徴とする給水加
    熱器ドレン量制御装置。 3、特許請求の範囲第1項において、前記ドレンポンプ
    の入口側から、前記復水ポンプの入口側に接続する前記
    導水管の流量制御弁を、前記ドレンタンクの水位制御弁
    としても使用できる切替装置を設置した事を特徴とする
    給水加熱器ドレン量制御装置。
JP3045285A 1985-02-20 1985-02-20 給水加熱器ドレンポンプアップシステム Expired - Lifetime JPH076607B2 (ja)

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JPH076607B2 JPH076607B2 (ja) 1995-01-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06732A (ja) * 1991-03-19 1994-01-11 Hiroshi Makino サイクルタイム可変のパレット移載方法及び装置
JP2011157855A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電設備及び発電設備の運転方法

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JPH06732A (ja) * 1991-03-19 1994-01-11 Hiroshi Makino サイクルタイム可変のパレット移載方法及び装置
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