JPS61190087A - 伝熱管の製造方法 - Google Patents
伝熱管の製造方法Info
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- JPS61190087A JPS61190087A JP60032178A JP3217885A JPS61190087A JP S61190087 A JPS61190087 A JP S61190087A JP 60032178 A JP60032178 A JP 60032178A JP 3217885 A JP3217885 A JP 3217885A JP S61190087 A JPS61190087 A JP S61190087A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- plating
- pipe
- copper
- transfer pipe
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は熱交換器や、ヒートパイプに利用される、特に
液媒体を流動させる伝熱管に関する。
液媒体を流動させる伝熱管に関する。
従来の技術
熱交換部材に多孔質層を形成し、表面積の増大沸騰伝熱
の促進効果を計ることは一般に知られているが、伝熱管
内に多孔質層を形成することは焼結、溶射法では困難で
あるから通常はメッキ法を利用する。しかし、この様な
表面積を増大し沸騰伝熱の促進効果を計るために行うメ
ッキ法は、平滑メッキと異った条件で加工し、適度なポ
ーラス性と突起を有するメッキ層に仕上げる必要がある
。
の促進効果を計ることは一般に知られているが、伝熱管
内に多孔質層を形成することは焼結、溶射法では困難で
あるから通常はメッキ法を利用する。しかし、この様な
表面積を増大し沸騰伝熱の促進効果を計るために行うメ
ッキ法は、平滑メッキと異った条件で加工し、適度なポ
ーラス性と突起を有するメッキ層に仕上げる必要がある
。
この様なメッキ層を形成する方法としては、通常の平滑
メッキを得るために必要な錯塩や、にかわ状物質、光沢
剤、結晶微粒子化のための添加剤等はメッキ液中に配合
しないか、極く微量としたメッキ液を使用し、メッキ条
件としては一般的に高温で高電流密度で行ない、メッキ
液は高速の流動撹拌を行うことによシ形成される０ 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この様な条件で伝熱管内壁面等にメッキ
液を導入してもなかなか内部まで均一に多孔質状のメッ
キをすることができず、錯塩の少ない不安定なメッキ液
条件となっているため短時間に分解を起こし、量産性に
向かないばかりか、伝熱管パイプ壁面とメッキ層との密
着も不充分であシ、液媒体の流動時及び振動や衝撃にて
メッキ層が剥離してしまう等の問題点があった０本発明
は、上記問題点に鑑み、均一にかつ密着性の優れた凸凹
状のメッキ層を形成し表面積の増大した、沸騰伝熱の促
進効果が計れる伝熱壁面をもつ伝熱管を提供するもので
ある。
メッキを得るために必要な錯塩や、にかわ状物質、光沢
剤、結晶微粒子化のための添加剤等はメッキ液中に配合
しないか、極く微量としたメッキ液を使用し、メッキ条
件としては一般的に高温で高電流密度で行ない、メッキ
液は高速の流動撹拌を行うことによシ形成される０ 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この様な条件で伝熱管内壁面等にメッキ
液を導入してもなかなか内部まで均一に多孔質状のメッ
キをすることができず、錯塩の少ない不安定なメッキ液
条件となっているため短時間に分解を起こし、量産性に
向かないばかりか、伝熱管パイプ壁面とメッキ層との密
着も不充分であシ、液媒体の流動時及び振動や衝撃にて
メッキ層が剥離してしまう等の問題点があった０本発明
は、上記問題点に鑑み、均一にかつ密着性の優れた凸凹
状のメッキ層を形成し表面積の増大した、沸騰伝熱の促
進効果が計れる伝熱壁面をもつ伝熱管を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明の伝熱管は、ｔｓ
ｙｑ／ｌから１０ｏ〜／ｌの濃度のオキシエチレン系界
面活性剤であるポリオキシエチレンオレイルエーテルと
、低濃度の塩化物イオンを添加剤として加えたメッキ液
を用い、伝熱管側をカソードとし電気メッキを施すこと
により、伝熱管内壁面に樹枝状の凸凹メッキ層を形成さ
せるものである。
ｙｑ／ｌから１０ｏ〜／ｌの濃度のオキシエチレン系界
面活性剤であるポリオキシエチレンオレイルエーテルと
、低濃度の塩化物イオンを添加剤として加えたメッキ液
を用い、伝熱管側をカソードとし電気メッキを施すこと
により、伝熱管内壁面に樹枝状の凸凹メッキ層を形成さ
せるものである。
作 用
本発明は上記した構成によって、メッキ液中のオキシエ
チレン系界面活性剤であるポリオキシエチレンオレイル
エーテルの分子につかまれられて錯体化している金属イ
オンが、低濃度の塩化物イオンの存在下で、塩化物イオ
ンと不安定に結合し凸凹のメッキ層を形成するのに働く
。すなわち錯塩の少ない不安定なメッキ液や過度な条件
でのメッキ工法を必要としないのでメッキ液の分解も少
なく、メッキ層と伝熱管壁面との密着も良好となり、前
記凸凹のメッキ層が表面積の増大と沸騰伝熱の促進効果
をはかることができるものである。
チレン系界面活性剤であるポリオキシエチレンオレイル
エーテルの分子につかまれられて錯体化している金属イ
オンが、低濃度の塩化物イオンの存在下で、塩化物イオ
ンと不安定に結合し凸凹のメッキ層を形成するのに働く
。すなわち錯塩の少ない不安定なメッキ液や過度な条件
でのメッキ工法を必要としないのでメッキ液の分解も少
なく、メッキ層と伝熱管壁面との密着も良好となり、前
記凸凹のメッキ層が表面積の増大と沸騰伝熱の促進効果
をはかることができるものである。
実施例
以下本発明の一実施例について、第１図から第４図を参
考にしながら説明する。
考にしながら説明する。
１は銅バイブの伝熱管２とアルミニウムの薄片加工した
放熱フィン３とからなる熱交換器である。
放熱フィン３とからなる熱交換器である。
この伝熱管２の内壁面４には樹枝状の凸凹の銅メッキ層
６が形成されている。又、この伝熱管２の両端６ａ 、
６ｂはかしめ加工と溶接により完全にシールされ、内部
にフロンガスが封入されている。７はヒーター８によシ
温調可能なメッキ槽であり、メッキ液９が入れられであ
る。このメッキ液９としては、０，６ｍｏｌ／（ｌ Ｃ
ｕＳｏ４−５Ｈ２０。
６が形成されている。又、この伝熱管２の両端６ａ 、
６ｂはかしめ加工と溶接により完全にシールされ、内部
にフロンガスが封入されている。７はヒーター８によシ
温調可能なメッキ槽であり、メッキ液９が入れられであ
る。このメッキ液９としては、０，６ｍｏｌ／（ｌ Ｃ
ｕＳｏ４−５Ｈ２０。
０．５ ｍｏｌ／ｌ Ｈ２ＳＯ４，０，３３ｘ１０
ｒｎｏｌ／ｌ ＨＣＩ及ヒ２ｏ１１１ｇ／ｌポリオキシ
エチレンオレイルエーテルが含まれている。また１ｏは
両端６ｇ、６ｂを封止する前の銅バイブからなる伝熱管
であり、連結管１１と循環ポンプ１２を組み合わせるこ
とによシ、メッキ液９を伝熱管１ｏの内部に循環させる
ようにしている。尚、すでに放熱フィン３は伝熱管２を
拡管することによシ云熱管パイプ１０の外周に固定され
ている。さらに連結管１１には、直流電源１３に直結さ
れているチタン棒に白金メッキした対極１４と、対極１
４と逆の電荷を与えられる接続端子１５とが固定されて
いる。伝熱管１０と連結管１１とを接続端子１６で結合
させた時、接続端子１６と伝熱管１ｏとの接触を防止す
るためにポリプロピレンでできた不電導体のスペーサー
１６が挿入されている。又１７はメッキ液９に空気を吸
き込むエアーポンプである。
ｒｎｏｌ／ｌ ＨＣＩ及ヒ２ｏ１１１ｇ／ｌポリオキシ
エチレンオレイルエーテルが含まれている。また１ｏは
両端６ｇ、６ｂを封止する前の銅バイブからなる伝熱管
であり、連結管１１と循環ポンプ１２を組み合わせるこ
とによシ、メッキ液９を伝熱管１ｏの内部に循環させる
ようにしている。尚、すでに放熱フィン３は伝熱管２を
拡管することによシ云熱管パイプ１０の外周に固定され
ている。さらに連結管１１には、直流電源１３に直結さ
れているチタン棒に白金メッキした対極１４と、対極１
４と逆の電荷を与えられる接続端子１５とが固定されて
いる。伝熱管１０と連結管１１とを接続端子１６で結合
させた時、接続端子１６と伝熱管１ｏとの接触を防止す
るためにポリプロピレンでできた不電導体のスペーサー
１６が挿入されている。又１７はメッキ液９に空気を吸
き込むエアーポンプである。
次にかかる構成での熱交換器の製造方法について説明す
る。
る。
まず、伝熱管１ｏと放熱フィン３とを定位置にて仮嵌合
しておき、伝熱管１０を所定の拡管機で拡管し、伝熱管
１ｏと放熱フィン３とを圧着させておく、次に、この伝
熱管１０と連結管１１と循環ポンプ１２とを組み合わせ
、メッキ槽７中のメッキ液９を伝熱管１ｏの内部に循環
させる。この時、メッキ液９としては０．６ｒｒｈｏ
ｌ／ｌ Ｃｕ ＳＯ４゛ｅｓＨ２ｏ ・０．５ｍｏｌ！
／Ａ’ Ｈ２ＳＯ４，０，３３ｘｌＯ″″’ ｍｏｌ／
ｌ Ｈ（Ｊ 。
しておき、伝熱管１０を所定の拡管機で拡管し、伝熱管
１ｏと放熱フィン３とを圧着させておく、次に、この伝
熱管１０と連結管１１と循環ポンプ１２とを組み合わせ
、メッキ槽７中のメッキ液９を伝熱管１ｏの内部に循環
させる。この時、メッキ液９としては０．６ｒｒｈｏ
ｌ／ｌ Ｃｕ ＳＯ４゛ｅｓＨ２ｏ ・０．５ｍｏｌ！
／Ａ’ Ｈ２ＳＯ４，０，３３ｘｌＯ″″’ ｍｏｌ／
ｌ Ｈ（Ｊ 。
２０１Ｒｆｌ／ｌ ポリオキシエチレンオレイルエー
テルを含む酸性硫酸鋼メッキ液を使用する。そこで、直
流電源１３によりチタン棒に白金メッキを施した対極１
４に正の電荷をかけアノード側とし、一方の接続端子１
６には負の電荷をかけカソード側とする。この時の電流
値は約１００ｍＡ／−とし約２０分間通電する。又メッ
キ液の温度はメッキ槽７のヒーター８により加熱され約
５０ ′Ｃとした。
テルを含む酸性硫酸鋼メッキ液を使用する。そこで、直
流電源１３によりチタン棒に白金メッキを施した対極１
４に正の電荷をかけアノード側とし、一方の接続端子１
６には負の電荷をかけカソード側とする。この時の電流
値は約１００ｍＡ／−とし約２０分間通電する。又メッ
キ液の温度はメッキ槽７のヒーター８により加熱され約
５０ ′Ｃとした。
ここで通常のメッキ液であれば、カソード側である伝熱
管１ｏの内壁面全体に均一な厚みで銅が析出するが、メ
ッキ液９には、オキシエチレン系の界面活性剤であるポ
リオキシエチレンオレイルエーテルと低濃度の塩酸によ
り生じる塩素イオンとを有するために全体に均一な厚み
の銅メッキ層とはならず、樹枝状の凸凹の銅メッキ層５
が形成されることになる。この理由としては、界面活性
剤であるポリオキシエチレンオレイルエーテルの分子に
つかまえられ錯体化している銅イオンが、低濃度の塩素
イオンの存在下で塩素イオンと不安定に結合するためで
ある０ 特に、凸凹の銅メッキ層６の形成においては、界面活性
剤であるポリオキシエチレンオレイルエーテル及び塩酸
の濃度が重要な役割をはたすために、ポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル及び塩酸の濃度は以下の範囲に規定
する必要があるＯｏポリオキシエチレンオレイルエーテ
ル１５２９／ｌ −１００１ｎｆ／１ ０塩 酸 ０．０１ ｘｌｏ−５ｒｎｏｌ／ｌ 〜１ ｘｌｏ−５
ｒｎｏｌ／ｌ次に、伝熱管１０の内壁を湯洗によシ洗浄
し、乾燥した後フロンガスを内部に封入し、両端８ ａ
。
管１ｏの内壁面全体に均一な厚みで銅が析出するが、メ
ッキ液９には、オキシエチレン系の界面活性剤であるポ
リオキシエチレンオレイルエーテルと低濃度の塩酸によ
り生じる塩素イオンとを有するために全体に均一な厚み
の銅メッキ層とはならず、樹枝状の凸凹の銅メッキ層５
が形成されることになる。この理由としては、界面活性
剤であるポリオキシエチレンオレイルエーテルの分子に
つかまえられ錯体化している銅イオンが、低濃度の塩素
イオンの存在下で塩素イオンと不安定に結合するためで
ある０ 特に、凸凹の銅メッキ層６の形成においては、界面活性
剤であるポリオキシエチレンオレイルエーテル及び塩酸
の濃度が重要な役割をはたすために、ポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル及び塩酸の濃度は以下の範囲に規定
する必要があるＯｏポリオキシエチレンオレイルエーテ
ル１５２９／ｌ −１００１ｎｆ／１ ０塩 酸 ０．０１ ｘｌｏ−５ｒｎｏｌ／ｌ 〜１ ｘｌｏ−５
ｒｎｏｌ／ｌ次に、伝熱管１０の内壁を湯洗によシ洗浄
し、乾燥した後フロンガスを内部に封入し、両端８ ａ
。
６ｂをかしめ溶接することによシ、伝熱管２と放熱フィ
ン３とを持つ熱交換器１が完成する０この様にして得ら
れた熱交換器１は、メッキ液中の界面活性剤であるポリ
オキシエチレンオレイルエーテル及び塩酸製置を規定し
ているために、伝熱管２の内壁面４の凸凹の銅メッキ層
６には、樹板状の銅メッキが密に形成されており、表面
積を増大させるばかりではなく、樹枝状の銅メッキが密
に形成されているため凸凹の銅メッキ層５は、沸騰伝熱
の沸騰核となり、通常の針状の凸凹メッキに比較して沸
騰伝熱の促進効果を計ることができる。又内壁面４でフ
ロンガスが液化した時、液体層が、凸凹の銅メッキｒａ
５の凸部にて粒滴となり、内壁面４から平滑面よりも早
く離れるために、厚い断熱層である液体層が形成されな
いので、凝縮時の伝熱も促進されることになる。すなわ
ち、フロン液化ガスを封入し、蒸発、凝縮をくり返すヒ
ートパイプの様な熱交換器１の伝熱効率を著しく良くし
たものが得られる。
ン３とを持つ熱交換器１が完成する０この様にして得ら
れた熱交換器１は、メッキ液中の界面活性剤であるポリ
オキシエチレンオレイルエーテル及び塩酸製置を規定し
ているために、伝熱管２の内壁面４の凸凹の銅メッキ層
６には、樹板状の銅メッキが密に形成されており、表面
積を増大させるばかりではなく、樹枝状の銅メッキが密
に形成されているため凸凹の銅メッキ層５は、沸騰伝熱
の沸騰核となり、通常の針状の凸凹メッキに比較して沸
騰伝熱の促進効果を計ることができる。又内壁面４でフ
ロンガスが液化した時、液体層が、凸凹の銅メッキｒａ
５の凸部にて粒滴となり、内壁面４から平滑面よりも早
く離れるために、厚い断熱層である液体層が形成されな
いので、凝縮時の伝熱も促進されることになる。すなわ
ち、フロン液化ガスを封入し、蒸発、凝縮をくり返すヒ
ートパイプの様な熱交換器１の伝熱効率を著しく良くし
たものが得られる。
又前記方法にて形成されたこの樹枝状の銅メッキが密に
形成された伝熱管２の内壁面４の凸凹の銅メッキ層５は
錯塩の少ない不安定なメッキ液や過度な条件でのメッキ
工法を必要としないのでメッキ液の分解も少なくその硬
度及び密着性はたいへん良好であシ、常に安定した凸凹
の銅メッキ層６が形成される。
形成された伝熱管２の内壁面４の凸凹の銅メッキ層５は
錯塩の少ない不安定なメッキ液や過度な条件でのメッキ
工法を必要としないのでメッキ液の分解も少なくその硬
度及び密着性はたいへん良好であシ、常に安定した凸凹
の銅メッキ層６が形成される。
尚、本発明の実施例では凸凹のメッキ層５を形成させる
手段として、酸性硫酸銅メッキ液を使用したが、熱伝導
性の面で銅が有利であるものの他の金属メッキ液でも可
能であり鋼メッキに限定するものではない。さらに塩酸
についてもＮａａｌの様な塩化物でも可能であり、メッ
キ液中で塩素イオンとして遊離する塩化物イオンをすべ
て含むものである。但し塩素イオン濃度が０．０１ Ｘ
ｌ ０−’ｍｏＪ／／未満になると、メッキ層が凸凹の
メッキ層６とならず平たんなメッキ層となり、又１Ｘ１
０ｍｏｌＡより大きいと凸凹のメッキ層５は形成される
がメッキの密度が疎になる。
手段として、酸性硫酸銅メッキ液を使用したが、熱伝導
性の面で銅が有利であるものの他の金属メッキ液でも可
能であり鋼メッキに限定するものではない。さらに塩酸
についてもＮａａｌの様な塩化物でも可能であり、メッ
キ液中で塩素イオンとして遊離する塩化物イオンをすべ
て含むものである。但し塩素イオン濃度が０．０１ Ｘ
ｌ ０−’ｍｏＪ／／未満になると、メッキ層が凸凹の
メッキ層６とならず平たんなメッキ層となり、又１Ｘ１
０ｍｏｌＡより大きいと凸凹のメッキ層５は形成される
がメッキの密度が疎になる。
又オキシエチレン系の界面活性剤であるポリオキシエチ
レンオレイルエーテルについてモ、ソの濃度がＦ４／１
未満であるとメッキ層が凸凹の銅メッキ層とならず平た
んなメッキ層となり、又１００ダ／ｌ より大きくなる
と凸凹の銅メッキ層５は形成されるがメッキの密度が疎
になる。
レンオレイルエーテルについてモ、ソの濃度がＦ４／１
未満であるとメッキ層が凸凹の銅メッキ層とならず平た
んなメッキ層となり、又１００ダ／ｌ より大きくなる
と凸凹の銅メッキ層５は形成されるがメッキの密度が疎
になる。
発明の効果
以上のように本発明は、伝熱管壁面に５１１ｇ／ｅから
１ｏｏｑ／ｌｌの濃度のオキシエチレン系界面活性剤で
あ」ポリオキシエチレンオレイルエーテルと、低濃度の
塩化物イオンを添加剤として加えたメッキ液により樹枝
状の凸凹メッキ層を形成してなる伝熱管であるから以下
の効果が得られるものである０ （ａｌ 伝熱管の内壁面の凸凹のメッキ層には、樹枝
状のメッキが密に形成され、これが表面積を増大させる
ばかりではなく、樹枝状のメッキが密に形成されている
ため、前記凸凹のメッキ層は、ヒートパイプに用いたと
き沸騰伝熱の沸騰核となり、通常の針状の凸凹メッキに
比較して沸騰伝熱の促進効果を計ることができる。
１ｏｏｑ／ｌｌの濃度のオキシエチレン系界面活性剤で
あ」ポリオキシエチレンオレイルエーテルと、低濃度の
塩化物イオンを添加剤として加えたメッキ液により樹枝
状の凸凹メッキ層を形成してなる伝熱管であるから以下
の効果が得られるものである０ （ａｌ 伝熱管の内壁面の凸凹のメッキ層には、樹枝
状のメッキが密に形成され、これが表面積を増大させる
ばかりではなく、樹枝状のメッキが密に形成されている
ため、前記凸凹のメッキ層は、ヒートパイプに用いたと
き沸騰伝熱の沸騰核となり、通常の針状の凸凹メッキに
比較して沸騰伝熱の促進効果を計ることができる。
（ｂ） 凝縮時の熱伝達に関しても、ヒートパイプに
用いたとき伝熱管の内壁面でフロンガスが液化した時、
液体層が凸凹メッキ層の凸部にて粒滴となり、内壁面か
ら平滑面よりも早く離れるために、厚い断熱層である液
体層が形成されないので、凝縮時の伝熱も促進されるこ
とになる。
用いたとき伝熱管の内壁面でフロンガスが液化した時、
液体層が凸凹メッキ層の凸部にて粒滴となり、内壁面か
ら平滑面よりも早く離れるために、厚い断熱層である液
体層が形成されないので、凝縮時の伝熱も促進されるこ
とになる。
（ｃ） 伝熱管の内壁面に形成された凸凹のメッキ層
は、錯塩の少ない不安定なメッキ液や過度な条件でのメ
ッキ工法を必要としないのでメッキ液の分解も少なくそ
の硬度及び密着性はたいへん良好であり、常に安定した
凸凹のメッキ層が形盛される。
は、錯塩の少ない不安定なメッキ液や過度な条件でのメ
ッキ工法を必要としないのでメッキ液の分解も少なくそ
の硬度及び密着性はたいへん良好であり、常に安定した
凸凹のメッキ層が形盛される。
しかし、オキシエチレン系の界面活性剤であるポリオキ
シエチレンオレイルエーテルの濃度については、その濃
度が５’Ｒｆ／ｅ未満であるとメッキ層が凸凹の銅メッ
キ層とならず平たんなメッキ層となり、又１００１１／
ｅ より大きくなると凸凹の銅メッキ層は形成される
がメッキ密度が疎になるため、ボＩＪ 、ｔ−キシエチ
レンオレイルエーテルの濃度は６１１ｆ／ｌから１ｏｏ
Ｍｇ／ｌ にする必要がある。
シエチレンオレイルエーテルの濃度については、その濃
度が５’Ｒｆ／ｅ未満であるとメッキ層が凸凹の銅メッ
キ層とならず平たんなメッキ層となり、又１００１１／
ｅ より大きくなると凸凹の銅メッキ層は形成される
がメッキ密度が疎になるため、ボＩＪ 、ｔ−キシエチ
レンオレイルエーテルの濃度は６１１ｆ／ｌから１ｏｏ
Ｍｇ／ｌ にする必要がある。
第１図は本発明の一実施例を示す熱交換器の横断面図、
第２図は同熱交換器の縦断面図、第３図は同熱交換器の
斜視図、第４図は同メッキ装置の概略図である。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・伝熱管、６・
・・・・・凸凹の銅メッキ層、９・・・・・・メッキ液
、１５・・・・・・対極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 ｌ、−支」央寡 ４ ２９． イ云 弘 今ｔ’
／、、、％ｉよ。 ２、・・社色管 ｆ・・１情娘茗
第２図は同熱交換器の縦断面図、第３図は同熱交換器の
斜視図、第４図は同メッキ装置の概略図である。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・伝熱管、６・
・・・・・凸凹の銅メッキ層、９・・・・・・メッキ液
、１５・・・・・・対極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 ｌ、−支」央寡 ４ ２９． イ云 弘 今ｔ’
／、、、％ｉよ。 ２、・・社色管 ｆ・・１情娘茗
Claims (1)
- 伝熱管壁面に５ｍｇ／ｌから１００ｍｇ／ｌの濃度のオ
キシエチレン系界面活性剤であるポリオキシエチレンオ
レイルエーテルと、低濃度の塩化物イオンを添加剤とし
て加えたメッキ液により樹枝状の凸凹メッキ層を形成し
てなる伝熱管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60032178A JPS61190087A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 伝熱管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60032178A JPS61190087A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 伝熱管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61190087A true JPS61190087A (ja) | 1986-08-23 |
Family
ID=12351677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60032178A Pending JPS61190087A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 伝熱管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61190087A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100843952B1 (ko) | 2007-03-14 | 2008-07-04 | 한국원자력연구원 | 일체화된 공기 및 도금용액 공급수단을 가지는 내면전기도금 전극장치 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5111025A (en) * | 1974-07-19 | 1976-01-28 | Sony Corp | Nashijigaikano teisuru denkinitsukerumetsukiho |
| JPS5844319A (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-15 | Canon Inc | カメラの走査型重みづけ測光装置 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60032178A patent/JPS61190087A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5111025A (en) * | 1974-07-19 | 1976-01-28 | Sony Corp | Nashijigaikano teisuru denkinitsukerumetsukiho |
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| KR100843952B1 (ko) | 2007-03-14 | 2008-07-04 | 한국원자력연구원 | 일체화된 공기 및 도금용액 공급수단을 가지는 내면전기도금 전극장치 |
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