JPS61188877A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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Publication number
JPS61188877A
JPS61188877A JP2857585A JP2857585A JPS61188877A JP S61188877 A JPS61188877 A JP S61188877A JP 2857585 A JP2857585 A JP 2857585A JP 2857585 A JP2857585 A JP 2857585A JP S61188877 A JPS61188877 A JP S61188877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating coil
coil
ferrite member
electromagnetic cooker
pot
Prior art date
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Pending
Application number
JP2857585A
Other languages
English (en)
Inventor
田中 聖治
直文 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2857585A priority Critical patent/JPS61188877A/ja
Publication of JPS61188877A publication Critical patent/JPS61188877A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鍋載置用トッププレート下に、鍋を誘導加熱
するための磁束を発生させる加熱コイルを設けた電磁調
理器に関するものである。
〔従来技術〕
第4図は、この種の電磁調理器の従来例を示している。
この電磁調理器は、鍋1を載置するためのトッププレー
ト2と、鍋1を誘導加熱するための磁束を発生させる加
熱コイル3と、この加熱コイル3を保持するためのコイ
ル保持台4とを備え、コイル保持台4に取り付けたサー
ミスタ、サーモスタット等の感熱素子5により上記トッ
ププレート2の温度上昇を検出し、その温度が規定値に
達すると電磁調理器の動作を自動的に停止させるように
構成したものであって、w41の温度が異常に高くなる
のを防止する機能上からは極めて良好なものである。
ところで鍋1を誘導加熱する前記加熱コイル3は、一般
に180℃が耐熱限界とされており、これを加熱状態の
まま放置するとコイルを被覆している絶縁物が熱的に劣
化して行き、早期に電磁調理器が破損してしまうことに
なる。従って加熱コイル3の過熱防止□は、電磁調理器
の耐久性向上にとって不可欠の要素である。
しかしながら、この加熱コイル3の過熱防止をはかるの
に、前記従来例における鍋1の過熱防止の構成に見られ
るようなサーミスタ、サーモスタット等の感熱素子を用
いるのでは、鍋1からの輻射熱と加熱コイル3の温度と
の間の相関から間接的にコイル温度を検出することにな
り、コイル自体の温度を正確に検出できず、その過熱防
止効果を十分に奏することが出来ない。
〔発明の目的〕
本発明は、従来例における前記問題点を考慮してなされ
たものであって、加熱コイルの過熱状態を正確に検出し
て過熱によるコイル絶縁物の熱劣化を防止し、以て耐久
性の向上をはかるようにした電磁調理器の提供を目的と
するものである。
〔発明の構成〕
本発明の電m調理器は、鍋載置用トッププレートの下位
置に設けられ鍋を誘導過熱するための磁束を発生させる
加熱コイルと、この加熱コイルと磁気的に結合され加熱
コイルの耐熱限界温度付近をキュリー点とするフェライ
ト部材と、このフェライト部材に磁気的に結合されフェ
ライト部材の磁気特性変化を誘起電圧の変化として検出
する検出コイルとを備えたことを特徴とするものである
〔実施例〕
本発明の一実施例を、第1図乃至第3図に基き以下に詳
述する。
第1図は本実施例の電磁調理器の要部を示す縦断面図で
あって、鍋6を載置するためのトッププレート7の下位
置には上記鍋を誘導加熱する磁束を発生させるための加
熱コイル8が設けられている。この加熱コイル8はコイ
ル保持台9により保持され、コイル保持台9の中央部に
はフェライト粉を固めて形成した棒状のフェライト部材
10が配設され、このフェライト部材10に上記加熱コ
イル8が巻回されている。従って、前記トッププレート
7、コイル保持台9、フェライト部材10により、加熱
コイル8で発生される磁束のための磁気回路が構成され
ることになる。
上記フェライト部材10のキュリー点は、加熱コイル8
の耐熱限界温度すなわち絶縁限界温度である180℃付
近に設定されており、このフェライト部材10には別に
検出コイル11が巻回され、フェライト部材lOの磁気
特性変化に伴なう前記磁気回路の磁気抵抗変化を、この
検出コイル11に誘起される電圧の変化として検出する
ように構成されている。
第3図は、本実施例の電磁調理器の回路構成を示すもの
であって、この電磁調理器の動作は上記回路の制御によ
って次のように行われる。
前記回路に投入された商用電源12(100v、50/
60Hz )は、整流平滑回路13により直流に整流さ
れる。この直流電源に対して、先述の加熱コイル8とコ
ンデンサ14とが直列に接続され、これらで共振回路が
構成される。この共振回路のコンデンサ14の両端子間
には、ダイオード15とトランジスタ16とから成るス
イッチング回路が接続されており、トランジスタ16の
オン・オフ動作に伴い加熱コイル8に共振電流が流れ、
これにより鍋6が誘導加熱される。
トランジスタ16のオン・オフ制御は、発振回路17の
出力をドライブ回路18で増幅して、これをトランジス
タ16のベースに入力することにより行われる。
加熱コイル8へ共振電流が流れることにより、検出コイ
ル11に電圧が誘起される。この誘起電床は、整流平滑
回路19により直流電圧に変換され、ドライブ回路18
に電源電圧として供給される。ここで、加熱コイル8の
温度がフェライト部材lOのキュリー点より低い場合、
フェライト部材10の磁気特性は変化しないので、加熱
コイル8で発生する磁束を通す磁気回路の磁気抵抗は変
らず、検出コイル11には第2図に符号Aで示すように
所定レベルの電圧が誘起されている。従って、この間、
発振回路17の出力をドライブ回路18の1171作に
よってトランジスタ16のベースへ送り続け、加熱コイ
ル8への通電が継続される。
一方、加熱コイル8の温度がフェライト部材10のキュ
リー点を越えると、フェライト部材10の磁気特性に変
化が生じ、トッププレート7、コイル保持台9、フェラ
イト部材10などからなる磁気回路の磁気抵抗が急増す
るため、検出コイル11の誘起電圧は第2図に符号Bで
示すように急激に低下する。従って、ドライブ回路18
に電源電圧が供給されずその動作を停止してしまうため
に、発振回路17の出力がトランジスタ16のベースへ
入力されなくなり、加熱コイル8への通電が停止し、電
磁調理器は動作を停止する。これにより加熱コイル8は
過熱による絶縁劣化から守られる。
尚、電磁調理器の始動時には、起動回路20によりドラ
イブ回路18に電源を供給し、電磁調理器を起動させる
ように構成されている。
〔発明の効果〕
本発明の電磁調理器は、以上のように加熱コイルの耐熱
限界付近をキュリー点とするフェライト部材を加熱コイ
ルと磁気的に結合させる一方、このフェライト部材に対
し検出コイルを磁気的に結合させ、フェライト部材の磁
気特性変化すなわち加熱コイルの過熱を検出コイルの誘
起電圧変化として検出するようにしたことから、サーミ
スタ、サーモスタット等の感熱素子を用いて鍋の輻射熱
から間接的に加熱コイルの過熱を検出するのと異なり、
加熱コイル自身の過熱の状態を正確に検出することがで
き、加熱コイルの絶縁劣化を確実に防止し、結果として
電磁調理器の耐久性を大幅に向上させることができると
いう効果を奏し得る。
また従来の感熱素子と異なり、フェライト部材と、これ
に磁気的に結合された検出コイルとのみにより過熱検出
を行うものであるから、構成が簡単でコストの低減をも
図ることが出来る等の効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部断面図、第2図は
検出コイルの誘起電圧の変化を示すグラフ、第3図は実
施例の回路図、第4図は従来例の要部断面図である。 7はトッププレート、8は加熱コイル、9はコイル保持
台、10はフェライト部材、11は検出コイル、13は
整流平滑回路、14はコンデンサ、15はダイオード、
16はトランジスタ、17は発振回路、18はドライブ
回路、19は整流平滑回路、20は起動回路である。 第2図 温度(0C)−→ 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、鍋載置用トッププレートの下位置に設けられ鍋を誘
    導加熱するための磁束を発生させる加熱コイルと、この
    加熱コイルと磁気的に結合され加熱コイルの耐熱限界温
    度付近をキュリー点とするフェライト部材と、このフェ
    ライト部材に磁気的に結合されフェライト部材の磁気特
    性変化を誘起電圧の変化として検出する検出コイルとを
    備えたことを特徴とする電磁調理器。
JP2857585A 1985-02-15 1985-02-15 電磁調理器 Pending JPS61188877A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2857585A JPS61188877A (ja) 1985-02-15 1985-02-15 電磁調理器

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JP2857585A JPS61188877A (ja) 1985-02-15 1985-02-15 電磁調理器

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Publication Number Publication Date
JPS61188877A true JPS61188877A (ja) 1986-08-22

Family

ID=12252406

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2857585A Pending JPS61188877A (ja) 1985-02-15 1985-02-15 電磁調理器

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JP (1) JPS61188877A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015528A (ja) * 2006-05-09 2013-01-24 Thermal Solutions Inc 温度検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015528A (ja) * 2006-05-09 2013-01-24 Thermal Solutions Inc 温度検出方法

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