JPS61188216A - 車両暖房用熱交換器 - Google Patents

車両暖房用熱交換器

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JPS61188216A
JPS61188216A JP2657885A JP2657885A JPS61188216A JP S61188216 A JPS61188216 A JP S61188216A JP 2657885 A JP2657885 A JP 2657885A JP 2657885 A JP2657885 A JP 2657885A JP S61188216 A JPS61188216 A JP S61188216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
air
engine
heat exchanger
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2657885A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kawamura
英男 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2657885A priority Critical patent/JPS61188216A/ja
Publication of JPS61188216A publication Critical patent/JPS61188216A/ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両暖房用熱交換器に関し、特に、車両始動時
には燃焼ガスを熱源とする温風を直ちに室内に供給する
ことができる車両暖房用熱交換器に関する。
〔従来の技術〕
一般にエンジンを搭載した車両の暖房は冷却水を利用し
、冷却水と空気との熱交換によって温風を発生させるの
が通例である。
ところが、エンジンの暖機が完了するまでは、ガソリン
エンジンで10分以上、ディーゼルエンジンで20分以
上を要する。この間、特に寒冷地では車内は寒く、防寒
具を付けなければならず、また、車両の窓等の霜、氷等
を除去するデフロスタは充分に作動する事ができない等
の不具合があった。
また、車両が長い下り坂等を走行中は、冷却水温度が降
下し、暖房用として供与できない等の欠点もある。特に
、ディーゼルエンジンは、圧縮着火タイプのエンジンで
あるため、エンジン負荷に対する排気ガス温度、または
冷却水温度に敏感で上記欠点が顕著である。さらに、デ
ィーゼルエンジンは、寒冷時の燃焼には敏感で、不完全
燃焼の結果である白煙、臭気の発生本署しい。
そこで、エンジンの吸気通路に燃焼装置および熱交換装
置を設け、エンジン始動直後に燃焼装置に点火し、その
熱を利用して前記熱交換器で空気を暖め、暖まった温風
を車両室内に導入する装置を本発明者は提案した(特願
昭59−106867)が、この装置は熱交換器が融点
の低いアルミニウム等の材料で構成されており、高温側
ガス温度が上昇すると溶解する不具合が発生するので、
燃焼ガス温度を余り高くすることができず、暖房用空気
の温度上昇速度がそれほど早くなく、また、燃料に含ま
れる硫黄分が燃焼して硫酸等に変化し、アルミニウム表
面を酸化腐蝕させ、排気ガスを室内に侵入させるという
問題があった。゛ 〔発明の目的〕 本発明の目的は、エンジンとは別の燃焼器を設け、急速
着火システムと急速気化システムとを用いて速やかに燃
料を燃焼させ、この燃焼熱か′ら効率的にかつ迅速に暖
房用空気を作ると共に、排気ガスの混入のないクリーン
な暖房空気を供給することができる優れた車両暖房用熱
交換器を提供することである。
〔発明の構成〕
前記目的を達成する本発明の車両暖房用熱交換器は、一
端が燃焼器に設置された第′1円筒と、この第1円筒の
外側に位置し、第1円筒に折り返しガイ°ドによって接
続する、内外に熱交換フィンを備えた第2円筒と、この
第2円筒外部に位置し、空気出入口を備える第3円筒と
から構成されていることを特徴としている。
〔実施例〕
以下添付図面を用いて本発明の詳細な説明す、る。
第1図は本発明の車両暖房用熱交換器の構造を示す断面
図であり、第2図は第1図の■−■線における局部断面
図である。
本発明の車両暖房用熱交換器は、その最内部に位置する
両端が開口する第1円筒1内第1円筒1の外部に設けら
れ、一端にガス出口21他端に開口を有する第2円筒2
と、更にこの第2円筒2の外部に設けられ、空気人口3
1と空気出口32とを備えた両端が密封された最外円筒
である第3円筒3と、前記第1円筒1の一端に前記第2
、第3円筒を貫通して接続された燃焼器10と、前記第
1円筒1の他端と第2円筒2の開口とを接続する折り返
しガイド4とから構成されている。そして、前記鯖2円
筒2の内外面には熱伝達用のフィン23.22が突設さ
れている。
一般に、燃料を完全燃焼させる手段は、燃料を気化し可
燃混合気を創成し、速やかに着火させることである。本
発明は車両用暖房器に供する熱源を熱交換器と燃焼器か
ら得ることであり、この装置を速やかに作動させる゛こ
とを基本としている。熱交換器の効率を向上させるため
には■熱交換器の作動ガス温度差を大きくとること、■
熱伝動面積を広くとること、■熱伝動率の優れた材料を
使用すること、の三要囚が必要である。よって、燃焼ガ
ス温度を上昇させて熱交換量を増加させることが効率的
で現実的である。
そこで、本発明の車両暖房用熱交換器では、前記第3円
筒3には断熱性の良い材料、例えばフェルトで被覆され
た鉄パイプが使用され、第2円筒2および第2円筒2の
外側に突設された熱交換用フィン22はアルミニウムま
たは炭化ケイ素等の熱伝導性の良い材料で形成されてい
る。
また、前記燃焼器10による燃焼ガスGの温度は100
0℃〜1400℃の高温であり、この高温の燃焼ガスG
は第1円筒1内:′を流れた後、折り返しガイド4に衝
突して反転し、熱伝達用のフィン23が内周面に突設さ
れた第2円筒2内を流れるようになる。このため、ガイ
ド4およびフィン23は高温となる。しかも、本装置は
始動時の補助装置としても利用されるため、空気との熱
交換を行う低温側のフィン22が設けられた第2円筒2
と第3円筒3との間の通路の空気流動は停止されている
ことがあり、この場合にはフィン22、第2円筒2、フ
ィン23は温度上昇する。
そこで、本発明の車両暖房用熱交換器では、前記高温側
フィン23および折り返しガイド4部にAl2O3等の
コーティング層を生成させるか、ZrO3等のコーティ
ングをする事により、耐熱性を向上させている。例えば
Al2O3層の成層は、A1部品を硫酸またはシュウ酸
電解溶液中で一次電解し、多孔質アルマイトを皮膜生成
させ、次にモリブデンのチオ酸塩水溶液中で二次電解し
、アルマイト皮膜上に二流化モリブデンを析出させる、
ゾ)わゆるフジマイト(藤倉電線商標)を生成させる。
ところが、この皮膜を行うと同時に熱伝動性が悪くなる
ため、皮膜厚さには限界がある。従って、上記フィン2
3および第2円筒2は三層に分けた皮膜処理およびコー
ティング層とする必要がある。即ち、最も高温となる折
り返しガイド4およびフィン23には、アルマイト処理
(特に接合性の優れたフジマイト等)を実施した後、ジ
ルコニア(Zr02)等をプラズマ容射する。
プラズマ容射によって第3図に示すようにジルコニアと
アルマイト層7が接着された折り返しガイド4を第2円
筒2の開口部に溶接し、第2円筒2の外周面に突設され
た低温側のフィン22には、アルマイト層が付着しない
樹脂コーティングを施し、内側をアルマイト処理層8に
浸入させ、アルマイトおよび二硫化モリブデン層9を形
成させる。このようにすると、ジルコニアコーティング
層には二硫化モリブデン層が含侵し、強固な耐熱層がで
きあがるばかりでなく、熱交換器側はアルマイト処理さ
れ、耐熱性が増加するばかりか、燃焼ガス中のSOX等
についての耐蝕性が増加する。熱交換器のフィン23の
一部および第2円筒2の一部はアルマイト層を減らすか
、AI材をそのままとして、省コスト化を図っても良い
なお、A1203層に生成皮膜を作るためには、二硫化
タングステン、二硫化クロム、二硫化鉄等を使用して耐
熱性を増すこともできる。
以上のように構成のされた本発明の車両暖房用熱交換器
は、例えば第2円筒2のガス出口21をエンジンの吸気
系に接続し、第3円筒3の空気出口32を車両の室内空
調装置に接続して使用する。すると、エンジン始動時に
同時に前記燃焼器10に点火して燃焼ガスGを発生させ
れば、高温ガスは第1円筒1を通って折り返しガイド4
に衝突し、方向が反転されて第1円筒1と第2円筒2と
の間の通路を通り、フィン23と熱交換を行ってガス出
口21から熱交換器の外に放出される。
この放出ガスを前述のようにエンジンの吸気系に流入さ
せれば、吸気温度が上昇し、エンジンの始動性が向上す
る。そして、この状態でブロワ等によって第3円筒3の
空気人口31がら空気を第2円筒と第3円筒3との間の
通路に送りこんでやれば、この空気は第2円筒2の外周
部に突設されたフィン22と熱交換を行い、直ちに加熱
される。この加熱された空気を室内暖房用空気として車
両の室内に導いてやれば、寒冷時においてもエンジン始
動後直ちに暖かい暖房用空気が得られ、乗員が寒い思い
をしなくても済む。
このようにして、エンジン始動後直ちに室内暖房用の温
風が本発明の車両暖房用熱交換器により得られるので、
冷間始動後直ちにその車両を運転しても運転者には温風
が供給されることになり、寒い時期や寒い地方での運転
の快適性が向上し、ひいては安全運転につながって事故
の発生も減る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の車両暖房用熱交換器は、
一端が燃焼器に設置された第1円筒と、この第1円筒の
外側に位置し、第1円筒に折り返しガイドによって接続
する、内外に熱交換フィンを備えた第2円筒と、この第
2円筒外部に位置し、空気出入口を備える第3円筒とか
ら構成されているので、エンジン始動後に直ちに高温の
燃焼ガスによる吸気の加熱および暖房用温風を得ること
ができ、次のような効果がある。
(11車両用暖房空気が従来の10分に比較し、1/1
0の1分程度で得られる。
(2)エンジンの青白煙、臭気除去が可能となり、寒冷
時でのエンジン性能向上が果たせる。
(3)デフロスタ性能が著しく向上し、暖気運転が不要
となる。
(4)熱交換器の表面が腐蝕されて穴が開く恐れがなく
なり、排気ガスの混入のないクリーンな暖房空気を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両暖房用熱交換器の断面図、第2図
は第1図の車両暖房用熱交換器の■−n線における局部
断面図、第3図は第り図の車両暖房用熱交換器の折り返
しガイドの■部の構成を示す部分断面図である。 l・・・第1円筒、2・・・第2円筒、3・・・第3円
筒、4・・・折り返しガイド、10・・・燃焼器、21
・・・ガス出口、22.23・・・フィン、31・・・
空気入口、32・・・空気出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端が燃焼器に設置された第1円筒と、この第1円
    筒の外側に位置し、第1円筒に折り返しガイドによって
    接続する、内外に熱交換フィンを備えた第2円筒と、こ
    の第2円筒外部に位置し、空気出入口を備える第3円筒
    とからなる車両暖房用熱交換器。 2 折り返しガイドの内面にアルマイト、二硫化モリブ
    デン等からなる耐熱層が形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の車両暖房用熱交換器。 3 第1円筒と第2円筒の燃焼ガス接触面にアルマイト
    層が被覆されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項および第2項記載の車両暖房用熱交換器。
JP2657885A 1985-02-15 1985-02-15 車両暖房用熱交換器 Pending JPS61188216A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130015255A1 (en) * 2011-07-12 2013-01-17 Andreas Collmer Vehicle heater
US20140131461A1 (en) * 2012-11-14 2014-05-15 Eberspacher Climate Control Systems GmbH & Co. KG Heat exchanger arrangement, especially for a vehicle heater
US20180072134A1 (en) * 2016-09-15 2018-03-15 Eberspächer Climate Control Systems GmbH & Co. KG Combustion chamber assembly unit for a fuel-operated vehicle heater

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