JPS61187755A - 大豆蛋白の製造法 - Google Patents
大豆蛋白の製造法Info
- Publication number
- JPS61187755A JPS61187755A JP2792585A JP2792585A JPS61187755A JP S61187755 A JPS61187755 A JP S61187755A JP 2792585 A JP2792585 A JP 2792585A JP 2792585 A JP2792585 A JP 2792585A JP S61187755 A JPS61187755 A JP S61187755A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fraction
- soybean protein
- compound
- raw material
- soybean
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は大豆蛋白成分の分画・製造法を提供するもので
ある。
ある。
(従来技術)
従来から、大豆蛋白原料を水系下に抽出・分離(水溶性
画分と不溶性画分=通称オカラ)し、水溶性画分を等電
沈澱(p)l 4〜5、通常pH4,2〜4゜6)させ
て得られる沈澱画分を中和し乾燥等して大豆蛋白を分離
する所謂分離大豆蛋白の製造が行われている。
画分と不溶性画分=通称オカラ)し、水溶性画分を等電
沈澱(p)l 4〜5、通常pH4,2〜4゜6)させ
て得られる沈澱画分を中和し乾燥等して大豆蛋白を分離
する所謂分離大豆蛋白の製造が行われている。
ところで、大豆蛋白は高分子の複雑な高次構造を有する
各種の蛋白から構成され、例えば、大豆蛋白を超遠心に
より沈降恒数の差で分画する方法では、所謂2S、7S
、11S、15S等の蛋白に分けられ、これらの蛋白は
物性においても異なる特徴を有している。また各々の蛋
白はそれぞれ幾つかのサブユニットからなり、例えば7
S蛋白は3個のサブユニット、11S蛋白は12個のサ
ブユニットからなる。
各種の蛋白から構成され、例えば、大豆蛋白を超遠心に
より沈降恒数の差で分画する方法では、所謂2S、7S
、11S、15S等の蛋白に分けられ、これらの蛋白は
物性においても異なる特徴を有している。また各々の蛋
白はそれぞれ幾つかのサブユニットからなり、例えば7
S蛋白は3個のサブユニット、11S蛋白は12個のサ
ブユニットからなる。
これらの蛋白、サブユニットは環境(イオン強度、pH
、温度、濃度等)の変化により種々変化(高次構造変化
、サブユニット間の相互作用等)したものが得られ、そ
の性質も違ったものになってくることについて多くの研
究報告がある。
、温度、濃度等)の変化により種々変化(高次構造変化
、サブユニット間の相互作用等)したものが得られ、そ
の性質も違ったものになってくることについて多くの研
究報告がある。
これらの事実を利用して、多くの大豆蛋白の分画法が試
みられている。そして、これら多くの分画法における僅
かの違い(イオン強度、pH、ある種の塩の存在、濃度
、温度、操作手順の相違等々)は分画・単離された大豆
蛋白の物性、機能、化学的性質等を相当に変化させてい
る。それは前述した7S、IIS等の蛋白の組成比ばか
りでなく高次構造の変化、蛋白間、サブユニット間の相
互作用等と相俟って生ずるものである。
みられている。そして、これら多くの分画法における僅
かの違い(イオン強度、pH、ある種の塩の存在、濃度
、温度、操作手順の相違等々)は分画・単離された大豆
蛋白の物性、機能、化学的性質等を相当に変化させてい
る。それは前述した7S、IIS等の蛋白の組成比ばか
りでなく高次構造の変化、蛋白間、サブユニット間の相
互作用等と相俟って生ずるものである。
従来から知られている大豆蛋白の分離(分画)法の例示
は以下のようである。即ち、例えば、斉尾等は稀カルシ
ウム塩を用いてIIS成分と7S成分を分画している(
特願昭46−90289)。超重等は、pH1,2〜4
.0の塩化ナトリウムまたは塩化カリウム存在下で不溶
性区分を除去して7S蛋白を製造したり(特願昭47−
72606) 、p115.40〜5.85で抽出後p
H4,5で等電沈澱させて7S蛋白を製造している(特
願昭54−31168)。シマー等は、pH約5.1〜
5.9で水抽出して熱凝固性粘性蛋白を製造している(
特願昭50−150762 )。真島等は、ptf6.
0〜7゜Oの第1段分画、pH3)pH5.0〜5.6
の第2段分画、pH4,0〜4.8の第3段分画により
第2段と第3段分画蛋白を個々に分離して蛋白を製造し
ている(特願昭54−60899)。オルシ等は、水性
抽出剤で抽出しp)l約6.5の抽出液を生成し、等電
点に調節し、約115〜145度F加熱かつ44%以上
に濃縮している(特願昭55−121275 ”)。オ
ーソエファー等は植物蛋白質含有スラリーから亜硫酸イ
オン存在下でpH6,5〜8.0で水溶性成分を抽出・
乾燥して単離物を得ている(特願昭56−216003
)。レーンハート等は、等電沈澱したスラリーをpH
3)pH5.0〜5.6に調整し且つ塩濃度を0.01
〜0.2Mのモル濃度に調整して7S、IIS画分を分
離している(特願昭57−139105 ”)。
は以下のようである。即ち、例えば、斉尾等は稀カルシ
ウム塩を用いてIIS成分と7S成分を分画している(
特願昭46−90289)。超重等は、pH1,2〜4
.0の塩化ナトリウムまたは塩化カリウム存在下で不溶
性区分を除去して7S蛋白を製造したり(特願昭47−
72606) 、p115.40〜5.85で抽出後p
H4,5で等電沈澱させて7S蛋白を製造している(特
願昭54−31168)。シマー等は、pH約5.1〜
5.9で水抽出して熱凝固性粘性蛋白を製造している(
特願昭50−150762 )。真島等は、ptf6.
0〜7゜Oの第1段分画、pH3)pH5.0〜5.6
の第2段分画、pH4,0〜4.8の第3段分画により
第2段と第3段分画蛋白を個々に分離して蛋白を製造し
ている(特願昭54−60899)。オルシ等は、水性
抽出剤で抽出しp)l約6.5の抽出液を生成し、等電
点に調節し、約115〜145度F加熱かつ44%以上
に濃縮している(特願昭55−121275 ”)。オ
ーソエファー等は植物蛋白質含有スラリーから亜硫酸イ
オン存在下でpH6,5〜8.0で水溶性成分を抽出・
乾燥して単離物を得ている(特願昭56−216003
)。レーンハート等は、等電沈澱したスラリーをpH
3)pH5.0〜5.6に調整し且つ塩濃度を0.01
〜0.2Mのモル濃度に調整して7S、IIS画分を分
離している(特願昭57−139105 ”)。
実験室的には、エルドウリッジ等、ブリフグ等、ウォル
フ等、タン等により大豆蛋白の分画法が研究・報告され
ている。
フ等、タン等により大豆蛋白の分画法が研究・報告され
ている。
例えば、タン等は脱脂大豆からトリス−塩酸緩衝液(p
H7,8,β−メルカプトエタノールを含む)で抽出後
10.000rpmで不溶性画分を遠心分離除去した抽
出液をpH6,6に調整し透析後10.00Orpmで
粗11S画分と粗7S画分に遠心分離し、粗7S画分を
等電沈澱・水洗・凍結乾燥して7Sグロブリンを分画し
ている。山内等も同様の方法で分離した粗11S画分を
水洗・中和・緩衝液に溶解して11Sグロブリンを研究
している。
H7,8,β−メルカプトエタノールを含む)で抽出後
10.000rpmで不溶性画分を遠心分離除去した抽
出液をpH6,6に調整し透析後10.00Orpmで
粗11S画分と粗7S画分に遠心分離し、粗7S画分を
等電沈澱・水洗・凍結乾燥して7Sグロブリンを分画し
ている。山内等も同様の方法で分離した粗11S画分を
水洗・中和・緩衝液に溶解して11Sグロブリンを研究
している。
しかし、これらの方法はやはり実験室的方法の域を免れ
ず実際工業化する為には以下に述べる数々の問題点を有
している。
ず実際工業化する為には以下に述べる数々の問題点を有
している。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者等は工業的に実用可能な大豆蛋白の分画・製造
を目的として従来技術の追試検討改良工夫等を試みるな
かで■単にトリス塩酸緩衝液を鉱酸等に代えてpu調節
しただけでは粗11s画分と粗7S画分の抽出・分離が
出来ない、■トリス塩酸緩衝液とかβ−メルカプトエタ
ノール等の試薬は食品工業的に利用することができない
、■特にβ−メルカプトエタノールは強い不快臭気を有
し風味的に到底食品に用いることはできない、■不溶性
両分を遠心分離除去した抽出液をpu 6.6に調整し
た液は極めて粘稠で粗llS画分と粗7S画分の分離が
工業的な低い遠心力による連続式遠心分離法(例えばデ
カンタ−等)では沈澱スラリーと溶液部とを中々うまく
分離できない、等の問題点に遭遇した。
を目的として従来技術の追試検討改良工夫等を試みるな
かで■単にトリス塩酸緩衝液を鉱酸等に代えてpu調節
しただけでは粗11s画分と粗7S画分の抽出・分離が
出来ない、■トリス塩酸緩衝液とかβ−メルカプトエタ
ノール等の試薬は食品工業的に利用することができない
、■特にβ−メルカプトエタノールは強い不快臭気を有
し風味的に到底食品に用いることはできない、■不溶性
両分を遠心分離除去した抽出液をpu 6.6に調整し
た液は極めて粘稠で粗llS画分と粗7S画分の分離が
工業的な低い遠心力による連続式遠心分離法(例えばデ
カンタ−等)では沈澱スラリーと溶液部とを中々うまく
分離できない、等の問題点に遭遇した。
そこで、鋭意研究の結果、■大豆蛋白原料を亜硫酸化合
物、グルタチオン化合物、又はシスティン化合物を用い
pH6,5以上の水系下で処理すること、及び■大豆蛋
白原料をその後pH3)pH5.5〜7.0且つ20℃
以下の範囲に移行することにより、可溶性画分と不溶性
画分に分画することが重要であって、風味的にも優れた
互いに異なる性質を有する大豆蛋白を分画・製造できる
こと、及び、特に大豆蛋白が大豆多糖類を含有するもの
であるときは1、従来使用が困難であった工業的な連続
遠心分離機(例えばデカンタ−等)を使用して実用的な
分離が極めて容易であること等を見出し、この本発明を
完成するに到った。
物、グルタチオン化合物、又はシスティン化合物を用い
pH6,5以上の水系下で処理すること、及び■大豆蛋
白原料をその後pH3)pH5.5〜7.0且つ20℃
以下の範囲に移行することにより、可溶性画分と不溶性
画分に分画することが重要であって、風味的にも優れた
互いに異なる性質を有する大豆蛋白を分画・製造できる
こと、及び、特に大豆蛋白が大豆多糖類を含有するもの
であるときは1、従来使用が困難であった工業的な連続
遠心分離機(例えばデカンタ−等)を使用して実用的な
分離が極めて容易であること等を見出し、この本発明を
完成するに到った。
(問題を解決する為の手段)
本発明は、大豆蛋白原料を、亜硫酸化合物、グルタチオ
ン化合物、又はシスティン化合物の存在下且つpH6,
5以上の水系下で処理し、pti 5.5〜7゜O且つ
20℃以下の範囲に移行して可溶性画分(以下S1画分
と称する)と不溶性画分(以下21画分と称する)に分
画することを骨子とする大豆蛋白の製造法である。
ン化合物、又はシスティン化合物の存在下且つpH6,
5以上の水系下で処理し、pti 5.5〜7゜O且つ
20℃以下の範囲に移行して可溶性画分(以下S1画分
と称する)と不溶性画分(以下21画分と称する)に分
画することを骨子とする大豆蛋白の製造法である。
本発明に用いる大豆蛋白原料は、大豆、脱脂大豆、豆乳
(乾燥粉末も含む)、濃縮大豆蛋白、分離大豆蛋白等大
豆蛋白を含む原料であれば全て用いることができる。好
ましくは大豆、脱脂大豆、濃縮大豆蛋白等のように大豆
蛋白と不溶性多糖類を併せ持った大豆蛋白原料のほうが
S1画分と21画分の分離がより容易になり適当である
。
(乾燥粉末も含む)、濃縮大豆蛋白、分離大豆蛋白等大
豆蛋白を含む原料であれば全て用いることができる。好
ましくは大豆、脱脂大豆、濃縮大豆蛋白等のように大豆
蛋白と不溶性多糖類を併せ持った大豆蛋白原料のほうが
S1画分と21画分の分離がより容易になり適当である
。
本発明にいう亜硫酸イオン化合物とは水系下で亜硫酸イ
オンを生じるものをいい、例えば、亜硫酸のアルカリ金
属(亜硫酸、重亜硫酸、ピロ亜硫酸、メタ重亜硫酸、の
カリウム又はナトリウム)塩、その他の水溶性塩及びカ
チオン(例えばアンモニウム、それらの混合物)塩、亜
硫酸ガスを挙げることができる。亜硫酸化合物は、大豆
蛋白原料の蛋白含量にもよるが、大豆蛋白原料に対し0
゜5重量%以上、好ましくは1.0重量%以上が適当で
ある。0.5重量%未満ではS1画分の純度、換言すれ
ばS1画分の蛋白の特異性、が低下して好ましくない。
オンを生じるものをいい、例えば、亜硫酸のアルカリ金
属(亜硫酸、重亜硫酸、ピロ亜硫酸、メタ重亜硫酸、の
カリウム又はナトリウム)塩、その他の水溶性塩及びカ
チオン(例えばアンモニウム、それらの混合物)塩、亜
硫酸ガスを挙げることができる。亜硫酸化合物は、大豆
蛋白原料の蛋白含量にもよるが、大豆蛋白原料に対し0
゜5重量%以上、好ましくは1.0重量%以上が適当で
ある。0.5重量%未満ではS1画分の純度、換言すれ
ばS1画分の蛋白の特異性、が低下して好ましくない。
本発明にいうグルタチオン化合物、又はシスティン化合
物とは、グルタチオン、システィン又はこれらの塩、例
えば塩酸塩等であって、通常大豆蛋白原料に対し5 m
mole以上、好ましくは10 m mole以上用
いられるが、メルカプトエタノールのような強い臭気を
示さない等、得られる各両分は風味的にも衛生的にも良
好である。
物とは、グルタチオン、システィン又はこれらの塩、例
えば塩酸塩等であって、通常大豆蛋白原料に対し5 m
mole以上、好ましくは10 m mole以上用
いられるが、メルカプトエタノールのような強い臭気を
示さない等、得られる各両分は風味的にも衛生的にも良
好である。
上記化合物の存在下において一旦pHは6.5以上、好
ましくはpHを7.1〜9、更に好ましくは7.5〜8
.5の水系で大豆蛋白原料を処理する。pti6.5未
満では上記化合物の効果がないばかりか、S1画分の収
率が低下し好ましくない。またpnが9を越えるとアル
カリによる特有の臭が生じることがある。
ましくはpHを7.1〜9、更に好ましくは7.5〜8
.5の水系で大豆蛋白原料を処理する。pti6.5未
満では上記化合物の効果がないばかりか、S1画分の収
率が低下し好ましくない。またpnが9を越えるとアル
カリによる特有の臭が生じることがある。
水系での処理は、大豆蛋白原料から蛋白質を溶解・抽出
させる公知の混合・攪拌装置を用いることができる。水
性溶媒の量は多い程蛋白質の溶解・抽出は容易であるけ
れども、多すぎると、21画分の分離が悪くなり21画
分中の蛋白質がS1画分に混入する傾向にあるので、大
豆蛋白原料に対し30倍以下が適当である。
させる公知の混合・攪拌装置を用いることができる。水
性溶媒の量は多い程蛋白質の溶解・抽出は容易であるけ
れども、多すぎると、21画分の分離が悪くなり21画
分中の蛋白質がS1画分に混入する傾向にあるので、大
豆蛋白原料に対し30倍以下が適当である。
水性溶媒を含む大豆蛋白原料は、次いで、pH5゜5〜
7.0(好ましくはPH6,0〜6.9)且つ20℃以
下の範囲に移行することが重要であり、この状態で生じ
る沈澱画分(Pi画分)とそうでない両分(81画分)
に分離するのである。即ちpus、s未満ではS1画分
の収率が低く、逆にpHが7.0を越えるとS1画分の
純度が低下したりその粘度が上昇したりして工業上好ま
しくない。温度も20℃より高いと、S1画分と21画
分の分離が悪くなりS1画分の純度が低下する。但し、
温度は水性溶媒を含む大豆蛋白原料が凍結しない程度で
あり、凍結状態では分離性は低下する。
7.0(好ましくはPH6,0〜6.9)且つ20℃以
下の範囲に移行することが重要であり、この状態で生じ
る沈澱画分(Pi画分)とそうでない両分(81画分)
に分離するのである。即ちpus、s未満ではS1画分
の収率が低く、逆にpHが7.0を越えるとS1画分の
純度が低下したりその粘度が上昇したりして工業上好ま
しくない。温度も20℃より高いと、S1画分と21画
分の分離が悪くなりS1画分の純度が低下する。但し、
温度は水性溶媒を含む大豆蛋白原料が凍結しない程度で
あり、凍結状態では分離性は低下する。
分離の手段は、公知の分離手段(濾別、遠心分離等)を
用いることができ、特に連続式遠心分離機(例えばデカ
ンタ−)等を用いても容易に連続的に21画分とS1画
分とに分離することができる。
用いることができ、特に連続式遠心分離機(例えばデカ
ンタ−)等を用いても容易に連続的に21画分とS1画
分とに分離することができる。
勿論バッチ式等の非連続式遠心分離機の使用を妨げるも
のではない。
のではない。
上記のように該移行・分離によって21画分とS1画分
の分離がデカンタ−、ノズルセパレーター等のような連
続式遠心分離機でも極めて容易になる効果があるが、例
えば、大豆蛋白原料を抽出後pH3)pH5.5〜7.
0に移行しないで、抽出の後一旦遠心分離等により不溶
性画分を分離除去した水溶性画分をpH6,7且つ3℃
に調製して生ずる水溶性画分と不溶性画分を分離するに
はバッチ式や実験室的に用いられる強い遠心力(約10
.0Orpm程度)を要し、デカンタ−等の連続式遠心
分離機(約2,000〜2゜50Orpm程度の弱い遠
心力)を用いて遠心分離しようとしてもS1画分と21
画分の分離は極めて困難である。
の分離がデカンタ−、ノズルセパレーター等のような連
続式遠心分離機でも極めて容易になる効果があるが、例
えば、大豆蛋白原料を抽出後pH3)pH5.5〜7.
0に移行しないで、抽出の後一旦遠心分離等により不溶
性画分を分離除去した水溶性画分をpH6,7且つ3℃
に調製して生ずる水溶性画分と不溶性画分を分離するに
はバッチ式や実験室的に用いられる強い遠心力(約10
.0Orpm程度)を要し、デカンタ−等の連続式遠心
分離機(約2,000〜2゜50Orpm程度の弱い遠
心力)を用いて遠心分離しようとしてもS1画分と21
画分の分離は極めて困難である。
21画分は、さらに温水系下に移行し分散或いは熔解さ
せ、分散或いは溶解した両分(S2両分)を分離するこ
ともできる。21画分から32両分を分散・溶解させる
為に用いる水の温度は、少なくとも11℃以上、好まし
くは21℃以上、より好ましくは30〜60°Cが適当
であり、このときのpHは6以上、好ましくは6.7〜
9が適当であり、21画分に含まれる82両分の分散・
溶解が容易になる。
せ、分散或いは溶解した両分(S2両分)を分離するこ
ともできる。21画分から32両分を分散・溶解させる
為に用いる水の温度は、少なくとも11℃以上、好まし
くは21℃以上、より好ましくは30〜60°Cが適当
であり、このときのpHは6以上、好ましくは6.7〜
9が適当であり、21画分に含まれる82両分の分散・
溶解が容易になる。
以上の、S1画分、21画分、又は32両分はそれぞれ
このまま、或いは濃縮、或いは乾燥して、従来の分離大
豆蛋白とは異なった性質を示す大豆蛋白として用いるこ
とができる。濃縮手段として、各両分を等電沈澱させ沈
澱画分を分離回収する方法は好ましくは水洗を伴うこと
により風味的及び衛生的に好ましい製品を得ることがで
き、又等電沈澱の後中和、加熱殺菌処理し、或いはさら
にプロテアーゼ等を用いた酵素処理することもできる。
このまま、或いは濃縮、或いは乾燥して、従来の分離大
豆蛋白とは異なった性質を示す大豆蛋白として用いるこ
とができる。濃縮手段として、各両分を等電沈澱させ沈
澱画分を分離回収する方法は好ましくは水洗を伴うこと
により風味的及び衛生的に好ましい製品を得ることがで
き、又等電沈澱の後中和、加熱殺菌処理し、或いはさら
にプロテアーゼ等を用いた酵素処理することもできる。
殺菌、乾燥した形態が最も通常である(以後、S1画分
又は32両分から得られる乾燥物をそれぞれ01画分、
口2両分と称する)。加熱殺菌処理は公知の117sT
、 UHT処理として知られる公知の温度、時間、装置
で行うことができる。
又は32両分から得られる乾燥物をそれぞれ01画分、
口2両分と称する)。加熱殺菌処理は公知の117sT
、 UHT処理として知られる公知の温度、時間、装置
で行うことができる。
得られる各両分は、後記実験例にも示すように、ゲル強
度、粘性、透明感等の性質において、常法により得られ
る分離大豆蛋白と異なる性質を示すので、大豆蛋白のよ
り高度な利用が可能になる。
度、粘性、透明感等の性質において、常法により得られ
る分離大豆蛋白と異なる性質を示すので、大豆蛋白のよ
り高度な利用が可能になる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1
脱脂大豆90部(以下部は重量部であることを示す)、
水900部、亜硫酸水素す) IJウム(正亜硫酸ナト
リウム> 1.26部をpH17,8の条件下に30分
間攪拌・抽出しそのまま6−Hの塩酸を用いてpH6,
25に調節し5℃以下(水冷)に30分放置した。連続
遠心分離機(デカンタ−)を用い250OR,P、M、
で沈澱画分(PL画分)とそうでない両分(S1画分)
に分離し、S1画分はpH4,5に調製して等電沈澱さ
せ沈澱画分を分離した。これに水500部を加え撹拌・
水洗し同様に遠心分離して沈澱画分とした。この沈澱画
分を中和後135℃で30秒加熱し、噴霧乾燥して乾燥
物(01画分)を12.6部得た。
水900部、亜硫酸水素す) IJウム(正亜硫酸ナト
リウム> 1.26部をpH17,8の条件下に30分
間攪拌・抽出しそのまま6−Hの塩酸を用いてpH6,
25に調節し5℃以下(水冷)に30分放置した。連続
遠心分離機(デカンタ−)を用い250OR,P、M、
で沈澱画分(PL画分)とそうでない両分(S1画分)
に分離し、S1画分はpH4,5に調製して等電沈澱さ
せ沈澱画分を分離した。これに水500部を加え撹拌・
水洗し同様に遠心分離して沈澱画分とした。この沈澱画
分を中和後135℃で30秒加熱し、噴霧乾燥して乾燥
物(01画分)を12.6部得た。
一方、先に得られたPi画分をpH18,0、50℃の
温水500部に攪拌・分散或いは溶解させ、デカンタ−
を用い沈澱画分を除去して分散或いは溶解画分(S2画
分)を分離し、52両分をpH4、5に調製して等電沈
澱させ沈澱画分をデカンタ−を用いて分離し、これを中
和後加熱処理し、噴霧乾燥して乾燥物(02両分)を1
2.8部得た。
温水500部に攪拌・分散或いは溶解させ、デカンタ−
を用い沈澱画分を除去して分散或いは溶解画分(S2画
分)を分離し、52両分をpH4、5に調製して等電沈
澱させ沈澱画分をデカンタ−を用いて分離し、これを中
和後加熱処理し、噴霧乾燥して乾燥物(02両分)を1
2.8部得た。
工程途中及び得られたS1画分、82両分、01画分、
口2両分に不快臭は感じられなかった。
口2両分に不快臭は感じられなかった。
実験例1
実施例1で得られた01画分、口2両分、及び以下の方
法(常法)によって得たSPIの物性を比較した。
法(常法)によって得たSPIの物性を比較した。
(SPIの調製)
実施例1に用いたと同様の脱脂大豆1部に水10部を加
え、攪拌・抽出してオカラを遠心分離除去して得た豆乳
を等電沈澱してカードを得、水10部を加えて水洗し、
中和後実施例1と同様に加熱、噴霧乾燥してSPIを得
た。
え、攪拌・抽出してオカラを遠心分離除去して得た豆乳
を等電沈澱してカードを得、水10部を加えて水洗し、
中和後実施例1と同様に加熱、噴霧乾燥してSPIを得
た。
(NSIの測定方法及び結果)
試料3.5gを水100m lに分散させ、40℃で4
5Orpmでプロペラ攪拌しながら60分抽出後、25
0Orpmで遠心分離した上澄みと、沈澱を同様に再度
抽出・遠心分離して得た上澄みとを合わせ、ケルプール
法にて粗蛋白含量を測定しこれを試料の粗蛋白で。
5Orpmでプロペラ攪拌しながら60分抽出後、25
0Orpmで遠心分離した上澄みと、沈澱を同様に再度
抽出・遠心分離して得た上澄みとを合わせ、ケルプール
法にて粗蛋白含量を測定しこれを試料の粗蛋白で。
除した値をNSI とする。
この結果、at画分が92、口2両分が93とSPIに
優るとも劣らない高いNSI値を示した。
優るとも劣らない高いNSI値を示した。
(ゲル形成性及び粘度の測定方法及び結果)試料(粉体
)12gに水(又は2.5%食塩水)88mllを加え
ホモゲナイズ(120Orpmで3分間)し遠心脱泡(
2500rpmで10分間)し、80℃で30分間加熱
してカードメーター(飯尾製)またはB型粘度計(東京
計器Ii!りでゲル強度(g/afl)又は粘度(cp
s )を測定した。
)12gに水(又は2.5%食塩水)88mllを加え
ホモゲナイズ(120Orpmで3分間)し遠心脱泡(
2500rpmで10分間)し、80℃で30分間加熱
してカードメーター(飯尾製)またはB型粘度計(東京
計器Ii!りでゲル強度(g/afl)又は粘度(cp
s )を測定した。
この結果を次表に示す。
D1画分は加塩ゲルの状態で脆いが、無塩での粘性は高
かったのに対して、D2両分は加塩ゲルの状態で強い強
度を示し、無塩での粘性は低かった。
かったのに対して、D2両分は加塩ゲルの状態で強い強
度を示し、無塩での粘性は低かった。
(透明感の測定方法及び結果)
pl(7,0における各濃度における濁度(OD600
nm棹カ、粘稠度、透明感等において、SPIとは異な
実施例2 実施例1と同様の方法において、亜硫酸水素ナトリウム
と脱脂大豆の比(重量比)を変えてD2両分の回収率を
みた。結果を第2図に示す。但し、実施例1に於けるD
2両分の収率を100として相対的に示した。
nm棹カ、粘稠度、透明感等において、SPIとは異な
実施例2 実施例1と同様の方法において、亜硫酸水素ナトリウム
と脱脂大豆の比(重量比)を変えてD2両分の回収率を
みた。結果を第2図に示す。但し、実施例1に於けるD
2両分の収率を100として相対的に示した。
この図より明らかなように、亜硫酸水素ナトリウムは少
なくとも0.5重量%/脱脂大豆以上、好ましくは1.
0重量%/税脂大豆以上必要なことが分かる。亜硫酸水
素ナトリウム不存在下ではD1画分と02.両分の分離
が困難なことを示す。
なくとも0.5重量%/脱脂大豆以上、好ましくは1.
0重量%/税脂大豆以上必要なことが分かる。亜硫酸水
素ナトリウム不存在下ではD1画分と02.両分の分離
が困難なことを示す。
実施例3
実施例1の方法において、亜硫酸水素ナトリウムの代わ
りにシスティン塩酸塩、グルタチオンをそれぞれ脱脂大
豆100g当たり15+a mole用い同様に処理し
てD1画分、D2両分を得た。実施例1のD2両分の回
収率を100としたときの相対的回収率を次表に示す。
りにシスティン塩酸塩、グルタチオンをそれぞれ脱脂大
豆100g当たり15+a mole用い同様に処理し
てD1画分、D2両分を得た。実施例1のD2両分の回
収率を100としたときの相対的回収率を次表に示す。
比較例1
脱脂大豆1部に10m Mβ−メルカプトエタノールを
含むpH7,8のトリス塩酸緩衝液(63m M )
15部を加え攪拌抽出して10.OOOrpmで遠心分
離して゛不溶性画分(オカラ)を除き得られた液を2N
の塩酸でpH6,6に調整し氷冷して2〜3℃に3時間
放置後デカンターにかけたが沈澱画分と水分散画分を分
離は困難であった。そこで10.00Orpmの遠心力
でバッチ式遠心分離して上澄み画分(S1画分)と沈澱
画分に分離し、沈澱画分をpH7,6のリン酸緩衝液に
分散させた(S2両分)。81両分、32両分共メルカ
プトエタノールの不快臭を有し且つ緩衝液を含むもので
ありとても食用に供し得るものではなかった。
含むpH7,8のトリス塩酸緩衝液(63m M )
15部を加え攪拌抽出して10.OOOrpmで遠心分
離して゛不溶性画分(オカラ)を除き得られた液を2N
の塩酸でpH6,6に調整し氷冷して2〜3℃に3時間
放置後デカンターにかけたが沈澱画分と水分散画分を分
離は困難であった。そこで10.00Orpmの遠心力
でバッチ式遠心分離して上澄み画分(S1画分)と沈澱
画分に分離し、沈澱画分をpH7,6のリン酸緩衝液に
分散させた(S2両分)。81両分、32両分共メルカ
プトエタノールの不快臭を有し且つ緩衝液を含むもので
ありとても食用に供し得るものではなかった。
(効果)
以上詳述したように、本発明により■工業的に大豆蛋白
成分の分画が可能になったものである。
成分の分画が可能になったものである。
更に詳しくは、■トリス塩酸緩衝液とか強い不快臭気を
有し風味的にもとても食品に用いることはできない、メ
ルカプトエタノール等の試薬を用いることなくS1画分
と82両分を含む21画分の分離が可能になり、更に0
31画分とPi画分は工業的な連続遠心分離機(例えば
デカンタ−等)で容易に分離すること等が可能になった
ものであり、■PL画分から32両分を分離することに
より31画分と32両分の工業的分離が容易になったも
のであり産業の発達に大いに寄与するものである。
有し風味的にもとても食品に用いることはできない、メ
ルカプトエタノール等の試薬を用いることなくS1画分
と82両分を含む21画分の分離が可能になり、更に0
31画分とPi画分は工業的な連続遠心分離機(例えば
デカンタ−等)で容易に分離すること等が可能になった
ものであり、■PL画分から32両分を分離することに
より31画分と32両分の工業的分離が容易になったも
のであり産業の発達に大いに寄与するものである。
第1図は本発明により得られた01両分、02両分及び
SPIの水分散液の濁度を例示する図グラフである。第
2図は本発明における亜硫酸水素ナトリウムと脱脂大豆
の重量比によるD2両分の相対的収率を例示するグラフ
である。
SPIの水分散液の濁度を例示する図グラフである。第
2図は本発明における亜硫酸水素ナトリウムと脱脂大豆
の重量比によるD2両分の相対的収率を例示するグラフ
である。
Claims (3)
- (1)大豆蛋白原料を、亜硫酸化合物、グルタチオン化
合物、又はシステイン化合物の存在下且つpH6.5以
上の水系下で処理し、pH5.5〜7.0且つ20℃以
下の範囲に移行して可溶性画分と不溶性画分に分画する
ことを特徴とする大豆蛋白の製造法。 - (2)pH5.5〜7.0且つ20℃以下の範囲に移行
して分画した不溶性画分をさらに温水系下に移行し分散
或いは溶解させ、分散或いは溶解画分を分取する特許請
求の範囲第(1)項記載の製造法。 - (3)pH5.5〜7.0且つ20℃以下の範囲に移行
して得た可溶性画分を等電沈澱させ沈澱画分を分離回収
し中和後加熱処理して乾燥する特許請求の範囲第(1)
項記載の製造法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2792585A JPS61187755A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 大豆蛋白の製造法 |
BE0/216265A BE904225A (fr) | 1985-02-14 | 1986-02-13 | Procede de fractionnement de proteines. |
CN86100959A CN1008684B (zh) | 1985-02-14 | 1986-02-14 | 蛋白质的分级分离方法 |
US07/063,748 US4771126A (en) | 1985-02-14 | 1987-06-19 | Method for fractionation of vegetable proteins by reduction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2792585A JPS61187755A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 大豆蛋白の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61187755A true JPS61187755A (ja) | 1986-08-21 |
JPH0365138B2 JPH0365138B2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=12234457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2792585A Granted JPS61187755A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 大豆蛋白の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61187755A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02261346A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-24 | Ajinomoto Co Inc | 大豆蛋白素材の製造法 |
JP2007116961A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Fuji Oil Co Ltd | ゲルの製造法及びこれを利用した食品 |
WO2009110504A1 (ja) | 2008-03-04 | 2009-09-11 | 不二製油株式会社 | 腎症患者用大豆蛋白素材及びこれを使用した食品 |
US7838633B2 (en) | 2006-12-06 | 2010-11-23 | Fuji Oil Company, Limited | Method for production of fractionated soybean protein material |
US8581116B2 (en) | 2009-10-15 | 2013-11-12 | Robert Bosch Gmbh | Component carrier |
US9107428B2 (en) | 2005-05-30 | 2015-08-18 | Fuji Oil Company, Limited | Fractionated soybean protein material, processed soybean suitable for the material, and processes for production of the soybean protein material and the processed soybean |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5661961A (en) * | 1979-10-23 | 1981-05-27 | Fuji Oil Co Ltd | Preparation of protein retort food |
JPS57132844A (en) * | 1980-12-29 | 1982-08-17 | Staley Mfg Co A E | Dried vegetable protein isolate and production thereof and food composition containing same |
JPS603812A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-10 | 住友電気工業株式会社 | ケ−ブル製造法 |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2792585A patent/JPS61187755A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5661961A (en) * | 1979-10-23 | 1981-05-27 | Fuji Oil Co Ltd | Preparation of protein retort food |
JPS57132844A (en) * | 1980-12-29 | 1982-08-17 | Staley Mfg Co A E | Dried vegetable protein isolate and production thereof and food composition containing same |
JPS603812A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-10 | 住友電気工業株式会社 | ケ−ブル製造法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02261346A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-24 | Ajinomoto Co Inc | 大豆蛋白素材の製造法 |
US9107428B2 (en) | 2005-05-30 | 2015-08-18 | Fuji Oil Company, Limited | Fractionated soybean protein material, processed soybean suitable for the material, and processes for production of the soybean protein material and the processed soybean |
JP2007116961A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Fuji Oil Co Ltd | ゲルの製造法及びこれを利用した食品 |
US7838633B2 (en) | 2006-12-06 | 2010-11-23 | Fuji Oil Company, Limited | Method for production of fractionated soybean protein material |
WO2009110504A1 (ja) | 2008-03-04 | 2009-09-11 | 不二製油株式会社 | 腎症患者用大豆蛋白素材及びこれを使用した食品 |
US8581116B2 (en) | 2009-10-15 | 2013-11-12 | Robert Bosch Gmbh | Component carrier |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0365138B2 (ja) | 1991-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4771126A (en) | Method for fractionation of vegetable proteins by reduction | |
US4172828A (en) | Method for processing soy protein and composition of matter | |
EP0368864B1 (en) | Whey protein fractions | |
JP4680989B2 (ja) | タンパク質単離処理におけるフィチン酸の低減 | |
FI86951C (fi) | Foerfarande foer framstaellning av sojaproteinisolat med laog fytathalt | |
EP0115651B1 (en) | A process for the preparation of a precipitate of casein and whey protein | |
JP2012515535A (ja) | 大豆タンパク質ミセル塊からの可溶性大豆タンパク質製品(「S200Ca」)の製造 | |
JP6267737B2 (ja) | 改善された水結合能力の大豆タンパク質生成物 | |
JPH08501688A (ja) | ベータ・カゼイン強化製品の製造方法 | |
JPS61187755A (ja) | 大豆蛋白の製造法 | |
JP2015163080A (ja) | 熱処理なしのキャノーラタンパク質製品(C200CaC)の製造 | |
KR20050086499A (ko) | 분획된 대두 단백질 및 그 제조방법 | |
JPH0153023B2 (ja) | ||
JPH09121780A (ja) | 大豆蛋白質の製造方法 | |
EP0967884B1 (en) | Process for the manufacture of milk proteins | |
JP2985157B2 (ja) | カゼインをα−カゼインとβ−カゼインとに分画する方法 | |
JPH0150380B2 (ja) | ||
IE62295B1 (en) | Whey protein fractions | |
JPS5840046A (ja) | 大豆蛋白素材の製造法 | |
NZ255608A (en) | Producing a beta casein enriched product and a beta casein depleted product from a casein feedstock | |
JPH0923821A (ja) | 大豆11sグロブリン塩基性サブユニットの分離方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |