JPS6118759A - アゼチジノン類の立体特異的製造方法 - Google Patents

アゼチジノン類の立体特異的製造方法

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JPS6118759A
JPS6118759A JP60133166A JP13316685A JPS6118759A JP S6118759 A JPS6118759 A JP S6118759A JP 60133166 A JP60133166 A JP 60133166A JP 13316685 A JP13316685 A JP 13316685A JP S6118759 A JPS6118759 A JP S6118759A
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JP60133166A
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カイネリ・ギアンフランコ
コンテント・ミツシエル
ギアコミニ・ダリア
パヌンチオ・マウロ
フランセスチ・ギオフアニイ
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Consiglio Nazionale delle Richerche CNR
Pfizer Italia SRL
Original Assignee
Consiglio Nazionale delle Richerche CNR
Carlo Erba SpA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D205/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D205/02Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D205/06Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D205/08Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキラル(chiral、対掌体)アゼチジノン
類の立体特異的製造方法に関する。本発明によって製造
されるアゼチジノン類は、次式1:式中、R2は低級ア
ルキル基もしくはアリール基を表わし;Rは有機基を表
わし;Xはイオウ原子(かかる化合物は英国特許第20
43839号明細書に記載されている)もしくは−〇H
2−基(かかる化合物は公知の抗生物質チェナマイシン
およびその誘導体である)を表わす、 で示される、8R,BS、 5Rペネム類およびカルバ
ペネム類をはじめとする、公知および新規のベータ・ラ
クタム化合物の合成中間体として有用である。これらの
ベータ争ラクタム化合物は高い抗菌活性を示す。
本発明は、次式II: H 式中、R1は場合により置換されたフェニル基を表わし
;R2は、上に定義したとおりであり;R3は水素原子
もしくはN−保護基を表わす、 で示されるキラルアゼチジノンの製造方法を提供するも
のである。例えば、ディー・ジェー・ハート等(D、 
J、 Hart et at)によるジェー・オルグ・
ケム(J、 Org、 Chew、)第48巻、 28
9ページ(1!383)に見られるように、光学的に活
性なアゼチジノン類■を製造せんとする多くの試みは失
敗に終っている。驚くべきことに、我々は今、有機金属
化合物の存在下で5(−)ヒドロキシエステルで、場合
によりN−保護されたイミンを処理すると、好収率で、
光学的に純粋な(3S)化合物■が得られることを見出
した。
より詳しく述べるならば、本発明の方法は、次式■: H GO2R4m 式中、R2は先に定義したとおりであり、 R4はカル
ボキシル保護基である、 で示される化合物を有機金属化合物と反応させ、生じた
ジアニオンを、次式■: 式中、R1およびR3は先に定義したとおりである。
で示される化合物で処理することを特徴とする。
適当な有機金属化合物としては、ジー(トリメチルシリ
ル)−アミノ・リチウム、ジー(イソプロピル)−アミ
ノ・リチウム、n−ブチルリチウム、t−ブチルリチウ
ム、メチルリチウムおよびフェニルリチウムが挙げられ
る。化合物■の有機金属化合物との反応は、テトラヒド
ロフラン、ベンゼン、トルエンもしくはへ午サンのよう
な不活性溶媒中、−100℃〜−70℃で、10分〜3
時間行うのが好ましい。化合物■による、生成したジア
ニオンの処理は、同じ反応混合物中、−100℃〜30
℃で、3〜24時間行うことができる。得られた粗化合
物11は、慣用の方法によって精製することができる。
本明細書において、「低級アルキル」なる用語は、炭素
原子数 1〜4の直鎖もしくは分岐鎖アルキル基を意味
する。 R1によって表わされる好ましい基としては、
フェニル、p−メトキシフェニルおよびp−クロロフェ
ニル基が挙げられる。R2は、好ましくは、メチル基で
ある。R3は、好ましくは1−ブチルジメチルシリルも
しくはトリメチルシリル基のようなトリー(低級アルキ
ル)−シリル基、フェニル基またはP−メトキシフェニ
ル基のような置換フェニル基を表わす。rカルボキシ保
護基」なる用語は、化学反応中、カルボキシ官能基を保
護するために従来用いられているものであれば、いかな
る基をも意味する。かかる基には、低級アルキル基(例
えば、メチル、エチル、イソプロピルおよびt−ブチル
)、低級ハロアルキル基(例えば、2−ヨードエチルお
よび2,2.2−トリクロロエチル)、低級アルコキシ
メチル基(例えば、メトキシメチル、エトキシメチルお
よびインブトキシメチル)、低級アルカノイルオキシメ
チル基(例えば、アヤトキシメチル、プロピオニルオキ
シメチル、ブチリルオキシメチルおよびピパロイルオキ
シメチル)、1−(低級アルコキシカルボこルオキシ)
−エチル基(例えば、1−メトキシカルボニルオキシエ
チルおよび1−エトキシカルボニルオキシエチル)、場
合により置換されたアリールメチル基(例えば、ベンジ
ル、p−メトキシベンジル、0−ニトロベンジルおよび
p−ニトロベンジル)、ベンズヒドリル基、フタリジル
基、ならびにトリー(低級アルキル)−シリル基(例え
ば、トリメチルシリルおよびt−ブチルジメチルシリル
)が含まれる。
本発明の方法によって与えられるアゼチジノン類■は、
次に示す反応式: %式%() (式中、R1、R2およびR3は先に定義されたとおり
であり、R5はヒドロキシ保護基を表わす) で具体的に示される、よく確立された手法によって、有
用なアゼチジノン類■に容易に変換することができる。
化合物Uは、トリフェニルホスフィンの存在下、ギ酸と
反応せしめられ、生成した反転(inverted)ギ
酸エステルを、以下に示す製造例Aにおいてより詳しく
述べるように、アルカリ性加水分解によって式(V)の
化合物に変換される。
−CH=C)I−R1側鎖を開裂せしめて対応する化合
物■をケーえる反応は、化合物Vをそのヒドロキシ保護
誘導体■に変換させることによって達成されるが、誘導
体■は、例えば、ニー・ケー・ポース等(A、 K、 
Ba5e et al)によるジェー・オルグ・ケム(
J、  Org、  Chew、’) 第47巻、40
75ページ(1982)に、記載されているように五塩
化ルテニウムの存在下、水性アセトン中、過ヨウ素酸ナ
トリウムと反応せしめられる。化合物■は、精製するこ
となく、触媒量の酢酸銅の存在下、アセトニトリル中で
、四酢酸鉛で処理することにより、単一生成物として、
(4R)酢酸エステル■を与える・もう一つの方法によ
れば、化合物■は、化合物■から出発して、−78℃で
塩化メチレン中でオゾン化した後、オシニドを酢酸中で
亜鉛で還元し、得られた粗アルデヒド■を新しい高分子
結合塩素化物試薬(例えば、Amberlist A2
2(4−樹脂をNa0文03テ処理して得られるA+*
berlist A22cUOi )で醇化することに
よって得ることができる。
キラル出発物質■は、公知化合物であり、当業者に良く
知られた方法によって、対応する遊離カルボン酸から製
造することができる。イミン誘導体■は、適当なアルデ
ヒド誘導体と第一級アミンから、化合物■の置換形式に
従って、慣用の方法により製造するか、もしくは、当業
者に良く知られた他の方法によって製造することができ
る。
薬理学的に活性な8R16S、5Rペネム類およびカル
バペネム類Iは、特に、ペネム類については、我々の英
国特許第2111498号明細書、カルバペネム類につ
いては、テトラヘドロン・レタース(Tetrahed
ron Lett、) 2293(1982)に記載さ
れているような既知の反応および方法によって、 1’
R13R14R配置(立体配置)をとるアゼチジノン■
から得ることができるので、本発明の方法は、生物学的
に活性なペネム類およびカルバペネム類合成の重要な中
間体である光学活性アゼチジノン類を得るために非常に
有用である。アゼチジノンat−得るためのいくつかの
方法が報告されているが、いずれの方法も全不斉誘導(
total asymmetricinduct 1o
n)には到っていない。したがって1本発明の方法は、
驚異的とも言える程、有利な方法である。本発明方法に
よれば、S配位を有する出発物質の対掌体ヒドロキシエ
ステル■は選択的に 1°S、3S配置のみを有するア
ゼチジノンIIに導かれ、その結果、薬理学的に活性な
ペネム類およびカルバペネム類への新規にして実用的な
合成経路が開かれる。
以下に記す実施例および製造例は本発明を詳述するもの
である。
これらの例において、融点は未補正である。赤外線吸収
スペクトル(TR)は、パーキン・エルマー(Perk
in Elmer)710B型分光光度計を用いて、フ
ィルム状の試料について記録された。振動数は、センナ
メートルの逆数(cm−’ )で与えられている。
IH−NMRおよび 13C−N M Rスペクトルは
、それぞれ、バリアy (Varian)EH11およ
びパリアン(Varian)FT80装置を用いて、 
CDC見3もしくはCBDB溶液について測定した。化
学シフトは、内部棟準(TMS)からの百万分の1単位
(ppm)で表わされている。質量スペクトルは、パリ
アン・マツ) (Varian Mat)111装置(
70eV)を用いて測定した。Uvスペクトルは、40
2 UV Sパーキンox)レマ−(Perkin E
lmer)装置を用いて記録した。薄層クロマトグラフ
ィー(TLC)は、シリカゲルシート(IB2F Ba
ker)を用いて行い、カラムクロマトグラフィーは、
クロマトスパック・ブレブ(Chromatos、pa
c Prep、)10 [ジョビンーアイポン(Job
in−Iマon)装置J上、シリカゲル[H80メルク
(Marck)]を用いて行った。旋光度はバーキ7 
a エルマー II モデル(Perkin Elme
rModel)241で測定した。テトラヒドロフラン
(THF)は、ナトリウムベンゾフェノンケチル上、ア
ルゴン雰囲気下で蒸留することにより、無水かつ醜素が
無い状態で得られた。塩化メチレンは、五酩化リン−L
で蒸留した。ジイソプロピル−アミンは、モレキュラー
シーブ [タイプ4A 、フル力(Type 4A、 
Fluka)]上で還流せしめ、常圧下で蒸留した。
(II、J= Ph、  R2= CH3、R3= H
)701交のテトラヒドロフランに1.1,1,3,3
.3−へキサメチルジシラザン(a、e膳立、46ミリ
モル)を溶かして得られる溶液を室温でかき混ぜておき
、これに、ヘキサン中の15%n−ブチルリチウム(3
1mM 、 4[1ミリモル)を加えた。得られた溶液
を15分間かき混ぜたのち、−70℃に冷却した。次に
、内部の温度が一70℃を超えないような速度で、 1
0Jjのテトラヒドロフラン中の3ml (23ミリモ
ル)の(S)−3−ヒドロキシ・エチル・ブチレー) 
(IIIr、R2= (R3t’ R4= C2M5)
を添加した。生じたエステルエルレートの溶液に、 N
−(hリメチルシリル)シンナムアルジミン[■、J=
Ph、 R3=Si(Me)3]の溶液[2,89+4
1 (23ミリモル)のシンナムアルデヒドを、 20
+mlのテトラヒドロフラン/ヘキサン中に23ミリモ
ルのリチウムビス(トリメチルシリル)アミドを溶かし
て得られる溶液に25℃で1昨間に亘って添加すること
によって調製された〕を、内部温度を一70℃に保つ速
度で加えた。得られた混合物を、冷却浴の温度が室温に
達するまで攪拌し、さらに12時間、室温で攪拌した。
得られた溶液を、50+Jjのジエチルエーテルで稀釈
し、40m文ずつの1.OMの塩酸水溶液で3回、 5
0℃1Mの重炭酸ナトリウム水溶液および 50m文の
塩水で洗浄した。有機層を乾燥し、(無水硫酸マグネシ
ウム)、減圧下で濃縮しだ。
残渣の固体を、フラッシュ(溶出)・クロマトグラフィ
ー(溶離液:酢酸エチル)に掛けると標記化合物(2,
5g、50%)が得られた。
1、R,3550,3400,1750;60MHz 
’HNMR(CI]C13)7.3(5HAr);8.
7(d、J=16Hz、IH) ;6.El(N−)1
) ;8.3(IH,dd、J=BHz、18Hz);
4.4(C4H,dd、J=Ei)Iz、J=7Hz、
18) ;4.1(C5H,q。
J−GHz) ;3.33(dd、J=eHz;J=7
)1z、C:3H,IH) ;2.8(OH) ;1.
25(3H,d、J=6Hz) ;+3C:NMR(パ
リアンFT 80 MHz、C11CI3)170.0
 G2;135.9;128.7;128.2;126
.13;C,−Ar;134.30B;125.807
;53.4 C4;Efl、5昨:84.803;21
.8 CB。
(V、R1=Ph、 R2=CH3、R3=)I)実施
例1で調製されたアゼチジノン(2,37g、11ミリ
モル)およびトリフェニルホスフィン(5,51g、 
21ミリモル)の乾燥テトラヒドロフラン(+00+w
fL)溶液を、水浴上で冷却した。この溶液をかき混ぜ
ておき、これに、ギ酸(98%、1.82 rsl 、
 43ミリモル)とジエチル拳アソ゛ジカルポキシレー
) (3,29mM 、21 ミリモル)を逐次加えた
。攪拌を室温で30分間続けた。溶液を酢酸エチルと炭
酸水素ナトリウム間に分配せしめた。有機層を分離し、
水洗し、塩水で洗い、乾燥した。溶液を減圧下で濃縮し
、シリカゲルカラムに掛け。
これを酢酸エチル/ヘキサン(容量比8/4)で溶離し
た。このクロマトグラフィー用カラムから得られた粗ギ
酸エステルを20%水性1,4−ジオキサン(100+
Jj)に溶かし、水浴上で冷却した。水酸化カリウム(
137,5+s文、0.8M溶液)を加え、溶液を、同
じ温度で10分間攪拌した。次に、酢酸エチル(200
ml )を加え、有機溶液な水および塩水で洗浄したの
ち乾燥した。減圧下で溶媒を除去すると淡黄色固体が得
られた。これを、シリカゲルクロマトグラフィーに掛け
、酢酸エチルで溶出すると標記化合物(1,88g、収
率78%)が得られた。
1、R,(フィルム)  3500,3400.1?4
0;LICNMR:1B8.7 G−0,135,8,
128,3,127,8゜126.2 0−Ar、13
2.5  CB、125.9  G7’、83.8  
G4゜62.1  G5,52.8 03.21.2 
 CB。
[■、R1= Ph、  R2= C)13 、  R
3= R5= Si(t−Bu)Me2]製造例Aで得
られた化合物(1,08g、 4.9ミリモル)の50
m文ジクロロメタン(塩化メチレン)溶液を 0℃に保
っておき、これを、2.28g(15ミリモル)の塩化
t−ブチルジメチルシリルおよびDMAP(2,44g
、20ミリモル)で処理した。温度を室温にもどし、溶
液を不活性ガス雰囲気中、さらに12[IQ間攪拌した
。得られた溶液にloOmlの塩化メチレンを加えた。
溶液を塩水で洗い、有機相をNa2SO4」−で乾燥さ
せたのち、溶媒を留去した。残渣をフラッシュ壽りロマ
トグラフィーに掛けると1.81gの標記化合物が得ら
れた(収率84%)。
1L涯5 (3R,4R−3−IR−ヒドロキシエチル−4−アセ
トキシ−2−アゼ ジノン ビスーt−ブ ルジメ ル
[VIl[、R2= CH3、R3= R5= Si(
t−Bu)Me2]製造例Bで得られた化合物(Ig、
 2.2ミリモル)の塩化メチレン溶液を、適当な装置
中、−78°Cで、02+03気流で、溶液が深い青色
を呈するまで処理した。生成した混合物に窒素ガスを通
しながら、それを放置して室温にもどした。亜鉛粉末を
加えたのち、酢酸(3+s文)を加えた。得られた混合
物を室温で1時間攪拌し、炭酸水素ナトリウムで中性に
なるまで処理したのち、塩水で洗い、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。生成した残渣[■、R2= CH3、
R3= R5= Si(t−Bu)Me2]をテトラヒ
ドロフランに懸濁せしめ、これに高分子結合塩素化物(
Polymer bound chloride)(2
0m文)を加え、続いて酢!!(411文)を加えた。
得られた溶液を室温でさらに 1時間撹拌したのち、ろ
過した。減圧下で溶媒を除去し、残渣[■、R2= C
H3、R3= R5= Si(t−Bu)Me2]をア
セトニトリル(10mjl )に溶かし、酢酸第二銅(
5mg)および四酢酸鉛(1,’15g、2.6 ミリ
モル)(減圧下で乾燥して酢酸を除去した)で処理した
。スラリーを65℃の油浴に浸漬し、スラリーに窒素気
流を吹き込みながら攪拌した。薄層クロマトグラフィー
(TIC:)により目的化合物が完全に生成した(2〜
4時間)ことを確認したのち、スラリーをろ過し、固体
を酢酸エチルで洗浄した。ろ液ど洗液を合わせたものを
減圧下で蒸発せしめ、残渣を100m文ずつの酢酸エチ
ルおよび炭酸水素ナトリウム水溶液に溶かした。pHを
7に調整した。酢酸エステル層を分離し、乾燥したのち
蒸発せしめてフラッシュ・クロマトグラフィー(Si0
2、ヘキサン/ジエチルエーテル 容量比85/ 15
)にかけると、0.397gの標記化合物が単一のエナ
ンチオマーとして得られた(収率45%)。
1、R,(フィルム)1780.1?50,1250゜
1(OMHz” NMR(CDG13):0.33(1
2H,m)。
0.95(18H,m) 、1.35(3H,d、J=
6Hz) 、2.1(3H,s)。
3.2(IH,II]広いd 、 J=8Hz) 。
4.2(IH,五重線、J=6Hz、5.85(IH,
巾広いs)。
13CNMR170−9G2,189.4 0G=0,
83.9 03゜78.2  G4.67.3  G5
,21.0  GB  。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼II 式中、R_1は場合により置換されたフェニル基を表わ
    し;R_2は低級アルキル基もしくはアリール基を表わ
    し;R_3は水素原子もしくはN−保護基を表わす、 で示される対掌体アゼチジノン類の製造方法であって、
    次式III: ▲数式、化学式、表等があります▼III 式中、R_2は上に定義したとおりであり;R_4はカ
    ルボキシ保護基である、 で示される化合物を有機金属化合物と反応せしめ、生成
    したジアニオンを次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV 式中、R_1およびR_3は、上に定義したとおりであ
    る、 で示される化合物で処理することを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の対掌体アゼチジノン類
    の製造方法であって、次式III: ▲数式、化学式、表等があります▼III 式中、R_2は上に定義したとおりであり;R_4はカ
    ルボキシ保護基である、 で示される化合物を、不活性溶媒中、−100℃〜−7
    0℃で、10分〜3時間、有機金属化合物と反応せしめ
    、生成したジアニオンを、次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV 式中、R_1およびR_3は上に定義したとおりである
    、 で示される化合物で、同じ反応混合物中、−100℃〜
    30℃で、3〜24時間処理したのち、得られた化合物
    を精製することを特徴とする方法。 3、次式VIII: ▲数式、化学式、表等があります▼VIII 式中、R_2およびR_3は上に定義したとおりであり
    ;R_5はヒドロキシ保護基である、 で示されるアゼチジノン類の製造方法であって、化合物
    IIをトリフェニルホスフィンの存在下、ギ酸と反応せし
    め、生成した反転ギ酸エステルを、アルカリ性加水分解
    によって、次式V: ▲数式、化学式、表等があります▼V 式中、R_1は上に定義したとおりである、で示される
    化合物に変換せしめ、この化合物Vを、その側鎖を開裂
    せしめることによって、上記化合物VIIIとすることを特
    徴とする方法。
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