JPS6118722B2 - - Google Patents

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JPS6118722B2
JPS6118722B2 JP53084210A JP8421078A JPS6118722B2 JP S6118722 B2 JPS6118722 B2 JP S6118722B2 JP 53084210 A JP53084210 A JP 53084210A JP 8421078 A JP8421078 A JP 8421078A JP S6118722 B2 JPS6118722 B2 JP S6118722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
cable
optical fiber
angle
cross
Prior art date
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Expired
Application number
JP53084210A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511229A (en
Inventor
Masamitsu Tokuda
Shinichi Yonechi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP8421078A priority Critical patent/JPS5511229A/ja
Publication of JPS5511229A publication Critical patent/JPS5511229A/ja
Publication of JPS6118722B2 publication Critical patent/JPS6118722B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光フアイバケーブル(以下、光ケーブ
ルと略記する)を製造するための装置に関する。
光フアイバは一般に側圧力や締め付け力によつて
伝送特性が変化し易いため、光ケーブルとして、
光フアイバを緩く(ルーズな状態に)収容した構
造がこれまで幾つか提案されてきた。
本発明の一つは光フアイバをルーズに収容する
光ケーブルに関し、全く新規な構造と製造法を提
供するもので、品質の優れた光ケーブルが容易に
製造し得るとう利点を有する。本発明はケーブル
断面をテープで数個の区間に区切り、各区画に光
フアイバを収容することを特徴とする。
したがつて、ケーブル断面内を区画するのに、
例えば、予め押出されたリブ付きのプラスチツク
成形物(例:断面〓の紐など)等を用いる必要が
なく、ケーブル製造時に所要区画だけ設けること
ができるため、実施が極めて容易である。
ケーブルとして、光フアイバの集合時に、テー
プを折り曲げ、折り曲げたテープの溝中に光フア
イバを収容しつつ集合撚合せ得るケーブル構造お
よび製造法を提案し、昭和52年7月25日に特許願
第89464号として出願した。
本発明はこのようなケーブル構造、製造法を更
に発展させたもので、光フアイバを断面がほぼ正
三角形に折り曲げられたテープ内に収容し、これ
をケーブルの構成単位として集合することを特徴
とするものである。
このようにすれば、光フアイバは断面がほぼ正
三角形のテープに完全に囲まれて、テープが閉じ
ているため、ケーブルコアは非常に強固なものと
なり、光フアイバを外力から十分に遮断すること
ができる。また正三角形の構成単位の集合におい
ては、コアを結束するのにテープを密に巻く必要
がなく、テープや糸を粗いピツチで巻き付けた
り、接着等の手段を用いることができるため、高
速度の集合が出来、生産性にも優れるという利点
も有する。以下本発明を別紙図面により詳細に説
明する。第1図は本出願人の特願昭52−89464の
出願において提案したケーブル構造の一つでaは
構成単位を示し、1は光フアイバ、2は断面がV
形のテープである。bはaを6本集合したケーブ
ルの断面図で、Vの頂点を中心にして6本集めた
ものである。3は押え巻テープで、収容した光フ
アイバ1がV溝より脱落しないようにV形の開い
た側を閉じるため密に横巻することが望ましい。
つまり第1図のケーブルにおいては、V形に開
いた側を閉じるためケーブルを密に横巻する必要
があり、生産性が悪いこと、および開いた部分が
ありケーブルコアの強度が若千劣ること、さらに
V形の開き角が6本すべて同じにするのが難かし
いこと等、幾つかの改善すべき点が残つていた。
本発明はこれらの問題点を全て解決した新規な光
ケーブルを提供するもので、第2図のように、断
面をほぼ正三角形に折り曲げたテープ内に光フア
イバを収容することを特徴とするものである。第
2図aはケーブル構成単位を示し、1は光フアイ
バ、21は断面ほぼ正3角形のテープを示す。b
はaを6単位集合したケーブルコアの斜視図で第
1図のbに対応する6心ケーブルを示す。31は
押え巻のテープまたは糸で、光フアイバを包むテ
ープ21は閉じているため、31は粗いピツチで
巻くことができるため、製造速度を大にして生産
性を高くすることができる。
また、押え巻31の代りに、構成単位20を6
本、相互に接着してもよい。
cは構成単位の他の例を示し、光フアイバ1を
3本、テープ21内に収容したものである。この
ように略正三角形のテープ内に収容する光フアイ
バは複数本であつても良い。第2図示のケーブル
においては、生産性が高いこと、ケーブルコアが
第1図に示したものより強固なこと、略正三角形
の寸法製度が良く、各光フアイバを同条件にして
収容可能なこと等のため、第1図示のケーブルに
おける問題点を全て解決した優れたケーブル構造
を提供する。第3図は第2図のケーブルの各種実
施例を示し、aはケーブルコアの中心に線状体4
を設けて略正三角形の構成単位20の複数本を線
状体4の周囲に集合撚合せた例を示し、線状体4
としては高い抗張力性を有する鋼線、FRP線、
Kevlar(デユポン商標)繊維等が適する。ま
た略正三角形に折り曲げるテープとしては本発明
全てにおいてポリエステル,ポリエチレン等のプ
ラスチツクテープや、アルミニウム等の金属テー
プが適する。bはテープ21の正三角形の突合せ
頂点を、ケーブルコアの中心軸側にして集合した
場合、cは突合せ頂点をケーブルコア外面にして
集合した場合を示し、このように突合せ頂点は内
側、外側どちらでもよい。
第4図は、本発明のケーブル構造を更に発展さ
せた多芯光ケーブルの実施例である。aは中心に
行抗張力性線状であるテンシヨンメンバ7を設
け、このまわりに、正三角形の構成単位6本を集
合したユニツト5を、更に6本集合撚合せてその
上に外被6を施したものである。ここで外被とは
テープ巻した層、シース等をすべて含む総称であ
る。aでは構成単位は6×6=36本であり、36本
以上の光フアイバを収容できる。bはテンシヨン
メンバを用いず中心にもユニツト5を収容したた
め6×7=42本の構成単位を有し、42本以上の光
フアイバを収容できる。cはユニツト5の間のス
キマにも略正三角形の構成単位20を収容したも
ので、42+12=54本以上の光フアイバを収容でき
るものである。ユニツトや構成単位は更に多層に
集合撚合すことが可能で、このように光フアイバ
の収容本数は幾らでも増すことができる。本発明
のケーブル構造は断面が略正三形のテープ内に光
フアイバを収容したものを構成単位としているた
め、これを多数本集合撚合せて成るケーブルにお
いても、強度は大で、光フアイバに側圧力等が加
わらず、伝送特性も安定になる。次に本発明のケ
ーブルの製造法を第5図以降を参照して説明す
る。第5図は第2図bに示したケーブルの製造原
理の説明図である。テープバツド22は撚返し無
し、光フアイバ繰出しボビン11は撚返し付の状
態で集合機のケージにとりつけられる。
パツドより繰出されたテープ21はテープの折
り曲げ成形品8により、断面がほぼ正三角形にな
るように折り曲げられる。このテープ折り曲げ成
形中に、光フアイバ1は三角形のテープ内に収容
される。このようにテープ成形と光フアイバ収容
を同時に行い、構成単位20を得てからこの構成
単位20の6本を集合ダイス9によつて集合撚合
せれればケーブルコア5が得られる。第5図では
図の煩雑化を避けるため構成単位20は1本のみ
図示したが、実際は6本集合するのである。2点
鎖線は集合機のケージが微少回転したときのテー
プパツド、フアイバボビン、成形器の位置関係を
示すものでフアイバボビンのみ撚返し付とし他は
無しである。本発明の製造法の大きな特徴は、集
合ダイス9に入る前に構成単位20を作ることで
ある。つまり、ケージより平テープ、光フアイバ
を繰り出し、これらは集合ダイス入る以前に略正
三角形の構成単位を形成するため、集合機のみで
製造が可能となる。
また、テープパッド22、光フアイバボビン1
1、成形器8、集合ダイス9はケージと1体の回
転をするのが製造上必要である。
また、テープ21の正三角形の成形には、金属
板に3角形の穴をあけたものを用い、この穴を通
すことにより実施が容易である。
この穴の形状は正確には第6図aに示す形状が
よい。第6図aで82は板、81は穴である。穴
81の形状は、3つの角のうち2つを鋭くするの
がよい。図で角AとBは角Cよりも鋭くする。
ただし角Aと角Bは等しい。また辺AC,BCは
図のように曲線とした方がよい。このとき頂点C
はテープ21の突合せ頂点が対応するようにテー
プを通し、このとき同時に光フアイバ1がテープ
21に包まれるように通す。bは成形器8を通過
中のテープ21、光フアイバ1の状況(断面)を
示しcは成形器8を通過後、集合ダイス付近にお
ける状況を示す。テープの角a,b,cはそれぞ
れ成形器穴81のA・B・Cに対応する。テープ
の角a,bは穴のA・Bによつて鋭く折り曲げら
れているため、集合ダイス付近でも略正三角形状
を保持し安定な構成単位となる。
本発明の製造法は以上のように、集合機のみで
製造でき、平テープを三角形穴で略正三角形に成
形すると同時に光フアイバをこの中に入れて構成
単位を形成し、この6本を集合撚合するものであ
るから、実施が極めて容易で、優れた品質の光ケ
ーブルが得られるという利点を有する。次に本発
明の製造に用る装置であるが、叙上の製造を極め
て容易ならしめる目板、集合ダイス部を提供する
ものである。すでに説明したように集合ダイスも
ケージと一体の回転をする方が製造容易である。
したがつて、テープ成形器、配列用目板、集合
ダイスは1体に連結されたものを用るのが好都合
である。このような装置を第7図に示す。図示し
た装置の大きな特徴は、テープ折り曲げ成形器8
を6個取付けた成形用目板12、構成単位を6個
正確に配列させる配列目板10、集参合ダイス
9、を1体に連結したことにある。この連結には
連結棒14を用いてある。成形用目板には成形器
8を6個と中心穴16を設け、配列用目板には構
成単位を通す三角形の穴13を6個と中心穴15
が設けられている。成形用目板12の機能は構成
単位を作ること、配列用目板10の機能は構成単
位を正確に配列させること、集合ダイス9の機能
は構成単位を6本集合撚合することである。これ
らは1体に連結されて、集合機ケージに取付けら
れるためケージと1体の回転をするから本発明の
ケーブルの製造を円滑に行うことができる。
第8図は成形器の動作を説明する図で、第6図
示の三角形穴でテープ21が略正三角形に成形さ
れつつ、光フアイバ1が収容され、構成単位20
が得られる状況を示したものである。
第8図に示す成形品8を厚さ1mmのしんちゆう
板で作つたところテープの折曲げ成形を円滑に行
うことができた。なお17は成形器を取付けるた
めの穴である。これら第7図、第8図に示した装
置は製造上極めて有力な装置であり、本発明の一
部を成すものである。なお第2図、第3図のケー
ブル構造において、断面がほぼ正三角形のテープ
の1つ以上を着色しておけば構成単位を識別する
のに便利である。以上のように本発明は特性の優
れた光ケーブルと生産性の優れた製造法およびそ
のための装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は出願人の先願において提案したケーブ
ル構造単位の一つを示す断面図、第2図は本発明
のケーブル構造の単位体とその組合せの基本を示
す断面図、第3図は本発明の他の実施例を示すケ
ーブルの断面図、第4図は本発明の他の実施例で
ある多心光ケーブルの断面図、第5図は本発明の
製造法の原理を示す斜視図、第6図はテープ折り
曲げ成形法を示す略図、第7図は本発明の装置の
一実施例を示す斜視図、第8図はテープ成形器の
一実施例とその作動を示す斜視図である。図にお
いて1は光フアイバ、2は断面V形テープ、3は
押え巻テープ、21は断面略正三角形のテープ、
20は本発明のケーブルの構成単位、31はテー
プまたは糸、4は線状体、5は構成単位を6本集
合したユニツト、6は外被、7はテンシヨンメン
バ、22はテープパツド、11は光フアイバ繰出
しボビン、8は成形器、9は集合ダイス、81は
穴、82は板、12は成形用目板、10は配列用
目板、15,16は穴、13は三角形穴、14は
連結棒、17は穴を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 撚返し無しの状態で繰り出される縦添えテー
    プの断面を三角形に成形する成形器、成形された
    テープ内に撚返し付の状態で繰り出される少くと
    も1本の光フアイバを挿入してケーブルの構成単
    位を形成し、該構成単位をほぼ正多角形に配列せ
    しめる整列目板および集合ダイスを具備する光フ
    アイバケーブルの製造装置において、成形器は板
    に3つの角とこれを結ぶ2本の曲線と1本の直線
    によつて形成される三角形状の穴があけられ、3
    つの角A,B,Cの角Aと角Bは等しく、かつ、
    角Cより小さく選び、また辺ABは直線、辺ACと
    辺BCは内側に向つた曲線により構成されること
    を特徴とする光フアイバケーブルの製造装置。
JP8421078A 1978-07-10 1978-07-10 Optical fiber cable and production and device thereof Granted JPS5511229A (en)

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JP2009198779A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバケーブル

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