JPS61186707A

JPS61186707A - 燃焼装置

Info

Publication number: JPS61186707A
Application number: JP2863585A
Authority: JP
Inventors: Norio Yotsuya; 規夫肆矢; Katsuhiko Ishikawa; 克彦石川; Katsuhiko Uno; 克彦宇野; Tomomasa Bandai; 万代　知正; Satoru Nitta; 悟新田; Akio Tagi; 多木　昭雄
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-02-15
Filing date: 1985-02-15
Publication date: 1986-08-20
Also published as: JPH0328647B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、家庭における暖房等に用いられる燃焼装置に
関するものである。

従来の技術従来のこの種の燃焼装置は、第２図に示すように、内炎
筒Ａの上部に天板Ｂを設け、この天板Ｂから間隙Ｃを介
してと方に張出された拡炎板りが燃焼室Ｅ・側に突出す
るように構成されており、この拡炎板りの先端Ｄ１　が
赤熱し、熱線を放射するようになっていた。（例えば実
開昭５９−８７５１６号公報）発明が解決しようとする問題点しかしながらと記のような構成では、２火炎Ｆの保炎が
不安定でかつ周方向に不均一な形態となるので、先端Ｄ
１　に赤熱むらが生じ、良好な赤熱による輻射暖房が得
られないという問題点を有していた。

本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、土部赤
熱体の赤熱部を均一かつ高温に赤熱させ、阜好な輻射暖
房を得ることを目的とする。

問題点を解決するだめの手段上記問題点を解決するために本発明の燃焼装置は、天板
に突起部を設けた内炎筒と、突起部を設けた２火炎リン
グと、内炎筒の天板の突起部上にこの突起部と間隙を介
して張出された赤熱部を設けた上部赤熱体とからなると
いう構成を備えたものである。

作　　　用本発明は上記した構成によって、２次炎の保炎が安定し
、かつ周方向にも均一に形成されるので、上部赤熱体の
赤熱部が良好に赤熱し、快適な輻射暖房が得られるので
あるＧ　　　　　　　　　　　′実施例以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明、す
る。

第１図において、１は円筒状の灯芯で、そのと端を内炎
筒２、外炎筒３で構成される燃焼室４に燃焼時露出され
、芯案内筒５、芯外筒６で構成される通路を上下に移動
することにより、燃料の蒸発面積を変えて燃焼量を可変
している。内炎筒２の側壁には複数間の空気孔２ａが設
けられ、この空気孔２ａ中で最も大きな開孔面積の空気
孔２ｂを内炎筒２の側壁の最上部に複数開設けている。

内炎筒２の上端には、内炎筒２の上部を覆うように天板
７が設けられ、天板７の一部に燃焼室４側に向って突出
した水平かつ円板状の突起部７ａが設けられている。こ
の突起部７ａ）：に、間隙８を介して、燃焼室４側に向
って張出された環状の赤熱部９ａを設けた１部赤熱体９
を設けている。この赤熱部９ａの一部には複数間の透孔
９ｂが設けられ、また赤熱部９ａの燃焼室４側の端部を
下方に屈曲ケイ、間、８を□方ヵ１．包４□。ようやや
成されている。更に赤熱部９ａの端部は、天板７の突起
部７ａよりも燃焼室４側に張出して設けられている。ま
た外炎筒３の側壁には複数個の空気孔３ａが設けられ、
と部には金網あるいはパンチング板等から成る赤熱筒１
０が設けられ、この赤熱筒１０には多数の透孔１０ａが
設けられている。

外炎筒３の最上部には燃焼室４側に突出した水平状の突
起部１１ａを有する２火炎リング１１が設けられ、この
２火炎リング１１の上端には複数間の通気孔１１ｂが燃
焼室４側の近傍に設けられている。また、２火炎リング
１１の突起部１１ａは天板７の突起部７ａよりも低い位
置に設けられている。１２は外筒でそのと部に耐熱ガラ
ヌ筒から成る透過筒１３が載置され、この透過筒１３の
と端をチムニトップ１４の外周端で保持するように構成
されている。チムニトップ１４の中央には大きく開口さ
れた排ガス通路１４ａが設けられ、チムニトップ１４の
支持は、２火炎リング１１の上端から伸長させた複数個
の支持部１５で行なわれる。また、透過筒１３はその背
を１部赤熱体９よりも高く構成され、上部赤熱体９およ
び２火炎リング１１上方に２次燃焼室１６を構成してい
る。

以上の内炎筒２、外炎筒３、外筒９をクロヌピン１１に
より内から外に同心上に組立てている。

１８は燃焼室４上に外側に向って形成された２次炎であ
る。

上記構成において、灯芯１に点火すると燃焼を開始し、
燃焼による高温の燃焼ガヌが燃焼室４、チムニトップ１
４の排ガス通路１４ａを通過することによりと外気流が
生じ、燃焼に必要な空気が内炎筒２、外炎筒３の各空気
孔２ａ、２　ｂ　ｓ　３　ａおよび赤熱筒１０の透孔１
０ａ等より流入する。

また灯芯１には、この空気流の一部と各空気孔に保炎さ
れる火炎の熱が供給され、液体燃料を蒸発させ燃焼を持
続させる。この時、燃焼室４の上方に形成される２次炎
１日では、その火炎面の内側の保炎を内炎筒２の天板７
の突起部７＆が作シ出す燃焼ガスの渦流および高温の輻
射熱により安定させるという効果がある。また同じよう
に火炎面の外側の保炎を２火炎リング１１の突起部１１
ａが作り出す燃焼ガスの渦流および高温の輻射熱により
安定させる。という効果がある。更に内炎筒２の最上部
空気孔２ｂからの空気流が２火炎１８を燃焼室４の上方
から２火炎リング１１のと方に斜めに押し出すので、と
部赤熱体９に２次炎１日が接触せず、かつ２火炎リング
９の通気孔１１ｂの空気流と良好に燃焼し、排ガス特性
が向上するという効果がある。上部赤熱体９の赤熱部９
ａの透孔９ｂにより、燃焼ガスの一部がとの透孔９ｂを
通過し、また赤熱部９ａの熱容量も小さくできるので、
赤熱部９ａの温度が上昇し良好な輻射暖房が得られ、か
つ２火炎１８近傍の温度をと昇させ燃焼を助成して排ガ
ス特性を向上できるという効果がある。また赤熱部９ａ
の端部を下方に屈曲させ、間隙８を包み込むので、赤熱
部９ａが高温の燃焼ガスに触れる面積を増加させ、温度
を上昇させると共に広範囲に輻射を発することができる
という効果がある。間隙８は燃焼ガスの一部を赤熱部９
ａの下方に送り温度を上昇させるとともに間隙８に生じ
る渦流によ！ｌ１２次炎１８を赤熱部９ａに触れること
無く、赤熱部９ａの形状に沿わせ、赤熱部９ａの温度を
と昇できるという効果がある。

また赤熱部９ａの端部を天板７の突起部７ａよ、りも燃
焼室４側に張出して設け、２火炎１８の形成方向に合わ
せるように熱を広範囲に受けて赤熱部９ａの良好な温度
上昇を得ることができるという効果がある。またと記の
作用効果から上部赤熱体９の赤熱部９ａが均一、高温に
赤熱するため外観上も非常に美しくなるという効果があ
る。

発明の効果以上のように本発明の燃焼装置によれば次の効果が得ら
れる。

（１）内炎筒天板の突起部上に間隙を介して環状の赤熱
部を設けた上部赤熱体を設けているので、２次炎が突起
部で規制され直接上部赤熱体に触れること無く、排ガス
特性を悪化させないで北部赤熱体の良好な赤熱と温度上
昇が得られるという効果がある。

？）内炎筒天板の突起部と１部赤熱体の赤熱部間に間隙
を設けているので、赤熱部の下側に高温の燃焼ガスが滞
留し、赤熱部を均一に加熱して赤熱部の良好な赤熱と温
度と昇が得られるという効果がある。

（３）　　内炎筒天板の突起部と上部赤熱体の赤熱部間
に間隙を設けているので、この間隙に発生する高温の燃
焼ガスの渦流によシ２２次炎適当な距離に吸引され、上
部赤熱体の形状に沿って保炎され、良好な赤熱が得られ
るという効果がある。

（４）内炎筒天板の突起部を燃焼室側に突出して設けて
いるので、２次炎内側の火炎面が突起部によって作り出
される燃焼ガスの渦流および高温の輻射熱によシ保炎さ
れ２次炎が安定するという効果がある。

（５）２次炎リングの突起部を燃焼室側に突出して設け
ているので、２次炎外側の火炎面が突起部によって作シ
出される燃焼ガスの渦流および高温の輻射熱により保炎
され２次炎が安定するという効果がある。

（６）内炎筒天板と２次炎リングの突起部で２次炎を安
定させているので、２次炎の部分的なリフトや片寄如も
無く、上部赤熱体を均一かつ安定に赤熱することを持続
させるという効果がある。

（力　上部赤熱体（赤熱部）の良好な赤熱が得られるの
で土部赤熱体からの輻射熱により、２次炎先端近傍の雰
囲気温度が更に上昇し、燃焼を助成して完全燃焼を行な
わせ排ガス特性を向上させるという効果がある。

（８）上部赤熱体の良好な赤熱が得られるので、上部赤
熱体から多量の輻射熱が放射され、快適な輻射暖房が得
られるという効果がある。

（９）上部赤熱体の良好な赤熱が得られるので、２次炎
に含まれる輝炎が赤熱によって判別しにくくなり、ガス
燃焼のような良好な青火炎が得られ、美観が向上すると
いう効果がある。

（１０）　上部赤熱体の良好な赤熱が得られるので燃焼
装置の外観にワンポイントの特徴を付加し、美観が向と
するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における燃焼装置の要部拡大
断面図、第２図は従来の燃焼装置の部分拡大断面図であ
る。２・・・・・・内炎筒、７・・・・・・天板、７ａ・・
・・・・突起部、９・・・・・・上部赤熱体、９ａ・・
・・・・赤熱部、１１・・・・・・２次炎リング、１１
ａ・・・・・・突起部。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２・
・勇薫璃！！・・・　２２にφミリ）り゛第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数個の空気孔を有し、上部に燃焼室側に突出し
た突起部を有する天板を設けた内炎筒と、複数個の空気
孔を有し、上部に多数の透孔からなる赤熱筒を設け、最
上部に燃焼室側に突出した突起部を有する２次炎リング
を設けた外炎筒と、内炎筒の天板の突起部上に設置され
、この突起部と間隙を介して燃焼室側に張出された環状
の赤熱部を設けた上部赤熱体とからなる燃焼装置。
（２）赤熱体の赤熱部は、その燃焼室側の端部を下方に
屈曲させて構成された特許請求の範囲第１項記載の燃焼
装置。
（３）赤熱体の赤熱部は、内炎筒の天板の突起部よりも
燃焼室側に突出させて構成された特許請求の範囲第１項
または第２項記載の燃焼装置。
（４）赤熱体の赤熱部は、その一部に複数個の透孔を設
けて構成された特許請求の範囲第１項または第２項記載
の燃焼装置。