JPS6118503B2 - - Google Patents

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JPS6118503B2
JPS6118503B2 JP13473780A JP13473780A JPS6118503B2 JP S6118503 B2 JPS6118503 B2 JP S6118503B2 JP 13473780 A JP13473780 A JP 13473780A JP 13473780 A JP13473780 A JP 13473780A JP S6118503 B2 JPS6118503 B2 JP S6118503B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
winding
package
friction roller
bobbin holder
Prior art date
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Expired
Application number
JP13473780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5762170A (en
Inventor
Takami Sugioka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Corp
Original Assignee
Teijin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Seiki Co Ltd filed Critical Teijin Seiki Co Ltd
Priority to JP13473780A priority Critical patent/JPS5762170A/ja
Publication of JPS5762170A publication Critical patent/JPS5762170A/ja
Publication of JPS6118503B2 publication Critical patent/JPS6118503B2/ja
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は巻取装置に関する。更に詳しくは、巻
取りの際にパツケージの巻太りに伴うパツケージ
フオームの悪化を防止できる巻取装置を提供しよ
うとするものである。
近年、巻取装置は大径、長ストローク、多コツ
プ、且つ高速化の傾向にあり、ボビンホルダーと
フリクシヨンローラが鉛直に対して60゜以内で接
触する巻取装置では、巻取りの際にパツケージの
巻太りにつれボビンホルダーの撓みが増大してパ
ツケージフオームが極端に悪くなり、ひいては巻
取不能になることも多いという欠点があつた。特
に高速化したものは、ボビンホルダーの危険回転
数をこえて使用され、ホルダーの剛性が低いため
ホルダーの撓みが大きくなつて深刻な問題になつ
ていた。
このような問題を解決しようとして、フリクシ
ヨンローラーを保持するブラケツトをパツケージ
の両最端面間を2分割する垂直面とフリクシヨン
ローラーの下面に接する水平面との交線を軸心と
するビボツト軸により支持し、更にフリクシヨン
ローラーブラケツトとサポートアームとに両端を
固着させたバネによつて、ピボツト軸を中心とし
て左右両側のフリクシヨンローラー及びフリクシ
ヨンローラーブラケツトの重量不釣合を補償する
ようにした巻取装置が提案されている(特開昭52
−55746号公報)。
しかしながら、このようにパツケージの両最端
面間を2分割する垂直面とフリクシヨンローラー
の下面に接する水平面との交線を軸心とするピボ
ツト軸によりフリクシヨンローラーブラケツトを
支持するうようにしたものでは、製作精度のうえ
でピボツト軸左右の重量不釣合を十分小さくする
ことができない。その結果、ピボツト軸左右の重
量不釣合を補償しようとするとどうしても大きな
力のバネが必要となつてくる。バネの力が大きく
なると重量変化に対する応答性が低下し、左右均
等に接圧を付加するのが困難になる。また、近年
のように、ラージパツケージ化が進み、パツケー
ジの巻取径が大きくなると、巻取中のパツケージ
回転数が低下し、低周波となつて、これがバネの
共振点と一致し、バネが共振現象を起す結果、フ
リクシヨンローラーが激しく振動し、パツケージ
フオームが著しく悪化し、ひいては巻取が不可能
になるという問題があつた。
本発明は、このような不都合をなくするために
なされたものであつて、ボビンホルダーとローラ
ーが鉛直に対して60゜以内の角度で接触するよう
構成された巻取装置において、ローラーとトラバ
ース装置とを固着したブロツクに揺動軸を設け、
ローラーの長手方向片側に揺動可能に支持し、巻
取パツケージの中央部に接圧値と同程度の力が作
用するように、ローラーとトラバース装置及びブ
ロツクのモーメント荷重を揺動軸を介してローラ
ーの反対側に設けた流体シリンダーで支えること
により、ボビンホルダーとローラーとが実質的に
平行になるように自動調整できる巻取装置であ
る。
次に本発明の一実施例を図面によつて説明す
る。第1図において、1はフリクシヨンローラ
ー、2はフリクシヨンローラー1を取付けるブラ
ケツト、3はトラバース装置、4はブラケツト2
及びトラバース装置3を取付けるブロツクであ
る。ブロツク4は、スライドシヤフト8を上下に
スライド自由に構成されたスライドブロツク5
に、フリフシヨンローラー1の長手方向片側に設
けた揺動軸6を支点にして、揺動自在に取付けら
れている。流体シリンダー9は、フリクシヨンロ
ーラー1、ブラケツト2、トラバース装置3、ブ
ロツク4、スライドブロツク5等の可動部重量を
支え、ボビンホルダー11に巻取られたパツケー
ジ10とフリクシヨンローラー1との間に適切な
接圧Fを与えるような減圧弁12で制御されてい
る。流体シリンダー7はスライドブロツク5に取
付けられ、ブロツク4、フリクシヨンローラー
1、ブラケツト2及びトラバース装置3のモーメ
ント荷重を支え、巻取りパツケージ10の中央部
に力P(P≒F)が作用するよう減圧弁13で制
御されている。
なお、図面において、14,15,16は流体
用配管17は圧力流体源、18はダンパー、1は
フリクシヨンローラー、11はボビンホルダー、
21は鉛直線、θはフリクシヨンローラー1とボ
ビンホルダー11との接触部の鉛直線に対する角
度を示す。
次に、本発明の装置の作用について、第2図及
び第3図により説明する。
第2図に示す如く、ボビンホルダー11が撓ん
でフリクシヨンローラー1と平行でなくなつた場
合、モーメントはL1F<L2P(ここでF=P0
お、L1はパツケージ10のフリクシヨンローラ
ー1との接点を通る鉛直線と揺動軸6との間の距
離、L2は揺動軸6にかかるモーメントの中心を
通る鉛直線と揺動軸6との間の距離。)となるた
め、左廻りのモーメントが作用して、パツケージ
10とフリクシヨンローラー1とが密着して、両
者は平行になる。
また、第3図に示す如く、空ボビンになつて、
ボビンホルダー11とフリクシヨンローラー1と
が接触した場合、モーメントはL3F>L2P(ここ
でF=P0なおL3はボビンホルダー11のフリク
シヨンローラー1との接点を通る鉛直線と揺動軸
6との間の距離。)となるため、右廻りのモーメ
ントが作用してボビンホルダー11とフリクシヨ
ンローラー1とが密着して、両者は平行になる。
第4図には、従来の巻取装置におけるパツケー
ジフオームの悪化の状態を示す。図においてDは
パツケージの最大巻径、dはパツケージの最小巻
径を表わす。従来の巻取装置では、170mmストロ
ーク×3コツプの場合D−dは通常約1mm、170
mmストローク×4コツプの場合D−dは通常約
1.5mm程度になり、ボビンホルダー先端に巻取ら
れるパツケージには耳高が目立ち、ソフト巻きに
なる。特に大径巻の時にはパツケージ表層では綾
目が内寄りを起して巻取り不能になることがあ
る。これに対して、本発明の装置を用いると、D
−dを0〜0.2mmに保つことができ、均一なパツ
ケージを得ることができる。
以上に詳述した如く、本発明の装置を用いるこ
とにより、従来の装置のもつ前記欠点を著しく改
善することができる。
本発明の装置は、縦スライドに限らず、横スラ
イド、クレイドルタイプ等の巻取装置にも適用で
き、効果を発揮するが、特にボビンホルダーとロ
ーラーが鉛直に対して60゜以内の角度で接触する
(第5図に示すθが60゜以下)場合に特に効果的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例を示す図、第
2図と第3図はボビンホルダーとフリクシヨンロ
ーラーとが平行でなくなつた状態を示す図、第4
図は従来の装置における巻取りパツケージの形状
を示す図、第5図はフリクシヨンローラーとボビ
ンホルダーの接触図である。 1はフリクシヨンローラー、3はトラバース装
置、4はブロツク、6は揺動軸、7は流体シリン
ダー、10はパツケージである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ボビンホルダーとローラーが鉛直に対して60
    ゜以内の角度で接触するよう構成された巻取装置
    において、前記ローラーとトラバース装置とを固
    着したブロツクに揺動軸を設け、前記ローラーの
    長手方向片側で前記ローラーを揺動可能に支持
    し、巻取パツケージの中央部に接圧値と同程度の
    力が作用するように、前記ローラーと前記トラバ
    ース装置及び前記ブロツクのモーメント荷重を、
    前記揺動軸を介して前記ローラーの反対側に設け
    た流体シリンダーで支えることにより、前記ボビ
    ンホルダーと前記ローラーとが実質的に平行にな
    るように自動調整できる巻取装置。
JP13473780A 1980-09-26 1980-09-26 Winder Granted JPS5762170A (en)

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JP13473780A JPS5762170A (en) 1980-09-26 1980-09-26 Winder

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JP13473780A JPS5762170A (en) 1980-09-26 1980-09-26 Winder

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JPS5762170A JPS5762170A (en) 1982-04-15
JPS6118503B2 true JPS6118503B2 (ja) 1986-05-13

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ID=15135404

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JP13473780A Granted JPS5762170A (en) 1980-09-26 1980-09-26 Winder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5762276A (en) * 1992-10-05 1998-06-09 Toray Engineering Co., Ltd. Yarn winding roller drive
EP0618165B1 (en) * 1993-03-15 2002-06-12 Toray Engineering Co., Ltd. Yarn winder
CN102167248B (zh) * 2011-03-21 2013-01-16 东华大学 一种液压支撑的卷绕机
JP6913518B2 (ja) * 2017-06-06 2021-08-04 Tmtマシナリー株式会社 糸巻取機

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JPS5762170A (en) 1982-04-15

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