JPH08301524A - 紡機、撚糸機又は巻取機上のパッケージの振動を減衰させる装置 - Google Patents

紡機、撚糸機又は巻取機上のパッケージの振動を減衰させる装置

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JPH08301524A
JPH08301524A JP8090457A JP9045796A JPH08301524A JP H08301524 A JPH08301524 A JP H08301524A JP 8090457 A JP8090457 A JP 8090457A JP 9045796 A JP9045796 A JP 9045796A JP H08301524 A JPH08301524 A JP H08301524A
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package
damping
machine
vibration
brake belt
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Fritz Stahlecker
フリッツ・シュターレッカー
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    • F16F7/02Vibration-dampers; Shock-absorbers with relatively-rotatable friction surfaces that are pressed together
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/40Arrangements for rotating packages
    • B65H54/52Drive contact pressure control, e.g. pressing arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2601/52Diminishing, minimizing or reducing entities relating to handling machine
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 揺動方向毎に何らの遅延なく、かつ所望の態
様で反応する原価有効パッケージ減衰を生じる。 【解決手段】 パッケージホルダ1は揺動軸2にささえ
12により支持されかつ駆動ローラ上へ押圧されるパッ
ケージを回転可能に支持しており、減衰効果はパッケー
ジが駆動ローラに置かれる揺動方向よりも駆動ローラか
ら持ち上げられる揺動方向において一層大きく、ささえ
12は円筒形外方輪郭を有し、この外方輪郭はブレーキ
ベルト19により所定の接触角において摩擦接触で包囲
され且つ一端20が静止装着22に、他端21が負荷ば
ね23に取り付けられ、このばねはパッケージ5が駆動
ローラ6から持ち上げられる揺動方向Aにブレーキベル
ト19を引っ張っている紡機、撚糸機又は巻取機上のパ
ッケージの振動を減衰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紡機、撚糸機又は巻
取機上のパッケージの振動を減衰させるための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】紡機、撚糸機又は巻取機上のパッケージ
の振動を減衰させる装置は揺動装着のパッケージホルダ
に作用する減衰素子を具備し、この減衰素子は機械フレ
ームに配列されていてパッケージホルダの揺動方向にお
いて有効であり、パッケージホルダは静止揺動軸にささ
えにより支持されており、このホルダは駆動ローラへ押
圧される回転可能装着のパッケージを支持し、減衰効果
はパッケージが駆動ローラへ押し付けられる揺動方向に
おけるよりもパッケージが駆動ローラから持ち上げられ
る揺動方向において一層大きいというものである。
【0003】この種の装置は公告された欧州特許第24
9381号において先行技術となっている。機械フレー
ムと個々のパッケージホルダとの間に液圧減衰シリンダ
が配置されている。この減衰シリンダは二つの運動方向
において異なる働きをする。大きな減衰力はパッケージ
ホルダの開方向において存し、しかるにパッケージホル
ダの閉方向においては減衰効果は顕著に減少せしめられ
ている。これは減衰シリンダのプランジャにおける複雑
な弁制御システムにより達成される。
【0004】パッケージの減衰の目的はパッケージが上
方へ跳躍しないようにすることである。駆動ローラから
離れる運動は中断せしめられ、減速せしめられ、そして
その運動が進むにつれて減少せしめられなければならな
い。しかし、駆動ローラへ向う復帰運動は何ら制御され
てはならない。パッケージは常に、出来れば、駆動ロー
ラ上に同じ担持圧力で支持されるべきである。かくし
て、減衰効果はパッケージが駆動ローラから迅速に持ち
上げられるときのみ有効であることが要求される。すな
わち、突然の持ち上げ運動が生じるときに減衰が効果を
発揮し、しかし、駆動ローラへ向う逆の動きをパッケー
ジがするときは減衰は消えるようにすることが要求され
るのである。
【0005】これらの要求は自動車のような乗物のショ
ックアブソーバに類似の減衰シリンダを首尾よく用いた
手段によってのみ満足され得る。公知の減衰シリンダを
遊びのないように装着することはほとんど不可能であ
る。リンクとして形成されるような連結点において、小
さな量の隙間は、実際上、避けることは出来ない。これ
らが消尽されたときのみ、パッケージホルダの動きが減
衰シリンダのプランジャに影響を及ぼすことになる。ま
た、減衰シリンダの内側においては、油の貫流は弁制御
システムの対応する運動により一方向又は他方向におい
て指揮されている。このことは当然に或る反応時間を要
求する。すなわち、弁が作用するまでに数ミリ秒を要す
る。かくして、減衰シリンダで減衰効果が事実再び消え
るべき時に、発効するということが生じうる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は揺動方
向毎に何らかの遅延なく、かつ所望の態様で反応する原
価有効パッケージ減衰を生ぜしめることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は本発明によれ
ば次の如くして達成される。本発明によれば、ささえは
円筒状外方輪郭を有し、この円筒状外方輪郭は、所定の
接触角で、摩擦接続で、一端が静止装着に動かないよう
に取りつけられ他端が負荷スプリングに取り付けられた
ブレーキベルトにより包囲され、この負荷スプリングは
パッケージが駆動ローラから持ち上げられるときの揺動
方向にブレーキベルトを引っ張るようになっている。
【0008】駆動ローラから離れる方向の揺動方向への
パッケージホルダの最小の持ち上げ運動の場合でさえ、
各ささえの円筒状外方輪郭上のブレーキベルトの圧力は
増大する。静止装着に動かないように支持されているブ
レーキベルトの端は余裕を与えないので、減衰効果は瞬
時である。最も僅かな揺動運動時でさえ遅延なしに減衰
効果は発効する。逆の動きは、ブレーキベルトを緩める
ことになるので、ほとんど制動されない。駆動ローラに
向かう方向へブレーキベルトが僅かに動ける程度の余裕
を負荷スプリングは与えることができる。駆動ローラへ
向かう揺動運動の間では減衰はただちに停止されるの
で、パッケージ上の圧力はただちに有効となる。パッケ
ージは非常に静かに走行する。なぜならば隙間が設けら
れている中間素子を使用していないので、減衰はただち
にパッケージホルダに働くからである。減衰効果は、ブ
レーキベルトが拡げられるならば、接触角が増大される
が、ささえに高摩擦係数の外方輪郭が与えられるなら
ば、増大せしめられる。重要なことは、ブレーキベルト
が置かれているささえの範囲が酸化又は湿気で変化せし
められないことである。
【0009】実際の経験で、最も有利な接触角は180
°と270°の間にあることが判った。
【0010】本発明の目的のために、各負荷スプリング
の力は調節可能である。負荷スプリングの張力を増大さ
せることにより、ブレーキベルトの制動並びに減衰効果
は増大せしめられる。負荷スプリングの設定は各巻取り
ヘッドにおいて個々に、又は複数の巻取りヘッドが連結
されている中央制御システムにより、行える。
【0011】関連するささえの円筒状外方輪郭は、好ま
しくは、摺動層を備えている。このささえに関連する管
区分は全体が被覆されているか、ブレーキベルトを支持
している場所のみが被覆されていてもよい。実際にはさ
さえの円筒状外方輪郭をこれに緊密につがう二つの殻で
包囲するのが有利である。簡単な圧力ばめにはねじを有
するシステムが好ましい。
【0012】別の具体例においては、前記殻はブレーキ
ベルトの側方切込み縁において周辺溝を有している。こ
れらの周辺溝なしでは、例えば鋼で出来たブレーキベル
トの切込み縁が殻のプラスチック製表面中に切込んでし
まう恐れがあるのである。ブレーキベルトが通っている
ささえの外方輪郭は引っかかれてはいけないのである。
【0013】本発明のこれら、および更に別の目的、特
徴、利点は添付の図面を参照して以下に詳細に記述する
ことから一層明白となろう。図1に概略的にのみ示され
たパッケージホルダ1は揺動軸2に支持されている。揺
動軸2は機械フレームに動かない様に装着されている。
紡機、撚糸機又は巻取機の場合、一つの横に他の一つが
並んだ一列の状態で複数のパッケージホルダ1が在る。
【0014】各パッケージホルダ1は二つの保持腕3を
有し、各保持腕は公知の態様でいわゆる巻取板4を担持
している。巻取りのためのチューブがスプリング(図示
せず)によりかつ回転可能に支持される態様で二つの巻
取り板4の間に装着されている。動作時において、各パ
ッケージ5は回転駆動ローラ6上に支えられている。駆
動ローラ6のこれらのタイプは機械の縦方向に通常延び
ている。巻取り位置に配置されている他の装置、綾ふり
糸案内の如きもの、は本発明と関係がないので図示され
ていない。
【0015】駆動ローラ6とは反対に向いている揺動軸
2の側で、パッケージホルダ1には短い圧力腕7が設け
られている。圧力腕7には圧力スプリング8が作用して
いる。圧力スプリング8は、以下に述べるが死点中央ス
プリングの形をしていて、圧力腕7の連結点9に掛けら
れておりかつ機械フレーム11の蝶番点10により他端
が支持されている。巻取り過程の初めにおいて、空のチ
ューブがパッケージホルダ1に置かれた後、圧力スプリ
ング8(連続線により図示)は、レバー作用で圧力がパ
ッケージ5上に駆動ローラ6の方向に生ぜしめられるよ
うに、設定される。パッケージ5が充満するにつれ、保
持腕3は徐々に矢印の方向Aに従って駆動ローラ6から
離れて揺動する。これにより、パッケージ5は、前のよ
うに、なおも駆動ローラ6上に支えられる。方向Aへの
揺動運動の増大につれて、圧力スプリング8の付与線が
変向されて、或る時点後、圧力スプリング8が揺動軸2
に抗して設定されかくしてパッケージ5に何らの圧力を
及ぼさなくなるようになる。この時点で、パッケージ5
はそれ自体の重さのみで駆動ローラ6上に支持される。
パッケージ5が更に充填される(一点鎖線5′で示され
る)と、保持腕3は位置3′を取る。この位置で、圧力
スプリング8(位置8′参照)の付与線はこの点までに
存在していた圧力の代りに今や負荷軽減をもたらすよう
に作用する。このような死点中央スプリングを用いるこ
とにより、駆動ローラ6上へのパッケージ5の圧力はほ
ぼ一定に維持される。
【0016】作動時に、パッケージ5は不安定に走行
し、振動する傾向があり、又駆動ローラ6から短時間そ
れ自体を上昇させることすらある。パッケージ5のこの
種の振動は減衰させなければならない。減衰素子は、揺
動軸2の範囲に配置されていて、その目的のために備え
られているが、図1には示されていない。
【0017】減衰は揺動方向Aにおいてのみ効果があ
り、一方揺動方向Bにおいては、すなわち、駆動ローラ
6上では、減衰効果は少しもあってはならない。更に、
このような差動減衰作用は遅延なしに有効にならなけれ
ばならない。本発明による減衰はこれら二つの要求を組
み入れていて、図2および図3を参照して記述される。
【0018】本発明による減衰素子は揺動軸2の範囲に
配置される。この揺動軸は機械の縦方向に延びている。
揺動軸2は管又は中実材料から構成できる。揺動軸2は
機械に動かない態様に固定されている;それ故揺動軸2
は回転できない。
【0019】截頭のパッケージホルダ1は図2および図
3に示され二つの保持腕3を有する。図1に関して述べ
られた圧力スプリング8およびその付加装置は描写的理
由で図示されていない。
【0020】巻取りヘッド毎の一つの管区分は揺動軸2
上に摺動し、以下ささえ12として示される。この管区
分は回転可能であり、これはすべり軸受により最も良好
に達成される。既に述べた保持腕3は、例えば溶接によ
り、ささえ12に取り付けられている。これらの保持腕
3が構成されている態様、並びに管に置いたり除去した
りするためにそれらが側方へ揺動できる態様はここでは
関係がない。
【0021】二つのプラスチック製軸受13により揺動
軸2に各ささえ12が支持されているということが図3
から理解されよう。軸方向変移を阻止するために側方安
全装置14が設けられている。
【0022】ささえ12には摺動層15が設けられてお
り、この摺動層15はその幅を十分に覆っている。これ
は、図示の場合、二つの殻16と17により達成されて
いる。二つの殻16,17は共にささえ12を包んでい
る。二つを分ける線18が二つの殻16と17の結果と
して生じ、これらの線は互いに直径方向に対向して配置
されている。殻16と17は保持腕3間のほぼ中間に配
置されている。
【0023】殻16と17は、好ましくはプラスチック
で作られており、所望のすべり特性の円筒形外方輪郭を
与える。摩擦係数は時間の経過につれて変化しないとい
うことが重要である。
【0024】殻16と17は、その一部に対して、ほと
んど270°の接触角にわたってブレーキベルト19に
より包囲されている。ブレーキベルト19はかなり広く
て殻16と17の幅の大部分にわたって広がっている。
ブレーキベルト19はバネ鋼バンドでありうる;又布ベ
ルト、プラスチックベルト若しくは鋼を差し込んだプラ
スチックベルトでもよい。通常の駆動ベルトの部分品を
使用することも出来る。唯要求される点はブレーキベル
ト19は曲げやすくてささえ12の円筒状外方輪郭を適
当に取り囲むことと、摩擦係数が一定に維持されて極く
わずかな変動は重要でないということである。
【0025】ブレーキベルト19は一端20が動かない
ように機械フレーム11の静止装着22に取り付けられ
ている。この端20は揺動方向Bに向くように設定され
る。装着22は余裕を与えず、十分に抵抗するものであ
る。かくしてブレーキベルト19の端20は固定点を形
成する。
【0026】ブレーキベルト19の他端21は負荷スプ
リング23に連結されている。負荷スプリング23の自
由端はブレーキベルト19の横断開口を通って配置され
ている。もちろん他のスプリング(例えば螺線スプリン
グ)を用いることも出来る。
【0027】図2において板ばねとして示されている負
荷スプリング23は機械フレームにブレーキベルト19
から反対の方向に向いている端で支持されている。板ば
ね23はブレーキベルト19が揺動方向A(すなわち駆
動ローラ6から離れる方向)に十分に張られるようにし
ており、そのときここに含まれるのは即ちばね張力下の
制動スプリングである。
【0028】パッケージホルダ1が揺動方向Aに僅かに
上昇運動するとき、ブレーキベルト19の殻16および
17、又はささえ12上の圧力は増す。ブレーキベルト
19の端20は余裕を与えないので、非伸張のブレーキ
ベルト19はささえ12の円筒状外方輪郭のまわりに一
層しっかりと緊張せしめられる。減衰効果は、たとえ最
も僅かな動きでも、時間遅延なしに、実際に働く。
【0029】揺動方向Bにおける対向運動は、対照的
に、ブレーキベルト19が緩むので、ほとんど制動され
ない、負荷スプリング23は余裕を与えることができ、
ブレーキベルト19の端21は遅れることなく矢印方向
Bに保持腕3に続くことができる。
【0030】例えばパッケージ5が小さな凸状を含め
ば、パッケージホルダ1は、その凸状が駆動ローラ6上
を通過するや否や僅かな拡大直径の故に僅かな上昇運動
をせざるを得ない。これはブレーキベルト19により抑
制される。パッケージ5はパッケージホルダ1と共に非
常に迅速に走行しているので、上方へ跳躍し、これによ
りパッケージ5は、極端な場合、駆動ローラ6から離れ
去ってしまうこともある。減衰がこの跳躍に邪魔をす
る。逆に、前記凸状は幾分か圧縮されてその結果の上昇
運動は出来るだけ僅かになる。前記凸状の直後に、すな
わちパッケージ5が幾分か小さな直径を有している点
で、パッケージホルダ1は遅延なく僅かな下方運動を行
いうる。もしこのようでない場合は、パッケージ5の表
面は何分の一秒間は駆動ローラ6と緩やかに接触するこ
とになろう。
【0031】殻16と17がささえ12に緊密につがい
あって座っているということは重要である。この目的の
為に、図3に示される如く、ねじ24が設けられてい
る。
【0032】ブレーキベルト19の側方の切込み縁27
および28の区域において、深さが浅い周辺溝25,2
6がそれぞれある。その深さは1ミリメータの10分の
1の数倍である。これらの周辺溝25,26の目的はブ
レーキベルト19の切込み縁27および28が摺動層1
5又は殻16,17を傷めないようにすることである。
これらの周辺溝25および26がないと、非常に薄いブ
レーキベルト19の切込み縁27および28がプラスチ
ック表面に切込み、それを引っかく恐れがある。それ
で、繊維フライがプラスチックに出来た微細な粗面にく
っつくようになるのである。
【0033】図2から判る通り、板ばねの形をした負荷
スプリング23は種々の高さへ調節できる。このため
に、機械フレーム11に設けられた調節ねじ29が各々
の巻取りヘッドに付与されている。或いは、すべての負
荷スプリング23が、少なくともグループ毎に、例えば
調節可能カムディスク(図示せず)により、共同的に調
節できる。
【0034】図4に従って、揺動軸2は共に連結された
単一片30から作り得る。単一片30は、例えば、4乃
至6の巻取りステーションにわたって伸ばすことが出来
る。揺動軸2の単一片30の両端はねじ31により機械
フレーム11に連結される。揺動軸2の単一片30を機
械から除去するには二つの安全殻をねじ戻すことで十分
である。かくして複数のパッケージホルダ1の数組が予
め組み立てられうる。
【0035】このような単一片30の複数の利点は、一
方では、その製造並びに機械組み立てに時間をより少な
くしか取らないので、原価的に有効な生産になること、
他方では、彼らは揺動軸2が駆動ローラ6に絶対的に平
行となるように設定できることを保証することである。
これはパッケージ5の質の上に有利な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッケージホルダのパッケージが関連する駆動
ローラへ圧力スプリングにより押圧されている状態を示
す一部切欠きの概略側面図。
【図2】減衰素子が設けられているパッケージホルダの
揺動軸の区域において図1の一部を拡大して示す図。
【図3】図2を上から見て一部切欠いて示す図。
【図4】複数のパッケージホルダが単一片として形成さ
れた一揺動軸に配列されている状態を示す、図3と同様
に見た、縮少図。
【符号の説明】
1 パッケージホルダ 2 揺動軸 3 保持腕 4 巻取板 5 パッケージ 6 駆動ローラ 7 圧力腕 8 圧力スプリング 9 連結点 10 蝶番点 11 機械フレーム 12 ささえ 13 プラスチック製軸受 14 側方安全装置 15 摺動層 16 殻 17 殻 19 ブレーキベルト 21 他端 23 負荷スプリング 24 ねじ 25 溝 26 溝 27 切込み縁 28 切込み縁 29 調節ねじ 30 単一片 31 ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリッツ・シュターレッカー ドイツ連邦共和国73337 バト、ウーベル キンゲン、ヨゼフ−ナイトハルト−シュト ラーセ 18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡機、撚糸機又は巻取機上のパッケージ
    の振動を減衰させる装置において、揺動装着のパッケー
    ジホルダに作用する減衰素子を具備し、この減衰素子は
    機械フレームに配列されそしてパッケージホルダの揺動
    方向において有効であり、前記パッケージホルダは揺動
    軸にささえにより支持されかつ駆動ローラ上へ押圧され
    るパッケージを回転可能に支持しており、減衰効果はパ
    ッケージが駆動ローラに置かれる揺動方向よりも駆動ロ
    ーラから持ち上げられる揺動方向において一層大きく、
    前記ささえ(12)は円筒形外方輪郭を有し、この外方
    輪郭はブレーキベルト(19)により所定の接触角にお
    いて摩擦接触で包囲されており、前記ブレーキベルト
    (19)は一端(20)が静止装着(22)に取り付け
    られ、他端(21)が負荷ばね(23)に取り付けら
    れ、このばねはパッケージ(5)が駆動ローラ(6)か
    ら持ち上げられる揺動方向(A)にブレーキベルト(1
    9)を引っ張っていることを特徴とする紡機、撚糸機又
    は巻取機上のパッケージの振動を減衰させる装置。
  2. 【請求項2】 前記接触角は180°と270°の間に
    ある請求項1記載の紡機、撚糸機又は巻取機上のパッケ
    ージの振動を減衰させる装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷ばね(23)の力は調節できる
    請求項1又は2記載の紡機、撚糸機又は巻取機上のパッ
    ケージの振動を減衰させる装置。
  4. 【請求項4】 前記ささえ(12)の円筒状外方輪郭に
    は摺動層(15)が設けられている請求項1乃至3のい
    ずれか一記載の紡機、撚糸機又は巻取機上のパッケージ
    の振動を減衰させる装置。
  5. 【請求項5】 前記摺動層(15)は前記ささえ(1
    2)に緊密につがうように配置された殻(16,17)
    により形成されている請求項4記載の紡機、撚糸機又は
    巻取機上のパッケージの振動を減衰させる装置。
  6. 【請求項6】 殻(16,17)には、ブレーキベルト
    (19)の側方切込み縁(27,28)上に、周辺溝
    (25,26)が設けられている請求項5記載の紡機、
    撚糸機又は巻取機上のパッケージの振動を減衰させる装
    置。
JP8090457A 1995-04-28 1996-03-19 紡機、撚糸機又は巻取機上のパッケージの振動を減衰させる装置 Pending JPH08301524A (ja)

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DE19515601A DE19515601A1 (de) 1995-04-28 1995-04-28 Einrichtung zum Dämpfen von Schwingungen einer Auflaufspule an Spinn-, Zwirn- oder Spulmaschinen
DE19515601.3 1995-04-28

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JP8090457A Pending JPH08301524A (ja) 1995-04-28 1996-03-19 紡機、撚糸機又は巻取機上のパッケージの振動を減衰させる装置

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US (1) US5692367A (ja)
JP (1) JPH08301524A (ja)
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DE (1) DE19515601A1 (ja)
IT (1) IT1283173B1 (ja)

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