JPS61184500A - 除染方法 - Google Patents
除染方法Info
- Publication number
- JPS61184500A JPS61184500A JP2538785A JP2538785A JPS61184500A JP S61184500 A JPS61184500 A JP S61184500A JP 2538785 A JP2538785 A JP 2538785A JP 2538785 A JP2538785 A JP 2538785A JP S61184500 A JPS61184500 A JP S61184500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decontamination
- solution
- decontaminated
- decontamination method
- boric acid
- Prior art date
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- Pending
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- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、放射化したり、放射性物質が付着したりした
所等の放射能薯;汚染された部分を除去する除染方法の
改良に関する。
所等の放射能薯;汚染された部分を除去する除染方法の
改良に関する。
従来、原子力発電プラントの機器、配管等の除染方法と
しては、その原理から大別すると、次の3通りの方法が
使用されている。
しては、その原理から大別すると、次の3通りの方法が
使用されている。
(1)アルカリ性酸化剤溶液で処理後有機洗浄する方法
等の化学的除染法。
等の化学的除染法。
(2)テロンウェットブラスト洗等の物理的除染法。
(3)リン酸系電解液による方法等の陽極電解除染法。
しかして、前衛した方法I:よれば以下艦:示す欠点を
有する。
有する。
(1) 化学的除染法、陽極電解除染法;第1に除染
液の腐食性が高いため、単体部品書:解体するなく単純
系にして実施する必要がある。第2I:高濃度の酸、ア
ルカリ溶液を取り扱うため、危険性が高く、除染廃液の
処理も困難である。
液の腐食性が高いため、単体部品書:解体するなく単純
系にして実施する必要がある。第2I:高濃度の酸、ア
ルカリ溶液を取り扱うため、危険性が高く、除染廃液の
処理も困難である。
(2)物理的除染法;第I C除染率が低い。
第2に除染廃液が多量にでるため、その処理が問題であ
る。
る。
本発明は上記事情C:鑑みてなされたもので。
母材の損傷を回避するとともに、除染後の廃液の汚染を
少なくし、かつ汚染物をほぼ完全C:除去できる等積々
の効果を有した除染方法を提供することを目的とする。
少なくし、かつ汚染物をほぼ完全C:除去できる等積々
の効果を有した除染方法を提供することを目的とする。
本発明は、被除染部をホウ酸溶液と水酸化リチウム溶液
、又はホウ砂溶液を調合した除染液に浸漬し、液中3−
おかれた不活性金属を陽極。
、又はホウ砂溶液を調合した除染液に浸漬し、液中3−
おかれた不活性金属を陽極。
被除染部を有する部材として10〜200mA/cil
の電流密度で通電し、その後微少電流を通電することを
特徴し、もって上記目的を達成することを図ったもので
ある。
の電流密度で通電し、その後微少電流を通電することを
特徴し、もって上記目的を達成することを図ったもので
ある。
本発明によれば、初期の電流密度で通電した時は母材側
から水素ガスが発生して被除染部の近くに水素が溜り、
これC:より被除染部の大部分を除去し、その後の微少
電流の通電によってこれらの溶解が生じる。従って、母
材の損傷を回避したり、除染後の廃液を少なくするとと
もに、汚染されたものをほぼ完全に除去できる等の効果
を得ることができる。
から水素ガスが発生して被除染部の近くに水素が溜り、
これC:より被除染部の大部分を除去し、その後の微少
電流の通電によってこれらの溶解が生じる。従って、母
材の損傷を回避したり、除染後の廃液を少なくするとと
もに、汚染されたものをほぼ完全に除去できる等の効果
を得ることができる。
以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
図において、1は内面薯ニスケール層(被除染部)2を
有した配管(母材)である、この配管1内:;は、例え
ば10〜30000ppmのホウ酸溶液と1〜5000
ppmの水酸化リチウム溶液からなるpH4〜7の除染
液、7が設けられている。なお、この除染液3にホウ酸
溶液と水酸化9fクム溶液を使用したのは、原発−次系
に使用されていることと母材を損傷することなく除染で
きることによる。この除染液3中?−は、メツシム型不
活性金属からなる陽極4が浸漬され°Cいる。また、前
記配管1の近<(:は、該配管1及び陽極4:二夫々リ
ード線5を介して接続された定電流電解装置6が設けら
れている。
有した配管(母材)である、この配管1内:;は、例え
ば10〜30000ppmのホウ酸溶液と1〜5000
ppmの水酸化リチウム溶液からなるpH4〜7の除染
液、7が設けられている。なお、この除染液3にホウ酸
溶液と水酸化9fクム溶液を使用したのは、原発−次系
に使用されていることと母材を損傷することなく除染で
きることによる。この除染液3中?−は、メツシム型不
活性金属からなる陽極4が浸漬され°Cいる。また、前
記配管1の近<(:は、該配管1及び陽極4:二夫々リ
ード線5を介して接続された定電流電解装置6が設けら
れている。
即ち、本実施例に係る除染方法は、次のようI;行なう
。まず、上述したホウ酸溶液と水酸化リチウム溶液を調
合してpH4〜7の除染液を準備する。その後、定電流
電解装置6を用いてカソード(陰極)還元を行ない、必
要目:応じ初期の電流密度を10〜200 niA/c
lIで数分間チャージし、後に6μA/cdの電流密度
で数十今次に1作用について説明する。
。まず、上述したホウ酸溶液と水酸化リチウム溶液を調
合してpH4〜7の除染液を準備する。その後、定電流
電解装置6を用いてカソード(陰極)還元を行ない、必
要目:応じ初期の電流密度を10〜200 niA/c
lIで数分間チャージし、後に6μA/cdの電流密度
で数十今次に1作用について説明する。
カソード還元I:よる除染C二おいて、初期の電流密度
時は配管側から水素ガスが発生してスケール層2の下に
水素が溜り、スケール層2を持上げて大部分を剥離除去
する。そして、その後微少電流で電解すれば、次式によ
ってスケールIfI2が溶解される。
時は配管側から水素ガスが発生してスケール層2の下に
水素が溜り、スケール層2を持上げて大部分を剥離除去
する。そして、その後微少電流で電解すれば、次式によ
ってスケールIfI2が溶解される。
Fe2 o、 +6K +6e −+ 2Fe +
3H20Fe@ 04 + 8H+8e →3Fe
+ 4H10Cr!os + 6H+6e →2Cr
+ 3H10しかして1本発明C二よれば、以下に示
す効果を有する。
3H20Fe@ 04 + 8H+8e →3Fe
+ 4H10Cr!os + 6H+6e →2Cr
+ 3H10しかして1本発明C二よれば、以下に示
す効果を有する。
(1)汚染されたものをほぼ完全に除去!きる。
なお、除染液3と除染効率との関係は第2図菖;示す通
りである。同図より、pHが4〜7の時は汚染されたも
のを完全I:除去でき、pHが7〜10の時はその効率
が低下することが確認できる。
りである。同図より、pHが4〜7の時は汚染されたも
のを完全I:除去でき、pHが7〜10の時はその効率
が低下することが確認できる。
(2)除染液3としてホウ酸溶液と水酸化リチウム溶液
の混合溶液を使用するため、除染液が残留しても配管側
に悪影響を及ぼすことを回避できる。また、定電流カソ
ード還元!二より除染を行なうため、配管1の損傷を回
避できる。
の混合溶液を使用するため、除染液が残留しても配管側
に悪影響を及ぼすことを回避できる。また、定電流カソ
ード還元!二より除染を行なうため、配管1の損傷を回
避できる。
(3)陽極4としてメツシュ型不活性金属を用いるため
、除染時間を短縮できる。
、除染時間を短縮できる。
(4)除染液が少な〈従来I:比べ処理が容易である。
なお、上記実施例では、除染液がホウ酸溶液と水酸化リ
チウム溶液の混合溶液からなる場合について述べたが、
これに限らず、ホウ砂溶液を適宜調合した除染液でもよ
い。
チウム溶液の混合溶液からなる場合について述べたが、
これに限らず、ホウ砂溶液を適宜調合した除染液でもよ
い。
以上詳述した如く本発明によれば、母材の損傷の回避、
除染後の廃液の減少を図りかつ汚染物をほぼ完全:二除
去できる等の種々の効果な有し、原子力発電プラントの
機器、配管等の除染に使用可能な除染方法を提供できる
。
除染後の廃液の減少を図りかつ汚染物をほぼ完全:二除
去できる等の種々の効果な有し、原子力発電プラントの
機器、配管等の除染に使用可能な除染方法を提供できる
。
第1図は本発明の一実施例に係る除染方法の説明図、第
2図は同方法(二係る除染液のpHと除染効率との関係
を示す特性図である。 1・・・配管、2・・・・・・スケール層、3−・・除
染液、4・・・陽極、5・・・リード線、6・・・定電
流電界装置。 出願人復代理人 弁理士 鈴 江 武 音部1図 第2図 升考久りPH
2図は同方法(二係る除染液のpHと除染効率との関係
を示す特性図である。 1・・・配管、2・・・・・・スケール層、3−・・除
染液、4・・・陽極、5・・・リード線、6・・・定電
流電界装置。 出願人復代理人 弁理士 鈴 江 武 音部1図 第2図 升考久りPH
Claims (1)
- 原子力発電プラントの機器、配管等の被除染部を除去す
る除染方法において、被除染部をホウ酸溶液と水酸化リ
チウム溶液、又はホウ砂溶液を調合した除染液に浸漬し
、液中におかれた不活性金属を陽極、被除染部を有する
部材として10〜200mA/cm^3の電流密度で通
電し、その後微少電流を通電することを特徴とする除染
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2538785A JPS61184500A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 除染方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2538785A JPS61184500A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 除染方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61184500A true JPS61184500A (ja) | 1986-08-18 |
Family
ID=12164463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2538785A Pending JPS61184500A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 除染方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61184500A (ja) |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP2538785A patent/JPS61184500A/ja active Pending
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