JPS61184344A - 加湿器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は温風等による自然蒸発方式でありながら、加
湿能力を大巾に向上させた加配器に関するものである。

〔従来の技術〕

省エネルギーの観点から最近の居住空間は断熱化、気密
化が進んでおシ、よシ高度の空調が要求されている。空
調の要素として、温度コントロール、湿度コントロール
および有害空気成分のコントロールが挙げられる。温度
コントロールに関しては種々の加熱方式および冷却方式
が実用化され、満足のいく状況にある。しかし根度コン
トロールおよび有害空気成分のコントロールに関しては
未だ十分に満足のいく物がない状況にある。

加湿器に関しては、自然蒸発方式、水スプレ一方式およ
び超音波方式等があるが、自然蒸発方式は２７０湿能力
が小さい、電熱方式ではランニングコストが高い、水ス
プレ一方式では加湿効率が旺く、大型化する。また超音
波方式はイニシャルコストが高い、寿命が短い等の欠点
がある。

そこで、イニシャルコストおよびランニングコストが低
く、最も天川性の高い自然蒸発方式のｍ湿器で加湿能力
を大巾に向上させる方法について検討を重ねた。自然蒸
発方式では水の蒸発面積を極力広くとるために、開口部
の大きいバット状の容器を用ｒたり、混水性繊維の織布
の下端を水中に浸して毛細管力により水の表面積を増や
す努力をしている。ここで仮に水を厚さ数Ｕにスライス
し、これを縦などに多層並べることができれば水の蒸発
面積を大巾に増加ささせることができる。そこでスライ
スされた厚さ数回の水を縦に保持する方法について鋭意
研究を重ねた結果、多孔性疎水性高分子を素材とし、内
部の厚さが数頭の中空構造体の中空部に上記スライスさ
れた水をおさめることによシ任意の空間に水を保持する
ことができ、しかも水は自由に蒸発できることを見い出
した。

多孔性疎水性高分子素材としては、例えばポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリエステル、
及びフッ素樹脂等が用いられる。また、この素材に存在
する無数の微細孔の平均孔径は、水蒸気（気体状の水分
子）は自由に通過させるが、水（液体状の水分子）の通
過を防として、中空構造体（６）の中空部に保持するた
めに、０．１１１ｍ以下では水蒸気に対する抵抗が出て
くるので、また１０ｐｍ以上になると水が通過しやすく
なるので０．１ｐＩＡから１０μｍの範囲であるのが望
ましい。

上記中空構造体ｈ１図に示すように長尺の帯状に構成し
端部に給水口（イ）を設け、それを講３図及び第４図に
示すように、乾燥空気の通路を形成する波板状の　間隔
板（２）全介在させて、折りたたんで多重積１−シて直
方体形状にしたり。

あるいは巻き込んで円柱形状あるいは直方体形状にして
用いる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のように構成された加温器においては、給水口（イ
）より水の供給を開始して、先端部（ロ）まで水が到達
するのに数分〜数十分の時間を要するが、先端部（ロ）
逸水が到達しているかどうか目視で確認出来ないと云う
問題点があった。

そこで、この発明は、先端部内の水の有無全外部から目
視出来る様にして、使用者が加湿素子全体に水が流れ込
んでいるかどうか不安がる要素をなくした加湿器を提供
する事を目的とするＯ 〔作用〕 この発明によれば、帯状の中空構造体１１１の先端部（
ロ）ｒｔｃ端部を閉塞した透明の中空パイプ又は透明な
樹脂を材料とした袋状の部材からなる透明部材を中空構
造体ＩＩＩの中空部と上記透明部材の内部とが連通ずる
ように接続したため、中空構造体１１＋の給水口（イ）
より水を供給して、先端部（ロ）逸水が到達した事を外
部より目視にて確認し得る。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図であり、１１
１は多孔性疎水性高分子を素材とするシートを重ねて、
周囲を熱融着して中空状の袋帯に作成した中空構造体で
ある。（３１は透明部材で透明で軟質な樹脂等を素材と
するパイプあるいは袋帯からなシ、先端を閉塞し、上記
中空構造体（ロ）にみ々の中空部が１車通する様に接続
されている。

上記の様に構成された加湿器においては、中空構造体（
１）に水を供給した場合、先端ｇ（ロ）に水が到達すれ
ば透明部材（３）に水が流れ込み、外部から目視で水の
有無を確認できる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、中空構造体の先端部に
透明の部材を接続したことにより、水が先端部迄到達し
た事を外部から容易に確認する事が出来る。

なお、上記実施例では加湿器単体における構成を説明し
ているが、例えば加湿装置として送風機、水供給装置お
よび通風路構成部材等と組合せて、キャビネット内に収
納した場合でも、透明部材（３）を延長してキャビネッ
ト近くまで導出し、キャビネット確認用孔を設ける事に
よシ加湿装置としであるいは他の機器に組込人で使用す
る場合でも、外部から一目で水の有無を確認できる。更
に水供給装置をカートリッジタンク方式にした場合には
、−担供給した水が全て蒸発して、カートリッジタンク
内及び加湿器内の水が無くなれば、これを外部から使用
者が確認出来、カートリッジタンクに水を再供給しなけ
ればならない事を知らせる事もできる。　　−

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図は従
来のものの一実施例を示す斜視図、第３図及び第４図は
、この種の加湿器の構成例を示す斜視図である。 図において＋１１　Ｔ／ｉ中空構造体、（２）は間隔板
、（３）は透明部材である。 なお、図中同一符号ｐま同−又は泪当部分を示すＯ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）水の通過を防止し、水蒸気を通過させうる多孔性
   疎水性高分子素材で形成された中空構造体の中空部に水
   を供給し、上記中空構造体に送風した空気に多孔性疎水
   性高分子素材を超過した水蒸気を含ませて加湿するよう
   にした加湿器において上記中空構造体を長尺の帯状に構
   成し、その一端を水を供給する給水口となし他端に透明
   の素材からなるパイプ状あるいは帯状の袋体を上記中空
   構造体の中空部と連通するように接続したことを特徴と
   する加湿器。
2. （２）多孔性疎水性高分子素材がポリエチレン、ポリプ
   ロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
   ニリデン、ポリカーボネート、ポリエステル、及びフッ
   素樹脂のいずれか一種である特許請求の範囲第１項記載
   の加湿器。
3. （３）多孔性疎水性高分子素材の平均孔径が０．１〜１
   ０μｍである特許請求の範囲第１項又は第２項記載の加
   湿器。
4. （４）水の通過を防止し、水蒸気を通過させうる多孔性
   疎水性高分子素材で形成された中空構造体を空間をあけ
   て積層して、上記中空構造体の中空部に水を供給し、上
   記中空構造体間の空間に送風した空気に多孔性疎水性高
   分子素材を通過した水蒸気を含ませて加湿するようにし
   た加湿器。
5. （５）中空構造体間の空間には波状の間隔材が配置され
   ている特許請求の範囲第４項記載の加湿器。