JPS61184113A - シヨツクアブソ−バ制御装置 - Google Patents
シヨツクアブソ−バ制御装置Info
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- JPS61184113A JPS61184113A JP2585785A JP2585785A JPS61184113A JP S61184113 A JPS61184113 A JP S61184113A JP 2585785 A JP2585785 A JP 2585785A JP 2585785 A JP2585785 A JP 2585785A JP S61184113 A JPS61184113 A JP S61184113A
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- damping force
- shock absorber
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、車両のバネ上及びバネ下の相対変位に応じ
て減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を制御し、車
両の乗心地を向上させるショックアブソーバ制御装置に
関する。
て減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を制御し、車
両の乗心地を向上させるショックアブソーバ制御装置に
関する。
従来のショックアブソーバ制御装置としては、例えば特
開昭58−112829号(第1従来例)及び本出願人
が先に提案した特願昭59−106294号(第2従来
例)に夫々開示されているものがある。
開昭58−112829号(第1従来例)及び本出願人
が先に提案した特願昭59−106294号(第2従来
例)に夫々開示されているものがある。
これら第1及び第2従来例は、夫々路面の凹凸を車両の
バネ上及びバネ下間の相対変位によって判断し、相対変
位が中立位置(例えば車両が平坦部で停車していときの
位置)に対して離れる方向(加振方向)のときに、減衰
力可変シヨ・ツクアブソーバを低減衰力に、中立位置に
向かう方向(割振方向)のときに、減衰力可変ショック
アブソーバを高減衰力に夫々制御することにより、車両
の乗心地を向上させるようにしている。
バネ上及びバネ下間の相対変位によって判断し、相対変
位が中立位置(例えば車両が平坦部で停車していときの
位置)に対して離れる方向(加振方向)のときに、減衰
力可変シヨ・ツクアブソーバを低減衰力に、中立位置に
向かう方向(割振方向)のときに、減衰力可変ショック
アブソーバを高減衰力に夫々制御することにより、車両
の乗心地を向上させるようにしている。
しかしながら、上記従来のショックアブソーバ制御装置
にあっては、単に車両のバネ上及びバネ下関の相対変位
が加振方向であるか制振方向であるかに応じて減衰力可
変ショックアブソーバの減衰力を制御するようにしてい
るので、中立位置近傍での減衰力の切換えが頻繁に行わ
れることになり、乗心地が低下すると共に、切換え頻度
が多すぎると、減衰力可変ショックアブソーバの減衰力
の切換えを司る電磁弁等の作動機構の耐久性が問題とな
り信頼性を向上させることができず、所定の耐久性を得
るためには、高価な作動機構を使用しなければならない
という未解決の問題点があった。
にあっては、単に車両のバネ上及びバネ下関の相対変位
が加振方向であるか制振方向であるかに応じて減衰力可
変ショックアブソーバの減衰力を制御するようにしてい
るので、中立位置近傍での減衰力の切換えが頻繁に行わ
れることになり、乗心地が低下すると共に、切換え頻度
が多すぎると、減衰力可変ショックアブソーバの減衰力
の切換えを司る電磁弁等の作動機構の耐久性が問題とな
り信頼性を向上させることができず、所定の耐久性を得
るためには、高価な作動機構を使用しなければならない
という未解決の問題点があった。
上記問題点を解決するために、この発明は、第1図の基
本構成図に示す如く、車両のバネ上及びバネ下関に介装
され且つ制御信号の入力により減衰力を変化させること
が可能な減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を、前
記バネ上及びバネ下関の相対変位に応じて制御するショ
ックアブソーバ制御装置において、前記バネ上及びバネ
下関の相対変位を検出する相対変位検出手段と、該相対
変位検出手段からの相対変位検出値に基づく相対変位の
中立位置からの変化量が、可変幅の不感帯内であるか否
かを判定する変化量判定手段と、該変化量判定手段の判
定結果が、相対変位の変化量が幅広の不感帯外であると
きに、前記変化量判定手段の不感帯の幅を狭くし、且つ
該幅狭の不感帯内に前記相対変位の変化量が収斂したと
きに、前記不感帯幅を広幅に復帰させる不感帯幅調整手
段と、前記変化量判定手段の判定結果が不感帯外であり
且つ前記相対変位検出手段の検出結果に基づき相対変位
が加振方向に作用するときに前記減衰力可変ショックア
ブソーバを低減衰力に、制振方向に作用するときに高減
衰力に夫々制御する制御信号を出力する制御手段とを備
えることを特徴とする。
本構成図に示す如く、車両のバネ上及びバネ下関に介装
され且つ制御信号の入力により減衰力を変化させること
が可能な減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を、前
記バネ上及びバネ下関の相対変位に応じて制御するショ
ックアブソーバ制御装置において、前記バネ上及びバネ
下関の相対変位を検出する相対変位検出手段と、該相対
変位検出手段からの相対変位検出値に基づく相対変位の
中立位置からの変化量が、可変幅の不感帯内であるか否
かを判定する変化量判定手段と、該変化量判定手段の判
定結果が、相対変位の変化量が幅広の不感帯外であると
きに、前記変化量判定手段の不感帯の幅を狭くし、且つ
該幅狭の不感帯内に前記相対変位の変化量が収斂したと
きに、前記不感帯幅を広幅に復帰させる不感帯幅調整手
段と、前記変化量判定手段の判定結果が不感帯外であり
且つ前記相対変位検出手段の検出結果に基づき相対変位
が加振方向に作用するときに前記減衰力可変ショックア
ブソーバを低減衰力に、制振方向に作用するときに高減
衰力に夫々制御する制御信号を出力する制御手段とを備
えることを特徴とする。
この発明は、バネ上及びバネ下関の相対変位の中立位置
近傍に可変幅の不感帯を設け、変化量判定手段で相対変
位の中立位置に対する変化量が不感帯幅内であるか否か
を判定し、相対変位の中立位置に対する変化量が少ない
通常走行状態では、不感帯幅調整手段によって、不感帯
幅を広くして制御手段による過度の減衰力可変ショック
アブソーバの減衰力切換を行わず、路面凹凸を乗り越え
たとき、急制動を行って、ノーズダイブ現象を生じたと
き等のように、バネ上及びバネ下関の相対変位の中立位
置からの変化量が不感帯外となったときに、不感帯幅調
整手段によって、不感帯幅を狭くして割振効果を高め、
この割振効果により、相対変位の変化量が不感帯内に収
斂したときには、再度不感帯幅調整手段によって、不感
帯幅を広い状態に復帰させ、もって、減衰力可変ショッ
クアブソーバの過度の減衰力切換を防止して、乗心地及
び減衰力可変ショックアブソーバの減衰力切換機構の耐
久性を向上させる。
近傍に可変幅の不感帯を設け、変化量判定手段で相対変
位の中立位置に対する変化量が不感帯幅内であるか否か
を判定し、相対変位の中立位置に対する変化量が少ない
通常走行状態では、不感帯幅調整手段によって、不感帯
幅を広くして制御手段による過度の減衰力可変ショック
アブソーバの減衰力切換を行わず、路面凹凸を乗り越え
たとき、急制動を行って、ノーズダイブ現象を生じたと
き等のように、バネ上及びバネ下関の相対変位の中立位
置からの変化量が不感帯外となったときに、不感帯幅調
整手段によって、不感帯幅を狭くして割振効果を高め、
この割振効果により、相対変位の変化量が不感帯内に収
斂したときには、再度不感帯幅調整手段によって、不感
帯幅を広い状態に復帰させ、もって、減衰力可変ショッ
クアブソーバの過度の減衰力切換を防止して、乗心地及
び減衰力可変ショックアブソーバの減衰力切換機構の耐
久性を向上させる。
第2図乃至第9図はこの発明の一実施例を示す図である
。
。
まず、構成について説明する。第2図において、1は車
両の車速に応じた検出信号を出力する車速検出器、28
〜2dは変位量検出手段、3は制御装置、4a〜4dは
後述する減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dの電
磁ソレノイドである。
両の車速に応じた検出信号を出力する車速検出器、28
〜2dは変位量検出手段、3は制御装置、4a〜4dは
後述する減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dの電
磁ソレノイドである。
変位量検出手段2a〜2dの夫々は、第3図に示すよう
に、車両の各車輪5a〜5d及び車体(図示せず)間に
装着された減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dに
取付けられている。
に、車両の各車輪5a〜5d及び車体(図示せず)間に
装着された減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dに
取付けられている。
減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dの夫々は、第
4図に示すように、シリンダチューブ7内に、ピストン
ロッド8の下端に取付けられたピストン9と、フリーピ
ストン10とが摺動自在に配設されていおり、これらピ
ストン9及びフリーピストン10によって流体室A、B
及びCが画成されている。これら流体室A及びBには、
例えば作動油でなる作動流体が封入されていると共に、
流体室Cには、高圧ガスが封入されている。
4図に示すように、シリンダチューブ7内に、ピストン
ロッド8の下端に取付けられたピストン9と、フリーピ
ストン10とが摺動自在に配設されていおり、これらピ
ストン9及びフリーピストン10によって流体室A、B
及びCが画成されている。これら流体室A及びBには、
例えば作動油でなる作動流体が封入されていると共に、
流体室Cには、高圧ガスが封入されている。
そして、ピストン9には、上端がピストンロッド8に穿
設した流体通路11を介して流体室Aに連通ずる中心開
口12と、これに連通し且つ流体室Bに連通ずる流体通
路13とが穿設され、その中心開口12内には、流体通
路11及び13を連通する透孔14を設けた円筒状のス
プール15が摺動自在に配設されている。このスプール
15は、常時は、復帰スプリング16によって下方に付
勢され、その下方位置がプランジャ17に当接し、この
プランジャ17の下端がケース18の底面に当接するこ
とにより規制されており、この状態で透孔14が流体通
路13の開口端と対向せざる組齢した位置を採り、した
がって、流体通路11及び13間が非連通状態となり、
その減衰力が第5図で実線図示の曲線1.で示す如く高
減衰力に設定される。
設した流体通路11を介して流体室Aに連通ずる中心開
口12と、これに連通し且つ流体室Bに連通ずる流体通
路13とが穿設され、その中心開口12内には、流体通
路11及び13を連通する透孔14を設けた円筒状のス
プール15が摺動自在に配設されている。このスプール
15は、常時は、復帰スプリング16によって下方に付
勢され、その下方位置がプランジャ17に当接し、この
プランジャ17の下端がケース18の底面に当接するこ
とにより規制されており、この状態で透孔14が流体通
路13の開口端と対向せざる組齢した位置を採り、した
がって、流体通路11及び13間が非連通状態となり、
その減衰力が第5図で実線図示の曲線1.で示す如く高
減衰力に設定される。
また、プランジャ17は、その回りに配設された電磁ソ
レノイド4a〜4dに、リード線19を介して制御装置
3によって励磁電流1a〜Idを通電して付勢すること
により、その励磁電流Ia〜IdO値に比例して上方に
移動され、これにより、スプール15が復帰スプリング
16に抗して上方に変位し、透孔14による流体通路1
1及び13間の開口面積が大きくなって、その減衰力が
第5図で曲線ILで示す如く低減衰力状態に切換えられ
る。
レノイド4a〜4dに、リード線19を介して制御装置
3によって励磁電流1a〜Idを通電して付勢すること
により、その励磁電流Ia〜IdO値に比例して上方に
移動され、これにより、スプール15が復帰スプリング
16に抗して上方に変位し、透孔14による流体通路1
1及び13間の開口面積が大きくなって、その減衰力が
第5図で曲線ILで示す如く低減衰力状態に切換えられ
る。
而して、ピストンロッド8の上端部には、下端がシリン
ダチューブ7に達してこれを覆う円筒状カバー20が一
体に取付けられ、このカバー20の内周面に、シリンダ
チューブ7及びピストンロッド8の相対変位量(即ち車
両のバネ上−バネ下相対変位量)を、カバー20とシリ
ンダチューブ6の重なり合う量の変化によるインダクタ
ンス変化として検出する変位量検出コイル21が巻装さ
れている。
ダチューブ7に達してこれを覆う円筒状カバー20が一
体に取付けられ、このカバー20の内周面に、シリンダ
チューブ7及びピストンロッド8の相対変位量(即ち車
両のバネ上−バネ下相対変位量)を、カバー20とシリ
ンダチューブ6の重なり合う量の変化によるインダクタ
ンス変化として検出する変位量検出コイル21が巻装さ
れている。
この検出コイル21は、第6図に示すように、LC発振
回路22に、その発振周波数を決定するコイルとして組
み込まれ、このLC発振回路22からシリンダチューブ
7及びピストンロッド8の相対変位置X(即ちバーネ下
及びバネ上間の相対変位量)に応じた周波数の発振出力
が出力され、この発振出力が周波数−電圧変換回路23
に供給されて、これから第7図に示すような相対変位I
Xに応じた電圧でなる変位量検出信号5a−3dが出力
される。
回路22に、その発振周波数を決定するコイルとして組
み込まれ、このLC発振回路22からシリンダチューブ
7及びピストンロッド8の相対変位置X(即ちバーネ下
及びバネ上間の相対変位量)に応じた周波数の発振出力
が出力され、この発振出力が周波数−電圧変換回路23
に供給されて、これから第7図に示すような相対変位I
Xに応じた電圧でなる変位量検出信号5a−3dが出力
される。
そして、変位量検出コイル21.LC発振回路22及び
周波数−電圧変換回路23で変位量検出手段2a〜2d
を構成している。
周波数−電圧変換回路23で変位量検出手段2a〜2d
を構成している。
制御装置3は、第2図に示すように、入出力ボート、演
算処理装置(CPU) 、RAM、ROMなどの記憶装
置等を有するマイクロコンピュータ30を有し、その入
力側ボートに前記車速検出器lの車速検出信号DVが直
接供給されていると共に、各変位量検出手段2a〜2d
’の変位量検出信号5a−3dがマルチプレクサ32及
びA/D変換器33を介して供給され、且つ出力側ボー
トか、ら出力される論理値“0”又は論理値“1゛の制
御信号C3a=C3dを直流電源(図示せず)に減衰力
可変ショックアブソーバ6a〜6dの電磁ソレノイド4
a〜4dと直列に介装された駆動トランジスタ34a〜
34dに出力する。
算処理装置(CPU) 、RAM、ROMなどの記憶装
置等を有するマイクロコンピュータ30を有し、その入
力側ボートに前記車速検出器lの車速検出信号DVが直
接供給されていると共に、各変位量検出手段2a〜2d
’の変位量検出信号5a−3dがマルチプレクサ32及
びA/D変換器33を介して供給され、且つ出力側ボー
トか、ら出力される論理値“0”又は論理値“1゛の制
御信号C3a=C3dを直流電源(図示せず)に減衰力
可変ショックアブソーバ6a〜6dの電磁ソレノイド4
a〜4dと直列に介装された駆動トランジスタ34a〜
34dに出力する。
そして、マイクロコンピュータ30が、ROMに予め記
憶された第8図に示す例えば20m5ecごとに実行さ
れるタイマ割込処理プログラムに従って演算処理を実行
する。
憶された第8図に示す例えば20m5ecごとに実行さ
れるタイマ割込処理プログラムに従って演算処理を実行
する。
すなわち、ステップ■で車速検出信号DVを読込み、例
えば、単位時間当たりのパルス数を計測して車速を算出
し、これを車速検出値■として記憶装置のRAMに一時
記憶する。
えば、単位時間当たりのパルス数を計測して車速を算出
し、これを車速検出値■として記憶装置のRAMに一時
記憶する。
次いで、ステップ■に移行して、車両が停車中であるか
否かを判定する。この場合の判定は、前記ステップ■で
記憶した車速検出値Vを続出し、■#0であるか否かを
判定することにより行う。
否かを判定する。この場合の判定は、前記ステップ■で
記憶した車速検出値Vを続出し、■#0であるか否かを
判定することにより行う。
ここで、車両が停車中であるときには、ステップ■に移
行して、全ての減衰力可変ショックアブソ−バ6a〜6
dを高減衰力に制御する論理値“O”の制御信号C3a
=C3dを駆動トランジスタ34a〜34dに出力し、
次いでステップ■に移行して、そのときの変位量検出手
段2a〜2dの検出信号Sa”Sdを読込み、これらの
平均値を中立位置検出値XNとして記憶装置におけるR
AMの中立位置検出値記憶領域に記憶してから所定のメ
インプログラムに復帰し、車両が走行中であるときには
、ステップ■以降の減衰力制御処理に移行する。
行して、全ての減衰力可変ショックアブソ−バ6a〜6
dを高減衰力に制御する論理値“O”の制御信号C3a
=C3dを駆動トランジスタ34a〜34dに出力し、
次いでステップ■に移行して、そのときの変位量検出手
段2a〜2dの検出信号Sa”Sdを読込み、これらの
平均値を中立位置検出値XNとして記憶装置におけるR
AMの中立位置検出値記憶領域に記憶してから所定のメ
インプログラムに復帰し、車両が走行中であるときには
、ステップ■以降の減衰力制御処理に移行する。
この減衰力制御処理は、まず、ステップ■で各変位量検
出手段2a〜2dの検出信号5axSdを読込み、これ
らを相対変位量検出値Xa=Xdとして記憶装置の所定
記憶領域に一時記憶する。
出手段2a〜2dの検出信号5axSdを読込み、これ
らを相対変位量検出値Xa=Xdとして記憶装置の所定
記憶領域に一時記憶する。
次いで、ステップ■に移行して、相対変位検出値の微分
値即ち相対変位速度大i (i=a、b、c及びd)
を算出する。次いで、ステップ■に移行して、前記ステ
ップ■で記憶した変位量検出値Xi (i=a、b、
c及びd)と前記ステップ■で記憶した中立位置検出値
XNとを読出し、両者の差値即ち、相対変位Xiの中立
位置X9に対する変化IDを算出し、これを記憶装置の
所定記憶領域に記憶する。
値即ち相対変位速度大i (i=a、b、c及びd)
を算出する。次いで、ステップ■に移行して、前記ステ
ップ■で記憶した変位量検出値Xi (i=a、b、
c及びd)と前記ステップ■で記憶した中立位置検出値
XNとを読出し、両者の差値即ち、相対変位Xiの中立
位置X9に対する変化IDを算出し、これを記憶装置の
所定記憶領域に記憶する。
次いで、ステップ■に移行して、後述するようにセット
される制御フラグFが“1”であるか否かを判定する。
される制御フラグFが“1”であるか否かを判定する。
このとき、制御フラグFが“0”にリセットされている
ときには、ステップ■に移行して前記ステップ■で記憶
した変化IDの絶対値が比較的幅広の不惑帯を表す所定
設定値69未満であるか否かを判定する。このとき、I
DI≧69であるときには、車両の相対変位Xiが不感
帯幅以上であると判定されて、ステップ[相]に移行す
る。
ときには、ステップ■に移行して前記ステップ■で記憶
した変化IDの絶対値が比較的幅広の不惑帯を表す所定
設定値69未満であるか否かを判定する。このとき、I
DI≧69であるときには、車両の相対変位Xiが不感
帯幅以上であると判定されて、ステップ[相]に移行す
る。
このステップ[相]では、相対変位Xiが不感帯幅外と
なったことを表す制御フラグFを“1”にセットしてか
らステップ■に移行し、差値りが零より大きいか否かを
判定する。このとき、D≧0であるときには、相対変位
Xiが中立位置X8を越えた伸び側頭域に位置するもの
と判定して、ステップ@に移行し、前記ステップ■で記
憶した相対変位速度大iを読出し、これらが負数である
か否かを判定する。
なったことを表す制御フラグFを“1”にセットしてか
らステップ■に移行し、差値りが零より大きいか否かを
判定する。このとき、D≧0であるときには、相対変位
Xiが中立位置X8を越えた伸び側頭域に位置するもの
と判定して、ステップ@に移行し、前記ステップ■で記
憶した相対変位速度大iを読出し、これらが負数である
か否かを判定する。
ここで、xiが負数であるときには、相対変位が中立位
置側に向かう制振方向であると判定して、ステップ◎に
移行し、減衰力可変ショックアブソーバ61を高減衰力
に制御する論理値“0”の制御信号C3iを出力側ポー
トから駆動トランジスタ34iに出力してから割込処理
を終了し、メインプログラムに復帰する。
置側に向かう制振方向であると判定して、ステップ◎に
移行し、減衰力可変ショックアブソーバ61を高減衰力
に制御する論理値“0”の制御信号C3iを出力側ポー
トから駆動トランジスタ34iに出力してから割込処理
を終了し、メインプログラムに復帰する。
また、ステップ■の判定結果が、D<Oであるときには
、相対変位が中立位置XNより下側の縮み側頭域にある
ものと判定してステップ0に移行し、文≧0であるか否
かを判定し、X≧Oであるときには、相対変位Xiが中
立位置X9から離れる制振方向と判定して、前記ステッ
プ0に移行する。
、相対変位が中立位置XNより下側の縮み側頭域にある
ものと判定してステップ0に移行し、文≧0であるか否
かを判定し、X≧Oであるときには、相対変位Xiが中
立位置X9から離れる制振方向と判定して、前記ステッ
プ0に移行する。
一方、前記ステップ■の判定結果がIDI≧δ。
であるときには、相対変位Xiが不感帯内にあって車体
の動揺が少ないものと判定して、ステップ■に移行して
、減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dを低減衰力
に制御する論理値“1”の制御信号C3iを駆動トラン
ジスタ34iに出力してから割込処理を終了してメイン
プログラムに復帰する。
の動揺が少ないものと判定して、ステップ■に移行して
、減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dを低減衰力
に制御する論理値“1”の制御信号C3iを駆動トラン
ジスタ34iに出力してから割込処理を終了してメイン
プログラムに復帰する。
同様に、ステップ@の判定結果が文≧0のとき〜及びス
テップ■の判定結果が×く0のときには、夫々相対変位
Xiが中立位置XHに向かう方向の加振方向であると判
定して、前記ステップ[相]に移行し、減衰力可変ショ
ックアブソーバ61を低減衰力に制御する論理値“1”
の制御信号C3iを駆動トランジスタ34iに出力して
から割込処理を終了してメインプログラムに復帰する。
テップ■の判定結果が×く0のときには、夫々相対変位
Xiが中立位置XHに向かう方向の加振方向であると判
定して、前記ステップ[相]に移行し、減衰力可変ショ
ックアブソーバ61を低減衰力に制御する論理値“1”
の制御信号C3iを駆動トランジスタ34iに出力して
から割込処理を終了してメインプログラムに復帰する。
さらに、ステップ■の判定結果が、制御フラグFが“1
″にセットされているときには、ステップ[相]に移行
して、差値りの絶対値IDIが前記所定設定値δ8より
小さい値の所定設定値δ1未満であるか否か判定し、I
DI≧δ、であるときには、車体の揺動が太き(制振効
果が必要であると判定して前記ステップ■に移行し、I
DI<6゜であるときには、相対変位Xiが幅狭の不感
帯内に納まっているものと判定してステップOに移行す
る。
″にセットされているときには、ステップ[相]に移行
して、差値りの絶対値IDIが前記所定設定値δ8より
小さい値の所定設定値δ1未満であるか否か判定し、I
DI≧δ、であるときには、車体の揺動が太き(制振効
果が必要であると判定して前記ステップ■に移行し、I
DI<6゜であるときには、相対変位Xiが幅狭の不感
帯内に納まっているものと判定してステップOに移行す
る。
このステップOでは、相対変位Xiがピーク位置である
か否かを判定する。この場合の判定は、前記ステップ■
で記憶した相対変位速度文iを読出し、その値の正負に
基づき行い、相対変位速度XiO値が正から負に又は負
から正に変化したときにピーク位置に達したものと判定
する。
か否かを判定する。この場合の判定は、前記ステップ■
で記憶した相対変位速度文iを読出し、その値の正負に
基づき行い、相対変位速度XiO値が正から負に又は負
から正に変化したときにピーク位置に達したものと判定
する。
ここで、相対変位Xiがピーク位置に達していないとき
には、直接前記ステップ[相]に移行して、減衰力可変
ショックアブソーバ61を低減衰力に維持する論理値“
1”の制御信号C3iを駆動トランジスタ34iに出力
してから割込処理を終了し、ピーク位置に達したときに
は、ステップ[相]に移行して、記憶装置の所定記憶領
域に形成したピーク位置カウンタの内容C1lを“1”
だけアップカウントし、次いで、ステップ[相]に移行
して、ピーク位置カウンタのカウント値cNが所定設定
値α以上であるか否かを判定する。この場合の判定は、
幅狭の不惑帯内に収斂した後の相対変位Xiのピーク位
置が所定設定値α以上であるときには、車体の動揺がな
くなり、割振効果を必要としない通常状態であるか否か
を判定するものである。
には、直接前記ステップ[相]に移行して、減衰力可変
ショックアブソーバ61を低減衰力に維持する論理値“
1”の制御信号C3iを駆動トランジスタ34iに出力
してから割込処理を終了し、ピーク位置に達したときに
は、ステップ[相]に移行して、記憶装置の所定記憶領
域に形成したピーク位置カウンタの内容C1lを“1”
だけアップカウントし、次いで、ステップ[相]に移行
して、ピーク位置カウンタのカウント値cNが所定設定
値α以上であるか否かを判定する。この場合の判定は、
幅狭の不惑帯内に収斂した後の相対変位Xiのピーク位
置が所定設定値α以上であるときには、車体の動揺がな
くなり、割振効果を必要としない通常状態であるか否か
を判定するものである。
ここで、CM<αであるときには、直接前記ステップ[
相]に移行し、0.4≧αであるときには、ステップ[
相]に移行して、ピーク位置カウンタの内容をクリアし
、次いでステップ■に移行して、制御フラグFを“0”
にリセットしてから前記ステップ[相]に移行する。
相]に移行し、0.4≧αであるときには、ステップ[
相]に移行して、ピーク位置カウンタの内容をクリアし
、次いでステップ■に移行して、制御フラグFを“0”
にリセットしてから前記ステップ[相]に移行する。
以上の処理においてステップ■、■及びステップ0の処
理が変位量判定手段に対応し、ステップ■、ステップ0
.ステップ@〜ステップ■の処理が不感帯幅調整手段に
対応し、ステップ■、■〜ステップ■の処理が制御手段
に対応している。
理が変位量判定手段に対応し、ステップ■、ステップ0
.ステップ@〜ステップ■の処理が不感帯幅調整手段に
対応し、ステップ■、■〜ステップ■の処理が制御手段
に対応している。
次に動作について説明する。今、車両がそのイグニッシ
ョンスイッチ(図示せず)をオフ状態として駐車してい
るものとすると、この状態では制御装置4に電源が供給
されないので、第8図の処理は実行されず、減衰力可変
ショックアブソーバ6a〜6dの制御は行われず、電磁
ソレノイド4a〜4dが非通電状態であるので、各減衰
力可変ショックアブソーバ68〜6dのスプール15が
復帰スプリング16により下方に付勢された第4図図示
の状態となり、この状態では、スプール15の透孔14
がピストン−9の流体通路13とaimした位置となる
ので、流体室A及びB間が遮断状態となり、各減衰力可
変ショックアブソーバ6a〜6dが高減衰力状態に維持
される。その結果、乗員の乗降の際の車体の揺動を防止
することができる。
ョンスイッチ(図示せず)をオフ状態として駐車してい
るものとすると、この状態では制御装置4に電源が供給
されないので、第8図の処理は実行されず、減衰力可変
ショックアブソーバ6a〜6dの制御は行われず、電磁
ソレノイド4a〜4dが非通電状態であるので、各減衰
力可変ショックアブソーバ68〜6dのスプール15が
復帰スプリング16により下方に付勢された第4図図示
の状態となり、この状態では、スプール15の透孔14
がピストン−9の流体通路13とaimした位置となる
ので、流体室A及びB間が遮断状態となり、各減衰力可
変ショックアブソーバ6a〜6dが高減衰力状態に維持
される。その結果、乗員の乗降の際の車体の揺動を防止
することができる。
この駐車状態から、車両に乗員が乗り込んで、運転者が
イグニッションスイッチをオン状態とすると、これによ
り、制御装置3に所定の電源が供給されるので、所定の
メインプログラムが実行され、制御フラグFを“0”に
リセットすると共に、ピーク位置カウンタのカウント内
容を零にクリアし、さらに記憶装置の所定記憶領域に記
憶されている相対変位Xi、相対変位速度文i、差値り
等をクリアして初期化を行う。
イグニッションスイッチをオン状態とすると、これによ
り、制御装置3に所定の電源が供給されるので、所定の
メインプログラムが実行され、制御フラグFを“0”に
リセットすると共に、ピーク位置カウンタのカウント内
容を零にクリアし、さらに記憶装置の所定記憶領域に記
憶されている相対変位Xi、相対変位速度文i、差値り
等をクリアして初期化を行う。
次いで、20rrlsec毎に、第8図の割込処理が実
行開始されると、まず、車速検出器1の車速検出信号D
Vを読込み、これに基づいて車速を算出し、これを記憶
装置の所定記憶領域に車速検出値Vとして記憶する(ス
テップ■)。この状態では、車両がまだ停車中であるの
で、このときの車速検出値Vは零となっている。
行開始されると、まず、車速検出器1の車速検出信号D
Vを読込み、これに基づいて車速を算出し、これを記憶
装置の所定記憶領域に車速検出値Vとして記憶する(ス
テップ■)。この状態では、車両がまだ停車中であるの
で、このときの車速検出値Vは零となっている。
したがって、ステップ■で車両が停車中と判定されるの
で、ステップ■に移行して、全ての減衰力可変ショック
アブソーバ6a〜6dを引続き高減衰力を維持するよう
に、論理値“0”の制御信号C3a=C3dを電磁ソレ
ノイド4a〜4dに出力しくステップ■)、次いで、そ
のときの相対変位検出手段28〜2dの検出信号5a−
3dを読込み、これらの平均値を算出して、中立位置検
出値XNとして記憶装置の中立位置検出値記憶領域に記
憶(ステップ■)してから割込処理を終了してメインプ
ログラムに復帰する。
で、ステップ■に移行して、全ての減衰力可変ショック
アブソーバ6a〜6dを引続き高減衰力を維持するよう
に、論理値“0”の制御信号C3a=C3dを電磁ソレ
ノイド4a〜4dに出力しくステップ■)、次いで、そ
のときの相対変位検出手段28〜2dの検出信号5a−
3dを読込み、これらの平均値を算出して、中立位置検
出値XNとして記憶装置の中立位置検出値記憶領域に記
憶(ステップ■)してから割込処理を終了してメインプ
ログラムに復帰する。
そして、以上の停車状態処理が、車両が走行を開始する
まで、所定時間毎に繰り返され、車両が走行を開始する
と、ステップ■以降の減衰力可変ショックアブソーバ制
御処理に移行する。
まで、所定時間毎に繰り返され、車両が走行を開始する
と、ステップ■以降の減衰力可変ショックアブソーバ制
御処理に移行する。
ここで、車両が比較的平坦な良路を通常走行しているも
のとすると、第9図(a)の時点10〜時点t3間のよ
うに、相対変位Xiが中立位置XNから伸び側及び縮み
側に夫々+δ、及び−δ□だけ採った不惑帯内に位置す
る。このため、第8図の割込処理が実行されると、ステ
ップ■、■を経てステップ■に移行し、相対変位検出手
段2a〜2dの検出信号Siを読込み、これらを相対変
位検出値Xi として記憶装置の所定記憶領域に一時記
憶する(ステップ■)。次いで、相対変位検出値Xiに
基づき相対変位速度Xiを算出して、これを記憶装置の
所定記憶領域に一時記憶する(ステップ■)。
のとすると、第9図(a)の時点10〜時点t3間のよ
うに、相対変位Xiが中立位置XNから伸び側及び縮み
側に夫々+δ、及び−δ□だけ採った不惑帯内に位置す
る。このため、第8図の割込処理が実行されると、ステ
ップ■、■を経てステップ■に移行し、相対変位検出手
段2a〜2dの検出信号Siを読込み、これらを相対変
位検出値Xi として記憶装置の所定記憶領域に一時記
憶する(ステップ■)。次いで、相対変位検出値Xiに
基づき相対変位速度Xiを算出して、これを記憶装置の
所定記憶領域に一時記憶する(ステップ■)。
次いで、相対変位検出値Xiから中立位置検出値XNを
減算して、それらの差値でなる変位量りを算出する(ス
テップ■)。
減算して、それらの差値でなる変位量りを算出する(ス
テップ■)。
その後、制御フラグFが“1”であるか否かを判定しく
ステップ■)、前記初期状態処理において制御フラグF
が“0”にリセットされているので、相対変位が幅広の
不惑帯内に位置側るか否が、を変位量りの絶対値が所定
設定値δ□未満であるか否かによって判定しくステップ
■)、車両が車体の揺動の少ない良路走行であるので、
ID1〈δ□となる。
ステップ■)、前記初期状態処理において制御フラグF
が“0”にリセットされているので、相対変位が幅広の
不惑帯内に位置側るか否が、を変位量りの絶対値が所定
設定値δ□未満であるか否かによって判定しくステップ
■)、車両が車体の揺動の少ない良路走行であるので、
ID1〈δ□となる。
このため、ステップ[相]に移行して、論理値11”の
制御信号C3iを出力側ポートがら駆動トランジスタ3
4iに出力して割込処理を終了し、メインプログラムに
復帰する。
制御信号C3iを出力側ポートがら駆動トランジスタ3
4iに出力して割込処理を終了し、メインプログラムに
復帰する。
・ このように、駆動トランジスタ41に論理値“1”
の制御信号C3iが出力されると、この駆動トランジス
タ34iがオン状態となり、減衰力可変ショックアブソ
ーバ61の電磁ソレノイド41が付勢状態となる。
の制御信号C3iが出力されると、この駆動トランジス
タ34iがオン状態となり、減衰力可変ショックアブソ
ーバ61の電磁ソレノイド41が付勢状態となる。
したがって、減衰力可変ショックアブソーバ61のプラ
ンジャ17が上方に摺動し、これに応じてスプール15
が復帰スプリング16に抗して上方に摺動される。これ
により、スプール15の透孔14がピストン9の流体通
路13と対向することとなり、流体室A及び8間が、流
体通路11.スプール15の中心開口12.透孔14及
び流体通路13を介して連通され、減衰力可変ショック
アブソーバ61の減衰力が低減衰力に制御される。
ンジャ17が上方に摺動し、これに応じてスプール15
が復帰スプリング16に抗して上方に摺動される。これ
により、スプール15の透孔14がピストン9の流体通
路13と対向することとなり、流体室A及び8間が、流
体通路11.スプール15の中心開口12.透孔14及
び流体通路13を介して連通され、減衰力可変ショック
アブソーバ61の減衰力が低減衰力に制御される。
その結果、車体の微小な揺動を吸収して、良好な乗心地
を得ることができる。
を得ることができる。
この良路走行状態から、時点1.で、路面に突出したマ
ンホール等の凸部又は路面上に形成された凹部を車輪が
通過する状態となると、これに応じて車体の揺動が大き
くなり、バネ上及びバネ下間の相対変位が大きくなる。
ンホール等の凸部又は路面上に形成された凹部を車輪が
通過する状態となると、これに応じて車体の揺動が大き
くなり、バネ上及びバネ下間の相対変位が大きくなる。
このため、相対変位検出値Xi と中立位置検出値XN
との差値が大きくなり、これが所定設定値68以上とな
る。
との差値が大きくなり、これが所定設定値68以上とな
る。
この状態で、第8図の処理が実行されると、ステップ■
、■、■〜■を経てステップ0に移行し、制御フラグF
を“1”にセットし、次いで、ステップ■で算出した差
値りが正数であるか否かを判定する(ステップ■)。こ
のとき、時点t、では、相対変位検出値Xiが中立位置
検出値XMより大きいので、これらの差値りは正数とな
り、ステップ@に移行して、相対変位速度Xiが負数で
あるか否かを判定する。このとき、相対変位速度×iは
正数であるので、ステップ■に移行して、減衰力可変シ
ョックアブソーバ61を低減衰力に維持する。
、■、■〜■を経てステップ0に移行し、制御フラグF
を“1”にセットし、次いで、ステップ■で算出した差
値りが正数であるか否かを判定する(ステップ■)。こ
のとき、時点t、では、相対変位検出値Xiが中立位置
検出値XMより大きいので、これらの差値りは正数とな
り、ステップ@に移行して、相対変位速度Xiが負数で
あるか否かを判定する。このとき、相対変位速度×iは
正数であるので、ステップ■に移行して、減衰力可変シ
ョックアブソーバ61を低減衰力に維持する。
この状態となると、制御フラグFが“1”にセットされ
るので、次回の割込処理においては、ステップ■からス
テップ[相]に移行する。
るので、次回の割込処理においては、ステップ■からス
テップ[相]に移行する。
したがって、時点t1後の時点t2で再度割込処理が実
行されると、この時点では、ID1〉δ。
行されると、この時点では、ID1〉δ。
であるので、ステップ[相]からステップ■に移行し、
D>0であるので伸び側領域であると判定してステップ
@に移行し、相対変位速度Xiが正数であるので、加振
方向であると判定して、ステップ■に移行し、引続き減
衰力可変ショックアブソーバ61を低減衰力に維持する
。
D>0であるので伸び側領域であると判定してステップ
@に移行し、相対変位速度Xiが正数であるので、加振
方向であると判定して、ステップ■に移行し、引続き減
衰力可変ショックアブソーバ61を低減衰力に維持する
。
その後、相対変位検出値Xiがピーク位置となる時点t
、に達すると、ステップ■、■、■〜■。
、に達すると、ステップ■、■、■〜■。
[相]、■を経てステップ@に移行し、相対変位速度X
iが零となるので、制振方向と判定して、ステツブ0に
移行し、減衰力可変ショックアブソーバ61を、第9図
(b)に示す如く、高減衰力に切換える。
iが零となるので、制振方向と判定して、ステツブ0に
移行し、減衰力可変ショックアブソーバ61を、第9図
(b)に示す如く、高減衰力に切換える。
このように、相対変位がいままでの中立位置から離れる
方向の加振方向から、中立位置に向かう状態となって制
振方向に転換する時点t、で、減衰力可変ショックアブ
ソーバ61が高減衰力に切換えられると、車体の姿勢変
化を抑制する方向に大きな減衰力が作用することになり
、制振効果を発揮する。
方向の加振方向から、中立位置に向かう状態となって制
振方向に転換する時点t、で、減衰力可変ショックアブ
ソーバ61が高減衰力に切換えられると、車体の姿勢変
化を抑制する方向に大きな減衰力が作用することになり
、制振効果を発揮する。
そして、この割振状態が、相対変位が幅狭の不感帯内と
なる時点t4まで継続され、この時点t4となると、I
DI<61となるので、ステップ[相]からステップO
に移行し、相対変位検出値Xiがピーク位置であるか否
かを判定し、時点t4では、ピーク位置でないので、ス
テップ[相]に移行して、減衰力可変ショックアブソー
バ61を低減衰力に切換え、次の加振方向への変位に備
える。
なる時点t4まで継続され、この時点t4となると、I
DI<61となるので、ステップ[相]からステップO
に移行し、相対変位検出値Xiがピーク位置であるか否
かを判定し、時点t4では、ピーク位置でないので、ス
テップ[相]に移行して、減衰力可変ショックアブソー
バ61を低減衰力に切換え、次の加振方向への変位に備
える。
その後、相対変位中立位置より縮み側となる時点【、と
なると、ステップ■、■、■〜■、@ステフプ■を経て
ステップ■に移行し、相対変位速度×iが零又は正数で
あるか否かを判定し、この時点t5では、相対変位速度
文iが負数であるため、ステップ@に移行して、引続き
減衰力可変ショックアブソーバ61を低減衰力に維持す
る。
なると、ステップ■、■、■〜■、@ステフプ■を経て
ステップ■に移行し、相対変位速度×iが零又は正数で
あるか否かを判定し、この時点t5では、相対変位速度
文iが負数であるため、ステップ@に移行して、引続き
減衰力可変ショックアブソーバ61を低減衰力に維持す
る。
そして、この減衰力可変ショックアブソーバ61の低減
衰力状態を相対変位が加振方向となる時点t、まで継続
し、時点t、となると、相対変位速度文iが零となるの
で、ステップ■からステップOに移行して、減衰力可変
ショックアブソーバ61を高減衰力に切換えて、割振効
果を発揮する。
衰力状態を相対変位が加振方向となる時点t、まで継続
し、時点t、となると、相対変位速度文iが零となるの
で、ステップ■からステップOに移行して、減衰力可変
ショックアブソーバ61を高減衰力に切換えて、割振効
果を発揮する。
爾後、相対変位が不感帯外の位置となると共に、これが
加振方向となるときに、減衰カシ式ツクアブソーバ61
が高減衰力に切換えられるので、制振効果を効果的に発
揮して、相対変位が幅狭の不感帯内に収斂するようにな
る。
加振方向となるときに、減衰カシ式ツクアブソーバ61
が高減衰力に切換えられるので、制振効果を効果的に発
揮して、相対変位が幅狭の不感帯内に収斂するようにな
る。
このようにして、相対変位が幅狭の不感帯内に収斂し、
その不惑帯内でピーク位置に達する時点t、となると、
ステップ■、■、■〜■、@lを経てステップOに移行
し、相対変位がピーク位置であるので、ステップ[相]
に移行して、ピーク位置カウンタのカウント値を1”だ
けカウントアンプし、次いで、そのカウンタのカウント
値が所定設定値α以上であるか否かを判定する。このと
き、ピーク位置カウンタがカウント開始したばかりであ
るので、直接ステップ■に移行して、減衰力可変ショッ
クアブソーバ61を低減衰力に維持する。
その不惑帯内でピーク位置に達する時点t、となると、
ステップ■、■、■〜■、@lを経てステップOに移行
し、相対変位がピーク位置であるので、ステップ[相]
に移行して、ピーク位置カウンタのカウント値を1”だ
けカウントアンプし、次いで、そのカウンタのカウント
値が所定設定値α以上であるか否かを判定する。このと
き、ピーク位置カウンタがカウント開始したばかりであ
るので、直接ステップ■に移行して、減衰力可変ショッ
クアブソーバ61を低減衰力に維持する。
そして、時点t、で幅狭の不感帯内におけるピーク位置
が所定回数α(図示の状態では、α=2)に達すると、
ステップ■、■、■〜■、@〜0を経てステップOに移
行し、ピーク位置カウンタをクリアし、次いで制御フラ
グFを“O”にリセットしてからステップ■に移行して
、減衰力可変ショックアブソーバ61を引続き低減衰力
に維持する。
が所定回数α(図示の状態では、α=2)に達すると、
ステップ■、■、■〜■、@〜0を経てステップOに移
行し、ピーク位置カウンタをクリアし、次いで制御フラ
グFを“O”にリセットしてからステップ■に移行して
、減衰力可変ショックアブソーバ61を引続き低減衰力
に維持する。
このように、制御フラグFが“0”にリセットされると
、次回の割込処理においては、ステップの、■、■〜■
を経てステップ■に移行するようになるので、不感帯が
幅広状態に復帰し、爾後の比較的小さな相対変位の変動
に対しては、不必要に減衰力可変ショックアブソーバ6
a〜6dの減衰力切換えを行わないようにし、乗心地を
向上させると共に、減衰力切換回数を効果的に減少させ
ることができるので、スプール15及びプランジャ17
等で構成される減衰力切換機構の耐久性を向上させるこ
とができる。
、次回の割込処理においては、ステップの、■、■〜■
を経てステップ■に移行するようになるので、不感帯が
幅広状態に復帰し、爾後の比較的小さな相対変位の変動
に対しては、不必要に減衰力可変ショックアブソーバ6
a〜6dの減衰力切換えを行わないようにし、乗心地を
向上させると共に、減衰力切換回数を効果的に減少させ
ることができるので、スプール15及びプランジャ17
等で構成される減衰力切換機構の耐久性を向上させるこ
とができる。
なお、上記実施例においては、変位量検出手段2a〜2
dとして、検出コイルを使用してシリンダチューブ7及
びピストンワンド8間の相対変位を検出するようにした
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、第10図に示すように、減衰力可変ショックアブソ
ーバ6a〜6dのピストンロッド8の先端における車体
側部材40との取付部41に介挿した圧電素子42によ
って減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dに伝達さ
れる伝達力に応じた電圧でなる第11図に示す変位量検
出信号を得るようにしてもよい。
dとして、検出コイルを使用してシリンダチューブ7及
びピストンワンド8間の相対変位を検出するようにした
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、第10図に示すように、減衰力可変ショックアブソ
ーバ6a〜6dのピストンロッド8の先端における車体
側部材40との取付部41に介挿した圧電素子42によ
って減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dに伝達さ
れる伝達力に応じた電圧でなる第11図に示す変位量検
出信号を得るようにしてもよい。
この場合、路面上の一過性の凹凸を乗り越えたときには
、圧電素子42から、第12図に示すようにピッチング
、バウンシングを伴って車体に伝達される伝達力を検出
することができる。したがって、圧電素子42からの変
位量検出信号を第7図の制御装置3に入力することによ
り、上記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
、圧電素子42から、第12図に示すようにピッチング
、バウンシングを伴って車体に伝達される伝達力を検出
することができる。したがって、圧電素子42からの変
位量検出信号を第7図の制御装置3に入力することによ
り、上記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
しかも、相対変位を車体への伝達力として直接圧電素子
42で検出するので、検出コイルを使用して相対変位を
検出する場合に比較して応答遅れが少な(、正確な制振
制御を行うことができ、優れた乗心地を確保することが
できると共に、検出素子として圧電素子42を適用して
いるので、組付けが容易であるうえ安価に構成すること
ができる利点を有する。
42で検出するので、検出コイルを使用して相対変位を
検出する場合に比較して応答遅れが少な(、正確な制振
制御を行うことができ、優れた乗心地を確保することが
できると共に、検出素子として圧電素子42を適用して
いるので、組付けが容易であるうえ安価に構成すること
ができる利点を有する。
なお、第10図において、43はコイルスプリング、4
4.45はスプリングシート、46はマウントインシュ
レータである。
4.45はスプリングシート、46はマウントインシュ
レータである。
また、他の変位量検出手段としては、車体の各車輪5a
〜5d近傍位置に、超音波を使用して路面と車体との間
の距離を測定する距離測定装置等の任意の変位量検出手
段を適用することができる。
〜5d近傍位置に、超音波を使用して路面と車体との間
の距離を測定する距離測定装置等の任意の変位量検出手
段を適用することができる。
さらに、減衰力可変ショックアブソーバ6a〜6dとし
ては、上記構成に限定されるものではなく、制御信号の
入力により減衰力を少なくとも高。
ては、上記構成に限定されるものではなく、制御信号の
入力により減衰力を少なくとも高。
低2段階に変更し得る構成を有しさえすれば、任意の減
衰力可変ショックアブソーバを適用し得る。
衰力可変ショックアブソーバを適用し得る。
またさらに、制御装置3としては上記構成に限定される
ものではなく、減産回路比較回路、論理回路等の電子回
路を組み合わせて構成することもでき、また、制御装置
3から出力する制御信号の電流値を種々変更側るか又は
デユーティ比の異なるパルス出力を出力して減衰力可変
ショックアブソーバ68〜6dの減衰力をバネ上及びバ
ネ下関の相対変位に応じて連続的に変更することも可能
である。
ものではなく、減産回路比較回路、論理回路等の電子回
路を組み合わせて構成することもでき、また、制御装置
3から出力する制御信号の電流値を種々変更側るか又は
デユーティ比の異なるパルス出力を出力して減衰力可変
ショックアブソーバ68〜6dの減衰力をバネ上及びバ
ネ下関の相対変位に応じて連続的に変更することも可能
である。
また、上記実施例においては、中立位置検出値XNを車
両の停車時に、そのときの相対変位検出値を読み込んで
、自動的に設定する場合について説明したが、第8図の
割込処理を行う毎に、相対変位検出値を移動平均して、
これを中立位置検出値XNとすることもでき、あるいは
予め所定設定値を記憶させておくこともできる。
両の停車時に、そのときの相対変位検出値を読み込んで
、自動的に設定する場合について説明したが、第8図の
割込処理を行う毎に、相対変位検出値を移動平均して、
これを中立位置検出値XNとすることもでき、あるいは
予め所定設定値を記憶させておくこともできる。
さらに、上記実施例においては、不感帯幅を2段階に変
更する場合について説明したが、相対変位の中立位置に
対する変動量に応じて3段階以上に不感帯幅を変更する
ことも可能である。
更する場合について説明したが、相対変位の中立位置に
対する変動量に応じて3段階以上に不感帯幅を変更する
ことも可能である。
またさらに、上記実施例においては、不感帯が幅広であ
る状態で、相対変位の変化量りが所定設定値68以上と
なったときに、不惑帯を幅狭に調整する場合について説
明したが、第8図のステップ■とステップ0の間にピー
ク位置判定処理を介挿して相対変位がピーク位置に達し
たときに不感帯を幅広状態から幅狭状態に切換えるよう
にしてもよく、また、上記実施例においては相対変位検
出値Xi と中立位置検出値文iとの差値りを算出し、
その絶対値が所定設定値δ、又は65未満であるか否か
によって、バネ上及びバネ下関の相対変位が不感帯内に
あるか否かを判定する場合について説明したが、相対変
位検出値Xiが上限値(X、+δH)又は(XN+δL
)及び下限値(X、4−δH)又は(L+−δL)の範
囲内にあるか否かを判定するようにしてもよい。
る状態で、相対変位の変化量りが所定設定値68以上と
なったときに、不惑帯を幅狭に調整する場合について説
明したが、第8図のステップ■とステップ0の間にピー
ク位置判定処理を介挿して相対変位がピーク位置に達し
たときに不感帯を幅広状態から幅狭状態に切換えるよう
にしてもよく、また、上記実施例においては相対変位検
出値Xi と中立位置検出値文iとの差値りを算出し、
その絶対値が所定設定値δ、又は65未満であるか否か
によって、バネ上及びバネ下関の相対変位が不感帯内に
あるか否かを判定する場合について説明したが、相対変
位検出値Xiが上限値(X、+δH)又は(XN+δL
)及び下限値(X、4−δH)又は(L+−δL)の範
囲内にあるか否かを判定するようにしてもよい。
、以上説明したように、この発明によれば、減衰力可変
ショックアブソーバにおける減衰力の過度の切換えを防
止するために、バネ上及びノく木下間の相対変位の中立
位置近傍に所定幅の不惑帯を設け、この不感帯の幅をバ
ネ上及びバネ下関の相対変位の中立位置に対する変動量
が少ないときには、不感帯の幅を比較的幅広として感度
を低下させ、−互変動量が不感帯外となると、不感帯の
幅を比較的幅狭として感度を高め、その後相対変位が不
感帯内に収斂する状態となると、再度幅広の不感帯とす
るように構成したので、制振効果を高めると共に、相対
変位が中立位置近傍にあるときの減衰力可変ショックア
ブソーバの減衰力切換頻度が減少し、乗心地を向上させ
るうえ、減衰力切換機構の耐久性を向上させて信頼性を
高めることができるという効果が得られる。
ショックアブソーバにおける減衰力の過度の切換えを防
止するために、バネ上及びノく木下間の相対変位の中立
位置近傍に所定幅の不惑帯を設け、この不感帯の幅をバ
ネ上及びバネ下関の相対変位の中立位置に対する変動量
が少ないときには、不感帯の幅を比較的幅広として感度
を低下させ、−互変動量が不感帯外となると、不感帯の
幅を比較的幅狭として感度を高め、その後相対変位が不
感帯内に収斂する状態となると、再度幅広の不感帯とす
るように構成したので、制振効果を高めると共に、相対
変位が中立位置近傍にあるときの減衰力可変ショックア
ブソーバの減衰力切換頻度が減少し、乗心地を向上させ
るうえ、減衰力切換機構の耐久性を向上させて信頼性を
高めることができるという効果が得られる。
第1図はこの発明の゛基本構成を示すプロ・ツク図、第
2図はこの発明の一実施例を示すプロ・ツク図、第3図
はこの発明の概略構成を示す構成図、第4図はこの発明
に通用し得る減衰力可変ショックアブソーバの一例を示
す断面図、第5図はその減衰力特性を示す特性曲線図、
第6図は変位量検出手段の一例を示すブロック図、第7
図はその相対変位に対する出力電圧の関係を示すグラフ
、第8図は制御装置の処理手順の一例を示す流れ図、第
9図はこの発明の詳細な説明に供する信号波形図、第1
0図は変位量検出手段の他の実施例を示す断面図、第1
1図はその車体伝達力に対する出力電圧の関係を示すグ
ラフ、第12図は路面凹凸を乗り越えたときの出力電圧
波形を示すグラフである。 1・・・・・・車速検出器、2a〜2d・・・・・・変
位量検出手段、3・・・・・・制御装置、4a〜4d・
・・・・・電磁ソレノイド、5a〜5d・・・・・・車
輪、6a〜6d・・・・・・減衰力可変ショックアブソ
ーバ、7・旧・・シリンダチューブ、8・・・・・・ピ
ストンロッド、9・・・・・・ピストン、11.13・
・・・・・流体通路、14・・・・・・透孔、15・・
・・・・スプール、17・・・・・・プランジャ、21
・・・・・・変位量検出コイル、22・・・・・・LC
発振器、23・・・・・・周波数−電圧変換回路、30
・・・・・・マイクロコンピュータ、32・・・・・・
マルチプレクサ、33・・・・・・A/D変換器、34
a〜34d・・・・・・駆動トランジスタ、42・・・
・・・圧電素子。
2図はこの発明の一実施例を示すプロ・ツク図、第3図
はこの発明の概略構成を示す構成図、第4図はこの発明
に通用し得る減衰力可変ショックアブソーバの一例を示
す断面図、第5図はその減衰力特性を示す特性曲線図、
第6図は変位量検出手段の一例を示すブロック図、第7
図はその相対変位に対する出力電圧の関係を示すグラフ
、第8図は制御装置の処理手順の一例を示す流れ図、第
9図はこの発明の詳細な説明に供する信号波形図、第1
0図は変位量検出手段の他の実施例を示す断面図、第1
1図はその車体伝達力に対する出力電圧の関係を示すグ
ラフ、第12図は路面凹凸を乗り越えたときの出力電圧
波形を示すグラフである。 1・・・・・・車速検出器、2a〜2d・・・・・・変
位量検出手段、3・・・・・・制御装置、4a〜4d・
・・・・・電磁ソレノイド、5a〜5d・・・・・・車
輪、6a〜6d・・・・・・減衰力可変ショックアブソ
ーバ、7・旧・・シリンダチューブ、8・・・・・・ピ
ストンロッド、9・・・・・・ピストン、11.13・
・・・・・流体通路、14・・・・・・透孔、15・・
・・・・スプール、17・・・・・・プランジャ、21
・・・・・・変位量検出コイル、22・・・・・・LC
発振器、23・・・・・・周波数−電圧変換回路、30
・・・・・・マイクロコンピュータ、32・・・・・・
マルチプレクサ、33・・・・・・A/D変換器、34
a〜34d・・・・・・駆動トランジスタ、42・・・
・・・圧電素子。
Claims (1)
- 車両のバネ上及びバネ下間に介装され且つ制御信号の入
力により減衰力を変化させることが可能な減衰力可変シ
ョックアブソーバの減衰力を、前記バネ上及びバネ下間
の相対変位に応じて制御するショックアブソーバ制御装
置において、前記バネ上及びバネ下間の相対変位を検出
する相対変位検出手段と、該相対変位検出手段からの相
対変位検出値に基づく相対変位の中立位置からの変化量
が、可変幅の不感帯内であるか否かを判定する変化量判
定手段と、該変化量判定手段の判定結果が、相対変位の
変化量が幅広の不感帯外であるときに、前記変化量判定
手段の不感帯の幅を狭くし、且つ該幅狭の不感帯内に前
記相対変位の変化量が収斂したときに、前記不感帯幅を
広幅に復帰させる不感帯幅調整手段と、前記変化量判定
手段の判定結果が不感帯外であり且つ前記相対変位検出
手段の検出結果に基づき相対変位が加振方向に作用する
ときに前記減衰力可変ショックアブソーバを低減衰力に
、制振方向に作用するときに高減衰力に夫々制御する制
御信号を出力する制御手段とを備えることを特徴とする
ショックアブソーバ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2585785A JPS61184113A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2585785A JPS61184113A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61184113A true JPS61184113A (ja) | 1986-08-16 |
Family
ID=12177488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2585785A Pending JPS61184113A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61184113A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6280109A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-13 | Toyota Motor Corp | サスペンシヨン制御装置 |
JPS62258806A (ja) * | 1986-05-01 | 1987-11-11 | Toyota Motor Corp | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
JPS62265012A (ja) * | 1986-05-10 | 1987-11-17 | Toyota Motor Corp | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
JPS6352604U (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-08 | ||
JPS63275413A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-14 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車のアクティブサスペンション装置 |
JPH023512A (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車用アクティブサスペンションの制御装置 |
JPH0238123A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-07 | Toyota Motor Corp | ショックアブソーバの減衰力制御装置 |
US4984820A (en) * | 1988-07-22 | 1991-01-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Damping force control system for shock absorber variable with frequency of vehicle height difference exceeding limit value |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP2585785A patent/JPS61184113A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6280109A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-13 | Toyota Motor Corp | サスペンシヨン制御装置 |
JPS62258806A (ja) * | 1986-05-01 | 1987-11-11 | Toyota Motor Corp | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
JPS62265012A (ja) * | 1986-05-10 | 1987-11-17 | Toyota Motor Corp | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
JPS6352604U (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-08 | ||
JPS63275413A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-14 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車のアクティブサスペンション装置 |
JPH023512A (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車用アクティブサスペンションの制御装置 |
US4984820A (en) * | 1988-07-22 | 1991-01-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Damping force control system for shock absorber variable with frequency of vehicle height difference exceeding limit value |
JPH0238123A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-07 | Toyota Motor Corp | ショックアブソーバの減衰力制御装置 |
US5015007A (en) * | 1988-07-29 | 1991-05-14 | Toyota Jidosha Kabushik Kaisha | Damping force control system for shock absorber variable with amplitude of vehicle height difference exceeding limit value |
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