JPS6118396B2 - - Google Patents

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JPS6118396B2
JPS6118396B2 JP51059369A JP5936976A JPS6118396B2 JP S6118396 B2 JPS6118396 B2 JP S6118396B2 JP 51059369 A JP51059369 A JP 51059369A JP 5936976 A JP5936976 A JP 5936976A JP S6118396 B2 JPS6118396 B2 JP S6118396B2
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JP
Japan
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circuit
signal
afc
voltage
channel
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JP51059369A
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English (en)
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JPS51142216A (en
Inventor
Katsuaki Matsumoto
Yoshibumi Saeki
Osamu Tazawa
Saburo Takaoka
Tsutomu Suzuki
Shozo Nakamuta
Toshihiko Hosaka
Kuniaki Shiratori
Minoru Kosake
Masayuki Saito
Hiroki Uemura
Tetsuo Kanezashi
Se Hashimoto
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、AFC回路を有する電子同調コンバ
ータの当該AFC回路を制御するAFC制御回路に
関する。
本発明は、選局時あるいは何らかの原因によつ
て電子同調コンバータの局部発振器に印加されて
いる電圧が偏移したときにこの電圧が安定するま
での時間AFC回路の動作を停止させるAFC制御
回路を提供することを目的としている。
本発明は、双方向CATVシステムの開発に関連
付随して発明されてものであり、以下、双方向
CATVシステムでの応用に則して本発明を説明す
るが、本発明は何らこれに限定されない。双方向
CATVシステムの概硫を第1図、第2図及び第3
図を参照して説明するに、本システムは大きく分
割して、中央制御装置、中継伝送網、及び端
末装置により構成される。中央制御装置は、
第1図に示す如く、次のような各装置及び機能か
らなる。
1 アンテナ 2 テレビ・シグナル・プロセツサ 3 テレビ用スタジオ機器 4 多チヤンネル・スクランプル装置 5 多チヤンネル・テレビ変調送出装置 6 ステレオ音声用スタジオ機器 7 多チヤンネル・ステレオ音声用FM変調送出
装置 8 伝送用結合及び分割フイルタ 9 中央制御コンピユータ 10 バツフア・メモリ(コア・メモリ) 11 大容量メモリ(デイスク・メモリ) 12 時計 13 テレタイプライタ 14 通信データ入出力装置 15 送出コード変換器 16 フレケンシ・シフト・キーイング変調送出
装置(FSK変調送出装置) 17 フエーズ・シフト・キーイング受信復調装
置(PSK受信復調装置) 18 応答信号コード変換器 19 中央制御装置用プログラム・ソフトウエア これら装置の機能及び作用を順に述べる。アン
テナ1及びテレビ・シグナル・プロセツサ2は、
従来の空中を伝播する電磁波によるテレビ及び
FM音声番組を各端末装置に再送出するための装
置であつて、受信した信号の周波数バンド再配置
や信号レベルの調整及び安定化を行なう。
テレビ用スタジオ機器3及びステレオ音声用ス
タジオ機器6は、より魅力のある多数の番組を提
供するために独自の(ローカル)番組を作成・編
集する為の装置であつて、更に自動送出装置等の
コントロール装置を含んでもよい。
多チヤンネル・スクランブル装置4は、CATV
システムの運用が、所謂コマーシヤルに対しスポ
ンサーが支払う料金と、各端末装置を利用する
加入者の利用料金とを資金として行なわれるの
で、利用料金を納める加入者のみしかそのCATV
番組を視聴できないようにするために設けられ
る。このためには、通常の受像機では正常に受信
できないようにテレビ信号を「乱す」ことが必要
であり、この機能は、この多チヤンネル・スクラ
ンプ装置4によつて果たされる。尚、これに対応
して加入者側でこの乱されたテレビ信号を復元す
る装置を設けることが必要となるが、この装置を
デイスクランプ装置という。
多チヤンネル・テレビ変調送出装置5及び多チ
ヤンネル・ステレオ音声用FM変調送出装置7
は、ローカル番組をCATV伝送ラインで各加入者
にサービスする為に、CATV用の周波数バンド・
レベルに適した信号に変換して送り出す装置であ
る。
伝送用結合及び分割フイルタ8は、CATV伝送
ケーブルを通つて伝達される各種信号を重畳し或
いは分離する装置である。
中央制御コンピユータ9は、バツフア・メモリ
10、大容量メモリ11、時計12及びテレタイ
プライタ13は、データ通信機能の中央制御部で
あり、各加入者から得られたデータの処理を行な
う機能を有する。これらは、予め与えられたプロ
グラム・ソフトウエア19に従い、各加入者の間
の通信の制御、データ収集、データ集計、請求書
作成(ビリング)等種々の作業を能率的に進める
ための装置である。
通信データ入出力装置14は、上記の中央制御
部と各端末装置との間の種々のデータ通信を仲立
ちする装置であつて、中央制御コンピユータ9が
他の周辺装置との間で、データ集計、請求書作成
等種々の作業を並行して実行するのを補助し、デ
ータやコントロール信号を一時蓄えておく。その
結果数種の仕事が中央制御コンピユータ9で並行
して実施されている場合でも、この装置14が信
号の入出力をコントロールするから、これを窓口
として各加入者との通信が何ら滞ることなく正し
い手順で進められる。
送出用コード変換器15及びFSK変調送出装
置16は、通信データ入出力装置14を経て中央
制御コンピユータ9から発せられ各加入者に対し
指示を与える時間的に並列な(パラレル)デイジ
タル・コード信号を、CATV伝送ラインに送り出
す為に、時間的に直列な(シリアル)デイジタ
ル・コード信号に変換し、各端末装置でこのコー
ド信号を再生する際に必要な複数の同期信号を重
畳して、フレケンシ・シフト・キーイング
(FSK)信号とした後送出する装置である。一般
にパラレルデータを送るべく、多数のチヤンネル
を送・受信装置に備えることは、機器を複雑に
し、価格を高騰させるから好ましくないので、中
央制御装置と各端末装置間のデータ通信に
は、パラレル・コード信号をシリアル・コード信
号に変換して単純な構成を実現した。デイジタル
信号の形式についてここで概要を述べておく。シ
リアル・コード信号に変換した結果、各端末装置
への信号がどこから始まるかを示す同期信号を重
畳する必要が生じるが、個々のビツト・パルスは
バイ・フエーズ・コードとし、各加入者毎のコー
ド区分(フレーム)の分離の為、ある数以上のあ
き(スペース)ビツトの後に、前記コード区分の
スタートを示すマーク・ビツトを加えることにし
てある。従つて、各端末装置の機器及びそこでの
情報処理が単純になる。これは、キヤリアを
FSK変調することと相俟つて、各端末装置のコ
ストを低減させることに寄与する。
PSK受信復調装置17及び応答信号コード変換
器18は、端末装置からの応答信号を受信しコ
ンピユータ9に伝える応答信号受信装置である。
各加入者から自動的に送られてくる上り信号は、
各加入者への下り信号と同様のシリアル・コード
であり、フエーズ・シフト・キーイング(PSK)
変調されている。この応答信号受信装置は、この
信号を受信・復調して、パラレルコードに変換し
た後通信データ入出力装置14にデータとして伝
える装置である。
中央制御コンピユータ9として、例えばシステ
ム用のミニ・コンピユータが用いられるが、中央
制御装置用プログラム・ソフトウエア19は、こ
のコンピユータに具体的な作動を行なわせる為の
プログラムを与える。即ち、このシステムに関連
する種々の作業を一連に組んだプログラムであ
る。特にデータ通信制御に関しては、通信データ
入出力装置のハードウエアによる処理と適切に組
み合わせてある。
また、必要に応じて、第1図に示すように、収
集したデータの集計結果を表示するデイスプレイ
装置20や実際に請求書を自動作成する為の高速
ラインプリンタ装置21等の付加装置も設置する
ことが考えられる。その場合には当然、それら作
業の手順を指示する内容も含んだプログラムをプ
ログラム・ソフトウエア19によつて用意するこ
とになる。
中継伝送網は一般的に、第2図に示す如く主
幹線22、幹線23、分岐線24、分配線25、
引込線26より構成される。これらについて以下
個別に述べる。
主幹線22は、中央制御装置が二つ以上ある場
合の中央制御装置相互間の接続、或いは中央制御
装置の設置点と加入者地域が離れている場合の中
央制御装置と分配局との接続に用いられる基幹伝
送路であり、比較的距離の長い中継伝送を目的と
しているため、線路としては低損失の同軸ケーブ
ルを使用し、且つ高性能の主幹線増幅器が用いら
れる。幹線23は、中央制御装置から信号を各加
入者に分配する分配伝送網の中で、基幹とある主
伝送網を構成するものであり、各加入者にはこの
幹線23から分岐された複数の分岐線24を通じ
て信号が分配される。従つて、幹線23として
は、信号の品質を劣化させることなく伝送するこ
とが特に重要であり、高性能な幹線増幅器27を
含んでいる。
幹線23は信号の忠実な伝送に第一の重点を置
いているのに対して、分岐線24は、各加入者に
必要とする大きさの信号入力を供給することに用
いられる。従つて、分岐線24は、幹線増幅器2
7から分岐された同軸ケーブルと、加入者群に割
当てられた分岐増幅器28とで構成され、信号
は、分岐増幅器28により各加入者が必要とする
信号入力に対応する信号強度まで増幅されて分配
線25に供給される。また、分岐線24の距離が
長くなる場合には必要に応じて延長用の中継増幅
器を挿入する。上記分岐増幅器28の出力は複数
の分配線25に供給され、各分配線25には、各
加入者に信号を分配するための分岐器29または
分配器30が適当な間隔で配置される。引込線2
6は、上記の分岐器29または分配器30と各加
入者とを結ぶ末端の同軸伝送路であり、その端末
部には保安器31が設置される。この保安器31
は、雷害などによる異常電圧に対する保護をする
と共に、中継伝送網と端末装置との間の分界点と
なる。
第2図は上記中継伝送網の構成要素を図式的
に示したものであるが、中継伝送網は一般的な
形式のものを使用しているから、これ以上の詳細
な説明は省略する。
次に端末装置について述べる。端末装置と
は、本システムにおける各加入者の宅内装置であ
つて、その一例は第3図に示すように次の各機器
から成り立つている。第3図において符号32乃
至45で示した各素子は夫々以下の素子を示すも
のとする。
32 結合器 33 下り信号受信装置(FSK受信装置) 34 端末信号処理装置 35 アドレス・レジスタ部 36 上り信号送信装置(PSK送信装置) 37 電子同調コンバータ 38 画像制御装置(デイスクランブル装置) 39 補助コンバータ 40 テレビジヨン受像機 41 パワー・センサ 42 チヤンネル選択装置 43 キー・スイツチ 44 センサ 45 加入者応答装置 上記各機器についてその機能を順次以下に説明
する。
結合器32は、上り或いは下り信号を重畳又は
分離する装置である。下り信号受信装置33は、
中央制御装置から送られてくるデータ通信用
FSK信号を受信し、コード変換した後に端末信
号処理装置34に伝える。端末信号処理装置34
は、前記下り信号受信装置33からのコード信号
と、予め各加入者に割当てられたアドレス・レジ
スタ部35に記憶されている固有のコードとを比
較し、それらが一致した時の指示信号の内容に応
答して端末装置全体を作動させると共に、上り
信号送信装置36を制御してその時点の端末装置
の状態を中央制御装置に信号送出して報知さ
せる。この場合上り信号送信装置36は、加入者
の端末装置の状況をデイジタル・コード・パタ
ーンに置換し、上記端末信号処理装置34が発す
る上り信号通報タイミング信号に従つてPSK変調
して送り出す。つまり、上り信号送信装置36
は、加入者の視聴しているチヤンネルの状況、キ
ー・スイツチ43の操作状況、パワー・センサ4
1の状態、センサ44の感知情報、加入者応答装
置45の操作による応答内容等を、各加入者に割
当てられた極短時間の応答可能なタイミングの間
に通報し得るように簡単なコード・パターンに置
き換えて送出する。ただし、より迅速に伝えられ
るべき情報を優先的に通報し、それほど急を要し
ない情報は次のタイミングで通報することもでき
る。
更に、データ通信の確実を期するためにデータ
エラーを検出する装置を付加し、必要ならば再送
出するような処理もなし得る。
電子同調コンバータ37は、多数のCATVチヤ
ンネルで送られてくる番組を受信し、テレビ受像
機40の特定チヤンネル(例えば2チヤンネル)
へ変換する装置である。この電子同調コンバータ
37は、電子同調式であり、端末信号処理装置3
4及びチヤンネル選択装置42により操作され
る。
画像制御装置(デイスクランブル装置)38
は、中央制御装置中の多チヤンネル・スクラン
ブル装置4と対をなしており、多チヤンネル・ス
クランブル装置4により乱されたテレビ信号を復
元する装置である。
補助コンバータ39は、上記電子同調コンバー
タ37により特定チヤンネルに変換された信号を
更に他のチヤンネルへ変換するための装置であ
る。電子同調コンバータ37が変換する特定チヤ
ンネルに同一チヤンネルの空中伝播テレビ信号が
無ければこの補助コンバータ39は必要ないが、
もしあれば空中伝播による放送信号とCATVシス
テムによる番組の信号とが同時に受信されて重な
つた画像となり、良好なサービスが期待できな
い。従つて、特定チヤンネルに変換された信号を
更に他のチヤンネルに変換する必要性が生じる。
補助コンバータ39はこの目的のために設けられ
る。
テレビジヨン受像機40は従来の受像機をその
まま使用でき、本システムにおいて特徴的なもの
ではない。パワー・センサ41は、上記テレビジ
ヨン受像機40への給電状態を感知するための装
置として設けられる。
また、チヤンネル選択装置42は、電子同調コ
ンバータ37を希望のチヤンネルに同調させる装
置であつて、その選択チヤンネルの状況の端末信
号処理装置34に伝える機能をも有する。キー・
スイツチ43は、有料テレビジヨン放送、特に料
金が高い放送(例えば、ロードシヨウ等の特別番
組)、特定加入者用番組(例えば、医家向医療番
組や新技術番組等の特別番組)等を受信するため
のスイツチをなすものであつて、このキー・スイ
ツチ43はチヤンネル選択装置42の筐体に設け
た受け口に挿入して使用する。該キー・スイツチ
43は作動させると、その切換動作が端末信号処
理装置34及び上り信号送信装置36を介して中
央制御装置に伝えられ、中央制御装置からの
指令により画像制御装置38が作動して上記の番
組が正常に受信されるようになる。また符号44
を以つて示すセンサは、火災、盗難、恐慌の発
生、救急等の情報を端末信号処理装置34に伝え
るための装置であり、その情報信号は、端末信号
処理装置34を介して中央制御装置に伝達され
る。つまりセンサ44は、加入者宅に於ける非常
事態を通報する役割を果たす。
加入者応答装置45は、本システムを利用して
世論調査等必要な情報収集を実施する場合に加入
者が中央制御装置の質問に対して応答するための
装置として用いられる。
上記の他に希望ならば、FMステレオ音声用コ
ンバータ46を組み込みFM受信機47を使うこ
ともできる。また、チヤンネル選択装置42、キ
ー・スイツチ43、及び加入者応答装置45は、
ひとつのコントロール・ボツクスに組み込んでも
よいし、リモート・コントロール方式を採用して
もよい。尚、48は従来のテレビ放送を受信する
ためのアンテナ、49は従来のFM放送を受信す
るためのアンテナであるが、本発明の場合必ずし
も必要なものではない。
次に電子同調コンバータ37について詳細に説
明する。端末装置における電子同調コンバータ
37は、中央制御装置から送信されている35
チヤンネル分のテレビジヨン信号(TV信号)の
中から受信を希望するチヤンネルを選択し、この
TV信号をテレビジヨン受像機40で受信浦能
な、ある特定のチヤンネルに変換する装置であ
る。この装置を第4図に示した実施例にもとづい
て説明する。
第4図において、98は入力バンドパスフイル
タ(以下入力BPFと称す)、99は第1周波数変
換器、100は第1局部発振器、101はヘルカ
ルバンドパスフイルタ(以下ヘリカルBPFと称
す)であり、これらは、多チヤンネルのTV信号
の中から1チヤンネル分を選択する第1周波数変
換部を構成する。さらに、102は第2周波数変
換器、103は第2局部発振器、104は出バン
ドパスフイルタ(以下出力BPFと称す)であり、
これらは、第1周波数変換部で選択された1チヤ
ンネル分のTV信号をテレビジヨン受像機40で
受信可能な特定チヤンネルに変換する第2周波数
変換部を構成する。105はTV信号の周波数の
偏差を検出し、その偏差に応じた制御電圧を出力
するAFC回路、106はチヤンネル切換時のチ
ヤンネル選択装置42の出力電圧の変化を検出
し、AFC回路105の作動を一時的に停止させ
るAFC制御回路である。このような構成におい
て、入力BPF98を通過した35チヤンネル分の
TV信号の中で受信を希望するチヤンネルを選局
したい場合、チヤンネル選択装置42で希望する
チヤンネルを選択すると、このチヤンネルに相当
する電圧がチヤンネル選択装置42に設定され
る。チヤンネル選択装置42に設定された電圧
は、第1局部発振器(バラクタダイオード)10
0に加えられ、この電圧によつて第1局部発振器
100の発振周波数は変化する。この変化した後
の発振周波数をL1とする。中央制御装置から
送信されている35チヤンネル分のTV信号の各周
波数を……35とすると、入力BPF9
8を通過したこれらの周波数は、第1周波数変換
器99において第1局部発振周波数L1と混合さ
れ次式で示される如く2つの周波数成分を含む中
間周波に変換される。
第(1)式の中間周波成分の中から和の成分の或る
1つの周波数だけをヘリカルBPF101で取出
し、第2周波数変換器102に加える。ここで第
1周波数変換器99の入力段は非同調形であるに
もかかわらず、ヘリカルBPF101によつて希望
するチヤンネル(周波数o)を取出すことがで
きる。第(2)式は、ヘリカルBPF101を通過した
後の中間周波である。
oL1 …(2) 第2局部発振器103は、一定周波数L2で発
振しており、この周波数L2と中間周波(o
L1)とが第2周波数変換器102において混合
される。この混合された結果の第2中間周波の成
分は、第(3)式で示される如く2つの周波数成分を
含み、この周波数成分のうち差の周波数成分のみ
を出力BPF104から取出し、一般のテレビジヨ
ン受像機40の特定チヤンネル(例えば2チヤン
ネル)に相当する周波数を供給可能とする。第(3)
式、第2中間周波成分を表わし、第(4)式はBPF1
04を通過させて差の周波数成分を取出したこと
を表わしている。
oL1)±L2 …(3) (oL1)−L2=一定(一般テレビジヨン
の2チヤンネル) …(4) 一方AFC回路105は、この第(4)式で示され
ているテレビジヨン受像機40の特定チヤンネル
(例えば2チヤンネル)の周波数成分を増幅し、
周波数弁別器で検波してAFC電圧を得ており、
このAFC電圧は、チヤンネル選択装置42から
出力されているチヤンネル選択電圧に重畳して、
第1局部発振器100の発振周波数を自動的に制
御し、常に希望チヤンネルが最良の状態で受信で
きるようにする。
またAFC制御回路106は、チヤンネル選択
装置42から出力されているチヤンネル選択電圧
を常に監視し、チヤンネル選択電圧の変化を検知
すると直ちに、チヤンネル切換が完了して第1局
部発振器100が安定に動作するまでの短い時間
の間AFC回路105がAFC電圧を出力しないよ
うに動作する。このチヤンネル切換が完了した後
は、AFC回路は、正常に動作し、常に希望する
チヤンネルが最良の状態で受信可能となるように
第1局部発振器100の発振周波数を制御する。
このような構成により本装置は、段数が少なく
回路構成が簡単で、AFC引き込みによる誤動作
がなく、しかも常に安定な画像制御用信号(15,
750Hz)を形成し、極めて効果的な電子同調コン
バータとしての機能を発揮する。
次にAFC回路について詳細に説明する。本回
路は、双方向CATVシステムの端末装置におけ
る電子同調コンバータ37のAFC回路105に
関する。
第5図はAFC回路105の一実施例である。
107は電子同調コンバータ37の出力バンドパ
スフイルタ(出力BPF)104からのテレビジヨ
ン信号を受ける入力端子、108,110,11
2は夫々高周波増幅器、109,111は夫々音
声搬送波Aに同調する高周波変成器であり、こ
れらは、音声搬送波増幅段aを構成する。114
は高周波増幅器、115は映像信号搬送波に同調
する高周波変成器、116は増幅された映像信号
搬送波の検波整流回路、117はスイツチング回
路、118はAFC制御電圧入力端子であり、こ
れらは、スイツチング段bを構成する。このスイ
ツチング段bの出力は、増幅器112の作動を制
御すべく当該増幅器112に接続する。119は
該変成器111に接続する検波器であり、増幅器
120と共にデイスクランブル信号発生装置cを
構成する。121は、該増幅器120の出力端子
である。113は周波数弁別器であり、出力端子
122を介して電子同調コンバータ37の局部発
振器100のバラクタダイオードに接続する。該
周波数弁別器113は、AFC電圧発生装置dを
構成する。
第6図における曲線eは、高周波変成器109
及び同111の帯域特性を示す。その帯域幅は
9MHzに制限してあり、±で中心周波数は音声搬送
波に同調させてある。曲線fは高周波変成器11
5の特性曲線を示し、音声搬送波から4.5MHz低
い映像搬送波に同調し、その帯域幅は1MHzに制
限してある。
第7図、第8図において、gはAFC回路の帯
域特性、Vは映像信号搬送波、Aは音声信号搬
送波を表わしている。第7図は、電子同調コンバ
ータ37が正常に変換作動している場合を表わ
し、第8図は何らかの原因で電子同調コンバータ
37が誤動作している場合を表わしている。本発
明におけるAFC回路の入力信号は、電子同調コ
ンバータ37によつて特定チヤンネル(例えば2
チヤンネル)に変換された信号であり、この信号
は入力端子107に印加される。電子同調コンバ
ータ37が正常に周波数変換している場合、スイ
ツチング段bの高周波変成器115は映像搬送波
に同調するから、変成器115の出力信号を受け
る検波整流回路116は、直流電圧を出力する。
この直流電圧は、スイツチング回路117を作動
させ、導通状態とすることによつて、高周波増幅
器112を作動状態にする。その結果、音声搬送
波増幅段aは、音声搬送波を選択増幅し、この増
幅された信号により、周波数弁別器113は、入
力端子107における入力信号の周波数偏移に応
じたAFC用の直流電圧を発生する。つまり本回
路の入力信号の周波数が、変成器109及び同1
11の中心周波数より高い周波数あるいは逆に低
い周波数に偏移したときに、本回路はAFC用の
直流電圧を生じる。ただし、この電圧には、その
周波数偏移を夫々該変成器109,111の中心
周波数の側に引戻すような関係をもたせてある。
従つて、このAFC用の電圧によつて、電子同調
コンバータ37は自動的に周波数制御がなされ
る。以上のことは第7図に示される。
電子同調コンバータ37の局部発振器へのチヤ
ンネル制御電圧が何らかの原因によつて正規の電
圧から若干ずれた場合、スイツチング段bの高周
波変成器115に入力される信号には第8図の如
く、同調すべき信号がないため、変成器115の
出力に信号を生じない。従つて、検波整流回路1
16にも電圧が生じず、スイツチング回路117
は不導通状態となる。また、AFC制御電圧入力
端子118には、通常該スイツチング回路117
を導通状態にさせる信号が印加されているが、チ
ヤンネル切換時に限り、切換が完了した安定状態
となるまでの短い時間、スイツチング回路117
を不導通とさせる信号が印加される。その結果、
音声搬送波増幅段aは増幅をせず、AFC電圧発
生装置dはAFC電圧を発生しない。従つて電子
同調コンバータ37は、AFC引込みによる誤動
作(これは、AFC回路の該増幅段aが広帯域増
幅器であるために高周波変成器109,111の
帯域幅の中心周波数に近い搬送波であつて搬送波
レベルの大きいものが捕えられて、この搬送波が
AFC用の搬送波とされ、その結果、受信を希望
しないチヤンネルへの同調が行なわれてしまう、
という現象である。)を防止できる。
本回路では、さらに、テレビジヨン信号に重畳
されているデイスクランブル用の信号(15,750
Hz)を取り出し、これを検波回路119で検波し
て後に増幅器120で増幅し、出力端子121を
介してデイスクランブル装置38に印加する。
上述の如く、AFC回路は、音声搬送波に同調
する高周波増幅段aと映像搬送波に同調するスイ
ツチング段bとデイスクランブル信号発生装置c
とAFC電圧発生装置dとで構成されるので、簡
単な回路でありながらどのチヤンネルを受信して
も正常にAFCが動作し、AFC引込みによる誤動
作がなく、かつデイスクランブル信号が簡単に得
られる等の効果がある。
次に本発明に係るAFC制御回路について説明
する。本回路は、双方向CATVシステムの端末装
置における電子同調コンバータ37のAFC回
路105を制御するAFC制御回路106に関す
るものである。第4図の電子同調コンバータ37
において、AFC回路105を使用するのは、こ
の電子同調コンバータ37の変換周波数を安定化
させる為であつた。しかしながら電子同調コンバ
ータ37の第1局部発振器100は、選局時の電
圧変動や何らかの原因でその発振周波数がずれる
ことがある。このような場合には、AFC回路1
05は、正規の信号以外の信号を捕えてしまい、
この新たな信号をもつてAFC電圧とし、第1局
部発振器100にその電圧を印加する。したがつ
て電子同調コンバータは、受信を希望する信号以
外の信号に同調してしまうことになる。このよう
な現象を防止するために、選局時あるいは何んら
かの原因によつて第1局部発振器100に印加さ
れている電圧が偏移したときにこの電圧が安定す
るまでの時間AFC回路105の動作を停止させ
るのがAFC制御回路である。
AFC制御回路の一実施例を第9図により説明
する。本回路は、チヤンネル選択装置42によつ
て第1局部発振器100のバラクタダイオードに
加わるチヤンネル選択電圧を微分して微分パルス
を得る微分回路123と、この微分パルスを十分
なレベルまで増幅する増幅器124と、増幅器1
24の微分パルスの出力を反転するための反転増
幅器125とを含む。増幅器125の出力は、ダ
イオードD1を介して増幅器126に供給され
る。他方増幅器124の出力は、微分回路127
にも接続する。微分回路127の出力は、該出力
のうち正の微分パルスのみを通過させるダイオー
ドD2を介して増幅器126の入力端子に接続す
る。増幅器126の出力端子には、積分回路12
8が接続し、該積分回路の出力には、その出力レ
ベルが所定値以下であれば導通状態にあるスイツ
チング回路129が接続される。
チヤンネル選択装置42から送られるチヤンネ
ル選択電圧は、第1局部発振器100のバラクタ
ダイオードに加えられ、第1局部発振周波数を変
化させるから、該第1局部発振器100の発振周
波数は、チヤンネルを切り換える毎に変化する。
このチヤンネル選択電圧の変化は、微分回路12
3で微分され、その後増幅器124に加えられて
増幅される。増幅器124の増幅度としては、微
小なチヤンネル選択電圧の変化でも十分大きな微
分パルスが得られるような大きな値に設定してあ
る。
反転増幅器125は、この微分パルスを反転さ
せ、ダイオードD1を介し正の微分パルスのみを
増幅器126に加える。また反転前の微分パル
ス、即ち増幅器124の出力は、微分回路127
でさらに微分され、ダイオードD2を正の微分パ
ルスのみが通過して増幅器126の入力端子に加
えられる。したがつて、チヤンネル選択電圧が現
に設定されている電圧より高い電圧に偏移する場
合には、増幅器125によつて得られた正の微分
パルスが増幅器126に加えられ、逆にチヤンネ
ル選択電圧が現に設定された電圧より低い電圧に
偏移する場合には微分回路127及びダイオード
D2によつて得られた正の微分パルスが増幅器1
26に加えられる。かくしてチヤンネル選択電圧
が現に設定されている値より高電圧に偏移して
も、逆に低電圧に偏移しても、増幅器126は微
分パルスを増幅する。増幅器126で増幅された
微分パルスを受信した積分回路(例えばCR積分
回路)128は、その任意に設定可能な時定数だ
け任意に遅延したスイツチング信号を形成する。
このスイツチング信号によつてスイツチング回路
129はその状態を変え、この状態変化がAFC
回路のスイツチング回路をオン状態にする。した
がつてAFC回路の動は、CR積分回路128の
CR時定数で決定された時間だけ停止する。
上述の如く、本発明におけるこの回路は、微分
回路123、増幅器124、反転増幅器125及
びダイオードD1を直列に配して増幅器126の
入力端子に接続し、さらに、前記増幅器125及
びダイオードD1で構成する回路に微分回路12
7及びダイオードD2で構成する回路を並列に接
続することによつて、設定チヤンネルの選択電圧
が高電圧側、低電圧側のいずれに偏移しても
AFC回路105のスイツチング回路117への
スイツチング信号を得ることができ、しかもCR
積分回路128によつてAFC回路の解除時間を
任意に設定できる。本発明に係るAFC制御回路
では、電子同調コンバータに必須の局部発振器に
チヤンネル選択装置から加えられる直流電圧の変
化を監視する構成を採用するので、チヤンネル選
択装置が選択チヤンネルに対応する直流電圧を出
力するものである限り、本発明を組込んだ電子同
調コンバータを如何なるチヤンネル選択装置の下
でも変更なしに使用できる。即ち、本発明によれ
ば、汎用性の高いAFC制御回路、ひいては電子
同調コンバータ・モジユールを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は主として中央制御装置の構成例を示す
概略図、第2図は主として中継伝送網の構成例を
示す概略図、第3図は主として端末装置の構成例
を示す概略図、第4図は電子同調コンバータの構
成を示すブロツクダイヤグラム、第5図は電子同
調コンバータのAFC回路を示すブロツクダイヤ
グラム、第6図は第5図示AFC回路における各
高周波変成器の特性を示す図、第7図及び第8図
は上記AFC回路の帯域特性、映像及び音声の搬
送波の状態をチヤンネル別に示した特性図、第9
図はAFC制御回路の構成を示すブロツクダイヤ
グラムである。 ……中央制御装置、……中継伝送網、…
…端末装置、3……テレビ用スタジオ機器、4…
…多チヤンネル・スクランブル装置、8……伝送
用結合及び分割フイルタ、9……中央制御コンピ
ユータ、10……コア・メモリ、11……デイス
ク・メモリ、14……通信データ入出力装置、1
5……送出コード変換器、18……応答信号コー
ド変換器、19……中央制御装置用プログラム・
ソフトウエア、22……主幹線、27……幹線増
幅器、30……分配器、32……結合器、33…
…下り信号受信装置、34……端末信号処理装
置、35……アドレス・レジスタ部、36……上
り信号送信装置、37……電子同調コンバータ、
38……デイスクランブル装置、39……補助コ
ンバータ、40……テレビジヨン受像機、41…
…パワー・センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力直流電圧に応じた周波数で発振する局部
    発振器と、出力信号周波数が所定周波数からずれ
    ている場合にそれを所定周波数側に偏移させるべ
    く当該局部発振器の入力直流電圧にAFC電圧を
    重畳するAFC回路とを具備し、チヤンネル選択
    装置からの入力直流電圧により選定されたチヤン
    ネルの入力信号を所定チヤンネルの信号に変換す
    る電子同調コンバータに用いるAFC制御回路で
    あつて、 チヤンネル選択装置からの入力直流電圧を微分
    する回路と、 当該微分回路からの正の微分パルスを増幅する
    回路と、 当該微分回路からの負の微分パルスを反転増幅
    する回路と、 両増幅回路の増幅パルス出力を積分する回路
    と、当該積分回路の出力レベルに応じて状態を変
    えるスイツチング回路 とからなり、チヤンネル選択装置の出力電圧が変
    化している間当該スイツチング回路により前記
    AFC回路の動作を停止させることを特徴とする
    AFC回路を有する電子同調コンバータのための
    AFC制御回路。
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