JPS6118203Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118203Y2 JPS6118203Y2 JP5089980U JP5089980U JPS6118203Y2 JP S6118203 Y2 JPS6118203 Y2 JP S6118203Y2 JP 5089980 U JP5089980 U JP 5089980U JP 5089980 U JP5089980 U JP 5089980U JP S6118203 Y2 JPS6118203 Y2 JP S6118203Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expander
- piston
- piston ring
- cross
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 241001314298 Verbascum sinuatum Species 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、内燃機関用ピストンリングに関
し、更に詳しくは、横断面形状が長円又は楕円形
をなすシリンダ孔に摺合するピストンに装着され
る内燃機関用エキスパンダ付ピストンリングに関
する。
し、更に詳しくは、横断面形状が長円又は楕円形
をなすシリンダ孔に摺合するピストンに装着され
る内燃機関用エキスパンダ付ピストンリングに関
する。
内周面の横断面形状が長円又は楕円形をなすシ
リンダを有する内燃機関には、シリンダ孔の横断
面形状と相以な横断面形状をしたピストンが使用
され、その外周に削設されたリング溝には１個所
に合い口部を有するピストンリング本体と、該ピ
ストンリング本体の背面とリング溝底面との間に
エキスパンダが圧縮状態で装着されていて、ピス
トンリング本体は前記エキスパンダの拡張力によ
り外方に押圧されその外周面がシリンダ内周面に
圧接されてシリンダとピストンとの間が封止され
ている。
リンダを有する内燃機関には、シリンダ孔の横断
面形状と相以な横断面形状をしたピストンが使用
され、その外周に削設されたリング溝には１個所
に合い口部を有するピストンリング本体と、該ピ
ストンリング本体の背面とリング溝底面との間に
エキスパンダが圧縮状態で装着されていて、ピス
トンリング本体は前記エキスパンダの拡張力によ
り外方に押圧されその外周面がシリンダ内周面に
圧接されてシリンダとピストンとの間が封止され
ている。
ここで、ピストンリング本体の合い口部位置と
エキスパンダの切断部位置及びその相対的位置関
係は、ピストンへのピストンリングの装着性やピ
ストンリングの機能に影響を及ぼす。
エキスパンダの切断部位置及びその相対的位置関
係は、ピストンへのピストンリングの装着性やピ
ストンリングの機能に影響を及ぼす。
ピストンへのピストンリングの装着性を考慮す
るとき、ピストンリング本体の合い口部位置及び
エキスパンダの切断部位置は、ピストンの断面長
手方向に対応する位置に設けることが望ましく、
ピストンリング本体の合い口部とエキスパンダの
切断部とを一致させて組合せて装着する場合、特
に装着性が良好である。
るとき、ピストンリング本体の合い口部位置及び
エキスパンダの切断部位置は、ピストンの断面長
手方向に対応する位置に設けることが望ましく、
ピストンリング本体の合い口部とエキスパンダの
切断部とを一致させて組合せて装着する場合、特
に装着性が良好である。
しかしながら、ピストンリング本体の背面とリ
ング溝底面との間に圧縮状態で装着されている波
状板ばねよりなるエキスパンダは、その切断部近
傍において径方向により変形し易い状態にある。
ング溝底面との間に圧縮状態で装着されている波
状板ばねよりなるエキスパンダは、その切断部近
傍において径方向により変形し易い状態にある。
一方、ピストンリング本体もその合い口部近傍
で変位し易い。
で変位し易い。
したがつて、ピストンリング本体の合い口部と
エキスパンダの切断部の位置とを一致させて装着
する場合、作動時にピストンリングの合い口部近
傍の外周面とシリンダ内周面との接触摺動が不安
定になり易く、該合い口部近傍を通してガス洩れ
が生じ易くなる難点がある。
エキスパンダの切断部の位置とを一致させて装着
する場合、作動時にピストンリングの合い口部近
傍の外周面とシリンダ内周面との接触摺動が不安
定になり易く、該合い口部近傍を通してガス洩れ
が生じ易くなる難点がある。
本考案は、内周面の横断面形状が長円又は楕円
形をなすシリンダを有する内燃機関に使用される
エキスパンダ付ピストンリングの上記難点を改善
することを目的としてなされたもので、エキスパ
ンダの切断部とピストンリング本体の合い口部位
置をピストンの断面長手方向に対応する位置に設
け、該切断部と合い口部とを互に逆向きに対向さ
せて組合せてなることを特徴とするエキスパンダ
付ピストンリングに係る。
形をなすシリンダを有する内燃機関に使用される
エキスパンダ付ピストンリングの上記難点を改善
することを目的としてなされたもので、エキスパ
ンダの切断部とピストンリング本体の合い口部位
置をピストンの断面長手方向に対応する位置に設
け、該切断部と合い口部とを互に逆向きに対向さ
せて組合せてなることを特徴とするエキスパンダ
付ピストンリングに係る。
以下、図示の実施例により本考案の詳細を説明
する。
する。
１は、その横断面形状が長円形をなす内燃機関
用シリンダで、シリンダ１内には横断面形状が前
記シリンダ１の内周長円形と相似形をなすピスト
ン２が摺合されている。
用シリンダで、シリンダ１内には横断面形状が前
記シリンダ１の内周長円形と相似形をなすピスト
ン２が摺合されている。
ピストン２の外周にはリング溝３が削設されて
いて、該リング溝３にはピストンリング本体４及
びピストンリング本体４の背面５とリング溝底面
６との間に圧縮状態で、波状板ばね、即ちエキス
パンダ７とが装着され、該ピストンリング本体４
はエキスパンダ７の拡張力により外方に押圧され
その外周面８がシリンダ内周壁面９に圧接し摺動
する。
いて、該リング溝３にはピストンリング本体４及
びピストンリング本体４の背面５とリング溝底面
６との間に圧縮状態で、波状板ばね、即ちエキス
パンダ７とが装着され、該ピストンリング本体４
はエキスパンダ７の拡張力により外方に押圧され
その外周面８がシリンダ内周壁面９に圧接し摺動
する。
ここで、ピストンリング本体４及びエキスパン
ダ７は、ピストンの長円断面の長軸方向に対応す
る位置にそれぞれ合い口部１０と切断部１１を有
し、装着状態で該合い口部１０と切断部１１とが
互に逆向きに対向する位置関係をなして組合され
て装着されている。
ダ７は、ピストンの長円断面の長軸方向に対応す
る位置にそれぞれ合い口部１０と切断部１１を有
し、装着状態で該合い口部１０と切断部１１とが
互に逆向きに対向する位置関係をなして組合され
て装着されている。
エキスパンダ付ピストンリングを上記の如く構
成する場合、ピストンリング本体４の最も変位し
易い部分、即ち合い口部近傍位置は、エキスパン
ダ７のより変形し難い切断部反対側により背後か
ら押圧されているために、機関の作動時において
も振動を生じ難く、シリンダ内周壁面９から離れ
ることなく、安定して接触摺動し該部分からのガ
ス洩れの発生を防止する効果が得られる。
成する場合、ピストンリング本体４の最も変位し
易い部分、即ち合い口部近傍位置は、エキスパン
ダ７のより変形し難い切断部反対側により背後か
ら押圧されているために、機関の作動時において
も振動を生じ難く、シリンダ内周壁面９から離れ
ることなく、安定して接触摺動し該部分からのガ
ス洩れの発生を防止する効果が得られる。
図は本考案の実施例を示すもので、第１図は本
考案のエキスパンダ付ピストンリングを着した長
円形内周断面のシリンダを有する内燃機関の縦断
面図、第２図は第１図の−線断面図を示す。 図中：１……内周の横断面が長円形をなすシリ
ンダ、２……横断面が長円形をなすピストン、３
……リング溝、４……ピストンリング本体、５…
…ピストンリング本体の背面、６……リング溝底
面、７……エキスパンダ、８……ピストンリング
本体の外周、９……シリンダの内周面、１０……
ピストンリング本体の合い口部、１１……エキス
パンダの切断部。
考案のエキスパンダ付ピストンリングを着した長
円形内周断面のシリンダを有する内燃機関の縦断
面図、第２図は第１図の−線断面図を示す。 図中：１……内周の横断面が長円形をなすシリ
ンダ、２……横断面が長円形をなすピストン、３
……リング溝、４……ピストンリング本体、５…
…ピストンリング本体の背面、６……リング溝底
面、７……エキスパンダ、８……ピストンリング
本体の外周、９……シリンダの内周面、１０……
ピストンリング本体の合い口部、１１……エキス
パンダの切断部。
Claims (1)
- 横断面形状が長円又は楕円形をなすシリンダ孔
に摺合する同一横断面形状を有するピストンの外
周に設けられたリング溝に装着されるエキスパン
ダとピストンリング本体との組合せからなるピス
トンリングであつて、該エキスパンダが径方向に
波形に成形されたエキスパンダであり且つ該エキ
スパンダの切断部とピストンリング本体の合い口
部とがピストンの断面長手方向の対向位置にそれ
ぞれ位置するように組み合わされていることを特
徴とする内燃機関用エキスパンダ付長円形ピスト
ンリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5089980U JPS6118203Y2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5089980U JPS6118203Y2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56152846U JPS56152846U (ja) | 1981-11-16 |
| JPS6118203Y2 true JPS6118203Y2 (ja) | 1986-06-03 |
Family
ID=29645821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5089980U Expired JPS6118203Y2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118203Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-17 JP JP5089980U patent/JPS6118203Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56152846U (ja) | 1981-11-16 |
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