JPS6118130A - 異物除去方法 - Google Patents

異物除去方法

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JPS6118130A
JPS6118130A JP59137178A JP13717884A JPS6118130A JP S6118130 A JPS6118130 A JP S6118130A JP 59137178 A JP59137178 A JP 59137178A JP 13717884 A JP13717884 A JP 13717884A JP S6118130 A JPS6118130 A JP S6118130A
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JP
Japan
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foreign matter
substrate
laser beam
photomask
foreign matters
Prior art date
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Pending
Application number
JP59137178A
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English (en)
Inventor
Takao Kawanabe
川那部 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6118130A publication Critical patent/JPS6118130A/ja
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、基体表面に付着した塵埃等の異物を除去する
技術に関し、特に半導体装置の製造に用いるホトマスク
あるいはレティクル上の異物除去に利用して有効な技術
に関するものである。
[背景技術] 半導体装置の製作にあたっては、ホトリソグラフィ技術
を多用して微細パターンを得ることが行なわれている。
この際、ホトマスクあるいはホトマスク製作原版である
レティクルに塵埃等の有害な異物がどうしても付着し、
この異物が遮光物となって本来のマスクパターンとは別
個の異物による不所望なパターンが半導体ウェーハなど
の転写体に形成され転写体の不良を多発させている。
従来、かかるホトマスクやレティクルにおける異物を除
去するには、レティクルを挟んで対向位置する一対の洗
浄ブラシに洗浄水を供給しながらこの洗浄ブラシを回転
させることによりレティクルから異物を除去している(
特開昭53−71565号公報)。
しかしながら、かかる異物除去技術では、次のような諸
問題があることが本発明者によってあきらかとされた。
すなわち、かかるものは、洗浄ブラシによりレティクル
を損傷させることがあり、また、異物をレティクルから
確実に取り除くことができない。さらに、ウェットプロ
セスであるため、洗浄水中の異物がレティクルに再付着
したり。
工程管理車種々の問題が生じている。
上述したホトマスクやレティクルの異物除去からもわか
るように、基体上の異物を基体自体を損傷させずに確実
に取り除くことは困難である。しかも、異物除去の作業
が、新たな異物を付着させる可能性が高い。異物には、
空気中に飛散している塵埃1作業者の人体から出る汚れ
等があり、その多くが有機物であることから基体に付着
している異物を取り除き、異物付着のない基体を得るこ
とは実際にはきわめて困難である。
ところで、こうした異物は製品、特に精密な製品に不良
を生じさせる元凶となる。たとえば、LSIの不良原因
のうち、異物の付着による外観形状不良は、64にビッ
トクラスでも70%に達している(日経エレクトロニク
ス別冊、マイクロデバイセス1日経マグロウヒル社19
83年8月22日発行、第135ページ参照)。この不
良率は、集積度の向上さらには微細加工技術を用いた精
密部品の製作にともなってより一層高くなっている。
[発明の目的コ 本発明の目的は、基体表面に存在する有害な異物を有効
に除去することができる異物除去技術を提供することに
ある。
本発明の別の目的は、ドライプロセスで管理の面でも有
利な異物除去技術を提供することにある。
本発明のこれらならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、基体表面に基体それ自体を損傷させない程度
のエネルギをもつレーザ光を照射することによって、基
体表面のいたるところに散在する異物のみを基体上から
飛ばし、その飛んだ異物を真空吸引等によって基体外部
に取り除くことにより、基体に異物が再付着することな
く異物を確実に除去するものである。
[実施例1 ] 第1図は本発明の一実施例を示す図であって、半導体装
置の製造に用いるホトマスクに適用した場合の異物除去
装置の概略図である。
同図において、基体としてのホトマスク1は、透光性の
ガラス基板2とその一面に形成された遮光膜であるマス
クパターン(図示せず)とからなる。マスクパターンは
クロムあるいはその酸化物等の金属材料からなり、この
場合、ホトマスク1は、マスクパターンを上にしてXY
テーブル3上に載置されている。XYテーブル3は、各
テーブルの駆動体である図示しないステッピングモータ
およびねじ機構によってX方向、Y方向に移動可能であ
る。
こうしたXYテーブル3およびその上のホトマスク1は
、透明材料からなるチャンバ4内に配置される。吸気口
を有するチャンバ4の内部は排気口における管5を通し
て図示しない真空ポンプを含む排気系に連通されている
。そのため、チャンバ4の内部に浮遊する塵埃等は排気
機能により管5を通してチャンバ4の外部に排気気体と
ともに排出し掃引できるようになっている。
また、チャンバ4の近傍には基体表面にレーザ照射する
ためのレーザ装置6が配置されている。
レーザ装置6は、レーザ発振器7、およびレーザ発振器
7からのレーザ光8をホトマスク1の上面に導く回転ミ
ラー9を備えている。回転ミラー9は数度の角度にわた
って揺動可能であり、それにより、レーザ光8はホトマ
スク1の上面において、矢印10のように数mないしは
数国の範囲で移動可能である。こうした回転ミラー9を
主体とした走査機構およびXYテーブル3の移動機構と
によって、レーザ光8はホトマスク1の上面全体を走査
可能となっている。
以下、上述した構成の異物除去装置の作用を説明する。
XYテーブル3の移動および回転ミラー9の揺動によっ
てレーザ光8がホトマスク1の表面を照射すると、その
マスク1の上面に存在する塵埃等の有害な異物11は、
まずレーザ光8のエネルギーにより燃えるものは燃え、
他のものは熱衝撃によってホトマスク1の上方に飛散す
る。そして、飛散した異物11は前述した排気機能によ
り管5を通してチャンバ4の外部に排出される。
ここで、異物11の飛散効率を上げるには、レーザ光8
のエネルギーを高める方が良いが、そうすることによっ
てホトマスク1自体の機能を損ねるようなことがあって
はならない。そこで、レーザ光8のエネルギーは、ホト
マスク1のガラスおよびマスクパターンを損なわないよ
うなエネルギー値に設定すべきである。この場合、レー
ザ光8は数μm程度の径に絞って用いるが、その径をホ
トマスク1上の異物の大きさよりも大きく設定すると飛
散効率はかなり高まる。したがって、異物11の大きさ
に応じてビーム径を調整できるようにするのが好ましい
こうした一連の異物除去プロセスはドライプロセスであ
るため、ホトマスク1はその処理後ただちに有害な異物
付着のない状態のホトマスクとして使用することができ
る。
異物除去用試料としては、前述したホトマスクに限定さ
れることなく、レティクル、精密加工品など種々のもの
が適用できる。
この実施例1からも明らかなように本発明にかかわる異
物除去装置をホトリピータあるいは投影式の縮小アライ
ナ等に付属させることができ、異物除去後そのままホ1
−マスクあるいはレティクル等を使用することにより、
被加工物の微細加工を異物による不良品の発生を防止し
て行なうことができる。したがって、新たな汚れ(異物
)が付くことを回避することができる。
第2図は本発明の他の実施例を示す図であって、ホトマ
スクの製作に用いるレティクルの異物除去用としての装
置の概略全体図である。なお、第1図と同様の構成部分
には同一符号を付し、その説明を簡略化する。
基体としてのレティクル12はホトマスク1の原版とな
るもので、ガラス基板13の一面に所定のマスクパター
ン(図示せず)を有する。レティクル12上のマスクパ
ターンは前記ホトマスクパターンの拡大されたもので、
ホトマスクパターンはホトリピータによってレティクル
12のパターンをたとえば1/10に縮写して得る。
ここでも、異物を除去すべきレティクル12はXYテー
ブル3上に、パターン面を上にして載置される。そして
、XYテーブル3の近傍に、レーザ発振器7とミラー9
とを備えたレーザ装置6が配置されている。ミラー9は
固定のミラーであり、レーザ発振器7からのレーザ光8
は一定の位置に照射される。レーザ光8の照射位置の近
くにノズル14が配置される。ノズル14は排気系に連
通しており、真空吸引口となる開口部分14aがレーザ
スポットに対向している。
したがって、作業者は図示しないたとえば実体顕微鏡等
によってレティクル12上を観察し、XYテーブル3の
移動機構によって異物11をレーザ光8の照射可能位置
におくことができる。視野下にある異物11に対して、
レーザ光8をパルスとして照射すると、これによる衝撃
で異物11は飛散する。飛散した異物11はノズル14
によって吸引され、排気機能によって装置外部に排出さ
れることはいうまでもない。
この実施例2の場合、異物除去装置をホトリピータある
いは投影式の縮小アライナ等に付属させることができ、
異物除去後そのままレティクル12等を原版として使用
することができる。したがって、新たな汚れ(異物)が
付くことが回避することができる。
また、実施例1と比較して、実施例2ではチャンバ4が
不要となるので、観察系の設置の自由度を増すことがで
きる。
[効果] (1)レーザのエネルギーによって異物を基体上から飛
ばし、それを真空吸引等の気体の流れを利用して基体外
部に取り除くようにしているので、基体上の異物を確実
にかつ新たな異物を付けることなく除去することができ
る。
(2)レード照射技術により、基体それ自体を損傷する
ことなく基体から異物を確実に掃除できる。
(3)前項(1)〜(2)により、異物のない清浄な基
体を用いて半導体装置などの精密製品を異物の影響を受
けずに微細加工をもって製作できる。それに伴って異物
に起因した製品不良を大幅に低減することができる。特
に、異物による外観不良率の高い、ホトリソグラフィ工
程を裏作工程に有する半導体装置の製造に利用すること
により、製品の歩留まりを大幅に向上させることができ
る。
(4)異物除去のプロセスがドライプロセスであるため
、薬品等・を用いるウェットプロセスに比べて異物除去
に要する時間が短縮し、しかもまた、新たな異物の付着
の問題も少ない。
(5)レーザ光を用いているため、照射径や照射強度を
容易に調整することができ、異物の大きさ等に応じて適
切な除去を行なうことができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。たとえば、異物検査と異
物除去とを組合わせ、それらを自動的に行なうことがで
きる。その点、レーザ光は制御が容易なので最適である
。また。
本発明の方法はそれ単独でも適用可能ではあるが、他の
方法、たとえばウェットプロセスと併用することも可能
である。併用する場合には、本発明の方法を最終段の処
理に適用するのが良い。さらに、真空吸引に代えて、清
浄な空気や不活性ガス等を吹き付けることによって、基
体上に飛散した異物11を装置外部に排出するようにす
ることができる。
[利用分野] 本発明はホトマスクやレティクル上の異物除去だけでな
く、ウェーハ上の異物除去、さらには半導体関係以外の
物品特に微細加工物に付着した異物除去技術として広範
に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を概略的に示す装置全体
図。 第2図は第2の実施例を概略的に示す装置全体図である
。 1・・・ホトマスク(基体)、3・・・XYテーブル、
4・・・チャンバ、5・・・管、6・・・レーザ装置、
7・・・レーザ発振器、8・・・レーザ光、9・・・ミ
ラー、11・・・異物、12・・・レティクル(基体)
、14・・・ノズル、 14a・・・開口部分(真空吸引口)。 第  1  図 第  2  図 り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基体表面にレーザ光を照射することによって、前記
    基体表面における異物を前記基体から飛ばし、その飛ん
    だ異物を気体の流れを利用して基体外部に取り除くこと
    を特徴とする異物除去方法。 2、前記基体は、半導体装置の製造に用いるホトマスク
    あるいはレティクルである、特許請求の範囲第1項記載
    の異物除去方法。 3、前記基体は、表面に金属のマスクパターンを有する
    、特許請求の範囲第2項記載の異物除去方法。 4、前記レーザ光の照射径は、前記異物の大きさよりも
    大である、特許請求の範囲第1項記載の異物除去方法。 5、前記気体の流れは、真空吸引によって行なうもので
    ある、特許請求の範囲第1項記載の異物除去方法。
JP59137178A 1984-07-04 1984-07-04 異物除去方法 Pending JPS6118130A (ja)

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JP59137178A JPS6118130A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 異物除去方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62191804A (ja) * 1986-02-18 1987-08-22 Toppan Printing Co Ltd カラ−フイルタ−の修正方法

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