JPS61180824A - ごみ焼却炉における排ガス循環装置 - Google Patents
ごみ焼却炉における排ガス循環装置Info
- Publication number
- JPS61180824A JPS61180824A JP2218185A JP2218185A JPS61180824A JP S61180824 A JPS61180824 A JP S61180824A JP 2218185 A JP2218185 A JP 2218185A JP 2218185 A JP2218185 A JP 2218185A JP S61180824 A JPS61180824 A JP S61180824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- duct
- incinerator
- combustion
- grate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G5/00—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
- F23G5/006—General arrangement of incineration plant, e.g. flow sheets
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
零発＃ｊ４は、ごみ焼却炉において燃焼排ガス中の窒素
酸化物（以下、ＮＯｘという）の濃度を減らすために、
燃焼排ガスの一部をこみ焼却炉内に循環させる排ガス循
環装置に関するものである。
酸化物（以下、ＮＯｘという）の濃度を減らすために、
燃焼排ガスの一部をこみ焼却炉内に循環させる排ガス循
環装置に関するものである。
従来の技術
ごみ焼却炉において排ガス中のＮＯｘ濃度を低減するた
めには、排ガス中の酸素濃度を低減させればそれに伴い
ＮＯｘ濃度も低減することが判明している。このことは
、火格子下から供給する燃焼空気量を少なくして、すな
わち空気過剰率を低くすることにより達成される。とこ
ろが空気過剰率を低くすると炉内温度が上昇し、ごみ焼
却炉のレンガ壁に付着するクリンカーの量が多くなり、
ごみ焼却炉の運転に文障をきたすことになる。この対策
として、ごみ焼却炉に水あるいは蒸気などを噴霧して、
炉内温度が規定の温度以上にならないようにしている。
めには、排ガス中の酸素濃度を低減させればそれに伴い
ＮＯｘ濃度も低減することが判明している。このことは
、火格子下から供給する燃焼空気量を少なくして、すな
わち空気過剰率を低くすることにより達成される。とこ
ろが空気過剰率を低くすると炉内温度が上昇し、ごみ焼
却炉のレンガ壁に付着するクリンカーの量が多くなり、
ごみ焼却炉の運転に文障をきたすことになる。この対策
として、ごみ焼却炉に水あるいは蒸気などを噴霧して、
炉内温度が規定の温度以上にならないようにしている。
この方式では、水のランニンジコストがかさむことにな
り、さらにしシガ壁に水がかかることによりレーＪガに
悪影響を及ぼすことになる。これに対して、温度が低く
かつ酸素濃度の低い燃焼排ガスの一部、を煙突の手前か
ら抜き出し、ごみ焼却炉内に循環させる方式か提供され
て−る。
り、さらにしシガ壁に水がかかることによりレーＪガに
悪影響を及ぼすことになる。これに対して、温度が低く
かつ酸素濃度の低い燃焼排ガスの一部、を煙突の手前か
ら抜き出し、ごみ焼却炉内に循環させる方式か提供され
て−る。
発明が解決しようとする問題点
この方式のように、排ガスを循環させるのに煙突の手前
から専用のタクトを設け、排ガスをごみ焼却炉内に循環
させていたのでは、コストがかさむことになる。またご
み焼却炉においては、排ガス中のタストを捕集するため
に電気業じん器を設置するのが通例である。この場合、
ごみ焼却炉の始動、停止時には燃焼排ガスの温度が低り
ため、排ガスを電気業じん器へ通したとき、荷電の不安
定が生じ走り、排カス中の硫黄酸化物（以下、ＳＯｘと
いう）、塩化水素（以下、ＨＣ／という）による硫酸、
塩酸の結露による低温腐食の虞れがある。
から専用のタクトを設け、排ガスをごみ焼却炉内に循環
させていたのでは、コストがかさむことになる。またご
み焼却炉においては、排ガス中のタストを捕集するため
に電気業じん器を設置するのが通例である。この場合、
ごみ焼却炉の始動、停止時には燃焼排ガスの温度が低り
ため、排ガスを電気業じん器へ通したとき、荷電の不安
定が生じ走り、排カス中の硫黄酸化物（以下、ＳＯｘと
いう）、塩化水素（以下、ＨＣ／という）による硫酸、
塩酸の結露による低温腐食の虞れがある。
このため、電気業じん器に並列したパイバスダクトを設
け、ごみ焼却炉の始動、停止時には排ガスを電気業じん
器に通さずにパイバスダクト側に通し、このパイバスダ
クトを通った排ガスを煙突を通して大気中に放牧してい
る。そして燃焼排ガスが常用の温度に達したときｋは、
パイバスダクトには排ガスを通さず、電気業じん器へ導
いたのち煙突を通して大気中へ放牧している。従って、
ごみ焼却炉の正常運転時には、このパイバスダクトは使
用されていない。このように使用されていないパイバス
ダクトに対して、正常運転時に排ガスダクト側から排ガ
スの漏れ込みがあり、その際にパイバスダクトは温度が
低いため排ガスの有害成分が結露して該パイバスダクト
を腐食させ、維持管理に多大な費用を要することになる
。
け、ごみ焼却炉の始動、停止時には排ガスを電気業じん
器に通さずにパイバスダクト側に通し、このパイバスダ
クトを通った排ガスを煙突を通して大気中に放牧してい
る。そして燃焼排ガスが常用の温度に達したときｋは、
パイバスダクトには排ガスを通さず、電気業じん器へ導
いたのち煙突を通して大気中へ放牧している。従って、
ごみ焼却炉の正常運転時には、このパイバスダクトは使
用されていない。このように使用されていないパイバス
ダクトに対して、正常運転時に排ガスダクト側から排ガ
スの漏れ込みがあり、その際にパイバスダクトは温度が
低いため排ガスの有害成分が結露して該パイバスダクト
を腐食させ、維持管理に多大な費用を要することになる
。
本発明は、正常運転時に、使用されていなかったパイバ
スダクトを利用して排ガスの一部をごみ焼却炉内に循環
させるものである。
スダクトを利用して排ガスの一部をごみ焼却炉内に循環
させるものである。
問題を解決する丸めの手段
上記問題点を解決し、目的を達成するために本発明のご
み焼却炉における排ガス循環装ｍは、乾燥、燃焼、後燃
焼と燃焼区分があシ、燃焼用空気の予熱器を有するごみ
焼却炉において、排ガスダクト中に集じん器を設け、こ
の集じん器の前後において前記排ガスダクトに接続する
パイバスダクトを設け、このパイバスダクトから分岐し
た排ガス循環タクトを、燃焼火格子下ホッパ、後燃焼火
格子下ホッパ、炉冷却空気送入口、および主灰シユート
上部に接続している。
み焼却炉における排ガス循環装ｍは、乾燥、燃焼、後燃
焼と燃焼区分があシ、燃焼用空気の予熱器を有するごみ
焼却炉において、排ガスダクト中に集じん器を設け、こ
の集じん器の前後において前記排ガスダクトに接続する
パイバスダクトを設け、このパイバスダクトから分岐し
た排ガス循環タクトを、燃焼火格子下ホッパ、後燃焼火
格子下ホッパ、炉冷却空気送入口、および主灰シユート
上部に接続している。
作用
かかる本発明構成によると、正常運転時には、排ガスダ
クトを流れる排ガスの一部をパイバスダクト内で逆流さ
せてごみ焼却炉の手前まで持って行き、そしてごみ焼却
炉の近くに設けた専用の排ガス循環タクトへ分岐させた
のち、この排ガス循環タクトから燃焼火格子下ホッパ、
後燃焼火格子下ホッパ、炉冷却空気送入口、および主灰
シユート上部に循環供給し得る。
クトを流れる排ガスの一部をパイバスダクト内で逆流さ
せてごみ焼却炉の手前まで持って行き、そしてごみ焼却
炉の近くに設けた専用の排ガス循環タクトへ分岐させた
のち、この排ガス循環タクトから燃焼火格子下ホッパ、
後燃焼火格子下ホッパ、炉冷却空気送入口、および主灰
シユート上部に循環供給し得る。
実施例
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。ご
み焼却炉（１）は、炉本体（２）、投入ホッパ（３）、
乾燥火格子（４）、燃焼火格子（５）、後燃焼火格子（
６）、主灰シュート（７）、排熱ボイラ（８）、ガス式
空気加熱器（９）、各火格子（４） （５） （６）の
下に設けたホッパ（ＩＱ（ロ）（２）ＣＬ１α◆などに
よシ多酸される。ごみピット（至）に吸込口が連通する
押込通風機（至）の吐出口には、タンパαηと蒸気式空
気予熱器（ト）とを介在した第１タクト四が連通し、こ
の第１タクト叫は前記ガス式空気加熱器（９）に達する
。前記第１タクトａ嗜からの分岐タクトに）と、前記ガ
ス式空気加熱器（９）からの取出しタクト（ロ）とは、
両接続部間にタンパ（２）を介在した第２タクトに）に
接続する。この第２タクト磐からは、夫々−！２：／バ
ー＠（ホ）（支）四を介在した複数の供給タクト＠…（
ロ）に）（２）が分岐され、これら供給タクト四〜＠は
ホッパ（至）〜α→内の供給部ｃｎｃｎｇ４（ロ）（至
）に連通ずる。燃焼排ガスを排出するためにガス式空気
加熱器（９）に連通ずる第１排ガスダクトＯＩは、タン
パ（イ）を介在した状態で電気業じん器（２）に連通し
、また電気業じん器−からの第２排ガスダクト＠は、タ
ンパーと誘引通風機（財）を介在した状態で煙突−に連
通している。前記第１排ガスダクト（至）におけるタン
パーの上流と、第２排ガスダクト＠：における誘引通風
機−の下流との闇にパイバスダクト−が設けられ、この
パイバスダクト■内には２個のタンパ＠−が介在される
。−はごみピット（至）に吸込口が連通ずる炉渥制御用
送風機で、その吐出口に連通し且つタンパ輪を介在した
第３タクト（２）の遊端は炉上部に設けた炉冷却空気送
入ローに連通ずる。前記パイバスダクト−の中間で且つ
両タンパｗ）−間からは排ガス循環タクト鴫が分岐され
、この排ガス循環タクト四にＩ／′ｉタンパ曽と排ガス
再循環ファン−とが介在される。前記排ガス薯環タクト
輪からは５本（複数本）の排ガス供給タクトーー＠＠輪
が分岐され、これら排ガス供給タクト（へ）〜輪中には
タンパａ０■−−−が介在される。２木の排ガス供給タ
クト６１輪は、燃焼火格子側ホッパａｈａに対応する供
給タクト０玲（至）に対して、タンパー（財）の下流で
接続している。また１本の排ガス供給タクトｖ）Ｆｉ、
後燃焼火格子側ホッパσ→に対応する供給タクト（至）
に対して、タンパ四の下流で接続している。さらに１本
の排ガス供給タクト＠は前記主灰シュート（７）の上部
に開放している。また残り１本の排ガス供給タクト（至
）は前記炉冷却空気送入ローに連通している。
み焼却炉（１）は、炉本体（２）、投入ホッパ（３）、
乾燥火格子（４）、燃焼火格子（５）、後燃焼火格子（
６）、主灰シュート（７）、排熱ボイラ（８）、ガス式
空気加熱器（９）、各火格子（４） （５） （６）の
下に設けたホッパ（ＩＱ（ロ）（２）ＣＬ１α◆などに
よシ多酸される。ごみピット（至）に吸込口が連通する
押込通風機（至）の吐出口には、タンパαηと蒸気式空
気予熱器（ト）とを介在した第１タクト四が連通し、こ
の第１タクト叫は前記ガス式空気加熱器（９）に達する
。前記第１タクトａ嗜からの分岐タクトに）と、前記ガ
ス式空気加熱器（９）からの取出しタクト（ロ）とは、
両接続部間にタンパ（２）を介在した第２タクトに）に
接続する。この第２タクト磐からは、夫々−！２：／バ
ー＠（ホ）（支）四を介在した複数の供給タクト＠…（
ロ）に）（２）が分岐され、これら供給タクト四〜＠は
ホッパ（至）〜α→内の供給部ｃｎｃｎｇ４（ロ）（至
）に連通ずる。燃焼排ガスを排出するためにガス式空気
加熱器（９）に連通ずる第１排ガスダクトＯＩは、タン
パ（イ）を介在した状態で電気業じん器（２）に連通し
、また電気業じん器−からの第２排ガスダクト＠は、タ
ンパーと誘引通風機（財）を介在した状態で煙突−に連
通している。前記第１排ガスダクト（至）におけるタン
パーの上流と、第２排ガスダクト＠：における誘引通風
機−の下流との闇にパイバスダクト−が設けられ、この
パイバスダクト■内には２個のタンパ＠−が介在される
。−はごみピット（至）に吸込口が連通ずる炉渥制御用
送風機で、その吐出口に連通し且つタンパ輪を介在した
第３タクト（２）の遊端は炉上部に設けた炉冷却空気送
入ローに連通ずる。前記パイバスダクト−の中間で且つ
両タンパｗ）−間からは排ガス循環タクト鴫が分岐され
、この排ガス循環タクト四にＩ／′ｉタンパ曽と排ガス
再循環ファン−とが介在される。前記排ガス薯環タクト
輪からは５本（複数本）の排ガス供給タクトーー＠＠輪
が分岐され、これら排ガス供給タクト（へ）〜輪中には
タンパａ０■−−−が介在される。２木の排ガス供給タ
クト６１輪は、燃焼火格子側ホッパａｈａに対応する供
給タクト０玲（至）に対して、タンパー（財）の下流で
接続している。また１本の排ガス供給タクトｖ）Ｆｉ、
後燃焼火格子側ホッパσ→に対応する供給タクト（至）
に対して、タンパ四の下流で接続している。さらに１本
の排ガス供給タクト＠は前記主灰シュート（７）の上部
に開放している。また残り１本の排ガス供給タクト（至
）は前記炉冷却空気送入ローに連通している。
以下に上記実施例の作用を説明する。クレーンにより投
入ホッパ（３）に投入されたごみは、先ず乾燥火格子（
４）で乾燥され、燃焼火格子（５）で大部分が焼却され
たのち、後燃焼火格子（６）で更に完全に燃焼される。
入ホッパ（３）に投入されたごみは、先ず乾燥火格子（
４）で乾燥され、燃焼火格子（５）で大部分が焼却され
たのち、後燃焼火格子（６）で更に完全に燃焼される。
焼却灰は、主灰シュート（７）を通って灰冷却水槽など
で処理されたのち、埋立処分される。
で処理されたのち、埋立処分される。
燃焼に必要な空気は、押込通風機（ト）によりごみピッ
ト（至）から吸引して第１タクトα呻を通り、そして蒸
気式空気予熱器（至）とガス式空気加熱器（９）とによ
シ約２８０℃に加熱される。この加熱空気は、第２タク
ト（至）と各供給タクト四〜−とを介して、供給部（至
）〜（至）からホッパ〇〇〜α尋内に、すなわち火格子
（４）〜（６）下に供給される。その際に火格子（４）
〜（６）下から供給される空気量は、燃焼状態に応じて
夫々のタンパ（財）〜（至）により調整される。一方、
燃焼排ガスは排熱ボイラ（８）で熱量を吸収され、第１
排ガスダクト（至）を通して電気業じん器ゆに供給され
、この電気業じん器ゆで排ガス中に含まれているダスト
が捕集されたのち第２排ガスダクト四を通り、煙突−か
ら大気へ放散される。
ト（至）から吸引して第１タクトα呻を通り、そして蒸
気式空気予熱器（至）とガス式空気加熱器（９）とによ
シ約２８０℃に加熱される。この加熱空気は、第２タク
ト（至）と各供給タクト四〜−とを介して、供給部（至
）〜（至）からホッパ〇〇〜α尋内に、すなわち火格子
（４）〜（６）下に供給される。その際に火格子（４）
〜（６）下から供給される空気量は、燃焼状態に応じて
夫々のタンパ（財）〜（至）により調整される。一方、
燃焼排ガスは排熱ボイラ（８）で熱量を吸収され、第１
排ガスダクト（至）を通して電気業じん器ゆに供給され
、この電気業じん器ゆで排ガス中に含まれているダスト
が捕集されたのち第２排ガスダクト四を通り、煙突−か
ら大気へ放散される。
以上が通常の運転であるが、ごみ焼却炉（１）の始動、
停止時には排ガスの湿度が低いため、タンパーを閉にし
ておく。すると排ガスは、第１排ガスダクト四からパイ
バスダクト−を流れ、そして第２排ガスダクト四から煙
突−を通って大気中へ放牧される。
停止時には排ガスの湿度が低いため、タンパーを閉にし
ておく。すると排ガスは、第１排ガスダクト四からパイ
バスダクト−を流れ、そして第２排ガスダクト四から煙
突−を通って大気中へ放牧される。
運転中において燃料排ガス中のＮＯｘ濃度の低減は、第
１タクトｑ呻中のタンパｑ′りを絞り、押込通風機α・
からの風量を削減することによシ達成されるが、この場
合に炉上部温度が上が９且つ排ガス中の未燃成分が増加
することになる。これに対しては、炉温制御用送風機−
により新鮮な空気を送ることによって、炉上部温度を下
げることができ、排ガス中の未燃成分も再燃焼して大気
中に放散される有害成分も少なくなる。その反面、炉温
制御用送風機（４）からの新鮮な空気中の酸素が排ガス
中の酸素濃度を増やすことになり、それに伴ってＮＯＸ
濃度が上がる。これに対しては、パイバスダクト−のタ
ンパ補を閉じると共にタンパーを開けて、電気業じん器
（ロ）を出て第２排ガスダクト−を流れる（ｂ濃度の低
い排ガスの一部を煙突−へ入る手前からパイバスダクト
■に抜き出し、このパイバスダクト−内を逆流させたの
ち排ガス循環タクト−へと流す。この排ガス循環タクト
輪内の排ガスは、排ガス供給タクト−（至）（２）を介
して燃焼火格子（５）と後燃焼火格子（６）に対応する
ホッパ（ｌａα０４に循環供給され、ここで新鮮な空気
と混合されてごみを焼却することになる。さらに排ガス
供クトーーを介して、炉温制御用送風機−の炉冷却空気
送入ローおよび主灰シュート（７）の上部か−らも排ガ
スを循環供給させれば、炉上部温度も下がり、ＮＯｘ濃
度も低減できる。
１タクトｑ呻中のタンパｑ′りを絞り、押込通風機α・
からの風量を削減することによシ達成されるが、この場
合に炉上部温度が上が９且つ排ガス中の未燃成分が増加
することになる。これに対しては、炉温制御用送風機−
により新鮮な空気を送ることによって、炉上部温度を下
げることができ、排ガス中の未燃成分も再燃焼して大気
中に放散される有害成分も少なくなる。その反面、炉温
制御用送風機（４）からの新鮮な空気中の酸素が排ガス
中の酸素濃度を増やすことになり、それに伴ってＮＯＸ
濃度が上がる。これに対しては、パイバスダクト−のタ
ンパ補を閉じると共にタンパーを開けて、電気業じん器
（ロ）を出て第２排ガスダクト−を流れる（ｂ濃度の低
い排ガスの一部を煙突−へ入る手前からパイバスダクト
■に抜き出し、このパイバスダクト−内を逆流させたの
ち排ガス循環タクト−へと流す。この排ガス循環タクト
輪内の排ガスは、排ガス供給タクト−（至）（２）を介
して燃焼火格子（５）と後燃焼火格子（６）に対応する
ホッパ（ｌａα０４に循環供給され、ここで新鮮な空気
と混合されてごみを焼却することになる。さらに排ガス
供クトーーを介して、炉温制御用送風機−の炉冷却空気
送入ローおよび主灰シュート（７）の上部か−らも排ガ
スを循環供給させれば、炉上部温度も下がり、ＮＯｘ濃
度も低減できる。
ここで乾燥火格子（４）下のホッパαＯ（ロ）に排ガス
を循環させない理由は、この乾燥火格子（４）下の雰囲
気温度が低いため、排ガスを循環させると排ガス中のＨ
Ｃ４ＳＯｘなどが結露して、火格子および火格子梁など
の腐食の原因となるからである。これに対し燃焼火格子
（５）下、および後燃焼火格子（６）下の雰囲気は温度
が高く、且つ押込通風機Ｑ・からの空気は約２８０℃で
あり、排ガス温度も２３０℃前後であるので、排ガス中
の有害成分が結露して火格子、火格子県などに損傷をお
よぼすようなことはない。
を循環させない理由は、この乾燥火格子（４）下の雰囲
気温度が低いため、排ガスを循環させると排ガス中のＨ
Ｃ４ＳＯｘなどが結露して、火格子および火格子梁など
の腐食の原因となるからである。これに対し燃焼火格子
（５）下、および後燃焼火格子（６）下の雰囲気は温度
が高く、且つ押込通風機Ｑ・からの空気は約２８０℃で
あり、排ガス温度も２３０℃前後であるので、排ガス中
の有害成分が結露して火格子、火格子県などに損傷をお
よぼすようなことはない。
前述したように、正常運転時においてもパイバスダクト
−内には排ガスが流れ（逆流）ているので、このパイバ
スダクト（Ｉ４は排ガス中の有害成分が結露しない温度
以上に保ち得る。その際にパイバスダクト−は、湿度降
下が大きくないように鋼板！！！タクトの外側を保温施
工しである。
−内には排ガスが流れ（逆流）ているので、このパイバ
スダクト（Ｉ４は排ガス中の有害成分が結露しない温度
以上に保ち得る。その際にパイバスダクト−は、湿度降
下が大きくないように鋼板！！！タクトの外側を保温施
工しである。
発明の効果
上記構成の本発明によると、正常運転時には、排ガスダ
クトを流れる排ガスの一部をパイバスダクト内で逆流さ
せてごみ焼却炉の手前まで持って行き、そしてごみ焼却
炉の近くに設けた専用の排ガス循環タクトへ分岐させた
のち、この排ガス循環タクトから燃焼火格子下ホッパ、
後燃焼火格子下ホッパ、炉冷却空気送入口、および主灰
シユート上部に循環供給することができる。このように
排ガスの循環供給経路の大部分を、正常運転時に使用さ
れていなかり九パイバスダクトを利用すべく構成するこ
とにより、排ガスの循環使用方式を低コストで実現でき
ることになる。また正常運転時においても、すなわち常
時、パイバスダクト内に排ガスを流すことにな９、この
パイバスダクトを排ガス中の有害成分が結露しない温度
以上に保つことができて、維持管理の費用を低減できる
。
クトを流れる排ガスの一部をパイバスダクト内で逆流さ
せてごみ焼却炉の手前まで持って行き、そしてごみ焼却
炉の近くに設けた専用の排ガス循環タクトへ分岐させた
のち、この排ガス循環タクトから燃焼火格子下ホッパ、
後燃焼火格子下ホッパ、炉冷却空気送入口、および主灰
シユート上部に循環供給することができる。このように
排ガスの循環供給経路の大部分を、正常運転時に使用さ
れていなかり九パイバスダクトを利用すべく構成するこ
とにより、排ガスの循環使用方式を低コストで実現でき
ることになる。また正常運転時においても、すなわち常
時、パイバスダクト内に排ガスを流すことにな９、この
パイバスダクトを排ガス中の有害成分が結露しない温度
以上に保つことができて、維持管理の費用を低減できる
。
図面は本発明の一実施例を示すフローシートである。
Claims (1)
- １、乾燥、燃焼、後燃焼と燃焼区分があり、燃焼用空気
の予熱器を有するごみ焼却炉において、排ガスダクト中
に集じん器を設け、この集じん器の前後において前記排
ガスダクトに接続するパイバスダクトを設け、このパイ
バスダクトから分岐した排ガス循環ダクトを、燃焼火格
子下ホツパ、後燃焼火格子下ホツパ、炉冷却空気送入口
、および主灰シユート上部に接続したことを特徴とする
ごみ焼却炉における排ガス循環装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2218185A JPS61180824A (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 | ごみ焼却炉における排ガス循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2218185A JPS61180824A (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 | ごみ焼却炉における排ガス循環装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61180824A true JPS61180824A (ja) | 1986-08-13 |
| JPH0262777B2 JPH0262777B2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=12075623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2218185A Granted JPS61180824A (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 | ごみ焼却炉における排ガス循環装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61180824A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004092648A1 (ja) * | 2003-04-18 | 2004-10-28 | Jfe Engineering Corporation | 火格子式廃棄物焼却炉及びその燃焼制御方法 |
| JP2009540254A (ja) * | 2006-06-07 | 2009-11-19 | フォルシュングスツェントルム カールスルーエ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 火格子燃焼設備の燃焼残滓品質を改善する方法 |
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| JPWO2013147030A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2015-12-14 | 日立造船株式会社 | 焼却炉における燃焼運転方法 |
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