JPS61180708A - 養毛剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は養毛剤に関し、更に詳しくはジメチルポＩＪ　
ｕシロキサン誘導体を有効成分とする養毛剤に関する。

（従来の技術） 従来、抗アンドロゲン剤（たとえば、エストラジオール
、エストロンなど）、血行促進剤（たとえば、トウガラ
シ、センブリなどの生薬エキス類）、ビタミン類（たと
えば、ビタミンＥ、ビタミン−など）、アミノ酸（たと
えば、メチオニン、セリンなど）などの薬剤を有効成分
とする養毛剤が知られている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、発毛作用忙関しては抗アンドロゲン剤以
外の薬剤はさしたる効果がなく、抗アンドロゲン剤には
ある程度の効果があっても女性化という副作用があって
使用しＫくいという欠点がある。

（問題を解決するための手段） 本発明者らは、抗アンドロゲン剤を使用することなく有
効な養毛剤を開発すべく研究を行なった結果、ジメチル
ポリシロキサン誘導体のあるものはきわめてすぐれた発
毛作用を有することを見出だして本発明を完成した。

本発明の養毛剤は、 一般式 で表わされる化合物 および 一般式 で表わされる化合物からなる群から選ばれた１以メチル
ポリシロキサン誘導体は、人体忙対して何ら副作用がな
いから処方上の量的制限はないが、コスト、使用感など
から製剤の全量に対して好ましくは１〜３０重量％、最
も好ましくは２〜２０重量％配合することができ今。

一般式（１）において、Ｒが示す低級アルキル基は炭素
数が１〜５のものであって、好ましくはメチル基である
。同じくＲが示す低級アルキルポリプロピレンオキシ基
は、 一般式 ％式％） （式中、Ｒ′は炭素数１〜５の低級アルキル基を示す。

）で表わされ、好ましくａＲ’がブチル基である。

本発明の養毛剤には、その作用をそこなわない限シ従来
養毛剤に使用されている一毛髪生長促進剤（たとえば、
Ｎ−アセチル−Ｌ−メチオニン。

Ｌ−セリンなど）、ビタミン類（たとえば、ビタミンＥ
、ビタミンＥアセテート、ビタミンＢ６など）。

抗アンドロゲン剤（たとえば、プロゲステロン。

エストラジオール、エストロンなど）、抗炎症剤（たと
えば、グリチルレチン酸、酢酸ハイドロコーチシンなど
）、血管拡張剤（たとえば、ニコチン酸、ミノキシジル
など）、生薬エキス類（たとえば、センブリエキス、ニ
ンジンエキス、トウガラシエキスなど）、ふけ防止剤（
たとえば、ヒノキチオール、イオウなど）、清涼剤（た
とえば、ｔ−メントール、カンフルなど）、湿潤剤（た
とえば、グリセリン、ピロリドンカルボン酸など）。

角質溶解剤（たとえば、尿素、サリチル酸など）。

抗酸化剤（たとえば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブ
チルヒドロキシアニソールなど）、色素（たとえば、感
光色素３０１号、黄色５号など）。

香料（たとえば、ラベンダーオイル、ツーゼアオイルな
ど）などを使用することができる。

また同じく、従来養毛剤に使用の精製水、−価アルコー
ル（たとえば、エタノール、イソプロピルアルコールな
ど）、多価アルコール（たとえば、グリセリン、マクロ
ゴール左ど）、油脂類（たとえば、オリーブ油、スフワ
ラ／など）、界面活性剤（たとえば、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン本発明の養毛剤は次の方法により調製することができ
る。

すなわち、一般式（１）または（ＩＩ）で表わされる化
合物や水溶性の成分を、必要があれば界面活性剤の助け
をかりて精製水に溶解する。非水溶性の成分を、必要が
あれば界面活性剤の助けをかシて前記のアルコール類、
油脂類などに溶解し、これをさきに調製した精製水の液
に加え、混合。

攪拌して本発明の養毛剤を調製する。

（作　用） 本発明の養毛剤を人の頭皮または動物の皮膚に適用した
場合、すぐれた発毛作用や育毛作用を示す。

以下、試験例を挙げて本発明の詳細な説明する。

試験例　１ 被験物質Ａ〔式（１）において、ａ　＝　１：　Ｏ〜２
０　。

ｍ　＝　５〜９　、　　ｎ　＝　４〜８　、　　Ｒ＝　
ＣＨ３のイビ合物〕または同Ｂ〔式（１）において、ｎ
＝２０〜３０゜ｍ＝　１５〜２０．　　ｎ＝　１１〜１
６．　　Ｒ＝ＣＨ３の化合物〕のそれぞれ２重量％、１
０重量％、２０重量％の精製水溶液を調製し、被験試料
とした。

ＤＤＹ系マウス（雄性、７週令）を１０匹１群とし、そ
の背部の２　ｃｍ　Ｘ　５　ｃｍの範囲をチオグリコー
ル酸カルシウムで脱毛して試験に供した。

被験試料または精製水をそれぞれ別個の群の動物の脱毛
部分に１日１回塗布し、３０日後の伸長した毛の長さを
１０禾／匹測定した。その結果を第１表に示す。

第　　１　　表 註） 率　：毛長平均値（、、）士標準偏差 申＊：（被験部毛長平均値一対照部毛長平均値）冒試験
例　２ 被験物質Ａ（試験例１に同じ）、同Ｂ（試験例１に同じ
）、同Ｃ〔式（Ｉ）において、ｎ＝１０〜２０゜ｍ＝３
０〜３５．ｎ＝２１〜３１゜ ておいて、ａ＝１０〜１５．ｍ＝３０〜５０．ｎ＝＝１
．Ｒ＝Ｈの化合物〕または同Ｅ〔式（Ｉｆ）において、
ｘ＝５〜１０．　　ｙ＝２　Ｃ１〜３０．　　Ｒ＝Ｈの
化合物〕の１それぞれ２重量％、１５重量％の精製水溶
液を調製し、被験試料とした。

ＤＤＹ系マウス（雄性、７週令）を１０匹１群とし、そ
の背部の２　ｃｍ　Ｘ　５　ｃｍの範囲をチオグリコー
ル酸カルシウムで脱毛して試験に供した。

被験試料または精製水をそれぞれ別個の群の動物の脱毛
部分に１日１回塗布し、３０日後の毛の成長程度を肉眼
により８段階評価をした。

その結果を第２表に示す。

第　　２　　表 註） ＊：評価段階 ０　発毛見られず １　　発毛している ２　硬毛がはえそろう ３　硬毛が正常の約５０％ ４　硬毛が正常の約７５％ ５　硬毛が正常の約１００％ ６　硬毛が正常の約１１０％ ７　硬毛が正常の約１２０％ 試験例　３ 壮年性脱毛症、若年性脱毛症、枇糠性脱毛症。

円形脱毛症の中程度の男性患者を各症状毎に１０名を一
群として試験を行なった。

すなわち、後記実施例１または同２で調製した本発明の
養毛剤を、それぞれ別個の各症状群の患者の患部に１日
１回２〜４−ずつ塗擦した。

３ケ月治療後の評価では、本発明の養毛剤は前記の脱毛
症に有効であシ、特に若年性脱毛症と壮年性脱毛症にす
ぐれた育毛作用を示した。

また、本発明の養毛剤は皮膚に対する刺激性が全くなか
った。

（発明の効果） 本発明の目的物は優れた育毛効果を有し、皮膚刺激性が
全くないので養毛剤として有用である。

（実施例） 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。

実施例　１ 試験例１で用いた被験物質Ａ　　１０重量部を精製水　
５９．７重量部に加えて溶解し、予め香料０．３重量部
を９５％エタノール　３０重量部に溶解したものをこれ
に加えて溶解し、養毛剤１００重量部を得た。

実施例　２ ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体Ｓ、
０重量部とビタミンＥアセテート　１３重量部を混合し
たものを精製水　４４．７重量部に加えて攪拌９分散し
た。これに試験例２で用いた被験物質Ｂ　　１０重量部
を加えて溶解した後、更に９５％エタノール　４１０重
量部を加えて溶解し、養毛剤　１００重量部を得た。

実施例　３ ヒノキチオール　０．１重量部、グリチルレチン酸　１
２重量部、香料　０．３重量部を９５％エタノール　４
０．０重量部に加えて溶解した。　　−試験例２で用い
た被験物質ＣＩＱ、０重量部とポリオキシエチレン硬化
とマシ油　４．０重量部を混合して精製水４５．４重量
部に加えて分散し、更にこれに前記エタノール溶液を加
えて分散させ、養毛剤　１００重量部を得た。

実施例　４ ビタミンｍｕ　　Ｏ，３重量部とエストラジオール１０
０１重量部を９５％エタノール　４Ｑ、０重量部に加え
て溶解した。

試験例２で用いた被験物質Ｄ　　　α５重量部。

セリン　０．５重量部、Ｎ−アセチル−Ｌ−メチオニン
　α５重量部、ニンジンエキス　１．０重量部。

センブリエキス　１．０重量部、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンデシルエーテル　５０重量部、尿素
　５．０重量部、グリセリン　五〇重量部を精製水　３
７．１９９重量部に加えて分散させた後、これに前記エ
タノール溶液を加えて分散させ、養毛剤　１００重量部
を得た。

実施例　５ 試験例２で用いた被験物質に１０．０重量部。

プロゲステロン　０．００１重量部、グリチルレチン酸
　１，０重量部、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油　４
．０重量部、香料　０．３重量部、メントール　０．５
重量部をインプロビルアルコール３５．０重量部に溶解
後、これに精製水４９．１９９重量部を加えて分散させ
、養毛剤　１００重量部を得た。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １） 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒは水素原子、低級アルキル基ま は低級アルキルポリプロピレンオキシ基を示す。 また、ａとｍは同一かまたは異なる１〜１０の整数を示
   し、ａとｍの積は１０〜１００ であり、ｎは１〜７０の整数を示す。〕 で表わされる化合物 および 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒは前記と同義である。 ｘは１〜７０の整数を示し、ｙは１〜１００の整数を示
   す。〕 で表わされる化合物からなる群から選ばれた１以上の化
   合物を有効成分とする養毛剤。