JPS6118010B2 - - Google Patents

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JPS6118010B2
JPS6118010B2 JP53112252A JP11225278A JPS6118010B2 JP S6118010 B2 JPS6118010 B2 JP S6118010B2 JP 53112252 A JP53112252 A JP 53112252A JP 11225278 A JP11225278 A JP 11225278A JP S6118010 B2 JPS6118010 B2 JP S6118010B2
Authority
JP
Japan
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fuel
engine
substrate
heat
temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP53112252A
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English (en)
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JPS5540225A (en
Inventor
Takashige Ooyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5540225A publication Critical patent/JPS5540225A/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱機関の制御装置に用いられる半導
体部材の耐熱構造に関する。
特開昭50−50520号に見られるように従来の電
子的制御装置は、熱的な面から半導体部材が、熱
源である機関より離れた位置に設けられているの
で、センサ、アクチユエータと半導体部材との間
の配線が長くなり、雑音をひろいやすく信頼性が
低いなどの欠点がある。これを防止するため、機
関の近傍、たとえばエアクリーナの中などに半導
体部材を設ける方法が実公昭44−1843号により提
案されているが、空気冷却のみでは熱伝達が低
く、半導体部材の自己発熱を吸収することはでき
ず、制御の安定が確保できない欠点がある。
これら熱的条件がわるいところに半導体部材を
設置するためには、熱が半導体部材の方に伝わら
ないこと、自己発熱をとりさることの二つが要件
であり、従来の電子的制御装置は、かかる面での
配慮に欠けていた。
本発明の目的は、制御装置を機関の近傍に設け
た場合でも制御の安定の確保できる構造を提供す
るにある。
本発明は、半導体部材を吸入空気のみならず、
燃料によつても冷却する構造として、信頼性を向
上するものである。
内燃機関としてガソリン機関を例示すると、第
1図に示したごとく、吸入空気はエアクリーナ1
01、エアフローメータ102、紋り弁103、
吸気管104を通つて、機関201に吸入され
る。燃焼ガスは排気管105、触媒コンバータ1
06、消音器107を介して大気に排出される。
燃料はタンク108からポンプ901によつて、
流量制御手段902に圧送され、制御装置110
の指令で燃料を機関201に供給する。機関20
1は冷却フアン207、ラジエータ111によつ
て冷却される。機関201の出力はプロペラシヤ
フト112によつて車輪に伝動される。制御装置
110は、水温センサ113、回転センサ11
4、排ガスセンサ115、エアフローメータ10
2の信号を入力し、燃料ポンプ901の駆動用モ
ータ902の作動を制御する信号、点火プラグ1
16の作動を制御する信号、流量制御手段109
(電磁弁など)を制御する信号を出力する。上記
出力信号はパワー素子で、入力信号は論理集積回
路(マイクロコンピユータなど)で処理され、こ
れらの半導体部材から構成される制御装置110
のパツケージは、通路117を流れる燃料で冷却
される。第2図に示したごとく、論理集積回路7
03とパワー素子120,121,123などの
半導体部材を同一基板602上に配設することに
よつて配線を簡略化することができる。パワー素
子120によつて電磁コイル125の電流が制御
され、燃料計量弁127が駆動される。またパワ
ー素子121によつてイグニツシヨンコイル12
4の電流を制御する。さらにパワー素子122に
よつてモータ902の電流を制御する。102は
熱線式などのエアフローメータ、123はバツテ
リなどの電源である。いま、機関201が作動す
ると、吸気筒126を通つて外気が吸入されるの
で、パワー素子120、回路703の発熱は、基
板602、吸気筒126を通つて、吸入空気に吸
収され、半導体部材が高温になることはない。一
方セラミツク、ベークライトなどの熱伝導率の低
いスペーサ128を介して、吸気筒126を機関
201に取り付けることによつて、機関201か
らの伝熱を防止することができる。さらに、燃料
の一部が、燃料配管138を通つて燃料ポンプ9
01から燃料計量弁127、燃圧レギユレータ1
29に流れるとき、吸気筒126、基板602を
冷却する。
第3図は、機関201を停止した後の経過時間
に対する冷却水温度、空気温度、燃料温度の変化
の一例を示したものである。このように機関が停
止した場合、あるいは空転運転の場合のごとく冷
却フアン207の回転が低い場合は、機関201
の近くの空気温度、冷却水温度が100℃程度に上
昇するが、燃料の温度は、70℃程度に抑えられる
ので、本発明においては、半導体部材の温度は70
℃程度に抑えることができる。機関201が回転
している場合は、ポンプ901も作動しているの
で、燃圧レギユレータ129を通つて、タンク1
08に戻る燃料の量を増大することによつて、燃
料配管138の温度を、燃料タンク108の温度
とほぼ等しい40℃に維持し、半導体部材202の
自己発熱を吸収することができる。一般にポンプ
901はイグニツシヨンスイツチをスタート位置
にすると作動する。したがつて、パワートランジ
スタ120,121が作動を開始する前に、再始
動に際し、基板602が燃料で冷却されるので、
再始動時に際しても、十分半導体部材の自己発熱
を吸収することができる。
さらに外部環境変化に対して、半導体部材の温
度を一定に維持するためには、燃料配管138に
燃料のかわり、フレオンなどの冷媒を流し、冷媒
の蒸発熱を利用して、半導体部材を冷却すること
ができる。冷媒の圧縮機の回転を制御することに
よつて、温度を一定にすることができる。
一般に対流する伝熱に関しては、空気の場合、
熱流束が5×104kcal/m2hであるのに対し、液
体の場合は30×104kcal/m2hになり、冷却効果
がすぐれている。ここで、内燃機関の液体として
は、水,燃料,潤滑油,冷媒であるフレオンなど
が存在するが、最も使いやすいのは燃料である。
本発明によれば、信頼性の高い内燃機関の制御
装置用の構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱機関の制御装置を示す説明
図、第2図は実施例の一部を示す説明図、第3図
は機関の温度の一測定例図である。 201……機関、110……制御装置、12
0,121,122,703……半導体部材、1
17,138……燃料通路、602……基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体部材を配設した基板を熱機関の吸気筒
    に機械的に結合し、この基板を吸入空気により冷
    却するとともに、この基板に密着して熱機関に供
    給する燃料の一部が流れる燃料配管を配設して、
    この燃料によりさらに上記基板を冷却し、燃料供
    給に用いる燃料ポンプは、イグニツシヨンスイツ
    チをスタート位置にすると作動することを特徴と
    する熱機関の制御装置に用いられる半導体部材の
    耐熱構造。
JP11225278A 1978-09-14 1978-09-14 Controller for heat engine Granted JPS5540225A (en)

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JP11225278A JPS5540225A (en) 1978-09-14 1978-09-14 Controller for heat engine

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JP11225278A JPS5540225A (en) 1978-09-14 1978-09-14 Controller for heat engine

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Publication Number Publication Date
JPS5540225A JPS5540225A (en) 1980-03-21
JPS6118010B2 true JPS6118010B2 (ja) 1986-05-10

Family

ID=14582045

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JP11225278A Granted JPS5540225A (en) 1978-09-14 1978-09-14 Controller for heat engine

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JPS5540225A (en) 1980-03-21

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