JPS61179705A - 形成治具を用いて行う軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法 - Google Patents
形成治具を用いて行う軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法Info
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- JPS61179705A JPS61179705A JP2066085A JP2066085A JPS61179705A JP S61179705 A JPS61179705 A JP S61179705A JP 2066085 A JP2066085 A JP 2066085A JP 2066085 A JP2066085 A JP 2066085A JP S61179705 A JPS61179705 A JP S61179705A
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- Japan
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- forming jig
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- concrete panel
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、コンセントボックスの取付用あるいは通気用
等の取付穴と配線用等の通孔とを有する軽量気泡コンク
リートパネルの製造方法に関するものである。
等の取付穴と配線用等の通孔とを有する軽量気泡コンク
リートパネルの製造方法に関するものである。
「従来の技術」
パネル構法に用いられる軽量気泡コンクリートパネル(
以下コンクリートパネルと略称する。)を工場生産によ
り製造する方法として、コンクリートスラリ(流体混合
物)に相当量の泡を加え、これを成形型枠内に設けた骨
組みの周囲に骨組みをクレープによって加圧し加熱して
蒸気養生させるといった方法が知られている。
以下コンクリートパネルと略称する。)を工場生産によ
り製造する方法として、コンクリートスラリ(流体混合
物)に相当量の泡を加え、これを成形型枠内に設けた骨
組みの周囲に骨組みをクレープによって加圧し加熱して
蒸気養生させるといった方法が知られている。
ところで前記コンクリートパネルを用いて構成された家
屋にあって、壁の内部に電気配線、あるいは各種配管、
更には通風用の通孔を形成する必要が生じた場合のため
に、本考案の出願人は、先に、通孔を有するコンクリー
トパネルの製造方法を昭和60年1月23日付けの明細
書において提案した。
屋にあって、壁の内部に電気配線、あるいは各種配管、
更には通風用の通孔を形成する必要が生じた場合のため
に、本考案の出願人は、先に、通孔を有するコンクリー
トパネルの製造方法を昭和60年1月23日付けの明細
書において提案した。
この製造方法は、配線や配管等に必要な通孔の直径と略
同−の直径を有する可撓性の棒体を用意し、この棒体を
内部に入れて、パネル基体を気泡コンクリートスラリの
打設によって形成し、オートクレーブ養生前または後に
棒体を引き抜いて、通孔を有するコンクリートパネルを
形成するものであった。
同−の直径を有する可撓性の棒体を用意し、この棒体を
内部に入れて、パネル基体を気泡コンクリートスラリの
打設によって形成し、オートクレーブ養生前または後に
棒体を引き抜いて、通孔を有するコンクリートパネルを
形成するものであった。
「発明が解決しようとする問題点」
ここで、前記通孔を利用してコンクリートパネルに配線
等を施した場合、配線等の端部をコンクリートパネルの
表面部に設けられるコンセントボックス、スイッチボッ
クス等に接続することがある。
等を施した場合、配線等の端部をコンクリートパネルの
表面部に設けられるコンセントボックス、スイッチボッ
クス等に接続することがある。
このコンセントボックス等をコンクリートパネルに設け
るためには、コンクリートパネルの通孔の開口部にコン
セントボックス取付用の凹部(取付穴)を形成し、この
取付穴にコンセントボックスを収納することになる。と
ころで、この取付穴を形成する手段としては、コンクリ
ートパネルの据え付は時に現場等で通孔の開口部に穴あ
け加工を施すとよいのであるが、コンクリートパネルへ
の穴あけ加工はコンクリートパネルの脆さやコンクリー
トパネル内部にある骨組みの存在等の理由があって、煩
雑なものである。また、コンクリートパネルの形成時に
、気泡コンクリートスラリにあらかじめコンセントボッ
クス等を埋めておくことも考えられるが、オートクレー
ブ装置による高温高圧の蒸気養生処理によってコンセン
トボックスを傷めてしまう虞がある。
るためには、コンクリートパネルの通孔の開口部にコン
セントボックス取付用の凹部(取付穴)を形成し、この
取付穴にコンセントボックスを収納することになる。と
ころで、この取付穴を形成する手段としては、コンクリ
ートパネルの据え付は時に現場等で通孔の開口部に穴あ
け加工を施すとよいのであるが、コンクリートパネルへ
の穴あけ加工はコンクリートパネルの脆さやコンクリー
トパネル内部にある骨組みの存在等の理由があって、煩
雑なものである。また、コンクリートパネルの形成時に
、気泡コンクリートスラリにあらかじめコンセントボッ
クス等を埋めておくことも考えられるが、オートクレー
ブ装置による高温高圧の蒸気養生処理によってコンセン
トボックスを傷めてしまう虞がある。
「発明の目的」
本発明は、上述した事情に揮みてなされたもので、コン
クリートパネルにコンセントボックス等を取り付けるた
めの取付穴と配線等を施すための通孔とをコンクリ−ド
パ′ネルの形成と同時にしかも効率よく容易に形成する
ことのできる方法の提供を目的とする。
クリートパネルにコンセントボックス等を取り付けるた
めの取付穴と配線等を施すための通孔とをコンクリ−ド
パ′ネルの形成と同時にしかも効率よく容易に形成する
ことのできる方法の提供を目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、ボックス本体と、このボックス本体の周壁に
着脱自在に設けられた係止片とからなりボックス本体の
周壁に前記棒体を通す透孔が形成された形成冶具を用い
、前記気泡コンクリートスラリの打設前の骨組みに係止
片を係止させ透孔に棒体を通して形成治具を骨組みに装
着し、この後に骨組み周囲に気泡コンクリートスラリを
打設してパネル基体を形成し、この後に棒体とボックス
本体とを抜き取るものである。
着脱自在に設けられた係止片とからなりボックス本体の
周壁に前記棒体を通す透孔が形成された形成冶具を用い
、前記気泡コンクリートスラリの打設前の骨組みに係止
片を係止させ透孔に棒体を通して形成治具を骨組みに装
着し、この後に骨組み周囲に気泡コンクリートスラリを
打設してパネル基体を形成し、この後に棒体とボックス
本体とを抜き取るものである。
「作用」
ボックス本体と棒体とを、便化した気泡コンクリートス
ラリから抜き取ることによって配線用等の通孔とコンセ
ントボックスの取付用等の取付穴が形成される。
ラリから抜き取ることによって配線用等の通孔とコンセ
ントボックスの取付用等の取付穴が形成される。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示すもので、
図中Aが形成治具であり、この形成治具Aは、配線等の
ための通孔の端末に配設されるものであり、ボックス本
体lと、その両側部に設けられた係止片2とからなって
いる。また、第6図等に示す3は、前記形成治具Aが装
着されるとともに後述するコンクリートパネルPの内部
に埋設される骨組みを示している。
図中Aが形成治具であり、この形成治具Aは、配線等の
ための通孔の端末に配設されるものであり、ボックス本
体lと、その両側部に設けられた係止片2とからなって
いる。また、第6図等に示す3は、前記形成治具Aが装
着されるとともに後述するコンクリートパネルPの内部
に埋設される骨組みを示している。
この骨組み3は、防錆処理された鋼製のアングル材3a
と、格子組みした鋼製の補強筋3bとを組み付けて偏平
状に形成したものである。そしてこの骨組み3を、第6
図に示すように型枠4の成形空所Sに配設し、この成形
空所Sに気泡コンクリートスラリ(セメントと珪砂を主
原料とする流体混合物に相当量の泡を加えた従来公知の
もの。)を打設して硬化させることによって、パネル基
体P、を形成し、このパネル基体P、を前養生装置6と
オートクレーブ装置7とを順次用いて養生し、コンクリ
ートパネルPを得るのである。 前記形骨組み3に装着
されるもので、ボックス本体Iは、上面を開口させた箱
体IAと、この箱体IAの開口部に例えばビス止めされ
て開口部を閉じる蓋板IBとからなっている。なお、前
記ボックス本体lの幅と長さは、例えばコンセントボッ
クス等より若干大きめに形成されていて、箱体IAには
抜き勾配が設けられている。
と、格子組みした鋼製の補強筋3bとを組み付けて偏平
状に形成したものである。そしてこの骨組み3を、第6
図に示すように型枠4の成形空所Sに配設し、この成形
空所Sに気泡コンクリートスラリ(セメントと珪砂を主
原料とする流体混合物に相当量の泡を加えた従来公知の
もの。)を打設して硬化させることによって、パネル基
体P、を形成し、このパネル基体P、を前養生装置6と
オートクレーブ装置7とを順次用いて養生し、コンクリ
ートパネルPを得るのである。 前記形骨組み3に装着
されるもので、ボックス本体Iは、上面を開口させた箱
体IAと、この箱体IAの開口部に例えばビス止めされ
て開口部を閉じる蓋板IBとからなっている。なお、前
記ボックス本体lの幅と長さは、例えばコンセントボッ
クス等より若干大きめに形成されていて、箱体IAには
抜き勾配が設けられている。
一方、上記箱体IAの一方の側壁下部には、左右一対の
透孔1aが形成され、この透孔1aの直径は後述する棒
体10を挿通可能な値にされている。
透孔1aが形成され、この透孔1aの直径は後述する棒
体10を挿通可能な値にされている。
さらに、箱体IAの内底面中央には取手1bが取り付け
られている。また、箱体IAの一方の側壁であって、箱
体IAの透孔1 a、 l aの若干上方には、横長の
第1スリツトldが形成され、箱体lAの他方の側壁上
部には前記第一スリットldに対向して第2スリツトl
eが、また、この第2スリツトleの若干下方には第3
スリツトtrが各々形成されている。更に、これら各ス
リットld、1e、Ifの長さ方向中央の若干上方の箱
体IAの側壁には、各々ねじ孔1gが形成されている。
られている。また、箱体IAの一方の側壁であって、箱
体IAの透孔1 a、 l aの若干上方には、横長の
第1スリツトldが形成され、箱体lAの他方の側壁上
部には前記第一スリットldに対向して第2スリツトl
eが、また、この第2スリツトleの若干下方には第3
スリツトtrが各々形成されている。更に、これら各ス
リットld、1e、Ifの長さ方向中央の若干上方の箱
体IAの側壁には、各々ねじ孔1gが形成されている。
そして、各スリット1 d、 I e、 I fには、
係止片2が挿通されている。これら係止片2は、基板2
Aに係止板2Bを直角に延設して形成された側面り字状
のもので、その基板2Aの中央部にはねじ孔2aが形成
されていて、各係止片2は、係止板2Bを前記各スリッ
ト1 d、 1 e、 l fを介して箱体IAの外に
出し、基板2Aを箱体IAの内面に当接させるとともに
、基板2Aのねじ孔2aと箱体IAのねじ孔1gとに箱
体IAの内側から螺入したローレット付きのビス1hに
よって箱体IAにねじ止めされている。なお、箱体IA
の全外面と少なくとも係止板2Bの全外面には、望まし
くは離型剤が塗布されている。
係止片2が挿通されている。これら係止片2は、基板2
Aに係止板2Bを直角に延設して形成された側面り字状
のもので、その基板2Aの中央部にはねじ孔2aが形成
されていて、各係止片2は、係止板2Bを前記各スリッ
ト1 d、 1 e、 l fを介して箱体IAの外に
出し、基板2Aを箱体IAの内面に当接させるとともに
、基板2Aのねじ孔2aと箱体IAのねじ孔1gとに箱
体IAの内側から螺入したローレット付きのビス1hに
よって箱体IAにねじ止めされている。なお、箱体IA
の全外面と少なくとも係止板2Bの全外面には、望まし
くは離型剤が塗布されている。
次に、前記形成冶具Aを用いるとともに、棒体lOを用
いて、配線用の通孔とコンセントボックス取り付は用の
取付穴とを有したコンクリートパネルPを製造する場合
について説明する。
いて、配線用の通孔とコンセントボックス取り付は用の
取付穴とを有したコンクリートパネルPを製造する場合
について説明する。
コンクリートパネルPを製造するには、まず、コンクリ
ートパネルPの内部の配線位置に対応するように棒体1
0(図面では2一本)を骨組み3の補強筋3bにモルタ
ル等の調整材11を介して糸で結び付ける。この棒体l
Oはゴム系、あるいは、発泡ポリエチレン、発泡ポリス
チレン、発泡ポリスチロール系等の可撓材からなるもの
で、オートクレーブ装置7による蒸気養生温度において
望ましくは体積が減少する材料によって形成されたもの
である。
ートパネルPの内部の配線位置に対応するように棒体1
0(図面では2一本)を骨組み3の補強筋3bにモルタ
ル等の調整材11を介して糸で結び付ける。この棒体l
Oはゴム系、あるいは、発泡ポリエチレン、発泡ポリス
チレン、発泡ポリスチロール系等の可撓材からなるもの
で、オートクレーブ装置7による蒸気養生温度において
望ましくは体積が減少する材料によって形成されたもの
である。
そして、次にこれらの棒体10,10の端部の先方側の
補強筋3bに形成治具Aを装着する。この装着は、棒体
lOの先端前方側の補強筋3bの調整材11が箱体lA
の一対の系止片2.2の間に入るように形成治具Aの一
側を骨組み3に入れ、次いで、他方の係止片2を棒体l
Oの先端部が接した調整材11に当接させ、更に、各棒
体10の先端に透孔1aを通過させてこれを箱体IAの
内部に臨ませることによって行う。
補強筋3bに形成治具Aを装着する。この装着は、棒体
lOの先端前方側の補強筋3bの調整材11が箱体lA
の一対の系止片2.2の間に入るように形成治具Aの一
側を骨組み3に入れ、次いで、他方の係止片2を棒体l
Oの先端部が接した調整材11に当接させ、更に、各棒
体10の先端に透孔1aを通過させてこれを箱体IAの
内部に臨ませることによって行う。
形成治具Aと棒体10の装着が終了したならば、成形型
枠4の成形空所Sに気泡コンクリートスラリを打設して
、これを硬化させ、成形空所Sにパネル基体P、を形成
する。
枠4の成形空所Sに気泡コンクリートスラリを打設して
、これを硬化させ、成形空所Sにパネル基体P、を形成
する。
この硬化の後に棒体3を第2図の矢印Y方向に引き抜い
てパネル基体P、内に通孔Tを形成するととらに、棒体
lOを引き抜いた後に、蓋板IBを外し、各ビスthを
全て外し、係止片2をパネル基体P、から引き抜いて箱
体IA内に引き込み、この後に取手1bを握って箱体l
Aをパネル基体P、から引き抜いて取り付は穴りを形成
する。この引き抜きに当たっては箱体lAの外面に離型
剤が塗布されている上に箱体IAに抜き勾配を形成して
いるために、容易に行うことができる。このパネル基体
P、には周知のように、前養生装置6とオートクレーブ
装置7を利用して養生処理を施しコンクリートパネルP
を形成する。
てパネル基体P、内に通孔Tを形成するととらに、棒体
lOを引き抜いた後に、蓋板IBを外し、各ビスthを
全て外し、係止片2をパネル基体P、から引き抜いて箱
体IA内に引き込み、この後に取手1bを握って箱体l
Aをパネル基体P、から引き抜いて取り付は穴りを形成
する。この引き抜きに当たっては箱体lAの外面に離型
剤が塗布されている上に箱体IAに抜き勾配を形成して
いるために、容易に行うことができる。このパネル基体
P、には周知のように、前養生装置6とオートクレーブ
装置7を利用して養生処理を施しコンクリートパネルP
を形成する。
このようにして形成された通孔Tは配線スペースとして
利用し、取り付は穴りはコンセントボックスの取り付は
用として使用する。
利用し、取り付は穴りはコンセントボックスの取り付は
用として使用する。
以上のようにして取付穴りを形成すると、コンクリート
パネルPの形成と同時に取付穴りを形成できるので、現
場等で穴あけ加工を施す必要がなくなり、施工上有利で
ある。また、箱体IAは、係止片2を骨組み3に当接さ
せて、棒体10を透孔1aに通すことによって簡単に骨
組み3に装着でき、気泡コンクリートスラリの打設時に
気泡コンクリートスラリの流入圧によって形成治具Aが
ずれることと浮くこともないために、正確な位置に取付
穴りを形成できる。
パネルPの形成と同時に取付穴りを形成できるので、現
場等で穴あけ加工を施す必要がなくなり、施工上有利で
ある。また、箱体IAは、係止片2を骨組み3に当接さ
せて、棒体10を透孔1aに通すことによって簡単に骨
組み3に装着でき、気泡コンクリートスラリの打設時に
気泡コンクリートスラリの流入圧によって形成治具Aが
ずれることと浮くこともないために、正確な位置に取付
穴りを形成できる。
第8図ないし第1O図は、本発明の他の実施例を示すも
ので、この例の形成冶具A1は、通孔の途中に取付穴を
形成する場合に使用するものである。
ので、この例の形成冶具A1は、通孔の途中に取付穴を
形成する場合に使用するものである。
本実施例の形成冶具A、は、箱体IAの両側壁の各々の
下部に、左右一対の透孔Iaを形成するととらに、箱体
IAの両側壁に一つずつのスリットを形成し、一つずつ
の係止片2を設けたものであり、その他の構成は前記実
施例の形成治具Aと同等になっている。
下部に、左右一対の透孔Iaを形成するととらに、箱体
IAの両側壁に一つずつのスリットを形成し、一つずつ
の係止片2を設けたものであり、その他の構成は前記実
施例の形成治具Aと同等になっている。
本実施例の形成治具A、は、両側壁の透孔1aの各々に
棒体10を通し、前記実施例の形成治具Aと同等に使用
することによって目的を達成する事ができる。
棒体10を通し、前記実施例の形成治具Aと同等に使用
することによって目的を達成する事ができる。
なお前記実施例では、取付穴りをコンセントボックス取
付用として使用したが、通孔Tに例えば温水暖房器の循
環用配管を施した場合には取付穴りを例えば放熱器側の
配管接続用の接続ボックスの取付穴あるいは配管接続ス
ペースとして利用することもでき、さらには、テレビ配
線の端子箱取付用等に利用できる。また、通孔Tにヒー
タと送気ファンを備えると通孔Tを壁暖房通気路に利用
できる。
付用として使用したが、通孔Tに例えば温水暖房器の循
環用配管を施した場合には取付穴りを例えば放熱器側の
配管接続用の接続ボックスの取付穴あるいは配管接続ス
ペースとして利用することもでき、さらには、テレビ配
線の端子箱取付用等に利用できる。また、通孔Tにヒー
タと送気ファンを備えると通孔Tを壁暖房通気路に利用
できる。
一方、棒体10と形成治具A、A、の取り外しは、養生
処理後に行ってもよい。また、通気路Tを使用しない場
合には、通孔Tをモルタル等で塞ぎ仕上げ材で覆ってお
けばよい。
処理後に行ってもよい。また、通気路Tを使用しない場
合には、通孔Tをモルタル等で塞ぎ仕上げ材で覆ってお
けばよい。
「発明の効果」
以上説明したように本発明は、気泡コンクリートスラリ
の打設前に、骨組みに係止片を当接させ、骨組みに配設
した棒体の一部を箱体の透孔に通して骨組みに装着し、
骨組み周囲への気泡コンクリートスラリの打設によって
、パネル基体を形成し、この後に抜き取ることによって
、コンセントボックス等の取付穴をコンクリートパネル
の形成と同時に形成することができる。また、箱体は、
係止片を骨組みに当接させて、棒体を透孔に通すことに
よって骨組みに簡単に装着出来るために、気泡コンクリ
ートスラリの打設時に気泡コンクリートスラリの流入圧
によって形成治具がずれたり浮き上がることもなく正確
な位置に取付穴を形成できる。
の打設前に、骨組みに係止片を当接させ、骨組みに配設
した棒体の一部を箱体の透孔に通して骨組みに装着し、
骨組み周囲への気泡コンクリートスラリの打設によって
、パネル基体を形成し、この後に抜き取ることによって
、コンセントボックス等の取付穴をコンクリートパネル
の形成と同時に形成することができる。また、箱体は、
係止片を骨組みに当接させて、棒体を透孔に通すことに
よって骨組みに簡単に装着出来るために、気泡コンクリ
ートスラリの打設時に気泡コンクリートスラリの流入圧
によって形成治具がずれたり浮き上がることもなく正確
な位置に取付穴を形成できる。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第1図は骨組みに対する形成冶具の取付状態
を示す平面図、第2図はパネル基体内の形成治具を示す
断面図、第3図は蓋体を取り外した形成治具の平面図、
第4図は形成治具の断面図、第5図は形成治具の分解斜
視図、第6図はコンクリートパネルの製造工程図、第7
図は取付穴を形成したコンクリートパネルの断面図、第
8図ないし第10図は本発明の他の実施例を示すもので
、第8図は蓋体を取り外した形成治具の平佑M 笛QT
iSQI峰昇≦虐達目のr面M 箪1111fflL土
を乏成治具の分解斜視図である。 A・・・形成治具 S・・・成形空所 P、・・・パネ
ル基体 P・・・コンクリートパネル(軽量気泡コンク
リートパネル) 夏・・・ボックス本体 1a・・・透
孔 2・・・係止片 3・・・骨組み 10・・・棒体 ミ″ 手続補正書(自船 醇 覧0・4・)9Ti′
のもので、第1図は骨組みに対する形成冶具の取付状態
を示す平面図、第2図はパネル基体内の形成治具を示す
断面図、第3図は蓋体を取り外した形成治具の平面図、
第4図は形成治具の断面図、第5図は形成治具の分解斜
視図、第6図はコンクリートパネルの製造工程図、第7
図は取付穴を形成したコンクリートパネルの断面図、第
8図ないし第10図は本発明の他の実施例を示すもので
、第8図は蓋体を取り外した形成治具の平佑M 笛QT
iSQI峰昇≦虐達目のr面M 箪1111fflL土
を乏成治具の分解斜視図である。 A・・・形成治具 S・・・成形空所 P、・・・パネ
ル基体 P・・・コンクリートパネル(軽量気泡コンク
リートパネル) 夏・・・ボックス本体 1a・・・透
孔 2・・・係止片 3・・・骨組み 10・・・棒体 ミ″ 手続補正書(自船 醇 覧0・4・)9Ti′
Claims (1)
- 成形型枠内の成形空所に骨組みを配設するととらに、こ
の骨組みに可撓性の棒体を配設し、この成形空所に前記
骨組みと棒体とを覆わせて気泡コンクリートスラリを打
設し硬化させて成形空所にパネル基体を形成し、次に、
このパネル基体を成形型枠から脱型し、オートクレーブ
装置により高温高圧で蒸気養生するとともに、オートク
レーブ養生前または後に前記棒体を引き抜いて通孔を形
成して構成される軽量気泡コンクリートパネルの製造方
法であって、ボックス本体と、このボックス本体の周壁
に着脱自在に設けられた係止片とからなり、ボックス本
体の周壁に前記棒体を通す透孔が形成された形成治具を
用い、前記気泡コンクリートスラリの打設前の骨組みに
係止片を係止させ透孔に棒体を通して形成治具を骨組み
に装着し、この後に骨組み周囲に気泡コンクリートスラ
リを打設してパネル基体を形成し、この後に棒体とボッ
クス本体とを抜き取ることにより通孔と取付穴を有する
軽量気泡コンクリートパネルを形成することを特徴とす
る形成治具を用いて行う軽量気泡コンクリートパネルの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066085A JPS61179705A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 形成治具を用いて行う軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066085A JPS61179705A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 形成治具を用いて行う軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61179705A true JPS61179705A (ja) | 1986-08-12 |
JPH0342561B2 JPH0342561B2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=12033362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2066085A Granted JPS61179705A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 形成治具を用いて行う軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61179705A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5222018A (en) * | 1975-08-12 | 1977-02-19 | Taisei Prefab Constr | Method of molding of precast concrete plate having distributing box |
JPS5437124A (en) * | 1977-08-30 | 1979-03-19 | Doi Jirou | Method of making hollow aic material* molding flask and products thereof |
JPS5848097U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-31 | 株式会社日立製作所 | メモリパツケ−ジ |
-
1985
- 1985-02-05 JP JP2066085A patent/JPS61179705A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5437124A (en) * | 1977-08-30 | 1979-03-19 | Doi Jirou | Method of making hollow aic material* molding flask and products thereof |
JPS5848097U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-31 | 株式会社日立製作所 | メモリパツケ−ジ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0342561B2 (ja) | 1991-06-27 |
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