JPS61179685A - 映像再生装置の色復調回路 - Google Patents
映像再生装置の色復調回路Info
- Publication number
- JPS61179685A JPS61179685A JP1972185A JP1972185A JPS61179685A JP S61179685 A JPS61179685 A JP S61179685A JP 1972185 A JP1972185 A JP 1972185A JP 1972185 A JP1972185 A JP 1972185A JP S61179685 A JPS61179685 A JP S61179685A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- signal
- color
- subcarrier
- circuit
- Prior art date
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- Pending
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、映像再生装置の色復調回路に関し、特にPA
L (phase ALternation Line
)方式に基づくカラービデオ信号によって映像を再生
する映像再生装置の色復調回路に関する。
L (phase ALternation Line
)方式に基づくカラービデオ信号によって映像を再生
する映像再生装置の色復調回路に関する。
背景技術
n(nは自然数)木目の走査線に対応するPAL方式の
カラービデオ信号EMrLは、次式で与えられる。
カラービデオ信号EMrLは、次式で与えられる。
E M n”Y+E Us1nωct
+(−1)nEvCO5ωct・・・・・・・・・・・
・(1)ωo′=、2πfH(m−1/4)
−・・・・・・・・・−(2)ここに、Yは輝度信号、
EU及びEvは色差信号B−Y 、R−Yをそれぞれ示
している。尚、B及びRは青及び赤色信号をそれぞれ示
している。まだ、fHは水平走査周波数であり、mは自
然数である。
・(1)ωo′=、2πfH(m−1/4)
−・・・・・・・・・−(2)ここに、Yは輝度信号、
EU及びEvは色差信号B−Y 、R−Yをそれぞれ示
している。尚、B及びRは青及び赤色信号をそれぞれ示
している。まだ、fHは水平走査周波数であり、mは自
然数である。
(1)式の(−1)rLなる係数は1水平走査線毎の位
相反転を意味しており、搬送色信号のうちEv酸成分1
水平走査線毎に互いに180°の位相差を有する(−1
)ルcosωcl なるサブキャリヤ信号を平衡変調す
ることによって送出されている。従って、カラーバース
ト信号には受像側にて、Ev酸成分サブキャリヤを1ラ
イン毎に位相反転するだめの情報を併せ持つことが要求
される。このため、カラーバースト信号はEU軸を中心
にして±135°の位相に1ライン毎に切換えられて位
相反転したものが送出されるようになっている。
相反転を意味しており、搬送色信号のうちEv酸成分1
水平走査線毎に互いに180°の位相差を有する(−1
)ルcosωcl なるサブキャリヤ信号を平衡変調す
ることによって送出されている。従って、カラーバース
ト信号には受像側にて、Ev酸成分サブキャリヤを1ラ
イン毎に位相反転するだめの情報を併せ持つことが要求
される。このため、カラーバースト信号はEU軸を中心
にして±135°の位相に1ライン毎に切換えられて位
相反転したものが送出されるようになっている。
かかるPAL方式のカラービデオ信号によって映像を再
生する装置における従来の色復調回路を第1図に示す。
生する装置における従来の色復調回路を第1図に示す。
第1図において、PAL方式のカラービデオ信号が帯域
フィルタ1に供給されている。
フィルタ1に供給されている。
帯域フィルタ1は、通過帯域がPAL方式のカラービデ
オ信号に含まれる搬送色信号の周波数帯域にほぼ等しく
なるように構成されている。この帯域フィルタ1によっ
て搬送色信号及びカラーバースト信号が抽出されて可変
利得アンプ2及びパーストゲートアンプ3に供給される
。パーストゲートアンプ3には例えば水平同期信号を遅
延してカラーバースト信号が存在する間パーストゲート
パルスを出力する構成のパルス発生器(図示せず)の出
力が供給されている。パーストゲートアンプ3ハハース
トケートハルスによってカラーバースト信号を抽出して
そのまま出力すると同時にカラーバースト信号の信号レ
ベルに応じた¥レベルを有するACC(Autorrw
ttic Chroma Control )信号を出
力するように構成されている。このパーストゲートアン
プ3から出力されたカラーバースト信号及びACC信号
は、それぞれAPC(kuttyphme Contr
ol )方式によるサブキャリヤ発生器4及び可変利得
アンプ2に供給される。
オ信号に含まれる搬送色信号の周波数帯域にほぼ等しく
なるように構成されている。この帯域フィルタ1によっ
て搬送色信号及びカラーバースト信号が抽出されて可変
利得アンプ2及びパーストゲートアンプ3に供給される
。パーストゲートアンプ3には例えば水平同期信号を遅
延してカラーバースト信号が存在する間パーストゲート
パルスを出力する構成のパルス発生器(図示せず)の出
力が供給されている。パーストゲートアンプ3ハハース
トケートハルスによってカラーバースト信号を抽出して
そのまま出力すると同時にカラーバースト信号の信号レ
ベルに応じた¥レベルを有するACC(Autorrw
ttic Chroma Control )信号を出
力するように構成されている。このパーストゲートアン
プ3から出力されたカラーバースト信号及びACC信号
は、それぞれAPC(kuttyphme Contr
ol )方式によるサブキャリヤ発生器4及び可変利得
アンプ2に供給される。
可変利得アンプ2は、入力されたカラーバースト信号が
小さくなった場合すなわち搬送色信号の信号レベルが低
下したときACC信号によって利得が大となるように形
成されており、この可変利得アンプ2によって彩度すな
わち色の濃さが一定になるように制御される。この可変
利得アンプ2の出力はアンプ5を介してIH(1水平走
査期間)遅延回路6、加算回路7及び減算回路8に供給
される。IH遅延回路6における信号遅延時間は、1H
より(π/ 2 ) X (1/W c )だけ長いか
又は短い時間に設定されている。このため、縦じま妨害
を防止するために同一フィールド内の連続する2本の走
査線間でサブキャリヤの位相がπ/2シフトされている
ことにより搬送色信号の位相が正確にIH前における位
相とπ/2のずれを有しているが、IH遅延回路1から
出力され、る約IH前の搬送色信号の位相は入力の位相
にほぼ一致することとなる。
小さくなった場合すなわち搬送色信号の信号レベルが低
下したときACC信号によって利得が大となるように形
成されており、この可変利得アンプ2によって彩度すな
わち色の濃さが一定になるように制御される。この可変
利得アンプ2の出力はアンプ5を介してIH(1水平走
査期間)遅延回路6、加算回路7及び減算回路8に供給
される。IH遅延回路6における信号遅延時間は、1H
より(π/ 2 ) X (1/W c )だけ長いか
又は短い時間に設定されている。このため、縦じま妨害
を防止するために同一フィールド内の連続する2本の走
査線間でサブキャリヤの位相がπ/2シフトされている
ことにより搬送色信号の位相が正確にIH前における位
相とπ/2のずれを有しているが、IH遅延回路1から
出力され、る約IH前の搬送色信号の位相は入力の位相
にほぼ一致することとなる。
このIH遅延回路6の出力は加算回路7、及び減算回路
8に供給される。加算回路7において、IH遅延回路6
の出力が搬送色信号と加算されると搬送色信号のうちの
Ev酸成分打ち消され、EU酸成分みが加算回路7から
出力される。まだ、減算回路8においては、例えば搬送
色信号からIH遅延回路6の出力が減算されることによ
り搬送色信号のうちのEU酸成分打ち消され、Ev酸成
分みが減算回路8から出力される。これら加算回路7及
び減算回路8の出力はそれぞれB−Y検波回路9及びR
−Y検波回路10に供給される。
8に供給される。加算回路7において、IH遅延回路6
の出力が搬送色信号と加算されると搬送色信号のうちの
Ev酸成分打ち消され、EU酸成分みが加算回路7から
出力される。まだ、減算回路8においては、例えば搬送
色信号からIH遅延回路6の出力が減算されることによ
り搬送色信号のうちのEU酸成分打ち消され、Ev酸成
分みが減算回路8から出力される。これら加算回路7及
び減算回路8の出力はそれぞれB−Y検波回路9及びR
−Y検波回路10に供給される。
サブキャリヤ発生器4は、カラーバースト信号と所定の
位相差を有するカラーサブキャリヤ信号を発生するよう
に構成されている。このサブキャリヤ発生器4から出力
されたカラーサブキャリヤ信号は90@移相器11によ
って90°移相されたのち検波用サブキャリヤとしてB
−Y検波器9に供給される。更に、このカラーサブキャ
リヤ信号は、入力を180°移相する180°移相器1
2に供給されると同時にPALスイッチ13の1人力と
なっている。
位相差を有するカラーサブキャリヤ信号を発生するよう
に構成されている。このサブキャリヤ発生器4から出力
されたカラーサブキャリヤ信号は90@移相器11によ
って90°移相されたのち検波用サブキャリヤとしてB
−Y検波器9に供給される。更に、このカラーサブキャ
リヤ信号は、入力を180°移相する180°移相器1
2に供給されると同時にPALスイッチ13の1人力と
なっている。
180°移相器12の出力はPALスイッチ13の他人
力となっている。PALスイッチ13の制御入力端子に
はカラーバースト信号の位相状態によってIHおきに反
転するパルスからなる位相弁別信号を発生する位相弁別
回路(図示せず)の出力が供給されている。PALスイ
ッチ13は、位相弁別信号によって2人力をIHおきに
交互に出力するように構成されている。このPALスイ
ッチ13の出力が検波用サブキャリヤとしてR−Y検波
器10に供給される。そして、B−Y検波器9及びR−
Y検波器lOの各々においてB−Y信号及びR−Y信号
が検波されてマトリックス回路14に供給される。マト
リックス回路14においてB−Y信号及びR−Y信号か
らG−Y信号が取り出されてB−Y信号及びR−Y信号
と共に出力される。尚、Gは緑色信号を示している。
力となっている。PALスイッチ13の制御入力端子に
はカラーバースト信号の位相状態によってIHおきに反
転するパルスからなる位相弁別信号を発生する位相弁別
回路(図示せず)の出力が供給されている。PALスイ
ッチ13は、位相弁別信号によって2人力をIHおきに
交互に出力するように構成されている。このPALスイ
ッチ13の出力が検波用サブキャリヤとしてR−Y検波
器10に供給される。そして、B−Y検波器9及びR−
Y検波器lOの各々においてB−Y信号及びR−Y信号
が検波されてマトリックス回路14に供給される。マト
リックス回路14においてB−Y信号及びR−Y信号か
らG−Y信号が取り出されてB−Y信号及びR−Y信号
と共に出力される。尚、Gは緑色信号を示している。
以上の構成において、ル木目及びyc−1−1本目の走
査線に対応するPAL方式のカラービデオ信号の搬送色
信号にそれぞれ対応するベクトルAN、AN+1が第2
図(4)及び同図[F])に示す如くなったとき、加算
回路7及び減算回路8の出力にそれぞれ対応するベクト
ルe U、 e vは、それぞれ同図(C)に示す如く
ベクトルAN、AN+1の和及び差になる。これらベク
トルe U、 e yの合成ベクトルD1は第2図■)
に示す如くなる。この合成ベクトルD、のB−Y軸とな
す角θに応じた色相及びこの合成ベクトルD。
査線に対応するPAL方式のカラービデオ信号の搬送色
信号にそれぞれ対応するベクトルAN、AN+1が第2
図(4)及び同図[F])に示す如くなったとき、加算
回路7及び減算回路8の出力にそれぞれ対応するベクト
ルe U、 e vは、それぞれ同図(C)に示す如く
ベクトルAN、AN+1の和及び差になる。これらベク
トルe U、 e yの合成ベクトルD1は第2図■)
に示す如くなる。この合成ベクトルD、のB−Y軸とな
す角θに応じた色相及びこの合成ベクトルD。
の長さに応じた彩度が得られる。尚、この合成ベクトル
D1の長さdlは、ベクトルANの長さをAとすれば次
式の如く表わされる。
D1の長さdlは、ベクトルANの長さをAとすれば次
式の如く表わされる。
’+ = J (2ACO3θ)2+ (2Asin
)2=2AJつT曹n”19=2A ・・・・
・・(3)ところが、従来の色復調回路においては合成
ベクトルD、のB−Y軸となす角θがPALカラービデ
オ信号中の搬送色信号のみによって変化するようになっ
ているのでユーザの好みに応じて色相を変化させたい場
合には、例えば色差信号を処理する複雑な構成の回路が
別途必要となって好ましくなかった。
)2=2AJつT曹n”19=2A ・・・・
・・(3)ところが、従来の色復調回路においては合成
ベクトルD、のB−Y軸となす角θがPALカラービデ
オ信号中の搬送色信号のみによって変化するようになっ
ているのでユーザの好みに応じて色相を変化させたい場
合には、例えば色差信号を処理する複雑な構成の回路が
別途必要となって好ましくなかった。
1oai
本発明の目的は、ユーザの好みに応じて色相を変化させ
ることができかつ簡単な構成の映像再生装置の色復調回
路を提供することである。
ることができかつ簡単な構成の映像再生装置の色復調回
路を提供することである。
本発明による映像再生装置の色復調回路は、検波用サブ
キャリヤ信号の位相を1水平走査期間毎に指令に応じた
角度だけ交互に進相及び遅相せしめる移相手段を含み、
この移相手段の出力によって搬送色信号に含まれる色差
信号を復調して指令に応じた利得で増幅したのち出力す
る構成となっている。
キャリヤ信号の位相を1水平走査期間毎に指令に応じた
角度だけ交互に進相及び遅相せしめる移相手段を含み、
この移相手段の出力によって搬送色信号に含まれる色差
信号を復調して指令に応じた利得で増幅したのち出力す
る構成となっている。
実施例
以下、本発明の実施例につき第3図及び第4図を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第3図において、帯域フィルタ1.可変利得アンプ2.
パーストゲートアンプ3.サブキャリヤ発生器4.アン
プ5.IH遅延回路6.加算回路7、減算回路8.B−
Y検波器9.R−Y検波器10 、90”移相器11
、180’移相器12 、 PALスイッチ13及びマ
) IJックス回路14は第1図の回路と同様に接続さ
れている。しかしながら、本例においてはサブキャリヤ
発生器4から出力されたカラーサブキャリヤ信号は移相
器15を介して180°移相器12に供給されると同時
に移相器16を経てPALスイッチ13の1人力となっ
ている。
パーストゲートアンプ3.サブキャリヤ発生器4.アン
プ5.IH遅延回路6.加算回路7、減算回路8.B−
Y検波器9.R−Y検波器10 、90”移相器11
、180’移相器12 、 PALスイッチ13及びマ
) IJックス回路14は第1図の回路と同様に接続さ
れている。しかしながら、本例においてはサブキャリヤ
発生器4から出力されたカラーサブキャリヤ信号は移相
器15を介して180°移相器12に供給されると同時
に移相器16を経てPALスイッチ13の1人力となっ
ている。
移相器15及び16の制御入力端子には例えば操作部に
おける色相調整用操作釦(図示せず)の操作状態に応じ
たレベルを有する制御信号が供給されている。移相器1
5は、この制御信号のレベルに応じた角度だけ入力の位
相を進ませるように構成され、かつ移相器16は、この
制御信号のレベルに応じた角度だけ入力の位相を遅らせ
るように構成されている。これら移相器15及び16並
びに180°移相器12、PALスイッチ13が移相手
段として作用してR−Y検波器lOに供給されるカラー
サブキャリヤがIHおきに位相反転されると同時にこの
カラーサブキャリヤの位相がIH毎に制御信号のレベル
に応じた角度だけ交互に進相及び遅相せしめられる。
おける色相調整用操作釦(図示せず)の操作状態に応じ
たレベルを有する制御信号が供給されている。移相器1
5は、この制御信号のレベルに応じた角度だけ入力の位
相を進ませるように構成され、かつ移相器16は、この
制御信号のレベルに応じた角度だけ入力の位相を遅らせ
るように構成されている。これら移相器15及び16並
びに180°移相器12、PALスイッチ13が移相手
段として作用してR−Y検波器lOに供給されるカラー
サブキャリヤがIHおきに位相反転されると同時にこの
カラーサブキャリヤの位相がIH毎に制御信号のレベル
に応じた角度だけ交互に進相及び遅相せしめられる。
また、移相器15.16の制御入力端子に供給されてい
る制御信号はマトリックス回路14にも供給されている
。マトリックス回路14は、B−Y信号及びR−Y信号
からG−Y信号を取り出しかつこれらB−Y 、R−Y
、G−Y信号を制御信号のレベルに応じた利得で増幅
するように構成されている。
る制御信号はマトリックス回路14にも供給されている
。マトリックス回路14は、B−Y信号及びR−Y信号
からG−Y信号を取り出しかつこれらB−Y 、R−Y
、G−Y信号を制御信号のレベルに応じた利得で増幅
するように構成されている。
以上の構成において、第1図の回路と同様に加算回路7
及び減算回路8の出力にそれぞれ対応するベクトル’U
I’Vは、第4図(ト)に示す如くベクトルAN I
AH+ 1の和及び差になる。しかしながら、R−Y検
波器10において検波用サブキャリヤの位相がIHおき
に制御信号のレベルに応じた角度ダだけ進みかつ位相が
進まない期間においては角度ダだけ遅れるので、R−Y
検波器10の出力に対応するベクトルev′は第4図[
F])に示す如くベクトルevにおけるR−Y軸と角度
ダをなす(R−Y)’軸方向成分となる。このベクトル
evの(R−Y)’軸方向成分の長さd、は次式に示す
如くなる。
及び減算回路8の出力にそれぞれ対応するベクトル’U
I’Vは、第4図(ト)に示す如くベクトルAN I
AH+ 1の和及び差になる。しかしながら、R−Y検
波器10において検波用サブキャリヤの位相がIHおき
に制御信号のレベルに応じた角度ダだけ進みかつ位相が
進まない期間においては角度ダだけ遅れるので、R−Y
検波器10の出力に対応するベクトルev′は第4図[
F])に示す如くベクトルevにおけるR−Y軸と角度
ダをなす(R−Y)’軸方向成分となる。このベクトル
evの(R−Y)’軸方向成分の長さd、は次式に示す
如くなる。
”2=AsinθCO5S −・・・・・・
・・・・・(4)ところが、このR−Y検波器10の出
力はR−Y軸に手行なベクトルに対応する信号として扱
われ、B−Y検波器9及びR−Y検波器10の出力にそ
れぞれ対応する2つのベクトルの合成ベクトルD2は第
・1図(C)に示す如くなる。この合成ベクトルD2の
B−Y軸となす角yは次式に示す如くなる。
・・・・・(4)ところが、このR−Y検波器10の出
力はR−Y軸に手行なベクトルに対応する信号として扱
われ、B−Y検波器9及びR−Y検波器10の出力にそ
れぞれ対応する2つのベクトルの合成ベクトルD2は第
・1図(C)に示す如くなる。この合成ベクトルD2の
B−Y軸となす角yは次式に示す如くなる。
sin 1)cosJ
3/:j3n 1co5θ
=tan ’(tanθ・cosg) ・
・・・・・・・・・・・・・・(5)また、合成ベクト
ルD2の長さd3は次式に示す如くなる。
・・・・・・・・・・・・・・(5)また、合成ベクト
ルD2の長さd3は次式に示す如くなる。
(3)式及び(6)式より’3/dIは次式に示す如く
なる。
なる。
(7)式に示す如く、合成ベクトルD2の長さd4は合
成ベクトルD1の長さdlと等しくならないが、マトリ
ックス回路14の利得が制御信号のレベルすなわち移相
器16における移相角度に応じて変化するので、マトリ
ックス回路14から出力されるB−Y 、R−Y信号に
それぞれ対応する2つのベクトルの合成ベクトルの長さ
を長さd、に等しくすることができることとなる。従っ
て、マトリックス回路14から出力されるB−Y、R−
Y信号にそれぞれ対応する2つのベクトルの合成ベクト
ルを合成ベクトルD、を角度x(x=θ−y)だけ回転
したベクトルと同一にすることができ、彩度を変化させ
ることなく色相のみを変化させることができることにな
る。
成ベクトルD1の長さdlと等しくならないが、マトリ
ックス回路14の利得が制御信号のレベルすなわち移相
器16における移相角度に応じて変化するので、マトリ
ックス回路14から出力されるB−Y 、R−Y信号に
それぞれ対応する2つのベクトルの合成ベクトルの長さ
を長さd、に等しくすることができることとなる。従っ
て、マトリックス回路14から出力されるB−Y、R−
Y信号にそれぞれ対応する2つのベクトルの合成ベクト
ルを合成ベクトルD、を角度x(x=θ−y)だけ回転
したベクトルと同一にすることができ、彩度を変化させ
ることなく色相のみを変化させることができることにな
る。
尚、上記実施例においては移相手段がR−Y検波器10
に供給される検波用サブキャリヤの位相を制御信号のレ
ベルに応じて変化させるように形成されていだが、移相
反転手段はB−Y検波器9に供給される検波用サブキャ
リヤの位相を制御信号のレベルに応じて変化させるよう
に形成されてもよい。但し、この場合第3図の回路に比
してPALスイノfr3と同一構成のスイッチの使用個
数が増加する。
に供給される検波用サブキャリヤの位相を制御信号のレ
ベルに応じて変化させるように形成されていだが、移相
反転手段はB−Y検波器9に供給される検波用サブキャ
リヤの位相を制御信号のレベルに応じて変化させるよう
に形成されてもよい。但し、この場合第3図の回路に比
してPALスイノfr3と同一構成のスイッチの使用個
数が増加する。
発明の効果
以上詳述した如く本発明による映像再生装置の色復調回
路は、検波用サブキャリヤ信号の位相を1水平走査期間
毎に指令に応じた角度だけ交互に進相及び遅相せしめる
構成となっているので、簡単な構成にて色差信号B−Y
、R−Yにそれぞれ対応する2つのベクトルの合成ベク
トルを指令に応じた角度だけ回転させて色相をユーザの
好みに応じて変化させることができることとなる。
路は、検波用サブキャリヤ信号の位相を1水平走査期間
毎に指令に応じた角度だけ交互に進相及び遅相せしめる
構成となっているので、簡単な構成にて色差信号B−Y
、R−Yにそれぞれ対応する2つのベクトルの合成ベク
トルを指令に応じた角度だけ回転させて色相をユーザの
好みに応じて変化させることができることとなる。
第1図は、従来の映像再生装置の色復調回路を示すブロ
ック図、第2図は、第1図の回路の各部の信号の状態を
示すベクトル図、第3図は、本発明の一実施例を示すブ
ロック図、第4図は、第3図の各部の信号の状態を示す
ベクトル図である。 主要部分の符号の説明
ック図、第2図は、第1図の回路の各部の信号の状態を
示すベクトル図、第3図は、本発明の一実施例を示すブ
ロック図、第4図は、第3図の各部の信号の状態を示す
ベクトル図である。 主要部分の符号の説明
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 搬送色信号の1つ及びカラーバースト信号 が1水平走査期間おきに位相反転されたPALカラービ
デオ信号によって映像を再生する映像再生装置の色復調
回路であって、前記カラーバースト信号に基づいて少な
くとも2つの検波用サブキャリヤ信号を発生するサブキ
ャリヤ信号発生手段と、前記検波用サブキャリヤ信号の
いずれか一方の位相を1水平走査期間毎に指令に応じた
角度だけ交互に進相及び遅相せしめる移相手段とを含み
、前記移相手段の出力によって前記搬送色信号に含まれ
る色差信号を復調して前記指令に応じた利得で増幅した
のち出力するようにしたことを特徴とする映像再生装置
の色復調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1972185A JPS61179685A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 映像再生装置の色復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1972185A JPS61179685A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 映像再生装置の色復調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61179685A true JPS61179685A (ja) | 1986-08-12 |
Family
ID=12007163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1972185A Pending JPS61179685A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 映像再生装置の色復調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61179685A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS645285A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-10 | Nec Corp | Pal system demodulating circuit |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1972185A patent/JPS61179685A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS645285A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-10 | Nec Corp | Pal system demodulating circuit |
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