JPS6117888Y2 - - Google Patents

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JPS6117888Y2
JPS6117888Y2 JP12794180U JP12794180U JPS6117888Y2 JP S6117888 Y2 JPS6117888 Y2 JP S6117888Y2 JP 12794180 U JP12794180 U JP 12794180U JP 12794180 U JP12794180 U JP 12794180U JP S6117888 Y2 JPS6117888 Y2 JP S6117888Y2
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JP
Japan
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brake
punch
axle
vehicle body
shaft
Prior art date
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JP12794180U
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JPS5750470U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車体の制動装置に係り、更に詳述す
れば例えば火災、地震の発生に伴つて多くの園児
や老人を園舎や老人ホーム内より安全かつ敏速に
搬出する園児搬出車や乳母車とか貴重品等を素早
く運ぶ手押し台車等に用いて好適で傾斜面での安
全停車が可能な車体の制動装置に関するものであ
る。
幼稚園、等に2階建以上の園舎の幼稚園や老人
ホームでは、火災の発生又は地震の際園児や老人
を緊急に退避させる施設として滑台式の緊急退避
路が設けられているが、多数の園児や老人を一刻
も早く安全に退避させるには難点が多い。
すなわち、この場合、園児等は狭い滑台上をシ
リーズにしか移動出来ず、しかも間隔を取らずに
連続して滑り降りた場合滑台下で1人でもつまず
けばあとがつけかえてしまい下手をすると折重な
つて1番下の子や老人は圧死するなどの危険性が
ある。また、これとは別に単なる乳母車式の搬出
車も試みられたこともあるが、このものではブレ
ーキ装置がないものやあつても不確実なものが多
く、特に傾斜面での安全停車ができない等の欠点
があつた。
この考案は上述した欠点を除去することを目的
とするもので、その特徴とするところは、車体の
下側に後輪の車軸を取付枠で枢着し、該取付枠の
前部に固定したブレーキ杵支持部材に車体の長手
方向に水平で前記車軸よりも下方位置に長穴を設
け、これらの長穴にブレーキ杵の前端に枢着した
制動軸を挿通させると共に、該制動軸と前記部材
の前端との間に引張ばねを設け、またブレーキ杵
の中間部に車軸と接合すべき彎曲部を形成し、か
つ該ブレーキ杵の後部にフツトプレートを取付
け、さらに該ブレーキ杵の後部とと車軸取付部の
後端とに連杵の各端を枢着するに当り、前記ブレ
ーキ杵の圧下による前記彎曲部の車軸に対する接
合時に前記連杵の前後各端の枢着個所のうち後端
の枢着個所を前端の枢着個所よりも下方位置に設
定することにより、前記制動軸を後輪に対して圧
接保持して傾斜面での安全停車が維持できるよう
にしたことを特徴とする車体の制動装置を提供す
るものである。
以下この考案を図に示す一実施例について詳述
する。
この考案を用いた例えば園児搬出車は、第1図
および第2図に示すように、鋼板製の床板1の周
囲にアルミ等の軽量金属で形成されたパイプ状の
部材をもつて篭型の車枠2を取付け、更にこの床
板1の下面一端側には一対のフリーキヤスタをも
つて構成された前輪3a,3bが、他端側には車
軸取付枠4a,4bを介して回転自在に取付けら
れた車軸5両端に後輪6a,6bがそれぞれ固定
され、前記した車枠2の側面には同様にアルミ等
の軽量金属で形成されたパイプ状の部材で構成さ
れた囲棚7a,7bが、また前記車枠2には手押
用の取手8がそれぞれ取付けられている。このよ
うに構成された車体9の後輪側には第3図aに示
すように車軸取付枠4a,4bの下端に車体9の
長手方向に水平の長穴10を形成したブレーキ杵
支持部材11a,11bが取付けられ、この長穴
内に挿通された制動軸12に揺動自在に略コ字状
のブレーキ杵13が枢着され、前記ブレーキ杵の
後部にはフツトプレート14が取付られ、その取
付側と車軸取付枠4a,4bとの間には一対の連
杵15a,15bが枢着され、引張ばね16によ
り制動軸12は常時前記長穴10の一端側に引張
られている。
前記フツトプレート14を矢印の如く下方に踏
下げた際、前記連杵15a,15bの回動運動に
より制動軸12をスプリング16の弾力に抗して
長穴10の他端側に移動せしめると共にブレーキ
杵13の中央部に形成されている彎曲部17,1
7が車軸5に第3図bに示すように係合し、前記
連杵15a,15bがブレーキ杵13と水平状態
で並行し、さらにこの状態を通過して若干回動し
た点で前記彎曲部が車軸に接合するように構成さ
れたブレーキ18が取付けられている。
また、車体9には第4図a,bに示すように床
板1上にマツト19が敷かれ囲棚7a,7dには
その内側にカバー20が前囲棚の横設棒上を折返
しフツク21で取付けられている。
この考案の車体の制動装置を用いた園児搬出車
は以上のような構成をなすもので、以下この使用
状態を説明する。
この園児搬出謝は、4〜5名の園児を乗せるこ
とが出来、火災の発生、地震等の際直ちに園児を
収容し、幼稚園関係者が取手8をもつて押すか引
くことにより人力で移動する。火災や地震等の場
合煙、火災、火の子、落下物より園児の身を護る
ため第5図に示すように車体9上にカバー22を
覆せてもよい。
特に園舎の2階と1階までの間に設けた避難用
のスロープを下りる際には第3図aに示すように
ブレーキ18のフツトプレート14を踏むことに
よりブレーキ杵13の彎曲部17,17が車軸5
に押当てられ制動軸12は長穴10,10に沿つ
て動き後輪6a,6bに圧接し回転を制動する。
このブレーキ18は第3図bの実線で示すように
連杵15a,15bがブレーキ杵13と並行状態
より同図鎖線のようにブレーキ杵13よりも若干
連杵15の方が水平状態よりの回転角度が大きく
なる点までフツトプレート14を介して踏下げる
と引張ばね16の水平方向への引張用により連杵
15a,15bがブレーキ杵13の復帰を妨げる
ように働きブレーキ18は車軸5に作用した状態
をフツトプレート14を踏んでいる足を除いても
継続する。ブレーキの解除は第3図bに鎖線で示
すように足でブレーキ杵あるいはフツトプレート
を引張ばね16の弾力に抗して上方に持上げるこ
とにより第3図aに示すように外れ、この外れ状
態はばね16と連杵15a,15bにより維持さ
れる。
緊急時の使用以外は園内外での遊び用としても
利用でき遊具としても使用できる。
尚囲棚や車枠の大きさを変えることにより乳母
車や貴重品等を運ぶ手押し台車としても使用で
き、乳児や歩行出来ない患者や貴重品の搬出にも
使用できる。
以上述べたようにこの考案の車体の制動装置
は、車体9の下側に後輪6a,6bの車軸5を取
付枠4a,4bで枢着し、該取付枠4a,4bの
前部に固定したブレーキ杵支持部11a,11b
に車体9の長手方向に水平で前記車軸5よりも下
方位置に長穴10,10を設け、これらの長穴1
0,10にブレーキ杵13の前端に枢着した制動
軸12を挿通させると共に、該制動軸12と前記
部材11a,11bの前端との間に引張ばね1
6,16を設け、またブレーキ杵13の中間部に
車軸15と接合すべき彎曲部17,17を形成
し、かつ該ブレーキ杵13の後部にフツトプレー
ト14を取付け、さらに該ブレーキ杵13の後部
と車軸取付部の後端とに連杵15a,15bの各
端を枢着するに当り、前記ブレーキ杵13の圧下
による前記彎曲部17,17の車軸5に対する接
合時に前記連杵15a,15bの前記各端の枢着
個所のうち後端の枢着個所を前端の枢着個所より
も下方位置に設定することにより、前記制動軸1
2を後輪6a,6bに対して圧接保持したので、
比較的軽量でかつ堅牢で取扱い易く、特にブレー
キは簡単な機構でフツトプレートの踏込みと持ち
上げだけで作動するからブレーキ施行とその解除
が迅速かつ容易であるし、ブレーキを施した状態
を確実に継続出来るため傾斜面での停車も可能で
ある等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図はカバー等を施さない状態の車体の斜
視図、第2図は同じく正面図、第3図aはブレー
キ機構部のブレーキ操作前の側面図、第3図bは
ブレーキ機構部のブレーキ操作中の側面図、第4
図a,bは車体内にマツトおよびシートを施した
状態の側面図と正面図、第5図は車体を覆うシー
トを施した状態の斜視図である。 1……床板、2……車枠、3a,3b……前
輪、4a,4b……車軸取付枠、5……車軸、6
a,6b……後輪、7a〜7d……囲棚、8……
取手、9……車体、10……長穴、11a,11
b……ブレーキ杵支持部材、12……制動軸、1
3……ブレーキ杵、14……フツトプレート、1
5a,15b……連杵、16……引張ばね、17
……彎曲部、18……ブレーキ、19……マツ
ト、20,22……カバー、21……フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体9の下側に後輪6a,6bの車軸5を取付
    枠4a,4bで枢着し、該取付枠4a,4bの前
    部に固定したブレーキ杵支持部材11a,11b
    に車体9の長手方向に水平で前記車軸5よりも下
    方位置に長穴10,10を設け、これらの長穴1
    0,10にブレーキ杵13の前端に枢着した制動
    軸12を挿通させると共に、該制動軸12と前記
    ブレーキ杵支持部材11a,11bの前端との間
    に引張ばね16,16を設け、またブレーキ杵1
    3の中間部に車軸5と接合すべき彎曲部17,1
    7を形成し、かつ該ブレーキ杵13の後部にフツ
    トプレート14を取付け、さらに該ブレーキ杵1
    3の後部と車軸取付部の後端とに連杵15a,1
    5bの各端を枢着するに当り、前記ブレーキ杵1
    3の圧下により前記彎曲部17,17の車軸5に
    対する接合時に前記連杵15a,15bの前後各
    端の枢着個所のうち後端の枢着個所を前端の枢着
    個所よりも下方位置に設定することにより、前記
    制動軸12を後輪6a,6bに対して圧接保持し
    たことを特徴とする車体の制動装置。
JP12794180U 1980-09-09 1980-09-09 Expired JPS6117888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12794180U JPS6117888Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12794180U JPS6117888Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5750470U JPS5750470U (ja) 1982-03-23
JPS6117888Y2 true JPS6117888Y2 (ja) 1986-05-31

Family

ID=29488335

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12794180U Expired JPS6117888Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5990851B2 (ja) * 2013-09-06 2016-09-14 株式会社サカエ 車輪の回転停止装置及びこの装置を付設した台車又はワゴン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5750470U (ja) 1982-03-23

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