JPS582693Y2 - 運搬車 - Google Patents
運搬車Info
- Publication number
- JPS582693Y2 JPS582693Y2 JP1979045235U JP4523579U JPS582693Y2 JP S582693 Y2 JPS582693 Y2 JP S582693Y2 JP 1979045235 U JP1979045235 U JP 1979045235U JP 4523579 U JP4523579 U JP 4523579U JP S582693 Y2 JPS582693 Y2 JP S582693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- leaf spring
- spring
- elastic force
- braking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気テープ、録音テープ、フィルム等を運搬す
る運搬車、什器、食器等を運搬する運搬車（こ関する。
る運搬車、什器、食器等を運搬する運搬車（こ関する。
従来から４個の脚車を備え、それら全脚車に制動を加え
或は加えた制動を解除する構造の運搬車は周知である。
或は加えた制動を解除する構造の運搬車は周知である。
ところが、この運搬車は四輪制動式のため、地震などで
建物が揺れると四輪全部に制動を加えておいた場合、車
体が床と共に揺れ陳列棚に整理しである被運搬物が飛散
り、損傷する不利欠点をもつのみならず、車体は遂をこ
倒れる不利欠点をもっている。
建物が揺れると四輪全部に制動を加えておいた場合、車
体が床と共に揺れ陳列棚に整理しである被運搬物が飛散
り、損傷する不利欠点をもつのみならず、車体は遂をこ
倒れる不利欠点をもっている。
本考案はこのような周知の運搬車に着目してなしたもの
で、相隣る２個の脚車に作用する制動装置を車体に具備
せしめることにより、地震で建物が揺れ、床が揺れても
、運搬車は倒れることなく、制動された側の２個の脚車
を中心にして円弧状に往復運動を繰返えし、陳列棚に整
理しである被運搬物が飛散ったり、脱落して損傷したり
する惧れを解消せしめ、もって耐震性に富む有益な運搬
車の提供を目的とする。
で、相隣る２個の脚車に作用する制動装置を車体に具備
せしめることにより、地震で建物が揺れ、床が揺れても
、運搬車は倒れることなく、制動された側の２個の脚車
を中心にして円弧状に往復運動を繰返えし、陳列棚に整
理しである被運搬物が飛散ったり、脱落して損傷したり
する惧れを解消せしめ、もって耐震性に富む有益な運搬
車の提供を目的とする。
実施例を図面の磁気テープ運搬車について説明すれば、
車体りこは４個の脚車２，２，２．２を取付けると共１
こ、適当段数の陳列棚３，３・・・を取付け、この陳列
棚には磁気テープ（図示せず）を適当数陳列整理せしめ
る。
車体りこは４個の脚車２，２，２．２を取付けると共１
こ、適当段数の陳列棚３，３・・・を取付け、この陳列
棚には磁気テープ（図示せず）を適当数陳列整理せしめ
る。
４個の脚車２ 、２ 、２゜２自体は、方向転換自在な
周知の脚車であり、相隣る２個の脚車２，２＆このみ制
動装置が作用するようＧこ構成する。
周知の脚車であり、相隣る２個の脚車２，２＆このみ制
動装置が作用するようＧこ構成する。
車体１に具備される制動装置４の概略構造は、車体１の
上部に軸支されるハンドル４０１、このハンドルの動き
ｌこよって上下動スる摺動杆４０２、この摺動杆の先端
近くが貫通し、かつこの摺動杆の貫通部が固定される板
バネ。
上部に軸支されるハンドル４０１、このハンドルの動き
ｌこよって上下動スる摺動杆４０２、この摺動杆の先端
近くが貫通し、かつこの摺動杆の貫通部が固定される板
バネ。
４０３、ハンドル４０１を扛上し、摺動杆４０２を下降
せしめ、板バネ４０３の中央を押圧して側方へ延ばし、
そのバネの両端における下向弾圧力を弱めると、この弱
い弾圧力にこ抗して上方へ弾発する一対のコイルバネ４
０４，４０４、このコイルバネの弾発力で上動しハンド
ル４０１の非扛上時は板バネ４０３の弾圧力で下方に弾
圧されている１個の制動用板４０７と一対の制動枠４０
５゜４０５、この制動枠に備えられて脚車２，２に接離
する一対のブレーキシュー４０６，４０６等で構成する
。
せしめ、板バネ４０３の中央を押圧して側方へ延ばし、
そのバネの両端における下向弾圧力を弱めると、この弱
い弾圧力にこ抗して上方へ弾発する一対のコイルバネ４
０４，４０４、このコイルバネの弾発力で上動しハンド
ル４０１の非扛上時は板バネ４０３の弾圧力で下方に弾
圧されている１個の制動用板４０７と一対の制動枠４０
５゜４０５、この制動枠に備えられて脚車２，２に接離
する一対のブレーキシュー４０６，４０６等で構成する
。
図中、符号４０８は板バネ４０３と制動用板４０７との
間に介在した弾力性のあるクッション材で、摺動杆４０
２が貫通する。
間に介在した弾力性のあるクッション材で、摺動杆４０
２が貫通する。
尚、−Ｓのコイルバネ４０４．４０４は、板バネ４０３
よりも弾発力の弱いものを具備せしめる。
よりも弾発力の弱いものを具備せしめる。
本考案は叙上のよう（こ構成したから、ハンドルを手で
扛上すれば、板バネの中央が下向きに押されて両端にお
ける下向弾圧力が弱められ、コイルバネの弾発力で制動
板と一対の制動枠とが上動し、この制動枠に取付けられ
た一対のブレーキシューは相隣る２個の脚車から離れ、
それらの脚車は回転自在となる。
扛上すれば、板バネの中央が下向きに押されて両端にお
ける下向弾圧力が弱められ、コイルバネの弾発力で制動
板と一対の制動枠とが上動し、この制動枠に取付けられ
た一対のブレーキシューは相隣る２個の脚車から離れ、
それらの脚車は回転自在となる。
従って、ハンドルを手で扛上して押せば、車体は前進し
、そのハンドルを引けば、車体は後退するので陳列棚に
載せた被運搬物を運搬できる。
、そのハンドルを引けば、車体は後退するので陳列棚に
載せた被運搬物を運搬できる。
ハンドルから手を離すと、板バネの中央における弾発力
で摺動杆は戻り、ハンドルは下降し、同時に板バネの両
端における下向弾圧力が増して制動板と、一対の制動枠
とを下降せしめ、一対のブレーキシューを２個の相隣る
脚車に圧接せしめる。
で摺動杆は戻り、ハンドルは下降し、同時に板バネの両
端における下向弾圧力が増して制動板と、一対の制動枠
とを下降せしめ、一対のブレーキシューを２個の相隣る
脚車に圧接せしめる。
従って、ハンドルから手を離せば、相隣る２個の脚車は
自動的に制動され、車体は停止状態を保持し、地震で建
物が揺れ、床が揺れると制動された相隣る２個の脚車を
中心にして、制動されていない反対側の２個の脚車は揺
れに順応して円弧状の運動を繰返えし陳列棚の被運搬物
を飛散、落下せしめることがないと共に倒れない。
自動的に制動され、車体は停止状態を保持し、地震で建
物が揺れ、床が揺れると制動された相隣る２個の脚車を
中心にして、制動されていない反対側の２個の脚車は揺
れに順応して円弧状の運動を繰返えし陳列棚の被運搬物
を飛散、落下せしめることがないと共に倒れない。
そして、コイルバネの弾発力が、板バネの弾発力よりも
弱いので、コイルバネ、制動用板、制動枠等は、板バネ
の影響下におかれ、制動枠に備えられたブレーキシュー
は、ハンドルで摺動杆が操作されると、板バネ及びコイ
ルバネの決まった順による作動で、脚車に対し圧接、離
反を確実に繰返えし、制動、制動解放を正確に行なう効
果がある。
弱いので、コイルバネ、制動用板、制動枠等は、板バネ
の影響下におかれ、制動枠に備えられたブレーキシュー
は、ハンドルで摺動杆が操作されると、板バネ及びコイ
ルバネの決まった順による作動で、脚車に対し圧接、離
反を確実に繰返えし、制動、制動解放を正確に行なう効
果がある。
本考案者が震度７による耐震実験を行なったところ、周
知の運搬車は完全に倒れてしまったが、本案品は上記の
円弧運動を繰返えすのみで、被運搬物に異状はなく、か
つ倒れないことが証明された。
知の運搬車は完全に倒れてしまったが、本案品は上記の
円弧運動を繰返えすのみで、被運搬物に異状はなく、か
つ倒れないことが証明された。
よって、周知の運搬車を改良しえて、所期の目的を達成
できる。
できる。
第１図は本考案運搬車の制動時を表わす一部切欠縦断正
面図、第２図はその一部切欠縦断側面図、第３図は一部
切欠せる平面図、第４図は一部切欠せる要部の一部縦断
拡大正面図、第５図はその一部縦断側面図である。 図中、１は車体、２は脚車、３は陳列棚、４は制動装置
である。
面図、第２図はその一部切欠縦断側面図、第３図は一部
切欠せる平面図、第４図は一部切欠せる要部の一部縦断
拡大正面図、第５図はその一部縦断側面図である。 図中、１は車体、２は脚車、３は陳列棚、４は制動装置
である。
Claims (1)
- 車体をこ陳列棚と相隣る２個の脚単に作用する制動装置
とを備えたものにおいて、該制動装置は、車体の上部に
軸支されるハンドルと、このハンドルに連結された上下
動可能な摺動杆と、この摺動杆の先端近くにおける貫通
部が中央に固定されるバネであって、車体の幅方向をこ
配された板バネと、この板バネよりも弱い弾圧力をもっ
ていて、板バネの両端部下方ｌこおいて車体の高さ方向
に配されたコイルバネと、板バネ及びコイルバネの弾圧
力に支配される制動用板と、この制動用板に設けられて
いて脚車に圧接、離反するブレーキシューをもった制動
枠とで構成したことを特徴とする運搬車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979045235U JPS582693Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979045235U JPS582693Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 運搬車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55144165U JPS55144165U (ja) | 1980-10-16 |
| JPS582693Y2 true JPS582693Y2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=28923099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979045235U Expired JPS582693Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 運搬車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582693Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS625972Y2 (ja) * | 1981-01-09 | 1987-02-10 | ||
| JPS582162U (ja) * | 1981-06-27 | 1983-01-08 | 花岡車輛株式会社 | 手押し運搬車 |
| JP2006213111A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Inoue Seisakusho:Kk | 手押し車等におけるブレーキ装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139970U (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-25 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5418762Y2 (ja) * | 1975-01-10 | 1979-07-13 |
-
1979
- 1979-04-05 JP JP1979045235U patent/JPS582693Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139970U (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55144165U (ja) | 1980-10-16 |
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