JPS61177633A - 垂直磁化記録媒体の製造方法 - Google Patents
垂直磁化記録媒体の製造方法Info
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- JPS61177633A JPS61177633A JP1802285A JP1802285A JPS61177633A JP S61177633 A JPS61177633 A JP S61177633A JP 1802285 A JP1802285 A JP 1802285A JP 1802285 A JP1802285 A JP 1802285A JP S61177633 A JPS61177633 A JP S61177633A
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- Japan
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- magnetic
- layer
- substrate
- recording medium
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は垂直磁気記録方式の磁気ディスク装置に用いら
れる垂直磁化記録媒体の製造方法に係り、特に非磁性の
円板状基板上に軟磁性裏打ち層を介して垂直磁化層を設
けた２層構造の垂直磁化記録媒体における、軟磁性裏打
ち層の透磁率を高めて記録・再生特性の向上を図った垂
直磁化記録媒体の製造方法に関するものである。
れる垂直磁化記録媒体の製造方法に係り、特に非磁性の
円板状基板上に軟磁性裏打ち層を介して垂直磁化層を設
けた２層構造の垂直磁化記録媒体における、軟磁性裏打
ち層の透磁率を高めて記録・再生特性の向上を図った垂
直磁化記録媒体の製造方法に関するものである。
裏打ち層と、基板面に対して垂直な磁化容易軸を有する
垂直磁化層を具備した２層構造の垂直磁化記録媒体は、
従来の水平磁気記録媒体に比べ１、原理的にも遥かに高
密度記録が可能であることから、近年実用化が進められ
ている。
垂直磁化層を具備した２層構造の垂直磁化記録媒体は、
従来の水平磁気記録媒体に比べ１、原理的にも遥かに高
密度記録が可能であることから、近年実用化が進められ
ている。
しかし、このような２層構造の垂直磁化記録媒体におい
ては、従来の製造方法を用いている限り、介在する軟磁
性裏打ち層の透磁率を高めることが難しく、このような
問題の解決が要望されている。
ては、従来の製造方法を用いている限り、介在する軟磁
性裏打ち層の透磁率を高めることが難しく、このような
問題の解決が要望されている。
従来の上記した２層構造の垂直磁化記録媒体１としては
、第４図に示すように、例えばアルミニウム（ＡＺ）
、或いはアルマイト処理を施したアルミニウム（ＡＩ）
等からなる非磁性の円板状基板２上に、蒸着法、又はス
パッタリング法等によって、例えばパーマロイ（Ｎｉ−
Ｆｅ合金）などからなる軟磁性裏打ち層３及び該裏打ち
層３に対して垂直に磁化容易軸を有するＣｏ−Ｃｒ合金
からなる垂直磁化層４を積層することによって形成して
いる。
、第４図に示すように、例えばアルミニウム（ＡＺ）
、或いはアルマイト処理を施したアルミニウム（ＡＩ）
等からなる非磁性の円板状基板２上に、蒸着法、又はス
パッタリング法等によって、例えばパーマロイ（Ｎｉ−
Ｆｅ合金）などからなる軟磁性裏打ち層３及び該裏打ち
層３に対して垂直に磁化容易軸を有するＣｏ−Ｃｒ合金
からなる垂直磁化層４を積層することによって形成して
いる。
ところで、このように構成された垂直磁化記録媒体１に
対して、例えば主磁極励磁型ヘッド２１を配置して情報
を記録する場合、該ヘッド２１の主磁極２２先端からの
磁束は、図中矢印Ａで示すように前記媒体１の垂直・磁
化層４を垂直に通り、軟磁性裏打ち層３内を経由して再
び垂直磁化層４を垂直に通り、ヘッド２１の上部ヨーク
２３を経て前記主磁極２２に帰還されて馬蹄形磁化モー
ドが形成される。
対して、例えば主磁極励磁型ヘッド２１を配置して情報
を記録する場合、該ヘッド２１の主磁極２２先端からの
磁束は、図中矢印Ａで示すように前記媒体１の垂直・磁
化層４を垂直に通り、軟磁性裏打ち層３内を経由して再
び垂直磁化層４を垂直に通り、ヘッド２１の上部ヨーク
２３を経て前記主磁極２２に帰還されて馬蹄形磁化モー
ドが形成される。
この際、前記媒体１側の軟磁性裏打ち層３はへフド２１
の一部の働きを担っていると考えられ、その透磁率を高
くすることにより磁気抵抗が減少され、記録・再生特性
を向上することが可能となる。
の一部の働きを担っていると考えられ、その透磁率を高
くすることにより磁気抵抗が減少され、記録・再生特性
を向上することが可能となる。
しかしながら、従来の製造方法によって得られる垂直磁
化記録媒体１では、軟磁性裏打ち層３は磁気的に等方性
であるため、透磁率の向上には限界があり、充分な記録
・再生特性が得られない欠点がある。
化記録媒体１では、軟磁性裏打ち層３は磁気的に等方性
であるため、透磁率の向上には限界があり、充分な記録
・再生特性が得られない欠点がある。
従って、前記軟磁性裏打ち層３の膜厚を厚くして、その
磁気抵抗を減少せしめ、記録・再生特性の向上を図るこ
と等も試みたが、満足する結果が得されなかった。
磁気抵抗を減少せしめ、記録・再生特性の向上を図るこ
と等も試みたが、満足する結果が得されなかった。
上記問題点は、非磁性の円板状基板上に、軟磁性裏打ち
層を被着形成するに際し、該基板面の中心より外周方向
に平行に一様な磁界を印加した状態で軟磁性裏打ち層を
被着形成し、この後該軟磁性裏打ち層上に垂直磁化層を
被着形成する本発明による垂直磁化記録媒体の製造方法
によって解決される。
層を被着形成するに際し、該基板面の中心より外周方向
に平行に一様な磁界を印加した状態で軟磁性裏打ち層を
被着形成し、この後該軟磁性裏打ち層上に垂直磁化層を
被着形成する本発明による垂直磁化記録媒体の製造方法
によって解決される。
即ち、本発明においては、例えばパーマロイ （Ｎｉ−
Ｆｅ合金）などの軟磁性層を形成する際に、磁気異方性
を付与して、該軟磁性層中に流れる磁束の方向を磁化困
難軸方向と一致させることにより、透磁率を高めること
が出来る点に着目し、磁気記録媒体では磁束の流れる方
向と磁気ヘッドに対する媒体面の移動方向が一致してい
ることから、該媒体の円周に沿う方向が磁化困難軸で、
また半径方向が磁化容易軸となるように磁界を印加した
状態で裏打ち層を形成する。このようにすれば透磁率を
高くすることが可能となり、磁気抵抗が減少することか
ら記録・再生特性を向上させることが出来る。
Ｆｅ合金）などの軟磁性層を形成する際に、磁気異方性
を付与して、該軟磁性層中に流れる磁束の方向を磁化困
難軸方向と一致させることにより、透磁率を高めること
が出来る点に着目し、磁気記録媒体では磁束の流れる方
向と磁気ヘッドに対する媒体面の移動方向が一致してい
ることから、該媒体の円周に沿う方向が磁化困難軸で、
また半径方向が磁化容易軸となるように磁界を印加した
状態で裏打ち層を形成する。このようにすれば透磁率を
高くすることが可能となり、磁気抵抗が減少することか
ら記録・再生特性を向上させることが出来る。
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明に係る垂直磁化記録媒体の製造方法の一
実施例を説明するための斜視図、第２図は第１図の■−
■”切断線に沿った断面図である。
実施例を説明するための斜視図、第２図は第１図の■−
■”切断線に沿った断面図である。
垂直磁化記録媒体を製造するにあたり、先ず第１図及び
第２図に示すように、垂直磁化記録媒体の主体である円
板状基板３１を配設すべき基板配置用凹面部３３を挟ん
で、中央部３４と外周部３５とが互いに極性が異なるよ
うに帯磁された形の磁界印加用永久磁石３２を用意する
。
第２図に示すように、垂直磁化記録媒体の主体である円
板状基板３１を配設すべき基板配置用凹面部３３を挟ん
で、中央部３４と外周部３５とが互いに極性が異なるよ
うに帯磁された形の磁界印加用永久磁石３２を用意する
。
本実施例では例えば中央部３４がＳ極、外周部３５がＮ
極となっている。
極となっている。
次に、上記のような構造の磁界印加用永久磁石３２の基
板配置用凹面部３３内に円板状基板３１を配設する。こ
の時、該円板状基板３１には図中、矢印Ｂで示す半径方
向に一様に磁界が印加された状態となる。
板配置用凹面部３３内に円板状基板３１を配設する。こ
の時、該円板状基板３１には図中、矢印Ｂで示す半径方
向に一様に磁界が印加された状態となる。
従って、このような磁界印加状態の下での前記円板状基
板３１上に、パーマロイ （Ｎｉ−Ｆｅ合金）、或いは
アモルファスＣｏ−Ｚｒなどからなる軟磁性薄膜をスパ
ッタリング法、又は蒸着法等により被着することで、該
基板の円周に沿う方向が磁化困難軸に、また半径方向が
磁化容易軸を有し、かつ高透磁率な軟磁性裏打ち層を形
成することが出来る。
板３１上に、パーマロイ （Ｎｉ−Ｆｅ合金）、或いは
アモルファスＣｏ−Ｚｒなどからなる軟磁性薄膜をスパ
ッタリング法、又は蒸着法等により被着することで、該
基板の円周に沿う方向が磁化困難軸に、また半径方向が
磁化容易軸を有し、かつ高透磁率な軟磁性裏打ち層を形
成することが出来る。
その後、上記軟磁性裏打ち層が形成された円板状基板３
１を前記磁石３２より取り出し、該基板３１の軟磁性裏
打ち層上に、該裏打ち層に対して垂直に磁化容易軸が配
向されたＣｏ−Ｃｒ合金からなる垂直磁化層をスパッタ
リング法、或いは蒸着法などにより被着形成することに
より、高透磁率裏打ち層を有する２層構造の垂直磁化記
録媒体を容易に得ることが可能となる。
１を前記磁石３２より取り出し、該基板３１の軟磁性裏
打ち層上に、該裏打ち層に対して垂直に磁化容易軸が配
向されたＣｏ−Ｃｒ合金からなる垂直磁化層をスパッタ
リング法、或いは蒸着法などにより被着形成することに
より、高透磁率裏打ち層を有する２層構造の垂直磁化記
録媒体を容易に得ることが可能となる。
尚、以上の実施例で説明した磁界印加用永久磁石３２と
しては、第３図に示すように軟磁性円板４１上に、厚さ
方向に磁化された円筒状永久磁石４２と円柱状永久磁石
４３とを、互いに極性を逆にした関係で同心円状に組み
合わせた構成とすることによリ、作成することも出来る
。
しては、第３図に示すように軟磁性円板４１上に、厚さ
方向に磁化された円筒状永久磁石４２と円柱状永久磁石
４３とを、互いに極性を逆にした関係で同心円状に組み
合わせた構成とすることによリ、作成することも出来る
。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る垂直磁化
記録媒体の製造方法によれば、高透磁率を有する軟磁性
裏打ち層を容易に形成することが可能となり、記録・再
住持性の優れた高透磁率裏打ち層を有する２層構造の垂
直磁化記録媒体を得ることができる利点を有する。
記録媒体の製造方法によれば、高透磁率を有する軟磁性
裏打ち層を容易に形成することが可能となり、記録・再
住持性の優れた高透磁率裏打ち層を有する２層構造の垂
直磁化記録媒体を得ることができる利点を有する。
従って、この種の垂直磁化記録媒体の製造方法に適用し
て極めて有利である。
て極めて有利である。
第１図は本発明に係る垂直磁化記録媒体の製造方法の一
実施例を説明するための斜視 図、 第２図は第１図のｎ−ｎ’切断線に沿った断面図、 第３図は本発明に係る垂直磁化記録媒体の製造方法に通
用する磁界印加用永久磁石の 作成法の一実施例を示す斜視図、 第４図は従来の垂直磁化記録媒体及び単磁極型ヘッドと
の関連について説明するため の要部縦断面図である。 図中、３１は円板状基板、３２は磁界印加用永久磁石、
３３は基板配置用凹面部、３４は中央部、３５は外周部
、４１は軟磁性円板、４２は円筒状永久磁石、４３は円
柱状永久磁石をそれぞれ第 １ 因 第２図 第３図 第４図
実施例を説明するための斜視 図、 第２図は第１図のｎ−ｎ’切断線に沿った断面図、 第３図は本発明に係る垂直磁化記録媒体の製造方法に通
用する磁界印加用永久磁石の 作成法の一実施例を示す斜視図、 第４図は従来の垂直磁化記録媒体及び単磁極型ヘッドと
の関連について説明するため の要部縦断面図である。 図中、３１は円板状基板、３２は磁界印加用永久磁石、
３３は基板配置用凹面部、３４は中央部、３５は外周部
、４１は軟磁性円板、４２は円筒状永久磁石、４３は円
柱状永久磁石をそれぞれ第 １ 因 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- 非磁性の円板状基板上に、該基板の中心より外周方向に
平行に一様な磁界を印加した状態で軟磁性裏打ち層を被
着形成し、この後該軟磁性裏打ち層上に垂直磁化層を積
層形成することを特徴とする垂直磁化記録媒体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1802285A JPS61177633A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 垂直磁化記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1802285A JPS61177633A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 垂直磁化記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61177633A true JPS61177633A (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=11960037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1802285A Pending JPS61177633A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 垂直磁化記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61177633A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5176965A (en) * | 1987-10-05 | 1993-01-05 | Digital Equipment Corporation | Magnetic medium for longitudinal recording |
| JP2002367138A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Fujitsu Ltd | 磁気情報記録媒体 |
| WO2004077413A1 (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-10 | Neomax Co., Ltd. | 磁場中熱処理装置 |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP1802285A patent/JPS61177633A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5176965A (en) * | 1987-10-05 | 1993-01-05 | Digital Equipment Corporation | Magnetic medium for longitudinal recording |
| US5431969A (en) * | 1987-10-05 | 1995-07-11 | Quantum Corporation | Method of making a magnetic medium for longitudinal recording |
| JP2002367138A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Fujitsu Ltd | 磁気情報記録媒体 |
| WO2004077413A1 (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-10 | Neomax Co., Ltd. | 磁場中熱処理装置 |
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