JPS61177601A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は１時間軸圧縮したパルス符号変調音声信号を
、タイムラゲス記録するようにした磁気記録再生装置に
関する。

〔従来の技術〕

磁気テープを間欠送シし、コマ抜きにより長時間記録を
行うタイムラゲス記録方式の磁気記録再生装置は、銀行
や深夜営業の小売店等にて監視カメラから送られてくる
映倫を断片的に長時間記録する場合等によく用いられる
。この種のタイム２プス記録方式の磁気記録再生装置は
、磁気テープを１トラック分間欠送シした。のち静止さ
せ、その状態で静止画記録を行うため、ｆ声信号の記録
は行っておらず、仮に行ったとしてもきわめて断片的な
記録にとどまシ、実用上の価値はほとんどないのが現状
である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来のタイムラゲス記録方式の磁気記録再生装置は
、通常のテープ走行速度で磁気テープを連続送シすれば
、一般の磁気記録再生装置同様、音声信号の連続記録も
可能であるが、タイムラプス記録モードでは、音声信号
だけを記録しようとしても、実用に耐える音声記録がで
きない等の問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、上記問題点を解決したものであり、磁気テ
ープを所定のスキップ比で間欠的に走行駆動し、静止状
態において磁気テープに対し回転磁気ヘッドが信号を記
録又は再生する磁気記録再生装置であって、信号記録時
に音声信号をパルス符号変調し、前記スキップ比と同比
で時間軸圧縮したのち、前記回転磁気ヘッドに供給する
音声信号記録手段と、信号再生時に前記回転磁気ヘッド
が磁気テープから読み出した音声信号を、前記スキップ
比の逆比で時間軸伸長したのち、パルス符号復調する音
声信号再生手段とを設けて構成したことを要旨とするも
のである。

〔作用〕

この発明は、パルス符号変調した音声信号を時間軸圧縮
し、間欠送シ後静止させた磁気テープに記録し、再生時
には記録時と同様１間欠送シ後静止させた磁気テープか
ら読み出した音声信号を。

時間軸伸長したのちパルス符号復調するととくより、ス
キップ比に応じた長時間の音声記録及び再生を可能とす
る。

〔実施例〕

以下、こＯ発明の実施例について、図面を参照して説明
する。第１，２図は、それぞれこの発明の磁気記録再生
装置の一実施例を示す概略回路構成図及び回路各部の信
号波形図である。

第１，２図中、磁気記録再生装置１は、パルス符号変調
した音声信号を時間軸圧縮し、間欠送り後静止させた磁
気テープ２に記録し、再生時には記録時と同様１間欠送
り後静止させた磁気テープ２から読み出した音声信号を
、時間軸伸長しためちパルス符号復調する構成とされて
いる。音声信号の記録に供される磁気テープ２は、間欠
走行機構３により所定のスキップ比で間欠走行するが。

この間欠走行機＃３は、映像の長時間記録に用いる磁気
記録再生装置（図示せず）と同様の構成のものが用いら
れる。

すなわち、間欠走行機構３は、駆動回路４によって間欠
駆動されるキャプスタンモータ５によシ、キャプスタン
軸５ａとピンチローラ６の間に挟持された磁気テープ２
が、１トラックピッチ分だけ間欠送シされ、磁気テープ
２が完全に走行停止したちと、ヘッドドラム７に巻き付
いた部分の磁気テープ２に１回転磁気ヘッド８ａ、８ｂ
の一方が信号を記録する。回転磁気ヘッド８ｍ、８ｂｔ
−回転駆動するドラムモータ９は、キャプスタンモータ
５同様、駆動回路４によって一定のシーケンスに従って
駆動される。

、、５．　ｓと９ｇは、それぞれキャプスタンモータ５
と、ド・１−ラムモータ９０回転を検出する回転センナ
であｐ、４ｍは、磁気テープ２にコントロールパルスを
記録するコントロールヘッドである。１ｊＡ動回路４は
、垂直同期信号ｔ−７分周して得られる信号に同期した
ＲＦスイッチングパルス（ヘッド切シ換えパルス）と、
上記回転センナ５ｇ、９ｍ及びコントロールヘッド４ａ
からの信号にもとづいて動作する。− この実施例では、一対の回転磁気ヘッド８＆。

８ｂのうち、タイムラゲス記録モードにおいて一方の回
転磁気ヘッド８ａのみが記録を行う構成であシ、この回
転磁気ヘッド８ａには、切り換えスイッチ１０を介して
記録アンプ回路１１と再生アンプ回路１２が接続しであ
る。記録アンプ回路１１には、バッファメモリ回路１３
と時間軸圧縮回路１４を介してパルス符号変調回路１５
が接続してあシ、再生アンプ回路１２には、バッファメ
モリ回路１６と時間軸伸長回路１７を介してパルス符号
復調回路１８が接続しである。

パルス符号変調回路１５は、記録しようとする音声信号
をパルス符号変調するものであり、そのサンプリング周
波数は、会話音声の周波数帯域４ｋ　Ｈｚの２倍の８ｋ
Ｈｚに設定してあり、またＡＤ変換に必要な変換ビット
は、会話音声のダイナミックレンジ５５ｄＢがカバーで
きるよう、１０ビツト６０ｄＢ対応としである。

時間軸圧縮回路１４は、パルス符号変調回路１５の出力
を時間軸圧縮するものであり、その圧縮比は、前記間欠
走行機構３のスキップ比と同比に設定される。バッファ
メモリ回路１３は、時間軸圧縮回路１４の出力を一時記
憶させておくための回路であシ１回転磁気ヘッド８ａ、
８ｂが回転するときに駆動回路４から供給される読み出
し命令により、その記憶内容を逐次読み出し、記録アン
プ回路１１を介して回転磁気ヘッド８ａに供給する。

一方、バックアメモリ回路１６は、再生アンプ回路１２
の出力を一時記憶させておくための回路である。時間軸
伸長回路１７は、バッファメモリ回路１６の出力を時間
軸伸長するものであり、その伸長比は、前記間欠走行機
構３のスキップ比の逆比に設定される。パルス符号復調
回路１８は、時間軸伸長回路１７の出力をパルス符号復
調し。

アナログ信号信号として出力する。

ここで、間欠走行機構３のスキップ比をｉに設定し、ｆ
声信号を長時間記録する場合、まず時間軸圧縮回路１４
の圧縮比を１に設定するとともに、切シ僕えスイッチ１
０を記録アンプ回路１１側に切り換える。これによシ、
パルス符号変調回路１５にてパルス符号変調された音声
信号は、時間軸圧網回路１４にて時間軸が１に圧縮され
る。時間軸圧縮回路１４にて時間軸圧縮された音声信号
は。

単位時間当りの情報密度が１６倍に高密度化され。

その状態で、バックアメモリ回路１３に供給される。

バックアメモリ回路１３に一時記憶された音声信号は、
第２図に示す如く、キャプスタンモータ５が回転駆動さ
れる直前のＲＦスイッチングパルスの後縁部をトリガパ
ルスとして読み出され、記録アンプ回路１１を介して回
転磁気ヘッド８ａに供給される０回転磁気ヘッド８ａは
、静止状態にある磁気テープ２に対し時間軸圧縮された
パルス符号変調音声信号を記録する。こうして、磁気テ
ープ２に１トラック分の信号が記録されると、次のＲＦ
スイッチングパルスの始縁部からΔでだけ遅れて、磁気
テープ２が１トラックピッチ走行駆動され、同様の音声
信号の記録が行われる。

なお、磁気テープ２が間欠走行開始してから次回の間欠
送シまでの間にコントロールパルスは１個発生し、ＲＦ
スイッチングパルスは８個発生する。

磁気テープ２に長時間記録された音声信号を再生する場
合、時間軸伸長回路１７の伸長比を１６に設定するとと
もに、切シ換えスイッチ１０を再生アンプ回路１２側に
切シ換える。磁気テープ２は、第２１囚に示したコント
ロールパルスにもとづいて信号記録時開様、スキップ比
１で間欠的に走行駆動される。静止し九磁気テープ２が
間欠走行開始する直前のＲＦスイッチングパルスにより
回転磁気ヘッド８ａが読み出した音声信号は、再生アン
プ回路１２を介してバックアメモリ回路１６に供給され
、そこに一時記憶される。バッツァメそり回路１６に記
憶された音声信号は、逐次時間軸伸長回路１７に供給さ
れ１時間軸伸長処理されたあとパルス符号復調回路１８
に供給され、アナログ信号に復調される。

このように、磁気記録再生装置ｌは、時間軸圧縮したパ
ルス符号変調信号を、スキップ比１のタイムラプス記録
方式によシ記録するため、通常の記録モードによる記録
方法の１６倍の長時間にわたって音声の記録及び再生が
可能であシ、しかもダイナミックレンジが５５ｄＢ程度
の会話音声で６れば、ＡＤ変換に必要なビット数１０に
、（Ｔ）の時間軸圧縮で必要となる４ビツトを加算して
も。

回転磁気ヘッド８ａによる記録限界とされる１６ビツト
内に十分状まシきるため、実用上何ら支障のない音声記
録及び再生が可能である。

なお、上記実施例において、時間軸圧縮回路１４と時間
軸伸長回路】７を省略し、パルス符号変調回路１５とパ
ルス符号復調回路１８ｔ−それぞれ直接バックアメモリ
回路１３．１６に接続するようＫしてもよい、この場合
、バッファメモリ回路１３と１６の読み出しクロック周
期をそれぞれスキップ比に応じて変更することによシ、
実質上信号の時間軸圧縮記録と時間軸伸長再生が可能と
なる。

このように、上記磁気記録再生装置１は、パルス符号変
調回路１５によシパルス符号変調した音声信号を時間軸
圧縮したのち１間欠送シ後静止させた磁気テープ２１Ｃ
記碌し、再生時には記録時と同様間欠送υ後静止させた
磁気テープ２から読み出した音声信号を１時間軸伸長し
たのちパルス符号復調回路１８によシパルス符号復調す
る構成としたから、間欠送シ後静止させた磁気テープ２
に。

静止画記録と同様の手法で、時間軸圧縮されたパルス符
号変調信号を記録することができ、従って１トラツク当
シの信号記録密度は高く、しかも静止画記録とは違って
、連続した音声の記録・再生が可能であシ、また記録し
ようとする音声信号のダイナミックレンジに応じたスキ
ップ比を選択することによシ、音質と経済性を考慮した
長時間の音声記録が可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、パルス符号変
調した音声信号を時間軸圧縮したのち。

間欠送υ後静止させた磁気テープに記録し、再生時には
記録時と同様間欠送シ後静止させた磁気テープから読み
出した音声信号を１時間軸伸長したのちパルス符号復調
する構成としたから１間欠送り後静止させ九磁気テープ
に、静止画記録と同様の手法で１時間軸圧縮されたパル
ス符号変調信号を記録することができ、従って１トラツ
ク轟りの信号記録密度は高く、シかも静止画記録とは違
つて、連続した音声の記録・再生が可能であり、また記
録しようとする音声信号のダイナミックレンジに応じた
スキップ比を選択することにより、音質と経済性を考慮
した長時間の音声記録が可能である等の優れた効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１，２図は、それぞれこの発明の磁気記録再生装置の
一実施例を示す概略回路構成図及び回路各部の信号波形
図である。 １・・・磁気記録再生装置、２・・・磁気テープ、３・
・・・間欠走行機構、８ａ・・・回転磁気ヘッド、１１
・・・記録アンプ回路、１２・・・再生アンプ回路、１
３．１６・・・バックアメモリ回路、１４・・・時間軸
圧縮回路。 １５・・・パルス符号変調回路、１７・・・時間軸伸長
回路、１８・・・パルス符号復調回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープを所定のスキップ比で間欠的に走行駆動し、
   静止状態において磁気テープに対し回転磁気ヘッドが信
   号を記録又は再生する磁気記録再生装置であつて、信号
   記録時に音声信号をパルス符号変調し、前記スキップ比
   と同比で時間軸圧縮したのち、前記回転磁気ヘッドに供
   給する音声信号記録手段と、信号再生時に前記回転磁気
   ヘッドが磁気テープから読み出した音声信号を、前記ス
   キップ比の逆比で時間軸伸長したのち、パルス符号復調
   する音声信号再生手段とを設けてなる磁気記録再生装置
   。