JPS61177271A - 修正テ−プ・カ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は修正テープの送りに関するものであり特に、タ
イプライタの修正カートリッジ内の修正テープを段階的
に送る機構に関するものである。

Ｂ、従来技術 タイプライタまたはプリンタにおいて、修正テープを送
るには、印字用のリボンのための送り装置とは別個の送
り装置を必要とする。この駆動用ハードウェアの重複は
高価であるばかりでなく、構造の故障が増す可能性があ
り、このためさらに信頼性の問題を生じる。

揺動カートリッジ方式を用いたタイプライタでは、リボ
ンおよび修正テープを送る駆動装置は、必然的に、カー
トリッジの揺動につれてカートリツジと共に動くように
取付けられるか、または、タイプライタに固定したハー
ドウェア」二に取付けた駆動機構からカートリッジの駆
動手段に対してフレキシブルな連結を行なわなければな
らない。

米国特許第４．３０２１．１８号明細書には、カートリ
ッジと共に揺動する揺動リボン送りプレート上に取付け
ることにより、カートリッジとリボン機構が空間的に固
定されるように機能するリボンおよび修正テープ送り機
構が開示されている。

米国特許第３８６３７４９号および第３８７１５０７号
明細書には、カートリッジの外側から駆動機構のラチェ
ットの歯にかみ合い、同時にリボンを引き上げるように
カートリッジを揺動させる機構が開示されている。これ
ら２つの特許に開示された装置は、リボンを送るためカ
ムにより駆動される多重リンク・レバー・チェーンを含
む。これらの特許には、送り機構は１つだけしか開示さ
れていないので、修正テープの送りのための技術は何も
開示されていない。

Ｃ１発明が解決しようとする問題点 前述の様に、カートリッジを揺動させる型のタイプライ
タにおいてテープやリボンを送るための機構は、送り動
作とカーＩ・リッジの揺動とを適合させるために非常に
複雑なものになっている。本発明は、修正テープ・カー
１〜リツジに関連して、修正テープ送り機構の複雑さの
問題を除くことを意図している。

Ｄ０問題点を解決するための手段 本発明は、揺動手段による修正テープ・カートリッジの
揺動を利用して修正テープを送るための機構を修正テー
プ・カー１ヘリツジに設けたことを特徴としている。そ
の機構はカム・フォロワと駆動手段とを有する。カム・
フォロワは、修正テープを使用位置と非使用位置との間
で変位させるように揺動手段によって修正テープ・カー
トリッジが揺動させられるとき、支持手段側のカム部材
に係合して追従するようになっている。駆動手段はカム
・フォロワに連結されていて、カム・フォロワの動きに
応じて修正テープを巻取る方向に巻取りスプールを回転
させる機能を有する。

Ｅ、実施例 実施例についての詳しい説明に先立って、実施例の概要
を述べることにする。実施例は、つめ部材及びラチェッ
トを駆動手段として用いている。

即ち、つめ部材は、巻取りスプールに装着されたラチェ
ツ１へに係合して巻取りスプールを回転させるようにな
っている。つめ部材の動きは、固定されているプレー１
へ及びカム部材に対する修正テープ・カートリッジの揺
動に依存している。つめ部材には、カム・フォロワが付
随しており、カム・フォロワはカートリッジから突き出
てカム部材と相互作用する。カム部材は、印刷リボンを
印刷行に引き上げるのに必要なカートリッジ・アセンブ
リの揺動時には、カム・フォロワをカー１ヘリツジに対
して著しく変位させないように形成された溝にカム・フ
ォロワを受は入れている。修正テープを印字行に位置づ
けるのに必要な範囲にカートリッジ・アセンブリが揺動
させられるときには、カム・フォロワは、つめ部材をラ
チェットの歯から外し、次に修正テープが下がるときに
、つめ部材によってラチェットを駆動させるように構成
されたカム部材のカム面に追従する。即ち、カートリッ
ジが下方に移動するとき、カム面しこよりカム・フォロ
ワが押されて変位することに応じて、つめ部材がラチェ
ットを動かしてテープを送る。

印刷リボンを印刷に必要な位置に移動させるためのカー
１〜リツジの揺動の際には、修正テープは送られず、保
護される。修正に必要な位置にカートリッジが揺動させ
られるときだけ、カム・フォロワ及びつめ部材が動かさ
せて、テープ送りの機能を発揮する。

第２図に示すように、プレート１０は修正テープ・カー
トリッジ１２、および印刷リボン・カートリッジ１４を
揺動自在に支持する。プレート１−Ｏには、リボン・カ
ートリッジ１４にかみ合う支持材１６が設けられている
。リボン・カートリッジ１４は支持材１６を基準として
揺動しうる。第１図に示すように、修正テープ・カート
リッジ１２は、ハウジングすなわちチェンバを画定する
ため、少くとも壁１−１、床１３、および部分的に図示
されている」二面カバー１５を有する。

修正テープ・カートリッジ１２は、印刷リボン・カート
リッジ１４に物理的に取付けられて止め金で固定され、
カー１〜リツジ・アセンブリ］８の一部となっている。

印刷リボン・カートリッジ］−４への修正テープ・カー
トリッジ］−２の取付けは、米国特許第４２３９１．０
７号明細書に開示された技法によることができる。印刷
リボン２０および修正テープ２２を上下することは、駆
動ギア２８および被駆動ギア３０を伴った駆動モータ２
６を有するリボン送り兼揺動機構２４により行われる。

被駆動ギア３０は、カム・フォロワ３４を一方の面上に
有する。被駆動ギア３０が回転させられるとき、カム・
フォロワ３４はリボン・カートリッジを押し」−げる力
を生じる様に円筒形正面カム３３に対して作用する。こ
れは印刷リボン・カートリッジ１４を揺動軸の回りで揺
動させて、印刷行が見えるように、タイプライタ（図示
されていない）の印刷行に対してリボン２０を引き下げ
る。

小型のオフィス・コンピュータ等に使用されるプリンタ
では、印刷行が見れることはそれほど重要でないため、
この様なカートリッジの位置決めは行わなくてもよい。

印刷リボン２０または修正テープ２２を印刷行」−で用
いるのに必要な位置に引き上げるために、ギア３０上の
カム・フォロワ３４は、カム面３２のくぼみに係合する
様に回転し、これによりカートリッジ１４の後部がプレ
ート１０に取付けられたスプリング３６の影響の下に引
き下げられる。

修正テープ２２の送りを制御するカム面３９を有するカ
ム部材３６は、プレート１０に取付けられ、または一部
として形成され、固定されている。

カム部材３６には、溝３８が形成されている。溝３８は
力ｌトフオロワ４０を拘束し、修正テープ・カートリッ
ジ１２に対するカム・フォロワ４０の動きを制御する。

溝３８は、垂直部分３７を有し、この部分が、リボン２
０を印刷位置に引き上げるカートリッジ・アセンブリ１
８の揺動中に、カム・フォロワ４０が動くための妨害さ
れない通路を画一７＝ 定する。

カートリッジ・アセンブリ１８が、通常の印刷操作に必
要な動きの範囲で揺動するとき、カム・フォロワ４０は
溝３８の直線部分３７に留まり、したがって、カートリ
ッジ１２に対して著しく変位しない。しかし、カー１ヘ
リツジ・アセンブリ１８の動きが修正テープ２２をタイ
プライタの印刷行の位置にまで移動させるように拡大さ
れると、カム・フォロワ４０は溝３８の傾め上向きの部
分のカム面３９に係合して前方へ動く。

修正動作が行われ、印刷行に修正テープ２２が不要にな
ると、リボン送り兼揺動機構２４は逆に作動して、印刷
行から修正テープ２２を引き下げる。このとき、カート
リッジ・アセンブリ］−８の前部はカム・フォロワ４０
とともに下降する。カム・フォロワ４０は、下方に押さ
れると、カム面３９に係合しながら、カートリッジ１２
に対して後方に移動する。

第１−図および第３図に示すように、カム・フォロワ４
０は後方に移動するときピン４２の回りを８一 回転する。カム・フォロワ４０は、ピン４２にかん合す
るスリーブを有するつめ部材４４の一部でよい。つめ部
材４４は、先端５０及びアーム４６を有する。アーム４
６は、弾力性プラスチック等の柔軟な材料でできており
、主として湾曲部４８゜で曲がることができ、圧縮に対
して比較的強い。

先端５０は、ラチェット５４の歯５２にかみ合うように
作られている。

前述のとおり、修正テープ２２を引き下げるようにカー
１ヘリツジ１−２の前部が下方に動くとき、カム・フォ
ロワ４０は、カム面３９に１妾触し、カートリッジ１２
に関して後方に動かされる。これにより、つめの先端５
０が動いて歯５２を駆動するようにかみ合い、ラチェッ
ト５４を軸５６の回りに回転させる。

ラチェツ１へ５４の回転により、巻取りスプール５５が
回転して、修正テープ２２を巻取る。修正テープ２２は
、巻取りスプール５５に巻取られるにつれて供給スプー
ル５７から繰り出される。修正テープ２２は一部カート
リッジ１２の外部へ出て印刷行に対面し再びカー１〜リ
ツジ］２の内部に入るようになっている。

修正テープ２２を印刷行で使用するためにカートリッジ
１２の前端を引き上げている間に、カム面３９はカム・
フォロワ４０を前方に変位させ、これによりつめの先端
５０をかみ合っていた歯５２から離し、次の駆動動作で
他の歯５２に再びかみ合わせるように引き戻す。

この動作の間に、修正テープ２２が巻取りスプール５５
からほどけるのをさけるために、戻り止め６０が設けで
ある。戻り止め６０は、ラチェッ１−５４の逆回転を防
ぐため、ラチェット５４の歯５２にかみ合うつめである
。

第４図は、カム・フォロワ４０により駆動されるつめ部
材の別の例を示している。つめ部材７０は、゛先端７２
によりラチェット・ホイール５４の歯５２とかみ合う。

つめ部材７０はスライド部材７４の延長部であり、スラ
イド部材７４はカム・フォロワ４０に強固に固定されて
いる。スライド部材７４は、カートリッジの構造の一部
として形成された壁７６および７８により横方向の動き
を抑制されている。カム・フォロワ４０は長円形の六８
０からカー１〜リッジ１−２の外へ突き出ており、六８
０の上下の縁部はカム・フォロワ４０が垂直に動くのを
抑制する。

このようにして、スライド部材７４は壁７６と７８の間
で軸に沿って往復することができ、つめ部材７０および
その先端７２を往復運動させる。

第４図に示す構造の場合、修正テープ２２を送る動作は
、カートリッジ１２の前部が」１昇して修正テープ２２
を印刷行に位置づけるとき行われる。

カートリッジ］−２の前部および修正テープ２２が引き
下げられるときには、次の送りサイクルの準備のために
、つめ部材７０の先端７２が破線で示された位置まで動
かされる。

もし、かなり強いスプリング３６及び同程度の負荷がリ
ボン送り兼揺動機構２４に必要なため、前述の様な動作
シーケンスが好ましくない場合には、溝３８の形状を逆
にし且つカム・フォロワ４０の移動方向を逆にして駆動
態様を変えることも考えられる。

Ｆ０発明の効果 本発明による修正テープ・カートリッジは、カートリッ
ジの揺動を利用して修正テープを送る機構を内蔵してお
り、この機構は非常に単純である。

これは、カートリッジの外部に修正テープ送りのための
複雑な機構を必要とする従来技術に比べて有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明修正テープ・カートリッジの内部構成を
示す斜視図、第２図はリボン送り兼揺動機構に関連して
支持されている印刷リボン・カートリッジ及び修正テー
プ・カートリッジの斜視図、第３図はラチェットおよび
つめ駆動装置、ならびに修正テープ・カートリッジから
外側に突き出したカム・フォロワの実施例を示す図、第
４図は第３図に示す実施例に代るつめ部材およびカム・
フォロワの構成を示す図である。 １２・・・・修正テープ・カートリッジ、１４・・・・
印刷リボン・カートリッジ、２０・・・・印刷リボン、
２２・・・・修正テープ、２４・・・・リボン送り兼揺
動機構、３６・・・・カム部材、４０・・・・カム・フ
ォロワ、４４・・・・つめ部材、５４・・・・ラチェッ
ト、５５・・・・巻取りスプール、５７・・・・供給ス
プール。 出願人　　インターナショナル・ビジネス・　゛マシー
ンズ・コーポレーション 代理人　　弁理士　　岡　　１）　次　　生（外１名） 第６図 鴻４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 印刷リボン・カートリッジ及び修正テープ・カートリッ
   ジを支持する支持手段と、印刷リボン及び修正テープを
   選択的に使用位置に位置づけるように両カートリッジを
   揺動させることのできる揺動手段とを有するタイプライ
   タにおいて用いられる修正テープ・カートリッジであつ
   て、 供給スプールと、 巻取りスプールと、 上記供給スプールより上記巻取りスプールに至る途中で
   カートリッジの外部に出ている修正テープと、 上記修正テープを上記使用位置と非使用位置との間で変
   位させるように上記揺動手段によつて修正テープ・カー
   トリッジが揺動させられるとき、上記支持手段側のカム
   部材に係合して追従するカム・フォロワと、 上記カム・フォロワに連結されていて、上記カム・フォ
   ロワの動きに応じて上記修正テープを巻取る方向に上記
   巻取りスプールを回転させる駆動手段と を有する修正テープ・カートリッジ。