JPS61175922A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS61175922A JPS61175922A JP1347485A JP1347485A JPS61175922A JP S61175922 A JPS61175922 A JP S61175922A JP 1347485 A JP1347485 A JP 1347485A JP 1347485 A JP1347485 A JP 1347485A JP S61175922 A JPS61175922 A JP S61175922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- layer
- under
- magnetic layer
- coating layer
- Prior art date
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- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野〕
本発明は、表面に磁性層を設けて磁気記録を行なう磁気
記録媒体に関する。
記録媒体に関する。
従来から非磁性支持体（ベース）上に磁性層を設けて形
成される磁気記録媒体においては、第２図に示すように
前記ベース１と磁性層２との接着力を向上させるために
、化学処理した下塗り層３、例えばポリエステル樹脂を
ベース１表面に塗布し、この下塗り層３の上に磁性層２
を形成することが一般に行なわれている。ところが、こ
のように化学処理したポリエステル樹脂などを塗布した
ような下塗り層３では、ベース１と磁性層２との接着力
は増大しても、例えばフロッピーディスクとして形成し
て記録再生に用いると、フロッピーディスク装置のヘッ
ドの衝撃力が強い場合には、磁性層２表面に傷がつくこ
とがあり、メディア傷つきの改良にはあまり効果が得ら
れなかった。特に、両面ヘッドのフロッピーディスク装
置では、ヘッドがディスクの両面から０Ｎ１０ＦＦによ
り繰り返して衝撃を与えるため、磁性層表面に傷が発生
し、この傷によるドロップアウトの発生が見られた。
成される磁気記録媒体においては、第２図に示すように
前記ベース１と磁性層２との接着力を向上させるために
、化学処理した下塗り層３、例えばポリエステル樹脂を
ベース１表面に塗布し、この下塗り層３の上に磁性層２
を形成することが一般に行なわれている。ところが、こ
のように化学処理したポリエステル樹脂などを塗布した
ような下塗り層３では、ベース１と磁性層２との接着力
は増大しても、例えばフロッピーディスクとして形成し
て記録再生に用いると、フロッピーディスク装置のヘッ
ドの衝撃力が強い場合には、磁性層２表面に傷がつくこ
とがあり、メディア傷つきの改良にはあまり効果が得ら
れなかった。特に、両面ヘッドのフロッピーディスク装
置では、ヘッドがディスクの両面から０Ｎ１０ＦＦによ
り繰り返して衝撃を与えるため、磁性層表面に傷が発生
し、この傷によるドロップアウトの発生が見られた。
このように従来までの磁気記録媒体には、下塗り層を用
いてベースと磁性層との接着力を増しても、耐衝撃性が
改良されていないので、特に両面ヘッド型のフロッピー
ディスク装置に用いた場合には、耐久性に問題があった
。
いてベースと磁性層との接着力を増しても、耐衝撃性が
改良されていないので、特に両面ヘッド型のフロッピー
ディスク装置に用いた場合には、耐久性に問題があった
。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的は耐衝撃性に優れ、ドロップアウト
の発生の少ない、耐久性のある磁気記録媒体を提供する
ことにある。
たもので、その目的は耐衝撃性に優れ、ドロップアウト
の発生の少ない、耐久性のある磁気記録媒体を提供する
ことにある。
この目的を達成するため、本発明は、非磁性支持体上に
磁性層を設けた磁気記録媒体において、前記支持体と磁
性層との間に、磁性層の空孔率より大きな空孔率を有す
る下塗り層を設けた構成にしである。
磁性層を設けた磁気記録媒体において、前記支持体と磁
性層との間に、磁性層の空孔率より大きな空孔率を有す
る下塗り層を設けた構成にしである。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例１
く磁性層塗料の組成〉
ｒ−Ｆａｔ’ｓ ３００重量部塩化ビニ
ル−酢酸ビニル− ビニルアルコール共重合物 ５０重量部ポリウレタ
ンポリエステル ３０重量部三官能性イ氏分子量イ
ソシア ネート化合物 ２０重量部α−Ｆｅ、
Ｏ，粉末 １０重量部オレイルオレート
１０重量部トルエン ４
００重量部〈下塗り層の多孔質膜塗料の組成〉 カーボンブラック １００重量部塩化ビニル
−酢酸ビニル− ビニルアルコール共重合体 ２５重量部。
ル−酢酸ビニル− ビニルアルコール共重合物 ５０重量部ポリウレタ
ンポリエステル ３０重量部三官能性イ氏分子量イ
ソシア ネート化合物 ２０重量部α−Ｆｅ、
Ｏ，粉末 １０重量部オレイルオレート
１０重量部トルエン ４
００重量部〈下塗り層の多孔質膜塗料の組成〉 カーボンブラック １００重量部塩化ビニル
−酢酸ビニル− ビニルアルコール共重合体 ２５重量部。
ポリエステルポリウレタン ２５重量部三官能性低
分子量イソシア ネート化合物 １０重量部シクロヘキ
サン ２５０重量部トルエン
２５０重量部第１図に示すように、ポリエステ
ルフィルムをベース１として、このベース１に上記多孔
質膜塗料を２．５μｍの厚さで塗布した後、表面を圧力
１０瞳／−１温度４０℃でカレンダ処理して空孔率が４
５体積％の下塗り層４を形成した。そして、この下塗り
層４の上に前記の組成よりなる空孔率２０体積％の磁性
塗膜２を形成し、打ち抜いて磁気ディスクを作製した。
分子量イソシア ネート化合物 １０重量部シクロヘキ
サン ２５０重量部トルエン
２５０重量部第１図に示すように、ポリエステ
ルフィルムをベース１として、このベース１に上記多孔
質膜塗料を２．５μｍの厚さで塗布した後、表面を圧力
１０瞳／−１温度４０℃でカレンダ処理して空孔率が４
５体積％の下塗り層４を形成した。そして、この下塗り
層４の上に前記の組成よりなる空孔率２０体積％の磁性
塗膜２を形成し、打ち抜いて磁気ディスクを作製した。
比較例
実施例の下塗り層からカーボンブラックを除いた組成に
して、空孔率が３体積％以下の下塗り層を形成し、この
上に上記実施例と同じ磁性層を形成して打ち抜き、磁気
ディスクを作製した。
して、空孔率が３体積％以下の下塗り層を形成し、この
上に上記実施例と同じ磁性層を形成して打ち抜き、磁気
ディスクを作製した。
実施例および比較例で得られた磁気ディスクについて、
タップ耐性１．すなわち、ヘッドの０Ｎ１０ＦＦによる
ヘッド衝撃が原因となる磁性層表面の破傷耐性に関する
試験を行なった。結果を下表に示す。
タップ耐性１．すなわち、ヘッドの０Ｎ１０ＦＦによる
ヘッド衝撃が原因となる磁性層表面の破傷耐性に関する
試験を行なった。結果を下表に示す。
以上の結果から、下塗り層４を磁性層２より大きな空孔
率を有するように構成した実施例では、空孔率の小さい
比較例に比べて、耐久性が向上していることがわかる。
率を有するように構成した実施例では、空孔率の小さい
比較例に比べて、耐久性が向上していることがわかる。
これは、下塗り層４の空孔率を磁性層２の空孔率より大
きく形成することにより下塗り層４にクッション効果が
生じたからであろうと考えられ、磁性層２に加わった衝
撃を下塗り層４により緩和するため傷がつきに（いもの
と思われる。
きく形成することにより下塗り層４にクッション効果が
生じたからであろうと考えられ、磁性層２に加わった衝
撃を下塗り層４により緩和するため傷がつきに（いもの
と思われる。
なお、本実施例においては、下塗り層４の空孔率を４５
体積％に、磁性層２の空孔率を２０体積％に形成した例
を示しているが、磁性層２の空孔率が一般に１５〜３０
体積％の範囲にあるとすると、下塗り層２の空孔率を２
０〜６０体積％の範囲に設定することがのぞましい、又
本発明の実施例においては、下塗り層４の空孔率を向上
させるためにカーボンブラックを使用しているが、カー
ボンブラック以外の顔料添加によって空孔率の向上を図
ってもよく、また、発泡剤を使用して空孔率を向上させ
てもよい。
体積％に、磁性層２の空孔率を２０体積％に形成した例
を示しているが、磁性層２の空孔率が一般に１５〜３０
体積％の範囲にあるとすると、下塗り層２の空孔率を２
０〜６０体積％の範囲に設定することがのぞましい、又
本発明の実施例においては、下塗り層４の空孔率を向上
させるためにカーボンブラックを使用しているが、カー
ボンブラック以外の顔料添加によって空孔率の向上を図
ってもよく、また、発泡剤を使用して空孔率を向上させ
てもよい。
以上のように、下塗り層の空孔率を磁性層の空孔率より
大きく設定した本発明によれば、耐衝撃性に優れ、ドロ
ップアウトの発生の少ない、耐久性のある磁気記録場合
を提供できる。
大きく設定した本発明によれば、耐衝撃性に優れ、ドロ
ップアウトの発生の少ない、耐久性のある磁気記録場合
を提供できる。
第１図は、本発明に係る磁気記録媒体の断面図、第２図
は、従来の磁気記録媒体の断面図である。 ｌ・・・・ベース、２・・・・磁性層、４・・・・下塗
り層。 第１図 ２１石書生層 ４、下塗り層 第２図
は、従来の磁気記録媒体の断面図である。 ｌ・・・・ベース、２・・・・磁性層、４・・・・下塗
り層。 第１図 ２１石書生層 ４、下塗り層 第２図
Claims (1)
- 非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気記録媒体において
、前記支持体と磁性層との間に、磁性層の空孔率より大
きな空孔率を有する下塗り層を設けたことを特徴とする
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1347485A JPS61175922A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1347485A JPS61175922A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61175922A true JPS61175922A (ja) | 1986-08-07 |
Family
ID=11834125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1347485A Pending JPS61175922A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61175922A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62289921A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| US5840410A (en) * | 1995-02-23 | 1998-11-24 | Imation Corp. | Magnetic recording medium having a magnetic layer and a partially-filled liquid lubricant-containing coating thereunder |
-
1985
- 1985-01-29 JP JP1347485A patent/JPS61175922A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62289921A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| US5840410A (en) * | 1995-02-23 | 1998-11-24 | Imation Corp. | Magnetic recording medium having a magnetic layer and a partially-filled liquid lubricant-containing coating thereunder |
| US6274227B1 (en) | 1995-02-23 | 2001-08-14 | Imation Corp. | Magnetic recording medium having a magnetic layer and a coating thereunder |
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