JPS61175316A - 焼結含油軸受 - Google Patents
焼結含油軸受Info
- Publication number
- JPS61175316A JPS61175316A JP1402485A JP1402485A JPS61175316A JP S61175316 A JPS61175316 A JP S61175316A JP 1402485 A JP1402485 A JP 1402485A JP 1402485 A JP1402485 A JP 1402485A JP S61175316 A JPS61175316 A JP S61175316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered
- layers
- hardness
- bearing
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はPV値特性の改善等を図った焼結含油軸受に関
する。
する。
従来の焼結含油軸受には、第6図に示すように内径側を
銅系焼結111とし、外径側を鉄系焼結層2としたもの
があるが、この構造のものでは、軸を直接支持する部分
が低硬度の銅系焼結層1であるため、高い荷重には不向
きでPV値特性ひいては耐摩耗性が低く、しかも両焼結
層1及び2は金属粉末の分布密度が多少異なるため、径
方向に循環する潤滑油の流れが不円滑になり易い。また
、焼結層1及び2が径方向に分かれているから、金属粉
末を加圧焼結して軸受として形成する場合、銅系及び鉄
系の二種の金属粉末が混り合わないようにパイプで分離
しつつこれら金属粉末を型内に入れねばならず製造性に
劣る等の問題があった。
銅系焼結111とし、外径側を鉄系焼結層2としたもの
があるが、この構造のものでは、軸を直接支持する部分
が低硬度の銅系焼結層1であるため、高い荷重には不向
きでPV値特性ひいては耐摩耗性が低く、しかも両焼結
層1及び2は金属粉末の分布密度が多少異なるため、径
方向に循環する潤滑油の流れが不円滑になり易い。また
、焼結層1及び2が径方向に分かれているから、金属粉
末を加圧焼結して軸受として形成する場合、銅系及び鉄
系の二種の金属粉末が混り合わないようにパイプで分離
しつつこれら金属粉末を型内に入れねばならず製造性に
劣る等の問題があった。
本発明は、PV値特性が向上する上、潤滑油の流れも円
滑で、しかも製造性のよい焼結含油軸受を提供すること
を目的とするものである。
滑で、しかも製造性のよい焼結含油軸受を提供すること
を目的とするものである。
本発明は、焼結層を軸方向に三層に分け、両側の焼結層
を低硬度焼結層とし、中央の焼結層を高硬度焼結層とし
たことを特徴とするものである。
を低硬度焼結層とし、中央の焼結層を高硬度焼結層とし
たことを特徴とするものである。
以下本発明の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて説
明する。
明する。
まず第1図において、11は本発明に係る焼結含油軸受
で、軸方向に三層の焼結層から成り、そのうち両側の焼
結層を銅系の焼結金属から成る低硬度焼結層11a及び
11bとし、中央の焼結層を鉄系の焼結金属から成る高
硬度焼結層11Cとしている。斯かる軸受11は、第2
図に示すように、受型12内に銅系金属粉末A、鉄系金
属粉末日及び銅系金属粉末Cを順次収容して三層とし、
この後に押し型13により加圧して焼結したものである
。このように軸受11は軸方向に三層の焼結層11a乃
至11Cから成っているので、焼結時に銅系金属粉末と
鉄系金属粉末とを順次所定量ずつ受型12内に入れてゆ
くだけでよく、従って、銅系と鉄系の金属粉末が混り合
わないようにすべくパイプで分離する必要がな(、製造
性が向上する。尚、軸受11は焼結後の含油工程で内部
に潤滑油が含浸される。
で、軸方向に三層の焼結層から成り、そのうち両側の焼
結層を銅系の焼結金属から成る低硬度焼結層11a及び
11bとし、中央の焼結層を鉄系の焼結金属から成る高
硬度焼結層11Cとしている。斯かる軸受11は、第2
図に示すように、受型12内に銅系金属粉末A、鉄系金
属粉末日及び銅系金属粉末Cを順次収容して三層とし、
この後に押し型13により加圧して焼結したものである
。このように軸受11は軸方向に三層の焼結層11a乃
至11Cから成っているので、焼結時に銅系金属粉末と
鉄系金属粉末とを順次所定量ずつ受型12内に入れてゆ
くだけでよく、従って、銅系と鉄系の金属粉末が混り合
わないようにすべくパイプで分離する必要がな(、製造
性が向上する。尚、軸受11は焼結後の含油工程で内部
に潤滑油が含浸される。
次に第3図は前記焼結含油軸受11を例えば扇風機にお
けるモータの軸受として組込んだ状態を示す。この第3
図において、14はモータフレーム、15はモータフレ
ーム14に固定された油受、16は油受15内に収容さ
れた油芯、17は油受15に装着された板ばねであり、
軸受11はモータフレーム14の支え部14aと板ばね
17との間に配設され、板ばね17の弾発力により両者
間に押圧保持されている。一方、18は軸受11に挿通
支持された回転軸、19は回転軸18に固着されたカラ
ー、20及び21はカラー19と軸受11との間に位置
するようにして回転軸18に挿入されたゴムワッシャ及
びスラストワッシャである。
けるモータの軸受として組込んだ状態を示す。この第3
図において、14はモータフレーム、15はモータフレ
ーム14に固定された油受、16は油受15内に収容さ
れた油芯、17は油受15に装着された板ばねであり、
軸受11はモータフレーム14の支え部14aと板ばね
17との間に配設され、板ばね17の弾発力により両者
間に押圧保持されている。一方、18は軸受11に挿通
支持された回転軸、19は回転軸18に固着されたカラ
ー、20及び21はカラー19と軸受11との間に位置
するようにして回転軸18に挿入されたゴムワッシャ及
びスラストワッシャである。
この第3図の状態において、回転軸18が回転すると、
軸受11内の潤滑油が径方向外側から中心側に向って流
れ回転輪18との間に浸み出る一方、油芯16の潤滑油
が軸受11内に吸収される。
軸受11内の潤滑油が径方向外側から中心側に向って流
れ回転輪18との間に浸み出る一方、油芯16の潤滑油
が軸受11内に吸収される。
このとき各焼結層11a 、 1 lb 、 11c内
の潤滑油は径方向外側から内側までそのまま各層を通っ
て流れるからm″/f1油の流れは円滑となり、焼付は
事故等の虞れがなくなる。
の潤滑油は径方向外側から内側までそのまま各層を通っ
て流れるからm″/f1油の流れは円滑となり、焼付は
事故等の虞れがなくなる。
ところで、調芯が完全になされていない場合、回転軸1
8は第4図に示すように軸受11のうち両側の低硬度焼
結層11a及び11bに接触する。
8は第4図に示すように軸受11のうち両側の低硬度焼
結層11a及び11bに接触する。
運転初期のならし運転時或は扇風機のモータのように俯
仰角調節により上下方向に傾けられた場合及び首振り運
動により左右に動く場合もこの第4図の状態となる。そ
して、十分にならし運転が行われると、第5図に示すよ
うに、回転軸18は低硬度焼結1111a、11b及び
高硬度焼結層11Cに接触する。従って、回転軸18は
初期的には低硬度焼結1i11a、11bのPv値時特
性示すので摺動性が向上し、起動性が良く摺動音が小さ
い。また回転輪18は最終的には高硬度焼結層11Cに
も接触するので、荷重に良く耐え摩耗が少なく長寿命と
なる。
仰角調節により上下方向に傾けられた場合及び首振り運
動により左右に動く場合もこの第4図の状態となる。そ
して、十分にならし運転が行われると、第5図に示すよ
うに、回転軸18は低硬度焼結1111a、11b及び
高硬度焼結層11Cに接触する。従って、回転軸18は
初期的には低硬度焼結1i11a、11bのPv値時特
性示すので摺動性が向上し、起動性が良く摺動音が小さ
い。また回転輪18は最終的には高硬度焼結層11Cに
も接触するので、荷重に良く耐え摩耗が少なく長寿命と
なる。
また、軸受11の両側は銅系の低硬度焼結層118.1
1bであるから、鉄系の高硬度焼結層11Cよりも面粗
度が向上し、しかも摩擦係数が小さいからスラストワッ
シャ21との間で生ずる摩耗が少なく且つ摺動音が小さ
く、しかも支え部14a及び板ばね17との摩擦力も小
さいため、軸受11の調芯のための回動が行われ易く、
自動調芯性が向上する。
1bであるから、鉄系の高硬度焼結層11Cよりも面粗
度が向上し、しかも摩擦係数が小さいからスラストワッ
シャ21との間で生ずる摩耗が少なく且つ摺動音が小さ
く、しかも支え部14a及び板ばね17との摩擦力も小
さいため、軸受11の調芯のための回動が行われ易く、
自動調芯性が向上する。
以上説明したように本発明は、PV値時特性向上する上
に潤滑油の流れも円滑に行われ、しかも製造性にも優れ
た焼結含油軸受を提供することができるものである。
に潤滑油の流れも円滑に行われ、しかも製造性にも優れ
た焼結含油軸受を提供することができるものである。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は軸受の断面図、第2図は軸受の焼結用型装置を示
す断面図、第3図はモータの軸支部分の断面図、第4図
及び第5図は夫々異なる形態で示す断面図であり、第6
図は従来の軸受の一例を示す断面図である。 図中、11は軸受、11a、11b&を低硬度焼結層、
11Cは高硬度焼結層、12は受型、13は押し型、1
4はモータフレーム、15は油受、16は油芯、17は
板ばね、18は回転軸である。 出願人 株式会社 東 芝 第1図 11c #!2図 第3図 第4図 第5図 第6図
1図は軸受の断面図、第2図は軸受の焼結用型装置を示
す断面図、第3図はモータの軸支部分の断面図、第4図
及び第5図は夫々異なる形態で示す断面図であり、第6
図は従来の軸受の一例を示す断面図である。 図中、11は軸受、11a、11b&を低硬度焼結層、
11Cは高硬度焼結層、12は受型、13は押し型、1
4はモータフレーム、15は油受、16は油芯、17は
板ばね、18は回転軸である。 出願人 株式会社 東 芝 第1図 11c #!2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 1.軸方向に三層の焼結層から成り、その三層の焼結層
のうち両側を低硬度焼結層とし、中央を高硬度焼結層と
したことを特徴とする焼結含油軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1402485A JPS61175316A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 焼結含油軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1402485A JPS61175316A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 焼結含油軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61175316A true JPS61175316A (ja) | 1986-08-07 |
Family
ID=11849605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1402485A Pending JPS61175316A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 焼結含油軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61175316A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0519649U (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-12 | 株式会社三協精機製作所 | 焼結含油軸受 |
-
1985
- 1985-01-28 JP JP1402485A patent/JPS61175316A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0519649U (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-12 | 株式会社三協精機製作所 | 焼結含油軸受 |
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