JPS61173005A - 石炭焚ボイラの空気流量制御方法 - Google Patents
石炭焚ボイラの空気流量制御方法Info
- Publication number
- JPS61173005A JPS61173005A JP1117785A JP1117785A JPS61173005A JP S61173005 A JPS61173005 A JP S61173005A JP 1117785 A JP1117785 A JP 1117785A JP 1117785 A JP1117785 A JP 1117785A JP S61173005 A JPS61173005 A JP S61173005A
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- Japan
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- air
- primary
- flow rate
- coal
- air flow
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- Pending
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、石炭焚ボイラの空気流量制御方法に関するも
のである。
のである。
[従来の技術]
図面は石炭焚ボイラの空気供給流路を示すもので、ボイ
ラ1からの排ガス2を、並列な1次、2次の空気予熱器
3,4に分岐して導いて空気の予熱を行った後、誘引通
風機5を介して煙突6に導くようにしている。又、押込
通風機1からの空気流路8を分岐し、その一方の1次流
路9をプライマリ−エアーファン10及びその出ロダン
バ20を介して前記1次空気予熱器3に導いて前記排ガ
スによる空気の予熱を行った後、ミル側[1iダンパ1
1を介してミル12へ1次空気13として供給するよう
にし、又他方の2次空気流路14を2次空気予熱器4に
導いて排ガスによる空気の予熱を行った債、ボイラ1へ
2次空気15として供給するようにしている。更に又、
前記1次、2次の空気流路9,14における空気予熱器
3゜4の空気上流側位置間を上流側開閉ダンパ16を有
した上流側バイパス流路17を介して接続し、また空気
予熱器3,4の空気下流側位置間を下流側開閉ダンパ1
8を有した下流側バイパス流路19を介して接続してい
る。
ラ1からの排ガス2を、並列な1次、2次の空気予熱器
3,4に分岐して導いて空気の予熱を行った後、誘引通
風機5を介して煙突6に導くようにしている。又、押込
通風機1からの空気流路8を分岐し、その一方の1次流
路9をプライマリ−エアーファン10及びその出ロダン
バ20を介して前記1次空気予熱器3に導いて前記排ガ
スによる空気の予熱を行った後、ミル側[1iダンパ1
1を介してミル12へ1次空気13として供給するよう
にし、又他方の2次空気流路14を2次空気予熱器4に
導いて排ガスによる空気の予熱を行った債、ボイラ1へ
2次空気15として供給するようにしている。更に又、
前記1次、2次の空気流路9,14における空気予熱器
3゜4の空気上流側位置間を上流側開閉ダンパ16を有
した上流側バイパス流路17を介して接続し、また空気
予熱器3,4の空気下流側位置間を下流側開閉ダンパ1
8を有した下流側バイパス流路19を介して接続してい
る。
上記したように、ミルの流路抵抗をカバーするだめのプ
ライマリ−エアーファン10を空気予熱器3,4の空気
上流側に配設した装置における空気の流m制御は、従来
下記表1のように行われていた。
ライマリ−エアーファン10を空気予熱器3,4の空気
上流側に配設した装置における空気の流m制御は、従来
下記表1のように行われていた。
即ち、石炭専焼時には、ダンパ18,16を閉じてダン
パ11,20を開くことにより、1次と2次の空気予熱
器3.4を通る空気の割合が約10:90になるように
している。又、重油専焼時には、ダンパ18,16を開
いてダンパ11,20を閉じることにより、同様に1次
と2次の空気予熱器3.4を通る空気の割合が約10:
90になるようにしている。更に、重油等と石炭との混
焼時(混焼割合を50 : 50としてミル台数を石炭
専焼時の半分に減らした場合)には、ダンパ18,1B
を閉じてダンパ11,20を開くようにしている。この
とき、ミル12の台数が減少しているために、それに合
わせて1次と2次の空気予熱器3,4を通る空気の割合
が約5=95となるように流量は調整される。
パ11,20を開くことにより、1次と2次の空気予熱
器3.4を通る空気の割合が約10:90になるように
している。又、重油専焼時には、ダンパ18,16を開
いてダンパ11,20を閉じることにより、同様に1次
と2次の空気予熱器3.4を通る空気の割合が約10:
90になるようにしている。更に、重油等と石炭との混
焼時(混焼割合を50 : 50としてミル台数を石炭
専焼時の半分に減らした場合)には、ダンパ18,1B
を閉じてダンパ11,20を開くようにしている。この
とき、ミル12の台数が減少しているために、それに合
わせて1次と2次の空気予熱器3,4を通る空気の割合
が約5=95となるように流量は調整される。
[発明が解決しようとする問題点]
上記において、空気予熱器3.4の圧力損失IP)は流
山の大きな2次側4が支配的である。従って、前記従来
方式の混焼時のように2次側空気予熱器4を流れる空気
流山が増加すると、圧力損失は非常に大きくなり、その
ために押込通風機7や誘引通風機5等の揚程の余裕は乏
しくなり、機器の大型化、動力の増大等の問題を生じて
いた。
山の大きな2次側4が支配的である。従って、前記従来
方式の混焼時のように2次側空気予熱器4を流れる空気
流山が増加すると、圧力損失は非常に大きくなり、その
ために押込通風機7や誘引通風機5等の揚程の余裕は乏
しくなり、機器の大型化、動力の増大等の問題を生じて
いた。
本発明は、上記従来方式の問題点に着目してなしたもの
で、混焼時における1次、2次の空気予熱器を通る空気
の割合を石炭専焼時と同程度に保持して圧力損失の減少
を図ることを目的としている。
で、混焼時における1次、2次の空気予熱器を通る空気
の割合を石炭専焼時と同程度に保持して圧力損失の減少
を図ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
1次空気流路の上流側にプライマリ−エアーファンを備
え、且つ1次、2次の空気予熱器を介して予熱した空気
をミル(1次)側及びボイラ(2次)側に分けて供給す
る石炭焚ボイラの空気流山制御方法において、1次、2
次の空気予熱器を通る空気流量の割合を石炭専焼時及び
混焼時とも同等にし、且つ混焼時における予熱後の1次
空気の余剰分を2次空気側に戻すよう制御することを特
徴とする石炭焚ボイラの空気流量制御方法、に係るもの
である。
1次空気流路の上流側にプライマリ−エアーファンを備
え、且つ1次、2次の空気予熱器を介して予熱した空気
をミル(1次)側及びボイラ(2次)側に分けて供給す
る石炭焚ボイラの空気流山制御方法において、1次、2
次の空気予熱器を通る空気流量の割合を石炭専焼時及び
混焼時とも同等にし、且つ混焼時における予熱後の1次
空気の余剰分を2次空気側に戻すよう制御することを特
徴とする石炭焚ボイラの空気流量制御方法、に係るもの
である。
[作 用]
従って、本発明によれば、1次、2次の空気予熱器を通
る空気流山の割合を常に同程度に保持して混焼時におけ
る2次空気予熱器の圧力損失の増大を防止することがで
きる。
る空気流山の割合を常に同程度に保持して混焼時におけ
る2次空気予熱器の圧力損失の増大を防止することがで
きる。
[実 施 例]
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は前記第2図に適用した本発明の一例を示すもの
で、前記第2図において示した下流側開閉ダンパ18に
代えて流m調整ダンパ21としている点以外は第2図と
全く同様の構成を有している。又流量調整ダンパ21は
、それ自体の開度を変えて流量を調整できるようになっ
ていても、或いは、ミル12の数に対応した複数の開閉
ダンパを備えてその開閉ダンパを運転中のミル台数にあ
わせて開閉割合を変えることにより、1次、2次空気流
路9.14間のバイパス空気流量を調整できるようにな
っていても良い。
で、前記第2図において示した下流側開閉ダンパ18に
代えて流m調整ダンパ21としている点以外は第2図と
全く同様の構成を有している。又流量調整ダンパ21は
、それ自体の開度を変えて流量を調整できるようになっ
ていても、或いは、ミル12の数に対応した複数の開閉
ダンパを備えてその開閉ダンパを運転中のミル台数にあ
わせて開閉割合を変えることにより、1次、2次空気流
路9.14間のバイパス空気流量を調整できるようにな
っていても良い。
上記装置において、空気の流量制御を下記表即ち、石炭
専焼時、及び重油専焼時のダンパ18.16.11の開
閉作動は、従来と同様に行い、従って1次、2次の空気
予熱器3.4を通る空気の割合は、いずれのときも約1
0 : 90である。
専焼時、及び重油専焼時のダンパ18.16.11の開
閉作動は、従来と同様に行い、従って1次、2次の空気
予熱器3.4を通る空気の割合は、いずれのときも約1
0 : 90である。
これに対して、混焼時は、上流側開閉ダンパ16を閉、
ミル側開閉ダンパ11を開とした状態において、流m調
整ダンパ21を調整状態としく中間開度とするか、又は
複数備えられた開閉ダンパの開と閉の割合を稼動ミル数
に応じて変える)、1次、2次の空気予熱器3,4を通
る空気の割合を石炭専焼時の約10:90と同じくし、
ミルの一部停止により余分となる1次側の空気を流量調
整ダンパ21を介して2次側流路14へ戻すようにする
。
ミル側開閉ダンパ11を開とした状態において、流m調
整ダンパ21を調整状態としく中間開度とするか、又は
複数備えられた開閉ダンパの開と閉の割合を稼動ミル数
に応じて変える)、1次、2次の空気予熱器3,4を通
る空気の割合を石炭専焼時の約10:90と同じくし、
ミルの一部停止により余分となる1次側の空気を流量調
整ダンパ21を介して2次側流路14へ戻すようにする
。
[発明の効果]
上記したように、本発明の石炭焚ボイラの空気流量制御
方法によれば、混焼時における1次、2次の空気予熱器
を通る空気の流層割合を、石炭専焼時と同等の割合とし
、且つ稼動ミル数の減少によるミル側1次空気の余剰分
をボイラ側2次空気に戻すようにしたことにより、混焼
時における2次空気予熱器の空気流面の増大を押えて圧
力損失の増大を防止し、よって通風機等の機器の小型化
、動力の低減を図ることができる優れた効果を奏し得る
。
方法によれば、混焼時における1次、2次の空気予熱器
を通る空気の流層割合を、石炭専焼時と同等の割合とし
、且つ稼動ミル数の減少によるミル側1次空気の余剰分
をボイラ側2次空気に戻すようにしたことにより、混焼
時における2次空気予熱器の空気流面の増大を押えて圧
力損失の増大を防止し、よって通風機等の機器の小型化
、動力の低減を図ることができる優れた効果を奏し得る
。
第1図は本発明の方法の一例を示す説明図、第2図は従
来方式の一例を示す説明図である。 1はボイラ、2は排ガス、4は1次空気予熱器、5は2
次空気予熱器、7は押込通風機、9は1次空気流路、1
0はプライマリ−エアーファン、11はミル側開閉ダン
パ、12はミル、13は1次空気、14は2次側空気流
路、15は2次空気、16は上流側開閉ダンパ、20は
プライマリ−エアーファン出ロダンパ、21は流!1.
;1整ダンパを示す。 特 許 出 願 人 石川島播磨重工業株式会社
来方式の一例を示す説明図である。 1はボイラ、2は排ガス、4は1次空気予熱器、5は2
次空気予熱器、7は押込通風機、9は1次空気流路、1
0はプライマリ−エアーファン、11はミル側開閉ダン
パ、12はミル、13は1次空気、14は2次側空気流
路、15は2次空気、16は上流側開閉ダンパ、20は
プライマリ−エアーファン出ロダンパ、21は流!1.
;1整ダンパを示す。 特 許 出 願 人 石川島播磨重工業株式会社
Claims (1)
- 1)一次空気流路の上流側にプライマリーエアーファン
を備え、且つ1次、2次の空気予熱器を介して予熱した
空気をミル(1次)側及びボイラ(2次)側に分けて供
給する石炭焚ボイラの空気流量制御方法において、1次
、2次の空気予熱器を通る空気流量の割合を石炭専焼時
及び混焼時とも同等にし、且つ混焼時における予熱後の
1次空気の余剰分を2次空気側に戻すよう制御すること
を特徴とする石炭焚ボイラの空気流量制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1117785A JPS61173005A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 石炭焚ボイラの空気流量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1117785A JPS61173005A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 石炭焚ボイラの空気流量制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61173005A true JPS61173005A (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=11770774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1117785A Pending JPS61173005A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 石炭焚ボイラの空気流量制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61173005A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023002814A1 (ja) * | 2021-07-21 | 2023-01-26 | 三菱重工業株式会社 | アンモニア燃料供給ユニット、発電プラント、及びボイラの運転方法 |
-
1985
- 1985-01-24 JP JP1117785A patent/JPS61173005A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023002814A1 (ja) * | 2021-07-21 | 2023-01-26 | 三菱重工業株式会社 | アンモニア燃料供給ユニット、発電プラント、及びボイラの運転方法 |
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