JP2659763B2 - 微粉炭供給装置 - Google Patents

微粉炭供給装置

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JP2659763B2 JP63186762A JP18676288A JP2659763B2 JP 2659763 B2 JP2659763 B2 JP 2659763B2 JP 63186762 A JP63186762 A JP 63186762A JP 18676288 A JP18676288 A JP 18676288A JP 2659763 B2 JP2659763 B2 JP 2659763B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、石炭焚きボイラに使用される微粉炭供給装
置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の微粉炭供給装置の機構説明図である。
図に於いて、石炭焚きボイラ1の4コーナーのバーナ
a、b、c、dに微粉炭機のバウルミル2から4本の微
粉炭管9、10、11、12が敷設され接続されている。この
微粉炭管9、10、11、12にはそれぞれバウルミル2から
送られて来る微粉炭の流量を均等化するためにオリフイ
ス18が設けられているが、これに遮断弁3を装着したシ
ールエア管13が分岐してそれぞれ接続されている。バウ
ルミル2には分級器19を介して給炭管20が接続されてお
り、回転しているバウル6上に石炭が供給され、バウル
6とロール7とにより砕かれて微粉炭になる。そして、
一次通風機4から空気管5を通じて送られて来る空気と
ともに微粉炭管9、10、11、12によりそれぞれバーナ
a、b、c、dに供給されて燃焼する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の微粉炭供給装置に於いて、給炭管
20による給炭量は石炭焚きボイラ1の負荷に対応して制
御されるが、バウル6の回転数は通常石炭焚きボイラ1
の全負荷域に対して一定である。従つて、給炭量が減少
する石炭焚きボイラ1の低負荷域に於いてはバウル6上
の炭層8が薄くなつてロール7が摩耗するなどバウルミ
ル2に種々の障害を起こす原因になつている。
また、空気管5による風量も給炭量に見合うように減
少されるが、4本の微粉炭管9〜12に分配されるために
管内の流速が下がり過ぎて微粉炭が堆積し、管内を閉塞
させて運転不能になる。従つて、微粉炭管9〜12の管内
流速は微粉炭の堆積を防止するために或る流速以上を保
持する必要があるが、この最低流速を保持させると石炭
焚きボイラ1の低負荷域でも風量を減らすことができな
くなり、バーナa〜dの良好な燃焼保持ができなくな
る。従つて石炭焚きボイラ1の運転可能な低負荷域には
限度があり、この限度は定格の略1/2になつている。こ
の堆積を防ぐために当初から大きな流速になるように微
粉炭管9〜12の内径を小さくする方法もあるが、微粉炭
管9〜12の摩耗速度が加速されるために実用的ではない
などの課題を抱えている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る微粉炭供給装置は上記の課題を解決する
ことを目的にしており、石炭焚きボイラの複数のバーナ
へバウルミルにより粉砕された微粉炭および空気を供給
する複数の微粉炭管と、該微粉炭管に装着され上記石炭
焚きボイラの負荷に応じて上記複数の微粉炭管の一部を
互いにタイムラグを設けて開閉する遮断弁と、上記石炭
焚きボイラの負荷の低下に応じて上記バウルミルにおけ
るバウルの回転数を低下させる手段とを備えてなる構成
を特徴としている。
〔作用〕
即ち、本発明に係る微粉炭供給装置においては、石炭
焚きボイラのバーナヘバウルミルにより粉砕された微粉
炭および空気を供給する複数の微粉炭管にそれぞれ遮断
弁が設けられ、石炭焚きボイラの負荷に応じて一部の微
粉炭管が遮断弁により互いにタイムラグを設けて開閉さ
れるとともに、石炭焚きボイラの負荷の低下に応じてバ
ウルミルにおけるバウルの回転数が低下するようになっ
ていることにより、石炭焚きボイラの低負荷域において
もバウル上の炭層の厚さが一定に保たれてバウルミルの
無理のない運転状態が得られるとともに、微粉炭管内に
おける流速が常に所定の流速以上に保持され、また急激
な流速の変化による衝撃が軽減される。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図乃至第3図に基づき説明す
る。第1図は本発明の一実施例に係る微粉炭供給装置の
機構説明図、第2図および第3図はその作用説明図であ
る。なお、図中第4図に於ける部材と共通の部材には第
4図に於ける部材の符号と同一の符号を付して説明を省
略する。
図に於いて、本実施例に係る微粉炭供給装置は第1図
に示すように石炭焚きボイラ1の4コーナーのバーナ
a、b、c、dにバウルミル2から4本の微粉炭管9、
10、11、12が敷設され接続されている。この微粉炭管
9、10、11、12にはそれぞれバウルミル2から送られて
来る微粉炭の流量を均等化するためにオリフイス18が設
けられているが、これに遮断弁2a、2b、2c、2dが併設さ
れ、さらに遮断弁3a、3b、3c、3dを装着したシールエア
管14、15、16、17がそれぞれ接続されている。バウルミ
ル2には分級器19を介して給炭管20が接続されており、
回転しているバウル6上に石炭が供給され、バウル6と
ロール7とにより砕かれて微粉炭になる。そして、一次
通風機4から空気管5を通じて送られて来る空気ととも
に微粉炭管9、10、11、12によりそれぞれバーナa、
b、c、dに供給されて燃焼する。
石炭焚きボイラ1の低負荷時には微粉炭管9、11或い
は微粉炭管10、12をそれぞれ1組として何れか1組を遮
断して他の1組を活用する。即ち、微粉炭管9、11の2
本を活用する場合は、微粉炭管10、12の遮断弁2b、2dを
閉止し、シールエア管15、17の遮断弁3b、3dを開いてシ
ールエアを流す。また、微粉炭管10、12の2本を活用す
る場合はこの逆にする。なお、シールエアの遮断弁2a〜
dを総てのシールエア管14〜17に設ける必要は必ずしも
なく、2本を纏めて1個、計2個を装着してもよい。
第2図は微粉炭管9〜12に装着されている遮断弁2a〜
dとシールエア管14〜17に装着されている遮断弁3a〜d
との開閉タイミングを示すシーケンス図である。図に於
いて、例えば遮断弁2aと遮断弁3aとの開閉の始めには多
少のタイムラグが設けられているが、これは風量の急激
な変化を防ぐために有効である。また、同様に遮断弁2a
と遮断弁2cとの開閉の始めにも多少のタイムラグが設け
られているが、何れの場合も微粉炭管9〜12内部の急激
な変化による衝撃を軽減させるためのものである。
このように、微粉炭管9〜12の遮断弁2a〜dとシール
エア管14〜17の遮断弁3a〜dとの開閉タイミングをマッ
チングさせながら4本の微粉炭管9〜12の内の4本或い
は2本を活用する。即ち、石炭焚きボイラ1の負荷が減
少してバウルミル2への給炭量が限界の50%に低下した
とき4本の二分炭管9〜12の内対向する微粉炭管9、11
或いは微粉炭管10、12の遮断弁2a〜dを閉じ、対向する
2個のバーナa、c或いはバーナb、dに微粉炭と空気
とを供給して燃焼させる。石炭焚きボイラ1の負荷が増
したときは、遮断弁2a〜dを総て開けて元に戻す。第3
図(a)はバウルミ2に於ける風量を、第3図(b)は
微粉炭管9〜12に於ける管内流速を表わすグラフで、何
れも給炭量に対して従来に比し適度の量に制御されてお
り、石炭焚きボイラ1の低負荷時にも微粉炭管9〜12の
管内の最低流速を保持しつつ風量を給炭量に見合うよう
に減少させ得るので、バーナa〜dに良好な燃焼を保持
させることができる。
なお、遮断弁2a、2cまたは遮断弁2b、2dを閉じた微粉
炭管9〜12にもシールエア管14〜17の遮断弁3a〜dを開
けてシールエアを石炭焚きボイラ1に流すようにすれ
ば、微粉炭管9〜12内への高温ガスの流入を防ぎ、残留
している微粉炭増えの着火による微粉炭管9〜12の焼損
を防止することができる。また、バウル6の回転数も遮
断弁2a〜dとともに制御するようになっており、バウル
ミル2の最も無理のない運転状態が得られる。さらに、
微粉炭管9〜12は必ずしも2本づつを遮断する必要はな
く、石炭焚きボイラ1の負荷状態に一部づつを適宜遮断
しても良い。
〔発明の効果〕
本発明に係る微粉炭供給装置は前記の通り構成されて
おり、石炭焚きボイラの低負荷域に於いてもバウルミル
のバウル上の炭層の厚さが一定に保たれてバウルミルの
無理のない運転状態が得られるので、バウルミルのロー
ルが摩耗するなどの障害が起こり難くなるとともに、微
粉炭管内における流色が常に所定の流速以上に保持さ
れ、また急激な流速の変化による衝撃が軽減されるの
で、石炭焚きボイラの運転可能な負荷域が拡大されるな
どの効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る微粉炭供給装置の機構
説明図、第2図および第3図はその作用説明図、第4図
は従来の微粉炭供給装置の機構説明図である。 1……石炭焚きボイラ、 2a、2b、2c、2d……遮断弁、 9、10、11、12……微粉炭管、 a、b、c、d……バーナ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石炭焚きボイラの複数のバーナへバウルミ
    ルにより粉砕された微粉炭および空気を供給する複数の
    微粉炭管と、該微粉炭管に装着され上記石炭焚きボイラ
    の負荷に応じて上記複数の微粉炭管の一部を互いにタイ
    ムラグを設けて開閉する遮断弁と、上記石炭焚きボイラ
    の負荷の低下に応じて上記バウルミルにおけるバウルの
    回転数を低下させる手段とを備えてなることを特徴とす
    る微粉炭供給装置。
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