JPH0237209A - 微粉炭供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、石炭焚きボイラに使用される微粉炭供給装置
に関する。

〔従来の技術〕

第４図は従来の微粉炭供給装置の機構説明図である。図
に於いて、石炭焚きボイラ１の４コーナーのバーナａ％
ｂ、ｃ％ｄＫ微粉炭機のバウルミル２から４本の微粉炭
管９．１０．１１．１２が敷設され接続されている。こ
の微粉炭管９．１０．１１．１２にはそれぞれバウルミ
ル２から送られて来る微粉炭の流量を均等化するために
オリフィス１８が設けられているが、これＫｇ断弁３を
装着したシールエア管１３が分岐してそれぞれ接続され
ている。バウルミル２には分級器１９を介して給炭管２
０が接続されており、回転しているパウル６上に石炭が
供給され、パウル６とロール７とにより砕かれて微粉炭
になる。そして、−次通風機４から空気管５を通じて送
られて来る空気とともに微粉炭管９．１０．１１．１２
によりそれぞれバーナａ。

ｂ、ｃ、ｄＫ供給されて燃焼する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来の微粉炭供給装置に於いて、給炭管２
０による給炭量は石炭焚きボイラ１の負荷に対応して制
御されるが、パウル６の回転数は通常石炭焚きボイラ１
の全負荷域に対して一定である。従って、給炭量が減少
する石炭焚きボイラ１の低負荷域に於いてハ・（クル６
上の炭層８が薄くなってロール７が゛摩耗するなど・く
ウルミル２に徨々の障害を起こす原因になっている。

ま之、空気管５による風量本給炭量に見合うように減少
されるが、４本の微粉炭管９〜１２に分配されるために
管内の流速が下がり過ぎて微粉炭が堆積し、管内を閉塞
させて運転不能になる。従って、微粉炎管９〜１２の管
内流速は微粉炭の堆積を防止中るために成る流速以上を
保持する必要があるが、この最低流速を保持させると石
炭焚きボイラ１の低負荷域でも風量を減らすことができ
なくなり、バーナａ　−ｙ　ｄの良好な燃焼保持ができ
なくなる。従って石炭焚きボイラ１の運転可能な低負荷
域には限度かあね、この限度は定格の略１／２になって
いる。この堆積を防ぐために当初から大きな流速になる
ように微粉炭管９〜１２の内径を小さくする方法もある
が、微粉炭管９〜１２の摩耗速度が加速されるために実
用的ではないなどの課題を抱えている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る微粉炭供給装置は上記の課題を解決するこ
とを目的にしており、石炭焚きボイラの複数のバーナへ
微粉炭と空気とを供給する複数の微粉炭管と、該微粉炭
管に装着され上記石炭焚きボイラの負荷の低下に応じて
上記複数の微粉炭管の一部を遮断する遮断弁とを備えて
なる構成を特徴としている。

〔作用〕

即ち、本発明に係る微粉炭供給装置に於いては石炭焚き
ボイラのバーナへ微粉炭と空気とを供給する複数の微粉
炭管にそれぞれ遮断弁が設けられ、石炭焚きボイラの低
負荷時には一部の微粉炭管が遮断されるようになってい
るので、石炭焚きボイラの低負荷域に於いても・（クル
上の炭層の厚さが一定に保たれるとともに、微粉炭管の
管内流速が常に所定の流速以上に保持され石。

〔実施例〕

本発明の実施例を第１図乃至第３図に基づき説明する。

第１図は本発明の一実施例に係る微粉炭供給装置の機構
説明図、第２図および第３図はその作用説明図である。

なお、図中第４図に於ける部材と共通の部材には９４図
に於ける部材の符号と同一の符号を付して説明を省略す
る。

図に於いて、本実施例に係る微粉炭供給装置は第１図に
示すように石炭焚きボイラ１の４コーナーのバーナａ％
ｂ、ｃ、ｄにバウルミル２から４本の微粉炭管９．１０
．１１．１２が敷設され接続されている。この微粉炭管
９．１０．１１．１２にはそれぞれバウルミル２から送
られて来る微粉炭の流量を均等化するためにオリフィス
１８が設けられているが、これに遮断弁２　ａ　ｓ　２
　ｂ　、２　ｃ　ｓ　２　ｄが併設され、さらに遮断弁
３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄを装着し九シールエア管１４．
１５．１６．１７がそれぞれ接続されている。バウルミ
ル２には分級器１９を介して給炭管２０が接続されてお
り、回転しているバウル６上に石炭が供給され、パウル
６とロール７とにより砕かれて微粉炭になる。そして、
−次通風機４がら空気管５を通じて送られて来る空気と
ともに微粉炭管９．１０．１１．１２によりそれぞれバ
ーナａ、ｂ、ｃ、ｄに供給されて燃焼する。

石炭焚きボイラ１の低負荷時には微粉炭管９．１１或い
は微粉炭管１０．１２をそれぞれ１組として何れか１組
を遮断して他の１組を活用する。即ち、微粉炭管９．１
１の２本を活用する場合は、微粉炭管１０．１２の遮断
弁２ｂ、２ｄを閉止し、シールエア管１５．１７の遮断
弁３ｂ、３ｄを開いてシールエアを流す。また、微粉炭
管１０．１２の２本を活用する場合はこの逆にする。な
お、シールエアの遮断弁２ａ〜ｄｔ−総てのシールエア
管１４〜１７に設ける必要は必ずしもなく、２本を纏め
て１個、計２個を装着してもよい。

第２図は微粉炭管９〜１２に装着されている遮断弁２　
ａ　−ｄとシールエア管１４〜１７に装着されている遮
断弁３ａ−ｄとの開閉タイミングを示すシーケンス図で
ある。図に於いて、例えば遮断弁２ａと遮断弁３ａとの
開閉の始めには多少のタイムラグが設けられているが、
これはａｔの急激な変化を防ぐために有効である。

ま念、同様に遮断弁２ａと遮断弁２Ｃとの開閉の始めて
も多少のタイムラグが設けられているが、何れの場合も
微粉炭管９〜１２内部の急激な変化てよる衝撃を軽減さ
せるためのものである。

このように、微粉炭管９〜１２の遮断弁２ａ〜ｄとシー
ルエア管１４〜１７の遮断弁３ａ〜ｄとの開閉タイミン
グをマツチングさせながら４本の微粉炭管９〜１２の内
の４本或いは２本を活用する。即ち、石炭焚きボイラｌ
の負荷が減少してバウルミル２への給炭量が限界の５０
％に低下し次とき４本の微粉炭管９〜１２の内対面する
微粉炭管９．１１或いは微粉炭管１０゜１２の遮断弁２
ａ−ｗｄを閉じ、対向する２個のバーナ＆、ｅ或いはバ
ーナｂ、ｄに微粉炭と空気とを供給して燃焼させる。石
炭焚きボイラ１の負荷が増したときは、遮断弁２ａ−＝
ｄを総て開けて元に戻す。第３図（ａ）はバウルミル２
に於けるａ量を、第３図（ｂ）は微粉炭管９〜１２に於
ける管内流速を表わすグラフで、何れ４給炭素に対して
従来に比し適度の量に制御されており、石炭焚きボイラ
１の低負荷時にも微粉炭管９〜１２の管内の最低流速を
保持しつつ風景を給炭量に見合うように減少させ得るの
で、バーナａ〜ｄに良好な燃焼を保持させることができ
る。

なお、遮断弁２ａ、２Ｃま九は遮断弁２ｂ、２ｄを閉じ
た微粉炭管９〜１２にもシールエア管１４〜１７の遮断
弁３ａ−ｄを開けてシールエアを石炭焚きボイラ１に流
すようＫすれば、微粉炭管９〜１２内への高温ガスの流
入を防ぎ、残留している微粉炭への着火による微粉炎管
９〜１２の暁損を防止することができる。また、パウル
６の回転数も遮断弁２　ａ　−ｄとともに制御するよう
にすればバウルミル２の最も無理のない運転状態が得ら
れる。さらに、微粉炭管９〜１２は必ずしも２本づつを
遮断する必要はなく、石炭焚きボイラ１の負荷状態に応
じて給炭量とともに制御を行い、全本数の一部づつｆ、
適宜遮断しても良い。

〔発明の効果〕

本発明に係る微粉炭供給装置は前記の通り構成されてお
り、石炭焚きボイラの低負荷域に於いてもバウルミルの
バウル上の炭層の厚さが一定に保たれるので、バウルミ
ルのロールが李耗するなどの障害が起こり難くなるとと
もに、微粉炭管の管内流速が常に所定の流速以上に保持
されるので、石炭焚きボイラの運転可能な負荷域が拡大
されるなどの効果が奏せられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る微粉炭供給装置の機構
説明図、第２図および第３図はその作用説明図、第４図
は従来の微粉炭供給装置の機構説明図である。 １・・・石炭焚きボイラ、 ２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ−Ｗ新井、 ９．１０％　１１．１２・・・微粉炭管、ａ　　、　　
ｂ　　％　　　Ｃ％　　ｄ　・・・　ノ（−す　。 代理人　弁理士　　坂　間　　　暁　　外２名ｆｉ３匁 綺〃七 こｂ） 、除皮量 Ａ２園 ８４国

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 石炭焚きボイラの複数のバーナへ微粉炭と空気とを供給
   する複数の微粉炭管と、該微粉炭管に装着され上記石炭
   焚きボイラの負荷の低下に応じて上記複数の微粉炭管の
   一部を遮断する遮断弁とを備えてなることを特徴とする
   微粉炭供給装置。