JP2984449B2 - ガスタービン排気再燃バーナ - Google Patents
ガスタービン排気再燃バーナInfo
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- JP2984449B2 JP2984449B2 JP4011074A JP1107492A JP2984449B2 JP 2984449 B2 JP2984449 B2 JP 2984449B2 JP 4011074 A JP4011074 A JP 4011074A JP 1107492 A JP1107492 A JP 1107492A JP 2984449 B2 JP2984449 B2 JP 2984449B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas turbine
- air inlet
- turbine exhaust
- burner
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，ガスタービン排気再燃
ボイラに適用されるバーナに関し，ボイラ単独運転時と
ガスタービンとのコンバインド運転時との２通りの運転
に対応しようとするものである。
ボイラに適用されるバーナに関し，ボイラ単独運転時と
ガスタービンとのコンバインド運転時との２通りの運転
に対応しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のバーナの一例を示す正面
図，図４は図３の IV − IV 縦断側面図である。図中１
はバーナガン，２は一次空気投入口，３は二次空気投入
口，４は仕切板，６は二次空気用ダンパ，８は外筒をそ
れぞれ示す。この例は，燃焼用空気の投入口として一次
空気投入口２と二次空気投入口３のみを持つ丸形バーナ
である。
図，図４は図３の IV − IV 縦断側面図である。図中１
はバーナガン，２は一次空気投入口，３は二次空気投入
口，４は仕切板，６は二次空気用ダンパ，８は外筒をそ
れぞれ示す。この例は，燃焼用空気の投入口として一次
空気投入口２と二次空気投入口３のみを持つ丸形バーナ
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ガスタービン排気は，
一度ガスタービン内で燃料と空気を混合燃焼しているた
め，その排気中の酸素濃度は空気中の濃度２１％ volよ
りも低く，１０数％ volとなる。
一度ガスタービン内で燃料と空気を混合燃焼しているた
め，その排気中の酸素濃度は空気中の濃度２１％ volよ
りも低く，１０数％ volとなる。
【０００４】これを通常のボイラで燃焼用空気の代替と
して使用する場合，同じ酸素量を確保するためには，燃
焼用空気よりも多くの量の排気ガスを投入する必要があ
る。したがって，従来形バーナにガスタービン排気ガス
を投入した場合は，その吹き出し流速を増大させる必要
がある。そうすると，酸素濃度が低いことも原因して，
燃焼が安定しない。
して使用する場合，同じ酸素量を確保するためには，燃
焼用空気よりも多くの量の排気ガスを投入する必要があ
る。したがって，従来形バーナにガスタービン排気ガス
を投入した場合は，その吹き出し流速を増大させる必要
がある。そうすると，酸素濃度が低いことも原因して，
燃焼が安定しない。
【０００５】また，単に開口部の面積のみ大きくして，
吹出し流速を低く保ちつつ多量の排ガスを投入できるよ
うにしても，ガスタービンを停止し，空気のみを燃焼用
に使用してボイラ単独運転を行なう場合には，吹き出し
流速が低くなり過ぎ，着火点がバーナノズルに近くなっ
て，バーナ部の焼損や逆火等の不適合が発生しやすくな
る。
吹出し流速を低く保ちつつ多量の排ガスを投入できるよ
うにしても，ガスタービンを停止し，空気のみを燃焼用
に使用してボイラ単独運転を行なう場合には，吹き出し
流速が低くなり過ぎ，着火点がバーナノズルに近くなっ
て，バーナ部の焼損や逆火等の不適合が発生しやすくな
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は，前記従来の課
題を解決するために，バーナガンと，同バーナガンの周
囲に開口する一次空気投入口と，同一次空気投入口の周
囲に開口する二次空気投入口と，同二次空気投入口の周
囲に開口するガスタービン排気投入口と，上記一次空気
投入口，二次空気投入口およびガスタービン排気投入口
に投入される流量をそれぞれ調整する手段とを備えたこ
とを特徴とするガスタービン排気再燃バーナを提案する
ものである。
題を解決するために，バーナガンと，同バーナガンの周
囲に開口する一次空気投入口と，同一次空気投入口の周
囲に開口する二次空気投入口と，同二次空気投入口の周
囲に開口するガスタービン排気投入口と，上記一次空気
投入口，二次空気投入口およびガスタービン排気投入口
に投入される流量をそれぞれ調整する手段とを備えたこ
とを特徴とするガスタービン排気再燃バーナを提案する
ものである。
【０００７】
【作用】ボイラとガスタービンとのコンバインド運転時
には，最外周のガスタービン排気投入口の流量調整手段
を開き，バーナ部の酸素量を確保するために必要な排ガ
スを適正な流速で投入する。また，ボイラ単独運転時に
は，上記流量調整手段を閉じるか，または絞って，必要
な燃焼用空気を適正な流速で投入する。
には，最外周のガスタービン排気投入口の流量調整手段
を開き，バーナ部の酸素量を確保するために必要な排ガ
スを適正な流速で投入する。また，ボイラ単独運転時に
は，上記流量調整手段を閉じるか，または絞って，必要
な燃焼用空気を適正な流速で投入する。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す正面図，図２
は図１の II − II 縦断側面図である。図中１はバーナ
ガン，２は一次空気投入口，３は二次空気投入口，４，
５は仕切板，６は二次空気用ダンパ，７はガスタービン
排気投入口，９は外筒，１０はダンパをそれぞれ示す。
すなわち本実施例は，図３，図４に示された従来のバー
ナの外周に，更にガスタービン排気投入口７を持つ。そ
してこのガスタービン排気投入口７の上流には投入量を
調節するためのダンパ１０を配する。
は図１の II − II 縦断側面図である。図中１はバーナ
ガン，２は一次空気投入口，３は二次空気投入口，４，
５は仕切板，６は二次空気用ダンパ，７はガスタービン
排気投入口，９は外筒，１０はダンパをそれぞれ示す。
すなわち本実施例は，図３，図４に示された従来のバー
ナの外周に，更にガスタービン排気投入口７を持つ。そ
してこのガスタービン排気投入口７の上流には投入量を
調節するためのダンパ１０を配する。
【０００９】ボイラとガスタービンとのコンバインド運
転時には，最外周のガスタービン排気投入口７のダンパ
１０を開き，バーナ部の酸素量を確保するために必要な
排ガスを適正な流速で投入する。また，ボイラ単独運転
時には，上記ダンパ１０を閉じるか，または絞って，必
要な燃焼用空気を適正な流速で投入する。
転時には，最外周のガスタービン排気投入口７のダンパ
１０を開き，バーナ部の酸素量を確保するために必要な
排ガスを適正な流速で投入する。また，ボイラ単独運転
時には，上記ダンパ１０を閉じるか，または絞って，必
要な燃焼用空気を適正な流速で投入する。
【００１０】
【発明の効果】本発明においては，従来のバーナの更に
外周にガスタービン排気投入口を設けたことにより，ボ
イラとガスタービンとの複合運転時に，バーナで燃焼に
必要な量のガスタービン排気を適正なガス流速で確保で
きる。またガスタービンを停止してボイラ単独で運転す
る場合は，上記ガスタービン排気投入口のダンパ等を閉
じることにより，一次空気投入口および二次空気投入口
から，主として燃焼用空気を投入する。これにより適正
な空気流速を確保できる。
外周にガスタービン排気投入口を設けたことにより，ボ
イラとガスタービンとの複合運転時に，バーナで燃焼に
必要な量のガスタービン排気を適正なガス流速で確保で
きる。またガスタービンを停止してボイラ単独で運転す
る場合は，上記ガスタービン排気投入口のダンパ等を閉
じることにより，一次空気投入口および二次空気投入口
から，主として燃焼用空気を投入する。これにより適正
な空気流速を確保できる。
【図１】図１は本発明の一実施例を示す正面図である。
【図２】図２は図１の II − II 縦断側面図である。
【図３】図３は従来のバーナの一例を示す正面図であ
る。
る。
【図４】図４は図３の IV − IV 縦断側面図である。
１ バーナガン ２ 一次空気投入口 ３ 二次空気投入口 ４，５ 仕切板 ６ 二次空気用ダンパ ７ ガスタービン排気投入口 ８，９ 外筒 １０ ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−164036（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−136520（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−267527（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−187011（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−223228（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F01K 23/10 F02C 6/18
Claims (1)
- 【請求項１】 バーナガンと，同バーナガンの周囲に開
口する一次空気投入口と，同一次空気投入口の周囲に開
口する二次空気投入口と，同二次空気投入口の周囲に開
口するガスタービン排気投入口と，上記一次空気投入
口，二次空気投入口およびガスタービン排気投入口に投
入される流量をそれぞれ調整する手段とを備えたことを
特徴とするガスタービン排気再燃バーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4011074A JP2984449B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | ガスタービン排気再燃バーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4011074A JP2984449B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | ガスタービン排気再燃バーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05195810A JPH05195810A (ja) | 1993-08-03 |
| JP2984449B2 true JP2984449B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=11767835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4011074A Expired - Fee Related JP2984449B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | ガスタービン排気再燃バーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2984449B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4011074A patent/JP2984449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05195810A (ja) | 1993-08-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990824 |
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