JPS61172869A - 6−ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマン誘導体およびこれを含有する組成物 - Google Patents

6−ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマン誘導体およびこれを含有する組成物

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JPS61172869A
JPS61172869A JP1519785A JP1519785A JPS61172869A JP S61172869 A JPS61172869 A JP S61172869A JP 1519785 A JP1519785 A JP 1519785A JP 1519785 A JP1519785 A JP 1519785A JP S61172869 A JPS61172869 A JP S61172869A
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信夫 瀬戸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な6−ヒドロキシ−2,4,4゜7−テト
ラメチルクロマン誘導体に関し、さらに詳細には抗酸化
剤として有用な新規の6−ヒドロキシ−2,4,4,7
−テトラメチルクロマン誘導体およびそれを含有する抗
酸化剤組成物に関するものである。
(従来の技術) 空気中の酸素が関与する酸化反応によって染料、色素ま
たは種々の高分子物質が劣化することはよく知られてお
り、種々の劣化防止剤が開発されてきた。これらの抗酸
化剤としてはフェノール、ヒドロキノンなどヒドロキシ
ベンゼン類の誘導体、N−置換ピペリジンの誘導体など
種々の化合物が知られている。
(発明の解決すべき問題点) これら公知の劣化防止剤をカラー写真画像色素の劣化防
止剤としては、性能不足であり、画像保存性を一層改良
しうる抗酸化剤が要求されている。また、天然あるいは
合成の高分子などの劣化防止剤としても強力な抗酸化剤
も望まれている。
(問題点を解決するための手段) 本発明の2.4,4.7−テトラメチル−6−ヒドロキ
シクロマン誘導体は下記一般式[I] または[II]
で表わされる。
一般式(1) 式中、Rは炭素数20以下の脂肪族基を表わし、飽和も
しくは不飽和、鎖状1分岐状もしくは環状のいずれの炭
化水素であってもよい、好ましい脂肪族基を列挙すると
、直鎖アルキル基(例えばメチル基、n−ブチル基、n
−オクチル基、n−ドデシル基、n−テトラデシル基、
n−ヘキサデシル基など)、分岐鎖アルキル基(例えば
イソブチル基、2−エチルヘキシル基など)、置換基を
有するアルキル基(例えば2−(n−へキシルオキシ)
エチル基、3.6−シオキサドデカニル基、1−オクチ
ルエトキシカルボニルメチル基、1−トリデシルエトキ
シカルボニルメチル基など)である。
以下に一般式[I]または[II]で表わされる6−ヒ
ドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマン誘導
体の代表例を示す。
0C12H25(1’ll OCr4Hzs(nl C2H5 C11H17か) 次に本発明の一般式[1]または[II]で表わされる
6−ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマ
ン誘導体の製造法を示す。
一般式[1]で示される2−(2−アルコキシ−5−ヒ
ドロキシ−4−メチルフェニル)−6−ヒドロキシ−2
,4,4,7−テトラメチルクロマン誘導体は以下に示
す合成工程によって製造される。
ここでRは前記と同じ意味をもつ。本発明の一般式[I
]で表わされる6−ヒドロキシ−2゜4.4.7−テト
ラメチルクロマン誘導体は化合物1から2を製造し、こ
の化合物2と種々のアルキル化剤とを反応させることに
よりRで示される脂肪族基の異なった化合物4を製造す
ることができる。
前記合成工程のうち、化合物3を単離し1次の化合物4
への反応を行うこともできるが、化合物3を取り出さず
にそのまま同一容器で次の反応を行ってもよい。
化合物1は米国特許第4,113,495号に記載され
ている合成法によって製造することができる。
一般式[II ]で示される2−(5−アルコキシ−2
−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)−6−ヒドロキシ
−2,4,4,7−テトラメチルクロマン誘導体は以下
に示す合成工程により製造される。
ここでRは前記と同じ意味をもつ。一般式[11]の6
−ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマン
誘導体は一般式[I]の化合物と同様、化合物1を出発
原料として合成することができる。
種々のアルキル化剤と反応させることにより、Rで示さ
れるアルキル基の異なった化合物12を製造することが
できる。
前記合成工程式(2)において、化合物8と化たは11
→12)を行うこともできるが、化合物8と化合物11
を取りださずに、そのまま同一容器で次の反応を行って
もよい。
本発明において抗酸化剤組成物とは、有効成分としての
6−ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマ
ン誘導体と適当な希釈剤、溶剤、担体などとの任意の比
率での混合物の外、該クロマン誘導体単独の場合も包含
する意味である。
本発明の抗酸化剤組成物において一般式[I]または[
II]の化合物は単独で使用しても2種以上併用しても
よい。また公知の退色防止剤または色像安定剤を併用す
ることもできる。特に併用する公知の退色防止剤として
は、ハイドロキノン類、6−ヒドロキシクロマン類、ス
ピロクロマン類およびこれら各種のアルキルエーテル体
が好ましく、さらにビスフェノール類、メチレンジオキ
シベンゼン類、スピロインダン類、N−置換アニリン類
も好ましい。
(発明の効果) 本発明の6−ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチ
ルクロマン誘導体はいずれも強い抗酸化作用を示し、例
えば1色素、ゴム、プラスチック等の合成高分子製品お
よび石油などの抗酸化剤として有用であり、減色法によ
るカラー写真画像の退色および変色防止に効果がある。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
なお、実施例1〜3は合成工程式(1)に従う一般式[
I]で示される2−(2−アルコキシ−5−ヒドロキシ
−4−メチルフェニル)−6−ヒドロキシ−2,4,4
,7−テトラメチルクロマン誘導体の合成例であり、実
施例4は合成工程式(2)に従う一般式[nlで示され
る2−(5−アルコキシ−2−ヒドロキシ−4−メチル
フェニル)−6−ヒドロキシクロマン誘導体の合成例で
あり、実施例5〜7はこれらの6−ヒドロキシ−2,4
,4,7−テトラメチルクロマン誘導体の抗酸化剤とし
ての応用例である。
実施例1 1)化合物2の合成 化合物1 50g(0,152モル)にトルコン50m
M、無水酢酸43mJl(0,456モル)を加え、6
時間加熱還流した。この反応液を減圧下濃縮乾固し、イ
ンプロパツール/2.5ml、n−ヘキサン112.5
mJlを加えて晶折した。結晶をc戸数し、化合物2を
57.8g得た。収率92% 層、P、163℃ 2)例示化合物(3)の合成 化合物2 41.2g(0,10モル)にジメチルホル
ムアミド80mJL、ドデシルプロミド29.9g((
112モル)、無水炭酸カリウム16.5g (0,1
2%ル)を加え、70℃で8時間攪拌した。25℃に保
ったまま、水酸化カリウム16.5g(0,30モル)
をメタノール165mJlに溶かした溶液を加え、30
分間撹拌した。固形物をう戸別除去し、ミ戸液を、氷冷
した塩酸酸性水に注いで中和し、酢酸エチル300m見
で抽出した。十分に水洗した後、酢酸エチルを減圧留去
しn−へキサン125mMで晶折した。得られた結晶を
す取し、アセトニトリルで再結晶することにより、例示
化合物(3)を無色結晶として38.7g得た。収率7
8% −、p、 166℃〜167℃ IR(KBr、 cm−’ ) ; 3255.150
5.1195.1170゜883、870. NMRC
CDCl、 、a ) 、 8.79(IH,S)。
6.73(IH,S)、 8.5El(2H,S)、 
4.58(IH,S)、 L、4B(LH,S)、 3
.91(2H,t、 J−8,7Hz)、 2.92(
IH,d。
J=15Hz)、  2.13(3H,S)、  2.
10(3H,S)、  1.91(IH。
d、  J=15Hz)、  1.83(3H,S)、
  1.9〜1.1(20H,m)。
1.19(3H,S)、0.88(3H,t、J−GH
z)、0.80(3H。
S) MS(m/e)  ; 49B(M”)元素分析結果(
C32H4804) 測定値 Cニア?、28% H: L8?%計算値 C
:  77.38% H二9.74%実施例2 例示化合物(9)の合成 化合物2 41.2g(0,10モル)にジメチルアセ
トアミド150mJLを加え溶解した。この溶液を5〜
10℃に保ち、攪拌しながら、60%油中水素化ナトリ
ウム4.8g(0,12モル)を加えた。続いてこの溶
液にヘキシルオキシエチレンクロリド19.7g(0,
12モル)を15分間かけて滴下し、27℃〜29℃で
4時間攪拌した。メタノール20m4を加え、さらに水
酸化カリウム16.5g(0,30モル)をメタノール
165mJLに溶かした溶液を加えた後、30分間攪拌
した。この反応液を氷冷した塩酸酸性水に注いで中和し
、酢酸エチル300m1で抽出した。十分に水洗した後
、酢酸エチルを減圧留去シ、n−へキサン125m1加
えて晶折した。
得られた結晶を5P取し、アセトニトリル100m1で
再結晶することにより、例示化合物(9)を無色の結晶
として31.6sr得た。収率69%重、9.198〜
199℃ IR(KBr、 c■ )、 3100.1500.1
195.1170.883゜870、 NMR(CDC
!J、3/DMSO−d、、δ) ; 7.115(I
H。
broads)、 7.82 (IH,ブロードS)、
 8.82(LH,S)。
8.71(IH,S)、 fl、58(IH,S)、 
6.55(IH,S)、 4.15〜3.95  (2
H,■)、  3.90〜3.70(2H,腸)、  
3.53(2)!。
t、 J−8,7Hz)、 2.99(IH,d、 J
=15Hz)、 2.113(3H。
S)、 2.10(31,S)、 1.85(IH,d
、 J=i5Hz)、 1.82(31,S)、 1.
8〜1.11(8M、曽)、 1.20(3)1. S
)、 0.88(3H1■)、 0.70(3H,S)
MS(m/e) ; 457(N”) 元素分析結果(028H4゜05) 測定値 Cニア3.37% H: 9.08%計算値 
C:73.49% H: 9.03%実施例3 例示化合物(8)の合成 化合物2 41.2g(0,10モル)にジメチルアセ
トアミド150m1を加え溶解した。この溶液を5℃〜
10℃で攪拌しながら、60%油中水素化ナトリウム4
.8g(0,12モル)を加えた。続いて、この溶液に
2−ブロモデカン酸30.7g(0,11モル)を15
分間かけて滴下し、27℃〜30℃で5時間攪拌した。
この反応液を5℃〜10℃に冷却し、メタノール20m
文を加え、氷冷した塩酸酸性水に注いで中和し、酢酸エ
チル300mjLで抽出した。酢酸エチル層を十分に水
洗をし、芒硝で乾燥した。芒硝をe戸別後、溶媒を留去
し、得られた残渣にエタノール150m文、無水炭酸カ
リウム41.4g(0,30モル)を加え、27℃〜3
0℃で1時間攪拌した。固形物をう戸別除去し、氷冷し
た塩酸酸性水に注いで中和し、酢酸エチル300mJl
で抽出した。有機層を十分に水洗し、芒硝で乾燥した。
芒硝を=P別除去後、溶媒を減圧留去し、n−ヘキサン
で晶折した。得られた結晶をす取し、n−ヘキサンで再
結晶することにより、例示化合物(8)を無色結晶とし
て39.5g得た。収率75% m、p、 121℃〜
124℃IR(KBr、 cm−’ ) ; 3400
.1?20.1505.1185.872゜NMR(C
Illll:R3,δ) ; 111.85(IH,S
)、 L7G(1)1. S)。
8.55(IH,S)、 8.34(IH,S)、 5
.10(IH,S)。
4.90(IH,S)、 4.8〜4.5(LH,m)
、 4.17(2H,t。
J−8H2)、 3.15〜2.85(1)1. I)
、 2.05(3H,S)。
2.0(3H,S)、 2.0〜0.7(308,m)
MS(m/e) ; 527(M”) 元素分析結果(C32’470B) 測定値 Cニア2.77% H: 8.82%計算値 
C:  72.84% H: 8.79%実施例4 化合物5の合成 化合物1 50g(0,152モル)にトルエン200
m9.、二酸化マンガン25g(0,288モル)を加
え、2時間かけて加熱還流した0反応液を氷冷し、析出
した結晶を炉取した。得られた結晶を300mMの酢酸
エチルで再結晶し、化合物5を暗赤色結晶として45.
2g得た。収率91% m、p、215℃〜218℃化
合物6の合成 化合物5 50[(0,153モル)に、ジメチルアセ
トアミド200m1を加えて溶解した。
この溶液を5℃〜10℃で攪拌しながら、メタンスルホ
ニルクロリド12.5mJl (0,162モル)を加
え、さらにトリエチルアミン22.5m1(0,161
モル)を30分間かけて滴下した。反応液を氷水に注ぎ
、酢酸エチル200m、1で抽出し、水洗後、芒硝で乾
燥した。芒硝を三戸別除去後、酢酸エチルを留去し、メ
タノールで晶析することにより化合物6を無色結晶とし
て45g得た。収率72,6% 履、p、 133℃〜
136℃ 化合物7の合成 化合物6 40.4g (0,100モル)に酢酸エチ
ル400m1を加えて溶解した。この溶液を20℃〜4
25℃で攪拌しながら、ジエチルヒドロキシルアミン1
8g(0,202モル)を加え、2時間攪拌した。反応
液を塩酸酸性水に注ぎ、酢酸エチル層を水洗し、芒硝で
乾燥した。
芒硝を;戸別除去後、酢酸エチルを留去し、精粗油状物
として化合物7を40.4g得た。収率99.5% 化合物9の合成 化合物:!、 20.3g(0,050モル)にアセト
ニトリル20m1、無水酢酸7.1mJl(0、075
モル)を加え、8時間かけて加熱還流した。この反応液
を減圧下、濃縮乾固し、得られた残液にジメチルアセト
アミド100mJlを加えて溶解した。この溶液を20
℃〜25℃で撹拌しながら、メタンスルホニルクロライ
ド4.3m1(0,055モル)を加え、さらにトリエ
チルアミン8.4m1L(0,060%ル)を15分間
かけて滴下した。さらに30分間25℃〜30℃で攪拌
し、氷冷した塩酸酸性水に注ぎ、酢酸エチル100mJ
Lで抽出し、水洗後、芒硝で乾燥した。芒硝を夕別除去
後、酢酸エチルを留去し、メタノールで晶析することに
より化合物9を無色結晶として24.7g得た。収率9
4% 肩、p、 158℃ 化合物10の合成 水酸化カリウム4.2gをメタノール84mfLに溶か
した溶液を5℃〜10℃に保ち、攪拌しながら、化合物
9 26.3gを加えた0反応温度を20℃〜25℃に
上げて1時間攪拌した。この反応液を氷冷した塩酸酸性
水に注ぎ、酢酸エチル100mJLで抽出し、水洗後、
芒硝で乾燥した。
芒硝を一、p別除去後、酢酸エチルを留去し、精粗油状
物として化合物10を23.2g得た。収率96% 例示化合物(11)の合成 化合物10 24.2g (0,050%ル)にジメチ
ルアセトアミド120mjLを加えて溶解した。この溶
液を5℃〜10℃で攪拌しながら、60%in oi+
水素化ナトリウム2.4g(o、osoモル)を加えた
。これにオクチルプロミド11.6g (0,060モ
Jl/) を滴下L、27〜30℃で5時間攪拌した。
メタノール20rnlを加え氷冷した塩酸酸性水に注ぎ
、酢酸エチル150m1で抽出した。十分に水洗した後
、酢酸エチルを留去し、得られた残渣に水酸化カリウム
11.2g(0,200モル)をメタノール112m見
に溶かした溶液を加え、4時間加熱還流した。この反応
液を氷冷した塩酸酸性水に注ぎ、酢酸エチル150mf
Lで抽出し、水洗後、芒硝で乾燥をした。芒硝をす別除
去後、酢酸エチルを留去し、n−ヘキサンで晶析をした
。得られた結晶をミ戸別後n−ヘキサンで再結晶するこ
とにより、例示化合物(11)を無色結晶として15g
得た。収率68% 鳳、9.85℃〜87℃IR(KB
r、 cm−’ ) ; 3380.1505.118
0.870. NMR(COOチ、δ) ; 7.72
(IH,S)、 fl、88〜13.80(4H。
W)、  4.82(IH,S)、  3.82(2H
,t、  J=8.7Hz)、  2.53(18,d
、 J=18Hz)、 2.15(3H,S)、 2.
12(3H,S)。
1.98(IH,d、 J=18Hz)、 1.ff5
(3H,S)、 1.9〜1.0(12H,諺)、  
1.10(3M、  S)、  1.1 〜0.7(3
H,冒)MS(m/e)  ;  441(M”)元素
分析結果(028H3404) 測定値 CニアB、23% H: 9.28%計算値 
C:  7B、15% H: 9.38%実施例5 シアンカプラー2− ((X −(2、4−ジーTer
t−アミルフェノキシ)−ブチルアミド) −4、6−
ジクロロ−5−メチルフェノールlOgをトリクレジル
ホスフェート10mJ1.および酢酸エチル20mJl
に溶解させ、この溶液を1%ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム水溶液8m5Lを含むゼラチン溶液80g
に乳化分散させた。
次にこの乳化分散物を赤感性の塩臭化銀乳剤(B r 
50%)145g(Agで7g含有)に混合し、塗布助
剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを加え
ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に塗布し
た。
カプラー塗布量は400mg/rrl’に設定した。
この層の上にゼラチン保護層(ゼラチンIg/rn’)
を塗布し、試料Aをつ−くった。
同様の方法で、上記の乳化分散物をつくる際に表1に示
すように抗酸化剤として本発明の化合物および比較化合
物をカプラーに対してそれぞれ50モル%加えた試料を
つくった。
また試料Aのカプラーを4−クロロ−2−(2−(メタ
ンスルホンアミド)−ベンズアミド)−5−α−(3−
ペンタデシルフェノキシ)−ブチルアミドフェノールに
換えた試料Fをつくり、上記と同様に抗酸化剤を加えた
試料をつくった。
これらの試料を1000ルツクスで1秒露光し、次の処
理液で処理した。
1−叉−1 ベンジルアルコール        15mJLジエチ
レントリアミン5酢酸     5gKBr     
         0.4gN a 2 S O35g Na2CO330g ヒドロキシルアミン硫酸塩      2g4−アミノ
−3−メチル−N−エ チル−N−β−(メタンスルホ ンアミド)エチルアニリン・ 3/2HSo  −HO4,5g 水で1000 m lにする   PH10,1(70
wt%)         150mノN a 2 S
 O35g Na  (Fe  (EDTA))        4
0gEDTA                   
  4g水でiooomMにする    pH6、8処
IL程 温度  時間 現像液 33℃  3分30秒 漂白定着液   33℃    1分30秒水    
洗   28〜35℃    3分このようにして、色
素像を形成した各試料の耐光性を調べるため400nm
以下をカットする富士フィルム紫外線吸収フィルターを
つけて、キセ/ ンテxター(照度10万ルツクス)で
500時間曝射後、初濃度2.0における曝射後の色素
残存率を百分率で示した。
また耐熱性を調べるため、100℃で100時間暗所で
保存した場合の初濃度2.0における色素残存率を百分
率で示した。
実施例6 実施例5の試料Aのシアンカプラーをα−ピバロイル−
α−(2,4−ジオキソ−5,5−ジメチル−3−オキ
サゾリジニル)−2−クロロ−5−(α−(2,4−ジ
ーtert−アミルフェノキシ)ブチルアミド)アセト
アニリドに換え、赤感性の塩臭化銀乳剤を青感性の塩臭
化銀(Br80モル%)に換えた以外は実施例1と同様
にして試料Kをつくった。抗酸化剤をカプラーに対して
50モル%加えた試料も同様にしてつくった。
実施例5と同様に露光、現像を行なった。
耐光性を調べるため、実施例5と同様にキセノンテスタ
ーで200時間曝射後、初濃度2.0における曝射後の
色素残存率を百分率で示した。また耐熱性を調べるため
、100℃で500時間、暗所で保存し、初濃度2.0
における色素残存率を百分率で示した。結果を表2に示
す。
実施例7 樹脂基剤としてIIR(ポリサー社製、ブチル#100
不飽和度0.7%を用い、下記組成物を基本配合した。
ポリサーブチル#100   100重量部ハードφク
レー       120重量部亜鉛華       
     5重量部ステアリン#          
2重量部イオウ             1重量部テ
トラメチルチウラム ジサルファイド        2重量部SRFカーボ
ン        10重量部メルカプトベンゾチアゾ
ール 0.5重量部この組成物をロールで混練した後、
プレス加硫を160℃、45分行い、2mm厚のシート
とした。このシートをJISS号ダンベルにて打抜き、
試料a片とした。
同様にして表3に示すように抗酸化剤を1.5重量部含
有した試料b−eを作成した。
このようにして調製した試料片をギャーオーブソ市+9
1’lや讐10凸牝曲小ル七赫 工小情ぷ+(kg/m
rn”)および伸び(%)を測定し、老化前の測定値と
の比(残率、%)で耐老化性を評価した。その結果を表
3に示す。
比較化合物 (特開昭52−14771号記載化合物)この結果、本
発明の化合物を抗酸化剤として用いた場合、類似化合物
と比較してもきわめて優れた抗酸化性を有していること
がわかる。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書(龍
) 昭和60年6月26日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式[ I ]または[II]で表わされる6
    −ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマン
    誘導体。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数20以下の脂肪族基を示す。)
  2. (2)下記一般式[ I ]または[II]で表わされる6
    −ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマン
    誘導体からなることを特徴とする抗酸化剤組成物。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数20以下の脂肪族基を示す。)
  3. (3)高分子物質の劣化防止剤である特許請求の範囲第
    2項記載の抗酸化剤組成物。
JP1519785A 1985-01-29 1985-01-29 6−ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマン誘導体およびこれを含有する組成物 Granted JPS61172869A (ja)

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JP1519785A JPS61172869A (ja) 1985-01-29 1985-01-29 6−ヒドロキシ−2,4,4,7−テトラメチルクロマン誘導体およびこれを含有する組成物
US06/823,365 US4745050A (en) 1985-01-29 1986-01-28 Silver halide color photographic material and discoloration inhibitor therefor
DE19863602649 DE3602649A1 (de) 1985-01-29 1986-01-29 Farbfotografisches silberhalogenidmaterial und entfaerbungsinhibitor fuer dasselbe
US07/412,547 US5043460A (en) 1985-01-29 1989-09-25 6-hydroxychroman derivative

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589835A (en) * 1978-12-28 1980-07-07 Fuji Photo Film Co Ltd Color photographic material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589835A (en) * 1978-12-28 1980-07-07 Fuji Photo Film Co Ltd Color photographic material

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