JPS61172662A - ノズル交換装置 - Google Patents
ノズル交換装置Info
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- JPS61172662A JPS61172662A JP1321785A JP1321785A JPS61172662A JP S61172662 A JPS61172662 A JP S61172662A JP 1321785 A JP1321785 A JP 1321785A JP 1321785 A JP1321785 A JP 1321785A JP S61172662 A JPS61172662 A JP S61172662A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- nozzle
- guide
- base plate
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/50—Pouring-nozzles
- B22D41/56—Means for supporting, manipulating or changing a pouring-nozzle
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、連続鋳造設備のタンディシュの底部開口部
に付設されたスライディングノズル装置に連結される、
浸漬ノズルの交換装置に関する。
に付設されたスライディングノズル装置に連結される、
浸漬ノズルの交換装置に関する。
（従来技術）
連続鋳造設備のタンディシュの底部開口の下面には、ス
ライディングノズルが取着され、該スライディングノズ
ル下方には該ノズルから流出する溶鋼を大気と遮断して
鋳型内に導く浸漬ノズルが取着されている。そして、上
記浸漬ノズルは高温の溶鋼と接触するため傷み易く、そ
のため頻繁に取換えを必要とする。
ライディングノズルが取着され、該スライディングノズ
ル下方には該ノズルから流出する溶鋼を大気と遮断して
鋳型内に導く浸漬ノズルが取着されている。そして、上
記浸漬ノズルは高温の溶鋼と接触するため傷み易く、そ
のため頻繁に取換えを必要とする。
かかるノズルの交換は、従来上記高温下の作業環境及び
作業の安全性に鑑み、マニュピユレータを用いて作業者
が遠隔操作することにより行われていた。
作業の安全性に鑑み、マニュピユレータを用いて作業者
が遠隔操作することにより行われていた。
しかし、上記マニュピユレータを用いての交換作業は、
特殊な且つ作業ミスの許されない作業であるため、上記
マニュピユレータの操作には永年の経験を有する熟練者
を必要とする。
特殊な且つ作業ミスの許されない作業であるため、上記
マニュピユレータの操作には永年の経験を有する熟練者
を必要とする。
上記諸問題を解決するため、第１１図に示すような、平
面コの字状の基台Ａ′に伸縮自在式のアーム２°を回動
自在且つ昇降自在に装着し、そのアーム２１の先端に浸
漬ノズル６を脱着するモータ手段１４’及び受渡しハン
ガー３ｈ’を装備し、該受渡しハンガー３ｈ’にタンデ
ィシュＢ側に固着された位置決めガイドに嵌合するガイ
ドピン１８１を設けることにより、浸漬ノズル６を自動
的に交換しようとする発明（特願昭５８−１７５９０９
号）がなされた。
面コの字状の基台Ａ′に伸縮自在式のアーム２°を回動
自在且つ昇降自在に装着し、そのアーム２１の先端に浸
漬ノズル６を脱着するモータ手段１４’及び受渡しハン
ガー３ｈ’を装備し、該受渡しハンガー３ｈ’にタンデ
ィシュＢ側に固着された位置決めガイドに嵌合するガイ
ドピン１８１を設けることにより、浸漬ノズル６を自動
的に交換しようとする発明（特願昭５８−１７５９０９
号）がなされた。
（発明が解決しようとする問題点）
しかし、上記ノズル交換装置は基台が平面コの字状に形
成され、アームが上記基台のコの字の空間で伸縮自在に
且つ回動自在に構成され、さらに上記アームが基台の一
つのフレームに対して軸方向に移動可能に構成されてい
るため、基台を含む装置全体の平面投影面積が大きくな
り、この結果鋳込作業中の作業空間を狭くし、作業安全
上及び作業効率上問題を有していた。
成され、アームが上記基台のコの字の空間で伸縮自在に
且つ回動自在に構成され、さらに上記アームが基台の一
つのフレームに対して軸方向に移動可能に構成されてい
るため、基台を含む装置全体の平面投影面積が大きくな
り、この結果鋳込作業中の作業空間を狭くし、作業安全
上及び作業効率上問題を有していた。
また、上記ノズル交換装置は、アームの可動構造が上記
基台のフレームの軸方向の移動とアーム自体の伸縮動よ
り構成されているために複数のアクチェエータを必要と
し、その結実装置の製造コストが高くなるとともに、部
品点数が多いことにともなって故障をきたす確率が高く
なることや保守管理部分が多くなる等の欠点を有してい
た。
基台のフレームの軸方向の移動とアーム自体の伸縮動よ
り構成されているために複数のアクチェエータを必要と
し、その結実装置の製造コストが高くなるとともに、部
品点数が多いことにともなって故障をきたす確率が高く
なることや保守管理部分が多くなる等の欠点を有してい
た。
本発明は、上記現況に鑑み行われたもので、装置全体の
平面投影面積を小さくし、且つアームの作動に要するア
クチュエータの数を少なくした安価なノズル交換装置を
提供することを目的とする。
平面投影面積を小さくし、且つアームの作動に要するア
クチュエータの数を少なくした安価なノズル交換装置を
提供することを目的とする。
（問題を解決するための手段）
本発明にかかるノズル交換装置は、所定の位置に設けら
れた基台に装着されたアームが、アクチュエータの作動
によりその先端部がスライディングノズルの所定近傍位
置に移動するノズル交換装置において、前記基台にガイ
ドレールを形成し、そのガイドレールに沿って移動でき
るようにキャリッジを装着し、先端に垂直並びに水平方
向に移動可能なハンド部を具備するアームを前記キャリ
ッジに回動自在に取着するとともに前記アームの動きを
規制する規制手段を設け、前記キャリッジが前記ガイド
レールに沿って移動する際該移動に伴って前記規制手段
の規制によりアームが所定位置まで旋回し停止してアー
ム先端のハンド部がタンディシュに近接するよう構成さ
れていることを特徴とする。
れた基台に装着されたアームが、アクチュエータの作動
によりその先端部がスライディングノズルの所定近傍位
置に移動するノズル交換装置において、前記基台にガイ
ドレールを形成し、そのガイドレールに沿って移動でき
るようにキャリッジを装着し、先端に垂直並びに水平方
向に移動可能なハンド部を具備するアームを前記キャリ
ッジに回動自在に取着するとともに前記アームの動きを
規制する規制手段を設け、前記キャリッジが前記ガイド
レールに沿って移動する際該移動に伴って前記規制手段
の規制によりアームが所定位置まで旋回し停止してアー
ム先端のハンド部がタンディシュに近接するよう構成さ
れていることを特徴とする。
（作用）
しかして、上記構成を有するノズル交換装置は、上記ア
クチェエータの作動によりキャリッジが平面直線状の基
台のガイドレールに沿って移動し、該移動に伴って上記
キャリッジに回動自在に取着されているアームが規制手
段により規制されるため、移動の際所定位置でアームが
回動（旋回）を停止して、該アーム先端のハンド部をタ
ンディシュに近接させることができる、そして、上記作
動の際、平面直線状の基台の一側方に可動部が装着され
該−側方でアームが回動（旋回）するため、平面コの字
状基台に比べ大きな作業空間が確保でき、その結果鋳込
み作業を安全且つ効率的に行うことができる。
クチェエータの作動によりキャリッジが平面直線状の基
台のガイドレールに沿って移動し、該移動に伴って上記
キャリッジに回動自在に取着されているアームが規制手
段により規制されるため、移動の際所定位置でアームが
回動（旋回）を停止して、該アーム先端のハンド部をタ
ンディシュに近接させることができる、そして、上記作
動の際、平面直線状の基台の一側方に可動部が装着され
該−側方でアームが回動（旋回）するため、平面コの字
状基台に比べ大きな作業空間が確保でき、その結果鋳込
み作業を安全且つ効率的に行うことができる。
また、一つのアクチェエータでアームを移動及び旋回さ
せることが可能となるため、構造がシンプルになるとと
もに安価な装置を従供することが可能となる。
せることが可能となるため、構造がシンプルになるとと
もに安価な装置を従供することが可能となる。
（実施例）
以下、本発明を実施例に基づいて、図面を参照しながら
より具体的に説明する。
より具体的に説明する。
第１図は本実施例にかかるノズル交換装置の全体の構成
を示す斜視図、第２図は第１図のアームの旋回機構の基
本機構を示す平面図、第３図はアーム先端部のハンド部
の構成を示す第１図Ｘ−Ｘ矢視ての一部断面を有する側
面図、第４図は同ハンド部の構成を示す第１図Ｘ−Ｘ矢
視ての一部断面を有する平面図である。
を示す斜視図、第２図は第１図のアームの旋回機構の基
本機構を示す平面図、第３図はアーム先端部のハンド部
の構成を示す第１図Ｘ−Ｘ矢視ての一部断面を有する側
面図、第４図は同ハンド部の構成を示す第１図Ｘ−Ｘ矢
視ての一部断面を有する平面図である。
図において、Ａは基台、１はキャリッジ、２はアーム、
３はハンド部、４はアクチュエータである油圧シリンダ
、５はスライディングノズル、６は浸漬ノズルを示す。
３はハンド部、４はアクチュエータである油圧シリンダ
、５はスライディングノズル、６は浸漬ノズルを示す。
第１図に示す本実施例においては、平面直線状（本明細
書において、上方より見て直線状の形状をいう）の基台
Ａはその長手方向−側面をタンディシュカーに連結する
とともに基台の下部に設けた車輪７によってタンディシ
ュカーに牽引されて鋳込床のレール８上を走行するよう
構成されている。キャリッジ１は上記基台Ａに該基台Ａ
のガイドレール９上を移動可能に装着され、該移動はキ
ャリッジ１と基台Ａに取着された油圧シリンダ４の伸縮
動によって行われる。そして、第１図、第２図に示すよ
うに、キャリッジ１には、先端にハンド部３を装備する
アーム２が支持軸１０とともに回動自在に支持されてい
る。また、アームの動きを規制するため、該アーム２に
は上記支持軸１０にレバー２ｃが一体的に形成され、そ
の形成されたレバー２ｃの先端上部にガイドローラ１２
が回転自在に取着され、一方基台Ａには上記ガイドロー
ラ１２をガイドするガイド溝部を有するガイド１３が配
設されている。かかるガイド１３の溝は、第１図、第２
図において示すように平面り型をしており、キャリッジ
１ （アーム２）が基台のガイドレール９に沿って移動
の際、該移動に伴ってアーム２が移動するとともに略９
０度旋回するようになっている。該ガイド１３の溝に代
えて別の形状で実施してもよい。
書において、上方より見て直線状の形状をいう）の基台
Ａはその長手方向−側面をタンディシュカーに連結する
とともに基台の下部に設けた車輪７によってタンディシ
ュカーに牽引されて鋳込床のレール８上を走行するよう
構成されている。キャリッジ１は上記基台Ａに該基台Ａ
のガイドレール９上を移動可能に装着され、該移動はキ
ャリッジ１と基台Ａに取着された油圧シリンダ４の伸縮
動によって行われる。そして、第１図、第２図に示すよ
うに、キャリッジ１には、先端にハンド部３を装備する
アーム２が支持軸１０とともに回動自在に支持されてい
る。また、アームの動きを規制するため、該アーム２に
は上記支持軸１０にレバー２ｃが一体的に形成され、そ
の形成されたレバー２ｃの先端上部にガイドローラ１２
が回転自在に取着され、一方基台Ａには上記ガイドロー
ラ１２をガイドするガイド溝部を有するガイド１３が配
設されている。かかるガイド１３の溝は、第１図、第２
図において示すように平面り型をしており、キャリッジ
１ （アーム２）が基台のガイドレール９に沿って移動
の際、該移動に伴ってアーム２が移動するとともに略９
０度旋回するようになっている。該ガイド１３の溝に代
えて別の形状で実施してもよい。
第３図に示すように、アーム２の上面には断面矩形の横
レール２ａが形成され、下面には断面逆回形状のガイド
溝２ｂが形成されている。一方、ハンド部３においては
、第３図に示すように主フレーム３ａの一側上部で上記
アームの横レール２ａに係合するスライダ部３ｂがピン
接合され、主フレーム３ａの下部にはアーム２の下面に
配置したガイド２ｂ内に摺動自在に嵌挿されるローラ３
Ｃを回転自在に軸支したブラケット３１がアーム２の長
手直角方向に位置調整可能に締結されている。そして、
ハンド部３は該アーム２の上面に形成された横レール２
ａに載架され且つ下面に形成されたガイド２ｂにハンド
部３側のローラ３Ｃが摺動自在に嵌挿され、アームの軸
方向に移動可能に構成されている。また、上記ハンド部
３の主フレーム３ａの下部とブラケット３１とはボルト
・ナラ）１１（図において中心線のみ表示）で螺着され
、第３図において上記ピンを中心に横方向に微調整可能
な構造になっている。即ち、自重によりハンガ一部３ｈ
がアームに対して傾斜しても、上記ボルト・ナラ１−１
１を緩め正規の状態に傾動させて再びセットすることに
より、正規の状態に容易に調整することができるよう構
成されている。
レール２ａが形成され、下面には断面逆回形状のガイド
溝２ｂが形成されている。一方、ハンド部３においては
、第３図に示すように主フレーム３ａの一側上部で上記
アームの横レール２ａに係合するスライダ部３ｂがピン
接合され、主フレーム３ａの下部にはアーム２の下面に
配置したガイド２ｂ内に摺動自在に嵌挿されるローラ３
Ｃを回転自在に軸支したブラケット３１がアーム２の長
手直角方向に位置調整可能に締結されている。そして、
ハンド部３は該アーム２の上面に形成された横レール２
ａに載架され且つ下面に形成されたガイド２ｂにハンド
部３側のローラ３Ｃが摺動自在に嵌挿され、アームの軸
方向に移動可能に構成されている。また、上記ハンド部
３の主フレーム３ａの下部とブラケット３１とはボルト
・ナラ）１１（図において中心線のみ表示）で螺着され
、第３図において上記ピンを中心に横方向に微調整可能
な構造になっている。即ち、自重によりハンガ一部３ｈ
がアームに対して傾斜しても、上記ボルト・ナラ１−１
１を緩め正規の状態に傾動させて再びセットすることに
より、正規の状態に容易に調整することができるよう構
成されている。
第３図、第４図に示すように、図においてハンド部の主
フレーム３ａの左側面の両端部には縦レール３ｄが形成
され、該縦レール３ｄにはスライダ３ｆが摺動自在に係
合し、該スライダ３ｆの一側にはプレート３ｐを介して
横ガイド溝を有するスライダ３ｇが固着され、該スライ
ダ３ｇの横ガイド溝は、ハンガ一部３ｈの垂直面に形成
されている横レール３ｋに摺動自在に係合している。即
ち、ハンガ一部３ｈが主フレーム３ａに対して、上下並
びにアームの軸方向に自由度をもつよう構成されている
。
フレーム３ａの左側面の両端部には縦レール３ｄが形成
され、該縦レール３ｄにはスライダ３ｆが摺動自在に係
合し、該スライダ３ｆの一側にはプレート３ｐを介して
横ガイド溝を有するスライダ３ｇが固着され、該スライ
ダ３ｇの横ガイド溝は、ハンガ一部３ｈの垂直面に形成
されている横レール３ｋに摺動自在に係合している。即
ち、ハンガ一部３ｈが主フレーム３ａに対して、上下並
びにアームの軸方向に自由度をもつよう構成されている
。
第３図に示すように、上記ハンガ一部３ｈの上板３■下
面には斜形ガイド３ｉ （第６図参照）が取着され、該
ガイド３１は上記主フレーム３ａの中央上部に設けたガ
イドローラ３ｅ上に座乗しハンガ一部３ｈの自重により
自動調芯可能な構造になっている。そして、第１図及び
第４図に示すように、上記ハンガ一部３ｈのノズル６．
６′を載架する載架板３ｊの側面には支持金具３ｎが形
成され、該支持金具３ｎには先端にノズル脱着モータ１
４を装備する回動軸１５が回動自在に支持されている。
面には斜形ガイド３ｉ （第６図参照）が取着され、該
ガイド３１は上記主フレーム３ａの中央上部に設けたガ
イドローラ３ｅ上に座乗しハンガ一部３ｈの自重により
自動調芯可能な構造になっている。そして、第１図及び
第４図に示すように、上記ハンガ一部３ｈのノズル６．
６′を載架する載架板３ｊの側面には支持金具３ｎが形
成され、該支持金具３ｎには先端にノズル脱着モータ１
４を装備する回動軸１５が回動自在に支持されている。
該回動軸１５は、第５図に示すように、ハンガ一部３ｈ
の垂直板のアーム側でリンク機構１６を介して油圧シリ
ンダ１７で回動するよう構成されている。
の垂直板のアーム側でリンク機構１６を介して油圧シリ
ンダ１７で回動するよう構成されている。
ノズル脱着手段は、第７図に図示するように、脱着モー
タ１４の回転軸１４ａにスライダ１４ｃを介して係合用
のプロペラ１４ｂが取着され、該プロペラ１４ｂは回転
軸１４ａに対して軸直角方向に往復動可能な構造になっ
ている。そのため、上記ノズル脱着モータ１４の回転軸
心とスライディングノズル５側の係合爪５ａを有するバ
ヨネットの回転中心とが多少の位置的誤差（第７図にお
いて破線で示す係合爪との状態）を有していても、自動
的に適正に係合することが可能となっている。
タ１４の回転軸１４ａにスライダ１４ｃを介して係合用
のプロペラ１４ｂが取着され、該プロペラ１４ｂは回転
軸１４ａに対して軸直角方向に往復動可能な構造になっ
ている。そのため、上記ノズル脱着モータ１４の回転軸
心とスライディングノズル５側の係合爪５ａを有するバ
ヨネットの回転中心とが多少の位置的誤差（第７図にお
いて破線で示す係合爪との状態）を有していても、自動
的に適正に係合することが可能となっている。
第１図、第３図に図示するように、上記ハンガ一部３ｈ
の上板３ｍ上面には、タンディシュの底部鉄皮に形成さ
れた位置決めガイド（図示せず）に嵌合するガイドビン
１８が取着されている。
の上板３ｍ上面には、タンディシュの底部鉄皮に形成さ
れた位置決めガイド（図示せず）に嵌合するガイドビン
１８が取着されている。
しかして、上記構成からなる本ノズル交換装置は、ノズ
ル交換に際し以下のように作用する。
ル交換に際し以下のように作用する。
即ち、当初基台Ａに対して略平行に保持されているアー
ム２は、キャリッジ１とともに、油圧シリンダ４の伸張
に伴って、基台のガイドレール９に沿ってタンディシュ
側（スライディングノズル５側）に移動するとともにか
かる移動に伴ってアーム２は基台側方近傍から徐々にタ
ンディシュ側に旋回を始める。かかるアームの旋回動は
、上記アームのガイドローラ１２が基台のガイド１３の
溝部に拘束されることによってなされる。そして、基台
Ａに対してアーム２が略９０度旋回すると、その状態を
保持したままアーム２はタンディシュのスライディング
ノズル５近傍に接近する。そして、アーム先端に装備さ
れているハンド部３のノズル載架空間３ｏが上記スライ
ディングノズル５の下部に支持された旧浸漬ノズル６の
前方に位置するよう、上記ハンド部３がアーム上を移動
する。その状態で、キャリッジ１はさらにタンディシュ
側に移動し、ハンド部３のガイドビン１８がタンディシ
ュの底部の位置決めガイド（図示せず）に嵌合して、ハ
ンガ一部載架空間３ｏに旧浸漬ノズル６が位置するよう
正確に位置決めされる。かかる際、ハンガ一部３ｈは斜
形ガイド３１とローラ３ｅにより主フレーム３ａ側に自
動調心支持された状態から上方向及びアーム軸方向に、
上記ガイドビン１８とタンディシュ底部の位置決めガイ
ドの嵌合にともない移動できる。
ム２は、キャリッジ１とともに、油圧シリンダ４の伸張
に伴って、基台のガイドレール９に沿ってタンディシュ
側（スライディングノズル５側）に移動するとともにか
かる移動に伴ってアーム２は基台側方近傍から徐々にタ
ンディシュ側に旋回を始める。かかるアームの旋回動は
、上記アームのガイドローラ１２が基台のガイド１３の
溝部に拘束されることによってなされる。そして、基台
Ａに対してアーム２が略９０度旋回すると、その状態を
保持したままアーム２はタンディシュのスライディング
ノズル５近傍に接近する。そして、アーム先端に装備さ
れているハンド部３のノズル載架空間３ｏが上記スライ
ディングノズル５の下部に支持された旧浸漬ノズル６の
前方に位置するよう、上記ハンド部３がアーム上を移動
する。その状態で、キャリッジ１はさらにタンディシュ
側に移動し、ハンド部３のガイドビン１８がタンディシ
ュの底部の位置決めガイド（図示せず）に嵌合して、ハ
ンガ一部載架空間３ｏに旧浸漬ノズル６が位置するよう
正確に位置決めされる。かかる際、ハンガ一部３ｈは斜
形ガイド３１とローラ３ｅにより主フレーム３ａ側に自
動調心支持された状態から上方向及びアーム軸方向に、
上記ガイドビン１８とタンディシュ底部の位置決めガイ
ドの嵌合にともない移動できる。
そして、油圧シリンダ１７の収縮により脱着モータ１４
を取着しだ回動軸１５が回転し、該脱着モータのプロペ
ラ１４ｂがスライディングノズル部の係合爪５ａに係合
する。かかる係合の際、位置的に多少のズレがあっても
、上述のとおりプロペラ１４ｂがスライダ１４ｃを介し
て脱着モータ１４の回転軸１４ａに対して往復動自在に
取着されているため、係合爪５ａとプロペラ１４ｂが適
切な状態で係合する。
を取着しだ回動軸１５が回転し、該脱着モータのプロペ
ラ１４ｂがスライディングノズル部の係合爪５ａに係合
する。かかる係合の際、位置的に多少のズレがあっても
、上述のとおりプロペラ１４ｂがスライダ１４ｃを介し
て脱着モータ１４の回転軸１４ａに対して往復動自在に
取着されているため、係合爪５ａとプロペラ１４ｂが適
切な状態で係合する。
次ぎに、脱着モータ１４が係合爪５ａと係合して回転す
ることにより、スライディングノズル５と旧浸漬ノズル
６の保合を解除し、載架板３ｊで旧浸漬ノズル６を載架
する。そして、上記回動軸１５が回動して、上記係合爪
５ａとプロペラ１４ｂの係合を解き、キャリッジ１の後
退によりアーム２及びハンド部３がスライディングノズ
ル５下方から後退する。その際、位置決めガイドに嵌合
しているガイドビン１８の嵌合が解除され、斜形ガイド
３１の作用により、ハンガ一部３ｈは所定位置に復帰す
る０次ぎに、新浸漬ノズル６１（交換しようとする新し
い浸漬ノズルをいう）がスライディングノズル５下方に
位置するよう、ハンド部３がアーム２上を移動するとと
もにキャリッジｌの前進によりスライディングノズル５
側に前進する。その前進にともなって、上記タンディシ
ュ側の位置決めガイドとハンド部３のガイドビン１８が
嵌合して、スライディングノズル５下面と新浸漬ノズル
６“との位置決めがなされる。その状態で１、油圧シリ
ンダ１７が伸張して回動軸１５が回動して、脱着モータ
１４のプロペラ１４ｂがスライディングノズル側の係合
爪５ａに係合する。そして、脱着モータ１４が回転して
スライディングノズル５と新浸漬ノズル６′の結合が完
了する。その後、上述の旧浸漬ノズル６のスライディン
グノズルからの取り外し・後退の際と同様の手順でハン
ド部３が後退し、連続的に油圧シリンダ４が収縮してア
ーム２がもとの待機位置（第２図二点鎖線参照）に旋回
後退する。
ることにより、スライディングノズル５と旧浸漬ノズル
６の保合を解除し、載架板３ｊで旧浸漬ノズル６を載架
する。そして、上記回動軸１５が回動して、上記係合爪
５ａとプロペラ１４ｂの係合を解き、キャリッジ１の後
退によりアーム２及びハンド部３がスライディングノズ
ル５下方から後退する。その際、位置決めガイドに嵌合
しているガイドビン１８の嵌合が解除され、斜形ガイド
３１の作用により、ハンガ一部３ｈは所定位置に復帰す
る０次ぎに、新浸漬ノズル６１（交換しようとする新し
い浸漬ノズルをいう）がスライディングノズル５下方に
位置するよう、ハンド部３がアーム２上を移動するとと
もにキャリッジｌの前進によりスライディングノズル５
側に前進する。その前進にともなって、上記タンディシ
ュ側の位置決めガイドとハンド部３のガイドビン１８が
嵌合して、スライディングノズル５下面と新浸漬ノズル
６“との位置決めがなされる。その状態で１、油圧シリ
ンダ１７が伸張して回動軸１５が回動して、脱着モータ
１４のプロペラ１４ｂがスライディングノズル側の係合
爪５ａに係合する。そして、脱着モータ１４が回転して
スライディングノズル５と新浸漬ノズル６′の結合が完
了する。その後、上述の旧浸漬ノズル６のスライディン
グノズルからの取り外し・後退の際と同様の手順でハン
ド部３が後退し、連続的に油圧シリンダ４が収縮してア
ーム２がもとの待機位置（第２図二点鎖線参照）に旋回
後退する。
尚、第１図、第２図に示すような、アーム２にレバー２
ｃを一体的になるよう延設し、該レバーの先端部に直接
ガイドローラを取設することに換えて、第８図に示すよ
うに、四節リンク１９を構成してガイドローラ１２とガ
イド１３の溝部の拘束動作をアーム２に伝達するよう構
成した規制手段を設けてもよい。
ｃを一体的になるよう延設し、該レバーの先端部に直接
ガイドローラを取設することに換えて、第８図に示すよ
うに、四節リンク１９を構成してガイドローラ１２とガ
イド１３の溝部の拘束動作をアーム２に伝達するよう構
成した規制手段を設けてもよい。
同様に、第３図に示すような上記ハンガ一部を主フレー
ムに対して、上下並びにアームの軸方向に自由度をもた
せる機構は、第９図に示すように、各連接部に二自由度
を有する球面ブツシュ２０を用いた平行リンク機構２１
を用いてもよい。
ムに対して、上下並びにアームの軸方向に自由度をもた
せる機構は、第９図に示すように、各連接部に二自由度
を有する球面ブツシュ２０を用いた平行リンク機構２１
を用いてもよい。
さらに、第６図に示すような斜形ガイドを利用した上記
自動調芯機構に換えて、スライド棒２２を主フレーム３
ａに設けたブラケットにより該スライド棒２２長手方向
に摺動自在に支持し、ガイド棒２２端部とブラケット間
にバネ２５を装着し、上記スライド棒２２をＴ形に形成
したハンガ一部３ｈの結合棒２４に摺動自在に挿着して
なる自動調芯機構を用いてもよい、また、この場合摺動
部に摩擦を軽減するようローラを取設してもよい。
自動調芯機構に換えて、スライド棒２２を主フレーム３
ａに設けたブラケットにより該スライド棒２２長手方向
に摺動自在に支持し、ガイド棒２２端部とブラケット間
にバネ２５を装着し、上記スライド棒２２をＴ形に形成
したハンガ一部３ｈの結合棒２４に摺動自在に挿着して
なる自動調芯機構を用いてもよい、また、この場合摺動
部に摩擦を軽減するようローラを取設してもよい。
また、上記実施例においては、駆動源に油圧シリンダを
用いているが、油圧式のものに限定されるものでなく、
他の流体式あるいは電動式のもので置き換えることも当
然に可能である。
用いているが、油圧式のものに限定されるものでなく、
他の流体式あるいは電動式のもので置き換えることも当
然に可能である。
（発明の効果）
上述のとおり、本発明にかかるノズル交換装置は、直線
状の基台に対してアームが回動自在に構成され、アーム
は通常基台側方に保持され、ノズル交換時のみ旋回して
、基台に対して略直角の状態になるため、ノズル交換装
置が待機状態にあるときは平面投影面積が極めて小さく
なり、鋳込み作業を妨げない。また、本ノズル交換装置
の構成が極めてシンプルに構成され、少ないアクチュエ
ータで作動するよう構成されているため、安価に供給す
ることができ、メンテナンスも容易で且つ故障も少なく
なる。
状の基台に対してアームが回動自在に構成され、アーム
は通常基台側方に保持され、ノズル交換時のみ旋回して
、基台に対して略直角の状態になるため、ノズル交換装
置が待機状態にあるときは平面投影面積が極めて小さく
なり、鋳込み作業を妨げない。また、本ノズル交換装置
の構成が極めてシンプルに構成され、少ないアクチュエ
ータで作動するよう構成されているため、安価に供給す
ることができ、メンテナンスも容易で且つ故障も少なく
なる。
第１図は本実施例にかかるノズル交換装置の全体の構成
を示す斜視図、第２図は第１図のアームの旋回機構の基
本機構を示す平面図、第３図はアーム先端部のハンド部
の構成を示す第１図Ｘ−Ｘ矢視ての一部断面を有する側
面図、第４図は同ハンド部の構成を示す第１図Ｘ−Ｘ矢
視ての一部断面を有する平面図、第５図は脱着モータを
装備した回動輪を回動させるリンク機構を示す第１図Ｘ
−Ｘ矢視図、第６図は自動調芯機構の要部を示す第１図
Ｘ−Ｘ矢視ての側面図、第７図は脱着モータの回転軸と
プロペラの取着構造を示す第１図Ｘ−Ｘ矢視ての断面図
、第８図はアームの動きを規制するガイド手段の他の実
施例を示す平面図、第９図はハンガ一部と主フレームと
の取着機構の他の実施例を示す側面図、第１０図はハン
ガ一部の自動調芯機構の他の実施例を示す側断面図、第
１１図は従来のノズル交換装置の構成を示す平面図であ
る。 Ａ・・・基台、１・・・キャリッジ、２・・・アーム、
３・・・ハンド部、４・・・油圧シリンダ（アクチュエ
ータ）、５・・・スライディングノズル、６・・・旧浸
漬ノズル、６１・・・新浸漬ノズル、９・・・ガイドレ
ール、１２・・・ガイドローラ、１３・・・ ガイド、
１８．１８１・・・ガントビン。
を示す斜視図、第２図は第１図のアームの旋回機構の基
本機構を示す平面図、第３図はアーム先端部のハンド部
の構成を示す第１図Ｘ−Ｘ矢視ての一部断面を有する側
面図、第４図は同ハンド部の構成を示す第１図Ｘ−Ｘ矢
視ての一部断面を有する平面図、第５図は脱着モータを
装備した回動輪を回動させるリンク機構を示す第１図Ｘ
−Ｘ矢視図、第６図は自動調芯機構の要部を示す第１図
Ｘ−Ｘ矢視ての側面図、第７図は脱着モータの回転軸と
プロペラの取着構造を示す第１図Ｘ−Ｘ矢視ての断面図
、第８図はアームの動きを規制するガイド手段の他の実
施例を示す平面図、第９図はハンガ一部と主フレームと
の取着機構の他の実施例を示す側面図、第１０図はハン
ガ一部の自動調芯機構の他の実施例を示す側断面図、第
１１図は従来のノズル交換装置の構成を示す平面図であ
る。 Ａ・・・基台、１・・・キャリッジ、２・・・アーム、
３・・・ハンド部、４・・・油圧シリンダ（アクチュエ
ータ）、５・・・スライディングノズル、６・・・旧浸
漬ノズル、６１・・・新浸漬ノズル、９・・・ガイドレ
ール、１２・・・ガイドローラ、１３・・・ ガイド、
１８．１８１・・・ガントビン。
Claims (3)
- （１）、所定の位置に設けられた基台に装着されたアー
ムが、アクチュエータの作動によりその先端部がスライ
ディングノズルの所定近傍位置に移動するノズル交換装
置において、前記基台にガイドレールを形成し、そのガ
イドレールに沿って移動できるようにキャリッジを装着
し、先端に垂直並びに水平方向に移動可能なハンド部を
具備するアームを前記キャリッジに回動自在に取着する
とともに前記アームの動きを規制する規制手段を設け、
前記キャリッジが前記ガイドレールに沿って移動する際
該移動に伴って前記規制手段の規制によりアームが所定
位置まで旋回し停止してアーム先端のハンド部がタンデ
ィシュに近接するよう構成されていることを特徴とする
ノズル交換装置。 - （２）、前記規制手段を、アームに一体的に形成した先
端部にガイドローラを有するレバーと前記ガイドローラ
をガイドする基台側に設けたガイドから構成し、アーム
の動きを規制することを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載のノズル交換装置。 - （３）、前記規制手段が、アームに一体的に形成したレ
バーとキャリッジに回動自在に支持した先端部にガイド
ローラを有するレバーと前記両レバーを接続するリンク
と前記ガイドローラをガイドする基台側に設けたガイド
から構成し、アームの動きを規制することを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載のノズル交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1321785A JPS61172662A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | ノズル交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1321785A JPS61172662A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | ノズル交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61172662A true JPS61172662A (ja) | 1986-08-04 |
| JPH0310425B2 JPH0310425B2 (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=11826992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1321785A Granted JPS61172662A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | ノズル交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61172662A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1991017851A1 (en) * | 1990-05-23 | 1991-11-28 | Shinagawa Refractories Co., Ltd. | Device for replacing immersed nozzles |
| EP0820825A1 (en) * | 1996-02-06 | 1998-01-28 | Shinagawa Refractories Co., Ltd. | Immersion nozzle replacement apparatus |
| CN103429368A (zh) * | 2011-01-11 | 2013-12-04 | 斯托品克股份公司 | 带有用于生产冶金产品的浇注装置的盲板的浇注管更换器 |
| CN111843448A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-30 | 东科克诺尔商用车制动技术有限公司 | 一种用于容积式压缩机流量测量的喷嘴自动更换装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102804290B (zh) | 2009-06-19 | 2016-08-10 | 3M创新有限公司 | 屏蔽电缆 |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP1321785A patent/JPS61172662A/ja active Granted
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1991017851A1 (en) * | 1990-05-23 | 1991-11-28 | Shinagawa Refractories Co., Ltd. | Device for replacing immersed nozzles |
| AU641503B2 (en) * | 1990-05-23 | 1993-09-23 | Shinagawa Refractories Co., Ltd. | Device for replacing immersed nozzles |
| EP0820825A1 (en) * | 1996-02-06 | 1998-01-28 | Shinagawa Refractories Co., Ltd. | Immersion nozzle replacement apparatus |
| EP0820825A4 (en) * | 1996-02-06 | 1999-03-03 | Shinagawa Refractories Co | APPARATUS FOR REPLACING A SUBMERSIBLE NOZZLE |
| CN103429368A (zh) * | 2011-01-11 | 2013-12-04 | 斯托品克股份公司 | 带有用于生产冶金产品的浇注装置的盲板的浇注管更换器 |
| CN103429368B (zh) * | 2011-01-11 | 2016-09-14 | 斯托品克股份公司 | 带有用于生产冶金产品的浇注装置的盲板的浇注管更换器 |
| CN111843448A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-30 | 东科克诺尔商用车制动技术有限公司 | 一种用于容积式压缩机流量测量的喷嘴自动更换装置 |
| CN111843448B (zh) * | 2020-07-31 | 2022-02-18 | 东科克诺尔商用车制动技术有限公司 | 一种用于容积式压缩机流量测量的喷嘴自动更换装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0310425B2 (ja) | 1991-02-13 |
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