JPS61170584A - ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液 - Google Patents

ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液

Info

Publication number
JPS61170584A
JPS61170584A JP60011277A JP1127785A JPS61170584A JP S61170584 A JPS61170584 A JP S61170584A JP 60011277 A JP60011277 A JP 60011277A JP 1127785 A JP1127785 A JP 1127785A JP S61170584 A JPS61170584 A JP S61170584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
acid
dissolving
dissolved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60011277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0427308B2 (ja
Inventor
Hideji Kuwajima
秀次 桑島
Mamoru Kamiyama
上山 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP60011277A priority Critical patent/JPS61170584A/ja
Publication of JPS61170584A publication Critical patent/JPS61170584A/ja
Publication of JPH0427308B2 publication Critical patent/JPH0427308B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属溶解用液(以下溶解用液とする)。
特に二種以上の金属を選択的に溶解する溶解用液に関す
る。
(従来の技術とその問題点) 従来ニッケルめっきの溶解用液としては濃硝酸が一般に
用いられていた。
しかしながら他の金属の上面にニッケルめっきが施され
ている場合、下地金属を溶解することなくニッケルめっ
きを溶解することは困難でめった。
例えば下地金属が銅でおる場合、銅を溶解することなく
ニッケルめっきを溶解することは極めて困難であるため
、銅の溶解防止策として窒素、イオウ等を含む有機化合
物を添加した溶解用液が一般に用いられていた。
しかし上記の溶解用液では例えばアニIJンのごとく毒
性を有する化合物を添加する欠点、添加剤がキレートイ
オンを形成するため廃水処理が複雑になるなどの欠点が
生じ、さらにニッケルめっきを施した後下地金属との密
着性を高めるため熱処理を行なうが、この場合、りんを
含有するニッケルめっきの溶解は困難である。
例えば下地金属が銅(電気鋼、無酸素鋼等)である場合
、熱処理した含りんニッケルめっき(厚さ2μm)を金
属塩化物を含有する硝酸で溶解させる場合1時間がかか
ると共に、下地の銅の露出している部分は30〜60μ
m、著しい場合には100μm以上溶解し、その表面も
荒れた状態となる。
本発明はこれらの欠点を解決し、下地金属を溶解するこ
となく、又は溶解してもごくわずかでめつき処理した金
属を短時間で溶解する溶解用液を提供することを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は硫酸30〜70重量係、有機酸5〜40重量%
および水5〜60重量%からなる水溶液100重量部に
硝酸塩を5〜50重量部添加してなる溶解用液に関する
本発明における有機酸とはカルボキシル基を有するもの
9例えば酢酸、ぎ酸、安息香酸、コハク酸、酒石酸、蓚
酸等がめげられモノカルボン酸。
ジカルボン酸、トリカルボン酸などいずれでも良くまた
これらの塩類であっても差(7つかえない。
本発明における水とは一般に用いられる蒸留水。
イオン交換水等をさす。
硝酸塩とは例えば硝酸アンモニウム、硝酸鋼。
硝酸ニッケル等を示し、硝酸根(NO3)を有すれば良
い。
本発明において、水溶液における硫酸の含有量は30〜
70重量%の範囲とされ、30重量−未満では金属の溶
解速度が遅く9%に鋼上又は銅合金上のニッケルめっき
又はニッケルを主成分とするめつきを下地金属を溶解す
ることなく、もしくは溶解を抑制して溶解しようとする
場合には、ニッケルめっき又はニッケルを主成分とする
めつきの溶解速度が遅く溶解時間が長くなるために下地
金属である銅又は銅合金の溶解が抑制できない。
また70重量%を越えると、溶解速度が遅くなり不経済
である。
水溶液における有機酸の含有量は5〜40重量%の範囲
とされ、5重量%未満では下地金属が銅又は銅合金であ
る場合、これら金属の溶解を抑制できず、また40重量
%を越えると、下地金属が銅又は鋼合金である場合、こ
れらの金属の溶解は抑制できるが、相対的に硫酸の含有
率が少なくなるためニッケルめっき又はニッケルを主成
分とするめつきの溶解力が低下し、不経済である。
水溶液における水の量は5〜60重量−の範囲とされ、
5重量%未満では硝酸塩を均一に溶解することが困難と
なり均一な金属溶解性を発現させるのが難しい。また6
0重量St−越えると相対的に硫酸および有機酸の含有
率が低下し、金属を溶解する〆速度が低下する。
さらに溶解用液中の硝酸塩の添加量は水溶液100重量
部に対し5〜50重量部の範囲とされ。
5重量部未満では金属の溶解速度が遅く、不経済である
。また50重量部を越えると金属の溶解速度は早いが、
硝酸塩が完全に溶解しない場合があり、硝酸塩を加熱し
て溶解させた場合には温度が低下すると過飽和となり再
結晶が起こり、溶解が不均一になる。設備上ポンプで溶
解用液を循環する場合にはポンプのつまりゃパルプの損
傷の原因となるなどのトラブルの原因となる。
(実施例) 以下実施例により本発明を説明する。
実施例1 硫酸(試薬特級)300重量部、酒石酸(試薬特級)1
00重量部およびイオン交換水60.0重量部を秤量し
、イオン交換水を攪拌しながらまず酒石酸を1次いで硫
酸を徐々に添加して均一な水溶液とした。この水溶液1
000重量部に硝酸ニッケル(試薬1級)を500重量
部添加し、50℃に加熱して攪拌し溶解用液Aとした。
上記とは別に直径30mm、長さ100mnの電気鋼の
円周光面上にリンを約9チ含有するニッケルめっきを厚
さ2 μIn、長さ40  m施した試料棒を作成した
。なお、ニッケルめっきは、銅棒の表面を3M社製のめ
つきカバー用スコッチテープでマスキングシ、日本カー
ゼン製のブルーシューマを純水で5倍に希釈し、これに
90℃で5分間浸漬して施し喪。
次に上記溶解用浪人(液温50℃)に前述の試料棒を浸
漬したところニッケルめっきは4分間で溶解し、下地で
ある金属銅の溶解量は、実測の結果わずか2μmであっ
た。またその表面はきれいであった。
実施例2 硫酸(試薬1級)350重量部、蓚酸(試薬1級)50
重量部およびイオン交換水600重量部を秤量し、以下
実施例1と同一の方法で混合し。
均一な水溶液とした。この水溶液1000重量部に硝酸
ニッケル(試薬1級)を200重量部添加し、実施例1
と同様50℃に加熱して攪拌し、溶解用液Bとした。
次に上記溶解用液B(液温50℃)に実施例1で得た試
料棒を浸漬したところニッケルめっきは2分間で溶解し
、下地である金属銅の溶解量は実測の結果わずか1μm
であった。tたその表面はきれいでおった。
実施例3 硫!!(試薬1級)500重量部、酢酸(試薬1級)4
00重量部およびイオン交換水100重量部を秤量し、
以下実施例1と同一の方法で混合し。
均一な水溶液とした。この水溶液1000重量部に硝酸
ニッケル(試薬1級)を50重量部添加し。
実施例1と同様50℃に加熱して攪拌し溶解用液Cとし
た。
次に上記溶解用液C(液温50℃)に実施例1で得た試
料棒を浸漬したところ、ニッケルめっきは1分間で溶解
し、下地である金属鋼の溶解量は実測の結果、わずか1
μmであった。またその表面はきれいであった。
実施例4 硫酸(試薬1級)700重量部、ぎ酸(試薬1級)25
0を置部および蒸留水50重量部を秤量し、以下実施例
1と同一の方法で混合し、均一な水溶液とした。この水
溶液1000重量部に硝酸鋼(試薬1級)を300重量
部添加し、実施例1と同様50℃に加熱して攪拌し溶解
用液りとした。
次に上記溶解用液D(液温50℃)K実施例1で得た試
料棒を浸漬したところニッケルめっきは3分間で溶解し
、下地である金属鋼の溶解量は実測の結果わずかL5μ
mであった。またその表面はきれいであった。
比較例1 硫酸(試薬特級)250重量部、ぎ酸(試薬1級)20
0重量部およびイオン交換水550重量部を秤量し、以
下実施例1と同一の方法で混合し均一な水溶液とした。
この水溶液1000重量部に硝酸ニッケル(試薬1級)
を100重量部添加し、実施例1と同様50℃に加熱し
て攪拌し溶解用液Eとした。
次に上記溶解用液E(液温50℃)に実施例1で得た試
料棒を浸漬したところニッケルめっきは115分間で溶
解し、下地である金属鋼の溶解量は実測の結果34μm
であった。またその表面は荒れていた。
比較例2 硫酸(試薬1級)750重量部、酒石酸(試薬1級)2
0重量部および蒸留水230重量部を秤量し、以下実施
例1と同一の方法で混合し均一な水溶液とした。この水
溶液1000重量部に硝酸アンモニウム(試薬1級)を
50重量部添加し。
実施例1と同様50℃に加熱して攪拌し溶解用液Fとし
た。
次に上記溶解用液F(液温50℃)に実施例1で得た試
料棒を浸漬したところ、ニッケルめっきは16分で溶解
し、下地である金属銅の溶解量は実測の結果45μmで
あった。またその表面は荒れていた。
本発明の実施例では下地が金属鋼の例で説明したが、プ
ラスチック材料、セラミック材料などの非金属材料の表
面に物理的(めっき、溶射、嵌合など1手段により形成
した銅又は銅合金とニッケルめっき又はニッケルを主成
分とするめつきがそれぞれ別々の箇所に独立し九表面を
もって形成されている場合、あるいは前記プラスチック
材料。
セラミック材料などの非金属材料の表面に物理的手段に
より形成された銅又は銅合金の表面にニッケルめっき又
はニッケルを主成分とするめつきを施した場合も本発明
の目的を達成することができる。
(発明の効果) 本発明になる溶解用液を用いれば、下地金属の溶解をわ
ずか2μm以下に抑え、しかもめつき処理した金属を短
時間で溶解することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、硫酸30〜70重量%、有機酸5〜40重量%およ
    び、水5〜60重量%からなる水溶液100重量部に硝
    酸塩を5〜50重量部添加してなる金属溶解用液。
JP60011277A 1985-01-24 1985-01-24 ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液 Granted JPS61170584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60011277A JPS61170584A (ja) 1985-01-24 1985-01-24 ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60011277A JPS61170584A (ja) 1985-01-24 1985-01-24 ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61170584A true JPS61170584A (ja) 1986-08-01
JPH0427308B2 JPH0427308B2 (ja) 1992-05-11

Family

ID=11773490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60011277A Granted JPS61170584A (ja) 1985-01-24 1985-01-24 ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61170584A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61195978A (ja) * 1985-02-27 1986-08-30 Hitachi Chem Co Ltd ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液
EP1588710A1 (en) 2004-04-06 2005-10-26 Shinto Fine Co., Ltd. Anti-allergic composition and method for denaturing allergens
JP2007332449A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Ebara Densan Ltd エッチング液
JP2010013689A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Sumitomo Metal Mining Co Ltd エッチング液、選択的エッチング方法及びこれを用いた配線板の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61195978A (ja) * 1985-02-27 1986-08-30 Hitachi Chem Co Ltd ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液
JPH0427309B2 (ja) * 1985-02-27 1992-05-11 Hitachi Chemical Co Ltd
EP1588710A1 (en) 2004-04-06 2005-10-26 Shinto Fine Co., Ltd. Anti-allergic composition and method for denaturing allergens
JP2007332449A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Ebara Densan Ltd エッチング液
JP2010013689A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Sumitomo Metal Mining Co Ltd エッチング液、選択的エッチング方法及びこれを用いた配線板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0427308B2 (ja) 1992-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CH661742A5 (de) Loetmittel-entfernungsloesung.
CN112410791B (zh) 一种用于镍镀层的高速环保化学退镀液及其制备方法
US5320737A (en) Treatment to reduce solder plating whisker formation
JPS6354077B2 (ja)
JPS61170584A (ja) ニッケル又はニッケルを主成分とする金属を選択的に溶解する溶液
US3655461A (en) Flux for aluminum soldering
US4548791A (en) Thallium-containing composition for stripping palladium
US2287948A (en) Indium plating
EP1082471A1 (de) Verfahren zum überziehen von oberflächen auf kupfer oder einer kupferlegierung mit einer zinn- oder zinnlegierungsschicht
NL8004399A (nl) Elektrolytisch stripblad en werkwijze voor het strippen.
JPH10265972A (ja) 金めっき剥離液
JPS57140891A (en) Pretreating solution for silver plating
US1376366A (en) Solution or bath for use in electrically preparing stencil-plates, die-plates, and the like
JPH0427309B2 (ja)
KR840004185A (ko) 금속의 킬레이트화
JPH0427310B2 (ja)
SU779432A1 (ru) Раствор дл химического осаждени покрытий из сплава олова
SU564944A1 (ru) Электролит дл электроабразивной обработки
JP3269887B2 (ja) 金属膜の溶解法
SU829378A2 (ru) Флюс дл пайки легкоплавкимипРипО Ми
SU369997A1 (ru) ;->&иблиот?ка
JPH0335381B2 (ja)
JPS6033400A (ja) ステンレス上の金属電解剥離液
JPH0377878B2 (ja)
SU1140920A1 (ru) Флюс дл пайки легкоплавкими припо ми