JPS61170319A - キノコ栽培法 - Google Patents

キノコ栽培法

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Publication number
JPS61170319A
JPS61170319A JP60008590A JP859085A JPS61170319A JP S61170319 A JPS61170319 A JP S61170319A JP 60008590 A JP60008590 A JP 60008590A JP 859085 A JP859085 A JP 859085A JP S61170319 A JPS61170319 A JP S61170319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
box
containers
mushroom cultivation
cultivation method
Prior art date
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Pending
Application number
JP60008590A
Other languages
English (en)
Inventor
隆義 山本
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JPS61170319A publication Critical patent/JPS61170319A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はキノコ栽培法に係り、特にキノコ栽培法工程に
おけるキャップの取付は及び取外しの作業を省力化する
のに好適なキノコ栽培法に関する〔発明の背景〕 従来のキノコ栽培は第10図に示すようなびん14を用
いたいわゆるびん栽培である。このびん栽培において、
キノコの培養基の原料を800〜1000CCの樹脂製
びんの中に入れてキノコの培養、発芽、生育を行う。
キノコの人工栽培のプロセスを第11図を基に説明する
まず、培養基であるAとBを混合し各びんに詰める。次
に各びん中央に10ないし15mm直径の穴あけを行い
、びんの中での空気の流通を良くする。次に各びんにキ
ャップをしてオートクレーブ等に入れて加熱して、びん
の中に含まれる雑菌を殺菌する。殺菌が終わると冷却し
て常温になってから各びんのキャップを取り、培養基1
5の中央の穴の中とその上部(第10図中、16で示す
部分)へキノコの種菌を接種する。接種が終わると再び
キャップをして培養室へ入れ、菌糸を成長させるいわゆ
る培養を行う。この培養器は適切な空調された環境の中
で約20日ないし30日間要する。
菌糸がびんの中の培養基全体に成長し広がると培養器を
終え、次の発芽室に入れる。ここでは低温処理すること
により子実体の発芽を促す。
次に再びびんのキャップを取り、びん口の培養基の表面
層にある老いた菌糸などを掻き取り、平らにする。これ
を菌種といい、次の発生室におけるキノコの生育を促す
だけでなく均一な成長をもたらし、製品価値を高める。
発生期では、約10日ないし20日間にてキノコとして
成長し、採取となる。
このように栽培工程中にびんのキャップの取付けおよび
キャップの取外しの工程が4回も必要である。
また、びんの本数も1日当たりの処理量が数百〜数千と
なるのでキャップの取付は及びキャップの取外しに多く
の人手と手間を要している。また人手により各びん毎に
キャップの取付は及びキャップの取外しを行うため、害
菌による汚染が起こりやすい。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、キ
ノコの人工栽培におけるキャップ取付は及び取外しを省
力化を図り、しかも人手による害菌の汚染を防止できる
キノコ栽培法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、空気流通溝を有する多数個の蓋が所定の間隔
をもって固定された一体型のキャップの各々の蓋が、箱
型に区画された培養室のような多数個の容器の開口部内
に同時に嵌合されるようにしてキャップの取付は及び取
外しを行うようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を基に説明する。
第1図及び第2図は本発明に使用される培養器の一例を
示し、この培養器は箱型の培養箱1が仕切板2によって
12室の培養室に区画され、培養箱lには各培養室の上
部に開口部3が位置するように箱蓋4が覆われている。
各々の開口部3の開口周線部から円錐台状の筒状体5が
連設され、この筒状体5には円筒体6が連設されている
第3図〜第5図は第1図及び第2図に示す箱型の培養室
に対し、取付は及び取外しされるキャップの例を示す。
第3図〜第5図において、キャップ板7の一面には所定
の間隔をおいて12個の内蓋8が固定され、キャップ板
7の他面には2本の把握部材9が固定されている。内蓋
8はキャップ板7の片面にその軸方向が直交するように
して固定された円柱状体からなり、この円柱状体の外周
面における軸方向に沿った4個の切欠部10(空気流通
溝)が形成されている。
次に上記のような箱型の培養器に対して、培養基、例え
ば〔びん1本当たり水分65%(455g)十乾物35
%(245g)、乾物としては泥炭20%(60g)、
大麦外皮48%(118g)、米糠24%(60g)、
フスマ8%(20g))を各培養室に詰め、培養基原料
堆積物の中央に穴をあけ、次いでキャップの取付けを行
う。このキャップの取付は時、図示していないキャップ
取付は及び取外し用の装置によりキャップ板1に固定さ
れた把握部材9を固定し、各々の内蓋8を箱型の培養器
の各々の円筒体6内に同時に嵌合する。
またキャップの取外し時、図示していないキャップ取付
は及び取外し用の装置により各培養室に対して同時にキ
ャップの取外しが行われる。
第3図〜第5図に示す実施例では各培養室の上部に円錐
台状の空間部が形成されているのでキノコの発育促進に
特に有効である。
第6図及び第7図は本発明に使用される箱型培養器の他
の例を示し、この箱型培養器は培養箱11が仕切板2に
よって12室に培養室に区画され、各培養室の上面は3
0mm程度の厚みを有する蓋12で覆われている。この
蓋12には各培養室毎に開口部12Aが形成されている
。第6図及び第7図に示す箱型培養器に対しても第3図
〜第5図に示す一体型キャップの取付は及び取外しを行
うことによって1枚のキャップで各培養室に対するキャ
ップの取付は及び取外しを−パレ・7ト毎に同時に行う
ことができる。また第6図及び第7図に示す箱型培養器
では、各培養室の上部が他の部分に比べて縮径されてい
るのでキノコの発育促進に有効である。
キノコの人工栽培工程において、培養、発芽の工程では
各培養室への酸素の流入と、各培養室で発生する二酸化
炭素の流出めための酸素及び二酸化炭素の循環を要する
が、箱型培養器の各培養室の開口部に一体型キャップの
内蓋を嵌合させたとき、キャップ板下面と箱型培養器上
面との間に僅かの間隙を設ければ、この間隙と空気流通
溝10を介して酸素と二酸化炭素の循環が行われる。
更に第6図及び第7図に示す箱型培養器では蓋12の上
面に各開口部12A間を連通ずるとともに培養器の側面
まで延設された溝を設けると、酸素と二酸化炭素の循環
が支障なく行われる。
また第3図〜第5図に示すキャップの内蓋8が固定され
た面にクラフト紙などの祇パツキンを介装して箱型培養
器にキャップの取付けを行うと培養室への害菌の進入を
防ぐとともに酸素と二酸化炭素の循環を良くし、菌糸の
生長を促進できる。
次に第1図及び第2図に示す箱型培養器、第6図及び第
7図に示す箱型培養室では、箱の底板は側面板に固定さ
れているが、それぞれ底板を側面板に固定することなく
、第8図に示すような周線部に沿って帯状に突出した側
面板13Aが設けられた底蓋13を製作し、この底蓋1
3を第9図に示すように底板を有しない箱型培養器に嵌
合してもよい。このような底蓋13を採用することによ
って、箱型培養器を円形状の開口部を有する面を下にし
、底蓋13をはずして底面側から培養器を各培養室に詰
めることができ、キノコ採取後、再び底蓋13をはずし
て底面側からキノコ採取後の培地を取り出すことができ
る。これらの操作は、箱型培養器の開口部からの培養器
の詰め及びキノコ採取後の培地の取り出し操作に比べて
蟲かに効率的である。キノコ採取後の培地は粗繊維、リ
グニンなどが分解され、かつ菌糸が残り各種の蛋白質を
含んでいるので家畜の飼料として有効に利用される。
本発明において、第3図〜第5図に示す一体型キャップ
は、前記した箱型培養器に限らず、多数個のびんをコン
テナ毎に固定し、これらの各びんの開口部に一体型キャ
ップの各内蓋を同時に嵌合するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、キノコ栽培工程における
キャップの取付は及び取外しを多数個の培養室毎に同時
に行うことができるのでキャップの取付は及び取外しの
作業時間を大幅に短縮でき、又人手を要することなく自
動化の単位操作も容易となり、この副次的効果として害
菌による汚染が軽減され、キノコの収率向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される箱型培養器の一例を示す平
面図、第2図は第1図のA−A線に沿う断面図、第3図
は本発明に使用される一体型キャソプの平面図、第4図
は第3図の側面図、第5図は第4図のB−B線に沿う断
面図、第6図は本発明に使用される箱型培養器の他の例
を示す平面図、第7図は第6図のC−C線に沿う断面図
、第8図は本発明に使用される箱培養器用の底蓋の一例
を示す斜視図、第9図は第8図に示す底蓋の設置例を示
す説明図、第10図は栽培用びんにおける栽培状態を示
す図、第11図はキノコの栽培工程を示す工程図である
。 l・・・・・・培養室  2・・・・・・仕切板3・・
・・・・開口部  4・・・・・・箱蓋5・・・・・・
筒状体  6・・・・・・円筒体7・・・・・・キャッ
プ板8・・・・・・内蓋9・・・・・・把握部材 10・・・・・・切欠部(空気流通溝)11・・・・・
・培養箱 12・・・・・・蓋12A・・・・・・開口
部13・・・・・・底蓋13A・・・・・・側面板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数個の容器内で培養させる工程と、培養完了後
    菌掻する工程と、発芽し生長したキノコを容器から採取
    するとともにキノコの下部に付着した培養基の近傍を切
    断する採取・調整工程を有するキノコの栽培法において
    、空気流通溝を有する多数個の蓋が所定の間隔をもって
    固定されたキャップの各々の蓋が前記容器の各々の上端
    開口部内に嵌合されるようにキャップ取付け及びキャッ
    プ取外しを行うことを特徴とするキノコ栽培法。
  2. (2)前記多数個の容器が、箱型の容器からなり、該容
    器を仕切板によって多数の室に区画し、各室の上面に前
    記蓋を嵌合させるための開口部を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のキノコ栽培法。
  3. (3)前記多数個の室が、その上部にそれぞれ円錐台状
    の空間部を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のキノコ栽培法。
  4. (4)前記箱型容器の開口部を有する面と、前記キャッ
    プの蓋が固定された面との間に微細な通気孔を有するシ
    ートを介装してキャップの取付けをおこなうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のキノコ栽培法。
  5. (5)前記蓋が、板状のキャップの片面にその軸方向が
    直交するようにして固定された円柱状体からなり、該円
    柱状体の外周面における軸方向に沿った少なくとも1個
    の空気流通溝が形成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至第4項にのキノコ栽培法。
  6. (6)前記箱型の容器の上面を形成する板状体に各々の
    上端開口部間を連通するとともに容器側面にまで延設さ
    れた溝が形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載及び第3項記載のキノコ栽培法。
JP60008590A 1985-01-21 1985-01-21 キノコ栽培法 Pending JPS61170319A (ja)

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JP60008590A JPS61170319A (ja) 1985-01-21 1985-01-21 キノコ栽培法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04360622A (ja) * 1991-06-07 1992-12-14 Kimitsu Kagaku Kenkyusho:Kk キノコ類の栽培方法及びそれに使用する栽培補助具
JP2010035549A (ja) * 2008-07-07 2010-02-18 Kinokoya:Kk きのこ栽培用容器及びきのこ栽培用の子実体ガイド

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