JPS61169563A - 階段ユニット - Google Patents
階段ユニットInfo
- Publication number
- JPS61169563A JPS61169563A JP60010077A JP1007785A JPS61169563A JP S61169563 A JPS61169563 A JP S61169563A JP 60010077 A JP60010077 A JP 60010077A JP 1007785 A JP1007785 A JP 1007785A JP S61169563 A JPS61169563 A JP S61169563A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- riser
- tread
- mortar
- slab
- risers
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種の建物における階段の構築方法に関する
。
。
階段の構築方法として最も基本的なものは、階段部分と
その下方の傾斜スラブとを、現場にて一体的にコンクリ
ート打ちして構築する方法である。しかし、この従来方
法では、まず型枠工事において、工数が多く、精度保持
が困難で、かつ脱型作業が煩雑となり、その上、左官工
事においても、寸法の精度保持が困難であるなど、種々
の点で多くの問題があったことは周知の事実である。
その下方の傾斜スラブとを、現場にて一体的にコンクリ
ート打ちして構築する方法である。しかし、この従来方
法では、まず型枠工事において、工数が多く、精度保持
が困難で、かつ脱型作業が煩雑となり、その上、左官工
事においても、寸法の精度保持が困難であるなど、種々
の点で多くの問題があったことは周知の事実である。
そこで、このような従来欠点を除去するため、近年、階
段部分と傾斜スラブとを一体的にPC版化する方法や、
階段部分と傾斜スラブとを別々にPC版化するなどの方
法が試みられている。
段部分と傾斜スラブとを一体的にPC版化する方法や、
階段部分と傾斜スラブとを別々にPC版化するなどの方
法が試みられている。
しかしながら、このような方法でも未だ満足できるもの
ではなく、例えば、20版がかなり大型となるため、2
0版用の型枠を相当堅固にしなければならず、型枠を製
作するためのコストが高くなる欠点があった。殊に、階
段はその使用場所によって寸法が異なる場合が多く、そ
のため、高いコストで堅固な型枠を製作しなければなら
ない割に、製作するPC版の数が限られ、結局、コスト
高になる欠点があった。しかも、PC版が大型で重いた
め、狭い階段スペースでの据付は作業が困難で作業性が
悪いばかりか、大型の揚重機を必要とし、かつ、pc版
化した階段と躯体との連結がむずかしいなど、種々の欠
点があった。
ではなく、例えば、20版がかなり大型となるため、2
0版用の型枠を相当堅固にしなければならず、型枠を製
作するためのコストが高くなる欠点があった。殊に、階
段はその使用場所によって寸法が異なる場合が多く、そ
のため、高いコストで堅固な型枠を製作しなければなら
ない割に、製作するPC版の数が限られ、結局、コスト
高になる欠点があった。しかも、PC版が大型で重いた
め、狭い階段スペースでの据付は作業が困難で作業性が
悪いばかりか、大型の揚重機を必要とし、かつ、pc版
化した階段と躯体との連結がむずかしいなど、種々の欠
点があった。
本発明は、このような従来欠点を一掃し、比較的簡単な
型枠で階段のpc版を安く製作し得るとともに、据付は
作業や躯体との連結も容易に行うことのできる階段の構
築方法を提供しようとするものである。
型枠で階段のpc版を安く製作し得るとともに、据付は
作業や躯体との連結も容易に行うことのできる階段の構
築方法を提供しようとするものである。
この目的を達成するため、本発明による階段の構築方法
は、蹴込と踏面とをあらかじめ製作し、これら蹴込と踏
面とを傾斜した場所打スラブに沿って下方から上方へと
順次積み上げながら、これら蹴込や踏面の裏面と前記傾
斜スラブとの間にモルタルを充填して構築することを特
徴とする。
は、蹴込と踏面とをあらかじめ製作し、これら蹴込と踏
面とを傾斜した場所打スラブに沿って下方から上方へと
順次積み上げながら、これら蹴込や踏面の裏面と前記傾
斜スラブとの間にモルタルを充填して構築することを特
徴とする。
このように、蹴込と踏面をPC版化し、その裏面と場所
打傾斜スラブとの間にモルタルを充填するものであるか
ら、充填したモルタルを介して荷重を傾斜スラブに伝え
ることができ、それによって、pc版化すべき蹴込や踏
面を相当薄くして軽量にすることができるとともに、2
0版用の型枠を簡便なものにすることができる。
打傾斜スラブとの間にモルタルを充填するものであるか
ら、充填したモルタルを介して荷重を傾斜スラブに伝え
ることができ、それによって、pc版化すべき蹴込や踏
面を相当薄くして軽量にすることができるとともに、2
0版用の型枠を簡便なものにすることができる。
したがって、階段のpc版を安価に製作することができ
、かつ、その据付は作業も、大型の揚重機を必要とする
ことなく簡単に、しかも、躯体との連結を容易に行うこ
とができる。
、かつ、その据付は作業も、大型の揚重機を必要とする
ことなく簡単に、しかも、躯体との連結を容易に行うこ
とができる。
本発明方法の実施例を図面に基づいて説明すると、第2
図(イ)に示すように、断面はぼL字型の型枠(1)の
角部にアンカー(2a)付きのノンスリップ(2)を載
置し、(ロ)に示すように、型枠(1)の内面に表層カ
ラーモルタル(3)を吹付けて、(ハ)に示すように、
その上からモルタル(4a)を10+n程度の厚みで塗
布する。その後、第2図(ニ)に示すように、耐アルカ
リガラス繊維からなる10n+角程度のメソシュ(5)
を敷込み、(ネ)に示すように、その上からさらに10
iu+程度の厚みでモルタル(4b)を塗布するととも
に、(へ)に示すように、亜鉛鍍鉄製の固定用鉄線(6
)を巻付けたアンカー鉄筋(7)をモルタル(4b)内
に埋設して養生し、第1図に示すように、一対の蹴込(
8)と踏面(9)とからなる階段ユニット(1o)をあ
らかじめ製作する。このようにして20版化された階段
ユニット (10)を、第3図に示すように、場所打傾
斜スラブ(11)に沿って下方から積み上げ、固定用鉄
線(6)を傾斜スラブ(11)側の挿動(12)に巻付
けて固定するとともに、この階段ユニット(10)の裏
面と傾斜スラブ(11)との間にモルタル(13)を充
填し、この作業を順次上方へ繰り返しながら階段を構築
するのである。
図(イ)に示すように、断面はぼL字型の型枠(1)の
角部にアンカー(2a)付きのノンスリップ(2)を載
置し、(ロ)に示すように、型枠(1)の内面に表層カ
ラーモルタル(3)を吹付けて、(ハ)に示すように、
その上からモルタル(4a)を10+n程度の厚みで塗
布する。その後、第2図(ニ)に示すように、耐アルカ
リガラス繊維からなる10n+角程度のメソシュ(5)
を敷込み、(ネ)に示すように、その上からさらに10
iu+程度の厚みでモルタル(4b)を塗布するととも
に、(へ)に示すように、亜鉛鍍鉄製の固定用鉄線(6
)を巻付けたアンカー鉄筋(7)をモルタル(4b)内
に埋設して養生し、第1図に示すように、一対の蹴込(
8)と踏面(9)とからなる階段ユニット(1o)をあ
らかじめ製作する。このようにして20版化された階段
ユニット (10)を、第3図に示すように、場所打傾
斜スラブ(11)に沿って下方から積み上げ、固定用鉄
線(6)を傾斜スラブ(11)側の挿動(12)に巻付
けて固定するとともに、この階段ユニット(10)の裏
面と傾斜スラブ(11)との間にモルタル(13)を充
填し、この作業を順次上方へ繰り返しながら階段を構築
するのである。
このように、階段ユニット(10)と傾斜スラブ(11
)トの間にモルタル(13)を充填して、このモルタル
(13)を介して階段ユニット(10)に作用する荷重
を傾斜スラブ(11)に伝えるものであるから、階段ユ
ニット(10)そのものを相当薄くすることができ、特
に、耐アルカリガラス繊維のメツシュ(5)を敷込む場
合には、一層薄くシて軽量化することができる。したが
って、階段ユニット (10)を製作するための型枠(
1)も簡便で低コストのものですみ、かつ、階段ユニッ
ト(10)も−人の作業員で運搬することができ、例え
狭い階段スペースにおいても、その据付は作業や躯体と
の連結作業などを容易に行うことができる。
)トの間にモルタル(13)を充填して、このモルタル
(13)を介して階段ユニット(10)に作用する荷重
を傾斜スラブ(11)に伝えるものであるから、階段ユ
ニット(10)そのものを相当薄くすることができ、特
に、耐アルカリガラス繊維のメツシュ(5)を敷込む場
合には、一層薄くシて軽量化することができる。したが
って、階段ユニット (10)を製作するための型枠(
1)も簡便で低コストのものですみ、かつ、階段ユニッ
ト(10)も−人の作業員で運搬することができ、例え
狭い階段スペースにおいても、その据付は作業や躯体と
の連結作業などを容易に行うことができる。
なお、階段ユニット(10)は、第1図に示すように、
蹴込(8)とこの蹴込(8)の上端から踏面(9)を連
設した形状にしてもよいし、逆に、第4図に示すように
、蹴込(8)とこの蹴込(8)の下端から踏面(9)を
連設した形状にして実施してもよい。ただし、第1図に
示す形状にすれば、階段ユニット(10)どうしの連結
箇所が目に見えにくいところから、より実用的である。
蹴込(8)とこの蹴込(8)の上端から踏面(9)を連
設した形状にしてもよいし、逆に、第4図に示すように
、蹴込(8)とこの蹴込(8)の下端から踏面(9)を
連設した形状にして実施してもよい。ただし、第1図に
示す形状にすれば、階段ユニット(10)どうしの連結
箇所が目に見えにくいところから、より実用的である。
なお、これまで述べた実施例においては、蹴込(8)と
踏面(9)とを一対ずつ一体化した階段ユニッl−(1
0)をあらかじめ製作するものを示したが、これら蹴込
(8)と踏面(9)とは、必ずしも一体化して製作する
必要はない。つまり、蹴込(8)と踏面(9)とを別々
に製作し、これら蹴込(8)と踏面(9)とを、現場に
て順次積み上げながら階段を構築することもできる。
踏面(9)とを一対ずつ一体化した階段ユニッl−(1
0)をあらかじめ製作するものを示したが、これら蹴込
(8)と踏面(9)とは、必ずしも一体化して製作する
必要はない。つまり、蹴込(8)と踏面(9)とを別々
に製作し、これら蹴込(8)と踏面(9)とを、現場に
て順次積み上げながら階段を構築することもできる。
図面は本発明に係る階段の構築方法の実施例を示し、第
1図は階段ユニットの断面図、第2図(イ)〜(へ)は
階段ユニットの製作工程を示す断面図、第3図は階段構
築時の手順を示す断面図、第4図は階段ユニットの変形
例を示す断面図である。 (8)・・・・・・蹴込、(9)・・・・・・踏面、(
10)・・・・・・階段ユニット、(11)・・・・・
・場所打傾斜スラブ、(13)・・・・・・モルタル。
1図は階段ユニットの断面図、第2図(イ)〜(へ)は
階段ユニットの製作工程を示す断面図、第3図は階段構
築時の手順を示す断面図、第4図は階段ユニットの変形
例を示す断面図である。 (8)・・・・・・蹴込、(9)・・・・・・踏面、(
10)・・・・・・階段ユニット、(11)・・・・・
・場所打傾斜スラブ、(13)・・・・・・モルタル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]蹴込(8)と踏面(9)とをあらかじめ製作し、
これら蹴込(8)と踏面(9)とを傾斜した場所打スラ
ブ(11)に沿って下方から上方へと順次積上げながら
、これら蹴込(8)や踏面(9)の裏面と前記傾斜スラ
ブ(11)との間にモルタル(13)を充填して構築す
る階段の構築方法。 [2]前記蹴込(8)と踏面(9)とが、一対ずつ一体
化されて階段ユニット(10)に形成されている特許請
求の範囲第1項に記載の階段の構築方法。 [3]前記階段ユニット(10)が、蹴込(8)と蹴込
(8)の上端から連設された踏面(9)とからなる特許
請求の範囲第2項に記載の階段の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010077A JPS61169563A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 階段ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010077A JPS61169563A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 階段ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61169563A true JPS61169563A (ja) | 1986-07-31 |
JPH0414224B2 JPH0414224B2 (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=11740290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60010077A Granted JPS61169563A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 階段ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61169563A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147966A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-24 | Sekisui Chem Co Ltd | コンクリート踏板とその成形方法 |
JPH0366334U (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-27 | ||
JPH0455553A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-24 | Tsutomu Honma | 段の施工方法 |
JPH0439228U (ja) * | 1990-08-01 | 1992-04-02 | ||
JPH0510010A (ja) * | 1991-06-13 | 1993-01-19 | Noriko Kubota | 本石一体l型階段ブロツク |
JPH05106319A (ja) * | 1991-10-16 | 1993-04-27 | Kajima Corp | ハーフpc板を使用する階段の構築法 |
JP2007190657A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Asahi Glass Co Ltd | 板状体の研磨方法及びその装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850248A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-24 | 有限会社三栄産業 | 階段ブロツク |
-
1985
- 1985-01-22 JP JP60010077A patent/JPS61169563A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850248A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-24 | 有限会社三栄産業 | 階段ブロツク |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147966A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-24 | Sekisui Chem Co Ltd | コンクリート踏板とその成形方法 |
JPH0366334U (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-27 | ||
JPH0455553A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-24 | Tsutomu Honma | 段の施工方法 |
JPH0439228U (ja) * | 1990-08-01 | 1992-04-02 | ||
JPH0510010A (ja) * | 1991-06-13 | 1993-01-19 | Noriko Kubota | 本石一体l型階段ブロツク |
JPH05106319A (ja) * | 1991-10-16 | 1993-04-27 | Kajima Corp | ハーフpc板を使用する階段の構築法 |
JP2007190657A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Asahi Glass Co Ltd | 板状体の研磨方法及びその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0414224B2 (ja) | 1992-03-12 |
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