JPS611692A - ミルベマイシン誘導体、その製法、および有害生物防除剤組成物 - Google Patents

ミルベマイシン誘導体、その製法、および有害生物防除剤組成物

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JPS611692A
JPS611692A JP60122852A JP12285285A JPS611692A JP S611692 A JPS611692 A JP S611692A JP 60122852 A JP60122852 A JP 60122852A JP 12285285 A JP12285285 A JP 12285285A JP S611692 A JPS611692 A JP S611692A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07H19/01Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
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    • A01N43/90Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having two or more relevant hetero rings, condensed among themselves or with a common carbocyclic ring system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、後記式(1)で表わされるミルベマイシン誘
導体、該誘導体の製法、および該誘導体を別のミルベマ
イシン誘導体を得るための中間体として使用することに
関する。更に本発明は新規化合物を有害生物を防除する
ために使用ブることおよび活性成分として式ので表わさ
れる化合物を含有する。有害生物防除剤(pejtie
lde)組成物に関する。
詳細に框、本発明は式 (式中、R1は置換されていないかオたはハロゲン原子
、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から成る群から選択
される置換基1個以上によって置換された直鎖または分
子鎖のアルキル基またはアルコキシ基であるか、または
置換されていないかまたはアルコキシ基によって置換さ
れだアルケニル基・アルケニルオキシ基、アルキニル基
またはアルキニルオキシ基であるか、または置換されて
いないかまたは芳香族環でハロゲン原子、アルキル基お
よびアルコキシ基から成る群から選択される置換基1個
以上によって置換されたフェニル基、フェノキシ基また
はベンジル基であるか、または炭素原子を介して結合さ
れ、かつ置換されていないかまたは前記フェニル基に関
して挙げた置換基によって置換されたピリジル基、げリ
ジルアルキル基またはピリジルオキシ基であるか、また
は2.2−ジメチル−1,3−ジオキソラニルメトキシ
基、フルフリル基、フルフリルオキシ基、テトラヒドロ
ンルフリル基、テトラヒドロフルフリルオキシ基、ノヒ
ドロビラン基またはテトラヒドロピラン基であるかまた
はジヒドロビランメチル基またはテトラヒドロピランメ
チル基、ソヒドロビランメトキシ基またはテトラヒドロ
ビランメトキシ基であるか、または塩素原子または臭素
原子であり、そしてR2はメチル基、エチル基またはイ
ンプロピル基でおる)で表わされるミルベマイシン誘導
体に関する。
前記置換基の定義におけるハロゲン原子は、フッ素原子
、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。ハロゲ
ン置換炭化水素基は好ましくはハロゲン原子1〜5個を
有していることができる。
直接または酸素原子を介して結合されたアルキル基、ア
ルケニル基またはアルキニル基は炭素原子18個までを
含み、そして低級脂肪族基は炭素原子6個までを含む。
きわめて好ましくはアルキル基、アルケニル基またはア
ルキニル基は炭素原子8個までを含み。
かつ低級脂肪族基は炭素原子4個までを含む。
前記の炭素原子の数によシ、アルキル基それ自体または
アルコキシ基の一部分としてのアルキル基は、例えば次
の短鎖長の基の群から選択される。
すなわちメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基、ヘキシル基、ヘノチル基、オクチル基等お
よびこれらの異性体、例えばインプロピル基、イソブチ
ル基、8−ブチル基、t−ブチル基、インペンチル基等
である。
ハロゲン化アルキル基(アルコキシ基の一部分のものも
含めて)の例は、CH2Cl 、 CHCl2゜CHF
2. CH2F 、 CCl3. C1(2Br 、 
CI(2CF3 。
CF2CH2F 、 CI(、、CH2Br 、 CF
5 、 CH2−CC2,、−0F3゜CH3I−CH
3等である。
本明細書において「アルケニル(基)」トは・1不飽和
または多不飽和の炭化水素基、例えば1−ノロベニル基
、アリル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブ
テニル基、ブタジェニル基、ヘンタジエニル基等、およ
び特に次の炭化水素基、すなわちCI5−(CH2)、
−CH=CH−(CH2)8−(シス−9−オクタデセ
ニル)基、CI(3−(CH2)4−CH=CH−C)
I2−CH=CH−(CT(2)8−基、C)13(C
H2−CI(=CH) 3(CH2) 8−基であり、
これらは直接または酸素を介して結合されている。
置換されたフェニル基またはピリジル基は有利にフッ素
原子、塩素原子、メチル基およびメトキシ基から選択さ
れる置換基1個以上を含有するものである。
好ましい化合物としては、R1がC1〜4アルキル基で
ある式(I)で表わされる化合物が含まれる。これらの
化合物の中でも、R1がメチル基またはエチル基である
化合物が好ましい。
R1が塩素原子または臭素原子である化合物も好ましい
他の好ましい化合物としては、R1がエーテル基である
式(1)の化合物が含まれる。これらの化合物の中でも
、R4が置換されていないかまたはハロゲン化されてい
るC1〜4アルコキシ基であるもの、同様にR1が02
〜6ヒドロキシアルコキシ基であるものが好ましい。式
(I)の化合物は、動物および植物の有害生物(動物の
外部寄生虫および内部寄生虫を含む)を防除するのに適
しておシ、しかも同時に、他のミルベマイシン誘導体を
得るだめの有用な中間体である。
ミルベマイシンハ、特定のストレゾトマイシス(5tr
e、ptomyces)種から形成される、式(式中、
R2はメチル基、エチル基またはイソゾロビル基である
)で表わされるマクロリド(macrolidss )
である。これについては、米国特許第3,950,36
0号明細書〔ミルベマイシンA3(R2=メチル)とミ
ルベマイシンA4(R2=エチル゛)が記載されている
〕および米国特許第4.346,171号明細書〔ミル
ベマイシンD(R2;イソプロピル)が記載されている
〕を参照されたい。
式(1)で表わされるミルベマイシン誘導体は式(式中
R2はメチル基、エチル基またはイソゾロビル基であシ
、そしてXは塩素原子または臭素原子である)で表わさ
れる化合物から、5位と7位の第2および第30H基を
保護しないで、29位においてエーテル化またはアルキ
ル化することによって得ることができる。14.29位
の二重結合は、14.15位に変位する。ミルベマイシ
ン誘導体は一般に塩基に敏感であ勺、しかも2位でエピ
マー化する傾向がある。
本発明によれば、式(1)で表わされる化合物は次のよ
うにして製造される・ (a)  R、が炭素原子を介して結合している基であ
る式(1)で表わされる化合物を得るためには、式(I
I)で表わされる化合物と、導入したい基R4を含有す
る有機銅酸塩とを、温度−70〜O℃で、好ましくは−
60〜−20℃で、不活性ガス雰囲気中で反応させるか
、または (b)  R,が酸素原子を介して結合した基である式
(1)で表わされる化合物を得るためには、式(II)
で表わされる化合物と、相応するアルコールR1−OH
とをケー二yヒスークノール(Koeni’gs −K
norr )合成の方法で、縮合剤としての銀塩の存在
下で温度−20〜+40℃好ましくは一5〜+25℃で
、光排除下に、または縮合剤としてのトリフルオロメタ
ンスルホン酸鋼(1)の存在下で前記と同じ温度範囲で
反応させるか、または(c) 、R1が塩素原子または
臭素原子である式(1)で表わされる化合物を得るため
には、式(II)で表わされる化合物をCL0イオンま
たはBrθイオンの存在下で銀塩触媒で処理する。
方法(a):有機銅酸塩はハロゲン化アリルとの結合で
、オシマ等[: K、Oshim6等、「ビヤ−ナル・
オプ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイアティー(J
、Am、Chem、5oc−) J 95 、7927
(1973年)〕によって観察された反応過程の態様で
反応して、化合物ω)に29位で作用して、15位のハ
ライドを分離し、そして二重結合を14.15位に移す
。有機鋼酸塩としては原則的にこの型のすべての公知物
質を使用することができ〔ジー・エイチ・ポスナー(G
、H,Po5ner )、「サツスチテユーション・リ
アクションズ・ユージング・オルガノコツバー・リージ
ェンツ(5ubstitutionReactions
 uaing organoeopper reag@
nta)jオルガニック・リアクションズ(Organ
icReactions )、Vol、22−253〜
400(1975年)〕、例えばR1−Cu l R1
−Cu−配位子(配位子は反応に参加しない基、例えば
ホスフィン、スルフィドまたはこれらの酸化生成物を表
わす)、または第2金属原子例えばPb 、 Zn 。
Hg t Mg + B * AtLかし特にLlを含
む有機銅物質、例えば(R1) 2CuLi型および好
ましくは(R1)2Cu(CN)Li2型の有機リチウ
ム銅酸塩を使用することができる。
好適な溶剤は、不活性溶剤例えばエーテル性化合物、例
えばテトロヒドロンラン、ジオキサン、ジアルキルエー
テル、または炭化水素、または両方の型の混合物である
窒素ガスまたは希ガス、例えばアルゴンを不活性ガスと
して使用することができる。
方法(b) : 29位でエーテル化された誘導体を与
える式(II)のハロゲン化アリルのアルコーリシスは
、アルコール成分R−OHを単独で用いた場合には反応
混合物の還流温度でさえもきわめて緩慢にしか進行しな
い。他方、反応速度は、反応を縮合剤としての銀塩1例
えばAg2O、Ag2Co6またはCF、−COOAg
の存在下で実施すると大幅に改善される。反応は、新し
く蒸留したAg2Oの存在下で満足な程度で進行する。
好ましい銀塩はトリフルオロメタンスルホン酸銀(CF
3So3Ag )であシ、その存在下でエーテル化は低
温(室温以下)で迅速に進行する。また他の金属のトリ
フルオロメタンスルホネート、例えばCu(I )CF
3SO5−c−アB、。
れはベンゼン錯体としてエーテル化を、アリル転位とと
もに所望の様式で、低温で促進させる。好適な溶剤は被
エーテル化アルコールであ〕、更にエーテルおよびエー
テル性化合物(ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメ
トキシエタン)、ケトン例えばアセトンまたはメチルエ
チルケトン、炭化水素例エバ石油エーテル、ベンゼン、
トルエンまたはハロゲン化炭化水素例えばクロルベンゼ
ンまたはジクロルメタン、ま九は前記溶剤の混合瞼であ
る。
方法(C):銀塩触媒およびCt0イオンおよびBre
イオンの存在下で、式(It)のアリルハライド誘導体
は、R4が塩素原子または臭素原子である式CI)の化
合物を形成する。この反応はエーテル化反応(b)の過
程で同時に起り得る。反応生成物は物理化学的方法で例
えばカラムクロマトグラフィーまたは層クロマトグラフ
ィーによって互いに分離しなければならない。好適な溶
剤は前記(b)で挙げたものである。゛ ミルベマイシンD(R2=イングロビル) 2.23.
9(4ミリモル)を、室温で、分析学的に純粋なジクロ
ルメタン100dに溶かし、そしてこの溶液に蒸留水1
0ゴ中のCa(OCA)2 (約70 % > 820
111&(8ミIJモル)の溶液を添加する。得られた
懸濁液に、十分に攪拌しながら、固体のCO2の小片を
時々加えて、次亜塩素酸を遊離する。次亜塩素酸は全部
で化学量論的必要量の約3倍になる。反応は2−L〜3
時間後に完了する。相を分離し、有様相なNa2SO4
上で乾かし、濾過し、濃縮するとΔ29114−15H
−15−クロロミルベマイシンD(R2−イソプロピル
)2.3II(理論量の85チ)が得られる、融点13
7〜140℃(分解)。
式(II)の相当するミルベマイシンA5誘導体(R2
−メチル)は同様罠して製造することができる。
分子量563.13.質量スペクトルrrv’e :5
62(M+) 。
434.312,181,151゜ 同様にして式(II)の相当するミルベマイシンAJ導
体(R2=エチル)が得ることができる。分子量577
.16.質量スペクトルm/e : 576 (M +
)+448.312,197,167.151゜式(1
)の化合物は、これらのΔ29,14−15 H’−1
5−クロロミルベマイシンから次の実施例に記載の方法
によって製造することができる。
製造例1 29−n−ブチルミルベマイシンD(化合物1.5)乾
燥条件下およびアルゴン雰囲気中でCuCN269■(
3,0ミリモル)を反応器に装入し、次すでテトラヒド
ロフラン3mI!を少量ずつ添加する。
攪拌しながら、懸濁液を一80℃に冷却し、そしてヘキ
サン2d中のn−ブチルリチウム3.75d(6,0ミ
IJモル)を少量ずつ添加する。反応混合物を少時間加
熱して0℃にし、澄明な溶液を得、これを急激に再び−
50〜−60℃に冷却する。
次いでテトラヒドロフラン6d中のΔ29 + 14−
 i 5H−15−クロロミルベマイシンDの591 
献1.0ミリモル)の溶液を滴加し、ここでマクロリド
が、今や溶液中に存在する(nc4u、) 2cu(C
N)Li 2と反応する。赤色溶液が一時的に10分間
にわたって形成され、これを−50℃で11時間攪拌し
、次いで濃NH4OH中のNH2Clの飽和9:1溶液
5rxlを加える。混合物をジエチルエーテル各5rI
tlで3度抽出し、−緒にしたエーテル相を硫蒙ナトリ
ウム上で乾かし、炉遇し、蒸発して濃縮する。粗生成物
をフラッシュおよび厚層クロマトグラフィー(溶111
1剤ニジクロルメタン/メタノールの20:l混合物)
によって精製して、無定形化合物1.5の98■(理論
の16%)が得られる。分子量612.85゜質量スペ
クトルm/e : 612 (M+) e484.46
6.412,370,334,304゜製造例2 2−メチルミルベマイシンD(化合物1.1)乾燥条件
下およびアルがン雰囲気中でCuCN269+11p(
3,01モル)を反応器に装入し、次いでテトラヒドロ
フラン3mJを滴加する。攪拌しつつ、懸濁液を一80
℃に冷却し、ジエチルエーテル2d中のメチルリチウム
132d(6,0ミリモル)を少量ずつ加える。反応混
合物を少時間θ℃に加熱して透明な溶液を得、これを急
激に再び−50〜−60℃に冷却する。次いでテトラヒ
ドロフラン6yILl中のΔ29・”−15H−15−
クロロミルベマイシンD591!(1,0ミリモル)の
溶液を少量ずつ加え、こうしてマクロリドが、今や溶液
中に存在する(OH,)2Cu(ON)Li2と反応す
る。
赤色の溶液が一時的に10分間にわたって形成され、1
百時間−50℃で攪拌し、次いで濃NH4OH中のNH
4C2の飽和9:1溶液5dを加える。混合物をジエチ
ルエーテル各5ゴで3度抽出し、−緒にしたエーテル相
を硫酸ナトリウム上で乾かし、濾過し、蒸発濃縮する。
残分をフラッシュクロマトグラフィー(溶離剤ニジクロ
ルメタン/メタノールの20=1混合物)によって精製
して無定形化合物1.1の1001v(理論量の17チ
)を得る。分子量570.77゜質量スペクトルm/e
 : 57旦(M+)、442,273゜209.18
1,151゜ 同様にして次表1に挙げた化合物が製造される。
以下余白 製造例3 29−メトキシミルベマイシンD(化合物2.3)29
−クロロミルベマイシンD(化合物3.3)光の排除下
に、Δ29・14−15H−15−クロロミルベマイシ
ン0890m9(1,505ミリモル)およびトリフル
オロメタンスルホン酸銀(銀トリフレー) )425m
g(1,656ミリモル)をメタノール50dに溶かし
、溶液を室温で15時間攪拌する。
涙過後、反応溶液を急激に30℃で真空中で蒸発濃縮し
、かつ残分をジエチルエーテルに吸収する。
エーテル性溶液をNaC4飽和溶液で3度およびNa 
HCOs飽和溶液で3度洗い、硫酸す) IJウム上で
乾かし、沖過し、そして蒸発濃縮する。粗生成物をフラ
ッシュクロマトグラフィー(溶離剤ニジクロルメタン/
メタノール100:0.5混合物)および厚層クロマト
グラフィー(溶離剤ニジクロルメタン/ジエチルエーテ
ルの1;1混合物)により精製して2つの無定形の主要
生成物を得る。
(a)29−メトキシミルベマイシンD911!9(理
論量の10%)。分子量586.77゜質量スペクトル
m/e :586(M+)、458.440.181.
151 ; (b)29−りoロミ/l/ ヘ”’1イシンD192
In9(理論量の21チ)。分子量591.18゜質量
スペクトルm/e : 590 (M+−)、462.
293.209.181.151゜ 製造例4 29− (2’ 、 2’ 、 2’ −)リフルロハ
エトキシ)ミルベマイシンD(化合物2.27) 光の排除下にΔ””’ −1514−15−クロロミル
ベマイシンD591〜(1,0ミIJモル)オヨび銀ト
リフレート283m9(1,1ミリモル)を室温で2時
間攪拌する。得られた暗溶液に、NaHCO3飽和溶液
1飽和溶液1エ る。振盪後、相を分離する。有機相をNaCt飽和溶液
で1度洗い、厚層クロマトグラフィー(2mのプレート
;ジクロルメタン/メタノールの20=1混合物で溶離
)によ)精製して2 9 − ( 2’ 、 2’ 。
2’−) IJフルオロエトキシ)ミルベマイシンD8
8m9(理論量の14チ)を得る。分子量654.78
質量スペクトルm/e : 654 (M+)、590
.526.462.209.181.151゜表2の化
合物および表3の化合物(29−710ミ/lzペマイ
シン)は、銀塩の存在下で、相応するアルコール性また
はフェノール性化合物を用いて例3および例4に記載の
方法によって得られる。
飄下余白 式(Dの化合物は以下に挙げる有害生物にきわめて効果
的である。ダニ目(Aearina)、特にマダニ科(
Ixodidae) 、サシダニ科(Darmanys
sidae )、ヒダンダニ科(Sarcoptlda
e)、キュラセンヒゼンダニ科(Psoroptlda
e) :ハジラミ目(Mailo−phaga)、ノミ
目(Siphonoptera) 、シラミ目(Ano
plura) (例えば、ブタジラミ科(Haema−
toplnidas)〕:並びに双翅目(Diptsr
a) 、特ニイエバエ科(Muselda@)、オオク
ロパ工科(Call 1phoridae)、ヒツジバ
エ科(Oest*rridae)、アブ科(Taban
ldae) 、、シラミバエ科()Iippoboac
ida@)及びウマバエ科(Gastrophilid
ae)の有害生物。
式(1)の化合物は、衛生上の有害生物、特には双翅目
〔ニクパ:c (8arcoph1gldae) 、7
ノフイリダエ科(Anophi 1ldae)、及び食
料(Culieidas)):直翅目(Orthopt
era) (例えば、ゴキブリ科(Blattldae
) )、並びに膜翅目(Hyme no p te r
a )〔例えば、アリ科(Formicidas) )
のものに対しても使用することができる。
式(1)の化合物は、植物の寄生虫である昆虫及びダニ
に対する持続作用も有している。ダニ目のクモダニの防
除に使用する場合には、前記化合物はハダニ科(Tet
ranychidae’) (テトラニチャス(Tet
ranychua)種及び74ノニチヤス(Panon
ychus)棟、〕の卵、幼虫及び成虫に対しても有効
である。前記化合物は、同翅亜目(Homo −pte
ra )の吸液性虫、特にアリマキ科(Aphidl−
dae )、ウンカ科(Dslphacidae )、
ヒメヨコパエ科(C1cadellidae) 、キジ
ラミ科(Payl 11da@)、ロシダエ科(Loe
cidae) sマルカイがラムシ科(Dia@pld
ldae)、フシダニ科(Eriophyidae)〔
例えに、柑橘類植物上のサビダニ’(ru st ml
 te ))の虫1半翅目(Hem1ptera)、膜
翅目(Heteroptsra)、及び膜翅目(Thy
sanoptera)の虫;鱗翅目(Lepidopt
era)、鞘翅目(Coleoptera)、双翅目(
Dlptera)及び直翅目(Orthoptera)
の植物有害生物に対しても優れた活性を有している。
式(1)の化合物は、土壌中の生物に対して、土壌有害
生物防除剤として、使用するのにも適しているO 従って、式(1)の化合物は、作物例えば穀類、綿、稲
、トウモロコシ、大豆、じゃがいも、野菜、果物、タバ
コ、ホップ、柑橘類、アボガド等における、すべての発
育数階の吸液性虫及び食性虫に対して有効である。
式(夏)の化合物は、メロイドシネ種(M@L o t
dogyns )、ヘテロデラ′Ia(l(@t@ro
d@ra) %プツチレンチヤス91 (PratyL
enchus)、ジチレンテヤス種(Dityl@ne
hus) 、ラドル/#アス種(Radolphum)
 。
9779147種(Rhlzoglyphus)  等
の植物線虫に対しても有効でおる。
更に、式(I)の化合物は、腸内寄生虫に対しても作用
する。腸内寄生虫の中において、内部寄生性−東は、哺
乳類及び鳥類、例えば、ヒツジ、ブタ、ヤギ、ウシ、ウ
マ、ロバ、イヌ、ネコ、モルモット、かごに飼う鳥にお
いて大きな病気の原因となシ得る。この性向を有する代
表的な線虫は、捻転青虫(Haemoncbus) 、
毛様線虫(Trlcho@trongylus)、オス
テルタギア(Ostertagia)、ネマトジラス(
Nematodlrus)、コオペリア(Cooper
ia)、カイチュウ(Asearis) 、プノストム
ム(Bunostomum)、オエスファゴストムム(
Oesphagos tomum ) sキャペルティ
ア(Chabertia)、鞭虫(Trichuris
)、円虫(Strongylus) s )リコネ? 
(Tr ichonama )、ジクチオカウルス(D
ictyocaulus)、毛細線虫(Cappill
aria )、カイチュウ(Hsterakl s)、
犬カイチュウ(Toxoeara)、アスカリジア(A
scaridia)、ウマギョウチュウ(Oxyuri
s)、ズビニ鉤虫(Ancylostoma) 、極東
鉤虫(Uncinaria)、トキサスカリス(Tox
ascarig)及び馬カイチュウ(Parascar
is)である。
ネマトゾラス、コオペリア及びオエスファゴストムムの
各属のある種のものは宿主動物の腸管を攻撃し、一方、
捻転青虫及びオステルタギアの種は胃の中に寄生し、そ
してジクチオコウラス(Di etyocaulus)
の種は肺組織中に寄生する。糸状史料(Fl 1arl
 1daa)及びセタリイダ工科(Setarilda
e)の寄生虫は、内部細胞組織及び内部器官、例えば、
心臓、血管、リン・ぐ管、並びに皮下組織中に見出され
る。式(I)の化合物はこれらの寄生虫に対しても有効
である。
式(I)の化合物は、ヒトの病原性寄生虫の防除にも適
している。前記の寄生虫の虫では、消化管中に現われる
典型的代表例として、ズビニ鉤虫(AncyloIIt
oma ) 、ネカトル(Necator) 、  カ
イチュウ(Ascaris) 、円虫(Strongy
loide@)、トリキネラ(Trlchlnellm
)、毛細線虫(Capillaria) 、鞭虫(Tr
fchurlg)及びエンテロビウス(Entsrob
iu@)の各種の寄生虫を挙げることができる。本発明
の化合物は、血液、組織及び各種器官中に現われる糸状
史料のプケラリγ属(Wucheraria)の種、プ
ルギア属(Brugla)の種、オンコセルカ属(On
ehoeerca)の種及びロア属(Loa)の種の寄
生虫に対して、並びに、特に外膜(exointest
inal )管に感染する円虫(Strongy−1o
1des)の種及びトリキネラ(Trlchlnsll
m)の種の寄生虫及びドラクンクルス属(Dracun
culua)に対しても有効である。
式(1)の化合物は、変形しない形で、又は好ましくは
調合物の業界で通常使用する補助剤(又は、アジュバン
ト)と共に使用する。従って、公知の方法で、乳濁性濃
縮物、直接スプレー可能な又は希釈可能な溶液、希釈乳
濁剤、湿潤性粉末、可溶性粉末、ダスト、顆粒、及び例
えばポリマー物質中のカプセルに調合する。組成物の性
質によシ、目的とする対象及び全般的状況に従い、適用
方法例えばスゲレーイング、アトマイソング、ダスティ
ング、スキャタリング又−は注入を選択する。
式(I)の化合物は、温血動物に対しては体重当夛0、
O1〜50 m9Aの適用比で投与し、そして封鎖され
た作物領域、食料品貯蔵所、家畜貯蔵建造物又は他の建
造物に対しては1ヘクタール当シ10〜1oooyの量
で寿える。
式(1)の化合物(活性成分)を含有する調合物すなわ
ち組成物又は配合物は、公知の方法、例えば、活性成分
とエキステンダー例えば溶媒、固体キャリア、そしであ
る場合には表面活性化合物(界面活性剤)とを均一に混
合及び(又は)粉砕するととによって調製する。 、 適当な溶媒は、芳香族炭化水素、好ましくは炭素原子8
〜12個を含む分画例えばキシレン混合物又は置換され
ているナフタリン、フタル酸エステル例えばフタル酸ジ
プチル若しくはフタル酸ジオクチル、脂肪族炭化水素例
えばシクロヘキサン又ut45フィン、アルコフル及び
グリコール及びソレラのエーテル及びエステル例えばエ
タノール、エチレングリコールモノメチル若しくはモノ
エチルエーテル、ケトン例えばシ20ヘキサノン、強プ
ロトン性溶媒□例えばN−メチル−2−ピロリドン、ジ
メチルスルホキシド若しくはジメチルホルムアミド、更
には植物油又はエポキシド化された植物油例えばエポキ
シド化されたココナツ油若しくは大豆油、又は水である
例えばダスト及び分散性粉末用に使用する固体キャリア
は、通常の天然の無機充填剤例えば方解石(又は、カル
サイト)、タルカム、カオリン、モンモリロン石又はア
タ/臂ルガイトである。物性を改善するためK、高分散
された珪酸又は高分散された吸着剤Iリマーを加えるこ
ともできる。適。
当な顆粒化された吸着性キャリアは多孔質形のもの、例
えば軽石、破砕レンガ、セビオライト又はベントナイト
であり、そして適当な非吸着性キャリアは方解石又は砂
のような材料である。更に。
多数の無機質又は有機質の前順粒化された材料。
例えば特にドロマイト又はおがくず(又は、微粉化され
た植物残留物)を使用することができる。
調合すべき式(1)の化合物の性質によシ、適当な表面
活性化合物は、良好な乳濁性、分散性及び湿潤性を有す
る非イオン性、カチオン性及び(又は)アニオン性表面
活性剤である。本明細書における「表面活性剤」は表面
活性剤の混合物も包含するものと理解されたい。
適当なアニオン性表面活性剤は、水溶柱石けん及び水溶
性合成表面活性化合物の両方であることができる。
適当な石けんは、高級脂肪酸(C1゜−C22)のアル
カリ金属塩、アルカリ土金属塩又は置換されていないか
若しくは置換されているアンモニウム塩、例えばオレイ
ン酸、ステアリン酸又は例えばココナツツ油若しくは牛
脂油から得ることのできる天然脂肪酸混合物のナトリウ
ム塩若しくはカリウム塩である。更に適当な表面活性剤
は、脂肪酸メチルタウリン塩並びに変性された及び変性
されていないホスホリピドである。
しかしながら、所−合成表面活性剤特には脂肪族スルホ
ネート、脂肪族スルフェート、スルホン化されたベンズ
イミダゾール誘導体又はアルキルアリールスルホネート
が更に頻繁に使用される。
前記の脂肪族スルホネート又はスルフェートは、通常、
アルカリ金属塩、アルカリ土金属塩又は置換されていな
いか若しくは置換されているアンモニウム塩の形でアシ
、そして、アシル基のアルキル部分を含んでいるC3−
C2□アルキル基を含んでいる。側光ば、リグノスルホ
ン酸、ドデシルスルフェート又は天然脂肪酸から得られ
る脂肪族アルコールスルフェート混合物のナトリウム塩
又はカルシウム塩である。前記化合物は、脂肪族アルコ
ール/エチレンオキシド付加物の硫酸エステル及びスル
ホン酸の塩も含む。スルホン化されたペンズイミーダゾ
ール誘導体は好ましくは炭素原子8〜22個の脂肪酸基
1個とスルホン酸基2個とを含む。アルキルアリールス
ルホネートの例としては、ドデシルペンをンスルホン酸
、ジブチルナフタリンスルホン酸、又はナフタリンスル
ホン酸/ホルムアルデヒド縮合生成物のナトリウム塩、
カルシウム塩又はトリエタノールアミン塩である。相当
するホスフェ1ト例えばp−ノニルフェノールとエチレ
ンオキシド4〜14モルとの付加物のリン酸エステルの
塩、又はホスホリピドも適している。
調合物の業界において通常使用されている表面活性剤に
ついては、[マツカチェオンズ・ディタージェンツ・ア
ンド・エマルシファイヤーズ・アニュアル(McCut
cheon’s Detergents andEmu
lsiflers Annual  ) J、エム・シ
ー出版社(MCPublishing Corp、 )
、米国ニューシャーシー州リッジウッド(1982年)
およびエイチ・スターシェ()1.5taehe ) 
rテンシト・タッシェンブッフ(Ten5id−Ta’
aehsnbuch 、) J、カール・ハンセル出版
社(Cart Hanaer Varlag ) ’、
ミュンヒエン/ウィン(1981年)に記載がある。
有害生物防除剤組成物は通常、式(Dの化合物0.01
〜95チ好ましくは0.1〜80ヂ、固体又は液体の補
助剤5〜99.99%及び表面活性剤O〜25%好まし
くは0.1〜25%を含んでいる。
・市販の製品は好ましくは濃縮物として調合されてお勺
、最終ユーザーは通常、濃度1〜10,000ppmの
希釈調合物を使用する。
従って、本発明は、更に、通常のキャリア及び(又は)
希釈剤と共に、式(1)の化合物を少なくとも1種の活
性成分として含む有害生物防除剤組成物に関する。
組成物は、他の成分例えば安定剤、発泡防止剤。
粘度調節剤、バインダー、粘着付与剤、肥料又は他の活
性剤を含ませて特別の効果を得ることもできる。
式(1)の活性成分の調合例 (以下の記載において、チは重量に基づく)以下余白 湿潤粉末        (a)   (b)   (
c)式(1)の化合物      25チ 50%  
75%リグノスルホン酸ナトリウム 5チ  5%  
−ラウリル硫酸ナトリウム   3%  −5%シイツ
ブチルナフタリン スルホン酸ナトリウム        6%  10’
%高分散した珪酸     5% 10% lOチカオ
リン        62% 27%  −活性成分を
前記補助剤と充分に混合し、その混合物を適当なミル中
で充分に粉砕すると湿潤性粉末が得られる。これから、
水で希釈して所望濃度の懸濁液を得ることができる。
乳濁性濃縮物 式(1)の化合物             10チド
デシルベンゼンスルホン酸カルシウム    3%シク
ロヘキサノン           30チキシレン混
合物           50%紬記の濃縮物を水で
希釈することによシ、任意所望の濃度の乳濁液を得るこ
とができる。
ダスト            ←)(b)式(1)の
化合物         5チ  8チタルカム   
        95%   −カオリン      
     −   92チ活性成分をキャリアと混合し
、その混合物を適当なミル中で粉砕することKよって、
すぐに使えるダストを得ることができる。
押出顆粒 式(I)の化合物           10チリグツ
スルホン酸ナトリウム         2%カル?キ
シメチルセルロース        1チカオリン  
            87チ活性成分を補助剤と混
合粉砕し、その混合物を続いて水で湿らせる。その混合
物を押出し、空気流中で乾かす。
式(I)の化合物又は前記化合物を含む組成物を、家畜
例えばウシ、ヒツジ、ヤギ、つi、ブタ、ネコ及びイヌ
の中の内部寄生性線虫、条虫および吸虫の防除に使用す
る場合には、前記化合物又は組成物を、単独投与量及び
繰返し投与量で動物に投与することができる。動物の種
に依存して、各適用量を0,1〜10 q/kp体重の
範囲の量で投与することが好ましい。よシ良好な作用は
、持続性投与によシ往々にして達成され、あるいはよシ
少ない合計適用量でも充分である。前記化合物又は前記
化合物を含む組成物は、食餌及び飲物中に加えることも
できる。簡単に調製した食餌は、活性成分を好ましくは
0.005〜0.1重量%の濃度で含有する。前記組成
物は、溶液、乳濁液、懸濁液、粉末、錠剤、巨丸薬、又
はカプセルの形で、経口的に、動物に投与することがで
きる。これらの組成物は例えば常用の固体キャリヤ、例
えばカオリン、タルカム、ベントナイト、塩化ナトリウ
ム、リン酸カルシウム、綿実粉、または活性成分と反応
しない液体、例えば油および動物の生体に無害な他の溶
媒および希釈剤を用いて製造される。
溶液又1q乳濁液の物理的及び毒物学的性質が差しつか
えない限シ、式(1)の化合物又はその化合物を含む組
成物を1例えば皮下注射若しくは反すう胃内注射によっ
て動物に注入するか又は注ぎ込み(pour−on )
法によって動物の体に与えることができる。ソールトリ
ック(5alt 1ick)又は糖蜜ブロックによる投
与も可能である。
生物学的実施例 B1:スポドグテラ・リットラリスに対する殺虫性青梅
作用 供試化合物3. ppm 、 12.5 ppm又は5
0ppmをアセトン/水中に含む溶液を、5葉段階の・
・チ植えの綿植物にスプレーした。スプレー被覆の乾燥
後、スポドグテラ・リットラリス(5’podopte
ra11ttoralis )の幼虫(Li段階)約3
0匹を前記植物に植えつけた。各供試化合物及び供試種
について植物2株を使用した。試験は、約24℃におい
て、60%の相対湿度において実施した。24時間、4
8時間及び72時間後において、死滅害虫、生長、幼虫
及び飼育の損傷について評価及び中間的評価を行なった
3ppmの濃度においてさえ、化合物番号1.9.2.
3および3.3の化合物は24時間後において、完全な
殺虫効果を示した。
B2:植物破壊性ダニ:OP−感受性テトラニカス・ウ
ルチカエに対する活性 試験開始の16時間前に、豆植物〔ファセオラス・ブル
ガリス(Phaasolus vulgarlm ) 
)の−凍菜を、テトラニカス・ウルチカエ (Tetranychus urtieas )の集団
培養からの感染葉片によって感染させた。前記葉片を除
去する際に、すべての段階のダニで感染させた植物を、
供試化合物0.4 ppm又は1.6ppmを含む溶液
で、滴下する点まで、スプレーした。温室コンパートメ
ント内の温度は約25℃であった。
7日後に、立体顕微鏡下で、移動(moblle)段階
のもの(成虫及び幼虫)並びに卵の百分率を出した。化
合物番号1.5.2.3.2.35および3.3の各化
合物は1.6ppmの濃度において、完全な殺虫効果を
示した。
B3:ヒロズキンバエの(Ll)幼虫に対する作用供試
化合物の水性懸濁液1#l/を特別の幼虫培地3−と約
50℃で混合し、活性成分250 ppm又は125 
ppm含有の均一組成物を得た。活性成分を含む各試験
管中に、ヒロズキンパエ(Luoiliassrica
ta)の幼虫(Ll)約30匹を入れた。4日後に、死
亡率を計数した。
125 ppmの濃度において、化合物番号1.5およ
び2.3の各化合物は10(lの殺虫効果を示した。
B4ニオウシマダニ(ビアラ株)K対する殺ダニ作用 PVC板を垂直に横切って接着テープ、を与え、完全飽
食のメスのオウシマダニ(Boophlluamicr
oplus )のマダニ〔ビアラ株(Biarrast
rain ) :] B10匹を、前記接着テープにそ
れらの背部で順々に一列に固定した。ポリエチレングリ
コールとアセトンとの1=1混合物(ζ、の混合物中に
はマダニ当、914.0.1μg又は0.01μgの供
試化合物の特定量が溶解している)を含む液体1μノを
注射針から各マダニに注射した。
対照用マダニは、供試化合物を含まない液体を注射した
。この処理の後で、マダニを前記支持体から離し、約2
8℃及び相対湿度80−の虫飼育場に入れ、そして産卵
が起こシ、対照用マダニの卵から幼虫がかえるまで保っ
た。
供試化合物の活性はIR2゜によって決定した。
すなわち、10匹中9匹(9(1)のメスのマダニが3
0日間も抱いた卵から幼虫がかえることのできない有効
適用量を決定した。
化合物番号1.1,1.4.1.5および1.9の各化
合物は0.1μIのIR2゜を示した。
B5:線虫[ハエモンクス・コンコルラス及ヒトリコス
トロンギルス・コルブリホルミス(Trichostr
ongylus colubriformig))に感
染したヒツジについての実験 ハエモンクス・コンコルラス(Haemonchusa
oncortus )及び毛様線虫(Triaho@t
rongylus )で人為的に感染させたヒツジに対
し、胃ノローゾによシ又は反すう胃内注入によシ、供試
化合物な懸濁液の形で投与した。各適用蓋に対して1〜
3頭の動物を使用した。各ヒツジについて、1回だけ、
単独適用量すなわち1 rny又は2 mg7kg体重
で処理した。7日後に前記処理の前後におげろ、ヒツジ
のふん中に排泄される虫の卵の数を比較するととによっ
て、評価を行なった。同時に及び同じ方法で感染させ、
処理をしなかったヒツジを対照用として使用した。感染
非処理の対照用群と比較して、化合物番号1.1および
3.3の各化合物の1種を1 mV′kIIで処理した
ヒツジにおいては、線虫のインフェステーシ、ンが全熱
ない(ふん中におけ    ゛る卵の完全減少)が観察
された。
B6:エイフイス・クラッシデラ(Aphiserac
civora )K対する接触作用全成育段階のアリマ
キで感染させたエントウの挿木に、供試化合物の乳化性
濃縮調合物から調製した、活性成分50 ppm、 2
5 ppm又は12.5ppmを含む溶液をスプレーし
た。アリマキの死亡率が3日後において80チを越える
場合の活性成分の最少濃度を決定することKより、評価
を行なった。前記のレベルの活性において、組成物は、
はじめて有効であると評価される。
化合物番号1.3および3.3の各化合物は12,5p
prnの濃度において、完全殺虫(100%)を達成し
た。
B7:エイイデス・エイイジゾチに対する殺幼虫作用 ビーカー内の水150Inlの表面上に、供試化合物の
0.1%アセトン溶液を、 10 ppm、 3.3 
ppm及び1.6ppmの濃度を得るのに充分な量でピ
ペットで加えた。アセトンを留去した後で、供試化合物
を含むビーカー中に、エイイデス・エイイジゾチ(Ae
des aegyptl )の生後3日の幼虫30〜4
0匹を入れた。1日、2日及び5日後に死亡率を測定し
た。
この試験において、化合物番号1.5および1,9の各
化合物は、1.6ppmの濃度において1日後に、全幼
虫の完全殺虫を達成した。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は置換されていないかまたはハロゲン原
    子、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から成る群から選
    択される置換基1個以上によって置換された直鎖または
    分枝鎖のアルキル基またはアルコキシ基であるか、また
    は置換されていないかまたはアルコキシ基によって置換
    されたアルケニル基、アルケニルオキシ基、アルキニル
    基またはアルキニルオキシ基であるか、または置換され
    ていないかまたは芳香族環でハロゲン原子、アルキル基
    およびアルコキシ基から成る群から選択される置換基1
    個以上によって置換されたフェニル基、フェノキシ基ま
    たはベンジル基であるか、または炭素原子を介して結合
    され、かつ置換されていないかまたは前記フェニル基に
    関して挙げた置換基によって置換されたピリジル基、ピ
    リジルアルキル基またはピリジルオキシ基であるか、ま
    たは2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラニルメトキ
    シ基、フルフリル基、フルフリルオキシ基、テトラヒド
    ロフルフリル基、テトラヒドロフルフリルオキシ基、ジ
    ヒドロピラン基またはテトラヒドロピラン基であるか、
    またはジヒドロピランメチル基またはテトラヒドロピラ
    ンメチル基、ジヒドロピランメトキシ基またはテトラヒ
    ドロピランメトキシ基であるか、または塩素原子または
    臭素原子であり、そしてR_2はメチル基、エチル基ま
    たはイソプロピル基である)で表わされるミルベマイシ
    ン誘導体。 2、R_1がC_1〜C_4アルキル基である、特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 3、R_1がメチル基またはエチル基である、特許請求
    の範囲第2項記載の化合物。 4、R_1がシス−9−オクタデセニル基である、特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 5、R_1が塩素原子または臭素原子である、特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 6、R_1がエーテル基である、特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 7、R_1が置換されていないまたはハロゲン化されて
    いるC_1〜C_4アルコキシ基である、特許請求の範
    囲第6項記載の化合物。 8、R_1がC_2〜C_6ヒドロキシアルコキシ基で
    ある、特許請求の範囲第6項記載の化合物。 9、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は置換されていないかまたはハロゲン原
    子、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から成る群から選
    択される置換基1個以上によって置換された直鎖または
    分枝鎖のアルキル基またはアルコキシ基であるか、また
    は置換されていないかまたはアルコキシ基によって置換
    されたアルケニル基、アルケニルオキシ基、アルキニル
    基またはアルキニルオキシ基であるか、または置換され
    ていないかまたは芳香族環でハロゲン原子、アルキル基
    およびアルコキシ基から成る群から選択される置換基1
    個以上によって置換されたフェニル基、フェノキシ基ま
    たはベンジル基であるか、または炭素原子を介して結合
    され、かつ置換されていないかまたは前記フェニル基に
    関して挙げた置換基によって置換されたピリジル基、ピ
    リジルアルキル基またはピリジルオキシ基であるか、ま
    たは2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラニルメトキ
    シ基、フルフリル基、フルフリルオキシ基、テトラヒド
    ロフルフリル基、テトラヒドロフルフリルオキシ基、ジ
    ヒドロピラン基またはテトラヒドロピラン基であるか、
    またはジヒドロピランメチル基またはテトラヒドロピラ
    ンメチル基、ジヒドロピランメトキシ基またはテトラヒ
    ドロピランメトキシ基であるか、または塩素原子または
    臭素原子であり、そしてR_2はメチル基、エチル基ま
    たはイソプロピル基である)で表わされるミルベマイシ
    ン誘導体を製造するにあたり、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R_2は前記と同じ意味であり、Xは塩素原子ま
    たは臭素原子である) で表わされる化合物と、 (a)基R_1を含む有機銅酸塩とを、温度−70〜0
    ℃で、不活性ガス雰囲気中において反応させて、R_1
    が炭素原子を介して結合された基である式( I )で表
    わされる化合物を得るか、または(b)ケーニッヒス−
    クノール合成の方法でアルコールR_1−OHとを、縮
    合剤としての銀塩の存在下で、温度−20〜40℃で光
    排除下に、または縮合剤としてのトリフルオロメタンス
    ルホン酸銅( I )の存在下で、同じ温度範囲で反応さ
    せて、R_1が酸素原子を介して結合された基である式
    ( I )で表わされる化合物を得るか、または (c)前記式(II)で表わされる化合物をCl^■イオ
    ンまたはBr^■イオンの存在下で銀塩触媒で処理して
    、R_1が塩素原子または臭素原子である式( I )で
    表わされる化合物を得る、 ことを含んでなる、前記式( I )で表わされるミルベ
    マイシン誘導体の製法。 10、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は置換されていないかまたはハロゲン原
    子、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から成る群から選
    択される置換基1個以上によって置換された直鎖または
    分枝鎖のアルキル基またはアルコキシ基であるか、また
    は置換されていないかまたはアルコキシ基によって置換
    されたアルケニル基、アルケニルオキシ基、アルキニル
    基またはアルキニルオキシ基であるか、または置換され
    ていないかまたは芳香族環でハロゲン原子、アルキル基
    およびアルコキシ基から成る群から選択される置換基1
    個以上によって置換されたフェニル基、フェノキシ基ま
    たはベンジル基であるか、または炭素原子を介して結合
    され、かつ置換されていないかまたは前記フェニル基に
    関して挙げた置換基によって置換されたピリジル基、ピ
    リジルアルキル基またはピリジルオキシ基であるか、ま
    たは2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラニルメトキ
    シ基、フルフリル基、フルフリルオキシ基、テトラヒド
    ロフルフリル基、テトラヒドロフルフリルオキシ基、ジ
    ヒドロピラン基またはテトラヒドロピラン基であるか、
    またはジヒドロピランメチル基またはテトラヒドロピラ
    ンメチル基、ジヒドロピランメトキシ基またはテトラヒ
    ドロピランメトキシ基であるか、または塩素原子または
    臭素原子であり、そしてR_2はメチル基、エチル基ま
    たはイソプロピル基である) で表わされるミルベマイシン誘導体少なくとも1種を含
    む有害生物防除剤組成物。 11、R_1がC_1〜C_4アルキル基である化合物
    を含む特許請求の範囲第10項記載の組成物。 12、R_1がメチル基またはエチル基である化合物を
    含む、特許請求の範囲第11項記載の組成物。 13、R_1がシス−9−オクタデセニル基である化合
    物を含む、特許請求の範囲第10項記載の組成物。 14、R_1が塩素原子または臭素原子である化合物を
    含む特許請求の範囲第10項記載の組成物。 15、R_1がエーテル基である化合物を含む、特許請
    求の範囲第10項記載の組成物。 16、R_1が置換されていないまたはハロゲン化され
    ているC_1〜C_4アルコキシ基である化合物を含む
    、特許請求の範囲第15項記載の組成物。 17、R_1がC_2〜C_6ヒドロキシアルコキシ基
    である化合物を含む、特許請求の範囲第15項記載の組
    成物。
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