JPS60132989A - ミルベマイシン誘導体、その製法、及び有害生物防除剤組成物 - Google Patents

ミルベマイシン誘導体、その製法、及び有害生物防除剤組成物

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JPS60132989A
JPS60132989A JP59246355A JP24635584A JPS60132989A JP S60132989 A JPS60132989 A JP S60132989A JP 59246355 A JP59246355 A JP 59246355A JP 24635584 A JP24635584 A JP 24635584A JP S60132989 A JPS60132989 A JP S60132989A
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ウルス ブルツクハルト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、後記式(1)で表わされるミルベマイシン誘
導体及びその製法に関する。本発明は更に、ミルペマイ
ンン・マクロライド誘冶9体を更に得るだめの中間体と
して前記の新規化合物を使用すること、有害生物を防除
するために前記化合物を使用すること、及び活性成分と
して前記の新規化合物を含む有害生物防除剤(又は、殺
虫剤)組成物に関する。
具体的には、本発明は、式 (式中、R2はメチル基、エチル基、イソプロピル基又
はS−ブチル基である) で表わされるミルベマイシン誘導体に関する。
式(1)の化合物は、後記式(It)で表わされるミル
ベマイシン誘導体を、温度範囲一10℃〜+60℃好捷
しくは0℃〜40℃において、溶媒の存在下で以下の反
応によって選択的に塩素化することによって調製する。
以下余白 上記の反応は、29.14−位の環外二重結合の同時形
成を伴う、15−位の塩素化の形式をとる。
ミルベマイシン中のメチルアルケン基として表わされる
末端三置換二重結合における選択的塩素化(特に、分子
内に水酸基が同時に存在する場合)に適した塩素化剤は
、次亜塩素酸(Hocz)である[ Sh、G、Hed
ge等、Tetrahedron Letters、2
1.441〜444頁(198(1))。一般に、HO
Clはアルカリハイポクロライド(又は、次亜塩素酸ア
ルカリ)又はアルカリ土類ハイポクロライドの水溶液の
形で使用し、弱酸によってHOClを遊離化する。
本発明の他の態様においては、前記の塩素化反応に対し
て、HOClの代わりに塩化スルフリル(S02Ct2
)を使用することができる。
適当な反応媒質は不活性溶媒又はその混合物であり、例
えば、脂肪族又は芳香族炭化水素好ましくはハロゲン化
炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン
、四塩化炭素、クロロホル□□+1.■j信ノ1 金物、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン:ニトリル例えばアセトニトリル:及び水で
ある。好ましい溶媒はジクロロメタンである。
前記反応は物質相又は不均質相(例えば、ジクロロメタ
ン/水)中で実施することができ、どちらの場合でも、
驚ろくほど高い収量が得られる。
式(+)の化合物は、更に他のミルベマイシン17に導
体を得るだめの広範な中間体である。この場合に、5−
0H基を保睦しておくのが有利である。適当な保獲基は
、アシル基(例えば、アセチル基、グロピオニル基、ベ
ンゾイル基、メタンスルホニル基、トリルスルホニル基
等)及び竹にシリル基である。
シリル基としては、特に、トリメチルシリル基、メチル
ジフェニルシリル基、トリー(1−ブチル)シリル基、
ジフェニル−t−ブチルシリル基、ビス(イソゾロビル
)メチルシリル基、及びt−ブチル−ジメチルシリル基
を挙げることができる。
5−0H基は、ベンジルエーテル基又はメトキシエト4
已−ノ J ゴー h 〒 −亭 s−’h七i)πイ
11嘘K ス、と L ま 1嗜さ ス −式(1)の
化合物は、動物及び植物の有害生物(動物の外部寄生虫
及び内部寄生虫を包含する)を防除するのに適している
。前記の最後に述べた有害生物は、ダニー目(Aear
ina )、喝にマダニ科(Ixodldae )、す
/ダニ科(Dermanygsldae ’)、ヒゼン
ダニ科(5arcoptidae )、キュラセンヒゼ
ンダニ科(Psoroptldae ) ; ハノラミ
目(Mallophaga )、ノミ目(5iphon
optera )、シラミ目(Anoplura ) 
C例えば、ブタジラミ科(Haernatoplnld
ae ) ) :並びに双翅目(Diptera)、特
にイエバエ科(Muscldae )、オオクロバ工科
(Ca1liphortdae )、ヒラ・ソバ工科(
0esterrldae )、アブ科(Tabanld
ae )、シラミバエ科(Hlppoboscldae
 )及びウマバエ科(Ga5trophllidae’
)の有害生物から成る。
式(r)の化合物は、衛生上の有害生物、特には双翅目
〔ニクバエ科(Sarcophlgldae )、アノ
フィリダエ科(Anoph i 11 dae )、及
び力科(Cullcidae):]:直翅目(0rth
optera ) C例えば、コ゛キブリ科(Blat
tidae) ’)、並びに膜翅目()Tymenop
tera )[例えば、アリ科(Formicldae
 ) ]のものに対しても使用することができる。
式(1)の化合物は、植物の寄生虫である昆虫及びダニ
て対する持続作用も崩している。ダニ刊のり七グニの防
除に1更用する場合には、前記化合物はハダニ科(Te
tranychidae )Cテトラニチャス(Tet
ranychus)f!lI及びノ)ノニナヤス(Pa
nonychus’)梗〕の卯、幼虫及び成虫に対して
も有効である。
=1記化合物は、同翅亜目(Homoptera ’)
の吸液性虫、特にアリマキ科(Aphididae )
、ウンカ科(Delphacidae)、ヒメヨコパエ
科(C4cadellldae)、キジラミ科(Psy
llidae )、ロシダエ科(Loccidae)、
マル力イがラムシ科(Diaspididae)、フシ
ダニ科(griophyldae ) [:例えば、柑
橘@植9勿上のサビダニ(rust m1te ) :
]の虫;半翅目(Hem1ptera)、膜翅目(He
teroptera )、及び膜翅目(Thysano
ptera)の虫;膜翅目(Lepldoptera)
鞘翅目(Co1eoptera )、双翅目(Dipt
era )及び直翅目(0rthoptera )の植
物有害生物に対しても優れた活性を有している。
式(1)の化合物は、土壌中の生物に対して、土壌有害
生物防除剤として、使用するのにも適している。
従って、式(I)の化合物は、作物例えば穀類、綿、稲
、トウモロコシ、大豆、じゃがいも、野菜、果物、タバ
コ、ホップ、柑橘類、アボガド等における、すべての発
育段階の吸液性虫及び食性虫f対して有効である。
式(1)の化合物は、メロイドシネinI (Melo
id o gyne )、ヘテロデラ柾(Hetero
dera )、プラチレンチャスIll (Praty
lenehus )、ジチレンチャス種(Di tyl
enchua )、ラドルパアス輝(Radolphu
s ’)、リゾグリバス種(Rh+zoglyphus
 )等の植物線虫に対しても有効である。
更に、式(1)の化合物は、腸内寄生虫に対しても作用
する。腸内寄生虫の中において、内部寄生性船虫は、哨
乳類及び鳥類、例えば、ヒツジ、ブタ、ヤギ、ウシ、ウ
マ、ロバ、イヌ、ネコ、モルモット、かごに飼う鳥にお
いて大きな病気の原因となり、引−1>ハJJ1.占也
女ネ1A’AL^hも引、市l汁 翰に青虫(Haem
onchus )、毛様線虫(Trichostron
gylua)、オステルタギア(Ostertagia
 )、ネマトジラス(Nematodlrui )、コ
オペリア(Cooperla )、カイチュウ(Asc
aria )、ブノストムム(Bunoatomurn
 )、オエス7アゴストムム(Oesphagosto
mum)、キャベルティア(Chabertia )、
鞭虫(Trjchurlg )、円虫(Strongy
lus )、トリコネマ(Tr ] chonema 
)、ジクチオカウルス(Dictyocaulus )
、毛細線虫(Cappillarla )、カイチュウ
(Heterakla)、犬カイチーウ(Toxoca
ra)、アスカリジア(Ascarldla )、ウマ
ギョウチュウ(0xyuris )、ズビニ鉤虫(An
cylostoma )、極東鉤虫(Uncinarl
a’)、トキザスカリス(Toxascaris )及
び馬カイチュウ(Parascaris )である。式
(1)の化合物の特に有利な点は、ぺ/ズイミダゾール
に基づく内部寄生体百害生物防除剤に対して抵抗力のあ
る前記の寄生体に対して活性である点である。
ネマトジラス、コオペリア及びオエスファゴストムムの
各端のある種のものは宿主動物の腸管を攻馨し、一方、
捻転青虫及びオステルタギアの種は胃の中に寄生し、そ
してジクチオコウラス(Dictyocaulus)の
種は肺組織中に寄生する。
糸状史料(F目ariidae )及びセタリイダ工科
(5atarl 1dae )の寄生虫は、内部細胞繊
織及び内部器官、例えば、心臓、血管、リンツク管、並
びに皮下m織中に見出される。式(1)の化合物はこれ
らの寄生虫に対しても有効である。
式(T)の化合物は、ヒトの病源性寄生虫の防除にも適
している。前記の寄生虫の中では、消化管中に現われる
典型的代表例として、ズビニ鉤虫(Ancylosto
ma )、ネカトル(Neeator )、カイチュウ
(A、scarlg )、円虫(Strongylol
des )、トリギネラ(Trichinella)、
毛細線虫(Capillarla)、鞭虫(Trlch
urls )及びエンテロビウス(Enterobju
s)の各種の寄生虫を挙けることができる。本発明の化
合物は、血液、組織及び各種器官中に現われる糸状史料
のブケラリア属(Wuchergrla )の種、プル
ギア属(Brugla )の種、オンコセルカ属(0n
chocerca )の種及びロア属(Loa)の種の
寄生虫に対して、並びに、特に外脱(exointes
tinal)管に感染する円虫(Strongyloi
des )の種及びトリキネラ(Trlchlnall
a )の種の寄生虫及びドラクンクルス属(Dracu
nculug)に対しても有効である。
式(1)の化合物は、変形しない形で、又は好ましくは
調合物の業界で通常使用する補助剤(又は、アノ−パン
ト)と共に使用する。従って、公知の方法で、乳濁性濃
縮物、直接スプレー可能々又は希釈可能な溶液、希釈乳
濁剤、湿潤性粉末、可溶性粉末、ダスト、顆粒、及び例
えはポリマー物質中のカプセルにWM合する。組成物の
性質により、目的とする対象及び全般的状況に従い、適
用方法例えばスプレーイング、アトマイジング、ダステ
ィング、スキャタリング又は注入を選択する。
式(T)の化合物は、温血動物に対しては体重当り0.
01〜50 m177kgの適用比で投与し、そして封
鎖された作物領域、食料品貯蔵所、家畜貯蔵建造物又は
他の建造物に対しては1ヘクタール当り10〜1000
gの量で与える。
式(1)の化合物(活性成分)を含有する調合物すなわ
ち組成物又は配合物は、公知の方法、例えば、活性成分
とエキステンダー例えば溶媒、固体キャリア、そしであ
る場合には表面活性化合物(界面活性剤)とを均一に混
合及び(又は)粉砕することによって調製する。
適当な溶媒は、芳香族炭化水素、好1しくけ炭素原子8
〜12個を含む分画例えばキシレン混合物又は置換され
ているナフタリン、フタル酸エステル例えばフタル酸ジ
ブチル若しくはフタル酸ジオクチル、脂肪族炭化水素例
えばシクロヘキサノ又はパラフィン、アルコール及びグ
リコール及びそれらのエーテル及びエステル例えばエタ
ノール、エチレングリコールモノメチル若しくはモノエ
チルエーテル、ケトン例えばシクロヘキサノ/、強プロ
トン性溶媒例えばN−メチル−2−ピロリドン、ジメチ
ルスルホキシド若しくはツメチルホルムアミド、更には
植物油茎はエポキシド化された植物油例えばエポキシド
化されたココナツ油若しくは大豆油、又は水である。
キャリアは、通常の天然の無機充填剤例えば方解石(又
は、カルサイト)、タルカム、カオリン、モンモリロン
石又はアタパルガイドである。物性を改善するために、
高分散された珪酸又は高分散された吸着斉一?リマ−を
加えることもできる。適当な顆粒化された吸着性キャリ
アは多孔質形のもの、例えば軽石、破砕レンガ、セピオ
ライト又はベントナイトであり、そして適当な非吸着性
キャリアは方解石又は砂のようガ材料である。更に、多
数の無機室又は有機質の前顆粒化された材料、例えば特
にドロマイト又はおがくず(又は、微粉化された植物残
留物)を使用することができる。
調合すべき式(r)の化合物の性質により、又は他の殺
虫制若しくは殺ダニ剤との組合せの性質により、適当な
表面活性化合物は、良好な乳濁性、分散性及び湿潤性を
有する非イオン性、カチオン性及び(又は)アニオン性
表面活性剤である。本明細書における「表面活性剤」は
表面活性剤の混合物も包含するものと理解されたい。
聾其出す−マーーμ〜l〃ト主W4#ト大II+、−)
→しA()μドア;j斗ノ及び水溶性合成表面活性化合
物の両方であることができる。
適当な石けんは、高級脂肪酸(Cl0−C2□)のアル
カリ金属塩、アルカリ千金、鎮塩又は置換されてい寿い
か若しくは置換されているアンモニウム塩、例えばオレ
イン酸、ステアリン酸又は例えばココナツツ油若しくは
牛脂油から得ることのできる天然脂肪酸混合物のす) 
IJウム塙若しくはカリウム塩である。更に適当な表面
活性剤は、脂肪酸メチルタウリン塩並びに変性された及
び変性されていないホスホリピドである。
しかしながら、所謂合成表面活性剤特には脂肪族スルホ
ネート、脂肪族スルフェート、スルホン化されたベンズ
イミダゾール誘導体又はアルキルアリールスルホネート
が更に頻繁に使用される。
前記の脂肪族スルホネート又dスルフェートは、通常、
アルカリ金属塩、アルカリ土金属塩又は置換されていな
いか若しくは置換されているアンモニウム塩の形であυ
、そして、アシル基のアルキル部分を含んでいるC3−
C2□アルキル基を含んでいる。例えば、リグノスルホ
ン酸、ドデシルスルフェート又は天然脂肪酸から得られ
る脂肪族アルコールスルフェート混合物のナトリウム塩
又はカルシウム塩である。前記化合物は、脂肪族アルコ
ール/エチレンオキシド付加物の硫酸エステル及びスル
ホ/酸の塩も含む。スルホン化されたベンズイミダゾー
ル誘導体は好ましくは炭素原子8〜22個の脂肪酸基1
個とスルホン酸基2個とを含む。アルキルアリールスル
ホネートの例としては、ドデシルベンゼンスルホン酸、
ジプチルナフタリンスルホン酸、又はナフタリンスルホ
ン酸/ホルムアルデヒド縮合生成物のナトリウム塩、カ
ルシウム塩又はトリエタノールアミン塩である。相当す
るホスフェート例えばp−ノニルフェノールとエチレン
オキシド4〜14モルとの付加物のリン酸エステルの塩
、又はホスホリピドも適している。
調合物の簗界に2いて通常使用されている表面活性剤に
ついては% rMccutcheon’s Deter
gentsand Emulaifiers Annu
al J、MCPublishing社、米国ニューシ
ャーシー州リッジウッド(1982年)K記載がある。
有害生物防除剤組成物は通常、式(I)の化合物001
〜95チ好ましくは0.1〜80チ、固体又は液体の補
助剤5〜99.99%及び表面活性剤O〜25チ好まし
くは0.1〜25チを含んでいる。
市販の製品は好ましく#−1,濃務物として調合されて
おり、最終ニーデーは通常、濃度1〜10,000pp
mの希釈調合物を使用する。
従って、本発明は、更に、通常のキャリア及び(又は)
希釈剤と共に、式(1)の化合物を少なくとも1種の活
性成分として含む有害生物防除剤m放物に関する。
組成物は、他の成分例えば安定剤、発泡防止剤、粘度調
節剤、バインダー、粘着付与剤、肥料又は他の活性剤を
含ませて特別の効果を得ることもできる。
製造例 製造例1 : Δ29・”−15H−15−クロロミル
ペマイシカミルペマイシンD 2.23 、!il C
4mM ’)を、分析学的に純粋なジクロロメタン10
0m1中に室温下で溶かし、そしてこの溶液に、蒸留水
10m1中の約70チのca(ocz)2820 m9
 (,8mM )の溶液を加える。得られる懸濁液中に
、固体co2の小片をよくかきまぜながら時々加えて次
亜塩素酸を遊離させる。その、量は全体で、化学量論的
に必要な量の約3倍である。各相を分離し、有機相をN
a 2 S O4上で乾かし、濾過し、濃縮すると化合
物(1) 2.317(理論量の85チ)が得られる。
融点137〜140℃(分解を伴う)。
製造例2:前記と同じ化合物の調製 ミルベマイシンD 4.45 fl (8mM)を、分
析学的に純粋なジクロロメタン100m1中に溶がし、
次に塩化スルフリル0.65m1(16mM )と室温
で緩やかにかきませる。無色透明の溶液を約25℃で1
5時間かきまぜ、そしてNa HCO5飽和水溶液で3
回及び水で1回洗う。水性相を分離し、有機相をNa2
SO4上で乾かし、濾過し、濃縮すると、化合物(1)
4.syが非晶質固体として得られ、これをフラッシュ
クロマトグラフィーにより精製する。
収斂;化合物(1)2.9(理論量の42チ)。融点:
139〜140℃(分解を伴う)。
製造例3 : A29・”−15H−15−クロロミル
ベマイシンA5ミルベマイシンA31. O6fl (
2mM )を、分析学的に純粋なジクロロメタン50m
6中に溶かし、そしてこの溶液に、蒸留水5ml中の約
70チのCa(OCt)、、 4’ 10 my C4
mM)の溶液を加える。得られる懸濁液中に、固体C0
2の小片をよくかきまぜながら時々加えて次亜塩素酸を
遊離させる。その量は全体で、化学量論的に必要な量の
約3倍である。反応は、25〜3時間後に終了する。各
相を分離し、有機相をNa2SO4上で乾かし、沢過し
、濃縮して残渣を得、これをフラッシュクロマトグラフ
ィー(溶離剤:CH2C42/メタノールの1000 
:3混合物)で精製する。収量:所望のA3誘導体25
0■(理論1゛の22%)。分子f11′:56313
゜質量スペクトルrrV/e : 562 (M”)、
434.312.181、151゜ 製造例4 : A29・” −15H−1,5−クロロ
ミルベマイシンA4ミルベマイシンA41. O81/
 (2mM )を、分析学的に純粋なジクロロメタン5
Qml中に溶かし、そしてこの溶液に、蒸留水5ml中
の約70チのCa(OCt)z 410 m? (4m
M )の溶液を加える。得られる懸濁液中に、固体CO
2の小片をよくかきまぜながら時々加えて次亜塩素酸を
遊離させる。その針は全体で、化学量論的に必要な量の
約3倍である。反応は、2.5〜3時間後に終了する。
各相を分離し、有機相をNa2SO4上で乾かし、そし
て蒸発乾固する。残渣をフラッジ−クロマトグラフィー
(溶離剤:ジクロロメタン)で精製すると、所望のA4
誘導体460 #19 (理論閂の398チ)が得られ
る。分子量:577.16゜質量スペクトルrrv/e
:57 ’6 (M”)、448.312.195.1
67.151゜製造例5:13−デオキシ−Δ2911
4−15H−15−クロロ−22、23−ジヒドロ−ア
ベルメクチン−Bla−アグリコン 前記製造例1又は製造例2に記載の方法により、13−
デオキシ−22、23−ジヒドロ−アベルメクチン−B
la−アグリコン228mg(0,4mM )から、1
3−デオキ/−Δ29・”−15H−15−クロロ−2
2,23−ジヒドロ−アベルメクチン−Bla−アグリ
コ7119■を得ることができる。
式(1)の活性成分の調合例 (以下の記載において、チは重量に基づく)湿潤粉末 
(a)(b) (C) 式(I)の化合物 25チ 50% 75チリグツスル
ホン酸ナトリウム 5% 5% −ラウリル硫酸ナトリ
ウム 3% −5チ高分散した珪酸 5% 10チ 1
0%カオリン 62チ 27チ − 活性成分を前記補助剤と充分に混合し、その混合物を適
当なミル中で充分に粉砕すると湿潤性粉末が得られる。
これから、水で希釈して所望濃度の懸濁液を得ることが
できる。
乳濁性濃縮物 式(I)の化合物 10チ 以下余白 ドデブルベンゼンスルホン酸カルシウム 3チシクロへ
キサノン 30チ キシレン混合物 50チ 前記の1M縮物を水で希νくすることにより、任意所望
の温度の乳濁液を得ることができる。
tヱユ (a) (b) 式(1)の化合物 5チ 8チ タルカム 95チ − カオリン 92チ 活性成分をキャリアと混合し、その混合物を適当なミル
中で粉砕することによって、すぐに使えるダストを得る
ことができる。
押出顆粒 ・ 式(I)の化合物 1Oチ リグツスルホン酸ナトリウム 2チ カルボキシメチルセルロース 1チ カオリン 8−7チ 宿性成分を補助剤と混合粉砕し、その混合物を続いて水
で湿らせる。その混合物を押出し、空気流中で乾かす。
式(1)の化合物又は前記化合物を含む組成物を、家i
f例えはウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ブタ、ネコ及びイ
ヌの中の内部寄生性線虫の防除に使用する場合には、前
記化合物又id組成物を、単独投与量及び繰返し投与量
で動物に投与することができる。動物の種に依存して、
各通用級を0.1〜10m−g体重の範囲の量で投与す
ることが好ましい。
よシ良好な作用は、持続性投与により往々にして達成さ
れ、あるいはよシ少ない合計適用蓋でも充分である。前
記化合物又は前記化合物を含む組成物は、食餌及び飲物
中に加えることもできる。簡単に両駅した食餌は、活性
成分を好ましくは0005〜01重鋲チの濃度で含有す
る。前記組成物は、浴液、乳濁液、!1Slli濁液、
粉末、錠剤、巨丸薬、又はカプセルの形で、経口的に、
動物に投与溶液又は乳濁液の物理的及び毒物学的性質が
差しつかえない限り、式(I)の化合物又はその化合物
を含む組成物を、例えば皮下注射若しくは反すう胃内注
射によって動物に注入するか又は注ぎ込み(pour−
on )法によって動物の体に与えることができる。ソ
ールトリック(5alt 1ick)父は糖蜜ブロック
による投与も可能である。
生物学的実施例 B1゛スポドプテラ・リットラリスに対する殺虫性胃毒
作用 供試化合物3 ppm、 12.5 ppm又は50p
pmをアセトン/水中に含む溶液を、5葉段階のハチ植
エノlS植物にスプレーした。スプレー被覆の乾燥後、
スボドノテラ・リットラリス(5podoptera目
ttoral1g )の幼虫(Li段階)約30匹を前
記植物に植えつけた。各供試化合物及び供試種について
植物2株を使用した。試験は、約24℃において、60
%の相対湿度rおいて実施した。24時間、48時間及
び72時間後において、死滅害虫、生長、幼虫及び飼育
の損傷について評価及び中間的評価を行りつだ。
3 ppmの濃度においてさえ、前記製造例1〜製造例
5によって得られた各化合物は24時間後において、完
全な殺虫効果を示した。
B2:植物破壊性ダニ:0P−感受性テトラニカス・ウ
ルチカエに対する活性 試験開始の16時間前に、豆植物〔ファセオラスーヴル
がリス(Phaseolus vulgaris )]
の−次葉を、テトラニカス・ウルチカエ(Tetran
ychusurticae)の集団培養からの感染葉片
によって感染させた。前記葉片を除去する際に、すべて
の段階のダニで感染させた植物を、供試化合物0.4p
pm又け1.、6’ ppmを含む溶液で、滴下する点
まで、スプレーした。混率フン・々−トメント内の温度
は約25℃であった。
7日後に、立体顕微鏡下で、移動(mo旧1e)段階の
もの(成虫及び幼虫)並びに卵の百分率を出した。前記
製造例1〜製造例5によって得られた各化合物は0.4
ppmの濃度においてさえ、完全カ殺虫効果を示した。
B3;ヒツジキンバエの(Ll )幼虫に対する作用供
試化合物の水性懸濁液1+++lを特別の幼虫培地3m
lと約50℃で混合し、250 ppm又は125pp
m含有の均一組成物を得た。活性成分を含む各試験管中
に、ヒツジキンバエ(Lucllla 5ericat
a)の幼虫(Ll)約30匹を入れた。4日後に、死亡
率を組数した。
250 ppmの濃度において、前記製造例1〜製造例
5によって得られた各化合物は100チの殺虫効果を示
した。
B4.オウシマダニ(ビアラ株)に対する殺ダニ作用 pvc板を垂直に横切って接着テープを与え、完全飽食
のメスのオウシマダニ(Booph口USmlerop
lug)のマダニ〔ビアラ株(Blarra 5tra
in)]10匹を、前記接着テープにそれらの背部で順
々に一列に固定した。?リエチレングリコールとアセト
ンとの1:1混合物(この混合物中にはマダニ当り1μ
g、0,1μg又は0.01μIの供試化合物の特定量
が溶解している)を含む液体1μtを注射針から各マダ
ニに注射した。対照用マダニは、供試化合物を含まない
液体を注射した。この処理の後で、マダニを前記支持体
から離し、約28℃及び相対湿度80チの虫飼育場に入
れ、そして産卵が起こり、対照用マダニの卵から幼虫が
かえるまで保った。
供試化合物の活性はIR7゜によって決定した。
すなわち、10匹中9匹(90%)のメスのマダニが3
0日間も抱いた卵から幼虫がかえることのできない有効
適用d″を決定した。
前記製造例1〜膜製造5によって得られた各化合物は0
.1μgのIR2゜を示した。
B5:線虫[:ハエモンクス・コンコルラス及ヒトリコ
ストロンギルス・コルブリホルミス(Trlchost
rongylus colubrlformia)]に
感染したヒツノ如ついての実験 ハエモンクス・コンコルラス(Haemonchusc
oncortus )及び毛様線虫(Trichost
ro’ngylus)で人為的に感染させたヒツジに対
し、胃プローブにより又は反すう胃内注入により、供試
化合物を懸濁液の形で投与した。各適用量に対して1〜
3頭の動物を使用した。各ヒツジについて、1回だけ、
単独適用量すなわち1 mg又は2mφg体重で処理し
た。前記処理の前後における、ヒツジのふん中に排泄さ
れる虫の卯の数を比較することによって、評価を行なっ
た。…1時に及び同じ方法で感染させ、処理をし々かっ
たヒツジを対照用として使用した。感染非処理の対照用
群と比較して、前記製造例1〜膜製造5によって得られ
た各化合物の1種を2 m9Agで処理したヒツジにお
いては、線虫のインフェステーションが全熱ない(ふん
中における卵の完全減少)が観察された。
B6°エイフイス・クラッシボラ(Aph l s c
raccivora)に対する接触作用 全成育段階のアリマキで感染させたエントウの挿木に、
供試化合物の乳化性濃縮調合物から調製した、活性成分
50 ppm、 25 p’prn又は12.5 pp
mを含む溶液をスプレーした。アリマキの死亡率が3日
後において80チを越える場合の活性成分の最少濃度を
決定することによシ、評価を行なった。
前記のレベルの活性において、組成物は、はじめて有効
であると評価される。
前記製造例1〜膜製造5によって得られた各化合物は1
2.5ppmの濃度において、完全殺虫(100チ)を
達成した。
B7:エイイデス・エイイジプチに対する殺幼虫作用ビ
ーカー内の水150+ndの衣面」二に、供試化合物の
0.1.1アセトン溶液を、10 ppm、3.3 p
pm及び1.6 ppmの濃度を得るのに充分な量でピ
ー1′7トで加えた。アセトンを留去した後で、供試化
合物を含むビーカー中に、エイイデス・エイイジノチ(
Aedes aegypti )の生後3日の幼虫30
〜40匹を入れた。1日、2日及び5日後に死亡率を測
定した。
この試験において、前記製造例1〜膜製造5によって得
られた各化合物は、1.6 ppmの濃度において1月
後に、全幼虫の完全殺虫を達成した。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 (式中、R2はメチル基、エチル基、イソプロピル基又
    はS−ブチル基である) で表わされるミルベマイシン誘導体。 2、前記式(1)においてR2がメチル基又はエチル基
    である式(1)で表わされる特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 3、前記(1)においてR2がイソプロピル基である式
    (1)で表わされる特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 4、式 (式中、R2はメチル基、エチル基、イソプロピル基又
    は3−ブチル基である) で表わされるミルベマイシン誘導体を、温度範囲一10
    ℃〜+60℃において、不活性溶媒相中で、次亜塩素H
    (Hocz)によるか又は塩化スルフリル(SO2Cl
    2)によるかのいずれかによって、選択的に塩素化する
    ことから成る、式 0H (式中、R2は前記と同じ意味である)で表わされる化
    合物の製法。 5、温度範囲がO℃〜+40℃である特許請求の範囲第
    4項記載の方法。 6、溶媒としてジクロロメタンを使用する特許請求の範
    囲第4項記載の方法。 以下余白 7、式 (式中、R2はメチル基、エチル基、イソプロピル基又
    はB−ブチル基である) で表わされる化合物を少カくとも1種の活性成分として
    、適癌なキャリア及び(又は)希釈剤と共に含む、有害
    生物防除剤組成物。 8、前記式(■)においてR2がメチル基又はエチル基
    である式(1)で衣わされる化合物を含む特許請求の範
    囲第7項記載の組成物。 9、前記(T)においてR2がイソプロピル基である式
    (I)で表わされる化合物を含む特許請求の範囲第7項
    記載の組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6425706A (en) * 1987-04-29 1989-01-27 Sankyo Co Agricultural insecticide and acaricide having enhanced effect

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JPS6425706A (en) * 1987-04-29 1989-01-27 Sankyo Co Agricultural insecticide and acaricide having enhanced effect

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