JPS61169172A - 円筒体の製造方法 - Google Patents

円筒体の製造方法

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JPS61169172A
JPS61169172A JP753785A JP753785A JPS61169172A JP S61169172 A JPS61169172 A JP S61169172A JP 753785 A JP753785 A JP 753785A JP 753785 A JP753785 A JP 753785A JP S61169172 A JPS61169172 A JP S61169172A
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JP
Japan
Prior art keywords
welding
work
bead
peripheral part
inner peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP753785A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Kawakami
川上 三雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61169172A publication Critical patent/JPS61169172A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は溶接円筒素管をスピニング工程して製作する円
筒体の製造方法に係シ、特に溶接部に対し機械工程又は
グラインダ修正を省略し低価格化に好適な円筒体の製造
方法に関する。
〔発明の背景〕
円筒体の製造方法においては、まず所定の厚みと幅を有
する第1図の金属板状素材1を第2図に示す円板素材2
に工程する。しかる後にこの円板2はプレス絞り或はロ
ール絞り等により第3図に示すカップ3に成形する。こ
のカップ3け第4図に示すように底板4を切り離し素管
5と成す。
なお、円筒体において素管5の直径より充分長い長さを
必要とするとき、第5図に示すように素管5を2個或い
は複数個突合わせ、円周部に裏あて金6を挿入し、外周
部よシミ子ビーム浴接(以下EBWと称す)し裏あて金
6を一諸に消は込ませたビード7により円筒素管8を成
形する。
さらに、この円筒素管8は第6図に示すようにマンドレ
ル9に挿入しロール10によりスピニング工程し薄肉長
胴化したスピニングドラム11に成形して円筒体と成す
コノトキ、マンドレル9の外径と円筒素管8の内径は、
スピニング工程を行うにあたり、所定のクリアランスが
必要であり、従って第5図に示した裏あて金6は除去し
なければならない。
従来の円筒素管8の製造方法を第7図〜第9図について
説明する。
第7図は素管5を2個突合わせ、円周部に裏あて金6を
挿入した溶接前のセツティングであり、第8図は素管5
の外周部よりE E W l、裏あて金6まで溶かし込
みビード7により一体化した円筒素管8を成形1−だも
のである。
なお、このとき、溶接は円周部から行い、外周部に裏あ
て金6を設置する方法もあるが、溶接変形全極力小さく
するには溶接棒を用いず狭開先にて溶接できるEHW又
はレーザ溶接を採用するに成の浴接棒材を用いなければ
ならずコスト高になるというデメリットがある。
第8図において、裏あて金6を設けずにビード7を貫通
させると素管5の母材が溶は出しビード7部は減肉又は
貫通孔が生じ円筒素管としての要求は満足されないこと
になり、従来法においては裏あて金6が必要となる。
第9図は、スピニング前の工程として円周溶接部12を
工程し、第8図に示した裏あて金6を削除したものであ
る。つまり、第6図に示したように円筒素管8Vcマン
ドレル9を挿入してスピニングを行う場合、この裏あて
金6は削除し7なければならない。さらに、ビード7の
出来具合によっては外周溶接部13の工程も必要となる
以上のことより、従来の円筒体の製造方法にはJl下に
示すような欠点があった。
(1)溶接のだめの裏あて金6が必要であり、素管5の
他に部品が1個多くなる。さらに円筒体を強度部材とし
て使用する場合は、裏あて金6材質は素管5と溶融され
ることにより同組成の溶接棒を使用しなければならず、
コスト高となる。
(2)円筒素管8は絞り成形時の橢円及び溶接変形によ
り真円では無いため、裏あて全削除はグラインダ研削に
よる場合が多い。このグラインダ研削は円筒素管内周部
であることより、作業1生が悪く時間を要する等の欠点
がある。
(3)裏あて金6の削除時、素管5Kまで研削が及ぶ可
能性が有、素管5の減肉に起因する円筒体完成品の減肉
が生じる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、深絞り一浴接を採用した円筒体の製造
方法において、低コスト化及び作業環境改善が可能な円
筒体の製造方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
深絞り素管を複数個突合わせて全周溶接を行う場合、接
合を完全ならしめるためには従来法は裏あて金を設けて
素管の板厚を完全に溶かし、その保証として裏あて金ま
で接合していた。
しかしながら、従来方法においては裏あて金の削除に関
する作業及び同一素材の裏あて金を使用しなければなら
ないという問題点があった。
本発明はこれらの問題点を解決するために、基本的には
裏あて金を設けない方法としたが、裏あて金を設けても
、研削工程は行わず低コスト化及び作業環境の改善を図
ったものである。
つまり、浴接時において、ビードの溶は出しによる減肉
及び溶接欠陥の無いこと、さらに、完全な溶接がなされ
ていることを満足すれば良い訳で本溶接と仕上げ溶接(
溶融)を併用した円筒体の製造方法である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第10図〜第23図により説
明する。
第10図〜第14図は裏あて金を用いない場合の実施例
である。
第10図は素管5を突合わせた状態であり、浴接前のセ
ツティングを示す。このときの位置決めは、素管5同士
を仮溶接付は又は治具を用いての固定いずれにても可で
ある。
第11図は外周部より素管5を溶接し円筒素管8と成し
た状態であり、内周部に不溶着14を残している。この
とき、ビード7の溶は込み深さは浴接粂件によって任意
に設定が可能である。
次に、第12図に示すように不溶着部に対しTIG電極
15を設定し不活性ガス16にてシールドしながら第1
3図に示すように外周からのビード7とラップするよう
に修正ビード17を形成し、第14図に示す円筒素管8
と成すことができ、以後の修正工程無しに即スビニング
工程に供することが出来る。
なお、第11図および第12図における不溶着14の長
さけビード7の溶は込み深さのばらつき及び第13図に
おける修正ビード17の浴は込み浴さのばらつき相方よ
り設定すれば良く、溶接条件は実験的に容易に求めるこ
とができる。
また、第15図〜第19図は裏あて金を用いた場合の実
施例である。
第15図は素管5の円周部に裏あて金6を挿入従来法と
同じであるが、本発明は第17図に示すように裏あて全
6全体を不活性ガス16を流したTIG電極15により
溶融させ、第18図に示すように修正ビード17を成形
し、第19図に示す円筒素管8と成すことができる。こ
こで、裏あて金6を設けているととにより、修正ビード
17としたとき素管内周部に対し凸形の修正ビード17
となるが、これは、第17図においてT I G電極1
5をウィービングすることによって平坦化される。
第20図〜第22図は本発明の他の実施例を示す。
つまり、第20図に示すように外周部より溶接したビー
ド7にアンダカット18が残存した場合の修正方法であ
り、第21図に示したようにTIG電極をアンダカット
18部に設置し第22図に示す修正ビード17を得るこ
とができる。これによって、従来グラインダ等で修正し
ていた溶接部の研削工程は省略可能となる。
第23図はビードが円滑に修正される溶接条件として各
種トーチ設定方向条件におけるトーチ速度と電流の組合
わせ条件を示したものである。
円筒体は一般の構造物のようVC溶接線が複雑でなく同
項状であるため、処理範囲の広い水平処理を採用し、ト
ーチ固定でワークを回転させることによって作業時間は
より短縮される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、 (1)素管と同一組成の裏あて金が不要となり、構成部
品の削減及び修正工程の省略が可能となり、コスト低減
となる。
(2)裏あて金を設けた場合でも修正ビードにて対応可
能であり、グラインダ研削による修正時間の1/7〜1
/8である。
(3)  グラインダ研削作業省略により、作業環境が
改善される。
(4)本発明の採用により、従来手作業にて修正してい
た溶接部の工程が、将来自動化も可能であり、量産時に
おいてコスト低減効果は犬となる。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属板状素材と円板素材の板取図、第2図は円
板素材の断面図、第3図は絞り成形カップの断面図、第
4図は第3図の底部を切断した断面図、第5図は円筒素
管を突合わせ全周溶接した一部断面図、第6図はスピニ
ング工程の模式断面図、第7図は素管浴接前の一部断面
図、第8図は素管溶接後の一部断面図、第9図は素管仕
上工程後の一部断面図、第10図は本発明の一実施例の
素管突合わせた状態の一部断面図、第11図は同じく素
管浴接後の一部断面図、第12図および第13図はTI
G処理模式断面図、第14図は円筒素管の一部断面図、
第15図は素管突合わせた状態の一部断面図、第16図
は素管溶接後の一部断面図、第17図および第18図は
T I G処理模式断面図、第19図は円筒素管の一部
断面図、第20図は溶接部の断面図、第21図は溶接止
端部のTIG処理模式断面図、第22図はビード修正後
の断面図、第23図は各TIG設置姿勢と処理可能条件
範囲の説明図である。 1・・・金属板状素材、2・・・円板素材、3・・・カ
ップ、4・・・底板、9・・・マンドレル、11・・・
スピニングドラム、12・・・内周浴接部、13・・・
外周浴接部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、金属板状素材を凹状に絞り成形して素管となし、該
    素管を2個あるいは複数個突合わせ全周溶接して円筒素
    管となした後、スピニング工程を経て製作する円筒体に
    おいて、突合わせ全周溶接時に内周部に裏あて金を設け
    ずに不溶着部を残したまま外周部より溶接し、その後に
    内周部の不溶着部をTIG電極にて溶融させたことを特
    徴とする円筒体の製造方法。
JP753785A 1985-01-21 1985-01-21 円筒体の製造方法 Pending JPS61169172A (ja)

Priority Applications (1)

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JP753785A JPS61169172A (ja) 1985-01-21 1985-01-21 円筒体の製造方法

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JPS61169172A true JPS61169172A (ja) 1986-07-30

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JP753785A Pending JPS61169172A (ja) 1985-01-21 1985-01-21 円筒体の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125490A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd I型継手の溶接方法及びそのi型溶接継手並びにそれを用いた溶接構造物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125490A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd I型継手の溶接方法及びそのi型溶接継手並びにそれを用いた溶接構造物

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