JPS6116913A - O,o′‐メチレンエーテル基で結合されたフエノールレゾールエーテルの製造方法 - Google Patents

O,o′‐メチレンエーテル基で結合されたフエノールレゾールエーテルの製造方法

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JPS6116913A
JPS6116913A JP60130091A JP13009185A JPS6116913A JP S6116913 A JPS6116913 A JP S6116913A JP 60130091 A JP60130091 A JP 60130091A JP 13009185 A JP13009185 A JP 13009185A JP S6116913 A JPS6116913 A JP S6116913A
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methylolation
etherification
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ユルゲン、ニーベレ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G8/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08G8/28Chemically modified polycondensates
    • C08G8/36Chemically modified polycondensates by etherifying
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G8/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08G8/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes

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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分骨) 本発明は0,0′−メチレンエーテル基で結合すれたフ
ェノールレゾールエーテルの製造方法に関するものであ
る。
(従来技術) 富オルトのレゾールは例えば米国特許348579’7
号明細書に記載されている。これによれば非水性溶媒9
例えばベンゼン中で反応が行われる。
富オルトのレゾールであって、そのメチロール基が1価
アルコールで部分的にエーテル化されたものは、米国特
許第4120487号、同第415’7324号ならび
に同4122054号明細書に記載されている。
富オルトの、すなわちO2σ−メチレンエーテル基で結
合されたフェノールレゾールを製造するためにフェノー
ルをメチロール化することは、水性媒体中において有利
に行われる。〇−位におけるメチロール基の配向け、触
媒として2価の金属を使用することにより有利に行われ
る。この反応にとって有利なpH値は4.5−5.5で
ある。弱アルカリ性溶液においては触媒としてCa廿及
びMg+イオンが使用されるが、〇−位におけるメチロ
ール化のためにはこのpH値範囲は不適当である。
また〇−位におけるメチロール化のためには触媒量が重
要であり多量の金属塩を添加しなければならない。然る
にこの大計の金属塩は反応を進めるに当り障害となり9
反応生成物の形成を阻害する。
従来公知の富オルトレゾールエーテルノ欠点ハ固体樹脂
分に対し一般に5−12%の未反応遊離フェノールを含
有していることである。
従ってこの分野の技術的課題は、水性媒体中におけるメ
チロール化で開始される処理態様の場合に、触媒として
必要な比較的高濃度のMe+イオンを本質的に不溶性の
化合物に変換することができ。
例えば濾過などの必要なくこの生成物を反応混合物から
分離することができ、処理を更に続行して架橋を行わせ
る必要のない、富オルトフェノールレゾールエーテルの
製造方法を提供することである0 更に他の技術的課題は2反応生成物が残留フェノールを
実質的に含まないように、すなわち1%以下となるよう
にすることである。
更にまたこの反応生成物を9種々の用途9例えば電気絶
縁用成形体の製造、特殊な9例えば電気絶縁用積層体の
製造、1a維マツトの製造、塗料用の場合によりメチロ
ール基を含まない架橋剤の製造、塗装材料の製造等に有
利に使用できるようにすることである。
(発明の要約) 上述の技術的課題は本発明方法により完全に解決される
本発明の対象はMe  イオンの存在下にフェノール及
び/或はm−アルキル置換フェノール+1により他のア
ルキルフェノールとの混合物及びホルムアルデヒド或は
ホルムアルデヒド誘導体を反応させ9次いで1乃至3価
のアルコールでエーテル化して、0,0′−メチレンエ
ーテル基で結合され本質的にフェノールを含有しないフ
ェノールレゾールエーテルの製造方法であって。
A、水性媒体中におけるメチロール化で開始される方法
態様の場合には。
(al)使用されるフェノールに対し0.5乃至10重
壜%のMe  イオンの存在下にメチロール化を行い。
(a2)次いでMe”イオンを離溶性の塩として除去し
(a3)場合により1種類或は複数種類の1乃至3価の
アルコール及び同伴剤の存在下に溶媒として反応混合物
中に存在する水を30乃至80℃において分離し、エー
テル化に際し形成される反応水を45乃至120°Cに
おいて分離すること。
・ B、非極性有機溶媒中におけるメチロール化で開始
される方法態様の場合には。
(bl)使用されるフェノールに対し0.1乃至0.3
重量%のMe  イオンの存在下にメチロール化を行い
(b2)1種類或は複数種類の1乃至3価のアルコール
の存在下に、場合により溢流する留出物を還流しつつ9
5乃至120℃においてエーテル化を行うこと。
及び上記A法或はB゛法による反応生成物をフェノール
含有量が1重量%以下になるまで薄層エバポレータ処理
して残留フェノール分を除去することを特徴とする製造
方法である。
エーテル化には1価或はz師のアルコール、ことにヘキ
サンジオールを使用することが好ましい。
Me イオンはカルボン酸塩の形態で使用することが好
ましくは、上記A法による場合にはカルボン酸塩として
2価金属の蟻酸塩、醋酸塩或はプロピオン酸塩を、上記
B法による場合には、2両全、匡のナフテン酸塩、オク
ト酸塩及びネオデカン酸塩を使用するのが好ましい。
本発明による水性媒体中における処理の場合に。
工程順序は上述したようにalからa3の順番である。
この順序の変更2例えば塩の除去前における水の分離は
、濾過可能性に影響を与え、従って本発明方法を実施す
るについて技術的障害をもたらす。
・ (発明の構成) 反応干与体乃至組成分1個々の工程1反応生成物の利用
につき以下に詳述する。
A、水性媒体中における処理態様の場合において。
(a、)本発明方法による富オルトレゾールエーテル製
造のために、フェノール、場合によりアルキルフェノー
ル(〇−位或はp−位置換)或はフェノール基を形成含
有する炭化水素樹脂、或はポリブタジェン変性フェノー
ル(例えばヨーロッパ特許第2517号による)、なら
びにm−置換アルキ・ルフェノールを、ホルムアルデヒ
トト共ニ水性媒体中において〇−位における反応を制御
する触媒。
例えば2価金属イオンの存在下、pH4−7,ことにp
H4,5−6,0、80−100℃の温度でホルムアル
デヒドが消失するまで反応させる。触媒としては揮発性
の有機カルボン酸と2価の電気陽性金属の塩9例えばZ
n  、 Sn  、 Mg  、 Oa  、 Pb
+。
Ba+、Oo″或はその混合物を使用するフェノールに
対し0.5乃至10重量%、ことに1.3−5重量%゛
の割合で使用するのが好ましい。ことに蟻酸塩。
醋酸塩及びプロピオン酸塩のようなカルボン酸塩の形態
で使用するのが好ましい。ことに望ましいのは蟻酸塩と
醋酸塩である。
フェノール/ホルムアルデヒドの使用量割合は一般に1
 : 1.0乃至1 : 2.5モル、ことに1:1.
5乃至1 : 2.2モルであることが好ましい。
反応生成物の縮合度は本製造方法の終結時において平均
1−4のフェノール単位を有する。これより高い縮合度
の場合には一般に均質でない水の調整がもたらされる。
(a2)第2工程は溶解している触媒、すなわちMθ1
イオンの除去に関するものである。
(a2.+)この目的を達成するために水に不溶性の塩
1例えば燐酸塩(燐酸水素塩或は燐酸アンモニウム)或
は硫酸塩或は炭酸塩に変換される。選択の基準としては
不溶塩を問題なく除去9例えば濾過し得るか否かである
。この濾過は、後にエーテル化のために添加されるべき
アルコール或はx −チル化前に除去されなければなら
ない、すでに導入されている他の添加物の存在に対し好
ましい影響を及ぼす。
本方法の実施にことに適当な亜鉛塩は燐酸水素塩として
除去するのが好ましい。
不溶性燐酸塩の調製は水性燐酸を20−70’C。
ことに40−60℃の温度で1時間にわたり添加するの
が好ましい。過剰量の未反応燐酸は、生成物分子量の過
大な増大乃至架橋をもたらすので避けねばならない。
(〜、2)同様に極めて有効な他の方法は、 Me+蟻
酸塩、醋酸塩乃至その他のMe  塩の使用であって。
80−100℃のメチロール化条件下において溶解状態
に置かれるが、冷却により晶出し簡単に分離される。適
当な塩は例えば蟻酸亜鉛及び醋酸バリウムである。
エーテル化のため以上のb2に述べられる条件が適当で
ある。
工程a1による反応生成物が平均分子量150−250
を有するように一]二記工程が実施される場合には。
ことに本実施態様〜、2を採用するのが有利である。
(−)この工程は、水、すなわち溶媒として使用した水
と反応により生成する水とを分離除去するためのもので
ある。ここで反応生成水乃至反応水と称するのは、アル
コールのOH基によるメチロール基のエーテル化により
分離する水及びメチレンエーテル結合の形成により分離
する水を意味する。メチロール基のアルコールOH基に
よるエーテル化の程度は、確定的のものではなく、生成
物の反応性がそれ程高くならないように、また残留フェ
ノールを薄層エバポレータにより問題なく分離し得るよ
うに調整されるべきである。一般にエーテル化度は生成
物の用途に応じて調整される。例えば電気泳動沈積法の
技術領域において結合剤として使用するためには、多く
の場合メチロール基の少ない生成物を使用するのがこと
に有利である。
このような目的化合の製造は本発明方法により可能にな
される。
水の分離は一般にドルオール或はシクロヘキサンのよう
な同伴剤の存在下に減圧で行われ、30−50°Cで始
まって徐々に60−80°Cまで湿度が上昇し、生成す
る水のpH値は徐々に低下する。エーテル化に伴い生成
する反応水の分離は、穏和な分留・により可能であり、
これは45− ’120°C9ことに50=110℃の
湿度で行われる。
エーテル化反応の終了後において反応生成物は一般に2
−6.ことに3−5の縮合度を示す。残留フェノール分
の量は固体樹脂分の4−12重量%。
ことに5−7重量%である。
水分離のための温度は9例えば60−80°Cの比較的
高いエーテル化温度の後に30−40°Cの温度範囲に
おいて溶媒分離が行われるように選択され・るべきであ
り、エーテル化のために例えば50−70°Cが選択さ
れる場合には、水分離の第1段階は例えば40−50℃
で行われる。溶媒としての水の分離は35−80℃で行
うことが好ましい。エーテル化は50−85℃で2−3
段階の温度勾配で行われ・る0 エーテル化を行うためモノ、ジ及びトリアルコールの使
用が考えられるが、これは以下に詳述する条件下にあっ
て反応容器から逸散しないもの或はし難いものでなけれ
ばならない。例えばエチレングリコールモツプチルエー
テル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、フェ
ニルグリコール、ジエチレングリコ、−ルモノブチルエ
ーテル。
ベンジルアルコール、エチレングリコール、ヘキサンジ
オール−1,6,ペンタンジオ−ルー1゜5、ブタンジ
オール−1,4,モノ、ジ、トリ及びテトラエチレング
リコール、デカンジオヱル−1,10,ジプロピレング
リコール、チオジグリコール或はこれ等の混合物である
。ことに好ましいのは1級OH基を有するジアルコール
であって9例えばヘキサンジオール−1,6,ブタンジ
オール−1,4,ペンタジオール−1,5,モノ、ジ及
びトリエチレングリコールである。
好ましいジアルコールによるエーテル化は、極めて完全
な反応が生起するように行われる。極端・な場合にはア
ルコールの両OH基が反応せしめられる。一般的にはア
ルコール構成分の半部乃至両部がメチロール基でエーテ
ル化された生成物がもたらされる。
B、非極性有機溶媒中における処理態様の場合において
(bl)メチロール化は使用されるフェノールに対し0
.1乃至0.3重量%のMθ1イオンの存在下において
行われ、これは1掲(al)において指摘された2価金
属の塩、ことにカルボン酸塩、特にナフテン酸塩、オク
ト酸塩、ネオデカン酸塩の形態において使用される。
(b2)エーテル化は1種類或は複数種類の1乃至3価
のアルコールの存在下、好ましくは95−120℃にお
ける留出物の還流下において行われる。・メチロール化
及び縮合(すなわちエーテル化反応)は同時に行われる
のが好ましい。使用されるべきアルコール及び反応生成
物については1掲(a3 )において述べた所が適用さ
れる。触媒の除去はこの処理態様工程(水が少く或は水
が存在しな・い)においては行われない。
処理態様(a2.2)及び(b2)により形成される生
成物は、好ましくは95− ’115℃においてエーテ
ル化される。
還元乃至残留フェノール分除去のため、エーテル化(方
法段階a3及び1)2)シた生成物は80−120℃、
減圧下に薄層エバポレータ処理に附され、フェノール分
残量0.1重量%以下になされる。
若干の用途、ことにコーティング処理分野において、こ
の生t2+物にフェノール残留分の少ないことがとくに
有利である。この場合生成物中のフェノール残留分は、
特別の後処理を更に行うことなく本発明方法により、固
体樹脂分に対し0.05−0.5%になされる。
これにより縮合度は一般に更に高められる。残留フェノ
ールの除去は相互に関連せしめられた複数段階の薄層エ
バポレータ処理により行われ得る。
この場合の温度及び滞留時間は1反応生成物が所望の平
均分子量をもたらすように調整される。平均分子量を3
00乃至2000 、ことに400乃至1000とする
ことにより、一般的に反応生成物を上述の用途に使用す
るに適したものとすることができる。
使用されるMe 化合物に応じて1例えばZn  を使
用した場合には明色の、 pb  を使用した場合には
暗色の85−97.5%の固体外を含有する粘稠な生成
物が得られる。
処理態様Aによる生成物であって9反応生成水を比較的
低温(45−85°C)で分離除去したものは、一般に
ベンジルエ下チル基からメチロールアルキル基へのエー
テル化率が低く、エーテル化されないメチロール基含有
量が多い。これに対し比較的高温(80−110℃)で
反応水を分離除去した生成物は、エーテル化率が高く、
従ってメチロール基含有量は低く、若干の場合において
高いメチレン基含有量を示す。
本発明方法による反応生成物はそのままの高濃度の状態
で使用してもよく、またアルコール或はエステルのよう
な適宜の溶媒で希釈してもよい。
本発明により製造されたフェノールレゾールエーテルは
、それのみで単独の結合剤として使用さ・れ得る。他の
使用可能性として、他の結合剤と合併して使用すること
もできる。このような他の結合剤としては、特に分子内
に塩基性N原子、ことにNH基を有する結合剤が挙げら
れる。これは例えば西独特許出願第P3422474.
2号明細書に記載されているような電気泳動陰極析出塗
装結合剤として使用される。架橋反応促進のため、場合
によりこのような使用目的に・適する酸触媒の存在が必
要である。
本発明方法により創造される富オルトレゾールエーテル
は、また力ウチューク助剤として使用するにも適当であ
る。
またこの富オルトレゾールエーテルは塑造成形体、積層
体、接着剤の製造用に、また電気絶縁材料製造用の結合
剤乃至架橋剤として適当である。
またこのレゾールエーテルは水性分散液として。
同様に上述の各用途に使用することもできる。
以下の実施例において使用される部及びパーセントは特
に明示されない限りすべて重量に関するものである。
実施例/ フェノール1075.0 M 、  40%ホルマリン
水溶液1886.0部及び醋階亜鉛(Zn(OH3Co
o)2X 2 H2O)99.0部を90℃まで徐々に
加熱し、3.5時間この温度に保持する。
次いで500 、0部のヘキサンジオール−1,6を1
添加し、50℃に冷却する。次いでこの温度の水60.
0部に44.5部のH3P O4を溶解させたものを1
時間にわたり滴加し、ヒダ濾紙で濾過し、若干のメタノ
ールで洗浄する。
次いで還流冷却器を具備する反応容器中においてメタノ
ールを除去し、トルエン500.0部を添加した後、約
45°C,100−110ミリバールで水を徐々に分離
除去する。次いで温度を50°C160°C及び70℃
に段階的に一ヒげ、平均分子量を約300まで増大させ
る。あらためて濾過し、115°(:、、0.5ミリバ
ールで薄層エバポレータ処理する。得られた淡黄色樹脂
(1690,0部)は固体分含有量92%。
工C工平板円錐粘度計で計測した75℃における粘度2
400mPa5 、平均分子量400.フェノール含有
量0.35%、亜鉛含有量90 ppmであった。
実施例2 実施例/と同様の材料を使用し、燐酸亜鉛の除去後、水
を第1段階において35°Cで除去した。茨段の温度を
60°C975°C及び80℃とした。生成樹脂の収率
、特性は実施例/に示した所と本質的に相違しない。
実施例3 実施例/と同様の材料を使用して、燐酸亜鉛の除去後、
水を50℃で除去した。エーテル化の際。
65℃の温度を超えないように処理した。生成樹脂の収
率、特性は実施例1に示した所と本質的に相違しない。
実施例グ フェノール51’7.0部、トルエンl’75.0部及
び工業バラホルムアルデヒド386.0部にN鉛分3%
のナフテン酸亜鉛のトルエン溶液11.6部を添加し。
約100℃に加熱した。次いで更に11.6部の触媒溶
液を添加し、  110℃において2時間更に還流させ
・た。水性留出物36.0部を分離除去し9反応容器に
返還した。この処理を2時間続けて分離された水75部
を再び返還した。次いで16o、o部のヘキサンジオー
ル−1,6を添加し、温度を105−110℃に維持す
る。分離された水性留出物(70,0部)を反応容器に
返還する。今回は分離し得る水の量が増大し、ホルムア
ルデヒドの量は減少し、その・結果1反応の終結にあた
り、すなわち生成物の平均分子量が400に達した際に
ホルムアルデヒド含有量40−45%のホルムアルデヒ
ド水溶液を形成させ、これを分離除去した。
生成物を125°C,0゜5ミリバールで薄層エバポレ
ータ処理した。淡黄褐色の樹脂773.0部が得られた
が、その固体分合有量95%、■CI平板円錐粘度計で
計測した75℃の粘度240n mPa5 、平均分子
量450 、フェノール含有量0.3%、亜鉛含有量 
・190 ppmであった。
実施例! フェノール1075.0部、40%ホルマリン(40%
ホルムアルデヒド水溶液)1886.0部、iI化亜鉛
36.7部、蟻酸41.52部を90℃において6.5
時間1攪拌した。冷却後、水性相中の有機相と生成結晶
とを分離し、トルエン300部及び400部のヘキサン
ジオール−1,6を添加し、減圧下に50℃から始って
80℃に至るまで十分に水を分離し1次いで常圧下、1
05℃において生成する水を除去しつつ。
分子量400となるまでエーテル化を行う。濾過後の澄
明な溶液を、120°C,0,5ミリバールの圧力下に
薄層エバポレータ処理して、逸散部分と分離する。
生成淡褐色樹脂1380部を得たが、その固体分含有量
は94.5%、  工o工平板円錐粘度計で計測した7
5℃の粘度1’760 mPa5 、平均分子量520
.フェノール含有量0.12%、亜鉛含有量1601)
pmであった。
実施例6 実施例Sにおけるようにフェノール及びホルマ・・リン
を反応させ、約208Cまで徐々に冷却して。
305部のブタンジオール−1,4を添加し、1夜23
℃に放置する。次いで31.0部の水にオルト燐酸21
.0部を溶解させた溶液を40分間にわたり滴゛加した
。生成結晶を濾別する。500部のトルエン゛を添加し
た後、 35−’40℃、減圧下に水圧下離した。内部
温度を徐々に50℃まで上げて、事実上水が残らないよ
うにする。然る後、平均分子量が約450となるまで1
10℃においてエーテル化処理を行う。
濾過後の澄明な溶液を125°C,0,5ミIJバール
・において薄層エバポレータ処理に附し、逸散部分と分
離する。淡黄色の樹脂1280部が得られ、その固体含
有量は96.5%、■CI−平板円錐粘度計により測定
した75℃の粘度1680 mPa5 、平均分子量5
94、フェノール含有量0.1%、亜鉛含有量200p
pmであった。
特許出願人   パスフ ァクチェンゲゼルシャフト 

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Me^+^+イオンの存在下にフェノール及び/
    或はm−アルキル置換フェノール、場合により他のアル
    キルフェノールとの混合物及びホルムアルデヒド或はホ
    ルムアルデヒド誘導体を反応させ、次いで1乃至3価の
    アルコールでエーテル化することにより0,0′−メチ
    レンエーテル基で結合され本質的にフェノールを含有し
    ないフェノールレゾールエーテルを製造する方法であっ
    て、 A、水性媒体中におけるメチロール化で開始される方法
    態様の場合には、 (a_1)使用されるフェノールに対し0.5乃至10
    重量%のMe^+^+イオンの存在下にメチロール化を
    行い、 (a_2)次いでMe^+^+イオンを難溶性の塩とし
    て除去し、 (a_3)場合により1種類或は複数種類の1乃至3価
    のアルコール及び同伴剤の存在下に溶媒として反応混合
    物中に存在する水を30乃至80℃において分離し、エ
    ーテル化に際し形成される反応水を45乃至120℃に
    おいて分離すること、B、非極性有機溶媒中におけるメ
    チロール化で開始される方法態様の場合には、 (b_1)使用されるフェノールに対し0.1乃至0.
    3重量%のMe^+^+イオンの存在下にメチロール化
    を行い、 (b_1)1種類或は複数種類の1乃至3価のアルコー
    ルの存在下に、場合により溢流する留出物を還流しつつ
    95〜120℃においてエーテル化を行うこと、 及び上記A法或はB法による反応生成物をフェノール含
    有量が1重量%以下になるまで薄層エバポレータ処理し
    て残留フェノール分を除去することを特徴とする製造方
    法。
  2. (2)特許請求の範囲(1)に記載された製造方法にお
    いて、エーテル化のために1価或は2価のアルコールが
    使用されることを特徴とする製造方法。
  3. (3)特許請求の範囲(1)或は(2)に記載された製
    造方法において、アルコールとしてジアルコールが使用
    されることを特徴とする製造方法。
  4. (4)特許請求の範囲(1)から(3)までの何れかに
    記載された製造方法において、Me^+^+イオンがカ
    ルボン酸塩の形態で使用されることを特徴とする製造方
    法。
  5. (5)特許請求の範囲(1)から(4)までの何れかに
    記載された製造方法において、上記A法による場合にカ
    ルボン酸塩として2価金属の蟻酸塩、醋酸塩或はプロピ
    オン酸塩が使用されることを特徴とする製造方法。
  6. (6)特許請求の範囲(1)から(4)までの何れかに
    記載された製造方法において、上記B法による場合にカ
    ルボン酸塩として2価金属のナフテン酸塩、オクト酸塩
    或はネオデカン酸塩が使用されることを特徴とする製造
    方法。
  7. (7)特許請求の範囲(1)から(5)までの何れかに
    記載された製造方法において、上記A法による場合に2
    価金属の燐酸塩が使用されることを特徴とする製造方法
JP60130091A 1984-06-16 1985-06-17 O,o′‐メチレンエーテル基で結合されたフエノールレゾールエーテルの製造方法 Pending JPS6116913A (ja)

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