JPS61168318A - ジユ−サ - Google Patents

ジユ−サ

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JPS61168318A
JPS61168318A JP780685A JP780685A JPS61168318A JP S61168318 A JPS61168318 A JP S61168318A JP 780685 A JP780685 A JP 780685A JP 780685 A JP780685 A JP 780685A JP S61168318 A JPS61168318 A JP S61168318A
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JP
Japan
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filter
protrusion
separation cylinder
groove
handle
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Pending
Application number
JP780685A
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English (en)
Inventor
赤井 外喜男
前田 宜宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61168318A publication Critical patent/JPS61168318A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は内底部に材料を切削するカッタを有しモータに
より回転駆動される遠心分離筒と、この分離筒の内周に
装着され切削された材料をカス分と液分とに分離する筒
状フィルタとを備え、カス分を遠心分離筒に溜めるジュ
ーサに関する。
(ロ) 従来の技術 この種のジューサは例えば実公昭58−10504号公
報にて公知である。このジューサに用いられるフィルタ
は櫛歯状に形成することにより縦方向の多数の液流出ス
リットを形成したもので、内周面にカス分が付着蓄積す
る。この付着したカスを落とすにはフィルタを弾性変形
妨せるが、この変形によるスリットの間隔の変化が下端
部では比較的大きいが、上方にゆくに従い小さくなる。
それ故カス落らが悪いと共に、単に水洗いしただけでは
カスが落ちずブラシ等を用いてカスをかき落とさなけれ
ばならず、カス落とし作業が困難となっていた。このカ
ス落とし作業の困難性はジューサそのものの使用をため
られせる最大の原因となっていた。
この欠点を解消すべく出願人は筒状フィルタを隣接する
段間の間隔が拡張可能な螺旋状の液流通間隙を有した螺
旋体にて構成すると共に、液流通間隙の上下方向間隔の
拡張を阻止するように筒状フィルタを分離筒に押し付け
るフィルタ押え手段を設けたジューサを製品化して販売
している。
斯る構成のジューサに依ればフィルタ押え手段がフィル
タと別体に構成されている為に、使用者がフィルタ押え
手段の分離筒への装着を忘れることがある。そうすると
分離筒の回転によりフィルタが分離筒から飛び出しフィ
ルタと容器とが衝突して両者或いは一方を損傷させると
いう欠点があった。
又、フィルタ押え手段がフィルタと別体構成のの為、フ
ィルタ押え手段とフィルタと分離筒の王者の寸法を正確
に管理しなければならない、この寸法管理に誤差を生ず
るとフィルタの間隙が広くなり、フィルタを十分押え付
けられなくなる場合がある。この場合ジュース生成時広
くなった間隙からカス分が流出してカス分の多いジュー
スしか得られないという欠点があった。
(ハ) 本発明が解決しようとする問題点本発明は上記
の種々欠点に鑑み、フィルタ押え手段の装着忘れを隣止
すると共に、寸法管理が容易で、フィルタの高さが何ら
かの原因で高くなった時にはフィルタを締め付けること
ができないようにしてジュース中へのカス分の流入の少
ないジューサを提供することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明はフィルタ押え手段をフィルタ上端外周に備える
突起と、遠心分離筒内周に形成され上端より前記突起が
嵌まり込む垂直部及びこの垂直部より連続する水平部よ
りなる溝とから構成し、前記水平部の突起上面と対向す
る上壁面は水平部の入口側を水平面に、奥側を下向きの
傾斜面に形成すると共に分離筒内に装着された通常のフ
ィルタにおける突起の上面高きを、前記水平面高さより
少許低く形成することで上記問題点を解決したものであ
る。
(ホ) 作用 上記の手段により、フィルタをその突起が溝の垂直部に
嵌入するように分離内に装着し、フィルタを分離筒に対
し回転させることで、突起が溝の水平部に移動し、水平
部の傾斜面と係合してフィルタは下方に押え付けられる
。又、フィルタの液流通間隙の上下間隔が何らかの原因
で長くなるとフィルタの高さ、延いては突起の高芒が高
くなり、突起は溝の水平部と保合できなくなり、その結
果フィルタの締め付けができなくなる。
(へ) 実施例 本発明の一実施例を以下に図面に従い説明する。
〈実施例の構成〉 先ず第1図を参照して図面に示すものはミキサアタッチ
メント(図示しない)を連結してミキサ機能をもなし得
るカス滞溜型のジューサで、モータ(図示しない)等を
内蔵する本体部(A)と、遠心分離筒(1)等を有する
液生成部(B)と、この液生成部(B)にて生成される
液を受けて取出す着脱自在のジュースカップ(5)より
なる液取出部(C)とから主構成される。以下に各部の
構成について詳述する。
(I)  本体部(A)について 第1図を参照して、(2)は平面四角形状をなし下面四
隅に弾性脚(3)・・・を有し、モータを支持板(4)
にて吊下げ支持した本体ケースで、モータの駆動軸(6
)をケースの上面開口(7)から上方に突出させている
。このケース(2)は上面に高段部(8)と低段部(9
)を有している。 (10)は駆動軸(6)の上端に固
定されている高速用駆動コネクタで、ミキサ用アタッチ
メントの下面に備えられるコネクタくいずれも図示しな
い)に着脱自在に連結される。(11)は高速用駆動コ
ネクタ(10)と同心二軸状にその外周にて低速回転す
る低速用駆動コネクタで、プーリ(12)(13)、ベ
ルト(15バ16)等の減速機構(14)を介して駆動
軸(6)の回転が減速されて伝達される。 (17)は
本体ケース(2)の前面に設けた電動機制御用操作スイ
ッチである。
<It)  ジュース液生成部CB)について先ず第1
図を参照して、(18)は上面開口の受容器(18a)
と、この上面開口を覆う容器蓋(18b)とからなる平
面四角形状の容器で、受容器(18a)は本体ケース(
2)上面の高段部(8)上に着脱自在に載置されると共
に下面にコネクタ(10)(11)が挿通される開口(
19)を有し、同下面の前記低段部(9)に対向する位
置に液流出口(20)を形成している。この流出口(2
0)には嫡子(21a)によって開閉操作される弁体(
21)を備えている。
第1図及び第3図を参照して、上記遠心分離筒(1)は
内周に螺旋フィル#(22)を着脱自在に装着し上記の
低速コネクタ(11)に着脱自在に連結きれて回転駆動
きれ、材料切削用のカッタ(23)を上面に回漕した台
部(1a)と、この台部(la)に着脱きれる有底の略
円筒状筒部(lb)と、台部(1a)と筒部(1b)と
の結合用のリング体くIC)とからなる。
以下に各部につき詳述する。第2図及び第3図を参照し
て上記台部(1a)は合成樹脂製であって水平部(24
)とこれから下方に突設される円筒状支持部(25)と
からなり、この支持部(25)の下部内周が低速コネク
タ(11)の外周に係脱自在に係合される。
上記カッタ(23)は水平部(24)に螺子又は鋲によ
るカシメにて取付けられており、中心から放射状に切削
刃としてのおろし刃(26)を形成する。
上記筒部(1b)は合成樹脂製で第3図に示す如く上面
開口の有底筒状をなし、中央部底面を上方に突出許せて
台部取付用の高段部(27)となし、外周部をカス溜用
の低段部(28)となしている、高段部(27)の中央
部には台部(1a)の支持部(25)が嵌入する円筒状
嵌合部(29)を形成している。第4図を参照して(3
0)・・・は嵌合部(29)の内周上段に形成された係
合溝で、台部(1a)の突起(図示しない)・・・が嵌
入されて台部(1a)と筒部(1b)との回転止め作用
をなす。
そして、筒部(1b)は支持部(25)の外周に嵌着さ
れこれとバヨネット係合するリング体(1c)により水
平部(24)との間で挾持きれる。
第3図及び第4図を参照して(30)はフィルタ(22
)が装着される筒部(1b)の内周面で、分離された液
が上昇し易いように上方が径大となるテーパー形状とな
すと共に、フラットに形成され、リプ状の突起を設けて
おらず、上端には4つの係合溝(第1係合部)(31)
・・・が形成きれている。この各係合溝(31)は上端
が外部に開口しフィルタ(22)の後記係合突起(第2
保合部)(32)・・・が上下に挿通可能な垂直部分(
31a)とこの垂直部分(31a)の下部にて分離筒反
回転方向に向けて延び係合突起(32)が水平方向に移
動可能な水平部分(31b)とからなり、水平部分(3
1b)の土壁(33)は垂直部分側にて略水平とした水
平面(33a)と反垂直部分側にて下向傾斜する傾斜面
(33b)とを形成している。
(34)は筒部〈1b)の側面及び底面にわたり略り字
状に形成した流体バランサで、筒部(1b)の側面を下
面開口の二重壁になすと共に、この下面開口をリング状
底蓋(35)にて閉本して密閉空間を形成し、この空間
内に外壁側から一体に縦方向の抵抗板(36)・・・を
適数突設すると共にこの空間内にバランサー用の液体〈
37)を適量封入し℃いる。
次に上記螺旋フィルタ(22)の構成につき説明する。
このフィルタは合成樹脂製、例えばABS樹脂製の多数
段構造の円筒状の螺旋体(22A)から構成され、各段
間には螺旋状の液流通間隙(38)が形成されている。
この液流通間隙(38)の構成面にはフィルタ(22)
押し付は状態で各段間の間隙が一定値(例えば0.41
111)以下に狭くならないように螺旋体(22A)の
下面に半径方向の略全幅にわたって間隔保持用突起(3
9)・・・を間隙の長手方向に等間隔を存して形成して
いる。
そして第6図の如くフィルタ〈22〉の最下段において
、終端(40)が係脱自在となっており、その突き合せ
面(41>(42)を傾斜面に形成すると共にこの係合
を保持するように鉤状の凸部(43)を形成している。
 (44)は凸部(43)が上下方向に係合する如く形
成される凹部で、この凹凸係合により終端の係合が下方
に外れないように構成される。
又、上記螺旋フィルタ(22)の最下段は断面の高さ寸
法を変化させることで下端面(45)が段差のない平坦
面となるように構成され、こうすることで筒部(1b)
内底面との間に大きい隙間が形成きれないようにしてカ
スの流出を隣止している。上記の最下段の断面の高さの
寸法変化のさせ方には、同一断面形状の螺旋状体の上、
下面に高さy4整用のリング状体を接着するか、金型で
断面形状を変化させることで可能であるが、本実施例で
は後者を採用している。
次にフィルタ(22)の最上段において、終端は最下段
の如く係脱自在となっておらず、一体構造としている。
これに伴い液流通間隙(38)の上側終端部(38a)
の上下間隔を第8図の如く他部より広く形成し、この部
分の洗浄を容易にしている。そして、最上段の内周には
環状のカス止め用フランジ(45)を一体的に設けてい
る。又、最上段上面には第9図の如く一対の軸受部(4
6)(47)が形成され、この軸受部(46)(47)
の軸孔(46a)(47a)に嵌入きれ回動自在に支持
される軸(48)(49)を両端にて内向きに突設した
略半円状の合成樹脂製把手(50)を回動自在に設けて
いる。
前記軸(48)と軸(49)との径を異ならせると共に
、孔(46a)と孔(47a)との径を異ならせ、誤っ
た逆の取付けが不可能に構成され、一方の軸(49)の
先端を斜にカット(49a)することで第9図の如く先
ず軸(48)を軸孔(46a)に嵌入た後の軸(49)
を軸孔(47a)に嵌入する作業を容易にする。又、軸
(4g>(49)の先端に突起(48b)(49b)を
、軸孔(46a)(47a)の内底壁に凹所(<5b)
(a7b)をそれぞれ形成し、両者を係合させることで
把手(SO)の取付状態でのガタッキを無くしている。
又、軸受部(46)(47>の上面略中夫には把手<5
0)の回動を一方向に規制するリブ(51)(52)を
形成している。
前記把手(50)の倒位置においてフィルタ(22)の
左右の重量バジンスを保つ為は、把手(50)と略同形
状のバランス修正部(53)を最上段の反把手倒位置側
に一体形成している。 (54>は最上段の端面〈55
)と倒位置にある把手(50)との間の間隙にカスが侵
入しないように最上段の把手側位置側内周端に立設した
突壁である。
前記フィルタ(22)の各段間には下段の上面から突起
(56a)・・・を、上段にはこの突起(56g>・・
・が嵌合する凹溝(57g>・・・が上下方向に一直線
上に形成され、この突起(56a)・・・及び凹溝(5
7a)・・・群とこれと同じ形状の突起(56b)・・
・及び凹溝(57b)・・・群が180@間隔を存した
点対称の位置にも形成されている。この突起(58a)
(56b)・・・及び凹溝(57m)(57b)・・・
はフィルタ(22)の段間の回転方向のスライドを阻止
する阻止手段を構成する。上記凹溝(57a)(57b
)・・・は半径方向に切欠状4二貫通形成されていて、
突起(56g)(56b)・・・はその半径方向に係脱
自在となっていると共に各突起<56a)(56b)の
左右角部には大きいR部(5B)(58)が形成きれて
頂部に9許のフラット部(59)を有した略半円状とな
っている。この突起<56a)(56b)の形状に合せ
て凹溝(57a)(57b)の角部も略半円状に形成し
ている。
前記係合突起(32)・・・は最上段外周に互いに90
度の間隔を存して水平外方に突設され、分離筒(1)上
端内周に形成した係合溝(31)・・・と協働してフィ
ルタ(22)の段間の上下間隔の拡張を阻止するように
フィルタ(22)を上方から分離筒(1)内底面に押え
付けるフィルタ押え手段と、フィルタ(22)の反分離
筒回転方向の回わり止め手段を構成する。
前記フィルタ押え手段について、前記係合突起(32)
・・・はその上面高さが第8図のフィルタ(22)の自
然縮小状態において溝(31)の水平面(33a)高さ
よりも少許低く形成される。
この少許低くの意味は、突起(56a)(56b)・・
・と溝(s7a)(s7b)・・・との係合が正常にな
されなかったり、終端(40)の凸部(43)と凹部(
44)との係合がな諮れなかったり、液流通間隙(38
)に大きいカスが引掛ったりして、液流通間隙(38)
の間隔が正常時よりも拡がったままとなった場合に、突
起(32)と水平部(31b>に嵌まり込めないように
突起(32)・・・の高さを設定することである。
この構成により、間隙(38)の間隔が異常に広い場合
にはフィルタ(22)を分離筒(1)に押え付けること
もできないし、容器蓋<18b)も正常にセットできな
いので、異常のままでジュース生成がなされて、ジュー
ス中に多量のカス分が混入することがない。
そして、間隙(38〉の間隔が正常の場合、係合突起(
32)を溝(31)の垂直部(31a)に挿通するよう
フィルタ(22)を分離筒(1)に装着した後回転させ
ると、突起(32)が傾斜面(33b)に係合する様構
成されている。この傾斜係合はフィルタ〈22)を段間
の間隔の拡張を阻止する用にフィルタ(22)を上方か
ら押えるフィルタ押え手段を構成すると共に分離筒(1
)を起動した時フィルタ(22)が慣性により反分離筒
回転方向に回転するのを阻止する回わり止め手段を構成
している。
前記溝(31)の垂直部(31a)上端には切欠(60
)が形成きれ、第2図(ハ)の如く把手(50)を切欠
(60)から上下に広く露出きせ、把手(50)を起す
際に指をかけやすくしている。
(62)は把手(50)の一端に一体形成された扇状の
規制片で、把手<50)を倒位置に回動した状態く第1
2図参照)での第1垂直面(63)と把手回動中心(0
)を中心に半径Rで第1垂直面(63)の下部から上方
に向けて弧を描いて形成した円弧面(64)と円弧面(
64)の上端に形成される少許幅の第2垂直面(65)
とを有している。この第1垂直面(63)は規制片(6
2)が溝(31)に嵌まり込まない状態で分離筒(1)
の上端面(61)と当接して把手(50)を垂直起立状
態(第15図参照)に支持する支持面として機能し、第
2垂直面(65)は把手(50)の倒位置で規制片(6
2)が係合溝(31)に嵌合した状態(第17図参照)
で垂直部(31a)の壁(74)と当接して、突起(3
2)と水平部(31b>との係合が外れる方向、即ち分
離筒回転方向(X)のフィルタの回わり止め面として機
能する。又、円弧面(64)の形成により把手(50)
の起債が容易となる。
前記規制片(62)が係合する溝は係合突起(32)が
係合する溝(31)の垂直部(31a)を用いているの
で、これを可能とすべく把手(50)の取付位置は突起
(32)の近傍とされ、垂直部(31m)の開口幅(1
1)は第1715!!Iの把手側位置において係合突起
(32)の一端(32a)と第2垂直面(65)との間
の距離(ft2)よりも短く形成し、第17図のフィル
タ正常装着状態においてフィルタ(22)に上方向の力
が加えられても突起(32〉が溝(31)の水平部(3
1b>に係合して上方向の抜は止めがなされるよう構成
している。
(66)・・・は第14図に示す如く分離筒(1)内底
面とフィルタ(22)の最下段下面との間に液流通間隙
(67)を確保するように同下面に形成した突起で、分
離筒(1)起動時フィルタ(22)の回転をスムーズに
行なうように円周方向に細長い形状とするか下端を球状
として分離筒(1)内底面との間の摺動抵抗を小さくす
ることが望ましい、 (6g)・・・はフィルタ(22
〉の各最外周に形成した突起で分離筒(1)内周面(3
0)との間に液流通間隙(69)を形成する。
前記フィルタ(22)は把手(50)を除いて金型にて
一体に樹脂成形されるが、成形時には液流通間隙(38
)を比較的大きく存して成形し、金型からの取り出し後
熱的に修正を加え間隙(38)を狭くし、第8図の如く
台上に載置した状態では自重によりフィルタ(22)の
段間が接触、即ち突起(39)・・・が対向面に当接す
るよう構成すると共に、カスが付着していない状態セ第
4図の如く把手り50)を持ってフィルタ(22)を引
き上げると間隙(38)が拡がり突起(56a)(56
b)・・・と凹溝(57a)(57b)・・・との係合
が外れるよう構成している。又、同フィルタ(22)は
上下方向に伸長力を作用させると伸長し、又水平方向に
力を作用させると段間で横ズレを生じこれによっても間
隙(38)の間隔を左右方向に拡長し、又上下端を持っ
て回転方向にズラすと径が変化し、これ等の力を解除す
ると元の状態に復帰するスプリング特性を有している。
又、フィルタ(22)は外径が筒部(1b)内径(突起
(68)・・・の先端)より少許小さく形成きれると共
に内周面(70)は第3図に示す如く下に向って径大と
なるようにテーパー面に形成することで、分離筒(1)
の回転によりカスを先ず下方から蓄積させると共にフィ
ルタからのカスの下方向への離脱を容易にしている。
又、フィルタ(22)の各段における断面形状は第3図
に示す如く外側面の上下角部を切欠した形状とされこれ
により間隙(38)より流出する液の流通抵抗を少なく
し、各段の内側面を平坦面としてカスの移動を容易にし
ている。尚、この切欠の態様は図示に限定されない。
次に、第1図を参照して上記容器蓋(18b)はカッタ
(28)の中心から外れた部位に対向するように材料投
入筒(71)を一体に垂設している。そして、上記容器
蓋(18b)は第1図の如く本体ケース(2)に回動自
在に取付けたクランプ装置(72)(72)により閉蓋
状態にして本体ケース(2)上に押し付は状態に固定さ
れる。 (73)は材料投入筒(71)内に挿入されて
材料を押入する押入棒である。
次に、フィルタ異常装着による危険助士装置につき説明
する。
フィルタ(22)は第17図に示す分離筒(1)への正
常装着状態、即ち本実施例では係合突起(32)・・・
が係合溝(31)・・・に係合している条件と把手(5
0)を倒し規制片(62)が係合溝(31)と係合して
いるという条件(第17図、及び第18図参照)と突起
(56a)(56b)・・・と溝(57a)<57b)
・・・とが係合している条件とフィルタ(22)の終端
部(40)が係合しているという条件とが全て満されて
初めて容器蓋(18b)を正しくセットでき、クランプ
装置(72)(72)をセットできるように構成してい
る。即ち上記条件の1つでも満さないフィルタ(22)
の非正常装着状態ではフィルタ(22)が分離筒(1)
から正常状態よりも上方に突出し、容器ji(18b)
をセットできない。
又前記クランプ装置(72)(72)にはクランプ装置
(72)(72)をセットしない限りONせずモータを
回転できないような電気機械的安全スイッチ装置(図示
しない)を設けている。
〈動作説明〉 1、フィルタ(22)の正常装着 フィルタ(22)の把手(50)を手で持つと第4@の
如くフィルタ(22)が伸びた状態となり、このフィル
タ(22)を下端から分離筒(1)内に挿入する。挿入
していくと、一般には突起(32)・・・が分離筒(1
)の上端に乗り上げた状態となり、把手(50)を倒し
ても第20図の如く容器蓋(18b)を正しくセットで
きない0次にフィルタ(22)を適当に回転させると突
起(32)・・・が溝(31)・・・の垂直部(31g
)に合致し垂直部(31a)内に落ち込む(第15図参
照)、この状態では把手(50)が第1垂直面(63)
により起立状態に保持されてお吟、勿論容器蓋(18b
)をセットできないと共に、この状態で無理に把手(5
0)を倒すと、第19図(ロ)の如く容器蓋(1ab)
を正しくセットできない。
第15図の状態からフィルタ(22)を更に9許回転き
せると規制片(62)が溝(31)内に少許落ち込む(
第16図参照)。
この状態で、既に保合突起(32)は溝(31)の水平
部(31b)により上方への抜は止めがなされる。そし
て、把手(SO)を倒すと第17図の正常装着状態が実
現し、規制片(62ンの第2垂直面(65)と垂直部(
31a)の壁(74)とが対向し両者の当接によりフィ
ルタ(22)の分離筒回転方向(X)への回わり止めを
なし得る状態となる。
2、分離筒(1)の回転及びジュース生成このフィルタ
正常装着状態において、容器蓋(18b)を第1図の如
くセットし、クランプ装置<72)(72)を回動して
実線図示の如くセットする。
そして操作スイッチ(17)を投入すると分離筒(1)
が(X)方向に回転するが、フィルタ(22)は慣性に
より分離筒(1)に対して反(X)方向にスライド回転
する。この回転により突起(32)・・・が溝(31)
・・・の傾斜面(33b)に係合し、フィルタ(22)
は下方に押圧きれ、液流通間隙(38)を上下に拡張し
ようとする力に対抗して間隙(38)間隔を一定に保つ
オートクランプ機能がなされる。
そして果物、野菜等の材料を投入筒(71)内に投入し
押棒(73)にて押し込む、すると材料はおろし刃(2
8)にてすりおろされ、水平方向外方に飛ばされフィル
タ(22)の内周に付着する。この付着した被切削材料
はフィルタ(22)のテーパー内周面に沿って下降しな
がら、カス分と、液分とに分離され、液分は上記間隙(
38)及び(67)を流通して筒部(1b)内周に到達
し、流通間隙(69)を通って上方へ移動した後、分離
筒(1)外へ流出し容器(18)にて受けられる。この
液分は流出口(20)から流下してカップ(5)に受(
すられる。
一方カス分はフィルタ(22)の内方下端部から順次蓄
積される。更に材料が切削されると、被切削材料はフィ
ルタ(22)向上半分にも蓄積され、フランジ(45)
によりせき止められる。
3、フィルタ(22)の取り出し ジュース生成を終えスイッチ(17)を切ると、始動時
とは逆にフィルタ(22)が慣性により分離筒回転方向
(X)に相対回転し第17図の状態に自動的に復帰する
。この状態で容器蓋(18b)を外した後把手(50)
の切欠(60)から露出する部分において手をかけ、把
手(50)を起立させ、若干引き上げた後、第15図の
如く分離筒回転方向に回転許せ突起(32)と水平部(
31b)との係合を解く、そして、この状態で、把手(
50)を上方に引き上げることでフィルタ(22)を分
離筒(1)から取り出すことができる。
4、カスの除去 この引き出し状態は第4図に近い状態であるが、内周に
付着するカス分の粘着力にもよるが、フィルタ(22)
の段間は密着又は近接状態を保持する場合があり、フィ
ルタ(22)を対応する一対の突起(56a)・・・、
(56b)・・・群を結ぶ方向に水平にズラせたり、上
下に引き伸ばし、更に回転方向にズラせたりすることで
カス分を円筒状のままで下方に落すことができる。又、
間隙(38)に残留付着した繊維等は間隙(38)間隔
を拡張させた状態で水による洗浄によって容易に洗い落
することができる。
次に本発明の他の実施例を説明する。
フィルタ(22)の突起(32)・・・と分離筒(1)
の溝(31)・・・との係合によるフィルタ押え手段は
突起を分離筒(1)側に、溝をフィルタ(22)側に設
けて構成しても良いし、フィルタ押え手段は分離筒(1
)上端外周とフィルタ(22)上端に設けた環状保合片
(図示しない)との間に形成しても良い。
把手(50)の根本に設けた規制片(62)を突起(3
2)・・・係合用の溝(31)・・・に係合させて分離
筒回転方向の回わり止めをなしているが、第21図の如
く把手(50)の略中夫にツマミ兼用の規制片(62A
)を設け、分離筒(1)上端に形成した切欠(60)・
・・又は別個の切欠(60A)と係合させても良い。
又、フィルタ(22)の上端には着脱を容易化すべく把
手(50)を設けているが、これは必ずしも必要ではな
い。
又、フィルタ(22)の液流通間隙(38)構成面の下
面に突起(56a)(56b)・・・を上面に溝(57
a)(57b)−を設けているが、突起を上面に、溝を
下面に設けても良い。
又、カス止め用のフランジ(45)をフィルタ(22)
と一体に設けているが、別体の蓋を設けてこれによりカ
ス止めをなすようにしても良い、この場合蓋はフィルタ
押え及び回わり止め機能をなきない。
又、フィルタ(22)は第8図の設置面に載置状態(自
然載置状態)で、段間が接触する如く構成しているが、
上方から力を加えることにより段間が接触するように構
成しても良い。
(ト)効果 上記の如く構成される本発明に依れば、次の効果を奏す
る。即ち、フィルタ及び分離筒と別体のフィルタ押え手
段を用いるものにおいてはフィルタ押え手段の装着を忘
れることがあるが、本発明に依れば別体のフィルタ押え
手段が不要であり、装着忘れがないと共に、寸法管理は
分離筒とフィルタとの間でなせばよいので寸法管理が容
易となる。
又、フィルタの液流通間隙の間隔が異常に大きい場合は
フィルタを分離III&こ係合することができず、異常
状態での運転を藺止できる等効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第20図はいずれも本発明の一実施例を示し、
第1図(イ)は要部切欠断面せる正面図、同図(ロ)は
正面図、第2図(イ)は要部平面図、同図(ロ)は要部
側面図、同図(ハ)は同図(ロ)のA部拡大正面図、第
3図は第2図(イ)のA−0−A線断面図、第4図は要
部分解斜視図、第5図(イ)は部品の第4図C方向から
見た切欠半断面図、同図(ロ)は同図(イ)のB部拡大
図、同図(ハ)は動作説明用の部品の要部側面図、第6
図(イ)は第4図d方向から見た部品の側面図、同図(
ロ)は同図(イ)のD部拡大図、第7図は第4図C方向
から見た部品の縦断側面図、第8図は第4図C方向から
見た部品の側面図、第9図は部品の要部分解斜視図、第
10図は部品の倒状態平面図、第11図は要部断面図、
第12図は部品の第10図C方向側面図、第13図(イ
)は第4図d方向の部分側面図、同図(ロ)は同図(イ
)のE部拡大図、第14図(イ)は部品の底面図、同図
(ロ)は同図〈イ)のF部拡大図、同図(ハ)は同図(
ロ)のB−B線断面図、第15図、第16図、第17図
、第18図(イ)は互いに異なる作動状態を示す第2図
(イ)のf方向部分側面図、第18図(ロ)は同図(イ
)の平面図、第19図(イ)及び第20図は互いに異な
る作動状態を示す要部断面図、第19図(ロ)は同図(
イ)の状態を示す斜視図、第21図は本発明の他の実施
例の部分斜視図である。 (1)・・分離筒、(18)・・・容器、(22)・・
・フィルタ、(23)・・・カッタ、(31)・・係合
溝、(32)・・・突起。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータを収納した本体部と、本体部上に支持され
    る容器と、内底部に材料を切削するカッタを有し前記容
    器内に位置して前記モータにより回転駆動される遠心分
    離筒と、隣接する段間の間隔が拡張可能な螺旋状の液流
    通間隙を有した螺旋体にて構成され前記遠心分離筒の内
    周に着脱自在に装着される筒状フィルタと、前記液流通
    間隙の上下方向間隔の拡張を阻止するように前記筒状フ
    ィルタを遠心分離筒に押し付けるフィルタ押え手段とを
    有するものにおいて、前記フィルタ押え手段はフィルタ
    上端外周に備える突起と、遠心分離筒内周に形成され上
    端より前記突起が嵌まり込む垂直部及びこの垂直部より
    連続する水平部よりなる溝とから構成し、前記水平部の
    突起上面と対向する上壁面は水平部の入口側を水平面に
    、奥側を下向きの傾斜面に形成すると共に分離筒内に装
    着された通常のフィルタにおける突起の上面高さを、前
    記水平面高さより少許低く形成したことを特徴とするジ
    ューサ。
  2. (2)液流通間隙構成面の一方に突起を、他方にこの突
    起が嵌入する溝を形成した特許請求の範囲第1項記載の
    ジューサ。
  3. (3)フィルタの下側終端及びこの終端のつき合せ部の
    一方に突起を、他方にこの突起が径方向に脱着自在で、
    上下方向に係合する溝を形成した特許請求の範囲第1項
    記載のジューサ。
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